JP4747970B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4747970B2
JP4747970B2 JP2006184944A JP2006184944A JP4747970B2 JP 4747970 B2 JP4747970 B2 JP 4747970B2 JP 2006184944 A JP2006184944 A JP 2006184944A JP 2006184944 A JP2006184944 A JP 2006184944A JP 4747970 B2 JP4747970 B2 JP 4747970B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
image
area
designated
coordinate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006184944A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008015706A (ja
Inventor
豊 木内
豊 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP2006184944A priority Critical patent/JP4747970B2/ja
Priority to EP07110489.7A priority patent/EP1876809B1/en
Priority to US11/773,264 priority patent/US20080123946A1/en
Priority to CNA2007101270949A priority patent/CN101101629A/zh
Publication of JP2008015706A publication Critical patent/JP2008015706A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4747970B2 publication Critical patent/JP4747970B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/62Retouching, i.e. modification of isolated colours only or in isolated picture areas only

Description

本発明は、取得した画像の中から予め設定した色を有する領域を特定して抽出する画像処理装置に関するものである。
製造現場においては、省力化および高効率化の観点から、オートメーション化が進められている。オートメーション化を実現するためには、光、電気、電波、音波などを用いる数多くのセンサ類が使用される。このようなセンサ類の中でも製品などを撮影し、その撮影した画像を処理することで当該製品の良否判別や当該製品のID特定を行なうことができる画像センサがよく用いられている。
画像センサを用いることにより人間の視覚による検出と同様の検出機能を実現することができるためその応用範囲は広い。
多くの画像センサは、検出対象を撮影する撮像部と、撮像部から得られる画像を処理する画像処理部(またはアンプ部とも称される)から構成され、撮像部により撮影された画像の中に所定の形状を持つ領域が含まれるか否かなどを判断する。
特に汎用的な画像センサにおいては、カラー情報を含まない濃淡画像に基づいて検出対象の形状を判定するように構成されたものが一般的であった。しかしながら、近年の情報技術の進歩に伴い、汎用的な画像センサにおいても、カラー画像を用いて、従来の形状の判断に加え、色の判断も同時に行なうことができる画像センサが実用化されている。このような色の判断は、取得した画像の中から予め登録した色を有する領域を特定して抽出する処理が含まれる。
従来の濃淡画像による形状検出においては、各々が一次元の諧調値(一例として256階調)を含む複数の画素で構成される、いわゆるグレー画像に基づいて、形状の判断が行なわれていた。一方、カラー画像を構成する画素の各々の色は、例えば光の三原色に基づく赤、緑、青のそれぞれの比率で構成されるRGB値あるいは色の3属性である色相(Hue)、明度(Value)、彩度(Chroma)の値で構成される三次元座標で表現され、色を規定することが可能である。したがって、取得した画像の中から予め設定した色(指定色)を有する領域を特定するためには、この3つのパラメータが必要となる。なお、このようなパラメータを色パラメータとも称する。
そのため、指定色を抽出するためのモデル画像を取得し、当該モデル画像に含まれる色を表示する画像処理装置が考案されている。一例として、特許文献1には、指定した点(画素)の色パラメータを自動的に抽出することのできる画像処理装置が開示されている。
特開平2−194479号公報
ところで、人間の視覚では同一の色に見える画像であっても、それぞれの画素の持つ色パラメータは僅かに異なることが多い。これは、画像処理装置から見ると互いに異なる複数の色からなる領域であると判断してしまうことを意味する。
