JP2011135411A - ピークホールド回路、およびこのピークホールド回路を含む出力電圧制御回路 - Google Patents

ピークホールド回路、およびこのピークホールド回路を含む出力電圧制御回路 Download PDF

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Abstract

【課題】スピーカアンプに動作電圧を供給する電源回路の出力電圧をそのスピーカアンプの稼動状況に応じて制御する出力電圧制御回路を小型化することを可能にする技術を提供する。
【解決手段】正の電圧BVDDと接地電圧VSSの供給を受け、正の電圧VPPと負の電圧VMMの電位差を各スピーカアンプに動作電圧として供給する電源回路の作動制御を行う出力電圧制御回路に含まれるピークホールド回路として以下の構成のものを提供する。すなわち、各々のドレインに電圧BVDDが印加され、各々のゲートには、各スピーカアンプの出力信号に応じた電圧、接地電圧VSSが印加され、各々のソースが共通接続された第1〜第3のNチャネル電界効果トランジスタを含み、当該ソースの共通接続点に現れる電圧を出力するピークホールド回路を提供する。
【選択図】図3

Description

この発明は、チャージポンプのように出力電圧を調整可能な電源回路の出力電圧を制御する技術に関する。
ヘッドホンステレオや携帯電話等に含まれるスピーカを駆動するアンプに動作電圧を共有する電源回路としてチャージポンプが用いられる場合がある(例えば、特許文献1参照)。チャージポンプは出力電圧の調整が可能であるため、アンプの出力信号や入力信号の信号レベルに応じて当該アンプに与える電圧を調整することにより、システム全体としての消費電力を低く抑えるようにすることができるからである。このような出力電圧の調整には、所謂ピークホールド回路を含んだ出力電圧制御回路(図8(a)〜(c)参照)が利用されることが多い。
図8(a)〜(c)は、アンプ30Lおよび30Rの各々に高電位側電圧VPPと低電位側電圧VMMとを出力する電源回路20の出力制御(より正確には、高電位側電圧VPPの出力制御)を行う出力電圧制御回路の構成例を示す図である。例えば、図8(a)に示す出力電圧制御回路では、左チャネルスピーカ40Lの駆動を行うアンプ30Lの出力信号OUTLと右チャネルスピーカ40Rの駆動を行うアンプ30Rの出力信号OUTRの大小比較がコンパレータ612によって行われ、その比較結果に応じてスイッチ614の切り換えが行われる。図8(a)に示す出力電圧制御回路では、信号OUTLとOUTRのうちの大きい方が信号N1として出力されるようにスイッチ614の切り換えが行われる。つまり、図8(a)に示す構成では、コンパレータ612とスイッチ614によりピークホールド回路が形成される。図8(a)のオペアンプ616は、電源回路20の高電位側出力電圧VPPと信号N1のレベル差(すなわち、VPP-N1)に応じた制御信号CVPPを生成し電源回路20に出力する。このため、制御信号CVPPの信号レベルが小さくなるように高電位側出力電圧VPPを調整する処理を電源回路20に行わせるようにすれば、その高電位側出力電圧VPPは、アンプ30Lおよび30Rの各々の出力信号OUTLおよびOUTRのうちの大きい方に追従することになる。
図8(b)に示す出力電圧制御回路の構成は、図8(a)に示す出力電圧制御回路に抵抗618と定電流源620を加えたものとなっている。なお、図8(b)では、出力電圧制御回路による制御対象となる電源回路およびこの電源回路から動作電圧の共有を受けるアンプ等の図示を省略した。図8(b)の抵抗618と定電流源620は、コンパレータ612およびスイッチ614とともにピークホールド回路を形成する。図8(b)に示すように、抵抗618と定電流源620はスイッチ614と接地との間に直列に介挿されており、抵抗618と定電流源620の共通接続点に現れる電圧が信号N1としてオペアンプ616に与えられる。この信号N1は、信号N2(信号OUTLと信号OUTRのうちの大きい方)から定電流源620の電流値Iおよび抵抗618の抵抗値Rに応じたオフセット(R×I)を差し引いた値となる。したがって、図8(b)に示す出力電圧制御回路によれば、電源回路の高電位側出力電圧VPPと信号N1(N2−R×I)とのレベル差(VPP−N1)に応じて電源回路の出力制御が行われるのである。
図8(c)の出力電圧制御回路の構成は、図8(b)に示す出力電圧制御回路にコンパレータ622とスイッチ624を加えたものとなっている。図8(c)のコンパレータ622およびスイッチ624は、コンパレータ612、スイッチ614、抵抗618および定電流源620とともにピークホールド回路を形成する。図8(c)のコンパレータ622では、信号N3(信号OUTLとOUTRのうちの大きい方)と接地電位VSSとの大小比較が行われ、その比較結果に応じてスイッチ624が切り換えられる。具体的には、スイッチ624は、信号N3と接地電位VSSのうちの大きい方が信号N2として出力されるようにその切り換えが行われる。以降の動作は図8(b)に示す出力電圧制御回路の動作と同一である。
