JP2011134545A - 電極乾燥装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電極の乾燥時の劣化を防止することができ、しかも効率よく電極を乾燥させることが可能な電極乾燥装置を提供する。
【解決手段】本発明の電極乾燥装置2は、赤外光を照射する第1の光源22aと、赤外光を透過する平面状の第1の遮熱材21aと、第1ガスを冷却して冷却ガスを供給する第1ガス供給装置26と、第2ガスを乾燥して乾燥ガスを供給する第2ガス供給装置27と、第1の電極搬送領域と、を備える。第1の光源22aと第1の遮熱材21aの一方の面との間に冷却ガスが流入され、第1の遮熱材21aの他方の面上の第1の電極搬送領域に乾燥ガスが流入される。
【選択図】図3

Description

本発明は、電極を乾燥させる電極乾燥装置に関する。
従来から、電池として一次電池や二次電池が知られている。近年では、二次電池の1つとしてリチウムイオン二次電池が注目されている。リチウムイオン二次電池は、鉛蓄電池等の他の二次電池に比べて、高電圧が得られること、エネルギー密度が高いこと、クーロン効率が高いこと等の特長を有している。
リチウムイオン二次電池は、例えば電解液を貯蔵する容器の内部に、正極がセパレータを介して負極と離間して収容された構造になっている。正極は集電体に正極活物質が塗工されており、負極は集電体に負極活物質が塗工されている。容器外面には、正極に接続された正極端子と、負極に接続された負極端子とが設けられている。
正極や負極等の電極は、母材である集電体のシートに電極活物質(正極活物質または負極活物質)を塗工して形成されている(例えば、特許文献1、2)。形成されたシート状の電極は、打抜き等により所望の電極形状に加工されて電池容器に収容される。
例えばリチウムイオン二次電池等のように電解液が非水電解質である電池の電極は、いずれの方法で製造された場合でも、電池容器の内部に収容される状態で電極が高度に乾燥されている必要がある。電極、特に電極活物質(正極活物質または負極活物質)に水分が付着していると、電解液成分が水分と反応して電池劣化を生じてしまうからである。
電極を乾燥させる方法としては、加熱により水分を蒸発させる方法や、減圧雰囲気下で水分を蒸発させる方法が知られている。電極の乾燥は、一般的に電極活物質が塗工されてから電極形状に加工されるまでの間に、電極活物質の水分が十分抜けていない状態で行われる。
特開2001−23630号公報 特開平11−67220号公報
電熱線等による加熱方法では、乾燥速度を高めることは容易であるが、電極が熱劣化するおそれがある。また、減圧による方法では、熱源を使用しないので電極の熱劣化を回避することはできるが、乾燥に長時間を要してしまい生産性が低くなるおそれがある。このように、従来の電極乾燥方法では、電極の熱劣化を防止しつつ効率よく電極を乾燥させることが困難である。
本発明は、前記事情に鑑み成されたものであって、電極の乾燥時の劣化を防止でき、しかも効率よく電極を乾燥させることが可能な電極乾燥装置を提供することを目的の1つとする。
本発明では、前記目的を達成するために以下の手段を採用している。
本発明の電極乾燥装置は、赤外光を照射する第1の光源と、前記赤外光を透過する平面状の第1の遮熱材と、第1ガスを冷却して冷却ガスを供給する第1ガス供給装置と、第2ガスを乾燥して乾燥ガスを供給する第2ガス供給装置と、第1の電極搬送領域と、を備え、前記第1の光源と前記第1の遮熱材の一方の面との間に前記冷却ガスが流入され、前記第1の遮熱材の他方の面上の前記第1の電極搬送領域に前記乾燥ガスが流入されることを特徴とする。
このようにすれば、第1の電極搬送領域で搬送される電極に付着した水分に光源から赤外光が照射され、水分が赤外光を吸収することにより水分の蒸発が促進される。また、第1の遮熱材の他方の面上の第1の電極搬送領域に、第2ガス供給装置から供給された乾燥ガスが流入するので、第1の電極搬送領域で搬送される電極に付着した水分の蒸発が促進される。さらに第1の光源から電極への伝熱が遮熱材により遮断されるので、電極の加熱が低減される。第1の光源と第1の遮熱材の一方の面との間に、第1ガス供給装置から供給された冷却ガスが流入するので、第1の光源の熱により電極が加熱されることが低減される。以上のように、電極の乾燥時に、電極が加熱されることが格段に低減されるとともに電極に付着した水分の蒸発が格段に促進されるので、電極の劣化を防止しつつ効率よく電極を乾燥させることができる。