そこで一般的なカラー画素を処理する画像処理装置においては、指定色についての色パラメータに対してしきい値幅を持たせ、そのしきい値幅の範囲内にある色を有する画素については指定色であるとみなすという処理が行なわれる。逆に言えば、画像全体の色パラメータの分散度に応じて最適な色パラメータ範囲を設定しなければ実用的な領域特定が不可能である。
しかしながら、従来の画像処理装置においては、特定の点(画素)における色パラメータを取得することはできても、取得した画像全体の色パラメータの分散度に応じて最適な色パラメータ範囲を取得することはできなかった。そのため、照明や反射率などのさまざまな発生条件に応じて、試行錯誤的に指定色を決定しなければならず、熟練者の勘や経験に頼らなければ、画像処理装置を満足に機能させることができない場合が多かった。
そこで、この発明は、かかる問題を解決するためになされたものであって取得した画像の色パラメータの分散度に応じて最適な色パラメータ範囲を容易に設定することが可能な画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像処理装置は、複数の画素から構成されるカラー画像の入力に対して、領域を指定する指定手段と、指定手段により指定された領域に含まれる画素について、色を規定するための独立した3つの変数のうちの少なくとも2つ以上の所定の変数により表される色情報を取得する色情報取得手段と、所定の変数を1次元の座標もしくは2次元の座標、あるいはこれらの組み合わせ、もしくは3次元の座標として構成した色座標の表示を行い、色情報取得手段により取得した色情報を表わす所定の変数により色座標上の位置として表示する色座標表示手段と、カラー画像を構成する複数の画素のうち、色座標表示手段により表示される色座標において、指示に従って設定された色座標位置に対応する色情報を有する画素を抽出処理する画像抽出処理手段とを備える。
好ましくは、カラー画像について、画像抽出処理手段により抽出処理された画像を表示する表示部をさらに備える。
好ましくは、指定手段により指定された任意の領域は、指定手段により指定された指定画素および指定画素に対して予め定めた位置関係にある周辺画素を含む。
好ましくは、指定手段は、複数の画素から構成されるカラー画像の入力に対して、複数の任意の領域を指定し、色座標表示手段は、指定手段の指定毎あるいは指定全体として、指定手段により指定される領域に含まれる各画素について、色情報取得手段により取得した色情報に基づいて独立した少なくとも2つ以上の変数の従う色座標の対応する位置を表示する。
好ましくは、色情報は、各画素の色を規定するための独立した3つの変数を含み、色座標表示手段は、独立した3つの変数のうちの2つの変数に従う2次元色座標および残りの1つの変数に従う1次元色座標を表示する。
特に、画像抽出処理手段は、カラー画像を構成する複数の画素のうち、色座標表示手段により表示される2次元座標において、指示に従って設定された領域に含まれる色座標位置に対応する色情報を有する画素を抽出処理する。
特に、指示に従って設定された領域は、2次元座標において、2変数の関数で表される線を領域の境界線に含む。
本発明に係る画像処理装置は、独立した3つの変数のうちの少なくとも2つ以上の所定の変数により色座標を規定し、指定手段により指定した領域に含まれる画素について、色座標の対応する位置を表示し、指示に従って設定された色座標位置に対応する色情報を有する画素を抽出処理する。したがって、ユーザは、指定手段により指定した領域に含まれる画素について色座標を見ながら色座標位置を設定することができるため色パラメータの分散度に応じて最適な色パラメータ範囲を容易に設定することができる。
この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態に従う画像処理装置1を備える画像センサ装置100の概略ブロック図である。
図1を参照して、本発明の実施の形態に従う画像センサ装置100は、一例として、製造ライン上などに配置される連続的に搬送される製品を撮影し、その撮影された画像の中から指定色を有する領域を特定して、製品の良否等を判断する。また、画像センサ装置100が図示しない他の装置へその判断結果を出力するように構成してもよい。画像センサ装置100は、画像処理装置1と、撮像部2と、表示部3とから構成される。
撮像部2は、一例として、CCD(Coupled Charged Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサなどの撮像素子およびレンズを備え、検査対象を撮影し、その撮影した画像を画像処理装置1へ出力する。なお、撮像部2が撮影する画像は、静止画像および動画像のいずれとすることも可能である。
表示部3は、画像処理装置1における処理結果や撮像部2に撮影された画像などをユーザに表示する。一例として、表示部3は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、プラズマディスプレイ(Plasma Display)あるいはELディスプレイ(Electro Luminescence Display)などで構成される。なお、本例においては、撮像部2と、表示部3とが画像処理装置1とは別に設けられた構成について説明するが、特にこれに限られず、撮像部2と、表示部3とが画像処理装置1と一体として設けられる構成とすることも当然に可能である。
