JP2011134505A - 発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 燃料電池ユニットのコンパクト化を図ることができ、しかも酸素含有ガスを適切に加熱して発電効率の低下を抑制することができる固体酸化物型の発電装置を提供する。
【解決手段】
発電装置は、複数本の燃料電池セル22が並列に立設されている燃料電池ユニット20と、複数本の燃料電池セル22に対して酸素含有ガスを供給するとともに、燃料電池セル22の側面に対面するように燃料電池ユニット20の側方に配置されている共通ガス供給部材60とを備えている。共通ガス供給部材60は、燃料電池ユニット20側に配置される内側板67と、内側板67と対向する外側板68と、内側板67と外側板68との一部が他の部位よりも近接して酸素含有ガスの流れの障害となることにより酸素含有ガスを蛇行させる複数の障害部63とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、固体酸化物型の燃料電池セルによって発電する装置に関する。
特許文献1に記載されるように、固体酸化物を利用する燃料電池セルを用いた発電装置が知られている。この発電装置では、燃料電池セルにおいて、改質ガスと酸素含有ガスとを反応させて発電するようにしている。
固体酸化物を利用する燃料電池セルは、800℃程度の高温環境下で効率よく発電する。そこで、この発電装置では、燃料電池セルで発生する熱で酸素含有ガスを予め加熱してから、その酸素含有ガスを燃料電池セルに供給するようにしている。具体的には、この発電装置では、柱状に伸びている燃料電池セルと燃料電池セルの間に、酸素含有ガスを供給するためのガス供給部材が配置されている。これにより、ガス供給部材を流れる酸素含有ガスが、周囲に配置されている燃料電池セルからの輻射熱と伝導熱によって加熱され、加熱された酸素含有ガスが燃料電池セルに供給されるようにしている。
特開2006−19084号公報
本願明細書の発明者らは、発電装置のコンパクト化を図るべく、図4に例示する発電装置を試案した。図4は、発電装置のケーシング内部に収容されている発電ユニット110を示している。この発電ユニット110では、複数本の燃料電池セル122が並列に立設されている燃料電池ユニット120の上に、水蒸気と燃料ガスとを改質ガスに改質する改質器140と、水蒸気を発生させる気化器150とが順に載置されている。
燃料電池ユニット120では、複数本の燃料電池セル122が並列に立設されており、隣接する燃料電池セル122の間隔を従来よりも狭めて互いに近接した状態に配置するようにしている。また、この発電装置では、隣接する燃料電池セル122の間に、ガス供給部材を設けるスペースを設けていないため、燃料電池ユニット120の側方に、複数本の燃料電池セル122に対して酸素含有ガスを供給する共通ガス供給部材160を配置している。この発電装置では、隣接する燃料電池セル122を近接した状態で配置することと、各々の燃料電池セル122に対して個別のガス供給部材を設けるのではなく、複数本の燃料電池セル122が共有する共通ガス供給部材160を設けることとによって、発電装置のコンパクト化を図るようにしている。
共通ガス供給部材160は、中空の平板状に形成されている。共通ガス供給部材160の上端は閉塞している。共通ガス供給部材160の下半分には、分流用の閉塞溝165が水平方向に断続的に形成されている。共通ガス供給部材160の下端には、下方に向けて開口する開口部166と、分流用の閉塞溝165で閉塞されている部位とが、水平方向に交互に形成されている。共通ガス供給部材160の側面の上部には、共通ガス供給部材160の内部に連通する2つのガス導入管161が接続されている。酸素含有ガスは、ガス導入管161を通じて共通ガス供給部材160の内部に流入した後に下方に流れ、分流用の閉塞溝165により各燃料電池セル122に均一に供給されるように分流され、共通ガス供給部材160の下端に設けられている開口部166から噴出して各々の燃料電池セル122に供給される。酸素含有ガスは、共通ガス供給部材160の内部を下方に流れるうちに、燃料電池セル122からの輻射熱と伝導熱によって加熱される。