本発明の電極乾燥装置によれば、電極に付着した水分の蒸発が格段に促進され、また電極の加熱が格段に低減されるので、電極の熱劣化が防止されるとともに電極を効率よく乾燥させることが可能になる。
二次電池の構成例を示す斜視分解図である。 二次電池の製造方法の一例を概略して示すフローチャートである。 第1実施形態の電極乾燥装置の概略構成を示す模式図である。 第1実施形態の電極乾燥装置におけるガスの流通経路を示す模式図である。 電極乾燥装置を上から見た断面図である。 電極乾燥方法を微視的に示す説明図である。 水の光吸収スペクトルを示すグラフである。 第2実施形態の電極乾燥装置の概略構成を示す模式図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。説明に用いる図面において、特徴的な部分を分かりやすく示すために、図面中の構造の寸法や縮尺を実際の構造に対して異ならせている場合がある。実施形態において同様の構成要素については、同じ符号を付して図示し、その詳細な説明を省略する場合がある。
電極乾燥装置の説明に先立ち、図1を参照しつつ電池の構成例について説明する。図1に示すように、単電池の一例である二次電池1は、電池容器10、電極端子としての正極端子11および負極端子12を含んでいる。二次電池1は、例えばリチウムイオン二次電池等の非水電解質二次電池である。電池容器10は、例えばアルミニウム製の中空容器である。本例の電池容器10は、外形が略角柱状(略直方体状)であるが、外形が円柱状であってもよい。正極端子11および負極端子12は、電池容器10の外面の1つに設けられている。
電池容器10の内部に、電極としての正極板13および負極板14が収容されている。正極板13は、負極板14と対向配置されている。正極板13および負極板14は、互いに対向する方向に繰り返し配置されている。正極板13と負極板14との間にセパレータ15が設けられており、正極板13が負極板14と接触しないようになっている。正極板13および負極板14は、導体箔や導体薄板等のシート状の集電体を母材とし、母材表面に電解成分に応じた電極活物質のコーティングがなされたものである。セパレータ15は、例えば樹脂フィルム等の絶縁材料からなる。
負極板14における負極端子12側の端部には、負極タブ14aが形成されている。繰返し配置された複数の負極板14の負極タブ14aが一括して負極端子12と電気的に接続されている。正極板13における正極端子11側の端部には、正極タブ13aが形成されている。繰返し配置された複数の正極板13の正極タブ13aが一括して正極端子11と電気的に接続されている。
電池容器10の内部には、リチウムイオンを含んだ電解成分が正極板13および負極板14と接触するように貯蔵される。電解成分の貯蔵形態としては、例えば電解成分を含んだ電解液を電池容器10の内部に貯留する形態であってもよいし、電解成分を含んだ固形物を電池容器10の内部に収容する形態であってもよい。
典型的な電解液としては、炭酸エチレンや炭酸ジエチル等の有機溶媒に、六フッ化リン酸リチウムや四フッ化ホウ酸リチウム等のリチウム塩を溶解した溶液等が挙げられる。このような非水電解液に水分が混入すると、電解液と水分が反応することや電解成分が不安定になること等により、電解液が劣化してしまう。このような観点で、正極板13や負極板14等の電極は、電池容器10に収容される段階で高度に(例えば、水分含有率が重量比で10ppm以下)乾燥されている必要がある。
次に、図2〜図5を参照しつつ第1実施形態の電極乾燥装置について説明する。図2は、電池製造方法の一実施形態を概略して示すフローチャート、図3は第1実施形態の電極乾燥装置2の概略構成を示す模式図、図4は電極乾燥装置2の内部のガスの流通経路を示す模式図、図5は電極乾燥装置を上から見た断面図である。
