JP2010049943A - 燃料電池モジュール - Google Patents

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直樹 渡邉
Toshiharu Oe
俊春 大江
Tsukasa Shigesumi
司 重住
Kiyotaka Nakano
清隆 中野
Katsuhisa Tsuchiya
勝久 土屋
Masayuki Kawamura
昌之 川村
Yosuke Akagi
陽祐 赤木
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Abstract

【課題】 複数の燃料電池セルにおいて発電反応に寄与しなかった残余の燃料ガスと残余の酸化剤ガスとが燃焼することで発生するガスを含む排出ガスの熱を改質器に極力均一且つ効率的に伝熱させることができる燃料電池モジュールを提供すること。
【解決手段】 この燃料電池モジュールFCは、複数の燃料電池セル4と、複数の燃料電池セル4の他端側に所定間隔をおいて配置され、被改質ガスを改質して燃料ガスとする改質器5と、を備え、複数の燃料電池セル4側から改質器5の周囲を通過して流れるガスであって、複数の燃料電池セル4において発電反応に寄与しなかった残余の燃料ガスと残余の酸化剤ガスとが燃焼することで発生するガスを含む排出ガスの流れを阻害するように形成された移行部としての空気流路管76a,76b,77a,77bを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、燃料ガスと酸化剤ガスとが一端側から他端側へと流れることによって作動する複数の燃料電池セルを含む燃料電池モジュールに関する。
燃料ガスと酸化剤ガスとが一端側から他端側へと流れることによって作動する複数の燃料電池セルを含む燃料電池モジュールにおいては、外部から被改質ガスとしての都市ガス等が供給され、その都市ガス等を改質触媒が収められた改質器に導入し、水素リッチな燃料ガスに改質した後に複数の燃料電池セルへと供給している。
下記特許文献1に記載の技術は、例えば負荷追従運転を行った場合に生じる出力低下に伴う改質器温度の低下に起因する改質効率の低下を解決するためのものである。下記特許文献1ではこの課題を解決するために、改質器に燃料電池セル側に延びる伝熱板を設けている。この伝熱板によって、燃料電池セルの輻射熱を改質器に伝熱させることで、改質器の温度を高温に維持している。伝熱板は、改質器の燃料電池セルへ向かう方向と交わる方向(幅方向)において、互いに離れた位置となるように一対設けられている。また、伝熱板は改質器の側面に取り付けられている(下記特許文献1の図3参照)。
また、燃料電池モジュールにおける改質器に着目した技術としては、下記特許文献2に記載されているようなものも提案されている。
特開2008−34205号公報 特開2003−109639号公報
ところで、複数の燃料電池セルとの間に所定の間隔をおいて改質器を配置する場合、複数の燃料電池セルにおいて発電反応に寄与しなかった残余の燃料ガスと残余の酸化剤ガスとを燃焼させ、その燃焼による熱を改質器に伝熱させて被改質ガスの改質反応に利用するものである。この場合、改質器の複数の燃料電池セルに向かう下面側は効率的にその熱を受け取ることができるけれども、改質器の上面(複数の燃料電池セルに向かう下面とは反対側の面)側は効率的にその熱を受け取ることができない。上述した従来の技術では、改質器に届きにくい熱を改質器に伝熱させることには一定の効果を奏することがあるかもしれないが、このような改質器が受け取る熱の不均一性に関する問題には対処することができなかった。
そこで本発明では、複数の燃料電池セルにおいて発電反応に寄与しなかった残余の燃料ガスと残余の酸化剤ガスとが燃焼することで発生するガスを含む排出ガスの熱を改質器に極力均一且つ効率的に伝熱させることができる燃料電池モジュールを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る燃料電池モジュールは、燃料ガスと酸化剤ガスとが一端側から他端側へと流れることによって作動する複数の燃料電池セルと、前記複数の燃料電池セルの他端側に所定間隔をおいて配置され、被改質ガスを改質して燃料ガスとする改質器と、を備える燃料電池モジュールであって、前記複数の燃料電池セルにおいて発電反応に寄与しなかった残余の燃料ガスと残余の酸化剤ガスとが燃焼することで発生するガスを含む排出ガスであり、前記排出ガスは、前記複数の燃料電池セル側から前記改質器の周囲を通過して流れ、前記改質器の周囲を通過して流れた排出ガスの流れを阻害するように形成された移行部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、複数の燃料電池セルにおいて発電反応に寄与しなかった残余の燃料ガスと残余の酸化剤ガスとが燃焼することで発生するガスを含む排出ガスの熱を改質器に極力均一且つ効率的に伝熱させることができる燃料電池モジュールを提供することができる。