共通ガス供給部材160を利用すると、燃料電池ユニット120の外形寸法を小型化することができる。しかしながら、共通ガス供給部材160の一方の面のみが燃料電池セル122に対面することとなる。そのため、この発電装置では、ガス供給部材の周囲に燃料電池セルが配置されている従来の構成に比して、酸素含有ガスが燃料電池セル122からの熱を十分に授受することができず、酸素含有ガスの加熱が不十分となる。そのため、燃料電池セル122に供給される酸素含有ガスの加熱を適切に行うことができず、燃料電池セル122における発電効率が低下する可能性があることが判明した。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、燃料電池ユニットのコンパクト化を図ることができ、しかも酸素含有ガスを適切に加熱して発電効率の低下を抑制することができる固体酸化物型の発電装置を提供することにある。
本明細書に記載の発明に係る発電装置は、複数本の燃料電池セルが並列に立設されている燃料電池ユニットと、複数本の燃料電池セルに対して酸素含有ガスを供給するとともに、燃料電池セルの側面に対面するように燃料電池ユニットの側方に配置されている共通ガス供給部材とを備えている。この共通ガス供給部材は、燃料電池ユニット側に配置される内側板と、内側板と対向する外側板と、内側板と外側板との一部が他の部位よりも近接して酸素含有ガスの流れの障害となることにより酸素含有ガスを蛇行させる複数の障害部とを備えている。
上記構成では、燃料電池ユニットの側方に共通ガス供給部材を配置しているため、従来の個別供給方式とは異なり、隣接する燃料電池セルと燃料電池セルの間にガス供給部材を設ける必要がない。上記構成によると、隣接する燃料電池セルと燃料電池セルの間を間隔を狭めることができ、燃料電池ユニットをコンパクト化することができる。さらに、複数本の燃料電池セルが共有する共通ガス供給部材を設けているため、各々の燃料電池セルに対して個別にガス供給部材を設ける場合に比して、発電装置全体をコンパクト化することもできる。
また、上記構成では、共通ガス供給部材において、燃料電池ユニット側に配置される内側板が、まず燃料電池セルからの輻射熱及び伝導熱により加熱される。そして、酸素含有ガスは、共通ガス供給部材に形成される通路を蛇行して流れるため、酸素含有ガスの流速が速くなりその流れが乱流になるとともに、蛇行による多方向の流れが生じることにより、酸素含有ガスが内側板に接触する機会が多くなる。これにより、内側板と酸素含有ガスとの熱交換とが活発に行われるために、内側板が吸収した燃料電池セルの熱によって酸素含有ガスを適切に加熱することができるため、障害部が形成されていない共通ガス供給部材を用いた場合よりも、燃料電池セルの発電効率を向上させることができる。したがって、コンパクト化を図りつつ、燃料電池セルの発電効率が低下することを抑制することができる。
なお、上記構成において、共通ガス供給部材の内側板と外側板とが近接するとは、これらの板のうち少なくとも一方の板の一部を他方の板側に突出するように折り曲げて2つの板が近接していることと、これらの板のうち少なくとも一方の板に取り付けられる他の部材(突起物など)が、他方の板に近接していることとを含む。また、近接の程度は限定されず、障害部では、内側板と外側板との間に隙間が形成されていてもいいし、内側板と外側板とが当接していてもよい。
また、本明細書に記載の発電装置の共通ガス供給部材では、燃料電池セルにおける改質ガスの流れの下流側に対応する部位ほど、酸素含有ガスの蛇行度合が大きくなるように複数の障害部が設けられている。
燃料電池セルにおいては、改質ガスと酸素含有ガスとが反応して発電することにより発熱するために、高温の排ガスが燃料電池セルにおけるガスの流れの下流側へ流れるとともに、この発電に利用されるガスも加熱されてその下流側へと流れる。したがって、これらのガスが徐々に昇温しながら下流側へと流れるため、燃料電池セルにおいてはガスの流れの上流側よりも下流側のほうが高温となりやすい。この点、上記構成では、共通ガス供給部材において、燃料電池セルが高温となる部位に対応して酸素含有ガスの蛇行度合が大きくなるために、内側板を通じて燃料電池セルの熱が酸素含有ガスへより多く供給され、燃料電池セルにおいて高温となりやすい部位ほど放熱量をより多くすることができる。したがって、燃料電池セルに生じる温度勾配を是正して燃料電池セル全体の温度の均一化を図ることができ、燃料電池セルが部分的に高温なりすぎることに起因してこの部位が劣化することや、燃料電池セルが部分的に低温になりすぎることに起因してこの部位での発電効率が低下することを抑制することができる。
本明細書に記載の発電装置によると、燃料電池ユニットのコンパクト化を図ることができ、しかも酸素含有ガスを適切に加熱して発電効率の低下を抑制することができる。