図2に示すように、電池の一例である二次電池1を製造するには、ステップS1で電極の母材となるシート状の集電体に電極活物質を塗工して、シート状の電極を形成する。そして、ステップS2でシート状の電極をプレスすること等により母材に電極活物質の膜を圧着し、ステップS3でシート状の電極を乾燥させる。そして、ステップS4でシート状の電極を打抜き(型抜き)等により形状加工して、正極板13や負極板14等を形成する。そして、ステップS5で正極板13、セパレータ15、負極板14を積層して互いに固定し、積層体を形成する。そして、ステップS6で電池容器10に積層体を収容して封止した後に、ステップS7で電池容器10の内部に電解液を注入して封止すること等により、二次電池1が得られる。電極乾燥装置2は、例えばステップS3でシート状の電極を乾燥させるのに用いられる。
図3に示すように、電極乾燥装置2は、電極収容室20、遮熱材21a〜21n、光源群22a〜22g、搬送ローラ24a〜24g、241〜244、第1ガス供給装置26、第2ガス供給装置27および排気装置28を備えている。遮熱材21a〜21n、光源群22a〜22gおよび搬送ローラ24a〜24gは、電極収容室20の内部に配置されている。電極ロール23a、23b、第1ガス供給装置26、第2ガス供給装置27および排気装置28は、電極収容室20の外部に配置されている。電極乾燥装置2は、概略すると以下のように動作する。
シート状の集電体に電極活物質が塗工されて形成されたシート状の電極Eは、プレス工程を経た後に巻き取られて電極ロール23aとなっている。電極Eは、電池用の電極であれば一次電池用であってもよいし二次電池用であってもよい。ここでは、図1で示した二次電池用の電極を例として説明する。
電極ロール23aから繰り出された電極Eは、電極収容室20の外部にある搬送ローラ241および電極収容室20の内部にあってシート状の電極Eの搬入口に配置された搬送ローラ242、さらに搬送ローラ24a〜24gをつたって電極収容室20の内部を搬送される。電極収容室20の内部で電極Eに光源群22a〜22gから赤外光が照射され、電極Eに付着している水分や電極Eの電極活物質に含まれる水分が光吸収により蒸発する。電極Eは、電極収容室20の内部を搬送されつつ乾燥された後、電極収容室20の内部にあってシート状電極Eの搬出口に配置された搬送ローラ243、電極収容室20の外部にある搬送ローラ244を介して電極ロール23bとして巻取られる。各搬送ローラの回転方向およびシート状電極Eの搬送方向は矢印で示されている。以下、電極乾燥装置2の構成要素について詳しく説明する。
電極収容室20の内部に、複数の遮熱材21a〜21nが互いに離間させて配列されている。遮熱材21a〜21nは、Y−Z方向に面を有する略板状の部材である。遮熱材21a〜21nは、各々の法線方向(X方向)に繰り返し配置されている。遮熱材21a〜21nは、光源群22a〜22gから射出された赤外光を透過し、熱伝導率が低い材質、例えば石英からなる耐熱ガラスで構成される。遮熱材21a〜21nを、X正方向からX負方向に向かって並ぶ順に、第1の遮熱材21a、第2の遮熱材21b、・・・第14の遮熱材21nと称する。
複数の遮熱材21a〜21nの間に、光源群22a〜22gが配置されている。光源群22a〜22gの各々は、Y方向に配列された複数の光源を含んでいる。光源は、波長が2μm〜4μm程度の中赤外線を含んだ赤外光を射出するようになっている。光源は、赤外光を射出するものであれば、可視光を含んだ光を射出するものであってもよい。
複数の光源の各々は、例えばZ方向を軸とする略柱状のハロゲンランプにより構成される。光源は、Z方向の長さが電極Eの幅と同程度になっており、Z方向の両端部にて支持されている。光源群22a〜22gを、X正方向からX負方向に向かって並ぶ順に、第1の光源群22a、第2の光源群22b・・・第7の光源群22gと称する。1〜7の整数をNとして、第Nの光源群(N=1、2・・・、7)に含まれる光源の各々を第Nの光源と称する。
第(2×N−1)の遮熱材と第(2×N)の遮熱材との間に第Nの光源群が配置されている。換言すると、第(2×N−1)の遮熱材と第(2×N)の遮熱材とに囲まれる部分が、第Nの光源群を収容する第Nの光源収容室になっている。例えば、N=1に相当する第1の遮熱材21aと第2の遮熱材21bとの間は、第1の光源群22aを収容する第1の光源収容室25aになっている。第1〜第7の光源収容室25a〜25gは、X方向に互いに離間させて配列されている。ここで、本実施形態では、7つの光源収容室が配置されている、すなわち1≦N≦7(Nは整数)としているが、設計で求められる乾燥度に応じてNの数は可変である。従って、設計に応じて、7つ以上の光源収容室が配置されてもよい。
