JP2011134860A - 筐体、筺体の製造方法及び筺体の製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】防水性が向上した筐体、当該筺体の製造方法、及び当該筺体の製造装置を提供することを課題とする。
【解決手段】本体部2は、フロントケース10と、フロントケース10との間で弾性部材30を挟むリアケース20と、を備え、前記リアケース20は、弾性部材30に押圧される被押圧部23、被押圧部23側に突出した鍔部25aを含みフロントケース10と係合し被押圧部23に隣接した係合部25、を含み、被押圧部23は、係合部25を跨ぐ領域において平坦である。
【選択図】図5

Description

本発明は、筐体、筺体の製造方法及び筺体の製造装置に関する。
2つの部材を係合させることにより両者を組み付ける技術がある。特許文献1には、蓋と箱とを組み付ける技術が開示されている。特許文献2には、プラグとレセプタクルとを組み付ける技術が開示されている。また、互いに組み付けられる第1及び第2筺体の間に弾性部材を挟むことにより、第1筐体と第2筺体との間から水が第1及び第2筺体内に浸入することを防止する技術がある。第1筐体は弾性部材に押圧される被押圧部を有している。
特開平9−83004号公報 実公平6−20301号公報
被押圧部に段差が形成されていると、この段差が防水性に影響を与える恐れがある。詳細には、この段差により被押圧部と弾性部材との間に隙間が生じ、この隙間を介して水が第1及び第2筺体内に浸入する恐れがある。
本発明は、防水性が向上した筐体、当該筺体の製造方法、及び当該筺体の製造装置を提供することを目的とする。
本明細書に開示の筐体は、第1筐体と、前記第1筐体との間で弾性部材を挟む第2筺体と、を備え、前記第1筐体は、前記弾性部材に押圧される被押圧部、前記被押圧部側に突出した鍔部を含み前記第2筐体と係合し前記被押圧部に隣接した係合部、を含み、前記被押圧部は、前記係合部を跨ぐ領域において平坦である。
本明細書に開示の筺体の製造方法は、弾性部材により押圧され得る被押圧部、前記被押圧部側に突出した鍔部を含み前記被押圧部に隣接した係合部、を含む筐体を射出成形により製造する筐体の製造方法であって、金型と前記金型に対してスライド可能なスライド型とにより協働して前記鍔部を画定し、前記金型により前記被押圧部を画定する。
本明細書に開示の筺体の製造装置は、弾性部材により押圧され得る被押圧部、前記被押圧部側に突出した鍔部を含み前記被押圧部に隣接した係合部、を含む筐体を射出成形により製造する筐体の製造装置であって、前記被押圧部を画定する金型と、前記金型に対してスライド可能であり前記金型と協働して前記鍔部を画定するスライド型と、を備えている。
防水性が向上した筐体、当該筺体の製造方法、及び当該筺体の製造装置を提供できる。
図1A、1Bは、携帯電話1の説明図。 図2A、2Bは、本体部の筺体の分解斜視図。 図3A、3Bは、フロントケース、リアケース、弾性部材を組み付けた状態の図。 図4は、図3Bの部分拡大図。 図5は、係合部の模式図。 図6は、リアケースを製造する射出成形金型装置の説明図。 図7は、開状態での射出成形金型装置のスライド型周辺を示した図。 図8は、図7の部分拡大図。 図9は、本実施例とは異なる方法で製造した場合のリアケースの説明図。 図10は、本実施例とは異なる方法で形成されたリアケースの係合部の模式図。
携帯電話に採用される筐体を一例として本実施例を説明する。
図1A、1Bは、携帯電話1の説明図である。携帯電話1は、互いに開閉可能に連結された本体部2、表示部3を含む。図1Aは、閉状態の携帯電話1を例示している。図1Bは、開状態の携帯電話1を例示している。本体部2には、複数の操作キー4が設けられている。表示部3には、操作キー4からの操作指令に応じて所望の画像を表示可能なディスプレイ6が設けられている。パネル5は、操作キー4を保持して本体部2に取付けされている。
図2A、2Bは、本体部2の筺体の分解斜視図である。本体部2の筐体は、フロントケース10、リアケース20、フロントケース10とリアケース20との間に挟まれる弾性部材30、を含む。フロントケース10は第2筺体に相当し、リアケース20は第1筐体に相当する。フロントケース10は、本体部2、表示部3が閉じた際に表示部3に隠蔽される。尚、図2A、2Bにおいては、フロントケース10、リアケース20内に収納される電子部品を取外した状態を示している。
