JP2011135639A - 架空電線用結束機 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易迅速に結束が行えるとともに、再利用することができる架空電線用結束機を提供する。
【解決手段】水平方向に間隔を置いて平行に架設された複数の架空電線をそれぞれ把持し、かつ、把持解除自在な複数の把持部12,13,14と、該互いに隣り合う把持部の少なくとも一方の把持部12,14を引き寄せて該両把持部12と13及び13と14を所定間隔に保持する引き寄せ手段15とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば3本の架空電線(送電線及び配電線を含む)を所定間隔を置いて束ね、その束ねた状態を保持するための架空電線用結束機に関する。
近年において、マンションやビル等の建築現場に面している場所で例えば3本の高圧の架空電線(高圧線)が敷設されている状況では、高圧線に触れて感電することや、工事機械などが接触することにより高圧線自体を損傷してしまうことを防止し、また高圧線の存在を認識し易くして注意を喚起するために、円筒状の防護管を高圧線に装着することが行われている。
ところで、標準装柱における水平式の高圧線の各線間距離はそれぞれ、1.20m,0.45mであり、両外側の高圧線間はその合計の1.65mの距離になる。このため、道路側から建築用の資材などを高圧線の上を越えて建築現場側へ移動させるためには、高圧線間の1.65mの広い幅を越えるように資材などを移動させなければならず、資材等の移動作業が非常にやり難い不都合がある。
そこで、3本の高圧線に防護管を装着し、それら防護管それぞれにエスロンロープ等を利用して巻き付けることで、隣り合う防護管を所定間隔を置いて3本の高圧線を束ねた状態で保持することができるようにしている。
上記エスロンロープ等を利用して3本の高圧線を束ねる作業は、二人の作業者が必要になるだけでなく、ロープによる結束作業が手間のかかる煩わしいものであり、多くの時間と労力を必要とするものであった。
また、建築現場での資材搬入などが終了し、エスロンロープを撤去する場合は、エスロンロープを切断して廃棄するため、エスロンロープの再利用ができず、結束作業が多くなればなるほどエスロンロープの費用が多くかかる不都合もあった。
因みに、架空電線路において電線間の距離を一定に保持するために、電線間に棒状の相間スペーサを装着しているものが提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2002−281649号公報(段落0003及び図14参照)
特許文献1の相間スペーサは、電線間の距離を一定に保持する目的で使用されるものであるため、前記のような電線の間隔を所定間隔にすることができない。従って、相間スペーサを使用することができず、前述したエスロンロープを利用した手間のかかる煩わしい作業を行わなければならない不便なものであった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、容易迅速に結束が行えるとともに、再利用することができる架空電線用結束機を提供することを課題とする。
本発明の架空電線用結束機は、上記課題を解決すべく構成され、水平方向に間隔を置いて平行に架設された複数の架空電線をそれぞれ把持し、かつ、把持解除自在な複数の把持部と、該互いに隣り合う把持部の少なくとも一方の把持部を引き寄せて該両把持部を所定間隔に保持する引き寄せ手段とを備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、把持部に架空電線を把持させてから、引き寄せ手段により他方の把持部に対して一方の把持部を所定間隔に引き寄せて保持することができる。また、架空電線を把持している把持部の把持を解除することによって、次の現場での結束機の再利用が可能になる。尚、把持部に架空電線を直接把持させてもよいし、架空電線に防護管を装着し、その防護管を把持部に把持させてもよい。
また、本発明の架空電線用結束機は、前記引き寄せ手段が、前記互いに隣り合う把持部のうちの一方の把持部が取り付けられたスライド部材と、該スライド部材を移動自在に支持し、かつ、前記他方の把持部が取り付けられた支持部材とを備え、前記スライド部材に、歯部を備え、該歯部に噛み合う噛合部を前記支持部材に備え、前記一方の把持部が前記他方の把持部に接近するようにスライド部材を移動させる時に前記歯部と前記噛合部とが非噛合状態となり、かつ、該一方の把持部が該他方の把持部から離間するように前記スライド部材を移動させる時に前記歯部と前記噛合部とが噛合状態となる構成であってもよい。
