JP2000243414A - 固体電解質型燃料電池のセル - Google Patents

固体電解質型燃料電池のセル

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oxygen
electrode tube
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fuel cell
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Minoru Suzuki
稔 鈴木
Osamu Yamazaki
修 山崎
Hisao Yokoyama
久男 横山
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Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気極チューブのガス拡散性、ならびに、空
気極チューブの電子導電性を向上させて、発電性能を向
上させることができる固体電解質型燃料電池のセルを提
供する。 【解決手段】 多孔質材にて筒状に形成された構造支持
体としての空気極チューブ1の外周部には、その周方向
の一部分にインターコネクタ2がかつその他の部分に筒
状の電解質層3が設けられ、電解質層3の外周部には筒
状の燃料極4が設けられている固体電解質型燃料電池の
セルであって、空気極チューブ1における径方向の中間
部分に、筒長さ方向にわたって酸素含有ガスを供給する
酸素含有ガス導入通路8が空気極チューブ1における周
方向に沿って間隔を隔てて複数並設されている固体電解
質型燃料電池のセル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多孔質材にて筒状
に形成された構造支持体としての空気極チューブの外周
部には、その周方向の一部分にインターコネクタがかつ
その他の部分に筒状の電解質層が設けられ、前記電解質
層の外周部には筒状の燃料極が設けられている固体電解
質型燃料電池のセルに関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような固体電解質型燃料電池のセ
ルにおいて、図7に示すように、構造支持体として機能
する空気極チューブ1Aが、その一端側が閉じられてい
る有底筒状に形成され、この空気極チューブ1Aにおけ
る径方向の内側に、筒長さ方向にわたって酸素含有ガス
を供給する酸素含有ガス導入通路8Aが設けられ、この
酸素含有ガス導入通路8A内に酸素含有ガスを供給する
ための酸素導入管13を挿入させて、酸素含有ガスを酸
素導入管11と酸素含有ガス導入通路8Aを通して供給
するとともに、燃料極4Aに水素を含有した燃料ガスを
供給して、800〜1000℃の動作温度で動作させて
発電させるものが知られている。なお、空気極チューブ
1Aの外周部には、その周方向の一部分にインターコネ
クタ2がかつその他の部分に筒状の電解質層3が設けら
れ、隣接するセルは、インターコネクタ2および柔軟性
導電材5にて電気的に接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そして、固体電解質型
燃料電池のセルにおいて、発電性能を向上させるため
に、空気極チューブの周方向に電子導電性を向上させる
こと、ならびに、ガス拡散性を向上させることが求めら
れている。しかしながら、従来のものでは、空気極チュ
ーブにおける多孔質材を緻密にすること、厚くすること
によって、その周方向への電子導電性を向上させること
ができるが、ガス透過性が低下して、ガス拡散性が低下
することになる。また、逆に、空気極チューブにおける
多孔質材を薄くすることによって、ガス透過性を向上さ
せて、ガス拡散性を向上させることができるが、周方向
への電子導電性が低下することになる。つまり、従来の
ものでは、電子導電性とガス拡散性という相反する要素
を考慮して構成しなければならず、結果的にその両方に
ついて向上させることができず、発電性能を向上させる
ことができないものであった。
【0004】また、空気極チューブにおける多孔質材の
気孔率を変えずに、空気極チューブの平均気孔径を大き
くすると、電子導電性とガス拡散性を両方とも向上させ
ることが可能であるが、空気極チューブの平均気孔径を
大きくすることによって強度が低下して、構造支持体と
しての機能を失う虞があった。
【0005】本発明は、かかる点に着目してなされたも
のであり、その目的は、空気極チューブのガス拡散性、
ならびに、空気極チューブの電子導電性を向上させて、
発電性能を向上させることができる固体電解質型燃料電
池のセルを提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明によれば、多孔質材にて筒状
に形成された構造支持体としての空気極チューブの外周
部には、その周方向の一部分にインターコネクタがかつ