特開2008−306269号公報
しかし、図8(a)〜(c)の各々に示す出力電圧制御回路には、その要部をなすピークホールド回路にコンパレータとスイッチが含まれている。コンパレータやスイッチは比較的大きな回路面積を有するため、これらを構成要素として有するピークホールド回路の回路面積も大きなものとなり、出力電圧制御回路の小型化が難しくなる、といった問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、スピーカアンプ等の電力増幅回路に動作電圧を供給する電源回路の出力電圧を当該電力増幅回路の稼動状況に応じて制御する出力電圧制御回路を小型化することを可能にする技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、ソースが共通接続された第1、第2および第3の電界効果トランジスタであって、第1の電圧がゲートに印加される第1の電界効果トランジスタと、前記第1の電圧を中心に電圧値が変動する第2および第3の電圧の各々がゲートに印加される第2および第3の電界効果トランジスタと、を含み、前記第1、第2および第3の電界効果トランジスタの各々のドレインには第4の電圧が印加され、前記第1、第2および第3の電界効果トランジスタのソースの共通接続点に現れる電圧を出力することを特徴とするピークホールド回路、を提供する。
本発明のピークホールド回路に含まれる第1、第2および第3の電界効果トランジスタの各々は、ドレイン電圧が上記第4の電圧に固定されており、各々のゲートに印加された入力電圧(第1、第2および第3の電圧)に応じた出力電圧がソースに現れるドレイン接地増幅回路(ソースフォロワ回路)として機能する。これら第1、第2および第3の電界効果トランジスタはソースが共通接続されているため、3つの電界効果トランジスタが全てNチャネル電界効果トランジスタであれば、上記第1、第2および第3の電圧のうちの最も大きいものに応じた電圧がこれら3つの電界効果トランジスタのソースの共通接続点に現れ、全てPチャネル電界効果トランジスタであれば、上記第1、第2および第3の電圧のうちの最も小さいものに応じた電圧が上記共通接続点に現れる。このように、本発明に係るピークホールド回路によれば、スイッチやコンパレータを用いることなく、比較対象の3つの電圧(上記第1、第2および第3の電圧)のうちから最大(或いは最小)のものを選択して出力することが可能になる。なお、本発明の別の態様としては、このピークホールド回路を構成要素として含む出力電圧制御回路を提供する態様も考えられる。
本発明の一実施形態の出力電圧制御回路10を含むスピーカシステム1の構成例を示すブロック図である。 同出力電圧制御回路10による出力制御の一例を示す図である。 同出力電圧制御回路10のVPP制御回路110の構成例を示すブロック図である。 同出力電圧制御回路10のVMM制御回路120の構成例を示すブロック図である。 VPP制御回路またはVMM制御回路の動作電圧の組み合わせのバリエーションを示す図である。 他の構成のVMM制御回路の構成例を示すブロック図である。 他の構成のVPP制御回路の構成例を示すブロック図である。 従来の出力電圧制御回路の構成例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
(A:構成)
図1は、本発明の一実施形態の出力電圧制御回路10を含むスピーカシステム1の構成例を示すブロック図である。このスピーカシステム1は、例えば携帯電話機や携帯型ゲーム端末などに組み込まれ、図示せぬホストCPUによる制御の下、音声の再生を行う。図1に示すように、スピーカシステム1は、左右各チャネルのスピーカ40Lおよび40Rと、これらスピーカを各々駆動するアンプ30Lおよび30Rと、これらアンプに動作電圧を供給する電源回路20と、この電源回路20の出力制御を行う出力電圧制御回路10と、を含んでいる。なお、以下では、スピーカ40Lおよび40Rの各々を区別する必要がない場合には「スピーカ40」と略記し、アンプ30Lおよび30Rの各々を区別する必要がない場合には「アンプ30」と略記する。
電源回路20は、例えばチャーチポンプであり、出力電圧の切り換えが可能な構成となっている。電源回路20は、正の電圧BVDD(例えば、1.8[V])を出力する第1の外部電源(図1では、図示略)と電圧VSS(例えば、0[V])を出力する第2の外部電源(本実施形態では、接地:図1では図示略)に接続されており、出力電圧制御回路10による制御の下で高電位側出力電圧VPPおよび低電位側出力電圧VMMを発生させる。本実施形態では、電圧VPPとVMMの電圧差がアンプ30の動作電圧となる。
