JP2011096604A - 燃料電池モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料オフガスと酸化剤オフガスとが燃焼する燃焼ガスの熱を有効に活用し、改質器及び酸化剤ガスの温度を高温に保つことができる燃料電池モジュールを提供すること。
【解決手段】この燃料電池モジュールFCは、第一熱交換部及び第二熱交換部はそれぞれ複数の空気流路管76,77を有し、それら複数の空気流路管76,77それぞれは、第一側面76aa,77aaの幅よりも長く燃焼ガスが流れる方向に沿うように形成されてなる第二側面76b,77bを有し、それら複数の空気流路管76,77それぞれの第二側面76b,77bが互いに離隔して隙間部76g,77gが形成されるように配置され、第一熱交換部を構成する空気流路管76と第二熱交換部を構成する空気流路管77との間に燃焼ガスが流れ込むことを阻害するように改質器5が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、被改質ガスを改質して燃料ガスと成して燃料電池セルに供給するための改質器を備える燃料電池モジュールに関する。
固体酸化物形の燃料電池セルを備える燃料電池モジュールにおいては、燃料電池セルに対して燃料ガスを供給するために改質器が設けられる。この改質器は、都市ガスといった炭化水素含有ガスを被改質ガスとして外部より供給を受け、被改質ガスを改質して燃料電池セルに供給するように構成されている。改質器における改質反応は、部分酸化改質反応や、オートサーマル改質反応や、水蒸気改質反応といった各種の改質反応が組み合わされて行われるが、燃料電池セルにおける発電反応が進行している期間においては水蒸気改質反応が支配的である。水蒸気改質反応は吸熱反応であるため、改質器の温度は低下する傾向にあるので、改質器に対して熱を付与することで改質効率を維持することが求められる。そこで、下記特許文献1のように、改質器の改質効率を維持向上させることができる燃料電池モジュールが提案されている。
下記特許文献1に記載されている燃料電池モジュールでは、燃料電池セルの上方に改質器を配置し、改質器から燃料電池セルの側面に延びる伝熱板を設けている。このように構成することで、高温となる燃料電池セルの輻射熱や、燃料電池セルにおいて発電反応に使用されなかった燃料オフガス及び酸化剤オフガスが燃焼する燃焼ガスの熱を、伝熱板を介して改質器に伝導させることができ、改質器を高温に保つことができる。
また、下記特許文献1に記載されている燃料電池モジュールでは、燃料電池セルにおいて発電反応に使用されなかった燃料オフガス及び酸化剤オフガスが燃焼する燃焼ガスは、燃料電池セルの外側に設けられている蛇行流路を蛇行しながら下降する。この蛇行流路の外側に接するように別の蛇行流路が設けられており、この別の蛇行流路には酸化剤ガスとしての空気が蛇行しながら上昇する。このように内側の蛇行流路には上側から下側へ高温の燃焼ガスが蛇行し、外側の蛇行流路には下側から上側へと低温の空気が蛇行することで、燃焼ガスと空気との間で熱交換が行われる。また、燃焼ガスを利用して酸化剤ガスに熱を付与する燃料電池モジュールとして、下記特許文献2に記載の燃料電池モジュールも提案されている。
特開2008−34205号公報 特開2009−129712号公報
固体酸化物形の燃料電池セルを備える燃料電池モジュールにおいては、改質器における改質反応を効率的に行う観点からは改質器に熱を付与することが求められ、燃料電池セルにおける発電反応を効率的に行う観点からは燃料電池セルに供給される酸化剤ガスに熱を付与することが求められる。
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来の技術では、高温となる燃料電池セルの輻射熱や、燃料オフガスと酸化剤オフガスとが燃焼する燃焼ガスの熱を、伝熱板を介して改質器に伝導させることで改質器の温度を高温に保つことはできているけれども、酸化剤ガスに燃焼ガスの熱を効率的に付与しているとは言い難いものであった。具体的には、燃焼ガスは、燃料電池セルの外側に設けられている蛇行流路に至るまでや、その蛇行流路を蛇行する間に酸化剤ガス以外のものに熱を与えてしまい、酸化剤ガスに対して効率的に熱を付与できてはいなかった。そのため、燃料電池セルに供給される酸化剤ガスの温度が十分に高温ではないため、燃料電池モジュールとしての運転温度が維持できない場合も想定される。