第1の光源が順次配置されるY軸上であってY正方向側に第1の搬送ローラ24aの回転軸が配置されており、同様に第3の光源が順次配置されるY軸上であってY正方向側に第3の搬送ローラ24cの回転軸が配置されている。第5の光源が順次配置されるY軸上であってY正方向側に第5の搬送ローラ24eの回転軸が、第7の光源が順次配置されるY軸上であってY正方向側に第7の搬送ローラ24gの回転軸が、それぞれ配置されている。第1〜第7の光源収容室25a〜25gと、第1、第3、第5および第7の搬送ローラ24a、24c、24e、24gとの間に、仕切板294が設けられている。仕切板294にスリットが設けられており、電極Eは、仕切板294のスリットを通って仕切板294の光源収容室側と搬送ローラ側との間を移動する。
第2の光源が順次配置されるY軸上であってY負方向側に第2の搬送ローラ24bの回転軸が配置されており、同様に第4の光源が順次配置されるY軸上であってY負方向側に第4の搬送ローラ24dの回転軸が配置されている。そして、第6の光源が順次配置されるY軸上であってY正方向側に第6の搬送ローラ24fの回転軸が配置されている。
第1〜第7の光源収容室25a〜25gと、第2、第4および第6の搬送ローラ24b、24d、24f、242、243との間に、仕切り板295が設けられている。仕切板295にスリットが設けられおり、電極Eは、仕切板295のスリットを通って仕切板295の光源収容室側と搬送ローラ側との間を移動する。
搬送ローラ24a〜24gおよび搬送ローラ242、243はX方向に伸びる円柱状の形状をしており、シート状電極Eよりも幅広であって、各々のZ方向の両端部にて支持されている。これら搬送ローラのXY平面における断面の半径は、電極シートEが電極収容室の一方の壁面と第1の光源収容室との間と、第1と第2の光源収容室の間と、第3と第4の光源収容室の間と、第5と第6の光源収容室の間と、第7の光源収容室と電極収容室20の他方の壁面との間とを、これら光源収容室や当該壁面に接触しないで通過できるよう設計されている。具体的には、当該半径は、第Nの光源と第Nの遮熱材または第(N+1)の遮熱材とのX方向の距離より大きく、第Nの光源と第(2N+1)の遮熱材または第(2N−2)の遮熱材とのX方向の距離より小さくなるよう設計される。仕切板294、295が配置されることにより、例えば搬送ローラ側の微小なゴミ等が光源収容室側に侵入することが、格段に低減される。
電極Eは、第1の搬送ローラ24aから第2の搬送ローラ24b、・・・第7の搬送ローラ24gの順に懸架され、この順に第1〜第7の搬送ローラ24a〜24gを伝って搬送される。電極Eは、第1〜第7の搬送ローラ24a〜24gのそれぞれを経由するたびに進行方向が約180度変化し、電極収容室20の内部を蛇行して搬送されつつ光源群22a〜22gから赤外光を照射される。
具体的には、電極Eは、電極収容室20の搬入口から内部に搬入された後、第1の遮熱材21aにおける第1の光源群22a側の面の反対側の面に沿ってY正方向(第1の方向)へ第1の搬送ローラ24aに向かって進行しつつ、第1の光源群22aから赤外光を照射される。
そして、電極Eは、第1の搬送ローラ24aを経由した後、第2の遮熱材21bと第3の遮熱材21cとの間をY負方向(第2の方向)へ第2の搬送ローラ24bに向かって進行する。第2の遮熱材21bと第3の遮熱材21cとの間、すなわち第1と第2の光源収容室25a、25bの間で、電極EのX正方向側の面に第1の光源群22aから赤外光が照射され、電極EのX負方向側の面に第2の光源群22bから赤外光が照射される。
電極Eは、第2の搬送ローラ24bを経由した後、第2と第3の光源収容室25b、25cの間をY正方向へ第3の搬送ローラ24cに向かって進行しつつ、第2の光源群22bと第3の光源群22cから赤外光を照射される。
以下同様に電極Eは、第3の搬送ローラ24cを経由後に第3と第4の光源収容室25c、25dの間をY負方向に、第4の搬送ローラ24dを経由後に第4と第5の光源収容室25d、25eの間をY正方向に、第5の搬送ローラ24eを経由後に第5と第6の光源収容室25e、25fの間をY負方向に、第6の搬送ローラ24fを経由後に第6と第7の光源収容室25f、25gの間をY正方向に進行する。そして、第7の搬送ローラ24gを経由後に、第14の遮熱材21nにおける第7の光源群22g側の面の反対側の面をY負方向へ搬送ローラ243に向かって進行しつつ、第7の光源群22gから赤外光を照射される。