実施例1の発電装置の発電ユニットを示す斜視図。 図1のII−II線における断面構造を模式的に示す端面図。 実施例2の発電装置の図2に対応する断面構造を模式的に示す端面図。 本願発明者らが試案した発電ユニットを示す斜視図。
以下に説明する実施例の技術的特徴を列記する。
(特徴1)共通ガス供給部材は、金属製である。これにより、酸素含有ガスが燃料電池セルからの熱によって効率よく加熱される。
(特徴2)発電装置の共通ガス供給部材は、内側板における外側板側の面が外側板側に突出することにより外側板に近接して障害部が形成される。そして、内側板は、この障害部が形成される部位で外側板側に窪んでいる。これにより、燃料電池セルに対面する内側板の面積をより大きくすることができるため、内側板が燃料電池セルからより多くの伝導熱を吸収することができる。
(特徴3)共通ガス供給部材が燃料電池ユニットの上端部よりも上方まで延びており、共通ガス供給部材の上部を流れる酸素含有ガスは、オフガスの燃焼により生じた排ガスと熱交換するように構成されている。これにより、酸素含有ガスは、共通ガス供給部材の上部を流れる際にこの排ガスにより加熱される。
(特徴4)共通ガス供給部材には、複数の分流用の閉塞溝が複数本の燃料電池セルと並列に設けられている。これにより、共通ガス供給部材を流れる酸素含有ガスを、燃料電池セルのそれぞれに対して均等に供給することができる。
実施例1に係る発電装置について、図1及び図2を参照して説明する。
図1は本実施例に係る発電装置において、発電装置の内部に収容されている発電ユニット10を示す斜視図である。なお、以下の説明においては、便宜上、図1の矢印Aで示す方向を横方向という。
発電ユニット10は、図示しない断熱剤で形成されているケーシング内に収容されている。このケーシングの内部には、発電ユニット10で生じた排ガスをケーシング外へ排出するための排ガス通路や、ケーシング外部の酸素含有ガスを共通ガス供給部材60に供給するための酸素含有ガス通路などが適宜形成されている。
発電ユニット10は、燃料電池ユニット20と改質器40と気化器50と2つの共通ガス供給部材60とを備えている。この発電ユニット10では、燃料電池ユニット20の上に改質器40及び気化器50が積層されるように下から順に配置されており、各共通ガス供給部材60は、これら3つの部材20,40,50が積層された状態でその両側方を覆うようにして対向して配置される。なお、図1においては、2つの共通ガス供給部材60のうち紙面手前側の一方について、その構成を詳細に示すとともに、内部のガスの流れを矢印で示している。
気化器50は、水を気化させて水蒸気を発生させるものであり、上下に屈曲する金属製のプレート式熱交換器で構成されている。この気化器50は、図1に示すように、燃料電池ユニット20の横方向の両端部における幅の長さ及び中央部の幅の長さが改質器40の幅の長さと略同じであるものの、両端側よりも少し内側の部位の幅は改質器40の幅よりも短くなっている。この気化器50には、図示を省略するが、内部に水又は水蒸気が流れる水路が形成されている。この気化器50には、一端側の外側に位置する側面に水供給管51が接続され、他端側の内側に位置する側面に2つの水蒸気供給管52が接続されている。
気化器50において水を気化させるための熱源としては、燃料電池セルのオフガスの燃焼熱が利用される。すなわち、気化器50には、後述するように、燃料電池ユニット20においてオフガスの燃焼により生じた排ガスが供給される。したがって、水供給管51を通じて気化器50の水路に流入した水は、気化器50の周囲を流れる排ガスと熱交換することにより加熱されて水蒸気となり、この水蒸気が水蒸気供給管52から流出して改質器40に供給される。
改質器40は、燃料電池セル22における発電反応に使用する改質ガスを発生させるものである。改質器40は、金属製の容器の内部に蛇行する経路が形成されてなり、その経路内には、改質触媒が充填されている。改質器40は、その平面視が燃料電池ユニット20の平面視と同じ矩形状に形成されて燃料電池ユニット20の上方にこの燃料電池ユニット20と隣接するようにして配置されている。
改質器40は、全体的には扁平な形状をしており、一端側のみが突出して段差状となっている。改質器40において、突出する一端側の外側に位置する側面には燃料ガスを供給するための燃料ガス供給管45が接続されている。なお、本実施例では、燃料ガスには例えばメタンを主成分とするガスを使用する。このようなガスとしては例えば都市ガスが挙げられる。
