JP5495168B2 - 燃料電池モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、燃料ガスと酸化剤ガスとが一端側から他端側へと流れることによって作動す
る複数の燃料電池セルを含む燃料電池モジュールに関する。
燃料ガスと酸化剤ガスとが一端側から他端側へと流れることによって作動する複数の燃
料電池セルを含む燃料電池モジュールにおいては、各燃料電池セルの内部を流れる燃料ガスと、その外部を流れる空気との作用によって発電反応が行われる。
下記特許文献1に記載の技術は、例えば燃料電池セルスタックにおける燃料電池セル間に酸素含有ガスを十分高濃度で供給することを目的とするものである。下記特許文献1ではこの目的を達成するために、燃料電池セルスタックの周囲に供給される酸素含有ガスの拡散を防止するべく燃料電池セルスタックを包囲する酸素含有ガス包囲手段の技術が開示されている。より詳しくは内面上に突出させて設けた突起によって、内部空間において乱流を生じさせ、酸素含有ガスを均一に分布させている(下記特許文献1の図6参照)。
また、下記特許文献2に記載されているような燃料電池モジュールも提案されている。
特開2007−234384号公報 特開2003−109639号公報
ところで、上記特許文献1に記載されている燃料電池モジュールでは、燃料電池セルスタックの周囲に供給される酸素含有ガスの拡散を防止するべく、内面上に突出させて設けた突起によって内部空間において乱流を生じさせていた。しかし、突起を迂回するように酸素含有ガスが移動するため、燃料電池セルスタックの周囲に供給される酸素含有ガスの量が、突起がある箇所では多少増えるものの、突起よりも上方の箇所では拡散してしまい、全体としては燃料電池セルスタックへ近づかなかった。
そこで本発明では、酸化剤ガスの拡散防止をはかるとともに、セルに酸化剤ガスがより接触しやすくさせることにより、セルに十分に酸化剤ガスが供給され発電性能が良好となる燃料電池モジュールを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る燃料電池モジュールは、燃料ガスと酸化剤ガスとが一端側から他端側へと流れることによって作動する複数の燃料電池セルと、前記酸化剤ガスを前記燃料電池セルへ向かわせる移行部とを備える燃料電池モジュールであって、前記移行部は前記燃料電池セルの高さ方向に沿った膨出面を有することを特徴とする。
本発明によれば、酸化剤ガスの拡散防止をはかるとともに、セルに酸化剤ガスがより接触しやすくさせることにより、セルに十分に酸化剤ガスが供給され発電性能が良好となる燃料電池モジュールを提供することができる
本発明を実施するための最良の形態を説明するのに先立って、本発明の作用効果につい
て説明する。
本発明に係る燃料電池モジュールは、燃料ガスと酸化剤ガスとが一端側から他端側へと流れることによって作動する複数の燃料電池セルと、前記酸化剤ガスを前記燃料電池セルへ向かわせる移行部とを備える燃料電池モジュールであって、前記移行部は前記燃料電池セルの高さ方向に沿った膨出面を有することを特徴とする。
本発明では、膨出面を有する部分において空気の流れが阻害される。そのため、セルの高さ方向に沿って酸化剤ガスである空気が移動することとなり、セルに対して酸化剤ガスが十分に供給され発電性能が良好となる。
また、本発明に係る燃料電池モジュールは、前記燃料電池セルは中空円筒状であり、前記燃料電池モジュールの容器内で立設するとともに、前記膨出面は前記立設した燃料電池セルに沿って延在することを特徴とする。
本発明では、燃料電池セルは中空円筒状であり、燃料電池モジュールの容器内で立設するとともに、膨出面は立設した燃料電池セルに沿って延在しているため、設計が容易で、コンパクト化が実現できる。
また、本発明に係る燃料電池モジュールは、前記移行部は、前記燃料電池セルの他端側が位置する高さに配置されることを特徴とする。
本発明では、移行部は、燃料電池セルの他端側が位置する高さに配置されているため、酸化剤ガスが移行部によって、とくにセルの上方に供給され易くなる。一般にセルの下方から酸化剤ガスが供給される場合、セルの上部に酸化剤ガスが供給されにくくなる不具合を生ずるが、本発明では、セルの上方にも供給され易くなり、セルへの空気供給を効果的に行わせることができる。