その他の部分に筒状の電解質層が設けられ、電解質層の
外周部には筒状の燃料極が設けられている固体電解質型
燃料電池のセルにおいて、空気極チューブにおける径方
向の中間部分に、筒長さ方向にわたって酸素含有ガスを
供給する酸素含有ガス導入通路が空気極チューブにおけ
る周方向に沿って間隔を隔てて複数並設されている。
【0007】つまり、空気極チューブにおける径方向の
中間部分に、酸素含有ガス導入通路を空気極チューブに
おける周方向に沿って間隔を隔てて複数並設することに
よって、空気極チューブに酸素含有ガスを空気極チュー
ブにおける周方向に極力均一に供給しながら、酸素含有
ガス導入通路から空気極チューブの外周部までの厚みを
薄くすることができるとともに、酸素含有ガス導入通路
から空気極チューブの内周部までの厚みを厚くして空気
極チューブ全体としての厚みを厚くすることができる。
したがって、空気極チューブに酸素含有ガスを空気極チ
ューブにおける周方向に極力均一に供給しながら、空気
極チューブのガス拡散性に寄与する部分の厚みを薄くす
るとともに、空気極チューブにおける周方向への電子導
電性に寄与する空気極チューブ全体としての厚みを厚く
することができるので、空気極チューブのガス拡散性、
および、空気極チューブにおける周方向への電子導電性
をその周方向において均一に向上させることができ、発
電性能を向上させることができる。
【0008】請求項2に記載の発明によれば、空気極チ
ューブが、その一端側が閉じられている有底筒状に形成
され、空気極チューブにおける径方向の中心部分に存在
する中心穴部分と酸素含有ガス導入通路における空気極
チューブの底部側端部に対応する部分とが連通され、酸
素含有ガスが、中心穴部分と酸素含有ガス導入通路を通
して流動するように構成されている。したがって、燃料
ガスを空気極チューブの筒長さ方向に沿ってその一端側
から供給し、酸素含有ガスを空気極チューブの筒長さ方
向に沿って燃料ガスを供給する他端側から供給すること
ができ、さらに、酸素含有ガスの供給側とその排気ガス
の回収側、ならびに、燃料ガスの排気ガスの回収側を空
気極チューブの筒長さ方向の一端側に位置させることが
できる。
【0009】請求項3に記載の発明によれば、空気極チ
ューブが、LaMnO3 系酸化物で構成されている。つ
まり、LaMnO3 系酸化物は、Sr、Caをドープす
ることによって、電解質である安定化ジルコニアと同等
に熱膨張率を調整することができるので、構造支持体と
して適している。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明にかかる固体電解質型燃料
電池のセルを図面に基づいて説明する。この固体電解質
型燃料電池のセルCは、図2および3に示すように、有
底筒状に形成され、多孔質材にて有底筒状に形成された
構造支持体として機能する空気極チューブ1が設けら
れ、この空気極チューブ1の外周部には、その周方向の
一部分にインターコネクタ2がかつその他の部分に筒状
の電解質層3が設けられ、筒状の電解質層3の外周部に
は筒状の燃料極4が設けられている。
【0011】そして、隣接するセルC,Cのインターコ
ネクタ2と燃料極4との間に気体の通流を許容するよう
に形成した柔軟性導電材5を充填して、複数のセルCを
電気的に直列接続するようにしている。前記柔軟性導電
材5は、Niのフェルト状材で形成され、インターコネ
クタ2の表面には、柔軟性導電材5との接触抵抗を低減
するために、Ni層6をメッキにて形成している。
【0012】また、図1に示すように、複数のセルCが
電気的に直列接続された状態で箱体7に収納され、有底
筒状のセルCの内部に、その上部側から酸素含有ガスと
しての空気を供給するとともに、有底筒状のセルCの外
周部に、その底部側から水素を含有した燃料ガスを供給
するように構成され、各セルCの酸素極チューブ1に空
気を、燃料極4に整流板Sにて整流された後の燃料ガス
を供給して、800〜1000℃の動作温度で動作させ
て発電するように構成されている。また、セルCに供給
された空気および燃料ガスの排気ガスは、箱体7の側部
から回収するように構成され、排気ガスの利用を容易に
している。
【0013】前記空気極チューブ1は、図4および5に
示すように、LaMnO3 系酸化物で構成され、その一
端側が閉じられている有底筒状に形成され、その径方向
の中間部分に、筒長さ方向にわたって酸素含有ガスを供
給する酸素含有ガス導入通路8がその周方向に沿って間
隔を隔てて複数並設され、空気極チューブ1における径
方向の中心部分に存在する中心穴部分9と酸素含有ガス
導入通路8における空気極チューブ1の底部側端部に対
応する部分とが連通され、酸素含有ガスが、中心穴部分
9、酸素含有ガス導入通路8の順に流動するように構成
されている。なお、本実施形態においては、酸素含有ガ
ス導入通路8における周方向の間隔をほぼ等間隔となる
ようにしているが、この周方向の間隔は必ずしもほぼ等
間隔にしなければならないものではない。