上記のように構成すれば、一方の把持部が他方の把持部に接近する側へ位置するように、スライド部材を移動させる際には、歯部と噛合部とが非噛合状態であるため、解除操作などの操作を一切行うことなく、スライド部材の他方の把持部側への移動がスムーズに行える。また、一方の把持部が他方の把持部から離間する側へ位置するように、スライド部材を移動させる際には、歯部と噛合部とが噛合状態であるため、スライド部材の移動が阻止され、スライド部材が不測に移動することを防止できる。
また、本発明の架空電線用結束機は、前記スライド部材が、前記歯部を備えたほぼ一直線状に延びる棒状部材からなり、前記支持部材が、前記棒状部材を水平方向で移動自在に貫通支持する貫通孔を備えていてもよい。
上記のように、支持部材が、棒状部材を水平方向で移動自在に貫通支持する貫通孔を備える構成であれば、他方の把持部に対する一方の把持部の引き寄せ量が大きい。
また、本発明の架空電線用結束機は、前記スライド部材が、前記歯部を備えたほぼ一直線状に延びる棒状部材からなり、前記支持部材が、前記棒状部材を上下方向と交差する斜め方向で移動自在に貫通支持する貫通孔を備えていてもよい。
上記のように、支持部材が、前記棒状部材を上下方向と交差する斜め方向で移動自在に貫通支持する貫通孔を備える構成であれば、棒状部材の水平方向での出っ張り量を水平方向にスライドさせるスライド部材の水平方向での出っ張り量よりも少なくすることができ、把持部の引き寄せ後の把持部の収まりを良くすることができる。
また、本発明の架空電線用結束機は、前記引き寄せ手段が、前記複数の把持部のそれぞれを支持する縦長状の支持体と、これら支持体の下端側が枢支された連結部と、前記一方の支持体に対して他方の支持体を接近させた所定の揺動角度で保持する保持部とを備えていてもよい。
上記構成によれば、一方の支持体に対して他方の支持体を接近させた所定の揺動角度で保持する構成であるから、支持体の水平方向での出っ張り量を水平方向にスライドさせるスライド部材の水平方向での出っ張り量よりも少なくすることができ、把持部の引き寄せ後の把持部の収まりを良くすることができる。
また、本発明の架空電線用結束機は、前記把持部が、前記架空電線を把持すべく開閉自在な一対の開閉部を備え、該開閉部が弾性部材により閉じ付勢され、かつ、架空電線との当接により該付勢力に抗して開放されるように構成されていてもよい。
上記のように把持部が、架空電線との当接により該付勢力に抗して開放されるように構成しておけば、開閉部を開閉させる操作を行うことなく、架空電線に開閉部を当接させるだけで、開閉部の開放操作を行うことができる。
以上の如く、本発明は、把持部に架空電線を把持させてから、引き寄せ手段により他方の把持部に対して一方の把持部を所定間隔に引き寄せて保持することができるから、従来のようにロープ等により絞るものに比べて、容易迅速に結束が行えるとともに、再利用することができる架空電線用結束機を提供することができる。
架空電線用結束機の縦断正面図であり、(a)は外側の把持部を中央の把持部に引き寄せる直前の状態を示し、(b)は外側の把持部を中央の把持部に引き寄せた状態を示している。 架空電線用結束機の平面図である。 電柱と架空電線用結束機との関係を示す平面図であり、(a)は外側の把持部を中央の把持部に引き寄せる直前の状態を示し、(b)は外側の把持部を中央の把持部に引き寄せた状態を示している。 把持部の具体構成を示す一部断面にした正面図である。 把持部の第2の実施形態を示す一部断面にした正面図である。 架空電線用結束機の第2の実施形態を示す縦断正面図であり、外側の把持部を中央の把持部に引き寄せる直前の状態を示している。 架空電線用結束機の第2の実施形態を示す縦断正面図であり、外側の把持部を中央の把持部に引き寄せた状態を示している。 架空電線用結束機の第3の実施形態を示す縦断正面図であり、外側の把持部を中央の把持部に引き寄せる直前の状態を示している。 (a)は架空電線用結束機の第3の実施形態を示す縦断正面図であり、外側の把持部を中央の把持部に引き寄せた状態を示し、(b)は保持部の具体的構成を示す要部の正面図である。 架空電線用結束機の第4の実施形態を示す縦断正面図である。
