JP2011140299A - 補剛されたカラーを備えているヒンジ装置 - Google Patents
補剛されたカラーを備えているヒンジ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011140299A JP2011140299A JP2011001762A JP2011001762A JP2011140299A JP 2011140299 A JP2011140299 A JP 2011140299A JP 2011001762 A JP2011001762 A JP 2011001762A JP 2011001762 A JP2011001762 A JP 2011001762A JP 2011140299 A JP2011140299 A JP 2011140299A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- collar
- ring
- hinge device
- axis
- cheek plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/22—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable
- B60N2/225—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by cycloidal or planetary mechanisms
- B60N2/2252—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by cycloidal or planetary mechanisms in which the central axis of the gearing lies inside the periphery of an orbital gear, e.g. one gear without sun gear
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/22—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable
- B60N2/225—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by cycloidal or planetary mechanisms
- B60N2/2254—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by cycloidal or planetary mechanisms provided with braking systems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Abstract
【課題】本発明は、シート背部のシート座部に対する傾きを調整するためのヒンジ装置に関する。
【解決手段】ヒンジ装置(1)は、互いに組み合った第1及び第2のチーク板(10,20)であって、一方のチーク板がシート座部(4)に固定され、他方のチーク板がシート背部(6)に固定され、第1のチーク板がカラーとカラーに固定されスリットを有しないリング(50)とを備え、カラーが第1の軸線(Y)に沿って延在する円筒状外面を有し、第2のチーク板が、第1の軸線に対して平行且つ離隔された第2の軸線(Y´)に沿って延在する円筒状内面を有する第1及び第2のチーク板と、一の軸線を中心に回転運動するよう取り付けられ、これらチーク板を相互接続し、リングがカラーと偏心機構との間に配置された偏心機構(30)と、偏心機構を回転させ、第1のチーク板を第2のチーク板に対して駆動させるためのコントロール機構(40)とを備えている。
【選択図】図2
【解決手段】ヒンジ装置(1)は、互いに組み合った第1及び第2のチーク板(10,20)であって、一方のチーク板がシート座部(4)に固定され、他方のチーク板がシート背部(6)に固定され、第1のチーク板がカラーとカラーに固定されスリットを有しないリング(50)とを備え、カラーが第1の軸線(Y)に沿って延在する円筒状外面を有し、第2のチーク板が、第1の軸線に対して平行且つ離隔された第2の軸線(Y´)に沿って延在する円筒状内面を有する第1及び第2のチーク板と、一の軸線を中心に回転運動するよう取り付けられ、これらチーク板を相互接続し、リングがカラーと偏心機構との間に配置された偏心機構(30)と、偏心機構を回転させ、第1のチーク板を第2のチーク板に対して駆動させるためのコントロール機構(40)とを備えている。
【選択図】図2
Description
本発明は、車両用シートのシート背部のシート座部に対する傾きを調整するためのヒンジ装置に関する。
特許文献1は、
互いに組み合わせられている第1のチーク板及び第2のチーク板であって、第1のチーク板及び第2のチーク板のうち一方のチーク板がシート座部に固定されるようになっていると共に、第1のチーク板及び第2のチーク板のうち他方のチーク板がシート背部に固定されるようになっており、第1のチーク板が、カラーとカラーに固定されているリングとを備えており、カラーが、第1の軸線に沿って延在している円筒状の外面を有しており、リングが、カラーの外面と直接接触するようになっている円筒状の内面を有しており、第2のチーク板が、第1の軸線に対して平行であると共に第1の軸線から離隔している第2の軸線に沿って延在している円筒状の内面を有している、第1のチーク板及び第2のチーク板と、