アンプ30は、電源回路20から高電位側出力電圧VPPおよび低電位側出力電圧VMMの供給を受け、両電圧の電圧差を動作電圧として入力オーディオ信号の増幅を行い、その増幅結果である出力オーディオ信号をスピーカ40に出力する。図1に示すように、アンプ30Rは、右チャネル入力オーディオ信号INRを増幅してスピーカ40Rを駆動するための出力信号OUTRを生成して出力し、アンプ30Lは、左チャネル入力オーディオ信号INLを増幅してスピーカ40Lを駆動するための出力信号OUTLを生成して出力する。これら出力信号OUTLおよびOUTRは、スピーカ40Lおよび40Rの各々に与えられる他、出力電圧制御回路10にも与えられる。
図2(a)および(b)に示すように、信号OUTLおよびOUTRの各々は電圧VSSを中心に電圧値が変動する信号である。出力電圧制御回路10は、図2(a)に示すように、アンプ30Lの出力信号OUTL、アンプ30Rの出力信号OUTRおよび電圧VSSのうちの最も大きいものに追従するように高電位側出力電圧VPPを電源回路20に発生させる制御を行い、高電位側出力電圧VPPは、電圧BVDDと電圧VSSの間で変動(例えば、1.8〜0.2[V]の範囲で変動)する電圧となる。また、出力電圧制御回路10は、図2(b)に示すように出力信号OUTL、出力信号OUTRおよび電圧VSSのうちの最も小さいものに追従するように低電位側出力電圧VMMを電源回路20に発生させる制御も行い、低電位側出力電圧VMMは、電圧VSSと、例えば電圧BVDDの極性を反転させたとした場合の電圧(以下、電圧BVSS)との間で変動(例えば、−0.2から−1.8[V]の範囲で変動)する電圧となる。
出力電圧制御回路10は、図1に示すように、VPP制御回路110とVMM制御回路120を含んでいる。VPP制御回路110には、電圧BVDD、VSS、VPP、OUTLおよびOUTRが与えられ、VMM制御回路120には、電圧BVDD、VSS、VMM、OUTLおよびOUTRが与えられる。詳細については後述するが、VPP制御回路110においては、電圧BVDDとVSSの差がその動作電圧となり、VMM制御回路120においては、電圧BVDDとVMMの差が動作電圧となる。ここで、VPP制御回路およびVMM制御回路の動作電圧としては他の組み合わせも考えられるが、その詳細については変形例(1)にて説明する。
VPP制御回路110は、電源回路20の高電位側出力電圧VPPと、出力信号OUTL、OUTRおよび電圧VSSのうちの最も大きいものと、の差に応じた信号レベルの制御信号CVPPを生成し、電源回路20に与える。電源回路20では、前掲図8(a)〜(c)におけるものと同様に、制御信号CVPPの信号レベルが小さくなるよう電圧VPPを調整する処理が行われ、これにより、電圧VPPは出力信号OUTL、OUTRおよび電圧VSSのうちの最も大きいものに追従することとなる。一方、VMM制御回路120は、電圧VMMと、出力信号OUTL、OUTRおよび電圧VSSのうちの最も小さいものと、の差に応じた信号レベルの制御信号CVMMを生成して電源回路20に与える。電源回路20では、制御信号CVMMの信号レベルが小さくなるよう電圧VMMを調整する処理が行われ、これにより、電圧VMMは出力信号OUTL、OUTRおよび電圧VSSのうちの最も小さいものに追従することとなるのである。
従来、VPP制御回路110およびVMM制御回路120は、前掲図8(a)〜(c)に示すようにスイッチやコンパレータを組み合わせて構成されることが一般的であった。しかし、本実施形態では、スイッチやコンパレータを用いることなく、これら回路を構成した点に特徴がある。以下、本実施形態の特徴を顕著に示すVPP制御回路110およびVMM制御回路120を中心に説明する。
図3は、VPP制御回路110の構成例を示す図である。
VPP制御回路110は、4個のNチャネル電界効果トランジスタ(205、210、215および275)と、12個の抵抗(220〜265、280、および285)と定電流源270と、オペアンプ290を含んでいる。図3では詳細な図示は省略したが、抵抗220、230、240および260の各々の抵抗値はRx[Ω]、抵抗225、235、245および265の各々の抵抗値はRy[Ω]、抵抗250および抵抗280の各々の抵抗値はRz[Ω]、抵抗255および285の各々の抵抗値はRw[Ω]である。また、Nチャネル電界効果トランジスタ205〜215および275の各々の閾値電圧Vnthは同一であり、これら4つのNチャネル電界効果トランジスタの各々のバックゲートは各々のソースに接続されている。
Nチャネル電界効果トランジスタ205、210および215は、各々のドレインが端子BVDD(電圧BVDDが入力される端子、以下、他の端子についても同様に入力される電圧の符号で各端子を区別する)に接続されており、各々のソースが共通接続されている。抵抗220と抵抗225は、端子BVDDと端子OUTLの間に直列に介挿されており、抵抗220と抵抗225の共通接続点はNチャネル電界効果トランジスタ205のゲートに接続されている。したがって、Nチャネル電界効果トランジスタ205のゲートには、アンプ30Lの出力信号OUTLに応じた電圧(出力信号OUTLを抵抗220および225により分圧(昇圧)して得られる電圧)が印加される。
