JP4332060B2 - ミュートスイッチ回路 - Google Patents

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Description

本発明は、オーディオ信号を遮断して無音状態を発生させるためのミュートスイッチ回路に関するものである。
ディジタルオーディオ機器、テレビジョン、VTR等内のオーディオ信号処理回路では、電源スイッチの投入時のポップ音を消したり、動作中に意識的に無音状態を発生させるためのミュートスイッチ回路が設けられている。
図5はミュート制御信号によって制御される従来のミュートスイッチ回路を示す図である。このミュートスイッチ回路は、ゲートをミュート制御端子1に、ドレインをオーディオ信号端子2に、ソースを接地端子3にそれぞれ接続されたnMOSトランジスタQ1からなり、そのオーディオ信号端子2をオーディオ信号ライン4のカップリングコンデンサC1の出力側に、接地端子3を接地(GND)に接続したものである(類似の例として特許文献1の図4参照。ただしここではPNPとNPNのトランジスタを並列接続)。
このミュートスイッチ回路では、ミュート制御端子1を高レベル電圧(VDD)にすればトランジスタQ1が導通してオーディオ信号ライン4が接地され、オーディオ信号が遮断されてミュートオンとなる。また、ミュート制御端子1を低レベル電圧(GND)にすればトランジスタQ1が遮断し、ミュートオフとなる。
ところが、この図5のミュートスイッチ回路では、ミュート制御端子1が低レベルでミュートオフのときであっても、オーディオ信号ライン4の電圧が接地電位よりも負の方向に振れたときに、トランジスタQ1のソースとドレインが反転するので、その負電位がトランジスタQ1の閾値を超えると接地端子3からバックゲートに電流が流入しそのトランジスタQ1が導通して、オーディオ信号にクランプがかかる問題がある。
そこで、バックゲートからの電流の流入を防止するために、図6に示すように、トランジスタQ1に対して新たにnMOSトランジスタQ2をソースおよびバックゲートを共通にしてシリーズ接続するとともにゲートも共通接続し、それらのバックゲートをフローティングにさせたミュートスイッチ回路が提案されている(類似の例として例えば特許文献1の図1参照。ただしここではNPNのトランジスタをシリーズ接続)。
特開2001−244749号公報
ところが、この図6の構成のミュートスイッチ回路でも、ミュート制御端子1が低レベルでミュートオフのとき、オーディオ信号ライン4の電圧が接地電位よりも負の方向に振れたときに、図5の回路と同様にトランジスタQ1のソースとドレインが反転し、さらにトランジスタQ2がダイオード接続状態となるので、その負電位がトランジスタQ1の閾値とダイオード接続のトランジスタQ2の閾値を加算した値を超えると、やはり接地端子3から電流が流入し、両トランジスタQ1,Q2が導通して、オーディオ信号にクランプがかかり歪率を悪化させる。
本発明の目的は、上記した問題を解決し、ミュートオフ時に、オーディオ信号にクランプがかからないようにしたミュートスイッチ回路を提供することである。
請求項1にかかる発明は、ゲートを共通接続した第1の導電型の第1および第2のMOSトランジスタのソースおよびバックゲートを共通接続してシリーズ接続した回路をオーディオ信号ラインと接地間に接続してなるミュートスイッチ回路において、前記第1および第2のMOSトランジスタのゲートと高電位電源端子との間に前記第1の導電型の第3のMOSトランジスタを接続し、前記第1および第2のMOSトランジスタのゲートと前記第1および第2のMOSトランジスタのソースとの間に、ゲートにインバータが付加された前記第1の導電型の第4のMOSトランジスタを接続し、前記第3のトランジスタのゲートおよび前記インバータの入力側をミュート制御端子に接続したことを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載のミュートスイッチ回路において、前記第4のMOSトランジスタを前記第1の導電型と反対の第2の導電型でインバータ無しの第5のMOSトランジスタに置き換え、該第5のMOSトランジスタのゲートを前記ミュート制御端子に接続したことを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項1に記載のミュートスイッチ回路において、前記第3および第4のMOSトランジスタを、前記第1の導電型と反対の第2の導電型のMOSトランジスタに置き換えたことを特徴とする。
請求項4にかかる発明は、請求項2に記載のミュートスイッチ回路において、前記第3のMOSトランジスタを、前記第1の導電型と反対の第2の導電型のMOSトランジスタに置き換え、前記第5のMOSトランジスタを前記第1の導電型のMOSトランジスタに置き換えたことを特徴とする。
本発明によれば、ミュートオフ時には、シリーズ接続された2個のMOSトランジスタは、そのゲート・ソース間が短絡されるので、たとえオーディオ信号が負方向に大きく振れる場合でも導通することはなく、よってオーディオ信号がクランプされることはなく、歪の問題は起こらない。
図1は本発明の実施例のミュートスイッチ回路を示す回路図である。Q1,Q2は前述したようにソース(およびバックゲート)が共通となるようにシリーズ接続されたnMOSトランジスタである。Q3はドレインが電源端子(VDD)に、ソースがトランジスタQ1,Q2のゲートに、ゲートがミュート制御端子1に、それぞれに接続されたnMOSトランジスタである。また、Q4はドレインがトランジスタQ1,Q2のゲートに、ソースがトランジスタQ1,Q2のソース(およびバックゲート)に、ゲートがインバータを介してミュート制御端子1に、それぞれ接続されたnMOSトランジスタである。
図1のミュートスイッチ回路では、ミュートオン時には、ミュート制御端子1に高レベル電圧(VDD)を印加する。これにより、トランジスタQ3が導通、トランジスタQ4が遮断となり、その等価回路は図3に示すようになり、トランジスタQ1,Q2の導通抵抗により、オーディオ信号端子2に印加されるオーディオ信号がミュートされる。
一方、ミュートオフ時は、ミュート制御端子1に低レベル電圧(GND)を印加する。これにより、トランジスタQ3が遮断、トランジスタQ4が導通となり、その等価回路は図4に示すようになり、トランジスタQ1,Q2のゲート・ソース間が短絡され、それぞれはVgs=0Vとなり、たとえオーディオ信号端子2の電圧が負方向に大きく振れたときでも、そのトランジスタQ1,Q2が導通することはなく、オーディオ信号にクランプがかかることが防止され、歪率を悪化させることはない。
なお、図1のミュートスイッチ回路ではゲートにインバータが付加されたnMOSトランジスタQ4を使用したが、図2に示すように、これに代えてpMOSトランジスタQ5を使用しても、同様に動作する。また、以上ではミュートオン時にはミュート制御端子1を高レベル(VDD)電圧に、ミュートオフ時には低レベル(GND)電圧に制御するミュートスイッチ回路について説明したが、その反対に、ミュートオン時にはミュート制御端子1を低レベル電圧に、ミュートオフ時には高レベル電圧に制御するミュートスイッチ回路を実現するには、トランジスタQ3〜Q5の導電型を反対の導電型すればよい。
本発明の実施例のミュートスイッチ回路の回路図である。 別の実施例のミュートスイッチ回路の回路図である。 図1,2のミュートスイッチ回路のミュートオン時の等価回路の回路図である。 図1,2のミュートスイッチ回路のミュートオフ時の等価回路の回路図である。 従来のミュートスイッチ回路の回路図である。 従来の別のミュートスイッチ回路の回路図である。
符号の説明
1:ミュート制御端子
2:オーディオ信号端子
3:接地端子
4:オーディオ信号ライン
Q1〜Q3:nMOSトランジスタ
Q4:ゲートにインバータを付加したnMOSトランジスタ
Q5:pMOSトランジスタ
C1:カップリングコンデンサ