そこで本発明では、上記課題を解決するため、燃料オフガスと酸化剤オフガスとが燃焼する燃焼ガスの熱を有効に活用し、改質器及び酸化剤ガスの温度を高温に保つことができる燃料電池モジュールを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る燃料電池モジュールは、燃料ガスと酸化剤ガスとが一端側から他端側へと流れることにより作動する複数の燃料電池セルと、被改質ガスを改質して前記複数の燃料電池セルに供給する燃料ガスと成す改質器と、前記複数の燃料電池セルに供給する酸化剤ガスを昇温するための熱交換部と、を備える燃料電池モジュールであって、前記複数の燃料電池セルの他端側に、前記複数の燃料電池セルからの燃料オフガスと酸化剤オフガスとが混合して燃焼し、その燃焼ガスが前記他端側から離隔するように流れる燃焼部が形成され、前記改質器及び前記熱交換部は前記燃焼部に配置され、前記熱交換部は第一熱交換部及び第二熱交換部を有しており、前記第一熱交換部及び第二熱交換部はそれぞれ複数の熱交換器を有し、それら複数の熱交換器それぞれは、燃焼ガスが流れる方向に交わるように配置される一対の第一側面と、燃焼ガスが流れる方向に沿うように配置される一対の第二側面とを有し、前記第一側面が燃焼ガスに接触する面積よりも前記第二側面が燃焼ガスに接触する面積が広くなるように構成されると共に、それら複数の熱交換器それぞれの第二側面が互いに離隔して隙間部が形成されるように配置され、前記第一熱交換部と前記第二熱交換部との間であって、前記第一熱交換部及び前記第二熱交換部における一側の第一側面から他側の第一側面の間に、前記第一熱交換部及び前記第二熱交換部とは所定間隔をおいて前記改質器が配置されていることを特徴とする。
本発明に係る燃料電池モジュールは、改質器も熱交換部も燃焼部に配置されているので、複数の燃料電池セルの他端側から離隔するように流れる燃焼ガスによって熱が与えられ、改質器内部を流れる被改質ガスに効率的に熱を与えると共に、熱交換部内を流れる酸化剤ガスに効率的に熱を与えて昇温することができる。
熱交換部は、第一熱交換部と第二熱交換部とを有しているので、単一の熱交換部として構成するよりもそれぞれの熱交換部を適切な位置に配置することができ、燃焼部内を流れる燃焼ガスの熱を効率的に受け取ることができる位置に配置することができる。第一熱交換部と第二熱交換部との間には改質器が配置されているので、第一熱交換部と第二熱交換部との間に燃焼ガスが流れ込むことを阻害し、第一熱交換部及び第二熱交換部それぞれにおける隙間部に燃焼ガスが流れることを促進することができる。隙間部は、第一熱交換部及び第二熱交換部それぞれを構成する複数の熱交換器の第二側面の間に形成されているので、第一側面よりも燃焼ガスとの接触面積が広くなるように形成される第二側面により多くの燃焼ガスを流すことができ、各熱交換器における熱交換の効率を向上させて各熱交換器内を流れる酸化剤ガスに効率的に熱を与えることができる。
第一熱交換部及び第二熱交換部における一側の第一側面から他側の第一側面の間に改質器が配置されているので、燃焼ガスが流れる方向においては第一熱交換部及び第二熱交換部と改質器とが少なくとも部分的には重なって配置されることになり、その方向における燃料電池モジュールの寸法をコンパクトなものとすることができる。従って、燃焼ガスが流れる距離も短くなり、燃焼ガスの無駄な放熱が少なくなって、より効果的に空気及び被改質ガスに熱を与えることができる。また、第一熱交換部及び第二熱交換部とは所定間隔をおいて改質器が配置されているので、水蒸気改質反応といった吸熱反応の場合であっても、第一熱交換部及び第二熱交換部から熱を奪うことがなく、第一熱交換部及び第二熱交換部の機能を阻害しないように構成している。従って、改質器にも熱交換部にも燃焼ガスによって直接的に効率よく熱を与えることができるので、燃焼ガスの熱を有効に活用し、改質器及び酸化剤ガスの温度を高温に保つことができる。
また本発明に係る燃料電池モジュールでは、前記隙間部の幅よりも、前記改質器と前記第一熱交換部との間の距離及び前記改質器と前記第二熱交換部との間の距離が短くなるように配置されていることも好ましい。この好ましい態様では、隙間部の幅よりも、改質器と第一熱交換部及び第二熱交換部との間の距離が短くなるように配置するので、改質器と第一熱交換部及び第二熱交換部との間に実質的に燃焼ガスが入り込まずに隙間部へ流れるようにすることができる。従って、特に熱交換部に燃焼ガスによって直接的に効率よく熱を与えることができるので、燃焼ガスの熱を有効に活用し、酸化剤ガスの温度を高温に保つことができる。