抵抗230と抵抗235は、端子BVDDと端子VSSの間に直列に介挿されており、抵抗230と抵抗235の共通接続点はNチャネル電界効果トランジスタ210のゲートに接続されている。したがって、Nチャネル電界効果トランジスタ210のゲートには、電圧VSSに応じた電圧(電圧VSSを抵抗230および235により分圧(昇圧)して得られる電圧)が印加される。抵抗240と抵抗245は、端子BVDDと端子OUTRの間に直列に介挿されており、抵抗240と抵抗245の共通接続点はNチャネル電界効果トランジスタ215のゲートに接続されている。したがって、Nチャネル電界効果トランジスタ215のゲートには、アンプ30Rの出力信号OUTRに応じた電圧(出力信号OUTRを抵抗240および245により分圧(昇圧)して得られる電圧)が印加される。
図3のNチャネル電界効果トランジスタ205、210および215の各々はドレイン電圧が一定値(電圧BVDD)に固定されており、各々のバックゲートは各々のソースに接続されている。このため、Nチャネル電界効果トランジスタ205、210および215の各々のソースには、各々のゲートに印加された電圧(すなわち、出力信号OUTL、電圧VSSおよび出力信号OUTRの各々を同一の分圧比率で分圧して得られる電圧)に応じた電圧(ゲートに印加された電圧よりも閾値電圧Vnthだけ低い電圧)が現れる。つまり、これら3つのNチャネル電界効果トランジスタは、ドレイン接地増幅回路(ソースフォロワ回路)として機能する。詳細については後述するが、本実施形態のVPP制御回路110においては、これら3つのNチャネル電界効果トランジスタがピークホールド回路の役割を果たすのである。
抵抗250と抵抗255は、Nチャネル電界効果トランジスタ205、210および215のソースの共通接続点と端子VSSの間に直列に介挿されている。これら抵抗250および抵抗255の共通接続点はオペアンプ290の負極入力端子に接続されている。したがって、オペアンプ290の負極入力端子には、Nチャネル電界効果トランジスタ205、210および215の各々のソースの共通接続点に現れる電圧VN1を抵抗250および抵抗255により分圧(降圧)して得られる電圧VN2が印加される。
端子BVDDと端子VPPの間には、抵抗260と抵抗265が直列に介挿されており、抵抗260と抵抗265の共通接続点と端子VSSの間には定電流源270が介挿されている。また、抵抗260と抵抗265の共通接続点はNチャネル電界効果トランジスタ275のゲートに接続されており、このNチャネル電界効果トランジスタ275のドレインは端子BVDDに、同ソースは抵抗280および285を介して端子VSSに各々接続されている。詳細については後述するが、Nチャネル電界効果トランジスタ275はオペアンプ290とともに、電圧VPPの調整を指示する制御信号CVPPを生成し電源回路20へ出力する制御信号生成手段の役割を果たす。
オペアンプ290の正極入力端子は抵抗280と抵抗285の共通接続点に接続されている。したがって、オペアンプ290の正極入力端子には、Nチャネル電界効果トランジスタ275のソース電圧VN3を抵抗280および285により分圧(降圧)して得られる電圧VN4が印加される。オペアンプ290は、正極入力端子に印加される電圧VN4と負極入力端子に印加される電圧VN2の電圧差(すなわち、VN4−VN2)に応じた信号レベルの制御信号CVPPを電源回路20に出力する。
以上がVPP制御回路110の構成である。
図4は、VMM制御回路120の構成例を示す図である。
図4に示すように、VMM制御回路120は、4個のPチャネル電界効果トランジスタ(305、310、315および320)と、5個の抵抗(325〜345)と、定電流源350と、オペアンプ355と、を含んでいる。図4では詳細な図示は省略したが、抵抗325および340の各々の抵抗値はRa[Ω]、抵抗330および345の各々の抵抗値はRb[Ω]、抵抗335の抵抗値はRc[Ω]である。また、Pチャネル電界効果トランジスタ305〜320の各々の閾値電圧Vpthは同一であり、これら4つのPチャネル電界効果トランジスタの各々のバックゲートは各々のソースに接続されている。
Pチャネル電界効果トランジスタ305、310および315の各々のソースは共通接続されている。Pチャネル電界効果トランジスタ305は、ドレインとゲートが端子VSSに共通接続されており、Pチャネル電界効果トランジスタ305のソースには電圧VSSよりも閾値電圧Vpthだけ高い電圧が現れる。Pチャネル電界効果トランジスタ310と315は、各々のドレインが端子VMMに接続されており、Pチャネル電界効果トランジスタ310のゲートは端子OUTLに、Pチャネル電界効果トランジスタ315のゲートは端子OUTRに各々接続されている。これらPチャネル電界効果トランジスタ310および315の各々のソースには、各々のゲートに印加される電圧よりも閾値電圧Vpthだけ高い電圧が現れる。詳細については後述するが、本実施形態のVMM制御回路120においては、Pチャネル電界効果トランジスタ305、310および315がピークホールド回路の役割を果たす。