改質器40において、突出する一端側の内側に位置する側面には、燃料ガス供給管45と対向するように2本の水蒸気供給管52の下流端が接続されている。これにより、気化器50で発生した水蒸気が水蒸気供給管52を通じて改質器40に供給される。
改質器40に流入した燃料ガスと水蒸気とは、改質器40の内部を流れる際に改質触媒によって水素と一酸化炭素からなる改質ガスに改質される。また、図2に示すように、改質器40には、上下に貫通する排ガス孔48が形成されている。排ガス孔48は、燃料電池ユニット20のオフガスの燃焼により生じる高温の排ガスを燃料電池ユニット20側から気化器50側に通過させるためのものである。
改質反応は吸熱を伴うものであるため、改質器40は好適な温度に加熱される必要がある。なお、メタンを主成分とする燃料ガスの好適な改質温度は600℃以上であるため、本実施例では、改質器40が600℃以上となるように加熱されることが好ましい。この点、この改質器40は、燃料電池ユニット20の上方に配置され、後述するように、燃料電池ユニット20においてオフガスが燃焼している部位側に配置されている。したがって、改質器40は、オフガスの燃焼によりその下方が直接加熱されるとともに、排ガス孔48を流れる排ガスと熱交換することにより加熱され、燃料電池ユニット20のオフガスの燃焼熱が改質器40における改質反応に利用される。
図1に示すように、改質器40の段差がない側の側面の両側には、2つの改質ガス供給管31が接続されている。これにより、改質器40で改質された高温の改質ガスが、改質ガス供給管31を流れ、マニホールド30へと送り込まれる。
燃料電池ユニット20は、図1に示すように、複数本の燃料電池セル22を備えている。各々の燃料電池セル22は、複数個の単位燃料電池セルを積層したものであり、柱状に伸びている。複数本の燃料電池セル22は、燃料電池ユニット20の下方に配置されているマニホールド30上において、互いに近接した状態で並列して立設されている。複数本の燃料電池セル22は、発電ユニット10の横方向に、多数列となるように配列され、発電ユニット10の横方向と直交する方向に2列となるように配置される。本実施例では、燃料電池セル22を密集して配置することにより、発電装置のコンパクト化が図られる。
図2に示すように、燃料電池セル22の燃料極の内部には、燃料電池セル22が延びる方向、すなわち上下方向に貫通する複数の改質ガス通路23が並列に形成されている。燃料電池セル22は、この改質ガス通路23に改質ガスが供給されることにより、改質ガス通路23に供給された改質ガスを燃料電池セル22の周囲に存在している酸素含有ガスと反応させて発電する。なお、本実施例では、改質ガスが水素と一酸化炭素とからなり、酸素含有ガスとしては空気が用いられる。発電反応によって水蒸気と二酸化炭素からなる排ガスが生じる。この発電反応は発熱を伴うため、発生する排ガスは高温となる。
個々の燃料電池セル22は、図示を省略するが、燃料極の周面の半分強が固体電解質層を介して酸素極で覆われており、残りの周面がインターコネクタで覆われている。燃料電池セル22は、隣接する燃料電池セルの酸素極と燃料極とが、インターコネクタと集電部材を介して電気的に接続されることにより、複数本の燃料電池セル22が直列に接続される関係におかれている。
なお、燃料電池セルにおいて、燃料極は多孔質であり、ニッケル(Ni)を一成分とするニッケル/YSZサーメット(混合焼結体)からなる。固体電解質層は緻密質であり、ジルコニア(ZrO)にイットリア(Y)を加えた混合物からなる。また、酸素極は多孔質であり、ペロブスカイト型酸化物であるLSM(La1−xSrMnO)からなる。インターコネクタは導電性セラミックからなる。
各々の燃料電池セル22の上端部では、改質ガス通路23が開放されており、発電のために消費されなかった余剰の改質ガス、いわゆるオフガスが放出される。各々の燃料電池セル22の上端近傍には、図示しないスパーク電極が配設されており、スパーク電極が火花放電することによって、図1及び図2に示すように、各々の燃料電池セル22の先端から流出するオフガスが周囲の酸素含有ガスと反応して燃焼する。すなわち、本実施例では複数本の燃料電池セル22の上端が、その燃料電池セル22を通過したオフガスの燃焼域となる。