また本発明に係る燃料電池モジュールでは、燃焼ガスが流れる方向に沿った前記改質器の長さが、燃焼ガスが流れる方向に沿った前記第一熱交換部の長さ及び前記第二熱交換部の長さよりも短くなるように構成されていることも好ましい。この好ましい態様では、改質器の高さが第一熱交換部及び第二熱交換部の高さよりも低くなるように構成しているので、改質器が第一熱交換部及び第二熱交換部に臨む長さであって、燃焼ガス流方向に沿った長さを短くすることができ、改質器から第一熱交換部及び第二熱交換部に対する熱的な影響を抑制することができる。従って、改質器において水蒸気改質反応を実行した場合のように吸熱反応が起こったとしても、第一熱交換部及び第二熱交換部に影響を与えることがない。更に、燃焼ガスが流れる方向に沿った改質器の長さを、燃焼ガスが流れる方向に沿った第一熱交換部及び第二熱交換部の長さよりも短くなるように構成しているので、結果として第一熱交換部と第二熱交換部との間の距離を広げて、第一熱交換部から第二熱交換部に向かう方向に沿った改質器の長さを長くすることができる。従って、改質器の燃焼ガスに当たる面の面積を広くすることができ、より大きな熱量を改質器が受け取ることができる。よって、特に熱交換部に対して燃焼ガスの熱を有効に活用し、酸化剤ガスの温度を高温に保つことができる。
また本発明に係る燃料電池モジュールでは、前記第一熱交換部と前記第二熱交換部との間であり、且つ燃焼ガスが流れる方向における前記第一熱交換部及び前記第二熱交換部の一端から他端の間であって、前記改質器を挟んで前記燃料電池セルとは反対側に、燃焼ガスが流れる方向からみて前記改質器よりも大きな閉塞部が設けられていることも好ましい。この好ましい態様では、改質器と第一熱交換部及び第二熱交換部との間に入り込んだ燃焼ガスを、改質器よりも大きく改質器を覆うように配置されている閉塞部によって第一熱交換部側と第二熱交換部側とに誘導することができ、より確実に隙間部に流れ込ませることができる。更に、改質器よりも大きな閉塞部を設けることで、第一熱交換部及び第二熱交換部が改質器に接触せずに離隔させることができ、改質器において水蒸気改質反応を実行した場合のように吸熱反応が起こったとしても、第一熱交換部及び第二熱交換部に影響を与えることがない。
本発明によれば、燃料オフガスと酸化剤オフガスとが燃焼する燃焼ガスの熱を有効に活用し、改質器及び酸化剤ガスの温度を高温に保つことができる燃料電池モジュールを提供することができる。
本発明の実施形態である燃料電池モジュールを示す斜視図である。 本発明の実施形態である燃料電池モジュールを図1のA方向から見た断面図である。 本発明の実施形態である燃料電池モジュールを図1のB方向から見た断面図である。 図1〜図3に示す燃料電池モジュールに用いられる燃料電池セルユニットを示す正面図である。 図1〜図3に示す燃料電池モジュールに用いられる燃料電池セルスタックを示す斜視図である。 図2における改質器と空気流路管との配置関係を説明するための図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態による燃料電池装置のカバー部材が外された状態の燃料電池モジュールFCを示す斜視図であり、図2は、本発明の実施形態による燃料電池装置の燃料電池モジュールFCを図1のA方向から見た断面図であり、図3は、本発明の実施形態による燃料電池装置の燃料電池モジュールFCを図1のB方向から見た断面図である。
カバー部材(図1及び図3には明示せず、図2にその外形を二点鎖線で示す)は、正面側の側壁と、長手方向の一対の側壁と、背面側の側壁と、天井とによって直方体状に形成される。各側壁の下端部には、フランジ部が形成され、そのフランジ部をベース部材2に当接させることで、カバー部材とベース部材2とによって密閉される空間が形成されている。カバー部材とベース部材2とはボルト(図示せず)によって固定され、そのボルトがカバー部材に設けられた取り付け穴を貫通し、ベース部材2に設けられた取り付け穴2aを貫通することで固定されている。
カバー部材とベース部材2とによって形成される内部空間は、仕切り板15によって二つの空間に分離されている。仕切り板15によって分離されている空間の内、燃料電池セルスタック114が配置されている空間が発電室16である。仕切り板15によって分離されている空間の内、他方の空間が排出ガス室17である。尚、カバー部材の内壁面と仕切り板15とは、直接若しくは何らかの密着用部材(例えば、可撓性のある薄板部材)を介して間接的に密着している。
仕切り板15は、ベース部材2に設けられた支持部材15aに戴置され、ベース部材2と所定距離を保って保持されている。支持部材15aは、仕切り板15を長手方向の両端において支持するように一対設けられている。従って、一対の支持部材15a,15a間には隙間15b(流入口)が形成されている。カバー部材の壁面に設けられた排気ガス通路(図示しない)を通った排出ガスは、この隙間15bから排出ガス室17へと導入される。排出ガス室17へと導入された排出ガスは、排気口(図示せず)から外部へと排出される。