このように電極Eは、第1〜第7の光源収容室25a〜25gの間を蛇行して進行することになる。電極乾燥装置2の内部を電極Eが蛇行して進行するので、蛇行させない場合に比べ、電極Eの搬送経路長を確保しつつ電極乾燥装置2を格段に小型化することができる。
さらに、電極Eが蛇行しつつ搬送されることで、隣り合った光源収容室のそれぞれから放射される赤外光が電極Eの一方の面と他方の面のそれぞれに照射される。したがって、一方の面からのみ赤外光を照射することに比べ、電極Eを効率よく乾燥させることができる。第2〜第6の光源群22b〜22fの各々が、光源群の両側を搬送される電極Eに対してX正方向側およびX負方向側に赤外光を照射するので、光源の数を減らすことができ、電極乾燥装置2を低コスト化することや小型化することができる。
第1ガス供給装置26は、空気や不活性ガス等の第1ガスを冷却して冷却ガスG1(図4参照)を生成する装置である。第1ガス供給装置26は、配管291と接続されている。配管291は、分岐して第1〜第7の光源収容室25a〜25gの一端に接続されている。ここでは、配管291の分岐管が、第1〜第7の光源収容室25a〜25gと1対1で対応している。第1〜第7の光源収容室25a〜25gの他端は、配管296と接続されている。配管296は、分岐して第1〜第7の光源収容室25a〜25gの他端に接続されている。
図4に示すように、第1ガス供給装置26から供給された冷却ガスG1は、配管291を通って第1〜第7の光源収容室25a〜25gの内部に流入する。冷却ガスG1は、第1〜第7の光源収容室25a〜25gの内部をY正方向に流通し、第1〜第7の光源収容室25a〜25gのY正方向側の端部にて第1〜第7の光源収容室の内部から排出される。第1〜第7の光源収容室25a〜25gの内部から排出された冷却ガスG1は、例えば後述の第2ガスより乾燥度の小さいガスが用いられていた場合にも電極Eに与える影響が少ないように配管296を通り、電極収容室20の壁面に設置された排気用の配管293の近辺に排出される。その後、当該近辺に排出された冷却ガスG1は配管293を通って排気装置28により電極収容室20の外部に排気される。これにより、乾燥ガスG2より冷却ガスG1の乾燥度が小さい場合に、電極Eに冷却ガスG1が接触して冷却ガスG1の水分が電極Eに付着することを回避することができる。
第2ガス供給装置27は、空気や不活性ガス等の第2ガスを乾燥させて乾燥ガスG2を生成する装置である。第2ガスは、第1ガスと同じガスであってもよいし、異なるガスであってもよい。乾燥ガスG2の水分含有量は、乾燥後の電極Eの水分含有量、すなわち乾燥程度の目標値に応じて定まる。第2ガス供給装置27は、配管292と接続されており、配管292は電極収容室20の内部に通じている。
第2ガス供給装置27から供給された乾燥ガスG2は、配管292を通って電極収容室20の内部に流入する。電極収容室20の内部に流入した乾燥ガスG2は、仕切板294と仕切板295の範囲内で、第1〜第7の光源収容室25a〜25gの間、すなわち電極Eの搬送経路に流入する。
具体的には、図5に示すように、配管292は電極Eを避けた電極乾燥装置2内の側面を延長して配置される。そして、配管292は、第1〜第7の光源収容室25a〜25gに近い箇所から乾燥ガスG2を流入するためのガス流入口を、各光源収容室の間、すなわち電極Eの各搬送経路33a〜33hに対応して複数有する。第1〜第7の光源収容室25a〜25gの間を通った乾燥ガスG2は、第1〜第7の光源収容室25a〜25gの内部から排出された冷却ガスG1と合流し、配管293を通って排気装置28により電極収容室20の外部に排気される。
ここで、配管296と配管293とを直結した構成とし、さらに図示しない乾燥ガスG2用の排気装置を設けてその配管を電極収容室20に挿入した構成としてもよい。すなわち、冷却ガスG1用の排気装置と乾燥ガスG2用の排気装置を別に設けてもよい。こうすることで、冷却ガスG1と乾燥ガスG2が異なるガスである場合に、互いのガスが混合されて化学反応により発熱が生じるなどの不具合を回避することができる。また、乾燥ガスG2より冷却ガスG1の乾燥度が小さい場合に、電極Eに冷却ガスG1が接触して冷却ガスG1の水分が電極Eに付着することをより良く回避することができる。また、排気装置28は、冷却ガスG1および乾燥ガスG2を排気するとともに電極収容室20内を減圧することができるので、電極に付着した水分をより効果的に除去することができる。