マニホールド30は、図示を省略するが、内部に改質ガス流路を備え、上面にマニホールド30内部を流れる改質ガスを複数本の燃料電池セル22の複数本の改質ガス通路23に供給するための細孔が複数開口されている。このマニホールド30は、図1に示すように、改質器40と2本の改質ガス供給管31により接続されている。したがって、改質器40で発生した改質ガスは、改質ガス供給管31を通じてマニホールド30に供給され、図2に示すように、マニホールド30を通じて各燃料電池セル22の改質ガス通路23に均等に供給される。
2つの共通ガス供給部材60は、図1及び図2に示すように、酸素含有ガスであるところの空気を、複数本の燃料電池セル22に対して共通して供給するものである。この発電装置では、複数の燃料電池セル22に対して共通に用いられる共通ガス供給部材60を備えることにより、各々の燃料電池セル22に対して個別にガス供給部材を設ける場合に比して、コンパクト化が図られる。
各々の共通ガス供給部材60は、上端及び側方が閉塞する中空の平板状に形成されている。この共通ガス供給部材60は、高熱伝導性の材料で形成することが好ましく、本実施例では金属により形成されるが、その材料は特に限定されない。上述したように、一対の共通ガス供給部材60は、燃料電池ユニット20の上に改質器40及び気化器50が積層された状態で、これらの両側方を覆っている。すなわち、各々の共通ガス供給部材60は、燃料電池セル22の側面と対面するように燃料電池ユニット20の側方に配置されている。
図1に示すように、共通ガス供給部材60は、上部における横方向の両側にガス導入管61が接続されている。各々の共通ガス供給部材60においては、2つのガス導入管61が接続される部位の間に横方向に長い貫通孔64が形成されており、下寄りの部位には4つの分流用閉塞溝65が設けられている。共通ガス供給部材60の下端においては、分流用閉塞溝65が設けられていない部位で開口して開口部66を形成している。共通ガス供給部材60では、貫通孔64と分流用閉塞溝65が設けられる部位の間、すなわち上下方向の略中央の領域に複数の障害部63が設けられている。
各障害部63は、図2に示すように、共通ガス供給部材60の燃料電池ユニット20側に配置される内側板67と内側板67と対向する外側板68とにおいて、内側板67が部分的に外側板68側に突出して外側板68に当接させることにより形成されている。これにより、内側板67の燃料電池セル22側の面は、この障害部63が形成される部位において窪んでいる。なお、この障害部63は、内側板67と外側板68との間に形成される通路を流れる酸素含有ガスの流れの障害となればよく、この障害部63において内側及び外側の2つの板67,68は接着されていてもよいし、単に当接していてもよい。また、障害部63は、図1に示すように、外側板68に平行な断面形状が円形状に形成されている。各障害部63は、上下に4段となり、一番上の段から順に、横方向に4列、5列、4列、5列と設けられている。各障害部63の横方向の間隔は、何れの段においても同じ長さであり、上下に並ぶ各段の間隔も同じである。したがって、各障害部63は、共通ガス供給部材60のこの略中央の領域では略均等に設けられている。また、各分流用閉塞溝65も、内側板67が部分的に外側板68側に突出して外側板68に当接することにより形成されている。4つの分流用閉塞溝65は、横方向に断続的に配置されている。
このような構成により、図1の矢印に示すように、ガス導入管61を通じて共通ガス供給部材60の内部に流れた酸素含有ガスは、共通ガス供給部材60を上方から下方へ流れ、障害部63に衝突する度に流れの方向を変化させるため、酸素含有ガスは共通ガス供給部材60内を蛇行して流れる。そして、酸素含有ガスは、分流用閉塞溝65により分流し、下端の開口部66を通じて流出して燃料電池ユニット20の各燃料電池セル22に供給される。
次に、発電装置の発電ユニット10の発電動作及び発電動作時における流体の流れについて説明する。
水が水供給管51を通じて気化器50に供給されると、この水は気化器50において燃料電池セルを通過したオフガスの燃焼熱によって気化されて水蒸気となる。改質器40には、こうして発生した水蒸気が水蒸気供給管52を通じて供給されるとともに、燃料ガス供給管45を通じて燃料ガスが供給される。改質器40では水蒸気と燃料ガスが混合され、その混合ガスが改質されて改質ガスとなり、この改質ガスは改質ガス供給管31を通じてマニホールド30に送られる。マニホールド30に送られた改質ガスは、図2の破線矢印で示すように、各々の燃料電池セル22の改質ガス通路23へと送られる。