仕切り板15にはガスタンク3が載置されている。ガスタンク3には、燃料電池セルスタック114が10個並べて配置されており、ガスタンク3から燃料ガスが、それぞれの燃料電池セルスタック114を構成する燃料電池セル184に供給される。
ここで、図4を参照しながら燃料電池セル184を含む燃料電池セルユニット116について説明する。図4は、本発明の実施形態による燃料電池装置の燃料電池セルユニットを示す部分断面図である。図4に示すように、燃料電池セルユニット116は、燃料電池セル184と、この燃料電池セル184の上下方向端部にそれぞれ接続された内側電極端子186とを備えている。
燃料電池セル184は、上下方向に延びる管状構造体であり、内部に燃料ガス流路188を形成する円筒形の内側電極層190と、円筒形の外側電極層192と、内側電極層190と外側電極層192との間にある電解質層194とを備えている。この内側電極層190は、燃料ガスが通過する燃料極であり、(−)極となり、一方、外側電極層192は、空気と接触する空気極であり、(+)極となっている。
燃料電池セルユニット116の上端側と下端側に取り付けられた内側電極端子186は、同一構造であるため、ここでは、上端側に取り付けられた内側電極端子186について具体的に説明する。内側電極層190の上部190aは、電解質層194と外側電極層192に対して露出された外周面190bと上端面190cとを備えている。内側電極端子186は、導電性のシール材196を介して内側電極層190の外周面190bと接続され、さらに、内側電極層190の上端面190cとは直接接触することにより、内側電極層190と電気的に接続されている。内側電極端子186の中心部には、内側電極層190の燃料ガス流路188と連通する燃料ガス流路198が形成されている。
内側電極層190は、例えば、Niと、CaやY、Sc等の希土類元素から選ばれる少なくとも一種をドープしたジルコニアとの混合体、Niと、希土類元素から選ばれる少なくとも一種をドープしたセリアとの混合体、Niと、Sr、Mg、Co、Fe、Cuから選ばれる少なくとも一種をドープしたランタンガレードとの混合体、の少なくとも一種から形成される。
電解質層194は、例えば、Y、Sc等の希土類元素から選ばれる少なくとも一種をドープしたジルコニア、希土類元素から選ばれる少なくとも一種をドープしたセリア、Sr、Mgから選ばれる少なくとも一種をドープしたランタンガレート、の少なくとも一種から形成される。
外側電極層192は、例えば、Sr、Caから選ばれた少なくとも一種をドープしたランタンマンガナイト、Sr、Co、Ni、Cuから選ばれた少なくとも一種をドープしたランタンフェライト、Sr、Fe、Ni、Cuから選ばれた少なくとも一種をドープしたランタンコバルタイト、銀、などの少なくとも一種から形成される。
続いて、図5を参照しながら燃料電池セルスタック114について説明する。図5は、本発明の実施形態による燃料電池装置の燃料電池セルスタックを示す斜視図である。図5に示すように、燃料電池セルスタック114は、16本の燃料電池セルユニット116を備え、これらの燃料電池セルユニット116の下端側及び上端側が、それぞれ、セラミック製の下支持板168及び上支持板200により支持されている。これらの下支持板168及び上支持板200には、内側電極端子186が貫通可能な貫通穴168a及び200aがそれぞれ形成されている。
さらに、燃料電池セルユニット116には、集電体202及び外部端子204が取り付けられている。この集電体202は、燃料極である内側電極層190に取り付けられた内側電極端子186と電気的に接続される燃料極用接続部202aと、空気極である外側電極層192の外周面全体と電気的に接続される空気極用接続部202bとにより一体的に形成されている。空気極用接続部202bは、外側電極層192の表面を上下方向に延びる鉛直部202cと、この鉛直部202cから外側電極層192の表面に沿って水平方向に延びる多数の水平部202dとから形成されている。また、燃料極用接続部202aは、空気極用接続部202bの鉛直部202cから燃料電池セルユニット116の上下方向に位置する内側電極端子186に向って斜め上方又は斜め下方に向って直線的に延びている。
さらに、燃料電池セルスタック114の端(図5では左端の奥側及び手前側)に位置する2個の燃料電池セルユニット116の上側端及び下側端の内側電極端子186には、それぞれ外部端子204が接続されている。これらの外部端子204は、隣接する燃料電池セルスタック114の端にある燃料電池セルユニット116の外部端子204(図示せず)に接続され、上述したように、160本の燃料電池セルユニット116の全てが直列接続されるようになっている。