第1の軸線及び第2の軸線のうち一の軸線を中心として回転運動するように取り付けられていると共に、第1のチーク板と第2のチーク板とを相互に接続している偏心機構であって、リングがカラーと偏心機構との間に配置されている、偏心機構と、
偏心機構を回転させるためのコントロール機構であって、第1のチーク板を第2のチーク板に対して相対的に駆動させるためのコントロール機構と、
を備えている“連続調整”式ヒンジ装置を開示する。
互いに組み合わせられている第1のチーク板及び第2のチーク板であって、第1のチーク板及び第2のチーク板のうち一方のチーク板がシート座部に固定されるようになっていると共に、第1のチーク板及び第2のチーク板のうち他方のチーク板がシート背部に固定されるようになっており、第1のチーク板が、カラーとカラーに固定されているリングとを備えており、カラーが、第1の軸線に沿って延在している円筒状の外面を有しており、リングが、カラーの外面と直接接触するようになっている円筒状の内面を有しており、第2のチーク板が、第1の軸線に対して平行であると共に第1の軸線から離隔している第2の軸線に沿って延在している円筒状の内面を有している、第1のチーク板及び第2のチーク板と、
第1の軸線及び第2の軸線のうち一の軸線を中心として回転運動するように取り付けられていると共に、第1のチーク板と第2のチーク板とを相互に接続している偏心機構であって、リングがカラーと偏心機構との間に配置されている、偏心機構と、
偏心機構を回転させるためのコントロール機構であって、第1のチーク板を第2のチーク板に対して相対的に駆動させるためのコントロール機構と、
を備えている“連続調整”式ヒンジ装置を開示する。
特許文献1では、リングは、容易且つ低コストでカラー上に直接ではなくリング上に形成されたコーティングによって覆われている。このコーティングによって、偏心機構が回転運動することによって発生する摩擦を低減することができるので、シート背部の傾きを調整するためにコントロール機構に作用する力を低減することもできる。このリングには、軸線方向にスリットが形成されており、該リングは薄肉である。従って、リングをカラーに容易に取り付けることができる。
本発明の目的は、ヒンジ装置の堅牢性、特に衝撃に起因する非常に高い負荷が作用した場合におけるヒンジ装置の強度を高めることである。
この目的を達成するために、本発明においては、リングには(軸線方向における)スリットが形成されていない。言い換えれば、リングは、自身の全周に亘って連続的に延在している。
このことが、ヒンジ装置の強度を著しく高めることが判明した。カラーには、依然として同一の負荷が作用し続けているが、カラーに作用する負荷がより大きな領域に亘って分散されるので、カラーに作用する最大負荷が低減される。従って、カラーにリングを取り付けることがさらに複雑になるが、本発明は、ヒンジ装置が損傷する危険性を低減させることに関して著しく優位であることも判明した。
本発明の他の特徴としては、カラーは、好ましくは円筒状の内面を有しており、コントロール機構は、カラーの内面に面するように延在しているプラスチック材料製の外面を有している環状部分を備えている。
従って、本発明では、スリットが形成されていないリングによって負荷の分布が改善されるので、コントロール機構の少なくとも一部分をプラスチック材料から作っても、コントロール機構の堅牢性を低下させることなく、ヒンジ装置の製造コスト及び重量を低減させることができる。
本発明の他の特徴としては、リングが、好ましくはカラー全体を囲んだ状態で締り嵌めされている。
リングは、耐荷重の向上に貢献し、これによりリングをカラーに容易に保持することにも貢献する。
本発明の付加的な特徴としては、カラーの外面の直径が、0.01mm〜0.2mmの範囲でリングの内面の直径よりも大きい。
従って、カラーとリングとの協働が特に優位である。
本発明の他の特徴としては、リングの厚さが2mm〜3mmの範囲である。
従って、リングは、ヒンジ装置の全体的な大きさ又は重量を著しく増加させることなく、カラーを効果的に補剛する。
本発明の他の特徴としては、リングが、好ましくは焼結材料から作られている。
従って、カラーを良好に補剛可能な高い強度特性を容易に得ることができる。
本発明のさらなる他の特徴としては、リングが、好ましくは600Hv0.1〜800Hv0.1の範囲のビッカース硬さを有している。
このような特徴は、カラーのさらなる補剛に効果的に貢献する。
好ましくは、本発明におけるヒンジ装置は、好ましくは以下の特徴も有している。
第1のチーク板が、第1の軸線に対して径方向に延在している基部を有していること;
カラーが、基端部と自由端部との間において第1の軸線に沿って延在していること;
カラーが、基端部を介して基部に固定されていること;及び
リングが、カラーの基端部に至るまで延在しており、基部に当接していること。
第1のチーク板が、第1の軸線に対して径方向に延在している基部を有していること;
カラーが、基端部と自由端部との間において第1の軸線に沿って延在していること;
カラーが、基端部を介して基部に固定されていること;及び
リングが、カラーの基端部に至るまで延在しており、基部に当接していること。
従って、リングがカラーの補剛に効果的に貢献する。
また、本発明におけるヒンジ装置が、好ましくは以下の特徴を有している。
偏心機構が、弾性要素によって付勢される2つの偏心要素を有しており、偏心要素それぞれが、その断面が第1の軸線を中心として形成された円の内側部分を有している内面と、その断面が第2の軸線を中心として形成された円の外側部分を有している外面とを有していること;及び
コントロール機構が、偏心要素を回転駆動させるために偏心要素に当接するように適合された2つの駆動部分を有していること。