以下、本発明に係る架空電線用結束機(以下において、単に結束機という)Aについて、図面を参酌しつつ説明する。ここでいう架空電線は、発電所からの電力を送電するための送電線の他、送電線により送電された電力を変電所を中継して各戸へ送電するための配電線も含むものとする。
図3(a),(b)は、電柱1,1(図では一方の電柱のみ図示している)間に架設される架空電線としての3本の高圧線6,7,8を示している。前記電柱1の上端部には、水平に延びる横支持腕2が取り付けられるとともに、その横支持腕2に等間隔を置いて3個の碍子3,4,5が取り付けられ、それら碍子3,4,5に3本の高圧線6,7,8が支持されている。
図3(a)では、それら高圧線6,7,8を所定間隔を置いて結束するための結束機Aが装着された状態を示している。前記3本の高圧線6,7,8には、円筒状で所定長さを有する防護管9,10,11が外装されており、これら防護管9,10,11は、高圧線6,7,8に触れて感電することや、工事機械などが接触することにより高圧線自体を損傷してしまうことを防止し、また高圧線の存在を認識し易くして注意を喚起するためのものである。そして、前記結束機Aは、それら外装された防護管9,10,11をそれぞれ把持する複数(ここでは3個)の把持部12,13,14と、中央に位置する防護管10を把持した把持部13に両外側に位置する2本の防護管9,11が把持された把持部12,14をそれぞれ引き寄せて中央の把持部13に対して両外側の把持部12,14を引き寄せる引き寄せ手段15とを備えている。そして、前記引き寄せ手段15により両外側の把持部12,14を中央の把持部13に引き寄せることによって、図3(b)に示すように外側に位置する2本の防護管9,11間の距離を図3(a)に比べて短くして、建築現場などにおいて資材の搬入が行い易いようにしている。尚、前記結束機Aは、電柱1,1間の3箇所に装着されることになるが、図では1箇所にのみ取り付けられ、残りの2箇所は省略している。
前記把持部12,13,14は、手錠型に構成され、それらが同一構成であるため、中央に位置する把持部13を図4に基づいて説明する。前記把持部13は、ロック機構を有しているボックス状の本体部16と、その本体部16の上端に固定され、上方に向かって半円状に延びる固定湾曲部17と、この固定湾曲部17の上端にピン18を介して揺動自在に枢支された半円状の可動湾曲部19と、可動湾曲部19の遊端側に形成され、前記ロック機構側への揺動により該ロック機構に係止するノコギリ歯形状の施錠部20とを備えている。
前記ロック機構は、前記本体部16内に設けられ、前記施錠部20のノコギリ歯の各歯に順次係止して可動湾曲部19をその位置で固定するための係止部材21が設けられている。この係止部材21は、本体部16内に備えた上端が開放されたホルダー22内に移動自在で、かつ、ホルダー22内に備えられたスプリング23により施錠部20側に付勢されている。この付勢力は、施錠部20のノコギリ歯に係止部材21が係止でき、かつ、可動湾曲部19を揺動操作することにより、スプリング23の付勢力に抗して施錠部20のノコギリ歯の各歯に順次係止及び係止解除を繰り返し行って所望のノコギリ歯の特定の歯に係止することができるような強さに設定されている。従って、図4の破線で示す開放位置に可動湾曲部19を位置させた状態で、例えば高圧線7に外装された防護管10を固定湾曲部14の内側にセットし、その状態で本体部16に形成されている開口16Aに挿入するように可動湾曲部19をスプリング23の付勢力に抗して揺動操作することによって、ノコギリ歯を構成する多数の歯に係止部材21が順次係止していき、可動湾曲部19が防護管10に当接して把持することによりその位置で係止部材21が特定の歯に係止してロックされることになる。尚、固定湾曲部17及び可動湾曲部19の内面には、ゴム等の弾性材でなるパッキン24,25が備えられており、防護管10との間にガタツキが発生することがないように把持することができるようにしている。尚、図示していないが、前記係止部材21が可動湾曲部19の揺動操作により係止解除することがないように係止位置に固定するロック具を備えさせて実施することもできる。この場合、ロック具を固定解除操作できるように操作部を備えさせることになる。