図1〜3に戻り、ガスタンク3の上面には、燃料電池セルスタック114の下支持板168とほぼ同じ形状の開口部(図示せず)が設けられており、その開口部に下支持板168を密接させてガスタンク3と各燃料電池セルスタック114とが接続されている。従って、燃料電池セルスタック114を構成する燃料電池セル184は、その先端部分を上部側に向けてガスタンク3に立設されている。
各燃料電池セル184は、管状であり、燃料電池セル184の管内を燃料電池セル184の一方の端部から他方の端部へと流れるガスと、その管外を一方の端部から他方の端部へと流れるガスの作用により作動する。本実施形態では、燃料電池セル184の管内を流れるガスは、水素又は炭化水素燃料等を改質した改質ガス等の燃料ガスであり、燃料電池セル184の管外を流れるガスは、酸素を含む空気等の酸化剤ガス(発電用空気)である。
燃料電池セルスタック114の上方に位置するように、改質器5が配置されている。改質器5には、配管6Cと配管6Dとが繋がれていて、これらの配管6C及び配管6Dによって、改質器5は燃料電池セルスタック114と所定間隔をおいて上方に位置するように保持されている。配管6Cは、改質器5に被改質ガスとしての都市ガス、空気(改質用空気)、及び水蒸気を供給するための配管であって、仕切り板15に対して立設されている。配管6Dは、改質器5において改質された燃料ガスをガスタンク3に供給するための配管であって、ガスタンク3に対して立設されている。
配管6Cを通して改質器5に供給される都市ガス及び空気は、被改質ガス供給管6Aを通って燃料電池モジュールFC内に導入される。また、配管6Cを通して改質器5に供給される水蒸気は、水蒸気供給管6Bを通って燃料電池モジュールFC内に導入される。被改質ガス供給管6A及び水蒸気供給管6Bは、混合室(図示せず)に繋がっている。被改質ガス供給管6Aから供給される都市ガス及び空気と、水蒸気供給管6Bから供給される水蒸気とは、この混合室において混合され、配管6Cへと供給される。
図1〜3には明示しないが本実施形態では、被改質ガス供給管6Aと水蒸気供給管6Bとのそれぞれに電磁弁が取り付けられていて、それぞれの電磁弁は制御部としてのCPUから出力される指示信号に応じて開閉し、改質器5に供給する被改質ガスと空気と水蒸気の比率を変更可能なように構成されている。
改質器5に導入された被改質ガスとしての都市ガス(水蒸気が混合されている場合もあり)及び空気(被改質ガスとしての都市ガスのみの場合もあり)は、改質器5内に収められている改質触媒によって改質される。改質された燃料ガスは、配管6Dを通ってガスタンク3へと供給される。改質器5に対して配管6Cが繋がっている部分と、改質器5に対して配管6Dが繋がっている部分とは、長手方向において一端近傍と他端近傍とに引き離されている。これによって、改質器5に供給された燃料ガス及び空気は改質触媒に十分に触れることが可能となる。
改質器5には、改質触媒が封入されている。改質触媒としては、アルミナの球体表面にニッケルを付与したもの、アルミナの球体表面にルテニウムを付与したもの、が適宜用いられる。これらの改質触媒は球体である。
本実施形態では、改質器5及び各燃料電池セルスタック114を覆うように、流路部材7が設けられている。流路部材7は、空気流路外壁71,72と、空気分配室73と、空気集約室74と、空気流路管76,76,76,76,77,77,77,77と、外壁78,79とを有している。流路部材7は、長手方向に空気流路外壁71,72が、短手方向に外壁78,79が、それぞれ配置され、それらの部材によって箱状となるように形成されている。流路部材7は、改質器5及び各燃料電池セルスタック114を覆うように、仕切り板15に立設されている。続く説明では、流路部材7の仕切り板15に当接する側を下方とし、その下方と反対側を上方として説明する。
空気分配室73は、外壁78の上方に取り付けられている。すなわち、空気分配室73は、空気流路外壁71,72と外壁78,79とによって形成される箱状体の内側且つ短手側の上方に取り付けられている。空気分配室73には、空気供給管7Aが繋がれており、酸化剤ガスとしての空気が供給される。空気分配室73には、空気流路管76,76,76,76,77,77,77,77(熱交換器)も繋がれている。
空気流路管76,76,76,76,77,77,77,77は、空気流路外壁71,72と外壁78,79とによって形成される箱状体の内側且つ長手側の上方に、空気流路外壁71,72に沿うように配置されている。空気流路管76,76,76,76は、空気流路外壁71から内側に向けて所定間隔をおくように、互いに並行に配置されている。空気流路管76,76,76,76の一端は空気分配室73に繋がれており、他端は空気集約室74に繋がれている。従って、空気分配室73に流入した空気は、空気流路管76,76,76,76を通り、空気集約室74へと流れ込んで再合流する。