画像処理装置1は、CPU部4と、補助記憶部5と、入力部6と、撮影部インターフェイス(撮影部I/F)7と、主記憶部8と、表示処理部9と、外部インターフェイス(外部I/F)10と、読取部11と、バス13とからなり一例としてパーソナルコンピュータなどで実現することができる。
撮影部I/F7は、撮像部2と電気的に接続され、撮像部2で撮影された映像信号を受け、所定の信号変換処理を行ない各画素の色情報を取得した後、バス13を介してその取得した色情報をCPU部4へ出力する。具体的には、撮影部I/F7は撮像部2から受けた映像信号に対してフレーム同期を行ない、時間軸上に展開されて伝送される各画素の色情報を復調して各画素についての色パラメータを取得する。例えば、赤、緑、青のそれぞれの比率で構成されるすなわち赤色、青色および緑色の変数(以下、RGB情報とも称する)あるいは色の3属性である色相(Hue)、明度(Value)、彩度(Chroma)の変数(以下、HVC情報とも称する)を取得する。また、例えば、RGB情報に限られず、シアン、マゼンダ、黄色の変数からなるいわゆるCMY情報等他の独立した変数を用いることも可能である。なお、本例においては、撮影部I/F7は、一例としてHVC情報を取得し出力するものとする。
主記憶部8は、CPU部4で実行されるプログラムで撮像部2で撮影された画像データ、およびCPU部4における画像処理中の画像データなどを格納する。主記憶部8は、一例として、DRAM(Dynamic Random Access Memory)や、SRAM(Static Random Access Memory)などの半導体記憶素子からなる。
表示処理部9は、CPU部4における処理後の画像、撮像部2で撮影された画像、ユーザに入力を促す画面、CPU部4などの処理状態を示す画面などを表示するためのデータを受けて所定の信号処理を行なった後、映像信号として表示部3へ出力する。
外部インターフェイス10は、CPU部4により実行された処理結果などを外部へ出力する。一例として、外部インターフェイス10は、フォトダイオード、トランジスタまたはリレーなどから構成される接点出力(DO)や、USB(Universal Serial Bus)、RS−232C(Recommended Standard 232 version C)、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers) 1394、SCSI(Small Computer System Interface)およびイーサネット(登録商標)などに従う通信手段などからなる。
補助記憶部5は、不揮発性の記憶領域を備え、撮像部2で撮影された画像、CPU部4における処理後の画像の処理結果などを格納する。一例として補助記憶部5は、ハードディスクドライブ(HDD)やフラッシュメモリカード、SDメモリカード、ICメモリカードなどの半導体メモリなどからなる。なお、本例においては、補助記憶部5と主記憶部8とはそれぞれ独立の記憶領域として説明するが、1つの記憶部とすることも可能である。
入力部6は、ユーザからの設定および指令などを受け、バス13を介してCPU部4へ与える。ユーザからの設定および指令としては、本例においては、例えば図示しないがポインティングデバイスであるマウス等およびキーボード等を操作することにより与えられるものとする。なお、インターフェイス画面を表示する表示部3の画面自体にタッチスクリーンやタッチパネルを利用して、画面上をユーザが手で直接触れることにより入力や操作を可能としたり、あるいは音声入力その他の既存の入力手段を利用、あるいはこれらを併用して、上記設定および指令を与えるようにすることも可能である。
読取部11は、CPU部4で実行されるプログラムが記憶された記録媒体12を受入れてプログラムを読取り、補助記憶部5または主記憶部8に与える。なお、記録媒体12は、不揮発的にデータを記憶するものであればよく、一例として、光ディスク(CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disc)−ROM/RAM/R/RW、MO(Magnetic Optical Disc)、MD(Mini Disc))、フレキシブルディスク、磁気テープなどの着脱可能な記録媒体から構成される。
CPU部4は、撮影部I/F7を介して、撮像部2により撮影されたカラー画像から生成されたHVC情報を受け、各画素の座標と対応付けて主記憶部8に格納する。そして、CPU部4は、入力部6からの指令に応じて2つのモード具体的には、「計測モード」あるいは「設定モード」に設定し、当該モードでの各種処理を実行する。CPU部4は、たとえば「計測モード」においては、撮影部I/F7から取得される画像を測定対象画像として認識して、モデル画像との一致比較を実行するためにその画像に含まれる指定色の領域を特定して、特定された画像がモデル画像に対応する所定条件を満たすかどうかの良否判定を実行する。また、CPU部4は、「設定モード」においては、「計測モード」における各種計測の設定例えば指定色の設定等を実行するものとする。
図2は、本発明の実施の形態に従う画像処理装置1のモード設定を説明するフローチャート図である。