【0014】具体的に説明すると、空気極チューブ1
は、それぞれが筒状に形成されている頂部分1a、上部
分1b、中間上部分1c、中間下部分1d、および、底
部分1eを一体形成して有底筒状に形成されている。な
お、上部分1b、中間上部分1c、中間下部分1d、お
よび、底部分1eは、その径方向の直径は同じに形成さ
れ、この直径よりも頂部分1aの直径が小さくなるよう
にしている。つまり、図4の断面図に示すように、頂部
分1a、上部分1b、中間上部分1c、および、中間下
部分1dのそれぞれには、それぞれの径方向の中心部分
を連通する中心穴部分9が設けられ、中間上部分1cと
中間下部分1dには、それらの径方向の中間部分を連通
する酸素含有ガス導入通路8がその周方向に沿って間隔
を隔てて複数設けられ、底部分1eには、中間下部分1
dにおける中心穴部分9と酸素含有ガス導入通路8とを
連通する連通路10が設けられ、中間上部分1cの側面
部には、酸素含有ガス導入通路8に連通する側面穴部分
8aが設けられている。そして、頂部分1a、上部分1
b、中間上部分1c、中間下部分1d、および、底部分
1eを一体形成することによって、中心穴部分9と酸素
含有ガス導入通路8とが筒長さ方向にわたって形成さ
れ、この中心穴部分9と酸素含有ガス導入通路8を通し
て酸素含有ガスが流動するように構成されている。
【0015】前記空気極チューブの生成について説明を
加えると、まず、空気極粉末をバインダーとともに混練
し、頂部分1a、上部分1b、中間上部分1cと中間下
部分1dとからなる中間部分1f、および、底部分1e
のそれぞれにおいて押し出し成形にて中心穴部分9、酸
素含有ガス導入通路8、および、連通路10を形成さ
せ、中間上部分1cの側面部には、酸素含有ガス導入通
路8に連通する側面穴部分8aを形成させる。なお、中
心穴部分9の直径は、6mmとしている。つまり、頂部
分1aおよび上部分1bには、その径方向の中心部分に
中心穴部分9を形成し、中間部分1fには、その径方向
の中心部分に中心穴部分9をかつ径方向の中間部分に酸
素含有ガス導入通路8を形成し、その中間部分1fの上
部側、すなわち、中間上部分1cの側面部には、酸素含
有ガス導入通路8に連通する側面穴部分8aを形成さ
せ、底部分1eには、連通路10を形成させる。
【0016】そして、頂部分1a、上部分1b、中間部
分1f、および、底部分1eのそれぞれをグリーン体
(未焼成状態)にて張り合わせ、その後、1400℃で
焼成して、頂部分1a、上部分1b、中間部分1f、お
よび、底部分1eを一体形成して空気極チューブ1を生
成する。なお、中間上部1cの側面部の側面穴部分8a
は、電解質層3を成膜するときにマスキングし、電解質
層3を成膜した後、デマスキングを行う。
【0017】このようにして、空気極チューブ1におけ
る径方向の中間部分に、酸素含有ガス導入通路8を空気
極チューブ1における周方向に沿って間隔を隔てて複数
並設することによって、空気極チューブ1における周方
向に均一に酸素含有ガスを供給しながら、酸素含有ガス
導入通路8から空気極チューブ1の外周部までの厚みを
薄くするとともに、酸素含有ガス導入通路8から空気極
チューブ1の中心穴部分9までの厚みを厚くすることに
よって空気極チューブ1全体としての厚みを厚くするこ
とができる。したがって、空気極チューブに酸素含有ガ
スを空気極チューブにおける周方向に極力均一に供給し
ながら、空気極チューブ1のガス拡散性に寄与する部分
の厚みを薄くして、空気極チューブ1における周方向へ
の電子導電性に寄与する空気極チューブ1全体としての
厚みを厚くすることができるので、空気極チューブのガ
ス拡散性、および、空気極チューブにおける周方向への
電子導電性をその周方向において均一に向上させること
ができ、発電性能を向上させることができる。
【0018】本発明にかかる固体電解質型燃料電池のセ
ルと従来の固体電解質型燃料電池のセルとの発電性能を
比較するために、これら2つのセルを用いて発電試験を
行った。従来のセルは図7に示す構造のものを用いて、
表1に示す各部位の組成、厚み、製造方法にて試作して
いる。また、本発明にかかるセルについては、空気極チ
ューブ1を上述のように製造し、燃料極4の厚みを16
0μmとする。そして、その他の電解質3およびインタ
ーコネクタ2の組成、厚み、製造方法や燃料極4および
空気極チューブ1の組成などは、表1に示すものと同様
とする。また、発電温度は100℃、燃料ガスの組成
は、H2 が89パーセント、H2Oが11パーセント、
燃料利用率は75パーセント、空気利用率は30パーセ
ントにて、本発明にかかるセルおよび従来のセルの両セ
ルの発電試験を行っている。
【0019】
【表1】
【0020】説明を加えると、従来のセルにおいて、空
気極チューブ1Aの製造にあっては、La(M)MnO
x(M=Sr,Ca)パウダーをプレス成形し、電気炉
で1400℃で焼成している。そして、空気極チューブ
1Aの直径は16mm、長さは400mm、肉厚は1.