空気流路管77,77,77,77は、空気流路外壁71,72と外壁78,79とによって形成される箱状体の内側且つ長手側の上方に、空気流路外壁72に沿うように配置されている。空気流路管77,77,77,77は、空気流路外壁72から内側に向けて所定間隔をおくように、互いに並行に配置されている。空気流路管77,77,77,77の一端は空気分配室73に繋がれており、他端は空気集約室74に繋がれている。従って、空気分配室73に流入した空気は、空気流路管77,77,77,77を通り、空気集約室74へと流れ込んで再合流する。
空気集約室74は、外壁79の内側上方に取り付けられている。すなわち、空気集約室74は、空気流路外壁71,72と外壁78,79とによって形成される箱状体の内側且つ短手側の上方に取り付けられている。空気集約室74は空気流路外壁71,72と密着するように配置されており、空気集約室74に流れ込んだ空気は空気流路外壁71,72へと流れ出すように構成されている。
本実施形態では、空気流路管76,76,76,76が第一熱交換部を形成するように所定間隔をおいて互いに近接するように配置されている。空気流路管76,76,76,76のそれぞれの間には隙間部76g,76g,76gが形成されている。また、各空気流路管76,76,76,76は、それぞれ一対の第一側面76aa,76abと一対の第二側面76b,76bとを有している。第一側面76aaは、空気流路管76の底面を形成しており、燃料電池セルスタック114側に対向し、燃焼ガスが流れる方向に交わるように配置されている。第一側面76abは、第一側面76aaと対向するように設けられており、燃焼ガスが流れる方向に交わるように配置されている。第二側面76bは、第一側面76aa,76abよりも長く燃焼ガスが流れる方向に沿うように形成されている。すなわち、第一側面76aa,76abの面積よりも、第二側面76bの面積が広くなるように形成されている。空気流路管76は断面が矩形の管状に形成されているので、その長手方向に沿った長さは第一側面76aa,76abも第二側面76bも略同じである。そのため、第一側面76aa,76abの面積よりも、第二側面76bの面積が広くなるように形成すれば、図2に示すように、第一側面76aa,76abの幅よりも第二側面76bの高さが長くなり、縦長断面を形成するように形成される。
同様に、空気流路管77,77,77,77が第二熱交換部を形成するように所定間隔をおいて互いに近接するように配置されている。空気流路管77,77,77,77のそれぞれの間には隙間部77g,77g,77gが形成されている。また、各空気流路管77,77,77,77は、それぞれ一対の第一側面77aa,77abと一対の第二側面77b,77bとを有している。第一側面77aaは、空気流路管77の底面を形成しており、燃料電池セルスタック114側に対向し、燃焼ガスが流れる方向に交わるように配置されている。第一側面77abは、第一側面77aaと対向するように設けられており、燃焼ガスが流れる方向に交わるように配置されている。第二側面77bは、第一側面77aa,77abよりも長く燃焼ガスが流れる方向に沿うように形成されている。従って、図2に示すように、第一側面77aa,77abの幅よりも第二側面77bの高さが長くなり、縦長断面を形成するように形成されている。
第一熱交換部を形成する空気流路管76,76,76,76と、第二熱交換部を形成する空気流路管77,77,77,77との間に、改質器5が配置されている。第一熱交換部を形成する空気流路管76,76,76,76の下端である第一側面76aaと、第二熱交換部を形成する空気流路管77,77,77,77の下端である第一側面77aaと、改質器5の下端とが略同じ位置になるように配置されている。更に、第一熱交換部を形成する空気流路管76,76,76,76と、第二熱交換部を形成する空気流路管77,77,77,77との間であって改質器5の上方には、その部分に燃焼ガスが流れ込むことを阻害する閉塞部CPが設けられている。より具体的には、第一熱交換部を形成する空気流路管76,76,76,76の最も内側に配置されている空気流路管76と、第二熱交換部を形成する空気流路管77,77,77,77の最も内側に配置されている空気流路管77との間であって改質器5の直上に閉塞部CPが設けられている。