まず最初に、電源が投入される(スタート)(ステップS0)と、表示部3の画面上において上記2種類のモードの選択が促され(ステップS1)、ユーザが入力部6を操作することにより。上記いずれかのモードが実行される(ステップS2)。そして、選択されたモードに対応する画面が表示される(ステップS3)。例えば、ユーザが入力部6を操作して、「計測モード」を選択した場合には、計測モード画面が表示部3に表示される。一方、「設定モード」を選択した場合には、設定モード画面が表示部3に表示される。そして、次にモードの切替が指示されたかどうかが判断される(ステップS4)。ステップS4においてモードの切替指示がなされた場合には最初のステップS1に戻り対応するモード選択が実行され、上述したように対応するモードの画面が表示される。
図3は、本発明の実施の形態に従う計測モードの実行画面を説明する図である。
図3を参照して、ここでは、上述した「計測モード」がユーザの入力部6の操作により選択された場合が示されている。具体的には、表示部3の表示領域30に計測モードの実行画面(計測モード画面)が表示されている場合が示されている。
表示領域30において、上側の領域には、各種機能を実行するための釦が表示されており、例えばマウス等のポインティングデバイスを用いて当該釦を押下(クリック)することにより当該釦に対応付けられた機能を実行することができる。一例として、所定条件に基づいて計測の実行を指示する「計測実行」釦301、「計測モード」から「設定モード」への切替が可能な「設定モード」の実行を指示する「設定」釦302と、観察画像表示領域304に表示される観察画像を例えば補助記憶部5の記憶領域に対して記録の実行を指示する「セーブ」釦303とが示されている。
そして、また、表示部3の表示領域30には、観察画像を表示するための観察画像表示領域304が示されている。なお、ここでは、予めユーザによって観察画像表示領域304内において後述する計測処理を実行する領域を指し示す処理対象表示領域AREAが設定され、当該処理対象表示領域AREAとして設定された領域内において、四角形状で囲まれた中に円形の図形が表示され、そしてその円形の中央部において2文字の英文字である「OM」を示す文字表記がなされた画像が表示されている。なお、処理対象表示領域AREAの設定は、ユーザが例えばマウス等を操作することにより観察画像表示領域304内の任意の画素を指定することによりその領域の範囲を設定可能であるものとする。
また、上記した各種機能を実行するための釦301〜303と、観察画像表示領域304との間には、計測モードにおける計測結果を表示する表示領域306および観察画像表示領域304に表示される処理対象表示領域AREA内の観察画像を拡大するための「詳細表示」釦305とが示されている。なお、ここで、表示領域306には、上述した「計測実行」釦301を押下することにより、その処理対象表示領域AREA内の観察画像に含まれる後述する予め設定された指定色の領域を特定して、特定された画像が所定条件を満たすか否かの良否判定が実行される。具体的には、後述する色面積の計測により良否判定が実行される。そして、本例においては、計測結果として「OK」判定すなわち良判定が検出されたことが示されている。なお、図示しないが、計測結果として特定された画像を構成する画素について、所定条件を満たす画素数を数値化して併せて表示することも可能である。
次に、計測モードにおいて、本発明の実施の形態に従う観察画像表示領域304の処理対象表示領域AREAに対して処理される上述した色面積の計測について説明する。なお、指定色の設定については後述する設定モードにおいて説明する。
図4は、主記憶部8に格納されるフレームメモリFM1における処理の概要を説明するためのものである。
図4を参照して、CPU部4は、撮像部2で撮影されたカラー画像について観察画像表示領域304の各画素のHVC情報を主記憶部8に形成されるフレームメモリFM1の座標と対応付けて格納する。一例として撮像部2で撮影されるカラー画像について観察画像表示領域が(N+1)×(M+1)の行列状に配置された複数の画素PELから構成されるとすると、主記憶部8には、X方向の座標(X座標)およびY方向の座標(Y座標)について(0,0)〜(N,M)の座標を持つ二次元配列のフレームメモリFM1が形成される。なお、図4においては各画素PELの座標は、左上に付されている値として示されている。なお、(p,q)の座標は、X座標がp、Y座標がqを指し示すものとする。
CPU部4は、表示処理部9を介して、撮像部2にて撮影されたカラー画像を表示部3の観察画像表示領域304に表示し、ユーザからの処理対象領域AREAの設定を受付ける。そして、ユーザが、処理対象領域AREAの設定を与えると、その領域に指定された範囲内において、指示に応答してCPU部4は、色面積の計測処理を実行する。なお、処理対象領域AREAは、フレームメモリFM1の座標で示される開始座標STARTおよび終点座標ENDにより示される。
そして、CPU部4は、設定された処理対象領域AREAにおいて、各画素PELに対して、HVC情報を取得し、処理対象領域AREAに含まれる画素の中から当該HVC情報が所定の条件を満たしているかどうかを判定して、処理対象領域AREAに含まれる条件を満たす画素の数を計算する。
たとえば、図4に示されているように(2,2)の座標を持つ画素についてHVC情報を取得し、当該画素において、HVC情報が所定の条件を満たしているかどうかを判定して、条件を満たす場合には、カウントアップして画素の数を計算する。そして、X方向に向かって1つずれた(3,2)の座標を有する画素に対して同様の判定を繰返す。そしてこの処理対象領域AREAに含まれる画素PELすべてに対して判定を繰返した結果、その判定結果を出力する。