偏心機構が、弾性要素によって付勢される2つの偏心要素を有しており、偏心要素それぞれが、その断面が第1の軸線を中心として形成された円の内側部分を有している内面と、その断面が第2の軸線を中心として形成された円の外側部分を有している外面とを有していること;及び
コントロール機構が、偏心要素を回転駆動させるために偏心要素に当接するように適合された2つの駆動部分を有していること。
本発明のさらなる他の特徴としては、リングが、好ましくは偏心要素それぞれの内面と直接接触するようになっている円筒状の外面を有している。
本発明の他の特徴及び利点は、添付図面を参照しつつ以下の発明の詳細な説明を精査することによって明らかとなる。
図1は、シート座部(seat proper)4と、シート座部4上において水平横方向軸線Yを中心として回動するように取り付けられているシート背部6と、を備えている車両用フロントシート2を表わす。シート座部4は、ライナー(runner)を介して車両床8上に取り付けられている。
利用者は、図2〜図4に詳細に表わされるヒンジ装置1を制御するためにコントロールノブ48を回転させることによって、シート背部6の傾きを調整することができる。ヒンジ装置1は、一連の内歯12が形成された金属製の第1のチーク板10と、一連の外歯22が形成された金属製の第2のチーク板20と、第1のチーク板10と第2のチーク板20とを相互に接続している偏心機構30と、コントロール機構40と、を備えている。
図4は、理解を容易にするために、第1のチーク板10のみを表わす。
当該実施例では、金属製の第1のチーク板10は、シート背部6に固定されている。第1のチーク板10は、ヒンジ取付部14及びリング50から成る。ヒンジ取付部14は、優位には金属プレートをダイスタンプ又は打抜き加工することによって形成されている。該ヒンジ取付部は、第1の横方向軸線Yを中心とする一連の内歯12と、カラー16と、カラー16と一連の内歯12との間において第1の横方向軸線Yに対して径方向に延在している環状プレートを形成している基部18とを備えている。
カラー16は、管状とされ、第1のチーク板10の基部18に接続されている基端部16aと自由端部16bとの間において第1の横方向軸線Yに沿って延在している。カラー16は、円状の断面から成り且つ第1の横方向軸線Yを中心として同軸に延在している、円筒状の内面15及び円筒状の外面17を有している。
リング50は、円状の断面から成る円筒状とされ、第1の横方向軸線Yを中心として同軸に配置されている。該リングは、内面52と外面54とを有している。該リングは、カラー16を囲んだ状態で係合する。該リングは、カラー16の自由端部16bからカラー16の基端部16aに至るまで第1の横方向軸線Yに沿って延在しており、ヒンジ取付部14の基部18に当接するようになっている。
リング50の厚さeは、該リングの内面52と外面54との間において、好ましくは2mm〜3mmの範囲である。リング50の厚さeは、該リングの全周に亘って略一定である。特に、リング50にはスリットが形成されていない。
リング50の内径D52は、カラー16の外径D17より僅かに小さく、好ましくは0.01mm〜0.2mmの範囲でカラー16の外径D17より小さい。従って、カラー16の外面17とリング50の内面52とは緊密に嵌合されている。従って、リング50は、カラー16全体に亘る力によって係合されるので、締り嵌めによって該カラーに固定される。
リング50は非常に硬質であり、優位には、その硬さは600Hv0.1〜800Hv0.1の範囲である。このためには、該リングは焼結材料から作られていることが望ましい。
リング50の外面54が、コーティング、特にポリテトラフルオロエチレンのコーティングによって覆われているので、該コーティングに接触するようになっている偏心機構30の摩擦が低減される。
当該実施例では、第2のチーク板20が、シート座部4の構造部材に固定されている。第2のチーク板20は、ヒンジ取付部24及びリング26から成る。ヒンジ取付部24は、優位には金属プレートをダイスタンプ又は打抜き加工することによって形成されており、一連の外歯22を備えている。一連の外歯22は、第1の横方向軸線Yに対して平行であるが第1の横方向軸線Yに対してオフセットされている、第2の横方向軸線Y´を中心として形成されている。また、ヒンジ取付部24はロック穴28を備えている。
リング26は内面25及び外面27を有している。内面25がジャーナル軸受穴を形成している。該ジャーナル軸受穴は円筒状とされ、その断面は円状になっている。該ジャーナル軸受穴は、第2の横方向軸線Y´と同軸に延在している。外面27は、ロック穴28内に堅固に受容されているので、実際にはヒンジ取付部24に固定されている。リング26の内面25は、優位にはポリテトラフルオロエチレンのコーティングによって覆われているので、該リングに接触するようになっている偏心機構30の摩擦が低減される。代替的には、リング26が省略される場合がある。
偏心機構30は、カム32,34を形成している2つの楔部分と、弾性を有している環状要素36とを備えている。カム32,34が、第1のチーク板10のリング50と第2のチーク板20のリング26との間に配置されている。また、カム32,34は、第1の横方向軸線Yを中心とする円状部分を形成すると共にリング50の外面54と接触するようになっている、内面32a,34aを有している。カム32,34は、第2の横方向軸線Y´を中心とする円状部分を形成すると共に第2のチーク板20の内面25と接触するようになっている、外面32b,34bを有している。弾性を有している環状要素36が、カム32,34を離隔するように移動させ、第1のチーク板10と第2のチーク板20との遊隙を低減するように、カム32,34に作用する。