図4に示すように、端子BVDDとPチャネル電界効果トランジスタ305、310および315の各々のソースの共通接続点との間には抵抗325と抵抗330が直列に介挿されている。そして、抵抗325と抵抗330の共通接続点は、オペアンプ355の負極入力端子に接続されている。したがって、Pチャネル電界効果トランジスタ305、310および315の各々のソースの共通接続点に電圧VN5が現れる場合、オペアンプ355の負極入力端子には、上記電圧VN5を抵抗325および330により分圧(昇圧)して得られる電圧VN6が入力される。
Pチャネル電界効果トランジスタ320のドレインは端子VMMに接続されており、同ソースは抵抗345および340を介して端子BVDDに接続されている。抵抗345と抵抗340の共通接続点はオペアンプ355の正極入力端子に接続されている。そして、端子BVDDと端子VMMの間には定電流源350と抵抗355とが直列に介挿されており、定電流源350と抵抗355の共通接続点はPチャネル電界効果トランジスタ320のゲートに接続されている。したがって、Pチャネル電界効果トランジスタ320のソースには、ゲート電圧(VMM+Rc×I)より閾値電圧Vpthだけ高い電圧VN7が現れ、この電圧VN7を抵抗340および345で分圧(昇圧)して得られる電圧VN8がオペアンプ355の正極入力端子に入力される。このため、オペアンプ355は、正極入力端子に入力される電圧VN8と負極入力端子に入力される電圧VN6の差(VN8−VN6)に応じた信号レベルの制御信号CVMMを電源回路20に出力する。本実施形態では、この制御信号CVMMの信号レベルが小さくなるように低電位側出力電圧VMMを調整する処理が電源回路20にて実行される。つまり、図4のPチャネル電界効果トランジスタ320とオペアンプ355とは、電圧VMMの調整を指示する制御信号CVMMを生成し電源回路20へ出力する制御信号生成手段の役割を果たすのである。
以上がVMM制御回路120の構成である。
(B:動作)
次いで、VPP制御回路110およびVMM制御回路120の動作を説明する。
(B−1:VPP制御回路110の動作)
前述したように、VPP制御回路110のNチャネル電界効果トランジスタ205、210および215の各々はドレイン接地増幅回路として機能し、各々のゲートに印加された電圧よりも閾値電圧Vnthだけ低い電圧が各々のソースに現れる。例えば抵抗220と抵抗225による分圧比率、抵抗230と抵抗235による分圧比率、および抵抗240と抵抗245による分圧比率がr1であるとすると、Nチャネル電界効果トランジスタ205、210および215の各々のソースに現れる電圧は、夫々、r1×OUTL−Vnth、r1×VSS−Vnth、およびr1×OUTR−Vnth、となる。
Nチャネル電界効果トランジスタ205、210および215の各々のソースは共通接続されているため、その共通接続点の電圧VN1は、電圧VSS、出力信号OUTRおよび出力信号OUTLのうち最も大きいものに支配される。例えば、VSS<OUTR<OUTLであるとすると、Nチャネル電界効果トランジスタ210およびNチャネル電界効果トランジスタ215のソース電圧は本来の値から次第に上昇する。図3に示したように、これら3つのNチャネル電界トランジスタは各々のバックゲートがソースに接続されているため、Nチャネル電界効果トランジスタ210およびNチャネル電界効果トランジスタ215では、ソース電圧の上昇によりゲート・バックゲート間の電圧が減少し、ゲート・バックゲート間の電圧が閾値電圧Vnthを下回るとオフになる。したがって、電圧VSS、OUTRおよびOUTLのうちOUTLが最大であれば、VN1=r1×OUTL−Vnthとなるのである。同様に、OUTRが最大の場合には、VN1=r1×OUTR−Vnthとなり、VSSが最大の場合には、VN1=r1×VSS−Vnthとなる。このように、Nチャネル電界効果トランジスタ205、210および215の各々のソースの共通接続点には、各々のゲートに印加される電圧のうち最大のものに応じた電圧VN1が現れることとなり、これら3つのNチャネル電界効果トランジスタはピークホールド回路の役割を果たすのである。