図5は、本発明の実施の形態に従う色面積をカウントする処理を実行するフローチャート図である。
図5を参照して、上述したようにまず始めに観察画像表示領域304において、処理対象領域AREAが設定され、そして図3で説明した「計測実行」釦301が押下されることにより、色面積の計測処理が開始される(ステップS10)。そして、処理対象領域AREAに含まれる所定条件を満たす画素の数に対応する色面積を計測するために面積カウンタ値CNTをリセット(面積カウンタ値リセット)する(CNT=0)(ステップS11)。
次に、処理対象領域AREAの画素のスタートアドレスSTARTとエンドアドレスENDを設定する(ステップS12)。これにより、始点の座標と終点の座標とが設定されるとともに、後述するX方向に進む場合の上限値XXおよびY方向に進む場合の上限値YYが設定されるものとする。次に変数となるi,jがそれぞれ初期値0に設定される(ステップS12♯)。
そして、スタートアドレスSTARTに対応する(a+i,b+j)(i,j=0)の画素PELのHVC情報を取得する(ステップS13)。そして、次に画素PELのHVC情報に含まれる色パラメータが所定の条件を満たすか否かが判定される。具体的には、HVC情報に含まれる色相値H(a+i,b+j)が色相上限値HHと色相下限値HLとの範囲内であるか、そして、明度値V(a+i,b+j)が明度上限値VHと明度下限値VLとの範囲内であるか、そしてさらに、彩度値C(a+i,b+j)が彩度上限値CHと彩度下限値CLとの範囲内であるか、この3条件がすべて満たされているかどうかが判断される(ステップS14)。
ステップS14において、このすべての条件が満たされている場合には次のステップS15に進み、面積カウンタ値CNTをCNT=CNT+1に設定する。そして、次のX方向の画素を計測対象とするために変数iは、i=i+1に設定される(ステップS16)。
一方、ステップS14においてこの条件が満たされない場合にはステップS21に進み面積カウンタ値CNTはその状態すなわちCNT=CNTを維持して(ステップS21)、ステップS16に進む。
ステップS17において、変数iがi≦XXの条件を満たす場合にはステップS13に戻り、(a+i,b+j)の画素PELのHVC情報を取得し、上述したステップS14の判断を実行して条件を満たすか否かが判断され、面積カウンタ値CNTが条件に応じてカウントアップされる。
ステップS17において、変数iがカウントアップされてi>XXの場合、具体的には、X方向に進む場合の上限値XX以上となった場合には、処理対象領域AREAにおいてX方向の境界領域を越えると判断されるためステップS18に進み、次のY方向の画素を計測対象とするために変数jは、j=i+1に設定される(ステップS18)。図4で説明するならば、スタートアドレスSTART(2,2)、エンドアドレスEND(12,7)が設定されて、X方向の上限値XXは10に設定され、Y方向の上限値YYは5に設定されるものとする。(2,2)の画素PELからX方向に1つずつずれて(2+i(i=10),2)の画素PELに到達して、上記のステップS14における判断が実行されて、ステップS16においてi=11となった場合に、X方向の境界領域を越える画素が選択されることになる。それゆえ、次のY方向に1つずれた領域に対して上記と同様の処理を実行するためjの値がカウントアップされる。
そして、ステップS19において、変数jがj≦YYの条件を満たすかどうかが判断される。ステップS19において、j≦YYの条件を満たす場合には、X方向と同様Y方向の境界領域を越えないと判断されるためステップS22に進む。
ステップS22においては、変数iがi=0に設定され、ステップS13に進む。例えば図4で説明するならば、(2+i(i=10),2)の画素PELに到達して、上記のステップS14における判断が実行されて、ステップS16においてi=11となった場合に、ステップS18に進み、変数jがj+1に設定される。そして、ステップS19において、変数jが上限値YY(YY=5)を越えないためにステップS22に進み、(2,3)の画素PELに進み上記と同様に対応する画素のHVC情報が所定の条件を満たすか否かが判断される。
そして、変数i>XX、変数j>YYとなった場合にX方向およびY方向の境界領域を越える画素が選択されることになるためステップS19からステップS20に進み、面積カウンタ値CNTが出力される。
すなわち、処理対象領域AREAの各画素について上述したHVC情報が取得され、所定の条件を満たすか否かが判断されて色面積に対応する面積カウンタ値CNTが出力され、色面積をカウントする処理が終了する(エンド)(ステップS23)。
これにより処理対象領域AREAにおける判定結果としての面積カウンタ値CNTを検出することができる。そして、検出された面積カウンタ値CNTを用いて観察画像の良否判定を実行する。観察画像の色面積の良否判定については、後述する。
次に、色面積としてカウントアップする画素PELのHVC情報に含まれる色パラメータ範囲の設定について説明する。具体的には、「設定モード」について説明する。
図6は、本発明の実施の形態に従う設定モードの実行画面を説明する図である。