本発明を実施するための最良の形態を説明するのに先立って、本発明の作用効果について説明する。
本発明に係る燃料電池モジュールは、燃料ガスと酸化剤ガスとが一端側から他端側へと流れることによって作動する複数の燃料電池セルと、前記複数の燃料電池セルの他端側に所定間隔をおいて配置され、被改質ガスを改質して燃料ガスとする改質器と、を備える燃料電池モジュールであって、前記複数の燃料電池セルにおいて発電反応に寄与しなかった残余の燃料ガスと残余の酸化剤ガスとが燃焼することで発生するガスを含む排出ガスであり、前記排出ガスは、前記複数の燃料電池セル側から前記改質器の周囲を通過して流れ、前記改質器の周囲を通過して流れた排出ガスの流れを阻害するように形成された移行部を備えることを特徴とする。
本発明では、複数の燃料電池セルにおいて燃料ガス及び酸化剤ガスが流れる下流側の他端側に改質器が所定間隔をおいて配置され、複数の燃料電池セル側から改質器の周囲を通過して流れた排出ガスの流れを阻害するように移行部が形成されているので、改質器の周囲を流れる排出ガスの流れが妨げられる。従って、改質器の周囲を流れる排出ガスは、その流れが妨げられない領域、すなわち改質器上面(複数の燃料電池セルと対向する下面とは反対側の面)側に流れが方向付けられる。そのため、複数の燃料電池セルにおいて発電反応に寄与しなかった残余の燃料ガスと残余の酸化剤ガスとが燃焼することで発生するガスを含む排出ガスが、改質器上面側へと流れ込むので、その排出ガスの熱を改質器上面側へと効率的に伝熱させることができる。
また、本発明に係る燃料電池モジュールでは、前記移行部は、前記改質器を前記複数の燃料電池セル側に投影する方向において、前記改質器よりも外側に位置する部分を有し、前記改質器を挟んで前記複数の燃料電池セルとは反対側に配置されていることも好ましい。
移行部は、改質器から複数の燃料電池セルを見通す方向において、改質器よりも外側に位置する部分を有しているので、複数の燃料電池セルにおいて発生した排出ガスを改質器の外側から確実に改質器の裏側へと方向付けることができる。また、移行部は、前記改質器を挟んで前記複数の燃料電池セルとは反対側に配置されているので、改質器の周囲を通過した排出ガスを確実に改質器の裏側へと方向付けることができる。
また、本発明に係る燃料電池モジュールでは、前記改質器は、前記排出ガスの流れる方向に沿った高さよりも、前記排出ガスの流れる方向と交わる方向に沿った幅が長くなるように扁平形状に形成されていることも好ましい。
複数の燃料電池セルとの間に所定の間隔をおいて改質器を配置する場合、複数の燃料電池セルにおいて発電反応に寄与しなかった残余の燃料ガスと残余の酸化剤ガスとを燃焼させ、その燃焼による熱を改質器に効率的に伝熱させるために、複数の燃料電池セルに臨む面を広く取る扁平形状と成すことが好ましい。このように改質器を扁平形状と成した場合、本発明のように積極的に改質器周辺を流れる排出ガスを改質器の上面側へと導くことで、より効果的に改質器上面の特に中央近傍の温度を上昇させることができる。
また、本発明に係る燃料電池モジュールでは、前記移行部は、前記複数の燃料電池セルへと流れ込む酸化剤ガスの流路の一部によって形成されていることも好ましい。
この態様によれば、移行部を酸化剤ガスの流路の一部によって形成しているので、移行部と流路とを別々に設ける必要がなく、燃料電池モジュールの無用な大型化を避けることができる。また、酸化剤ガスの流路の一部が移行部となるので、その流路に排出ガスが当たることで、酸化剤ガスに熱を与えることができる。
また、本発明に係る燃料電池モジュールでは、前記移行部は、前記複数の燃料電池セルへと流れ込む酸化剤ガスの流路の一部によって形成されており、その流路が複数並列に形成されるように、複数の部分に分割されて形成されていることも好ましい。