前記引き寄せ手段15は、図1(a),(b)及び図2に示すように、両外側に位置する把持部12,14がそれぞれ取り付けられたスライド部材26,27と、これらスライド部材26,27を移動自在に貫通支持し、かつ、中央に位置する把持部13が取り付けられた支持部材28とを備え、スライド部材26,27の上面に、多数の歯部26a,27aを備え、該歯部26a,27aに噛み合う噛合部29,29(図1では図面において手前側の噛合部29のみ図示している)を支持部材28に備え、両外側に位置する把持部12,14が中央に位置する把持部13に接近するようにスライド部材26,27を移動させる時に歯部26a,27aと噛合部29,29とが非噛合状態となり、スライド部材26,27を把持部13に接近する側へスムーズに移動させることができ、また、両外側に位置する把持部12,14が中央に位置する把持部13から離間するようにスライド部材26,27を移動させる時に歯部26a,27aと噛合部29,29とが噛合状態となり、スライド部材26,27が把持部13から離間する側への移動を阻止することができるようになっている。
前記スライド部材26,27は、断面形状が角型に構成され、上面に前記歯部26a,27aが形成されたスライド本体26A,27Aと、スライド本体26A,27Aの長手方向の把持部13側端に備えられ、スライド部材26,27の中央に位置する把持部13から離間する側への移動時に支持部材28に当接して支持部材28からスライド部材26,27から外れてしまうことを阻止するためのストッパー部26B,27Bと、スライド本体26A,27Aの把持部13から離間する端に備えられ、前記把持部12,14を保持するホルダー30,31を固定するための固定部26C,27Cを備えている。
前記ホルダー30,31は、前記固定部26C,27Cの周面に形成された溝部26c,27cに外嵌される嵌合部30A,31Aと、この嵌合部30A,31Aの上端から上方斜め外側に傾斜し、前記本体部16を挿入して保持することができるように上端が開放された角筒状の保持部30B,31Bを備えている。前記保持部30B,31Bに本体部16,16を挿入した後は、ビス等を用いて保持部30B,31Bから本体部16,16が容易に離脱することがないようにしている。
前記支持部材28は、前記スライド部材26,27を水平方向で移動自在に支持する貫通孔28a,28a(図1(a)では手前側の貫通孔のみ図示している)を備えたブロック体28Aからなり、このブロック体28Aの上端に、上方に延び前記把持部13を挿入するための凹部28bが形成された断面形状が角型で縦長状の取付部28Bを備えている。前記凹部28bに把持部13を挿入した後は、ビス等を用いて取付部28Bから把持部13が容易に離脱することがないようにしている。
そして、前記中央に位置する把持部13に対して前記両外側に位置する把持部12,14を引き寄せた状態で、該中央に位置する把持部13が該両外側に位置する把持部12,14よりも高い位置に位置するように、前記取付部28Bの高さ方向の長さを設定している。従って、図1(b)に示すように、中央に位置する把持部13に両外側に位置する把持部12,14を引き寄せた状態において、中央に位置する把持部13と両外側に位置する把持部12,14とで三角形を描くように配置することができる。従って、3個の把持部12,13,14を同一高さにして前記のように両側の把持部12,14を引き寄せた場合に比べて水平方向における両側に位置する把持部12,14間の距離を短くすることができる。しかも、図1(b)に示すように、中央に位置する把持部13に両外側に位置する把持部12,14を引き寄せた状態において、両外側に位置する把持部12,14の可動湾曲部19,19を中央に位置する把持部13側に対向位置するように配置しているから、可動湾曲部19,19が開放側へ不測に操作された場合でも、把持部13に当接することで可動湾曲部19,19が完全に開放操作されることを阻止することができる利点がある。
前記噛合部29は、歯部26aに噛合う爪部29Aと、この爪部29Aを係止解除操作するためのL字状の操作部29Bとを備えている。前記操作部29Bは、前記支持部材28に形成の開口部28Kに揺動自在に枢支され、スプリング30により爪部29Aを歯部26aに噛合うように揺動付勢されている。そして、開口部28Kから上方へ突出する操作部29Bを、図1(a)の拡大図に示す矢印方向(時計回り)に揺動操作することによって、爪部29Aを歯部26aから係止解除することで、中央に位置する把持部13から離間する側へスライド部材26を移動させることができる。尚、残るスライド部材27も同様の構成であるため、説明を省略する。