図6を参照して、ここでは、例えば、図3の「設定」釦302を押下することにより、「設定モード」に切り替わり、特に色面積の計測に用いる条件を設定する後述する「色指定」設定モードの画面が示されている。図6において、表示部3の表示領域30の右部には、画像表示領域204が設けられ、左上部には、領域201が設けられている。そして、領域201には、色面積の設定画面において、「色面積」の設定モードである旨を示す表示が示されている。ここでは、「色面積」の設定モードとして2つの設定モードを選択可能な状態が示されており、具体的には、色面積としてカウントアップする色パラメータ範囲を設定するための「色指定」設定モードおよび色面積の良否判定を実行する際に用いる判定パラメータを設定するための「判定条件」設定モードとが示されている。図6においては、「色面積」の設定モードとして「色指定」設定モードが選択されている場合が示されている。例えば、領域201においてマウス等により「色指定」と示される領域202を指定することにより、「色指定」設定モードが選択され、「判定条件」と示される領域203を指定することにより「判定条件」設定モードが選択されるものとする。なお、本例においては、一例として「色面積」の設定モードにおいて初期値として「色指定」設定モードの画面が表示されるように設定されているものとするが、これに限られず、「判定条件」設定モードの画面が表示されるようにすることも可能であるし、別の方式に従って「色指定」設定モードの画面を表示することも可能である。
そして、表示領域30には、さらに、HVC情報の色パラメータである色相および彩度に基づいて2次元の指定色マップ(色座標)および明度に基づいて1次元上の指定色マップ(色座標)がそれぞれ指定色マップ領域205に表示される。具体的には、色相および彩度パラメータについてそれぞれH軸およびC軸とした場合の2次元の色座標と、明度パラメータについてV軸とした場合の1次元の色座標が示されている。指定色マップ上においてユーザの指定により選択された色パラメータ範囲を10進数表記で数値化した色パラメータ領域206が表示される。ここでは、色相パラメータの範囲として0〜359の数値にそれぞれ対応付けられ、彩度パラメータの範囲として0〜255の数値にそれぞれ対応付けられ、明度パラメータの範囲として0〜255の数値にそれぞれ対応付けられている場合が示されている。すなわち、色相パラメータおよび彩度パラメータに基づいて形成される2次元の指定色マップ(色座標)において、指定色の色相および彩度の指定範囲を設定することができる。また、明度パラメータに基づいて形成される1次元の指定色マップ(色座標)において指定色の明度の指定範囲を設定することができる。
そして、指定色マップにおける指定色の指定としては図6の場合には、色相パラメータHa(359)〜Hb(0)の範囲が指定され、彩度パラメータCa(255)〜Cb(0)の範囲が指定され、明度パラメータVa(255)〜Vb(0)の範囲が指定されている場合が示されている。すなわち、全ての色の範囲が指定されている場合が示されている。なお、この範囲は、2次元の指定色マップ(色座標)において、例えば色相パラメータの上限値および下限値を示す線(H座標においてH=Ha,Hb)(ラインHa,Hbとも称する)をそれぞれ動かすことによりその範囲を調整することが可能である。たとえば、ポインティングデバイスであるマウスを用いてラインHa,Hbをドラッグして任意の位置に移動させることが可能である。当該移動に対応して色パラメータ領域206に示される色相パラメータの範囲も対応する値に変化するものとする。なお、彩度パラメータおよび明度パラメータについても同様であるのでその詳細な説明は繰り返さない。
なお、上記においては、マウス等を用いて例えばラインHa,Hbを任意の位置に移動させて色パラメータ領域206の色相パラメータの範囲が変更される場合について説明したが、逆に例えば色パラメータ領域206の色相パラメータの範囲にキーボード等を用いて数値を入力して色相パラメータの範囲を変更することも当然に可能である。その場合には、逆に、2次元の指定色マップ(色座標)において、色相パラメータの上限値および下限値を示すラインHa,Hbが対応する位置にそれぞれ自動的に調整されるものとする。他の彩度パラメータおよび明度パラメータについても同様である。
また、表示領域30には、表示領域30の画像表示領域204に指定色を抽出した画像を表示するか否かを選択する表示設定領域207が設けられる。表示設定領域207においてチェックボックスの領域に例えばマウス等を用いて指定することにより、チェックボックスの領域にチェックされる。そして、チェックボックスにチェックがある場合には抽出画像処理を実行して、画像表示領域204に抽出処理された画像を表示する。また、背景色設定領域209を指定することによりユーザが抽出処理された画像の背景色を設定することが可能である。なお、ここでは、背景色として黒色が選択されている場合が示されている。なお、チェックボックスにチェックがついている場合に、再度マウス等を用いて対応する領域を指定した場合には、チェックが外れるものとする。
また、領域201と指定色マップ領域205との間には、画像指定釦209が設けられており、当該画像指定釦209をマウス等を用いて押下することにより図示しないが、主記憶部8あるいは補助記憶部5に記憶されている画像ファイルが表示されて、選択可能な状態とされるものとする。そして、任意の画像ファイルを選択することにより画像表示領域204に選択した画像が表示されるものとする。本例においては、画像指定釦209を押下して、選択した画像の一例が示されている。