この態様によれば、移行部を酸化剤ガスの流路の一部によって形成しているので、移行部と流路とを別々に設ける必要がなく、燃料電池モジュールの無用な大型化を避けることができる。また、酸化剤ガスの流路の一部が移行部となるので、その流路に排出ガスが当たることで、酸化剤ガスに熱を与えることができる。また、流路が複数並列に形成されるように、複数の部分に分割されているので、排出ガスの一部をその分割された間の領域に導入することができ、排出ガスの熱をより効果的に酸化剤ガスに与えることができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図1は、本発明に係る燃料電池モジュールの一実施形態である燃料電池モジュールFCを示す斜視図であって、カバー部材を取り外した状態を示す図である。図2は、燃料電池モジュールFCの断面図であって、図1の矢印A方向において、燃料電池モジュールFCの中央近傍における断面図である。図3は、燃料電池モジュールFCの断面図であって、図1の矢印B方向において、燃料電池モジュールFCの中央近傍における断面図である。尚、図2及び図3においては、断面のハッチングを省略している。
カバー部材(図1,3に明示しない。図2にその外形を二点鎖線で示す)は、正面側の側壁と、長手方向の一対の側壁と、背面側の側壁と、天井とによって直方体状に形成される。各側壁の下端部には、フランジ部が形成され、そのフランジ部をベース部材2に当接させることで、カバー部材とベース部材2とによって密閉される空間が形成されている。カバー部材とベース部材2とはボルト(図示しない)によって固定され、そのボルトがカバー部材に設けられた取り付け穴を貫通し、ベース部材2に設けられた取り付け穴2aを貫通することで固定されている。
カバー部材とベース部材2とによって形成される内部空間は、仕切り板15によって二つの空間に分離されている。仕切り板15によって分離されている空間の内、燃料電池セルスタック400が配置されている空間が発電室16である。仕切り板15によって分離されている空間の内、他方の空間が排気ガス室17である。尚、カバー部材の内壁面と仕切り板15とは、直接若しくは何らかの密着用部材(例えば、可撓性のある薄板部材)を介して間接的に密着している。
仕切り板15は、ベース部材2に設けられた支持部材15aに戴置され、ベース部材2と所定距離を保って保持されている。支持部材15aは、仕切り板15を長手方向の両端において支持するように一対設けられている。従って、一対の支持部材15a,15a間には隙間15bが形成されている。カバー部材の壁面に設けられた排気ガス通路(図示しない)を通った排出ガスは、この隙間15bから排気ガス室17へと導入される。
仕切り板15にはガスタンク3が載置されている。ガスタンク3には、燃料電池セルスタック400が10個並べて配置されており、ガスタンク3から燃料ガスが、それぞれの燃料電池セルスタック400を構成する燃料電池セル4に供給される。
より具体的には、ガスタンク3の上面には、燃料電池セルスタック400の下支持板400bとほぼ同じ形状の開口部(図示しない)が設けられており、その開口部に下支持板400bを密接させてガスタンク3と各燃料電池セルスタック400とが接続されている。従って、燃料電池セルスタック400を構成する燃料電池セル4は、その先端部分を上部側に向けてガスタンク3に立設されている。
各燃料電池セル4は、管状であり、燃料電池セル4の管内を燃料電池セル4の一方の端部から他方の端部へと流れるガスと、その管外を一方の端部から他方の端部へと流れるガスの作用により作動する。本実施形態では、燃料電池セル4の管内を流れるガスは、水素又は炭化水素燃料等を改質した改質ガス等の燃料ガスであり、燃料電池セル4の管外を流れるガスは、酸素を含む空気等の酸化剤ガスである。
ここで、燃料電池セル4を含む燃料電池セルユニット30について、図4を参照しながら説明する。図4に示すように、燃料電池セルユニット30は、燃料電池セル4によって形成され且つ上下方向に延びる管状構造体であり、円筒形の燃料電池セル4と、燃料電池セル4の一方の端部4aに取付けられた内側電極端子40と、他方の端部4bに取付けられた外側電極端子42と、を有している。
燃料電池セル4は、円筒形の内側の電極層44と、円筒形の外側の電極層48と、これらの電極層44、48の間に配置された円筒形の電解質層46と、内側の電極層44の内側に構成される貫通流路50とを有している。また、燃料電池セル4の一方の端部4aに、内側の電極層44が電解質層46及び外側の電極層48に対して露出した内側電極露出周面44aと、電解質層46が外側の電極層48に対して露出した電解質露出周面46aとが設けられている。燃料電池セル4の他方の端部4bは、外側の電極層48が露出した外側電極露出周面48aによって構成されている。貫通流路50は、燃料ガス流路として機能する。内側電極露出周面44aは、内側の電極層44と電気的に通じる内側電極外周面でもある。外側電極露出周面48aは、外側の電極層48と電気的に通じる外側電極外周面でもある。