オペアンプ290の負極入力端子には、電圧VN1を抵抗250および抵抗255により分圧して得られる電圧VN2が入力される。抵抗250および抵抗255による分圧比率をr2とすると、VN2=r2×VN1となる。例えば、OUTR<VSS<OUTLであれば、VN2=r2×(r1×OUTL−Vnth)となる。一方、オペアンプ290の正極入力端子には、Nチャネル電界効果トランジスタ275のソース電圧VN3を抵抗280および285により分圧して得られる電圧VN4が入力される。このNチャネル電界効果トランジスタ275はドレイン接地増幅回路として機能し、そのゲートには電圧VPPを抵抗260および265により分圧して得られる電圧に定電流源270によるオフセットofsetを加算して得られる電圧r1×VPP+ofsetが印加される。このNチャネル電界効果トランジスタ275についても、バックゲートがソースに接続されているため、そのソース電圧VN3はr1×VPP+ofset−Vnthとなる。したがって、VN4=r2×(r1×VPP+ofset−Vnth)となり、オペアンプ290からは、電圧VN4と電圧VN2の差(すなわち、電圧VPPと、OUTL、OUTRおよびVSSのうちの最大のものとの差)に応じた制御信号CVPPが出力されることとなる。このように、本実施形態のVPP制御回路110によれば、コンパレータやスイッチを用いることなく、電圧VPPと、OUTL、OUTRおよびVSSのうちの最大のものとの差に応じた制御信号CVPPを生成し出力することが可能になる。
(B−2:VMM制御回路120の動作)
次いで、VMM制御回路120の動作を説明する。まず、Pチャネル電界効果トランジスタ305、310および315の各々のソースに現れる電圧について検討する。前述したように、Pチャネル電界効果トランジスタ305のドレインとゲートは端子VSSに共通接続されており、Pチャネル電界効果トランジスタ305のバックゲートはソースに接続されている。したがって、Pチャネル電界効果トランジスタ305がオン状態になると、そのソースに現れる電圧はVSS+Vpthとなる。一方、Pチャネル電界効果トランジスタ310と315の各ソースには、各々のゲート電圧(OUTLまたはOUTR)に閾値電圧Vpthを加算した電圧が現れる。
Pチャネル電界効果トランジスタ305、310および315の各々のソースは共通接続されているため、その共通接続点の電圧VN5は、電圧VSS、出力信号OUTRおよび出力信号OUTLのうち最も小さいものに支配される。例えば、VSS<OUTR<OUTLであるとすると、Pチャネル電界効果トランジスタ310およびPチャネル電界効果トランジスタ315のソース電圧は本来の値から次第に下降する。図4に示す各Pチャネル電界トランジスタのバックゲートはソースに接続されているため、Pチャネル電界効果トランジスタ310およびPチャネル電界効果トランジスタ315では、ソース電圧の下降により、ゲート・バックゲート間の電圧が増加し、ゲート・バックゲート間の電圧が閾値電圧Vpthを上回るとオフになる。したがって、VSS、OUTRおよびOUTLのうちVSSが最小であれば、VN5=VSS+Vpthとなるのである。同様に、OUTRが最小の場合には、VN5=OUTR+Vpthとなり、OUTLが最小であれば、VN5=OUTL+Vpthとなる。このように、Pチャネル電界効果トランジスタ305、310および315の各々のソースの共通接続点には、各々のゲートに印加される電圧のうち最小のものに応じた電圧VN5が現れることとなり、これら3つのPチャネル電界効果トランジスタはピークホールド回路の役割を果たすのである。
オペアンプ355の負極入力端子には、電圧VN5を抵抗325および抵抗330により分圧して得られる電圧VN6が入力される。抵抗325および抵抗330による分圧比率をr3とすると、VN6=r3×VN5となる。例えば、VSS<OUTR<OUTLであれば、VN6=r3×(VSS−Vpth)となる。一方、オペアンプ355の正極入力端子には、Pチャネル電界効果トランジスタ320のソース電圧VN7を抵抗340および345により分圧して得られる電圧VN8が入力される。Pチャネル電界効果トランジスタ320のゲートには電圧VMMに定電流源350および抵抗335によるオフセットofsetを加算して得られる電圧(VMM+ofset)が印加され、そのソース電圧VN7はVMM+ofset+Vpthとなる。このため、VN8=r3×(VMM+ofset+Vpth)となり、オペアンプ355からは、電圧VN8と電圧VN6の差(すなわち、電圧VMMと、OUTL、OUTRおよびVSSのうちの最小のものとの差)に応じた制御信号CVMMが出力されることとなる。このようにVMM制御回路120によれば、コンパレータやスイッチを用いることなく、電圧OUTL、OUTRおよびVSSのうちの最小のものと電圧VMMとの差に応じた制御信号CVMMを生成し出力することが可能になる。