図6の画像表示領域204には、2種類の大きさの文字の配列が示されている。具体的には、「す」を含む大きな文字配列の画像220と、「め」を含む小さな文字配列の画像221とが示されている。
この画像220および221とは、互いに色が類似しているが、色パラメータは異なっているものとする。
以下においては、「色指定」設定モードにおいて、一例として、最適な色パラメータ範囲を設定することにより、この画像220および画像221のうち画像220のみを抽出する場合について説明する。
なお、図6の表示領域30の右下部においては、「OK」釦211と、「キャンセル」釦212とが設けられており、「OK」釦211を押下することにより、「色指定」設定モードが終了して、上記で説明した計測モードに切り替えられるものとする。その際、表示領域30の色パラメータ領域206に表示される指定色の指定範囲が設定され主記憶部8あるいは補助記憶部5に記憶されて、上述した計測モードの実行において用いられるものとする。
一方、「キャンセル」釦212を押下することにより、「OK」釦211と同様、計測モードに切り替えられるが、その際、色パラメータ領域206に表示される指定色の指定範囲は設定されず、かつ主記憶部8あるいは補助記憶部5に記憶されず、前回時あるいは初期時に主記憶部8あるいは補助記憶部5に記憶されている指定範囲が上述した計測モードの実行において用いられるものとする。
次に、画像表示領域204における指定点の入力処理について説明する。
図7は、本発明の実施の形態に従う指定点の入力処理を説明するフロー図である。
図7を参照して、「色指定」設定モードの際には、画像表示領域204において指定点が受け付け可能状態となる(スタート)(ステップS30)。そして、画像表示領域204において、指定点の入力が有るか否かが判断される(ステップS31)。ステップS30において、画像表示領域204において、指定点の入力があった場合には、指定点に対応する画像表示領域204に表示された画像の指定点に対応する画素のHVC情報が取得される(ステップS33)。そして、HVC情報に基づいて指定色マップ上に指定点の位置が表示される。そして、ステップS31に戻り、再び、指定点の入力があった場合には、ステップS31からステップS32に進み同様の処理となる。
次に、画像表示領域204における画像抽出処理について説明する。
図8は、本発明の実施の形態に従う画像抽出処理を説明するフロー図である。
図8を参照して、画像抽出処理が開始される(スタート)(ステップS39)と、まず、色パラメータ領域206の色パラメータの範囲が変更されたかどうかあるいは抽出画像表示のチェックボックスのチェックが変更されたかどうかが判断される(ステップS40)。ステップS40の条件が満たされない場合には、ステップS40の状態を維持する。
ステップS40において、色パラメータ領域206の色パラメータの範囲が変更された場合には、次のステップS41に進む。具体的には、上述したように指定色マップ領域205においてマウス等を用いて例えばラインHa,Hbを任意の位置に移動させて変更した場合、あるいは色パラメータ領域206の例えば色相パラメータの範囲にキーボード等を用いて数値を入力して色相パラメータの範囲を変更した場合が該当する。あるいは、表示設定領域207の抽出画像表示のチェックボックス208のチェックが変更された場合には、次のステップS41に進む。
そして、図6で説明した表示設定領域207の「抽出画像表示」のチェックボックスにチェックが付いているかどうかを判定する(ステップS41)。ステップS41において、チェックボックスにチェックが付いている場合には指定色マップ上の指定色の指定範囲の設定を読込む(ステップS43)。具体的には、色パラメータ領域206に表示される色パラメータの範囲に基づいて指定色の指定範囲が設定される。
そして、次に、画像表示領域における指定色の指定範囲に対応する色を有する画像を抽出表示する(ステップS44)。
そして、また再び最初のステップS40に戻る。
一方、「抽出画像表示」のチェックボックスにチェックが付いていない場合には、抽出処理が施されない原画像を表示する(ステップS42)。そして、再び、ステップS40に戻る。
図9は、図6の画像表示領域204に示される画像の一部領域に対して指定点を入力した場合を説明する図である。ここでは、画像220の「す」に対して指定点を入力した場合について説明する。なお、右側領域においては、指定色マップ領域205および色パラメータ領域206および表示設定領域207が拡大表示された図が示されている。
図9を参照して、図7のフロー図で説明したように指定点に対して対応する画像のHVC情報が取得されて、指定色マップ領域205における指定色マップ上において、指定点が有する色に対応する位置が表示される。ここでは、指定点として、例えばポインティングデバイスであるマウスにより選択した画像表示領域の1つの画素のみならず、その周辺領域の画素についても指定点として設定された場合(指定領域)が示されている。具体的には、指定点として、マウスにより選択した画素を中心とした9×9の画素で構成される領域が指定点として設定され、その各画素について、HVC情報が取得されて、指定色マップ領域205における指定色マップ上において各画素が有する色に対応する位置が表示されている。なお、ここでは、複数の画素で構成される指定領域を指定点として指定した場合について説明しているが、複数の画素に限られず、1つの画素で構成される指定領域を指定点とすることも当然に可能である。