内側の電極層44は、例えば、Niと、CaやY、Sc等の希土類元素から選ばれる少なくとも一種をドープしたジルコニアとの混合体、Niと、希土類元素から選ばれる少なくとも一種をドープしたセリアとの混合体、Niと、Sr、Mg、Co、Fe、Cuから選ばれる少なくとも一種をドープしたランタンガレートとの混合体、の少なくとも一種から形成される。電解質層46は、例えば、Y、Sc等の希土類元素から選ばれる少なくとも一種をドープしたジルコニア、希土類元素から選ばれる少なくとも一種をドープしたセリア、Sr、Mgから選ばれる少なくとも一種をドープしたランタンガレート、の少なくとも一種から形成される。外側の電極層48は、例えば、Sr、Caから選ばれる少なくとも一種をドープしたランタンマンガナイト、Sr、Co、Ni、Cuから選ばれる少なくとも一種をドープしたランタンフェライト、Sr、Fe、Ni、Cuから選ばれる少なくとも一種をドープしたサマリウムコバルト、銀、などの少なくとも一種から形成される。この場合、内側の電極層44が燃料極になり、外側の電極層48が空気極になる。内側の電極層44の厚さは、例えば、1mmであり、電解質層46の厚さは、例えば、30μmであり、外側の電極層48の厚さは、例えば、30μmであり、その外径は、例えば、1〜10mmである。
内側電極端子40は、内側電極露出周面44aを全周にわたって外側から覆うように配置され且つそれと電気的に接続された本体部分40aと、本体部分40aから燃料電池セル4の長手方向に延びる管状部分40bとを有している。本体部分40a及び管状部分40bは、円筒形であり且つ同心に配置され、管状部分40bの管径は、本体部分40aの管径よりも細くなっている。管状部分40bは、貫通流路50と連通し且つ外部と通じる接続流路40cを有している。本体部分40aと管状部分40bとの間の段部40dは、内側の電極層44の端面44bと当接している。
外側電極端子42は、外側電極露出周面48aを全周にわたって外側から覆うように配置され且つそれと電気的に接続された本体部分42aと、本体部分42aから燃料電池セル4の長手方向に延びる管状部分42bとを有している。本体部分42a及び管状部分42bは、円筒形であり且つ同心であり、管状部分42bの管径は、本体部分42aの管径よりも細くなっている。管状部分42bは、貫通流路50と連通し且つ外部と通じる接続流路42cを有している。本体部分42aと管状部分42bとの間の段部42dは、環状の絶縁部材52を介して外側の電極層48、電解質層46及び内側の電極層44の端面44cと当接している。
内側電極端子40の全体形状と外側電極端子42の全体形状とは同一である。また、内側電極端子40と燃料電池セル4、及び、外側電極端子42と燃料電池セル4とは、その全周にわたって導電性のシール材54によってシールされ且つ固定されている。シール材54は、例えば、銀、銀とガラスの混合物、金、ニッケル、銅、チタンなどを含む各種ロウ材である。
内側電極端子40の接続流路40c、燃料電池セル4の貫通流路50、及び外側電極端子42の接続流路42cは、燃料電池セルユニット30の管内流路30cを構成する。
続いて、燃料電池セルユニット30を含む燃料電池セルスタック400について、図5を参照しながら説明する。燃料電池セルスタック400は、16本の燃料電池セルユニット30と、上支持板400aと、下支持板400bと、接続部材400cと、外部端子400dとを備えている。
上支持板400a及び下支持板400bは矩形であり、それぞれ、燃料電池セルユニット30を2列×8行で支持するように燃料電池セルユニット30の管状部分40b、42bに嵌合する貫通孔(図に明示しない)を有している。上支持板400a及び下支持板400bは、電気絶縁性材料で形成されており、例えば、耐熱性のセラミックスで形成されている。具体的には、アルミナ、ジルコニア、スピネル、フォルステライト、マグネシア、チタニアなどを用いることが好ましい。
16本の燃料電池セルユニット30は、それらが電気的に直列に接続されるように配列されている。詳細には、燃料電池セルユニット30は、隣接した燃料電池セルユニット30の内側電極端子40が交互に上側及び下側に配置されるように配列されている。更に、16本の燃料電池セルユニット30を電気的に直列に接続するための接続部材400cが設けられている。接続部材400cは、隣接した1つの内側電極端子40と1つの外側電極端子42とを電気的に接続する。直列に接続された16本の燃料電池セルユニット30の両端部の内側電極端子40及び外側電極端子42にはそれぞれ、外部と電気的な接続を行うための外部端子400dが設けられている。接続部材400c、外部端子400dは、例えば、ステンレス鋼、ニッケル基合金、クロム基合金などの耐熱金属や、ランタンクロマイトなどのセラミック材料で形成される。各燃料電池セルスタック400の外部端子400dは電気的に直列に接続されていて、その両端には電極棒13,14に接続されている。