コントロール機構40は、コントロールノブ48に加えて、2つのコントロール突起部42,44と、環状部分46とを備えている。コントロール突起部42,44は、第1の横方向軸線Y及び第2の横方向軸線Y´に沿って延在しており、カム32,34を回転駆動させるようにカム32,34に作用するように構成されている。環状部分46は、カラー16内に挿入されており、カラー16の内面15に面するように延在している外面46aを有している。コントロール機構40の環状部分の外面46aとカラー16の内面15とが協働することによって、コントロール機構40が、第1の横方向軸線Yを中心として回転するように案内される。特に図3に表わすように、コントロール機構40は、第1の横方向軸線Yに沿ってカラー16の内側に保持されるように嵌め込み固定されるプラスチック製の複数の要素から成る。
1 ヒンジ装置
2 車両用フロントシート
4 シート座部
6 シート背部
8 車両床
10 第1のチーク板
12 一連の内歯
14 ヒンジ取付部
15 内面
16 カラー
16a 基端部
16b 自由端部
17 外面
18 基部
20 第2のチーク板
22 一連の外歯
24 ヒンジ取付部
25 内面
26 リング
27 外面
28 ロック穴
30 偏心機構
32 カム
32a 内面
32b 外面
34 カム
34a 内面
34b 外面
36 環状要素
40 コントロール機構
42 コントロール突起部
44 コントロール突起部
46 環状部分
46a 外面
48 コントロールノブ
50 リング
52 内面
54 外面
Y 第1の横方向軸線
Y´ 第2の横方向軸線
2 車両用フロントシート
4 シート座部
6 シート背部
8 車両床
10 第1のチーク板
12 一連の内歯
14 ヒンジ取付部
15 内面
16 カラー
16a 基端部
16b 自由端部
17 外面
18 基部
20 第2のチーク板
22 一連の外歯
24 ヒンジ取付部
25 内面
26 リング
27 外面
28 ロック穴
30 偏心機構
32 カム
32a 内面
32b 外面
34 カム
34a 内面
34b 外面
36 環状要素
40 コントロール機構
42 コントロール突起部
44 コントロール突起部
46 環状部分
46a 外面
48 コントロールノブ
50 リング
52 内面
54 外面
Y 第1の横方向軸線
Y´ 第2の横方向軸線
Claims (10)
- 車両用シート(2)のシート背部(6)のシート座部(4)に対する傾きを調整するためのヒンジ装置(1)であって、
互いに組み合わせられている第1のチーク板(10)及び第2のチーク板(20)であって、前記第1のチーク板(10)及び前記第2のチーク板(20)のうち一方のチーク板が前記シート座部(4)に固定されるようになっていると共に、前記第1のチーク板(10)及び前記第2のチーク板(20)のうち他方のチーク板が前記シート背部(6)に固定されるようになっており、前記第1のチーク板(10)が、カラー(16)と前記カラー(16)に固定されているリング(50)とを備えており、前記カラー(16)が、第1の軸線(Y)に沿って延在している円筒状の外面(17)を有しており、前記リング(50)が、前記カラー(16)の前記外面(17)と直接接触するようになっている円筒状の内面(52)を有しており、前記第2のチーク板(20)が、前記第1の軸線(Y)に対して平行であると共に前記第1の軸線(Y)から離隔している第2の軸線(Y´)に沿って延在している円筒状の内面(25)を有している、前記第1のチーク板及び前記第2のチーク板と、
前記第1の軸線(Y)及び前記第2の軸線(Y´)のうち一の軸線を中心として回転運動するように取り付けられていると共に、前記第1のチーク板(10)と前記第2のチーク板(20)とを相互に接続している偏心機構(30)であって、前記リング(50)が前記カラー(16)と前記偏心機構(30)との間に配置されている、前記偏心機構(30)と、
前記偏心機構(30)を回転させるためのコントロール機構(40)であって、前記第1のチーク板(10)を前記第2のチーク板(20)に対して相対的に駆動させるための前記コントロール機構(40)と、
を備えている前記ヒンジ装置(1)において、
前記リング(50)には、スリットが形成されていないことを特徴とするヒンジ装置(1)。 - 前記カラー(16)が、円筒状の内面(15)を有しており、
前記コントロール機構(40)が、前記カラー(16)の前記内面(15)に面するように延在しているプラスチック材料製の外面(46a)を有している環状部分(46)を備えていることを特徴とする請求項1に記載のヒンジ装置(1)。 - 前記リング(50)が、前記カラー(16)全体を囲んだ状態で締り嵌めされていることを特徴とする請求項1又は2に記載のヒンジ装置(1)。
- 前記カラー(16)の前記外面(17)が、0.01mm〜0.2mmの範囲で前記リング(50)の前記内面(52)の直径(D52)よりも大きな直径(D17)を有していることを特徴とする請求項3に記載のヒンジ装置(1)。
- 前記リング(50)が、2mm〜3mmの範囲の厚さ(e)を有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のヒンジ装置(1)。
- 前記リング(50)が、焼結材料から作られていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のヒンジ装置(1)。
- 前記リング(50)が、600Hv0.1〜800Hv0.1の範囲の硬度を有していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のヒンジ装置(1)。