一方、酸素含有ガスは、ガス導入管61を通じて共通ガス供給部材60に流入する。ここで、図1に示すように、共通ガス供給部材60には、ガス導入管61の間に貫通孔64が形成されているため、ガス導入管61を通じて共通ガス供給部材60に流入した酸素含有ガスは、横方向への拡散が制限されながら、上方から下方へ向かって流れる。そして、この共通ガス供給部材60には複数の障害部63が形成されているため、酸素含有ガスは、図1に示すように、共通ガス供給部材60内の通路を流れる際に、障害部63に衝突する度に流れの方向を変えて蛇行する。これにより、本実施例では、酸素含有ガスの流れる経路が長くなるため、流速が速くなり、流れが乱流となる。また、酸素含有ガスの多方向の流れが生じる。したがって、本実施例では、障害部が設けられていない構成に比して、酸素含有ガスが内側板67に接触する機会が多くなる。そして、酸素含有ガスは、分流用閉塞溝65により分流して開口部66から流出し、燃料電池ユニット20における各々の燃料電池セル22に均等に供給される。
図2に示すように、燃料電池ユニット20では、改質ガスが、改質ガス通路23を燃料電池セル22の下方から上方に向かって流れる。一方、酸素含有ガスが、燃料電池セル22の外側の側方を下方から上方に向かって流れ、燃料電池セルの酸素極へと供給される。燃料電池セル22は、内側を流れる改質ガスを周囲を流れる酸素含有ガスと反応させて発電する。また、この発電は上述したように発熱反応であるため、燃料電池セル22は高温となる。これにより、図2の鎖線矢印に示すように、共通ガス供給部材60の内側板67は、燃料電池セル22からの輻射熱と伝導熱とにより加熱される。ここで、上述したように、この共通ガス供給部材60の内部を流れる酸素含有ガスは、障害部63により内側板67に接触する機会が多くなるために、この内側板67と酸素含有ガスとの熱交換が活発に行われる。したがって、燃料電池セル22の発電により発生した熱を酸素含有ガスに対してより多く供給することができ、酸素含有ガスが適切に加熱される。また、本実施例では、内側板67が、障害部63が形成される部位において外側板68側に窪んでいるため、内側板67を平坦に形成する場合に比して伝熱面積が増加し、内側板67が燃料電池セルからの伝導熱をより多く吸収することができる。したがって、このことによっても、酸素含有ガスをより適切に加熱することができる。
燃料電池セル22の上端部では、燃料電池セル22を通過したオフガスがスパーク電極の火花放電により周囲の酸素含有ガスと反応して燃焼する。改質器40は、このオフガスの燃焼熱によりその下部が直接加熱されるとともに、この燃焼により生じた熱が排ガス孔48を流れることにより加熱される。さらに、オフガスの燃焼により発生した高温の排ガスは、図2の実線の太線矢印に示すように、改質器40の排ガス孔48を通じて改質器40の上側に配置される気化器50に送られ、気化器50における水の加熱に利用される。このようにして、本実施例では、オフガスの燃焼熱が改質器40における改質反応と、気化器50における水の気化との双方の熱源として利用される。
排ガスは、さらに気化器50と2つの共通ガス供給部材60との間を流れる。これにより、共通ガス供給部材60の上部を流れる酸素含有ガスが、排ガスと熱交換することにより加熱される。なお、図1に示すように、共通ガス供給部材60の上部では、酸素含有ガスが両側のガス導入管61を通じて流入した後に、貫通孔64によって横方向への拡散が規制された状態で下方へ流れる。一方、気化器50では、横方向の両端部近傍の部位が他の部位よりも幅が狭くなっているため、改質器40の排ガス孔48を通じて上方に流れた排ガスは、気化器50の側方におけるこの両端部近傍の部位において多く流れる。したがって、共通ガス供給部材60の上部において酸素含有ガスが流れる部位の近傍に多量の排ガスが流れることとなるため、酸素含有ガスと排ガスとの熱交換が効率よく行われる。
以上のようにして、酸素含有ガスは、共通ガス供給部材60の上部を流れる際には排ガスにより加熱され、障害部63が形成される領域を流れる際には蛇行して流れることにより燃料電池セル22の熱をより多く吸収して加熱される。したがって、本実施例では、酸素含有ガスを適切に加熱することができ、発電装置における発電効率が低下することを抑制することができる。
表1に、本実施例における発電装置と本願発明者らが試案した図4に示す例とにおいて、燃料電池セル及び燃料電池セルのオフガスの燃焼により生じた排ガスと共通ガス供給部材を流れる酸素含有ガスとの熱交換量のシミュレーション結果を示す。