図4及び図5を参照しながら説明したように、燃料電池セルスタック400において、燃料電池セルユニット30の内側電極端子40が設けられている端部4aと外側電極端子42が設けられている端部4bとは上下交互になるように配置されている。
ここで、図1〜3に戻り、燃料電池モジュールFCの説明を続ける。本実施形態では、燃料電池セルスタック400の上方に位置するように、改質器5が配置されている。改質器5には、配管6Cと配管6Dとが繋がれていて、これらの配管6C及び配管6Dによって、改質器5は燃料電池セルスタック400と所定間隔をおいて上方に位置するように保持されている。配管6Cは、改質器5に被改質ガスとしての都市ガス、空気、及び水蒸気を供給するための配管であって、仕切り板15に対して立設されている。配管6Dは、改質器5において改質された燃料ガスをガスタンク3に供給するための配管であって、ガスタンク3に対して立設されている。
配管6Cを通して改質器5に供給される都市ガス及び空気は、被改質ガス供給管6Aを通って燃料電池モジュールFC内に導入される。また、配管6Cを通して改質器5に供給される水蒸気は、水蒸気供給管6Bを通って燃料電池モジュールFC内に導入される。被改質ガス供給管6A及び水蒸気供給管6Bは、仕切り板15を挟んで配管6Cとは反対側に設けられている混合室15cに繋がっている。被改質ガス供給管6Aから供給される都市ガス及び空気と、水蒸気供給管6Bから供給される水蒸気とは、この混合室15cにおいて混合され、配管6Cへと供給される。
図1〜3には明示しないが本実施形態では、被改質ガス供給管6Aと水蒸気供給管6Bとのそれぞれに電磁弁が取り付けられていて、それぞれの電磁弁は制御部としてのCPUから出力される指示信号に応じて開閉し、改質器5に供給する被改質ガスと空気と水蒸気の比率を変更可能なように構成されている。
改質器5に導入された被改質ガスとしての都市ガス(水蒸気が混合されている場合もあり)及び空気(被改質ガスのみの場合もあり)は、改質器5内に収められている改質触媒によって改質される。改質された燃料ガスは、配管6Dを通ってガスタンク3へと供給される。改質器5に対して配管6Cが繋がっている部分と、改質器5に対して配管6Dが繋がっている部分とは、長手方向において一端近傍と他端近傍とに引き離されている。これによって、改質器5に供給された燃料ガス及び空気は改質触媒に十分に触れることが可能となる。
改質器5には、改質触媒が封入されている。改質触媒としては、アルミナの球体表面にニッケルを付与したもの、アルミナの球体表面にルテニウムを付与したもの、が適宜用いられる。これらの改質触媒は球体である。
本実施形態では、改質器5及び各燃料電池セルスタック400を覆うように、流路部材7が設けられている。流路部材7は、空気流路外壁71,72と、空気分配室73と、空気集約室74,75と、空気流路管76a,76b,77a,77bと、外壁78,79を有している。流路部材7は、長手方向に空気流路外壁71,72が、短手方向に外壁78,79が、それぞれ配置され、それらの部材によって箱状となるように形成されている。流路部材7は、改質器5及び各燃料電池セルスタック400を覆うように、仕切り板15に立設されている。続く説明では、流路部材7の仕切り板15に当接する側を下方とし、その下方と反対側を上方として説明する。
空気分配室73は、外壁79の外側上方に取り付けられている。すなわち、空気分配室73は、空気流路外壁71,72と外壁78,79とによって形成される箱状体の外側且つ短手側の上方に取り付けられている。空気分配室73には、空気供給管7Aが繋がれており、酸化剤ガスとしての空気が供給される。空気分配室73には、空気流路管76a,76b,77a,77bも繋がれている。
空気流路管76a,76bは、空気流路外壁71,72と外壁78,79とによって形成される箱状体の内側且つ長手側の上方に、空気流路外壁71に沿うように配置されている。空気流路管76aは、空気流路外壁71側に、空気流路管76bは、空気流路管76aよりも内側に、それぞれ配置されている。空気流路管76a,76bの一端は外壁79を貫通して空気分配室73に繋がれており、他端は空気集約室74に繋がれている。従って、空気分配室73に流入した空気は、空気流路管76a,76bを通り、空気集約室74へと流れ込んで再合流する。
空気流路管77a,77bは、空気流路外壁71,72と外壁78,79とによって形成される箱状体の内側且つ長手側の上方に、空気流路外壁72に沿うように配置されている。空気流路管77aは、空気流路外壁72側に、空気流路管77bは、空気流路管77aよりも内側に、それぞれ配置されている。空気流路管77a,77bの一端は外壁79を貫通して空気分配室73に繋がれており、他端は空気集約室75に繋がれている。従って、空気分配室73に流入した空気は、空気流路管77a,77bを通り、空気集約室75へと流れ込んで再合流する。