また、本発明に係る燃料電池モジュールは、前記移行部は、前記燃料電池セル側へ向けて上方に傾斜する傾斜面を備えることを特徴とする。
本発明では、移行部は、燃料電池セル側へ向けて上方に傾斜する傾斜面を備えているため、酸化剤ガスをセルへ向かわせる作用が働き、酸化剤ガスが壁部とセルの間を抜けることをより抑制することができるため、セルへの空気供給をより効果的に行わせることができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明する。説明の理
解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を
付して、重複する説明は省略する。
図1は、本発明に係る燃料電池モジュールの一実施形態である燃料電池モジュールFC
を示す斜視図であって、カバー部材を取り外した状態を示す図である。図2は、燃料電池
モジュールFCの断面図であって、図1の矢印A方向において、燃料電池モジュールFC
の中央近傍における断面図である。図3は、燃料電池モジュールFCの断面図であって、
図1の矢印B方向において、燃料電池モジュールFCの中央近傍における断面図である。
尚、図2及び図3においては、断面のハッチングを省略している。
カバー部材(図1,3に明示しない。図2にその外形を二点鎖線で示す)は、正面側の
側壁と、長手方向の一対の側壁と、背面側の側壁と、天井とによって直方体状に形成され
る。各側壁の下端部には、フランジ部が形成され、そのフランジ部をベース部材2に当接
させることで、カバー部材とベース部材2とによって密閉される空間が形成されている。
カバー部材とベース部材2とはボルト(図示しない)によって固定され、そのボルトがカ
バー部材に設けられた取り付け穴を貫通し、ベース部材2に設けられた取り付け穴2aを
貫通することで固定されている。
カバー部材とベース部材2とによって形成される内部空間は、仕切り板15によって二
つの空間に分離されている。仕切り板15によって分離されている空間の内、燃料電池セ
ルスタック400が配置されている空間が発電室16である。仕切り板15によって分離
されている空間の内、他方の空間が排気ガス室17である。尚、カバー部材の内壁面と仕
切り板15とは、直接若しくは何らかの密着用部材(例えば、可撓性のある薄板部材)を
介して間接的に密着している。
仕切り板15は、ベース部材2に設けられた支持部材15aに戴置され、ベース部材2
と所定距離を保って保持されている。支持部材15aは、仕切り板15を長手方向の両端
において支持するように一対設けられている。従って、一対の支持部材15a,15a間
には隙間15bが形成されている。カバー部材の壁面に設けられた排気ガス通路(図示し
ない)を通った排出ガスは、この隙間15bから排気ガス室17へと導入される。
仕切り板15にはガスタンク3が載置されている。ガスタンク3には、燃料電池セルス
タック400が10個並べて配置されており、ガスタンク3から燃料ガスが、それぞれの
燃料電池セルスタック400を構成する燃料電池セル4に供給される。
より具体的には、ガスタンク3の上面には、燃料電池セルスタック400の下支持板4
00bとほぼ同じ形状の開口部(図示しない)が設けられており、その開口部に下支持板
400bを密接させてガスタンク3と各燃料電池セルスタック400とが接続されている
。従って、燃料電池セルスタック400を構成する燃料電池セル4は、その先端部分を上
部側に向けてガスタンク3に立設されている。
各燃料電池セル4は、管状であり、燃料電池セル4の管内を燃料電池セル4の一方の端
部から他方の端部へと流れるガスと、その管外を一方の端部から他方の端部へと流れるガ
スの作用により作動する。本実施形態では、燃料電池セル4の管内を流れるガスは、水素
又は炭化水素燃料等を改質した改質ガス等の燃料ガスであり、燃料電池セル4の管外を流
れるガスは、酸素を含む空気等の酸化剤ガスである。
ここで、燃料電池セル4を含む燃料電池セルユニット30について、図4を参照しなが
ら説明する。図4に示すように、燃料電池セルユニット30は、燃料電池セル4によって
形成され且つ上下方向に延びる管状構造体であり、円筒形の燃料電池セル4と、燃料電池
セル4の一方の端部4aに取付けられた内側電極端子40と、他方の端部4bに取付けら