- 前記第1のチーク板(10)が、前記第1の軸線(Y)に対して径方向に延在している基部(18)を有しており、
前記カラー(16)が、基端部(16a)と自由端部(16b)との間において前記第1の軸線(Y)に沿って延在しており、
前記カラー(16)が、前記基端部(16a)を介して前記基部(18)に固定されており、
前記リング(50)が、前記カラー(16)の前記基端部(16a)に延在しており、前記基部(18)に当接していることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のヒンジ装置(1)。 - 前記偏心機構が、弾性要素(36)によって付勢される2つの偏心要素(32,34)を有しており、
前記偏心要素(32,34)それぞれが、その断面が前記第1の軸線(Y)を中心として形成された内側円状部分(32a,34a)を有している内面と、その断面が前記第2の軸線(Y´)を中心として形成された外側円状部分(32b,34b)を有している外面とを備えており、
前記コントロール機構(40)が、前記偏心要素(32,34)を回転駆動させるために前記偏心要素(32,34)に当接するように適合された2つの駆動部分(42,44)を有していることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のヒンジ装置(1)。 - 前記リング(50)が、前記偏心要素(32,34)それぞれの前記内面(32a,34a)と直接接触するようになっている円筒状の外面(54)を有していることを特徴とする請求項9に記載のヒンジ装置(1)。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR1050147 | 2010-01-11 | ||
FR1050147A FR2955061B1 (fr) | 2010-01-11 | 2010-01-11 | Dispositif d'articulation a collet renforce |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011140299A true JP2011140299A (ja) | 2011-07-21 |
Family
ID=42358631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011001762A Pending JP2011140299A (ja) | 2010-01-11 | 2011-01-07 | 補剛されたカラーを備えているヒンジ装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20110169312A1 (ja) |
JP (1) | JP2011140299A (ja) |
CN (1) | CN102120428A (ja) |
DE (1) | DE102011000082A1 (ja) |
FR (1) | FR2955061B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014528383A (ja) * | 2011-10-25 | 2014-10-27 | ジョンソン コントロールズ コンポーネンツ ゲーエムベーハー ウントコンパニー カーゲー | 車両シート用取付具及び車両シート |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101206803B1 (ko) * | 2011-03-09 | 2012-11-30 | 주식회사 오스템 | 다이얼 리클라이너 |
CN103717445B (zh) * | 2011-07-20 | 2016-04-06 | C.劳勃.汉默斯坦两合有限公司 | 用于机动车辆座椅的具有至少一个止动件的调节装置 |
FR2978310B1 (fr) * | 2011-07-21 | 2014-08-22 | Faurecia Sieges Automobile | Dispositif d'entrainement a moteur electrique et reducteur |
FR3006637B1 (fr) * | 2013-06-10 | 2015-07-17 | Faurecia Sieges Automobile | Mecanisme d'articulation et siege de vehicule comportant un tel mecanisme |
FR3066241B1 (fr) * | 2017-05-12 | 2019-07-26 | Tournadre Sa Standard Gum | Dispositif d'articulation ameliore pour meuble de couchage ou d'assise |
US10787101B2 (en) | 2018-06-25 | 2020-09-29 | Faurecia Automotive Seating, Llc | Adjustment mechanism for a vehicle |
KR102126459B1 (ko) * | 2018-11-28 | 2020-06-25 | 현대트랜시스(주) | 차량 시트용 리클라이닝 장치 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005253986A (ja) * | 2004-03-09 | 2005-09-22 | Annette Steve | 自動車座席の背もたれ用傾斜調節金具 |