閉塞部CPは、燃焼ガスが流れる方向(図2における上下方向)における第一熱交換部を形成する空気流路管76,76,76,76及び第二熱交換部を形成する空気流路管77,77,77,77の一端から他端の間に設けられている。より具体的には、閉塞部CPは、第一熱交換部を形成する空気流路管76,76,76,76及び第二熱交換部を形成する空気流路管77,77,77,77における燃料電池セルスタック114側に配置されている。このように配置することで、第一熱交換部を形成する空気流路管76,76,76,76と、第二熱交換部を形成する空気流路管77,77,77,77との間に流れ込もうとする燃焼ガスを確実に阻害し、温度が高い状態のまま第一熱交換部側と第二熱交換部側とに誘導し、それぞれを構成する複数の熱交換器である空気流路管76,76,76,76それぞれの間の隙間部76g,76g,76gや、空気流路管77,77,77,77の間の隙間部77g,77g,77gに確実に流れ込ませることができる。
また本実施形態では、燃焼ガスが流れる方向からみて改質器5を挟むように第一熱交換部を形成する空気流路管76,76,76,76と、第二熱交換部を形成する空気流路管77,77,77,77とが配置され、燃料ガスが流れる方向からみて改質器5と閉塞部CPとが重なり、閉塞部CPは改質器5を覆うように配置されている。このように配置することで、燃料電池セル184の他端部側に面する改質器5の底面に当たった燃焼ガスを第一熱交換部を形成する空気流路管76,76,76,76と、第二熱交換部を形成する空気流路管77,77,77,77とに誘導し、それぞれを構成する複数の熱交換器である空気流路管76,76,76,76それぞれの間の隙間部76g,76g,76gや、空気流路管77,77,77,77の間の隙間部77g,77g,77gに確実に流れ込ませることができる。また、改質器5の底面とは反対側の上面に回り込もうと、改質器5と空気流路管76,77との間に入り込んだ燃焼ガスも、改質器5と重なるように配置されている閉塞部CPによって第一熱交換部を形成する空気流路管76,76,76,76と、第二熱交換部を形成する空気流路管77,77,77,77とに誘導することができ、より確実に隙間部76g,76g,76gや隙間部77g,77g,77gに流れ込ませることができる。
図6に示すように、第一熱交換部を形成する空気流路管76,76,76,76それぞれの間の距離a、第二熱交換部を形成する空気流路管77,77,77,77それぞれの間の距離aは、改質器5と空気流路管76,77との間の距離bよりも広くなるように、換言すれば、距離aに対して距離bが短くなるように配置されている。このように、隙間部76g,77gの幅である距離aよりも、改質器5と空気流路管76,77との間の距離bが短くなるように配置するので、改質器5と空気流路管76,77との間に実質的に燃焼ガスが入り込まずに隙間部76g,77gへ流れるようにすることができる。従って、特に第一熱交換部を形成する空気流路管76,76,76,76及び第二熱交換部を形成する空気流路管77,77,77,77に燃焼ガスによって直接的に効率よく熱を与えることができるので、燃焼ガスの熱を有効に活用し、酸化剤ガスの温度を高温に保つことができる。
図2に戻り、空気流路外壁71,72は、それぞれが二重壁構造となっていて、それぞれの内部を空気が流れることができるように構成されている。より具体的には、空気流路外壁71は、上方から三室に分割された構造となっており、上方から順に、第一室91、第二室92、第三室93として形成されている。空気集約室74から流れ込んだ空気は、第一室91に流れ込んだ後、第二室92に流れ込み、その後第三室93に流れ込む。同様に、空気流路外壁72も、上方から三室に分割された構造となっており、上方から順に、第一室94、第二室95、第三室96として形成されている。空気集約室74から流れ込んだ空気は、第一室94に流れ込んだ後、第二室95に流れ込み、その後第三室96に流れ込む。
第三室93,96にはそれぞれ、所定間隔をおいて複数の空気流入孔93a,96aが形成されている。空気流入孔93a,96aは、燃料電池セルスタック114が連設されている方向に、各燃料電池セル184間の間隙に向かう位置であって、燃料電池セル184に対する上下方向の位置が略同一となるように、複数個形成されている。
空気流路外壁71,72に流れ込んだ空気は、空気流入孔93a,96aを通って発電室16内の燃料電池セル184近傍へと流れ込むように構成されている。空気流入孔93a,96aを通って流れ込んだ空気(発電用空気)は、燃料電池セル184の外側を通って各燃料電池セル184の下方から上方へと流れる。各燃料電池セル184の上方に至った空気(発電用空気)は、各燃料電池セル184の管内流路を通った燃料ガスと合わせて燃焼される。