次に、隣り合う光源収容室の間を進行する電極がどのように乾燥されるかをより微視的に説明する。図6は、電極乾燥方法を微視的に示す説明図、図7は水の光吸収スペクトルを示すグラフである。
図6に示すように、光源収容室25の間において、電極Eに光源22から赤外光IRが照射される。電極Eに付着している水分Qや電極Eの電極活物質に含まれている水分Qは、赤外光IRを吸収して昇温する。図7に示すように水の光吸収スペクトルは、中赤外線の波長域、特に1.7μm〜3.4μmの波長域に吸収ピークを有している。したがって、赤外光IRが水分Qに効率よく吸収され、水分Qが効果的に加熱される。
遮熱材21が、赤外光を効率よく透過する材質からなっているので、電極Eに含有される水分Qがこの赤外光を吸収して分解、蒸発する。例えば、遮熱材21が厚み1mm〜10mmの透明石英ガラスの場合には、中赤外線の透過率が90%であるので、光源22としてハロゲンランプを用いると、光源22からの赤外光が水分Qに高強度で照射され、電極Eに水分Qを効率よく蒸発させることができる。
水分Qの蒸発により生成された蒸気は、乾燥ガスG2に同伴されて光源収容室25の間の外側まで運び出され、排気装置28により電極収容室20の外部に排気される。蒸発した水分が直ちに乾燥ガスG2により搬出されるので、水分が電極Eに再付着することが防止される。なお、遮熱材21の断熱効果を高めるには厚みを増すのが良いが、厚みを増すと透過率も低減するので、装置の小型化と乾燥効率を鑑みて、遮熱材21が透明石英ガラスの場合には、厚みは4mm以上10mm以下が望ましい。
光源22から放射される熱Hは、遮熱材21に遮られ、光源22からの熱Hが電極Eに直接的に伝わることが防止される。光源収容室25の内部を通った冷却ガスG1が排気装置28に吸引されることにより、光源22で発生した熱は、冷却ガスG1を冷媒として光源収容室25の外部へ搬出され、遮熱材21に伝導される熱量が低減される。また、そもそも遮熱材21が熱伝導率の低い材質であるで、遮熱材21において、光源収容室25の内側の面から、搬送中の電極E側の面へ伝導される熱量はさらに小さいものとなる。すなわち、遮熱材21から電極Eへの二次放射の熱量はさらに小さいものとなる。
ところで、リチウムイオン二次電池等に用いられる電極は、熱劣化を生じやすいことが知られており、例えば130℃以上の温度に長時間曝されると、特性が低下してしまう。電極の温度を上昇させずに水分を蒸発させるには、熱源を用いないで電極を真空雰囲気で乾燥させるとよい。しかしながら、真空雰囲気で乾燥させると乾燥時間が長時間(例えば数時間〜十数時間)になり、電極の製造効率が低下してしまう。乾燥用の処理室(例えば真空チャンバー)を大型にすると装置コストが高騰してしまうので、装置の大型化により乾燥処理の効率化を図ることも難しい。
電極乾燥装置2にあっては、電極Eに赤外光IRを照射するので水分Qを選択的に加熱することができ、電極Eの昇温が低減される。光源22(光源群22a〜22g)からの熱Hが電極Eに直接的に伝わることが遮熱材21(21a〜21n)により防止されるので、電極Eの昇温が低減される。遮熱材21から二次的に熱が放射されることが回避されるので、二次的な熱放射による電極Eの昇温が低減される。このように、電極Eの昇温が格段に低減されているので、電極Eの熱劣化が防止される。
また、赤外光IRを照射するので水分Qを効率的に加熱することができ、水分Qを効率よく蒸発させることができる。水分Q由来の蒸気が乾燥ガスG2により電極Eの周辺から搬出・除去されるので、水分Qの蒸発が促進される。排気装置28により電極収容室20の内部を減圧雰囲気にすることができ、水分Qの蒸発をさらに促進させることもできる。このように、水分Qの蒸発が格段に促進されるので、電極Eを効率よく乾燥させることができる。
以上のように、電極乾燥装置2によれば、電極Eの熱劣化を防止しつつ電極Eを効率よく乾燥させることができる。結果として、良好な特性の電極Eを低コストで効率よく製造することが可能になり、良好な特性の電池を低コストで効率よく製造可能になる。