Figure 2011134505
表1に示すように、共通ガス供給部材60が複数の障害部63を備える本実施例では熱交換量が178Wであり、障害部を備えない図4に示す構成では熱交換量が108Wである。このように本実施例では、共通ガス供給部材60が複数の障害部63を備えることにより、障害部を備えない構成よりも、熱交換量が7割程度も向上しており、共通ガス供給部材60内において酸素含有ガスを蛇行させることにより、酸素含有ガスを適切に加熱することができる。
実施例2に係る発電装置について、図3を参照して説明する。図3に示すように、実施例2は、実施例1と共通ガス供給部材70の構成が異なる。なお、その他の構成は、実施例1と同じであるため、同じ符号を用いて示し、その説明は省略する。
図3に示すように、本実施例の発電ユニット11の共通ガス供給部材70では、燃料電池セル22における改質ガス及び酸素含有ガスの流れの下流側に対応する部位ほど、酸素含有ガスの蛇行度合が大きくなるように障害部73が設けられている。なお、本実施例においても、障害部73は、共通ガス供給部材60において燃料電池ユニット20側に配置される内側板77が外側板78側に突出してこれらの各板77,78が当接することにより形成されている。
各障害部73は、上下に3段となり、一番上の段から順に横方向に5列、4列、3列に配置されており、横方向に配列される障害部73の数が下段ほど少なくなっている。また、各障害部63の横方向の間隔は、上段ほど狭くなっている。また、上下の各段の間隔は、最上段と中間の段との間隔が、中間の段と最下段との間隔よりも狭くなっている。本実施例では、上記実施例1が複数の障害部63を略均等に設けたことに代わり、複数の障害部73が共通ガス供給部材70の下部よりも上部において密集させることによって、燃料電池セル22でのガスの流れの下流側に対応する部位(共通ガス供給部材70の上部)ほど酸素含有ガスの蛇行度合を大きくしている。
ここで、燃料電池セル22では、改質ガスと酸素含有ガスとが反応して発電することにより発熱しており、実施例1で図2を示して説明したように、改質ガス及び酸素含有ガスが下方から上方に向かって流れる。そして、発電により生じた高温の排ガスが上方に流れるとともに、これらの発電に利用されるガスがこの発熱により加熱されながら徐々に上方に流れることにより、燃料電池セル22においては下部よりも上部の方が高温になりやすい。
この点、共通ガス供給部材70では、上述したように、上部ほど酸素含有ガスの蛇行度合が大きくなるように障害部73が設けられている。したがって、共通ガス供給部材70では、燃料電池セル22の高温となりやすい上部に対応して、内側板77と酸素含有ガスとの熱交換がより活発に行われ、内側板77が燃料電池セル22から吸収した熱を酸素含有ガスにより放出しやすくなる。そのため、共通ガス供給部材70の上部においては、内側板77が燃料電池セル22の熱をより多く授受するようになり、燃料電池セル22の上部においては放熱量がより多くなる。一方、共通ガス供給部材70では、燃料電池セル22がさほど高温とはならない下部に対応して、内側板77と酸素含有ガスとの熱交換が上部ほど活発に行われないため、燃料電池セル22の下部では上部よりも放熱量が少なくなる。
このように、本実施例では、燃料電池セル22において高温となりやすい部位ほど放熱量をより多くすることができるため、燃料電池セル22に生じる温度勾配を是正して燃料電池セル22全体の温度の均一化を図ることができる。したがって、燃料電池セル22が部分的に高温なりすぎることに起因してこの部位が劣化することや、燃料電池セル22が部分的に低温になりすぎることに起因してこの部位での発電効率が低下することを抑制することができる。
なお、共通ガス供給部材70における酸素含有ガスの流れと燃料電池セル22において発電に利用されるガスの流れとは逆方向であるため、燃料電池セル22が上部ほど高温であることに対して、共通ガス供給部材60では上部ほど低温となっている。したがって、共通ガス供給部材60の上部を流れる酸素含有ガスと燃料電池セル22の上部との温度差が下部における温度差よりも大きいため、このことからも燃料電池セル22の上部においては下部よりも酸素含有ガスにより多くの熱を供給することができる。
また、本実施例においても、酸素含有ガスは、共通ガス供給部材70の上部を流れる際に排ガスにより加熱され、障害部73が形成される領域を流れる際には蛇行して流れることにより燃料電池セル22の熱をより多く吸収して加熱される。以上のようにして、本実施例では、障害部がない共通ガス供給部材を用いた場合よりも、酸素含有ガスを適切に加熱して発電装置の発電効率を向上させることができる。したがって、コンパクト化を図りつつ、発電効率が低下することを抑制することができる。