前記構成の結束機Aを用いて3本の高圧線6,7,8を結束する作業工程について説明する。まず、3本の高圧線6,7,8に防護管9,10,11を専用の機械などを用いて装着する。防護管9,10,11の装着が完了すると、例えば中央に位置する把持部13の可動湾曲部19を開放状態にして中央に位置する防護管10を把持部13内に挿入した後、可動湾曲部19を閉じ側に操作して把持部13により防護管10を把持させる。次に両側に位置する把持部12,14のうちの一方の把持部、例えば左側の把持部12の可動湾曲部19を開放状態にして左側に位置する防護管9を把持部12内に挿入した後、可動湾曲部19を閉じ側に操作して把持部12により防護管9を把持させる。続いて、残りの把持部14の可動湾曲部19を開放状態にして右側に位置する防護管11を把持部14内に挿入した後、可動湾曲部19を閉じ側に操作して把持部14により防護管11を把持させる。このように3本の防護管9,10,11を把持部12,13,14により把持した状態が図1(a)及び図2並びに図3(a)に示されている。
この状態で、両外側に位置する把持部12,14を中央に位置する把持部13に引き寄せるべく、スライド部材26,27を移動させる。このとき、両手で両スライド部材26,27を持って移動させてもよいし、一方のスライド部材26又は27の移動を行ってから、残りのスライド部材27又は26の移動を行うようにしてもよい。そして、スライド部材26,27の移動により固定部26C,27Cが支持部材28に当接することによりスライド部材26,27の移動が完了し、その位置からスライド部材26,27が離間する側へ移動することが爪部29Aと歯部26a,27aとの噛合いにより阻止されることで、その位置にスライド部材26,27が維持されることになる(図1(b)、図3(b)参照)。
前記結束機Aを取り外す場合には、例えば一方のスライド部材26に対応する操作部29Bを操作して爪部29Aを係止解除操作してから、スライド部材26を離間する側(図1(b)では左側)へストッパー部26Bが支持部材28に当接するまで移動させる。続いて、他方(残りの)スライド部材27に対応する操作部29Bを操作して爪部29Aを係止解除操作してから、スライド部材27を離間する側(図1(b)では右側)へストッパー部27Bが支持部材28に当接するまで移動させる。
図1(a)の状態に戻ると、例えば両外側に位置する把持部12,14のうちの一方の把持部12の可動湾曲部19を開放操作して防護管9を把持部12から取り外し、残りの把持部14の可動湾曲部19を開放操作して防護管11を把持部14から取り外す。続いて中央に位置する把持部13の可動湾曲部19を開放操作して防護管10を把持部13から取り外して結束機Aの取り外し作業を完了する。
前記把持部13を、図5に示すように構成してもよい。つまり、固定側となる把持部本体31と、その把持部本体31の上端にピン32,33を介して揺動自在に取り付けられた一対の開閉部材34,35と、これら開閉部材34,35を閉じ側へ揺動付勢するために把持部本体31内に設けられたスプリング36,37とを備えている。このように構成された把持部13の上端面を防護管10に当接することによって、図5の破線で示すように一対の開閉部材34,35を間接的に開放操作することができるようになっている。前記一対の開閉部材34,35の内面には、前記同様にパッキン38,39が備えられている。尚、両側に位置する把持部12,14も図5と同様に構成することもできる。また、図5で示した把持部を図1(a),(b)のように配置する場合には、外側に位置する把持部12,14を上端側ほど中央に位置する把持部13側に位置する傾斜姿勢にしておけば、把持部12,14から防護管9,11が離脱し難くなり、好ましい。
図1〜図3に示したスライド部材26,27を、図6及び図7に示すように構成してもよい。このスライド部材26,27は、前記同様に歯部26a,27aを備えた一直線状(多少湾曲していてもよい)に延びる棒状部材26A,27Aからなり、それら棒状部材26A,27Aの一端(図では上端)に本体部16を入り込ませるための凹部26bが形成された保持部26Bを備えている。そして、前記保持部26Bに挿入された本体部16をビスにより保持部に固定することができるようになっている。また、前記支持部材28は、上下方向に延びる断面形状が角形状の縦長部材からなり、かつ、前記2本の棒状部材26A,27Aを上下方向と交差する斜め方向、図では上方側ほど外側に位置する傾斜姿勢で移動自在に貫通支持する貫通孔28H,28H(図では後側の貫通孔が見えておらず、手前の貫通孔のみ図示している)を備えている。また、支持部材28の上端に、把持部13の本体部16を挿入するための凹部28bが形成された取付部28Bを備えている。前記凹部28bに把持部13を挿入した後は、ビス等を用いて取付部28Bから把持部13が容易に離脱することがないようにしている。