れた外側電極端子42と、を有している。
燃料電池セル4は、円筒形の内側の電極層44と、円筒形の外側の電極層48と、これ
らの電極層44、48の間に配置された円筒形の電解質層46と、内側の電極層44の内
側に構成される貫通流路50とを有している。また、燃料電池セル4の一方の端部4aに
、内側の電極層44が電解質層46及び外側の電極層48に対して露出した内側電極露出
周面44aと、電解質層46が外側の電極層48に対して露出した電解質露出周面46a
とが設けられている。燃料電池セル4の他方の端部4bは、外側の電極層48が露出した
外側電極露出周面48aによって構成されている。貫通流路50は、燃料ガス流路として
機能する。内側電極露出周面44aは、内側の電極層44と電気的に通じる内側電極外周
面でもある。外側電極露出周面48aは、外側の電極層48と電気的に通じる外側電極外
周面でもある。
内側の電極層44は、例えば、Niと、CaやY、Sc等の希土類元素から選ばれる少
なくとも一種をドープしたジルコニアとの混合体、Niと、希土類元素から選ばれる少な
くとも一種をドープしたセリアとの混合体、Niと、Sr、Mg、Co、Fe、Cuから
選ばれる少なくとも一種をドープしたランタンガレートとの混合体、の少なくとも一種か
ら形成される。電解質層46は、例えば、Y、Sc等の希土類元素から選ばれる少なくと
も一種をドープしたジルコニア、希土類元素から選ばれる少なくとも一種をドープしたセ
リア、Sr、Mgから選ばれる少なくとも一種をドープしたランタンガレート、の少なく
とも一種から形成される。外側の電極層48は、例えば、Sr、Caから選ばれる少なく
とも一種をドープしたランタンマンガナイト、Sr、Co、Ni、Cuから選ばれる少な
くとも一種をドープしたランタンフェライト、Sr、Fe、Ni、Cuから選ばれる少な
くとも一種をドープしたサマリウムコバルト、銀、などの少なくとも一種から形成される
。この場合、内側の電極層44が燃料極になり、外側の電極層48が空気極になる。内側
の電極層44の厚さは、例えば、1mmであり、電解質層46の厚さは、例えば、30μ
mであり、外側の電極層48の厚さは、例えば、30μmであり、その外径は、例えば、
1〜10mmである。
内側電極端子40は、内側電極露出周面44aを全周にわたって外側から覆うように配
置され且つそれと電気的に接続された本体部分40aと、本体部分40aから燃料電池セ
ル4の長手方向に延びる管状部分40bとを有している。本体部分40a及び管状部分4
0bは、円筒形であり且つ同心に配置され、管状部分40bの管径は、本体部分40aの
管径よりも細くなっている。管状部分40bは、貫通流路50と連通し且つ外部と通じる
接続流路40cを有している。本体部分40aと管状部分40bとの間の段部40dは、
内側の電極層44の端面44bと当接している。
外側電極端子42は、外側電極露出周面48aを全周にわたって外側から覆うように配
置され且つそれと電気的に接続された本体部分42aと、本体部分42aから燃料電池セ
ル4の長手方向に延びる管状部分42bとを有している。本体部分42a及び管状部分4
2bは、円筒形であり且つ同心であり、管状部分42bの管径は、本体部分42aの管径
よりも細くなっている。管状部分42bは、貫通流路50と連通し且つ外部と通じる接続
流路42cを有している。本体部分42aと管状部分42bとの間の段部42dは、環状
の絶縁部材52を介して外側の電極層48、電解質層46及び内側の電極層44の端面4
4cと当接している。
内側電極端子40の全体形状と外側電極端子42の全体形状とは同一である。また、内
側電極端子40と燃料電池セル4、及び、外側電極端子42と燃料電池セル4とは、その
全周にわたって導電性のシール材54によってシールされ且つ固定されている。シール材
54は、例えば、銀、銀とガラスの混合物、金、ニッケル、銅、チタンなどを含む各種ロ
ウ材である。
内側電極端子40の接続流路40c、燃料電池セル4の貫通流路50、及び外側電極端
子42の接続流路42cは、燃料電池セルユニット30の管内流路30cを構成する。
続いて、燃料電池セルユニット30を含む燃料電池セルスタック400について、図5
を参照しながら説明する。燃料電池セルスタック400は、16本の燃料電池セルユニッ