フロントケース10、リアケース20は合成樹脂製である。フロントケース10には、略矩形状の開口部14が形成されている。開口部14には、パネル5が取付けられる。弾性部材30は、ゴム製でありループ状である。弾性部材30は、フロントケース10、リアケース20のそれぞれの周縁に挟まれる。リアケース20の周縁には、フロントケース10とリアケース20とにより弾性部材30を挟んだ際に弾性部材30により押圧される被押圧部23が形成されている。
図2Bは、図2Aの部分拡大図である。リアケース20は、係合部25を有している。係合部25は被押圧部23に隣接している。係合部25は、フロントケース10と係合可能であり、爪状である。係合部25は、被押圧部23よりも内側に形成されている。尚、図2Bに示すように、係合部25にも複数の開口部28が形成されている。
図3A、3Bは、フロントケース10、リアケース20、弾性部材30を組み付けた状態の図である。図3Bは、図3AのA−A断面図である。図4は、図3Bの部分拡大図である。図4は、弾性部材30周辺を示している。フロントケース10は、弾性部材30を保持する凹部13を有している。凹部13は、弾性部材30の周縁にわたって形成されている。係合部25は、フロントケース10に形成された被係合部15と係合する。これにより、弾性部材30は凹部13と被押圧部23とにより挟まれる。弾性部材30は、凹部13と被押圧部23とにより圧縮されている。これにより、凹部13、被押圧部23は弾性部材30により押圧される。このように弾性部材30が圧縮されるようにフロントケース10とリアケース20とにより挟むことにより、フロントケース10、リアケース20との間を介してフロントケース10、リアケース20内部に水が浸入することを防止している。
次に、係合部25について詳細に説明する。図5は、係合部25の模式図である。図4、5に示すように、係合部25は、鍔部25a、首部25b、根元部25cを含む。鍔部25aは、係合部25の先端に形成され、被押圧部23側に突出している。首部25bは、鍔部25aと連続している。根元部25cは、首部25bと連続し被押圧部23に隣接し首部25bの厚さよりも厚い。
図5に示すように、被押圧部23上における、係合部25を跨ぐ領域Rは平坦である。換言すれば、係合部25近傍における被押圧部2は平坦である。被押圧部23上に段差がある場合には、段差により弾性部材30と被押圧部23との間に隙間が生じる恐れがある。その隙間を介して水がフロントケース10、リアケース20内に浸入する恐れがある。しかしながら、図5に示したように被押圧部23が平坦であるので、弾性部材30と被押圧部23との間に隙間が生じることを防止でき防水性が向上している。
また、根元部25cは、首部25bよりも厚さが厚い。これにより、係合部25の耐久性が向上している。ここで、被押圧部23と弾性部材30との密着性を向上させるためには、弾性部材30の弾性反発力は大きいほうが好ましい。しかしながら、係合部25は、弾性部材30の弾性反発力に抗してフロントケース10の被係合部15と係合しているため、弾性部材30の弾性反発力が大きいと係合部25にも大きな負荷がかかる。根元部25cが首部25bより厚いことにより、係合部25に大きな負荷がかかる場合であっても耐久性を確保できる。
次に、リアケース20の製造方法について説明する。図6は、リアケース20を製造する射出成形金型装置100の説明図である。射出成形金型装置100は、可動側取付板110、スペーサブロック120、受け板130、可動側型板140、スライド型150、固定側型板160、固定側取付板170、スプゥルランナ180を含む。図6は、射出成形金型装置100が閉じた状態を示している。可動側型板140には可動側入れ子145、固定側型板160には固定側入れ子165が設けられている。可動側型板140と固定側型板160とが当接した閉状態において、可動側入れ子145、固定側入れ子165間に形成された空間内に溶融した樹脂が充填されることにより、成形品Dが形成される。ここで成形品Dは、リアケース20である。スプゥルランナ180を介して溶融した樹脂が可動側入れ子145、固定側入れ子165間に形成された空間内に充填される。