前記支持部材28には、前記棒状部材26A,27Aの歯部26a,27aに中央部に位置する把持部13から離間する側へスライド部材26,27を移動させる時にのみ噛合う爪部26K,27Kを備えたストッパー26S,27Sを備えている。これらストッパー26S,27Sは、支持部材の両横側面のそれぞれに取り付けられた固定部材26E,27Eにそれぞれ揺動自在に軸支され、図示していないスプリングにより歯部26a,27aに噛合う側に揺動付勢されている。従って、前述のように3個の把持部12,13,14に保護管9,10,11を把持させた状態にしてから、スライド部材26,27を斜め下方へ移動させることによって、図7に示すように、3個の把持部12,13,14を所定間隔を置いて保持させた状態にすることができる。また、把持部12,13,14から保護管9,10,11を離脱させる場合には、ストッパー26S,27Sを係止解除操作した後、スライド部材26,27を斜め上方へ移動させてから、前述同様に把持部12,13,14から保護管9,10,11を離脱させるのである。把持部12,13,14は、図4に示されるものと同一であるため、説明は省略する。
また、前記引き寄せ手段15を、図8及び図9(a),(b)に示すように構成してもよい。つまり、前記3個の把持部12,13,14のそれぞれを支持する縦長状で棒状の支持体33,34,35と、これら支持体33,34,35の下端側を枢支するための連結部としての枢支ピン36と、前記中央に位置する支持体34に対して外側に位置する両把持部12,14を接近させた所定の揺動角度で保持する保持部Hとを備えている。
前記保持部Hは、図9(b)に示すように、支持体33,35に揺動自在に取り付けられたフックF,Fと、これら2個のフックF,Fに係止する固定ピン40,41とを備えている。また、支持体33,34,35の上端に、把持部12,13,14の本体部16,16,16を挿入するための凹部33b,34b,35bが形成された取付部33B,34B,35Bを備えている。尚、図9で示した保持部37は、図が煩雑になることを避けるために、図8及び図9(a)では省略している。
また、図10に示す結束機Aであってもよい。つまり、3個の把持部12,13,14を連結するための紐42と、隣り合う把持部12,13及び13,14の間を連結する紐部を結束してループ部42A,42Bを構成するためのスライダ43,44を備えて、結束機Aを構成してもよい。従って、ループ部42A,42Bをスライダ43,44に対して引き出すことによって、状にすることにより紐の長さを調整するためのスライダ43,44を備えさせて、中央に位置する把持部13に対して外側に位置する把持部12,14を引き寄せることができるようになっている。
図1(a),(b)で示した水平方向にスライド部材を移動させる水平型の結束機では、引き寄せ量が大きいという効果を奏し、図6及び図7のスライド部材を斜め方向に移動させる斜め型の結束機や図8及び図9で示した揺動型の結束機では、把持部の引き寄せ後の把持部の収まりを良くすることができる利点がある。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施形態では、3本の架空電線を3個の把持部に把持する場合を示したが、2本の架空電線である場合には、3個の把持部のうちの特定の2個の把持部に2本の架空電線を把持して実施することもできるが、2個の把持部からなる結束機を設けて2本の架空電線を2個の把持部にそれぞれ把持して実施してもよい。また、4本の架空電線の場合には、4個の把持部からなる結束機を設けてもよく、架空電線の個数と同数の把持部を備えた結束機により架空電線を結束してもよい。把持部の構成は図に示す構成以外の構成であってもよい。