以上説明したように本実施形態の出力電圧制御回路10によれば、電源回路20の高電位側出力電圧VPPは、信号OUTL、OUTRおよび電圧VSSのうちの最も大きいものに追従して変化することとなり、また、電源回路20の低電位側出力電圧VMMは、信号OUTL、OUTRおよび電圧VSSのうちの最も小さいものに追従して変化することとなる。つまり、本実施形態によれば、電源回路20による動作電圧の供給先であるアンプ30Lおよび30Rの出力信号OUTLおよびOUTRに応じて電源回路20の出力電圧VPPおよびVMMを制御することができる。加えて、本実施形態のVPP制御回路110およびVMM制御回路120には、構成要素としてコンパレータやスイッチは含まれていないのであるから、図8(a)〜(c)に示す従来の構成に比較して回路面積を小さくすることができ、出力電圧制御回路10全体を小型化することが可能になる。
(C:変形)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、この実施形態に以下に述べる変形を加えても勿論良い。
(1)上述した実施形態では、接地電圧である電圧VSSと正の電圧である電圧BVDDの電圧差を電源回路20の動作電圧とし、電圧BVDDと電圧VSSの電圧差をVPP制御回路110の動作電圧とし、電圧BVDDと電圧VMMの電圧差をVMM制御回路120の動作電圧とした。しかし、電源回路20の動作電圧は、電圧VSSと電圧BVSSの電圧差であっても良く、また、電圧BVDDと電圧BVSSの電圧差であっても良い。同様に、VPP制御回路やVMM制御回の動作電圧も上記組み合わせに限定されるものではない。具体的には、電圧BVDD、VPP、VSS、VMMおよびBVSSから2種類の電圧を選び、それら2種類の電圧の電圧差をVPP制御回路(あるいはVMM制御回路)の動作電圧とすることが考えられる。ただし、これら5種類の電圧から選択した2つの電圧の電圧差が小さすぎるとVPP制御回路やVMM制御回路が動作しなくなる点に留意する必要がある。例えば、電圧BVDDと電圧VPPとの組み合わせでは、電圧BVDDが1.8[V]であり、電圧VPPが0.2〜1.8[V]の範囲で変動するため、両者の電圧差は0[V]程度になる場合があり、両者の電圧差が0[V]程度になると回路が動作しなくなる。この点に留意すると、VPP制御回路およびVMM制御回路の動作を保証し得る電圧の組み合わせは、図5にて○印で示す組み合わせに限られることとなる。
図6は、電圧VSSと電圧BVSSの供給を受け、両電圧の電圧差を動作電圧とするVMM制御回路の回路構成例を示す図である。図6と図3を対比すれば明らかように、図6のVMM制御回路の構成は、図3に示すVPP制御回路110の端子BVDDを端子BVSSに置き換え、さらに、Nチャネル電界効果トランジスタ205〜215および275をPチャネル電界効果トランジスタ405〜415および475に置き換えた構成と同一である。この図6に示すVMM制御回路では、Pチャネル電界効果トランジスタ405〜415がピークホールド回路の役割を果たす。一方、図7は、電圧VPPと電圧BVSSの供給を受け、両電圧の電圧差を動作電圧とするVPP制御回路の回路構成例を示す図である。図7と図4を対比すれば明らかように、図7のVPP制御回路の構成は、図4に示すVMM制御回路120の端子VMMを端子VPPに置き換えるとともに端子BVDDを端子BVSSに置き換え、さらに、Pチャネル電界効果トランジスタ305〜320をNチャネル電界効果トランジスタ505〜520に置き換えた構成と同一である。この図7に示すVPP制御回路では、Nチャネル電界効果トランジスタ505〜515がピークホールド回路の役割を果たす。
(2)上述した実施形態では、図3のオペアンプ290の負極入力端子に電圧VN2(Nチャネル電界効果トランジスタ205、210および215のソースの共通接続点に現れる電圧VN1を抵抗250および255で分圧して得られる電圧)を印加し、同オペアンプ290の正極入力端子に電圧VN4(Nチャネル電界効果トランジスタ275のソース電圧VN3を抵抗280および285で分圧して得られる電圧)を印加した。しかし、オペアンプ290の負極入力端子には電圧VN1を印加し、同正極入力端子には電圧VN3を印加する(すなわち、電圧VN3と電圧VN1の差に応じた信号レベルの制御信号CVPPをオペアンプ290に出力させる)としても勿論良い。つまり、図3に示すVPP制御回路110の構成において、抵抗250、255、280および285は必須構成要素ではなく省略可能である。図4に示すVMM制御回路120の構成においても、抵抗325、330、340および345は必須構成要素ではなく省略可能である。また、同様の理由により、図6の抵抗250、255、280および285も省略可能であり、図7の抵抗325、330、340および345も省略可能である。
また、図3の定電流源270は、Nチャネル電界効果トランジスタ275のゲート電圧にオフセットを付与するためのものであるから、このようなオフセットの付与が必要ない場合には、定電流源270は不要である。定電流源270を省略した構成では、電圧VPPを抵抗260および265で分圧して得られる電圧がNチャネル電界効果トランジスタ275のゲートに印加されることになる。同様に、図4の定電流源350および抵抗335も省略可能であり、これらを省略した場合には、端子VMMをPチャネル電界効果トランジスタ320のゲートに接続する構成とすれば良い。