(その他の実施例)
上記各実施例では、燃料電池ユニットの上に改質器と気化器とがこの順に配置されている。しかしながら、燃料電池ユニットの上に気化器と改質器とがこの順に配置されるようにしてもよい。また、このように燃料電池ユニットの上にこれらの部材を配置することなく、オフガスの燃焼熱をこれらの部材の加熱に利用するようにしてもよい。さらに、発電装置は、燃料電池セルに改質ガスと酸素含有ガスが供給される構造であればよく、気化器及び改質器によって改質ガスを発生させる必要はなく、気化器及び改質器を有さないものであってもよい。また、酸素含有ガスは、酸素を含有していればよく空気でなくてもよい。
上記各実施例では、共通ガス供給部材を平板状に形成しているが、共通ガス供給部材をこの平板状の部材と、この平板状の部材の上端から燃料電池セルの上方に張り出す張り出し部とから構成し、酸素含有ガスが張り出し部と平板状の部材の内部を流れるようにすることで、図2に示した気化器の上方へ流れた排ガスにより、張り出し部を流れる酸素含有ガスを加熱するようにしてもよい。また、上記各実施例では、共通ガス供給部材において、酸素含有ガスがまずオフガスの排ガスにより加熱された後に燃料電池セルの発電により生じた熱により加熱されるようにしているが、酸素含有ガスを排ガスで加熱することなく、燃料電池セルの発電の熱のみにより加熱されるようにしてもよい。また、上記各実施例では、共通ガス供給部材に分流用の閉塞溝や貫通孔を設けて酸素含有ガスの流れを制御するようにしているが、共通ガス供給部材に分流用の閉塞溝や貫通孔を設けない簡素な構成としてもよい。
上記各実施例では、障害部の断面形状が円形状であるが、障害部の形状は特に限定されない。また、上記各実施例では、内側板を外側板側に突出させて障害部を形成し、障害部が形成される部位で内側板の燃料電池セル側と対面する表面は窪むようにしている。しかしながら、内側板を、障害部が設けられる部位において平坦に形成し、外側板を内側板側に窪ませてもよい。また、内側板と外側板との双方を互いに近づくように突出させることにより近接させるようにしてもよい。また、内側板と外側板との何れをも突出させることなく、双方の板の間に部材を介在させてこれらの板を間接的に近接させるようにしてもよい。また、内側板と外側板は、障害部で当接していなくてもよく、一部が微小な隙間を有して近接することにより障害部を構成するようにしてもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は、複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10,11,110:発電ユニット
20,120:燃料電池ユニット
22,122:燃料電池セル
23:改質ガス通路
30:マニホールド
31:改質ガス供給管
40,140:改質器
45:燃料ガス供給管
48:排ガス孔
50,150:気化器
51:水供給管
52:水蒸気供給管
60,70,160:共通ガス供給部材
61,161:ガス導入管
63,73:障害部
64:貫通孔
65:分流用閉塞溝
66,166:開口部
67,77:内側板
68,78:外側板

Claims (2)

  1. 複数本の燃料電池セルが並列に立設されている燃料電池ユニットと、
    前記複数本の燃料電池セルに対して酸素含有ガスを供給するとともに、前記燃料電池セルの側面に対面するように前記燃料電池ユニットの側方に配置されている共通ガス供給部材とを備えており、
    前記共通ガス供給部材は、前記燃料電池ユニット側に配置される内側板と、前記内側板と対向する外側板と、前記内側板と前記外側板との一部が他の部位よりも近接して酸素含有ガスの流れの障害となることにより酸素含有ガスを蛇行させる複数の障害部とを備えていることを特徴とする発電装置。
  2. 前記共通ガス供給部材では、前記燃料電池セルにおける改質ガスの流れの下流側に対応する部位ほど、酸素含有ガスの蛇行度合が大きくなるように前記複数の障害部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の発電装置。
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