また、上記実施形態では、中央に位置する把持部に接近する側へのスライド部材の移動をフリーに構成し、反対側にスライド部材を移動させるときに係止解除操作する構成としたが、どちらの方向へ移動させる場合にも、スライド部材を移動させることができない係止ロック機構を備えさせて、いずれの方向へ移動させる場合にも、係止ロックを解除操作してから移動させる構成としてもよい。また、係止ではなく、例えばビス等によりスライド部材を移動不能に固定し、ビス等を緩めることによりスライド部材を移動可能とする構成であってもよい。
また、上記実施形態では、外側に位置する把持部12,14を上端側ほど外側に位置する傾斜姿勢にしたが、特に図5で示した把持部を用いる場合には、上端側ほど内側に位置する傾斜姿勢にしてもよいし、あるいは、垂直方向(上下方向)に向かう縦姿勢であってもよい。
1…電柱、2…横支持腕、3,4,5…碍子、6,7,8…高圧線、9,10,11…防護管、12,13,14…把持部、15…引き寄せ手段、16…本体部、16A…開口、17…固定湾曲部、18…ピン、19…可動湾曲部、20…施錠部、21…係止部材、22…ホルダー、23…スプリング、24,25…パッキン、26,27…スライド部材、26A,27A…スライド本体(棒状部材)、26B,27B…ストッパー部(保持部)、26C,27C…固定部、26a,27a…歯部、26b…凹部、26c,27c…溝部、26E,27E…固定部材、26S,27S…ストッパー、28…支持部材、28A…ブロック体、28B…取付部、28K,28H…開口部、28a…貫通孔、28b…凹部、29…噛合部、29A…爪部、29B…操作部、30…スプリング、30,31…ホルダー、30A,31A…嵌合部、30B,31B…保持部、31…把持部本体、31A…爪部、32,33…ピン、33,34,35…支持体、33B,34B,35B…取付部、33b,34b,35b…凹部、34,35…開閉部材、36…枢支ピン、36,37…スプリング、38,39…パッキン、40,41…固定ピン、42…紐、42A,42B…ループ部、43,44…スライダ、A…結束機、F…フック、H…保持部

Claims (6)

  1. 水平方向に間隔を置いて平行に架設された複数の架空電線をそれぞれ把持し、かつ、把持解除自在な複数の把持部と、
    該互いに隣り合う把持部の少なくとも一方の把持部を引き寄せて該両把持部を所定間隔に保持する引き寄せ手段とを備えたことを特徴とする架空電線用結束機。
  2. 前記引き寄せ手段が、前記互いに隣り合う把持部のうちの一方の把持部が取り付けられたスライド部材と、該スライド部材を移動自在に支持し、かつ、前記他方の把持部が取り付けられた支持部材とを備え、前記スライド部材に、歯部を備え、該歯部に噛み合う噛合部を前記支持部材に備え、前記一方の把持部が前記他方の把持部に接近するようにスライド部材を移動させる時に前記歯部と前記噛合部とが非噛合状態となり、かつ、該一方の把持部が該他方の把持部から離間するように前記スライド部材を移動させる時に前記歯部と前記噛合部とが噛合状態となることを特徴とする請求項1に記載の架空電線用結束機。
  3. 前記スライド部材が、前記歯部を備えたほぼ一直線状に延びる棒状部材からなり、前記支持部材が、前記棒状部材を水平方向で移動自在に貫通支持する貫通孔を備えていることを特徴とする請求項2に記載の架空電線用結束機。
  4. 前記スライド部材が、前記歯部を備えたほぼ一直線状に延びる棒状部材からなり、前記支持部材が、前記棒状部材を上下方向と交差する斜め方向で移動自在に貫通支持する貫通孔を備えていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の架空電線用結束機。
  5. 前記引き寄せ手段が、前記複数の把持部のそれぞれを支持する縦長状の支持体と、これら支持体の下端側が枢支された連結部と、前記一方の支持体に対して他方の支持体を接近させた所定の揺動角度で保持する保持部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の架空電線用結束機。
  6. 前記把持部が、前記架空電線を把持すべく開閉自在な一対の開閉部を備え、該開閉部が弾性部材により閉じ付勢され、かつ、架空電線との当接により該付勢力に抗して開放されるように構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の架空電線用結束機。
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