エジェクタピンEPは、成形品Dが成形されて可動側型板140と固定側型板160とが開いた後に、成形品Dを可動側型板140側から突き出すためのものである。エジェクタピンEPは、基端が第1エジェクタプレート116、第2エジェクタプレート117に挟まれて保持されている。第1エジェクタプレート116、第2エジェクタプレート117は、受け板130と第1エジェクタプレート116との間に配置されたスプリングSにより付勢されている。スプリングSには、リターンピンRPが挿通している。リターンピンRPは、基端が第1エジェクタプレート116、第2エジェクタプレート117に挟まれて保持されている。可動側取付板110には、第2エジェクタプレート117の一部を露出させたエジェクタホール112が形成されている。
固定側型板160と可動側型板140とが開いた後に、不図示のロッドがエジェクタホール112を介してスプリングSの付勢力に抗して第2エジェクタプレート117を押すことにより、エジェクタピンEPは成形品Dを突き出す。ロッドが第2エジェクタプレート117から退避することにより、第1エジェクタプレート116及び第2エジェクタプレート117はスプリングSの付勢力により元の位置に戻る。これに連動してエジェクタピンEPも元の位置に戻る。GPは、固定側型板160と可動側型板140との相対移動の方向を案内する。
固定側型板160には、アンギュラピンAPが連結されている。アンギュラピンAPは、可動側型板140と固定側型板160との開閉方向に対して傾斜した姿勢で固定側型板160に連結されている。固定側型板160には、アンギュラピンAPが貫通した孔168が形成されている。固定側型板160には、固定側入れ子165が固定されている。可動側型板140側にはスライド型150が設けられている。スライド型150には、アンギュラピンAPが挿入可能な孔158が形成されている。同様に、可動側型板140、受け板130にも、それぞれアンギュラピンAPが挿入可能な孔148、138が形成されている。図6に示すように、射出成形金型装置100が閉じた状態においては、アンギュラピンAPは、孔158等に挿入され、スライド型150は、可動側入れ子145に接触している。スライド型150は、可動側入れ子145と協働して成形品Dの形状を画定している。
図7は、開状態での射出成形金型装置100のスライド型150周辺を示した図である。閉状態から開状態に移行する際に可動側型板140がOD方向に移動することにより、スライド型150は可動側入れ子145から離れるようにスライド方向SDにスライドする。詳しくは後述するがスライド型150は、成形品Dのアンダーカット処理を行うためのものである。スライド型150が可動側入れ子145から退避した後にエジェクタピンEPが成形品Dを突き出す。
図8は、図7の部分拡大図である。可動側入れ子145には孔147が形成されている。スライド型150は、孔147に挿入される突部157を有している。係合部25の鍔部25aは、突部157と可動側入れ子145とにより画定される。被押圧部23は、可動側入れ子145により画定される。このように、スライド型150は、被押圧部23の画定には貢献していない。換言すれば、スライド型150は被押圧部23とは接触しておらず被押圧部23から離間している。このように、被押圧部23は可動側入れ子145により画定されているので、被押圧部23の領域Rを平坦に形成することができる。
次に、本実施例とは異なる方法でリアケースを形成する場合について説明する。図9は、本実施例とは異なる方法で製造した場合のリアケースの説明図である。図9は、図8に対応している。スライド型150xの突部157xと可動側入れ子145xとは、協働でリアケース20xの鍔部25axを画定する。また、突部157xは、被押圧部23xの一部を画定し、可動側入れ子145xは被押圧部23xの他の部分を画定する。