さらに、図3に示す構成において、抵抗220〜245、260および265を省略することも可能である。これらの抵抗を省略した場合には、端子OUTLをNチャネル電界効果トランジスタ205のゲートに、端子VSSをNチャネル電界効果トランジスタ210のゲートに、端子OUTRをNチャネル電界効果トランジスタ215のゲートに、端子VPPをNチャネル電界効果トランジスタ275のゲートに各々接続する構成とすれば良い。同様に、図6に示す構成においても、抵抗220〜245、260および265の省略が可能であり、これらの抵抗を省略した場合には、端子OUTLをPチャネル電界効果トランジスタ405のゲートに、端子VSSをPチャネル電界効果トランジスタ410のゲートに、端子OUTRをPチャネル電界効果トランジスタ415のゲートに、端子VMMをPチャネル電界効果トランジスタ475のゲートに各々接続する構成とすれば良い。
(3)上述した実施形態では、アンプ30Lの出力信号OUTL、アンプ30Rの出力信号OUTR、および接地電圧VSSのうち最大(最小)のものに追従するように高電位側出力電圧VPP(低電位側出力電圧VMM)を調整した。しかし、アンプ30Lの入力信号INL、アンプ30Rの入力信号INR、および接地電圧VSSのうち最大(最小)のものに追従するように高電位側出力電圧VPP(低電位側出力電圧VMM)を調整しても良い。このようなことは、出力信号OUTLに換えて入力信号INLを出力電圧制御回路10に与えるとともに、出力信号OUTRに換えて入力信号INRを出力電圧制御回路10に与えることによって実現される。要は、電源回路20による動作電圧の供給先であるアンプ30Lおよび30Rの各々の稼働状況を示す信号を出力電圧制御回路10に与え、それら信号に基づいて高電位側出力電圧VPPおよび低電位側出力電圧VMMを調整する態様であれば良い。
(4)上述した実施形態では、スピーカアンプに動作電圧を供給する電源回路20の出力電圧を出力電圧制御回路10に制御させた。しかし、電動機を駆動する電力増幅回路に動作電圧を供給する電源回路の出力電圧をその電力増幅回路の出力信号(或いは入力信号)に応じて制御する出力電圧制御回路に本発明を適用しても勿論良い。
1…スピーカシステム、10…出力電圧制御回路、110…VPP制御回路、120…VMM制御回路、20…電源回路、30L,30R…アンプ、40L,40R…スピーカ、205〜215,275、505〜520…Nチャネル電界効果トランジスタ、305〜320、405〜415、475…Pチャネル電界効果トランジスタ、220〜265,280,285,325〜345…抵抗、270,350…定電流源、290,355…オペアンプ。

Claims (2)

  1. ソースが共通接続された第1、第2および第3の電界効果トランジスタであって、第1の電圧がゲートに印加される第1の電界効果トランジスタと、前記第1の電圧を中心に電圧値が変動する第2および第3の電圧の各々がゲートに印加される第2および第3の電界効果トランジスタと、を含み、前記第1、第2および第3の電界効果トランジスタの各々のドレインには第4の電圧が印加され、前記第1、第2および第3の電界効果トランジスタのソースの共通接続点に現れる電圧を出力することを特徴とするピークホールド回路。
  2. 第1および第2の電圧の供給を受けて第3および第4の電圧を発生させ、印加される動作電圧に応じて入力信号を増幅し前記第1の電圧を中心に電圧値が変動する出力信号を各々出力する第1および第2の電力増幅回路に前記第3および第4の電圧の電圧差を動作電圧として印加する電源回路、の作動制御を行う出力電圧制御回路において、
    前記第3または第4の電圧の何れか一方を制御対象電圧とし、
    ソースが共通接続された第1、第2および第3の電界効果トランジスタであって、前記第1の電圧がゲートに印加される第1の電界効果トランジスタと、前記第1の電力増幅回路の出力信号がゲートに印加される第2の電界効果トランジスタと、前記第2の電力増幅回路の出力信号がゲートに印加される第3の電界効果トランジスタと、を含み、前記第1、第2および第3の電界効果トランジスタの各々のドレインには前記第2の電圧が印加され、前記第1、第2および第3の電界効果トランジスタのソースの共通接続点に現れる電圧を出力するピークホールド回路と、
    ドレインに前記第2の電圧が印加されるとともにゲートに前記制御対象電圧に応じた電圧が印加される第4の電界効果トランジスタを含み、前記ピークホールド回路の出力電圧と前記第4の電界効果トランジスタのソースに現れる電圧との差が小さくなるように前記制御対象電圧を調整することを指示する制御信号を生成し前記電源回路に出力する制御信号生成手段と、
    を有することを特徴とする出力電圧制御回路。
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