次に、第2実施形態の電極乾燥装置について説明する。第2実施形態の電極乾燥装置は、第2ガス供給装置が第1ガス供給装置を内包、言い換えれば、第1および第2ガス供給装置の機能をいずれも備えた第3ガス供給装置を備え、この第3ガス供給装置から乾燥かつ冷却された乾燥冷却ガスが供給される点、さらに、第1の光源収容室とで搬送経路33aを挟むように第1の光源群と同様の光源群221aおよび光源群221a用遮熱材を配置し、第7の光源収容室とで搬送経路33hを挟むように第7の光源群と同様の光源群221bおよび光源群221b用遮熱材を配置している点が第1実施形態と大きく異なる。
図8は、第2実施形態の電極乾燥装置3の概略構成を示す模式図である。図8に示すように、電極乾燥装置3は、第1ガス供給装置と第2ガス供給装置の機能を内包した第3ガス供給装置31と、第3ガス供給装置31と接続されて電極収容室20の内部に通じる配管32と、を備えている。
第3ガス供給装置31は、空気や不活性ガス等の適宜選択されるガスを冷却するとともに乾燥して冷却乾燥ガスG3を供給する。冷却乾燥ガスG3は、配管32を通って、電極収容室20の内部に供給される。第3ガス供給装置31から供給されるガスは、冷却され且つ乾燥された少なくとも1種(同一成分)のガスである。互いに反応等しないガスであれば、冷却され且つ乾燥された2種以上のガスが混合された状態で第3ガス供給装置31から供給される構成としてもよい。
本実施形態では、複数の光源22がY方向に並んで光源群を構成しており、複数の光源群がX方向に互いに離間して配置されている。シート状の電極Eは、第1実施形態と同様に、光源群の間を蛇行して搬送されるようになっている。また、蛇行して搬送される電極Eの表裏両面を均等に照射できるように光源群が配置されている。Y正方向あるいはY負方向に向かう電極Eの搬送経路ごとに、搬送経路と光源22との間に遮熱材21が配置されている。本実施形態では、2つの遮熱材21に挟まれて光源22が配置されている領域は、遮熱材21のY正負方向の端部にて、電極収容室20の内部と通じている。2つの遮熱材21に挟まれて光源22が配置されていない領域(搬送経路)は、遮熱材21のY正負方向の端部にて、電極収容室20の内部と通じている。
電極収容室20の内部に供給された冷却乾燥ガスG3の一部は、遮熱材21に挟まれて光源22が配置されている領域に流入し、第1実施形態の冷却ガスとして機能する。すなわち、冷却乾燥ガスG3は、電極Eの搬送経路に一方の面が対面する遮熱材21の他方の面や光源22から熱を奪って流通した後、配管293を通って排気装置28により電極収容室20の外部に排出される。
また、電極収容室20の内部に供給された冷却乾燥ガスG3の一部は、電極Eに対面する遮熱材21と電極Eとの間に流入し、第1実施形態の乾燥ガスとして機能する。すなわち、冷却乾燥ガスG3は電極Eから蒸発した水分を同伴して流通した後、配管293を通って排気装置28により電極収容室20の外部に排出される。また、電極Eに対面する遮熱材21と電極Eとの間に流入した冷却乾燥ガスG3は、遮熱材21における光源22と反対の面を冷却する。
以上のような構成の電極乾燥装置3にあっては、第3ガス供給装置が第1ガス供給装置と第2ガス供給装置とを兼ねているので、電極乾燥装置3を小型化することや低コスト化することができる。冷却乾燥ガスG3が冷却ガスとしても乾燥ガスとしても機能するので、電極Eに対面する遮熱材21と電極Eとの間、および遮熱材21に挟まれて光源22が配置されている領域に共通して冷却乾燥ガスG3を供給することができ、配管系を簡略化することができる。電極Eに対面する遮熱材21と電極Eとの間に流入した冷却乾燥ガスG3が蒸気を搬出する乾燥ガスとして機能するとともに、遮熱材21における光源22と反対の面を冷却するので、光源22から電極Eへの伝熱が低減され、電極Eの熱劣化を防止する効果が高められる。
さらに、光源群221aおよび光源群221a用遮熱材、光源群221bおよび光源群221b用遮熱材を配置したことで、第1実施形態よりも電極両面の乾燥度の均一化を図ることができる。
なお、本発明の技術範囲は前記実施形態に限定されるものではない。本発明の主旨を逸脱しない範囲内で多様な変形が可能である。例えば、光源としては、ハロゲンランプのみならず、水分乾燥に十分な赤外光を放射できるのであれば各種の発光原理のものから適宜選択して用いることができるので、例えばLEDも使用可能である。また光源から射出される光の波長についても少なくとも赤外光を放射できるのであれば特に限定されない。