ト30と、上支持板400aと、下支持板400bと、接続部材400cと、外部端子4
00dとを備えている。
上支持板400a及び下支持板400bは矩形であり、それぞれ、燃料電池セルユニッ
ト30を2列×8行で支持するように燃料電池セルユニット30の管状部分40b、42
bに嵌合する貫通孔(図に明示しない)を有している。上支持板400a及び下支持板4
00bは、電気絶縁性材料で形成されており、例えば、耐熱性のセラミックスで形成され
ている。具体的には、アルミナ、ジルコニア、スピネル、フォルステライト、マグネシア
、チタニアなどを用いることが好ましい。
16本の燃料電池セルユニット30は、それらが電気的に直列に接続されるように配列
されている。詳細には、燃料電池セルユニット30は、隣接した燃料電池セルユニット3
0の内側電極端子40が交互に上側及び下側に配置されるように配列されている。更に、
16本の燃料電池セルユニット30を電気的に直列に接続するための接続部材400cが
設けられている。接続部材400cは、隣接した1つの内側電極端子40と1つの外側電
極端子42とを電気的に接続する。直列に接続された16本の燃料電池セルユニット30
の両端部の内側電極端子40及び外側電極端子42にはそれぞれ、外部と電気的な接続を
行うための外部端子400dが設けられている。接続部材400c、外部端子400dは
、例えば、ステンレス鋼、ニッケル基合金、クロム基合金などの耐熱金属や、ランタンク
ロマイトなどのセラミック材料で形成される。各燃料電池セルスタック400の外部端子
400dは電気的に直列に接続されていて、その両端には電極棒13,14に接続されて
いる。
図4及び図5を参照しながら説明したように、燃料電池セルスタック400において、
燃料電池セルユニット30の内側電極端子40が設けられている端部4aと外側電極端子
42が設けられている端部4bとは上下交互になるように配置されている。
ここで、図1〜3に戻り、燃料電池モジュールFCの説明を続ける。本実施形態では、
燃料電池セルスタック400の上方に位置するように、改質器5が配置されている。改質
器5には、配管6Cと配管6Dとが繋がれていて、これらの配管6C及び配管6Dによっ
て、改質器5は燃料電池セルスタック400と所定間隔をおいて上方に位置するように保
持されている。配管6Cは、改質器5に被改質ガスとしての都市ガス、空気、及び水蒸気
を供給するための配管であって、仕切り板15に対して立設されている。配管6Dは、改
質器5において改質された燃料ガスをガスタンク3に供給するための配管であって、ガス
タンク3に対して立設されている。
配管6Cを通して改質器5に供給される都市ガス及び空気は、被改質ガス供給管6Aを
通って燃料電池モジュールFC内に導入される。また、配管6Cを通して改質器5に供給
される水蒸気は、水蒸気供給管6Bを通って燃料電池モジュールFC内に導入される。被
改質ガス供給管6A及び水蒸気供給管6Bは、仕切り板15を挟んで配管6Cとは反対側
に設けられている混合室15cに繋がっている。被改質ガス供給管6Aから供給される都
市ガス及び空気と、水蒸気供給管6Bから供給される水蒸気とは、この混合室15cにお
いて混合され、配管6Cへと供給される。
図1〜3には明示しないが本実施形態では、被改質ガス供給管6Aと水蒸気供給管6B
とのそれぞれに電磁弁が取り付けられていて、それぞれの電磁弁は制御部としてのCPU
から出力される指示信号に応じて開閉し、改質器5に供給する被改質ガスと空気と水蒸気
の比率を変更可能なように構成されている。
改質器5に導入された被改質ガスとしての都市ガス(水蒸気が混合されている場合もあ
り)及び空気(被改質ガスのみの場合もあり)は、改質器5内に収められている改質触媒
によって改質される。改質された燃料ガスは、配管6Dを通ってガスタンク3へと供給さ
れる。改質器5に対して配管6Cが繋がっている部分と、改質器5に対して配管6Dが繋
がっている部分とは、長手方向において一端近傍と他端近傍とに引き離されている。これ
によって、改質器5に供給された燃料ガス及び空気は改質触媒に十分に触れることが可能
となる。
改質器5には、改質触媒が封入されている。改質触媒としては、アルミナの球体表面に
ニッケルを付与したもの、アルミナの球体表面にルテニウムを付与したもの、が適宜用い