空気集約室74,75は、外壁78の内側上方に取り付けられている。すなわち、空気集約室74,75は、空気流路外壁71,72と外壁78,79とによって形成される箱状体の内側且つ短手側の上方に取り付けられている。空気集約室74は空気流路外壁71と密着するように配置されており、空気集約室74に流れ込んだ空気は空気流路外壁71へと流れ出すように構成されている。一方、空気集約室75は空気流路外壁72と密着するように配置されており、空気集約室75に流れ込んだ空気は空気流路外壁72へと流れ出すように構成されている。
空気流路外壁71,72は、それぞれが二重壁構造となっていて、それぞれの内部を空気が流れることができるように構成されている。より具体的には、空気流路外壁71は、上方から三室に分割された構造となっており、上方から順に、第一室711、第二室712、第三室713として形成されている。空気集約室74から流れ込んだ空気は、第一室711に流れ込んだ後、第二室712に流れ込み、その後第三室713に流れ込む。同様に、空気流路外壁72も、上方から三室に分割された構造となっており、上方から順に、第一室721、第二室722、第三室723として形成されている。空気集約室75から流れ込んだ空気は、第一室721に流れ込んだ後、第二室722に流れ込み、その後第三室723に流れ込む。
第三室713,723にはそれぞれ、所定間隔をおいて複数の空気流入孔713a,723aが形成されている。空気流入孔713a,723aは、燃料電池セルスタック400が連設されている方向に、各燃料電池セル4間の間隙に向かう位置であって、燃料電池セル4に対する上下方向の位置が略同一となるように、複数個形成されている。
空気流路外壁71,72に流れ込んだ空気は、空気流入孔713a,723aを通って発電室16内の燃料電池セル4近傍へと流れ込むように構成されている。空気流入孔713a,723aを通って流れ込んだ空気は、燃料電池セル4の外側を通って各燃料電池セル4の下方から上方へと流れる。各燃料電池セル4の上方に至った空気は、各燃料電池セル4の管内流路を通った燃料ガスと合わせて燃焼される。
各燃料電池セルスタック400の上方は、空気と燃料ガスとが混合して燃焼する燃焼部18となっている。燃料ガスは、ガスタンク3から、燃料電池セルユニット30の管内流路30cを通り、燃焼部18に向けて上昇する。また、燃料電池セル4の外側を流れる空気も、燃焼部18に向けて上昇する。空気流路外壁72の燃焼部18に対応する部分には点火装置挿入穴724が設けられ、燃焼ガスと空気との燃焼を開始させるための点火装置(図示しない)が点火装置挿入穴724から燃焼部18に突出されている。この点火装置により燃料ガスと空気とが混合して燃焼する。燃料電池セルスタック400を構成する燃料電池セル4は、燃焼部18によって上方から加熱される。また、空気流入孔713a,723aを通って流れ込む空気も、上述したように空気流路管76a,76b,77a,77b、空気流路外壁71,72を通る間に、燃焼部18における燃焼によって加熱される。
ここで、流路部材7内における排出ガスの流れについて、図6を参照しながら説明する。図6は、流路部材7内における排出ガスの流れを説明するために、図2と同じ方向から見た流路部材7内部の様子を模式的に示す図である。図6に示すように、各燃料電池セル4においては、その内部を流れる燃料ガスと、その外部を流れる空気との作用によって発電反応が行われる。その発電反応に寄与しなかった残余の燃料ガスと残余の空気は、各燃料電池セル4の上端において燃焼し、その排出ガスが上方へと立ち上る。燃料電池セル4群の上方には改質器5が配置されているので、排出ガスはこの改質器5を回避するように更に立ち上って行く。ここで、改質器5よりも上方に何も遮蔽物がなければ、改質器5を回避するように立ち上った排出ガスは、そのまま上方に立ち上り、改質器5の上面に回りこむ量は極めて少ないものとなる。
しかしながら、本実施形態の場合、改質器5よりも上方であって、改質器5と流路部材7の上端との間に空気流路管76a,76b,77a,77bが設けられている。従って、改質器5の両脇から上方にかけての排出ガスの流路が実質的には狭められていることになり、この部分において排出ガスの流れが阻害されるように構成されている。そのため、改質器5の両脇から上方に立ち上った排出ガスは、空気流路管76a,76b,77a,77bそれぞれの下面76aa,76ba,77aa,77baに当たってその流れが阻害され、空気流路管76aと空気流路管76bとの間や、空気流路管76aと空気流路外壁71との間、空気流路管77aと空気流路管77bとの間、空気流路管77aと空気流路外壁72との間に流れ込む。また、残りの排出ガスは空気流路管76bと空気流路管77bとの間、すなわち改質器5の上面側に流れ込む。このように改質器5の上面側に排出ガスを流れ込ませるように構成することで、改質器5の上面に排出ガスを接触させて、改質器5との間で熱交換を効果的に行わせることができる。
