JP4166592B2 - 無線通信システムにおける伝送帯域調整方法、基地局及び無線通信端末 - Google Patents

無線通信システムにおける伝送帯域調整方法、基地局及び無線通信端末 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信システムにおける伝送帯域調整方法、基地局及び無線通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
サーバーと端末間におけるストリーミングデータの転送方法としては、例えば、可変レートの動画データを伝送するものがある。この第1の先行技術では、一例としてMPEG−2などで利用されるVBRのレート変動情報と送受信のバッファ容量に基づき、必要な伝送帯域を算出してデータを送信することで、回線を有効利用している。
また、バッファ量に基づいてデータの通信速度をサーバーが可変させる既知の技術もある。この第2の先行技術では、端末がストリーミングに使用するバッファ容量と再生までの遅延時間から、ストリーミングに必要な目標量を算出し、バッファ容量,遅延時間及び目標量をサーバーに通知し、サーバーは、それに応じて目標容量を超えないように通信速度を可変する手法を用いている。
又、現在、次世代の高速無線通信方式として、cdma2000 1xの拡張方式であるHDR(High Data Rate)方式が標準化されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−344560号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このHDR方式を利用した通信の特徴の1つは、基地局と端末間の受信状態によって帯域を決定し、データを速く送れるところを優先してデータを送信する点にあり、HDR網を利用したデータ通信においては、ファイルデータのダウンロードなど、一時的に固定のデータを転送する場合は有効であると考えられる。しかし、定量的にデータを送出する動画ストリーミング配信においては、一定量のデータを常時送信するため、受信状態の良いところでは、必要以上の伝送帯域を端末に割り当てることになってしまう。
【0005】
一方、上記第1の先行技術では、装置全体の情報から、必要な帯域を確保するため、伝送帯域は一定であり、時系列のデータ送信レートを取れば、不必要に大きい帯域を取っている時が存在する。これは固定網においては問題ないが、HDR網のように伝送帯域が可変する回線においては、伝送帯域が情報量に追従するわけではないので適応できない。
また、第2の先行技術では、サーバーがデータの通信速度を可変するために、1パケットのストリーミングデータの容量を可変させている。もしくは、1パケットのサイズが固定されている場合は送出間隔を変えて送出することで通信速度を可変している。このようにこの技術は、伝送帯域を可変するものではなく、伝送帯域を有効に利用するものではない。
【0006】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、HDR方式のように伝送帯域が可変の無線通信システムにおいて、伝送帯域を有効に活用でき、受信端末側では動画ストリーミングなどのコンテンツを安定して再生可能とする、無線通信システムにおける伝送帯域調整方法、基地局及び無線通信端末を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る無線通信システムにおける伝送帯域調整方法は、基地局と無線通信端末間の無線通信区間における伝送帯域を可変できる無線通信システムにおいて、前記無線通信端末は、前記基地局から受信したデータを蓄積するメモリの容量と当該メモリのバッファリング状況を前記基地局に通知し、前記基地局は、前記無線通信端末から通知されたバッファリング状況から得られる前記無線通信端末のメモリのバッファリング容量と該基地局のメモリのバッファリング容量とを比較し、前記無線通信端末のメモリのバッファリング容量が該基地局のバッファリング容量より小さい場合は、前記無線通信区間の伝送帯域を設定し得る最大の帯域幅とし、前記無線通信端末から通知されたメモリの容量までデータを送信するよう制御することを特徴としている。
【0008】
また、本発明に係る基地局は、無線通信端末との間の無線通信区間における伝送帯域を可変できる基地局において、サーバから送信されたデータを記憶する記憶手段と、該記憶手段のバッファリング容量を検出する検出手段と、前記無線通信端末に対して前記データを送信する送信手段と、前記データを受信している無線通信端末から該無線通信端末のメモリの容量とバッファリング状況を受信する受信手段と、前記記憶手段のバッファリング容量と前記無線通信端末のバッファリング状況から得られる該無線通信端末のバッファリング容量とを比較し、前記無線通信端末のバッファリング容量が前記記憶手段のバッファリング容量より小さい場合は、前記無線通信区間の伝送帯域を設定し得る最大の帯域幅とし、前記無線通信端末のメモリの容量までデータを送信するよう制御する制御手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0009】
また、本発明に係る無線通信端末は、基地局との間の無線通信区間における伝送帯域が可変される無線通信端末において、前記基地局からデータを受信する受信手段と、前記受信したデータを一時的に記憶するバッファリング手段と、前記バッファリング手段の容量とバッファリング状況を前記基地局に送信する送信手段と、を備え、前記受信手段は、前記送信したバッファリング手段の容量とバッファリング状況に基づいて調整された伝送帯域にてデータを受信することを特徴としている。
【0010】
上記発明によれば、安定した動画ストリーミング通信を行う事ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図を用いて説明する。
図1は本発明によるシステム構成例を示している。なお、本実施の形態は、HDR等の伝送帯域が可変の無線通信方式によるものとする。
【0012】
図1において、101は無線基地局であり(以下、基地局と称す)、102,103は基地局101と通信を行う無線端末(以下、端末と称す)である。104は無線基地局システム部を示している。105は本実施の形態の構成要素である、ストリーミングデータを格納する基地局メモリであり、この基地局メモリ105は、単体で持ってもよいし、システムで使用するメモリから確保しても良い。106は、この確保したメモリの容量を管理する基地局メモリ管理部である。107は無線端末システム部を示している。112は端末とデータの送受信を行う無線部である。108は本実施の形態の構成要素である、ストリーミングデータを格納する端末メモリである。109はこの端末メモリ108を管理する端末メモリ管理部である。113は基地局とデータの送受信を行う無線部である。110はストリーミングデータを送信するストリーミングサーバーである。このストリーミングサーバー110と無線基地局101との接続は、直接接続しても良いし、111のゲートウェイサーバーを介して接続していても良い。
【0013】
なお、上記端末102,103としては、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistants:個人用情報機器)と称される携帯型の端末も含むものとする。また、PDAの場合、通信手段を内蔵していてもよく、外部から通信手段を接続するものであってもよい。
【0014】
図2は、本実施の形態の携帯通信システムの状態遷移を示すものである。
基地局と端末間でストリーミングデータの通信を行う場合、201無線リンクが確立すると、202で端末はストリーミングで使用するメモリ容量を基地局に通知する。なお、301はストリーミングサーバーと基地局間におけるストリーミングデータの通信を示すものであり、基地局メモリ内にストリーミングデータが蓄積されていくものとする。この間のストリーミングデータの転送方法としては、既知の技術があり、これらを利用することができる。
【0015】
次に、203で基地局と端末間で使用できる最大伝送帯域を設定し、204で、設定した帯域でストリーミングデータ通信が開始される。205で端末のメモリに、再生に必要なストリーミングデータのバッファリングが完了し、206で再生が開始される。207で端末メモリ管理部は、一定時間内に端末メモリ内にバッファリングされたバッファリング容量を計り、基地局は208でストリーミングデータが一定時間内にバッファリングされる容量を測定する。端末は209でメモリの空き容量又はバッファリング容量を基地局に送信する。
【0016】
基地局が、送信された情報を受け取ると、210で基地局メモリ管理部は、208で測定した基地局メモリのバッファリング容量と、209で通知された端末メモリ内のバッファリング容量を比較する。211で端末側のバッファリング容量が基地局のバッファリングされる容量より大きい場合、212で帯域幅を端末のバッファリング容量に最適化して、サーバーから転送されたストリーミングデータを端末に送信する。213でこれとは逆に小さい場合は、214で、端末が通知したメモリ容量まで、設定できうる最大の帯域幅でストリーミングデータを送信した後、215で端末データのバッファリング容量に最適化した帯域幅でデータを送る。以降、205から215の処理を繰り返す。
なお、ストリーミング通信中に他の端末から接続要求があった場合は、214で、端末が通知したメモリ容量まで、設定できうる最大の帯域幅でストリーミングデータを送信した後、他端末との処理を行い、以降205から215の処理を繰り返す。
【0017】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、メモリ状態に応じて伝送帯域を可変するため、帯域を有効に活用できる。
また、データのバッファ容量に応じて伝送帯域が変化することで、動画ストリーミングなどのコンテンツを安定して再生できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態である携帯通信システムを含むシステム構成例である。
【図2】 サーバー、基地局、端末間の状態遷移を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
101…無線基地局(基地局)
102、103…無線端末(無線通信端末、端末)
104…無線基地局システム部
105…基地局メモリ
106…基地局メモリ管理部
107…無線端末システム部
108…端末メモリ
109…端末メモリ管理部
110…ストリーミングサーバー
111…ゲートウェイサーバー