JP2008006265A (ja) * | 2006-05-30 | 2008-01-17 | Ntn Corp | 座席のリクライニング装置 |
JP2008278931A (ja) * | 2007-05-08 | 2008-11-20 | Ntn Corp | 座席のリクライニング装置 |
WO2009149878A2 (de) * | 2008-06-13 | 2009-12-17 | Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Coburg | Verstellbeschlag |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5197349A (en) * | 1991-04-11 | 1993-03-30 | Hsin Lung Accessories Co., Ltd. | Expander nut structure for a handlebar stem |
DE19548809C1 (de) * | 1995-12-27 | 1997-05-22 | Keiper Recaro Gmbh Co | Ver- und Feststelleinrichtung für Sitze, wie Kraftfahrzeugsitze, zur Verstellung der Rückenlehne |
DE19637450C1 (de) * | 1996-09-13 | 1998-01-15 | Fraunhofer Ges Forschung | Verschleißbeständiger, mechanisch hochbelastbarer und reibungsarmer Randschichtaufbau für Titan und dessen Legierungen sowie Verfahren zu seiner Herstellung |
FR2842770B1 (fr) * | 2002-07-25 | 2004-10-08 | Faurecia Sieges Automobile | Mecanisme d'articulation pour siege de vehicule et siege de vehicule equipe d'un tel mecanisme |
DE10328300B4 (de) * | 2003-06-23 | 2006-09-21 | Faurecia Autositze Gmbh & Co. Kg | Verstellbeschlag für Kraftfahrzeugsitz |
DE102004044754B4 (de) * | 2004-09-16 | 2006-10-05 | Faurecia Autositze Gmbh & Co. Kg | Neigungsverstellbeschlag für die Rückenlehne eines Kraftfahrzeugsitzes |
DE102004062050B4 (de) * | 2004-12-23 | 2006-12-07 | Keiper Gmbh & Co.Kg | Beschlag für einen Fahrzeugsitz |
DE102005028779B4 (de) * | 2005-06-22 | 2007-07-26 | Keiper Gmbh & Co.Kg | Beschlag für einen Fahrzeugsitz |
DE102005052781B3 (de) * | 2005-11-05 | 2006-12-14 | Faurecia Autositze Gmbh & Co. Kg | Neigungsverstellbeschlag für die Rückenlehne eines Kraftfahrzeugsitzes |
FR2902375B1 (fr) | 2006-06-14 | 2008-12-26 | Faurecia Sieges Automobile | Dispositif de reglage de l'inclinaison d'un dossier de siege de vehicule automobile et de blocage du dossier |
FR2928881B1 (fr) * | 2008-03-18 | 2010-04-09 | Faurecia Sieges Automobile | Mecanisme d'articulation et siege de vehicule comportant un tel mecanisme |
DE102008028102A1 (de) * | 2008-06-13 | 2009-12-17 | Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Coburg | Verstellbeschlag |
US7878593B2 (en) * | 2008-06-23 | 2011-02-01 | Lear Corporation | Anti back drive device for a seat recliner |
-
2010
- 2010-01-11 FR FR1050147A patent/FR2955061B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
2011
- 2011-01-06 US US12/985,813 patent/US20110169312A1/en not_active Abandoned