上述した実施形態では、空気流路管76a,76b,77a,77b、特にそれらの下面76aa,76ba,77aa,77baが本発明における移行部に相当する役割を担っているけれども、本発明における移行部の実施の形態はこれらに限られるものではない。
本発明における移行部の実施形態の変形例について図7〜9を参照しながら説明する。
図7に示す例は、本発明の移行部を一対の移行板80,81によって実施する例である。図7に示すように、各燃料電池セル4においては、その内部を流れる燃料ガスと、その外部を流れる空気との作用によって発電反応が行われる。その発電反応に寄与しなかった残余の燃料ガスと残余の空気は、各燃料電池セル4の上端において燃焼し、その排出ガスが上方へと立ち上る。燃料電池セル4群の上方には改質器5が配置されているので、排出ガスはこの改質器5を回避するように更に立ち上って行く。ここで、改質器5よりも上方に何も遮蔽物がなければ、改質器5を回避するように立ち上った排出ガスは、そのまま上方に立ち上り、改質器5の上面に回りこむ量は極めて少ないものとなる。
しかしながら、本例の場合、改質器5よりも上方であって、改質器5と流路部材7の上端との間に移行板80,81が設けられている。より具体的には、流路部材7の空気流路外壁71から改質器5に向けて移行板80が、空気流路外壁72から改質器5に向けて移行板81が、それぞれ設けられている。移行板80と移行板81とは改質器5の幅よりもやや広めの間隔をおいて対向するように、互いに距離dを保つように配置されている。移行板80と移行板81との間には、隙間801が形成されている。従って、改質器5の両脇から上方にかけての排出ガスの流路が実質的には遮られていることになり、この部分において排出ガスの流れが阻害されるように構成されている。そのため、改質器5の両脇から上方に立ち上った排出ガスは、移行板80,81に当たってその流れが阻害され、隙間801に向けて流れ込み、結果として改質器5の上面側に流れ込む。このように改質器5の上面側に排出ガスを流れ込ませるように構成することで、改質器5の上面に排出ガスを接触させて、改質器5との間で熱交換を効果的に行わせることができる。
図8に示す例は、本発明の移行部を一対の移行ブロック82,83によって実施する例である。改質器5の周辺における排出ガスの流れについては、図6及び図7を参照しながら説明したのと同様であるのでその記載を省略する。本例の場合、改質器5よりも上方であって、改質器5と流路部材7の上端との間に移行ブロック82,83が設けられている。より具体的には、流路部材7の空気流路外壁71から改質器5に向けて移行ブロック82が、空気流路外壁72から改質器5に向けて移行ブロック83が、それぞれ設けられている。移行ブロック82と移行ブロック83とは改質器5の幅よりもやや広めの間隔をおいて対向するように、互いに距離d1を保つように配置されている。移行ブロック82と移行ブロック83との間には、隙間829が形成されている。従って、改質器5の両脇から上方にかけての排出ガスの流路が実質的には遮られていることになり、この部分において排出ガスの流れが阻害されるように構成されている。そのため、改質器5の両脇から上方に立ち上った排出ガスは、移行ブロック82の下面821に当たってその流れが阻害され、傾斜面822に沿って内側に流れの方向が変化し、隙間829に向けて流れ込み、結果として改質器5の上面側に流れ込む。同様に、移行ブロック83の下面831に当たってその流れが阻害され、傾斜面832に沿って内側に流れの方向が変化し、隙間829に向けて流れ込み、結果として改質器5の上面側に流れ込む。このように改質器5の上面側に排出ガスを流れ込ませるように構成することで、改質器5の上面に排出ガスを接触させて、改質器5との間で熱交換を効果的に行わせることができる。