られる。これらの改質触媒は球体である。
本実施形態では、改質器5及び各燃料電池セルスタック400を覆うように、流路部材
7が設けられている。流路部材7は、空気流路外壁71,72と、空気分配室73と、空
気集約室74,75と、空気流路管76a,76b,77a,77bと、外壁78,79
を有している。流路部材7は、長手方向に空気流路外壁71,72が、短手方向に外壁7
8,79が、それぞれ配置され、それらの部材によって箱状となるように形成されている
。流路部材7は、改質器5及び各燃料電池セルスタック400を覆うように、仕切り板1
5に立設されている。続く説明では、流路部材7の仕切り板15に当接する側を下方とし
、その下方と反対側を上方として説明する。
空気分配室73は、外壁79の外側上方に取り付けられている。すなわち、空気分配室
73は、空気流路外壁71,72と外壁78,79とによって形成される箱状体の外側且
つ短手側の上方に取り付けられている。空気分配室73には、空気供給管7Aが繋がれて
おり、酸化剤ガスとしての空気が供給される。空気分配室73には、空気流路管76a,
76b,77a,77bも繋がれている。
空気流路管76a,76bは、空気流路外壁71,72と外壁78,79とによって形
成される箱状体の内側且つ長手側の上方に、空気流路外壁71に沿うように配置されてい
る。空気流路管76aは、空気流路外壁71側に、空気流路管76bは、空気流路管76
aよりも内側に、それぞれ配置されている。空気流路管76a,76bの一端は外壁79
を貫通して空気分配室73に繋がれており、他端は空気集約室74に繋がれている。従っ
て、空気分配室73に流入した空気は、空気流路管76a,76bを通り、空気集約室7
4へと流れ込んで再合流する。
空気流路管77a,77bは、空気流路外壁71,72と外壁78,79とによって形
成される箱状体の内側且つ長手側の上方に、空気流路外壁72に沿うように配置されてい
る。空気流路管77aは、空気流路外壁72側に、空気流路管77bは、空気流路管77
aよりも内側に、それぞれ配置されている。空気流路管77a,77bの一端は外壁79
を貫通して空気分配室73に繋がれており、他端は空気集約室75に繋がれている。従っ
て、空気分配室73に流入した空気は、空気流路管77a,77bを通り、空気集約室7
5へと流れ込んで再合流する。
空気集約室74,75は、外壁78の内側上方に取り付けられている。すなわち、空気
集約室74,75は、空気流路外壁71,72と外壁78,79とによって形成される箱
状体の内側且つ短手側の上方に取り付けられている。空気集約室74は空気流路外壁71
と密着するように配置されており、空気集約室74に流れ込んだ空気は空気流路外壁71
へと流れ出すように構成されている。一方、空気集約室75は空気流路外壁72と密着す
るように配置されており、空気集約室75に流れ込んだ空気は空気流路外壁72へと流れ
出すように構成されている。
空気流路外壁71,72は、それぞれが二重壁構造となっていて、それぞれの内部を空
気が流れることができるように構成されている。より具体的には、空気流路外壁71は、
上方から三室に分割された構造となっており、上方から順に、第一室711、第二室71
2、第三室713として形成されている。空気集約室74から流れ込んだ空気は、第一室
711に流れ込んだ後、第二室712に流れ込み、その後第三室713に流れ込む。同様
に、空気流路外壁72も、上方から三室に分割された構造となっており、上方から順に、
第一室721、第二室722、第三室723として形成されている。空気集約室75から
流れ込んだ空気は、第一室721に流れ込んだ後、第二室722に流れ込み、その後第三
室723に流れ込む。
第三室713,723にはそれぞれ、所定間隔をおいて複数の空気流入孔713a,7
23aが形成されている。空気流入孔713a,723aは、燃料電池セルスタック40
0が連設されている方向に、各燃料電池セル4間の間隙に向かう位置であって、燃料電池
セル4に対する上下方向の位置が略同一となるように、複数個形成されている。
空気流路外壁71,72に流れ込んだ空気は、空気流入孔713a,723aを通って
発電室16内の燃料電池セル4近傍へと流れ込むように構成されている。空気流入孔71