- 2011-01-07 CN CN2011100082614A patent/CN102120428A/zh active Pending
- 2011-01-07 JP JP2011001762A patent/JP2011140299A/ja active Pending
- 2011-01-11 DE DE102011000082A patent/DE102011000082A1/de not_active Withdrawn
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005253986A (ja) * | 2004-03-09 | 2005-09-22 | Annette Steve | 自動車座席の背もたれ用傾斜調節金具 |
JP2008006265A (ja) * | 2006-05-30 | 2008-01-17 | Ntn Corp | 座席のリクライニング装置 |
JP2008278931A (ja) * | 2007-05-08 | 2008-11-20 | Ntn Corp | 座席のリクライニング装置 |
WO2009149878A2 (de) * | 2008-06-13 | 2009-12-17 | Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Coburg | Verstellbeschlag |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014528383A (ja) * | 2011-10-25 | 2014-10-27 | ジョンソン コントロールズ コンポーネンツ ゲーエムベーハー ウントコンパニー カーゲー | 車両シート用取付具及び車両シート |
US9303685B2 (en) | 2011-10-25 | 2016-04-05 | Keiper Gmbh & Co. Kg | Fitting for a vehicle seat and vehicle seat |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20110169312A1 (en) | 2011-07-14 |
FR2955061A1 (fr) | 2011-07-15 |
CN102120428A (zh) | 2011-07-13 |
DE102011000082A1 (de) | 2011-09-01 |
FR2955061B1 (fr) | 2012-08-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2011140299A (ja) | 補剛されたカラーを備えているヒンジ装置 | |
US7278689B2 (en) | Inclination adjustment fitting for the back rest of a vehicle seat | |
KR101409439B1 (ko) | 차량 좌석용 구동 유닛 | |
JP5770601B2 (ja) | シートリクライニング装置 | |
US11345190B2 (en) | Freewheel hub for a bicycle | |
JP5119862B2 (ja) | 伸縮式ステアリングコラム装置 | |
KR101206803B1 (ko) | 다이얼 리클라이너 | |
TW201713515A (zh) | 自行車輪轂總成 | |
US7954523B2 (en) | Cutter head assembly for a wood planing machine | |
JP5065128B2 (ja) | 一方向クラッチ | |
TW200716881A (en) | Bicycle freewheel | |
JP2018203041A (ja) | 全方向移動車輪及びこれを具えた全方向移動車両 | |
CA3085721C (en) | Sprocket guard | |
EP1932732A3 (en) | Seat belt buckle rotation angle restriction mechanism | |
JP6458457B2 (ja) | カム装置及びステアリングホイールの位置調節装置 | |
KR100785624B1 (ko) | 시트의 사이클로이드 타입 리클라이닝 장치 | |
JP6613463B2 (ja) | 全方向移動車輪およびそれを備えた移動車両 | |
JP2005324039A (ja) | ヒンジ機構およびそのような機構を含む車両用シート | |
JP5567750B1 (ja) | アームレスト角度調節機構 | |
JP5664213B2 (ja) | 取付板付転がり軸受ユニット | |
JP6029479B2 (ja) | 魚釣用スピニングリール | |
US10493870B2 (en) | Vehicle seat recliner | |
JP5287648B2 (ja) | ローラ付カム構造 | |
JP2008532600A (ja) | 回転部品とそのベアリング機構とを備える医療・歯科医療用ハンドピース | |
JP2565883Y2 (ja) | 電動歯ブラシ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110303 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121225 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130604 |