図9に示す例は、本発明の移行部を一つの移行板84によって実施する例である。改質器5の周辺における排出ガスの流れについては、図6及び図7を参照しながら説明したのと同様であるのでその記載を省略する。本例の場合、改質器5よりも上方であって、改質器5と流路部材7の上端との間に移行板84が設けられている。より具体的には、流路部材7の空気流路外壁71から空気流路外壁72にかけて移行板84が設けられている。移行板84には、幅d2のスリット849が設けられている。スリット849は、改質器5の上方に形成されている。従って、改質器5の両脇から上方にかけての排出ガスの流路が実質的には遮られていることになり、この部分において排出ガスの流れが阻害されるように構成されている。そのため、改質器5の両脇から上方に立ち上った排出ガスは、移行板84に当たってその流れが阻害され、スリット849に向けて流れ込み、結果として改質器5の上面側に流れ込む。このように改質器5の上面側に排出ガスを流れ込ませるように構成することで、改質器5の上面に排出ガスを接触させて、改質器5との間で熱交換を効果的に行わせることができる。
カバー部材を外して示す燃料電池モジュールの斜視図である。 図1に示す燃料電池モジュールの断面図である。 図1に示す燃料電池モジュールの断面図である。 燃料電池セルユニットを説明するための図である。 燃料電池セルスタックを説明するための図である。 本実施形態に係る燃料電池モジュールの移行部の構成を示す図である。 図6に示す移行部の変形例を示す図である。 図6に示す移行部の変形例を示す図である。 図6に示す移行部の変形例を示す図である。
符号の説明
2:ベース部材
2a:穴
3:ガスタンク
4:燃料電池セル
4a:端部
4b:端部
5:改質器
6A:被改質ガス供給管
6B:水蒸気供給管
6C:配管
6D:配管
7:流路部材
7A:空気供給管
13,14:電極棒
15:板
15a:支持部材
15b:隙間
15c:混合室
16:発電室
17:排気ガス室
18:燃焼部
30:燃料電池セルユニット
30c:管内流路
40:内側電極端子
40a:本体部分
40b:管状部分
40c:接続流路
40d:段部
42:外側電極端子
42a:本体部分
42b:管状部分
42c:接続流路
42d:段部
44:電極層
44a:内側電極露出周面
44b:端面
44c:端面
46:電解質層
46a:電解質露出周面
48:電極層
48a:外側電極露出周面
50:貫通流路
52:絶縁部材
54:シール材
71:空気流路外壁
72:空気流路外壁
73:空気分配室
74:空気集約室
75:空気集約室
76a,76b,77a,77b:空気流路管
76aa,76ba,77aa,77ba:下面
78:外壁
79:外壁
80,81:移行板
82,83:移行ブロック
84:移行板
400:燃料電池セルスタック
400a:上支持板
400b:下支持板
400c:接続部材
400d:外部端子
711:第一室
712:第二室
713:第三室
713a,723a:空気流入孔
721:第一室
722:第二室
723:第三室
724:点火装置挿入穴
FC:燃料電池モジュール

Claims (5)

  1. 燃料ガスと酸化剤ガスとが一端側から他端側へと流れることによって作動する複数の燃料電池セルと、
    前記複数の燃料電池セルの他端側に所定間隔をおいて配置され、被改質ガスを改質して燃料ガスとする改質器と、を備える燃料電池モジュールであって、
    前記複数の燃料電池セルにおいて発電反応に寄与しなかった残余の燃料ガスと残余の酸化剤ガスとが燃焼することで発生するガスを含む排出ガスであり、前記排出ガスは、前記複数の燃料電池セル側から前記改質器の周囲を通過して流れ、
    前記改質器の周囲を通過して流れた排出ガスの流れを阻害するように形成された移行部を備えることを特徴とする燃料電池モジュール。
  2. 前記移行部は、
    前記改質器を前記複数の燃料電池セル側に投影する方向において、前記改質器よりも外側に位置する部分を有し、
    前記改質器を挟んで前記複数の燃料電池セルとは反対側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池モジュール。
  3. 前記改質器は、前記排出ガスの流れる方向に沿った高さよりも、前記排出ガスの流れる方向と交わる方向に沿った幅が長くなるように扁平形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料電池モジュール。
  4. 前記移行部は、前記複数の燃料電池セルへと流れ込む酸化剤ガスの流路の一部によって形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料電池モジュール。
  5. 前記移行部は、前記複数の燃料電池セルへと流れ込む酸化剤ガスの流路の一部によって形成されており、その流路が複数並列に形成されるように、複数の部分に分割されて形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料電池モジュール。
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