9mm、相対密度は0.68である。また、空気導入管
は外径6mmであり、材質は、アルミナを主成分とする
セラミックとしている。
【0021】そして、従来のセルを用いて発電試験を行
った結果を表2に示し、本発明にかかるセルを用いて発
電試験を行った結果を表3に示す。
【0022】
【表2】
【0023】
【表3】
【0024】つまり、従来のセルを用いたものよりも本
発明にかかるセルを用いたものの方が、電流密度0.1
〜0.4(A/cm2 )のいずれにおいても、セル電圧
値が高くなっており、セルの発電性能が明らかに向上し
ている。
【0025】〔別実施形態〕 (1)上記実施形態では、空気極チューブ1を有底筒状
に形成して、筒長さ方向の一端側にて、酸素含有ガスを
供給するとともに、その排気ガスを回収するようにして
いるが、例えば、空気極チューブ1を筒状に形成し、酸
素含有ガスを筒長さ方向の一端側から供給し、その排気
ガスを他端側にて回収するようにしてもよい。
【0026】具体的に説明すると、図6に示すように、
空気極チューブ1における径方向の中間部分には、筒長
さ方向にわたって酸素含有ガスを供給する酸素含有ガス
導入通路8が設けられ、その径方向の中心部分には、筒
長さ方向にわたって酸素含有ガスを供給する中心穴部分
9が設けられ、酸素含有ガスが酸素含有ガス導入通路8
および中心穴部分9を通して筒長さ方向の一端側から他
端側に供給されるように構成されている。そして、燃料
ガスをセルCに供給するための燃料ガス供給室11と、
酸素含有ガスをセルCに供給するための酸素含有ガス供
給室12とがそれぞれ別々に設けられ、燃料ガス供給室
11を通して燃料ガスが供給され、酸素含有ガス供給室
12を通して酸素含有ガスが供給され、酸素含有ガスを
空気極チューブ1の筒長さ方向に沿って供給し、燃料ガ
スを空気極チューブ1の径方向に沿って供給するように
構成されている。なお、酸素含有ガスは、整流板Sにて
整流された後空気極チューブ1に供給されるように構成
されている。
【0027】また、上記のように図6に示す別実施形態
において、中心穴部分9における筒長さ方向の一端部分
および両端部分に流動防止蓋を設け、中心穴部分9にお
いて酸素含有ガスが流動しないようにしてもよい。
【0028】(2)上記実施形態では、酸素含有ガス導
入通路8に導入通路管を挿入することなく、酸素含有ガ
スを供給するようにしているが、酸素含有ガス導入通路
8に導入通路管を挿入して、この導入通路管を通して酸
素含有ガスを空気極チューブ1に供給するようにしても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】固体電解質型燃料電池の概略構成図
【図2】固体電解質型燃料電池のセルの縦断面図
【図3】固体電解質型燃料電池のセルの横断面図
【図4】空気極チューブを示す図
【図5】空気極チューブの分解斜視図
【図6】別実施形態を示す固体電解質型燃料電池の概略
構成図
【図7】従来例を示す固体電解質型燃料電池のセルの縦
断面図
【符号の説明】
1 空気極チューブ 2 インターコネクタ 3 電解質層 4 燃料極 8 酸素含有ガス導入通路 9 中心穴部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 久男 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 Fターム(参考) 5H018 AA06 AS03 CC03 EE13 5H026 AA06 CC06 CV02 CX06 CX10 EE13

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多孔質材にて筒状に形成された構造支持
    体としての空気極チューブの外周部には、その周方向の
    一部分にインターコネクタがかつその他の部分に筒状の
    電解質層が設けられ、前記電解質層の外周部には筒状の
    燃料極が設けられている固体電解質型燃料電池のセルで
    あって、 前記空気極チューブにおける径方向の中間部分に、筒長
    さ方向にわたって酸素含有ガスを供給する酸素含有ガス
    導入通路が前記空気極チューブにおける周方向に沿って
    間隔を隔てて複数並設されている固体電解質型燃料電池
    のセル。
  2. 【請求項2】 前記空気極チューブが、その一端側が閉
    じられている有底筒状に形成され、 前記空気極チューブにおける径方向の中心部分に存在す
    る中心穴部分と前記酸素含有ガス導入通路における前記
    空気極チューブの底部側端部に対応する部分とが連通さ
    れ、 前記酸素含有ガスが、前記中心穴部分と前記酸素含有ガ
    ス導入通路を通して流動するように構成されている請求
    項1に記載の固体電解質型燃料電池のセル。
  3. 【請求項3】 前記空気極チューブが、LaMnO3
    酸化物で構成されている請求項1または2に記載の固体
    電解質型燃料電池のセル。
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