図10は、本実施例とは異なる方法で形成されたリアケースの係合部25xの模式図である。図10に示すように、被押圧部23xには段差SLが形成される。被押圧部23x上における二つの段差SLに挟まれた領域Rxは、スライド型150xの突部157xにより画定される。段差SLで挟まれた領域Rxは、スライド型150xの突部157xにより画定され、領域Rx以外の領域は可動側入れ子145xにより画定される。このように、被押圧部23xにおいて、スライド型150xにより画定される領域Rxと可動側入れ子145xにより画定される領域とがある。このように被押圧部23xに2つの段差SLが形成される理由は、成形時において、突部157xと孔147xとの間に隙間があり、この隙間に溶融した樹脂が僅かに流れるからである。
このように被押圧部23xに段差SLが形成されることにより、弾性部材により被押圧部23xが押圧された際に、被押圧部23xと弾性部材と間に隙間が生じる恐れがある。この隙間を介して、水がリアケース20x内に浸入する恐れがある。
しかしながら、本実施例の製造方法によれば、被押圧部23を平坦に形成することができる。これにより、本実施例の筐体2は防水性が向上している。
また、図10に示すように、係合部25xは、鍔部25ax、鍔部25axから連続した首部25dx、を含む。首部25dxは、図5に示した係合部25と異なり、係合部25xの根元部に至るまで厚みが薄く形成されている。このため、係合部25xは耐久性が低下する恐れがある。特に、防水性を向上させるために弾性反発力の大きい弾性部材を採用した場合には係合部25xに大きな負荷がかかる恐れがある。
しかしながら、本実施例のリアケース20によれば、係合部25の根元部25cは首部25bよりも厚さが厚いので、耐久性が向上している。
以上本発明の好ましい一実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本実施例の筐体は、携帯機器、据え置き型の機器に採用してもよい。例えば本実施例の筐体は、電子手帳、PDA(Personal Digital Assistants)、電卓、時計、GPS(Global Positioning System:全地球位置情報システム)、パーソナルコンピュータに採用してもよい。
上記実施例において、リアケース20は可動側入れ子145、固定側入れ子165、スライド型150により画定されるが、例えば、可動側型板140と固定側型板160との間に形成されるキャビティとスライド型150とにより画定されるものであってもよい。
本実施例の筐体を表示部3の筐体に採用してもよい。
1 携帯電話
2 本体部
3 表示部
10 フロントケース(第2筺体)
20 リアケース(第1筐体)
23 被押圧部
25 係合部
25a 鍔部
25b 首部
25c 根元部
30 弾性部材
100 射出成形金型装置
140 可動側型板
145 可動側入れ子
150 スライド型
160 固定側型板
165 固定側入れ子

Claims (4)

  1. 第1筐体と、
    前記第1筐体との間で弾性部材を挟む第2筺体と、を備え、
    前記第1筐体は、前記弾性部材に押圧される被押圧部、前記被押圧部側に突出した鍔部を含み前記第2筐体と係合し前記被押圧部に隣接した係合部、を含み、
    前記被押圧部は、前記係合部を跨ぐ領域において平坦である、筐体。
  2. 前記係合部は、前記鍔部に連続した首部、前記首部に連続し前記被押圧部に隣接し前記首部よりも厚い根元部、を含む、請求項1の筐体。
  3. 弾性部材により押圧され得る被押圧部、前記被押圧部側に突出した鍔部を含み前記被押圧部に隣接した係合部、を含む筐体を射出成形により製造する筐体の製造方法であって、
    金型と前記金型に対してスライド可能なスライド型とにより協働して前記鍔部を画定し、
    前記金型により前記被押圧部を画定する、筐体の製造方法。
  4. 弾性部材により押圧され得る被押圧部、前記被押圧部側に突出した鍔部を含み前記被押圧部に隣接した係合部、を含む筐体を射出成形により製造する筐体の製造装置であって、
    前記被押圧部を画定する金型と、
    前記金型に対してスライド可能であり前記金型と協働して前記鍔部を画定するスライド型と、を備えた筐体の製造装置。
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