Claims (3)

  1. 基地局と無線通信端末間の無線通信区間における伝送帯域を可変できる無線通信システムにおいて、
    前記無線通信端末は、前記基地局から受信したデータを蓄積するメモリの容量と当該メモリのバッファリング状況を前記基地局に通知し、
    前記基地局は、前記無線通信端末から通知されたバッファリング状況から得られる前記無線通信端末のメモリのバッファリング容量と該基地局のメモリのバッファリング容量とを比較し、前記無線通信端末のメモリのバッファリング容量が該基地局のバッファリング容量より小さい場合は、前記無線通信区間の伝送帯域を設定し得る最大の帯域幅とし、前記無線通信端末から通知されたメモリの容量までデータを送信するよう制御することを特徴とする無線通信システムにおける伝送帯域調整方法。
  2. 無線通信端末との間の無線通信区間における伝送帯域を可変できる基地局において、
    サーバから送信されたデータを記憶する記憶手段と、
    該記憶手段のバッファリング容量を検出する検出手段と、
    前記無線通信端末に対して前記データを送信する送信手段と、
    前記データを受信している無線通信端末から該無線通信端末のメモリの容量とバッファリング状況を受信する受信手段と、
    前記記憶手段のバッファリング容量と前記無線通信端末のバッファリング状況から得られる該無線通信端末のバッファリング容量とを比較し、前記無線通信端末のバッファリング容量が前記記憶手段のバッファリング容量より小さい場合は、前記無線通信区間の伝送帯域を設定し得る最大の帯域幅とし、前記無線通信端末のメモリの容量までデータを送信するよう制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする基地局。
  3. 基地局との間の無線通信区間における伝送帯域が可変される無線通信端末において、
    前記基地局からデータを受信する受信手段と、
    前記受信したデータを一時的に記憶するバッファリング手段と、
    前記バッファリング手段の容量とバッファリング状況を前記基地局に送信する送信手段と、を備え、
    前記受信手段は、前記送信したバッファリング手段の容量とバッファリング状況に基づいて調整された伝送帯域にてデータを受信することを特徴とする無線通信端末。
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