3a,723aを通って流れ込んだ空気は、燃料電池セル4の外側を通って各燃料電池セ
ル4の下方から上方へと流れる。各燃料電池セル4の上方に至った空気は、各燃料電池セ
ル4の管内流路を通った燃料ガスと合わせて燃焼される。
各燃料電池セルスタック400の上方は、空気と燃料ガスとが混合して燃焼する燃焼部
18となっている。燃料ガスは、ガスタンク3から、燃料電池セルユニット30の管内流
路30cを通り、燃焼部18に向けて上昇する。また、燃料電池セル4の外側を流れる空
気も、燃焼部18に向けて上昇する。空気流路外壁72の燃焼部18に対応する部分には
点火装置挿入穴724が設けられ、燃焼ガスと空気との燃焼を開始させるための点火装置
(図示しない)が点火装置挿入穴724から燃焼部18に突出されている。この点火装置
により燃料ガスと空気とが混合して燃焼する。燃料電池セルスタック400を構成する燃
料電池セル4は、燃焼部18によって上方から加熱される。また、空気流入孔713a,
723aを通って流れ込む空気も、上述したように空気流路管76a,76b,77a,
77b、空気流路外壁71,72を通る間に、燃焼部18における燃焼によって加熱され
る。
ここで、流路部材7の内方側における燃料電池セル4近傍の空気の流れについて、図6を参照しながら説明する。図6は、流路部材7の内方側における燃料電池セル4近傍の空気の流れを説明するために、図2と同じ方向から見た流路部材7内部の様子を模式的に示す図である。図6に示すように、各燃料電池セル4においては、その内部を流れる燃料ガスと、その外部を流れる空気との作用によって発電反応が行われる。つまり、燃料ガスは燃料電池セル4内の貫通流路に流れ込んで上支持板400a側へと流れて行き、一方、酸化剤ガスとしての空気は、各燃料電池セルユニット30の外側を下方から上方へと流れて行く。その発電反応に寄与しなかった残余の燃料ガスと残余の空気は、各燃料電池セル4の上端において燃焼し、その排出ガスが上方へと立ち上る。
ここで、従来の不具合点を説明する。燃料電池セル4の外部を流れる空気は、一部が空気流路外壁71,72と一番外側にある端の燃料電池セル4の間を立ち上がり、その分だけ、燃料電池セル4へ向かう量が減ってしまうこととなる(図6中点線矢印)。また、図6のように突起物85、86が存在すると突起物85,86を迂回するように空気が移動する。よって迂回時に空気が燃料電池セル4へ近づくものの、その後は実線矢印で示すように迂回後、燃料電池セル4と空気流路外壁71,72の間を立ち上る。よって、燃料電池セル4へ向かう空気の量が突起物85,86がある箇所では多少増えるものの、突起物85,86よりも上方の箇所では特に燃料電池セル4へ空気が行きづらくなり、全体としては燃料電池セル4へ近づかなかった。
しかしながら、本実施形態の場合、空気流路外壁71,72と燃料電池セル4の間に移行部87,88が設けられている(図7)。つまり、空気流路外壁71,72と燃料電池セル4の間の空間部分に、その空間の容積を減らすように移行部87,88が配置されている。より具体的には、移行部87,88は空気流路外壁71,72から燃料電池セル4側へ膨出し、燃料電池セル4の高さ方向に沿った膨出面89,90を形成している。また、移行部87,88は、図3に示すようにモジュール容器の内部の長手方向全体に存在する。
従って、空気流路外壁71,72と燃料電池セル4の間の空気流路が狭められ、膨出面を有する部分において空気の流れが阻害されるように構成されている。そのため、セルに沿って酸化剤ガスである空気が移動することとなり、セルに対して十分に空気が接触することとなり、発電性能が良好となる。
さらに一般にセルの下方から酸化剤ガスが供給される場合、セルの上部に酸化剤ガスが供給されにくくなる不具合を生ずるが、本実施例では、空気流路外壁71,72と燃料電池セル4の間を立ち上がって逃げていた酸化剤ガスが移行部87,88によって、とくにセルの上方に供給され易くなる。このように発電に寄与していなかった酸化剤ガスがセルに沿って流れ易くなり、セルへの空気供給を効果的に行わせることができる。なぜなら、燃料電池セルの他端側が位置する高さに膨出面を有する移行部が配置されているからである。