Claims (4)

  1. ゲートを共通接続した第1の導電型の第1および第2のMOSトランジスタのソースおよびバックゲートを共通接続してシリーズ接続した回路を、オーディオ信号ラインと接地間に接続してなるミュートスイッチ回路において、
    前記第1および第2のMOSトランジスタのゲートと高電位電源端子との間に前記第1の導電型の第3のMOSトランジスタを接続し、
    前記第1および第2のMOSトランジスタのゲートと前記第1および第2のMOSトランジスタのソースとの間に、ゲートにインバータが付加された前記第1の導電型の第4のMOSトランジスタを接続し、
    前記第3のトランジスタのゲートおよび前記インバータの入力側をミュート制御端子に接続したことを特徴とするミュートスイッチ回路。
  2. 請求項1に記載のミュートスイッチ回路において、
    前記第4のMOSトランジスタを前記第1の導電型と反対の第2の導電型でインバータ無しの第5のMOSトランジスタに置き換え、該第5のMOSトランジスタのゲートを前記ミュート制御端子に接続したことを特徴とするミュートスイッチ回路。
  3. 請求項1に記載のミュートスイッチ回路において、
    前記第3および第4のMOSトランジスタを、前記第1の導電型と反対の第2の導電型のMOSトランジスタに置き換えたことを特徴とするミュートスイッチ回路。
  4. 請求項2に記載のミュートスイッチ回路において、
    前記第3のMOSトランジスタを、前記第1の導電型と反対の第2の導電型のMOSトランジスタに置き換え、前記第5のMOSトランジスタを前記第1の導電型のMOSトランジスタに置き換えたことを特徴とするミュートスイッチ回路。
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