各燃料電池セルスタック114の上方は、空気(発電用空気)と燃料ガスとが混合して燃焼する燃焼部18となっている。燃料ガスは、ガスタンク3から、燃料電池セルユニット116の管内流路188を通り、燃焼部18に向けて上昇する。また、燃料電池セル184の外側を流れる空気も、燃焼部18に向けて上昇する。空気流路外壁72の燃焼部18に対応する部分には点火装置挿入穴97が設けられ、燃焼ガスと空気との燃焼を開始させるための点火装置(図示せず)が点火装置挿入穴97から燃焼部18に突出されている。この点火装置により燃料ガスと空気とが混合して燃焼する。燃料電池セルスタック114を構成する燃料電池セル184は、燃焼部18によって上方から加熱される。また、空気流入孔93a,96aを通って流れ込む空気も、上述したように空気流路管76,77、空気流路外壁71,72を通る間に、燃焼部18における燃焼によって加熱される。
2:ベース部材
2a:穴
3:ガスタンク
5:改質器
6A:被改質ガス供給管
6B:水蒸気供給管
6C:配管
6D:配管
7:流路部材
7A:空気供給管
15:板
15a:支持部材
15b:隙間
16:発電室
17:排出ガス室
18:燃焼部
71,72:空気流路外壁
73:空気分配室
74:空気集約室
76:空気流路管
76aa,76ab:第一側面
76b:第二側面
76g:隙間部
77:空気流路管
77aa,77ab:第一側面
77b:第二側面
77g:隙間部
78,79:外壁
91:第一室
92:第二室
93:第三室
93a,96a:空気流入孔
94:第一室
95:第二室
96:第三室
97:点火装置挿入穴
114:燃料電池セルスタック
116:燃料電池セルユニット
168:下支持板
168a:貫通穴
184:燃料電池セル
186:内側電極端子
188:燃料ガス流路
190:内側電極層
190a:上部
190b:外周面
190c:上端面
192:外側電極層
194:電解質層
196:シール材
198:燃料ガス流路
200:上支持板
202:集電体
202a:燃料極用接続部
202b:空気極用接続部
202c:鉛直部
202d;水平部
204:外部端子
CP:閉塞部
FC:燃料電池モジュール

Claims (4)

  1. 燃料ガスと酸化剤ガスとが一端側から他端側へと流れることにより作動する複数の燃料電池セルと、
    被改質ガスを改質して前記複数の燃料電池セルに供給する燃料ガスと成す改質器と、
    前記複数の燃料電池セルに供給する酸化剤ガスを昇温するための熱交換部と、
    を備える燃料電池モジュールであって、
    前記複数の燃料電池セルの他端側に、前記複数の燃料電池セルからの燃料オフガスと酸化剤オフガスとが混合して燃焼し、その燃焼ガスが前記他端側から離隔するように流れる燃焼部が形成され、
    前記改質器及び前記熱交換部は前記燃焼部に配置され、
    前記熱交換部は第一熱交換部及び第二熱交換部を有しており、
    前記第一熱交換部及び第二熱交換部はそれぞれ複数の熱交換器を有し、それら複数の熱交換器それぞれは、燃焼ガスが流れる方向に交わるように配置される一対の第一側面と、燃焼ガスが流れる方向に沿うように配置される一対の第二側面とを有し、前記第一側面が燃焼ガスに接触する面積よりも前記第二側面が燃焼ガスに接触する面積が広くなるように構成されると共に、それら複数の熱交換器それぞれの第二側面が互いに離隔して隙間部が形成されるように配置され、
    前記第一熱交換部と前記第二熱交換部との間であって、前記第一熱交換部及び前記第二熱交換部の一側の第一側面から他側の第一側面の間に、前記第一熱交換部及び前記第二熱交換部とは所定間隔をおいて前記改質器が配置されていることを特徴とする燃料電池モジュール。
  2. 前記隙間部の幅よりも、前記改質器と前記第一熱交換部との間の距離及び前記改質器と前記第二熱交換部との間の距離が短くなるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池モジュール。
  3. 燃焼ガスが流れる方向に沿った前記改質器の長さが、燃焼ガスが流れる方向に沿った前記第一熱交換部の長さ及び前記第二熱交換部の長さよりも短くなるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料電池モジュール。
  4. 前記第一熱交換部と前記第二熱交換部との間であり、且つ燃焼ガスが流れる方向における前記第一熱交換部及び前記第二熱交換部の一端から他端の間であって、前記改質器を挟んで前記燃料電池セルとは反対側に、燃焼ガスが流れる方向からみて前記改質器よりも大きな閉塞部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料電池モジュール。
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