また、図8に示すように、移行部87,88の下部に、燃料電池セル側へ向けて上方へ傾斜する傾斜面91,92を有するように構成することも好ましい。この好ましい形態では、下部の傾斜面91,92により酸化剤ガスをセルへ向かわせる作用が働き、移行部87,88により酸化剤ガスが空気流路外壁71,72と燃料電池セル4の間を抜けることを抑制することができるため、セルへの空気供給をより効果的に行わせることができる。
なお本実施例では移行部の下部に傾斜面を備え一体的に形成した。その場合、コンパクト性、製造性の点からさらに望ましい。

カバー部材を外して示す燃料電池モジュールの斜視図である。 図1に示す燃料電池モジュールの断面図である。 図1に示す燃料電池モジュールの断面図である。 燃料電池セルユニットを説明するための図である。 燃料電池セルスタックを説明するための図である。 従来の燃料電池モジュールの構成を示す図である。 本実施形態に係る燃料電池モジュールの構成を示す図である。 本実施形態に係る燃料電池モジュールの構成を示す図である。
符号の説明
2:ベース部材
2a:穴
3:ガスタンク
4:燃料電池セル
4a:端部
4b:端部
5:改質器
6A:被改質ガス供給管
6B:水蒸気供給管
6C:配管
6D:配管
7:流路部材
7A:空気供給管
13,14:電極棒
15:板
15a:支持部材
15b:隙間
15c:混合室
16:発電室
17:排気ガス室
18:燃焼部
30:燃料電池セルユニット
30c:管内流路
40:内側電極端子
40a:本体部分
40b:管状部分
40c:接続流路
40d:段部
42:外側電極端子
42a:本体部分
42b:管状部分
42c:接続流路
42d:段部
44:電極層
44a:内側電極露出周面
44b:端面
44c:端面
46:電解質層
46a:電解質露出周面
48:電極層
48a:外側電極露出周面
50:貫通流路
52:絶縁部材
54:シール材
71:空気流路外壁
72:空気流路外壁
73:空気分配室
74:空気集約室
75:空気集約室
76a,76b,77a,77b:空気流路管
76aa,76ba,77aa,77ba:下面
78:外壁
79:外壁
80,81:移行板
82,83:移行ブロック
84:移行板
85,86:突起物
87,88:移行部
89,90:膨出面
91,92:傾斜面
400:燃料電池セルスタック
400a:上支持板
400b:下支持板
400c:接続部材
400d:外部端子
711:第一室
712:第二室
713:第三室
713a,723a:空気流入孔
721:第一室
722:第二室
723:第三室
724:点火装置挿入穴
FC:燃料電池モジュール

Claims (4)

  1. 下端部から上端部にかけて内部を流れる燃料ガスと、下方から上方へ外部を流れる酸化剤ガスとの作用により発電反応を起こすことができる燃料電池セルと、
    流路部材に囲まれた空間内に設けられた、複数の前記燃料電池セルを含む燃料電池セルスタックと、
    流路部材に囲まれた空間内に設けられた、前記燃料電池セルスタック上に位置する改質器と、
    前記燃料電池セルスタックと前記改質器との間の燃焼部と、
    を備える燃料電池モジュールであって、
    前記流路部材と前記燃料電池セルスタックとの間であって、前記燃料電池セルの高さ方向に沿って、前記燃料電池セルの上端部を含む所定の範囲にのみ延在する移行部が前記流路部材の内方側の壁面に配置され、
    前記移行部によって、前記流路部材と前記燃料電池セルスタックとの間の空気流路が狭められていることを特徴とする燃料電池モジュール。
  2. 前記燃料電池セルは中空円筒状であり、前記燃料電池モジュールの容器内で立設するとともに、前記移行部の前記燃料電池セルの高さ方向に沿った膨出面は前記立設した燃料電池セルに沿って延在することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池モジュール。
  3. 前記移行部の上端は、前記燃料電池セルの上端の高さよりも高い位置にあることを特徴する請求項1又は請求項2に記載の燃料電池モジュール。
  4. 前記移行部は、前記燃料電池セル側へ向けて上方に傾斜する傾斜面を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の燃料電池モジュール。
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