1・・・二次電池(電池)、2、3・・・電極乾燥装置、10・・・電池容器、
11・・・正極端子、12・・・負極端子、13・・・正極板(電極)、
13a・・・正極タブ、14・・・負極板(電極)、14a・・・負極タブ、
15・・・セパレータ、20・・・電極収容室、21、21e〜21n・・・遮熱材、
21a・・・第1の遮熱材、21b・・・第2の遮熱材、21c・・・第3の遮熱材、
21d・・・第4の遮熱材、22・・・光源、
22a・・・第1の光源群(第1の光源)、22b・・・第2の光源群(第2の光源)、
22c・・・第3の光源群(第3の光源)、22d〜22g・・・光源群、
23a、23b・・・電極ロール、24a〜24g・・・搬送ローラ、
25a〜25g・・・光源収容室、26・・・第1ガス供給装置、
27・・・第2ガス供給装置、31・・・第3ガス供給装置、28・・・排気装置、
32、291〜293、296・・・配管、
33、33c〜33h・・・電極搬送領域(電極搬送経路)、
33a・・・第1の電極搬送領域(電極搬送経路)、
33b・・・第2の電極搬送領域(電極搬送経路)、294、295・・・仕切板、
E・・・シート状の電極、G1・・・冷却ガス、G2・・・乾燥ガス、
G3・・・乾燥冷却ガス、H・・・熱、IR・・・赤外光、Q・・・水分

Claims (5)

  1. 赤外光を照射する第1の光源と、
    前記赤外光を透過する平面状の第1の遮熱材と、
    第1ガスを冷却して冷却ガスを供給する第1ガス供給装置と、
    第2ガスを乾燥して乾燥ガスを供給する第2ガス供給装置と、
    第1の電極搬送領域と、
    を備え、
    前記第1の光源と前記第1の遮熱材の一方の面との間に前記冷却ガスが流入され、前記第1の遮熱材の他方の面上の前記第1の電極搬送領域に前記乾燥ガスが流入されることを特徴とする電極乾燥装置。
  2. 赤外光を照射する第2の光源と、
    前記赤外光を透過する平面状の第2の遮熱材と、
    をさらに備え、
    前記第2の光源と前記第2の遮熱材の一方の面との間に前記冷却ガスが流入され、前記第2の遮熱材の他方の面と前記第1の遮熱材の前記他方の面との間の前記第1の電極搬送領域に前記乾燥ガスが流入されることを特徴とする請求項1に記載の電極乾燥装置。
  3. 前記第2の光源の照射する赤外光を透過し且つ前記第2の光源を前記第2の遮熱材と挟む位置に配置される平面状の第3の遮熱材と、
    前記第3の遮熱材を前記第2の光源とで挟む位置に確保される第2の電極搬送領域と、
    前記第2の電極搬送領域を前記第3の遮熱材とで挟む位置に配置され且つ赤外光を透過する平面状の第4の遮熱材と、
    前記第2の電極搬送領域を前記第3の遮熱材とで挟む位置に配置され且つ赤外光を透過する平面状の第4の遮熱材と、
    前記第4の遮熱材を前記第2の電極搬送領域とで挟む位置に配置される前記赤外光を照射する第3の光源と、
    搬送ローラと、
    シート状の電極と、
    をさらに備え、
    前記第2の光源と前記第3の遮熱材の一方の面との間に前記冷却ガスが流入され、前記第3の光源と前記第4の遮熱材の一方の面との間に前記冷却ガスが流入され、
    前記第2の電極搬送領域に前記乾燥ガスが流入され、
    前記電極は前記第1の電極搬送領域を第1の方向へ搬送された後、前記搬送ローラによって進行方向を変え、前記第2の電極搬送領域を第2の方向へ搬送されることとなることを特徴とする請求項2に記載の電極乾燥装置。
  4. 前記第1乃至第3の光源、第1乃至第4の遮熱材および前記搬送ローラを内部に配置した電極収容室と、
    前記電極収容室の内部の排気または減圧を行う排気装置と、
    をさらに備えていることを特徴とする請求項3に記載の電極乾燥装置。
  5. 第3ガス供給装置をさらに備え、
    前記第3ガス供給装置は前記第1ガス供給装置と前記第2ガス供給装置とを内包し、前記第1ガスと前記第2ガスは同一成分のガスであり、前記第3ガス供給装置からは乾燥且つ冷却された前記ガスが供給されることを特徴とする請求項4に記載の電極乾燥装置。
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