JP2011134020A5 - - Google Patents

Description

前述の目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、以下の構成を備える。
動画を構成する第１の画像の特定の領域を基準領域として登録する領域登録手段と、基準領域における所定の条件を満たす信号を示す第１の特徴量、および第１の特徴量を含み、所定の条件よりも広い条件を満たす信号を示す第２の特徴量を設定する設定手段と、第１の画像とは別の第２の画像において、基準領域と最も相関度が高い領域を特定する特定手段と、を備え、特定手段は、第１の特徴量及び第２の特徴量のいずれかを用いて、基準領域と最も相関度が高い領域を特定することを特徴とする。

Claims (11)

1. 動画を構成する第１の画像の特定の領域を基準領域として登録する領域登録手段と、
   前記基準領域における所定の条件を満たす信号を示す第１の特徴量、および前記第１の特徴量を含み、前記所定の条件よりも広い条件を満たす信号を示す第２の特徴量を設定する設定手段と、
   前記第１の画像とは別の第２の画像において、前記基準領域と最も相関度が高い領域を特定する特定手段と、を備え、
   前記特定手段は、前記第１の特徴量および前記第２の特徴量のいずれかを用いて前記基準領域と最も相関度が高い領域を特定することを特徴とする画像処理装置。
2. 前記領域登録手段は、前記特定手段によって特定された前記基準領域と最も相関度が高い領域を新たな前記基準領域として登録し、
   前記特定手段は、前記第１および第２の画像とは別の第３の画像において、前記新たな基準領域と最も相関度が高い領域を特定することを特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。
3. 前記特定手段は、前記基準領域よりも広い領域に含まれる前記第２の特徴量が少ないと判断した場合には、前記第２の特徴量を用いて前記基準領域と最も相関度が高い領域を特定し、前記基準領域よりも広い領域に含まれる前記第２の特徴量が少ないと判断しない場合には、前記第１の特徴量を用いて前記基準領域と最も相関度が高い領域を特定する請求項１または２に記載の画像処理装置。
4. 前記特定手段は、前記基準領域よりも広い領域に含まれる前記第２の特徴量に該当する画素の割合が予め定められた割合に満たない場合に、前記基準領域よりも広い領域に含まれる前記第２の特徴量が少ないと判断することを特徴とする請求項３に記載の画像処理装置。
5. 前記設定手段は、前記基準領域の画素の色相について前記第１の特徴量を設定することを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載の画像処理装置。
6. 動画を構成する画像の特定の領域を基準領域として登録する領域登録手段と、
   前記基準領域内の各画素の色相を検出する検出手段と、
   前記基準領域内の色相の分布のうち、予め定めた数よりも多い画素が分類される色相の範囲を前記基準領域の第１の特徴量として設定する設定手段と、
   前記動画の、前記基準領域が含まれる画像よりも後のフレームの画像において、前記基準領域と最も相関度が高い領域を特定する特定手段と、を備え、
   前記特定手段は、前記基準領域より大きい領域において、前記第１の特徴量より色相の範囲を拡大した前記基準領域内の色相の分布である第２の特徴量に含まれる色相の画素が占める割合が予め定めた割合より小さい場合には、前記第２の特徴量を用いて前記基準領域と相関度が高い領域を特定し、前記第２の特徴量に含まれる色相の画素が占める割合が前記予め定めた割合より大きい場合には、前記第１の特徴量を用いて前記基準領域と相関度が高い領域を特定することを特徴とする画像処理装置。
7. 前記特定手段は、前記基準領域内の彩度の平均値が予め設定した彩度より大きい場合に、前記基準領域を特定した画像よりも後のフレームの画像において、前記第１の特徴量を用いて前記基準領域と相関度が高い領域を特定することを特徴とする請求項６に記載の画像処理装置。
8. 前記予め定めた割合は、前記基準領域の画素数を前記基準領域より大きい領域の画素数で除した値であることを特徴とする請求項７に記載の画像処理装置。
9. 画像処理装置の領域登録手段が、動画を構成する第１の画像の特定の領域を基準領域として登録する領域登録工程と、
   前記画像処理装置の設定手段が、前記基準領域における所定の条件を満たす信号を示す第１の特徴量、および前記第１の特徴量を含み、前記所定の条件よりも広い条件を満たす信号を示す第２の特徴量を設定する設定工程と、
   前記画像処理装置の特定手段が、前記第１の画像とは別の第２の画像において、前記基準領域と最も相関度が高い領域を特定する特定工程と、を備え、
   前記特定手段は前記特定工程において、前記第１の特徴量および前記第２の特徴量のいずれかを用いて前記基準領域と最も相関度が高い領域を特定することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
10. 画像処理装置の領域登録手段が、動画を構成する画像の特定の領域を基準領域として登録する領域登録工程と、
    前記画像処理装置の検出手段が、前記基準領域内の各画素の色相を検出する検出工程と、
    前記画像処理装置の設定手段が、前記基準領域内の色相の分布のうち、予め定めた数よりも多い画素が分類される色相の範囲を前記基準領域の第１の特徴量として設定する設定工程と、
    前記画像処理装置の特定手段が、前記動画の、前記基準領域が含まれる画像よりも後のフレームの画像において、前記基準領域と最も相関度が高い領域を特定する特定工程と、を備え、
    前記特定手段は前記特定工程において、前記基準領域より大きい領域において、前記第１の特徴量より色相の範囲を拡大した前記基準領域内の色相の分布である第２の特徴量に含まれる色相の画素が占める割合が予め定めた割合より小さい場合には、前記第２の特徴量を用いて前記基準領域と相関度が高い領域を特定し、前記第２の特徴量に含まれる色相の画素が占める割合が前記予め定めた割合より大きい場合には、前記第１の特徴量を用いて前記基準領域と相関度が高い領域を特定することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
11. コンピュータを、請求項１乃至８のいずれか１項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。