なお、図9においては、「戻る」の釦215が表示され、当該釦215をマウスを用いて押下することにより前の画面に戻ることが可能である。すなわち、図9において、「戻る」の釦215を押下することにより、「す」の領域をマウスにより指定する前の画面に戻ることが可能である。以下の場合においても同様であるものとする。
図10は、指定色マップにおける指定色の範囲を調整する場合を説明する図である。
図10を参照して、ここでは、色相および彩度に基づいて形成される指定色マップ(色座標)において、図9で示される指定点の分布に従って、色相の範囲である色相パラメータHa,Hbを調整した場合が示されている。
具体的には、図9の指定点の分布が包含されるように色相パラメータの範囲として、色相パラメータHa(90)〜Hb(47)に調整した場合が示されている。
図11は、図6の画像表示領域204に示される画像において、抽出処理する画像と抽出処理しない画像とを説明する図である。
図11を参照して、ここで示されるように画像220については、抽出処理の対象とし、画像221については、抽出処理の非対象とするものとする。
図12は、図6の画像表示領域204に示される画像の一部領域に対して指定点を入力した場合を説明する別の図である。ここでは、画像221の「め」に対して指定点を入力した場合が示されている。なお、右側領域においては、指定色マップ領域205および色パラメータ領域206および表示設定領域207が拡大表示された図が示されている。
図12を参照して、図7のフロー図で説明したように指定点に対して対応する画像のHVC情報が取得されて、指定色マップ領域205における指定色マップ上において、指定点が有する色に対応する位置が表示される。ここでは、指定点として、例えばポインティングデバイスであるマウスにより選択した画像表示領域の1つの画素のみならず、その周辺領域の画素についても指定点として設定された場合(指定領域)が示されている。
図13は、図6の画像表示領域204に示される画像の一部領域に対して指定点を入力した場合を説明するさらに別の図である。なお、右側領域においては、指定色マップ領域205および色パラメータ領域206および表示設定領域207が拡大表示された図が示されている。
図13に示されるように、画像220の「す」と、画像221の「め」とに対して指定点を入力した場合が示されている。拡大された表示に示されるように画像220の「す」と画像221の「め」とにそれぞれ対応する色パラメータは、色相および彩度の範囲が互いに異なっている。
そして、ここでは画像220の「す」と、画像221の「め」とに対して指定点を入力した場合の分布に基づいて、画像220の「す」に対応する色相範囲を設定するべく色相パラメータの範囲としては、図10で説明したように色相パラメータHa(90)〜Hb(47)の範囲に調整する。そして、画像220の「す」に対応する彩度範囲を設定するべく彩度パラメータの範囲としては、彩度パラメータCa(147)〜Cb(0)の範囲に調整する場合が示されている。
拡大された表示に示されるようにこの色相パラメータHa〜Hbおよび彩度パラメータCa〜Cbの領域に囲まれる範囲内に画像220の「す」に対応する指定点の分布が示されており、画像221の「め」に対して指定点を入力した場合の分布は、当該範囲外に設定される。
なお、ここでは、ここでは画像220の「す」と、画像221の「め」とに対して指定点を入力した場合の分布がともに重ね合わせ表示されているすなわち指定全体として表示されている場合が示されているが、重ね合わせ表示することなく指定点の入力毎に分布が切り替わるように設定することも当然に可能である。また、画像220の「す」の指定点の入力と、画像221の「め」の指定点の入力とに対して、その分布を区別するために指定点の入力毎に色を異ならせることも可能である。また、他の方式たとえば形状を変化させることにより区別することも可能である。
図14は、図13において表示設定領域207の抽出画像表示のチェックボックスにチェックを入れた場合を説明する図である。
図14を参照して、図8で説明したフロー図に従って、図8のステップS41において抽出画像表示のチェックボックスにチェックがついているためステップS42に従い指定色マップ上の指定色の指定範囲が設定される。具体的には、図13で指定された範囲すなわち色相パラメータHa〜Hbおよび彩度パラメータCa〜Cbの領域に囲まれる範囲が色相および彩度の指定範囲に設定される。なお、明度については、全範囲が指定範囲として設定される。
これにより、図8のステップS44で説明したように画像表示領域204において、指定色の指定範囲に対応する色を有する画像が抽出表示される。具体的には、画像220の例えば「す」に対応する色を有する部分のみが抽出され、画像221の例えば「め」に対応する色を有する部分は抽出表示されない。なお、この場合、背景色設定領域209の背景色は黒色に設定されているためユーザが抽出処理された画像の背景色は黒色であるものとするが、特にこれに限られず、背景色設定領域209を変更して他の色に変更することも当然に可能である。
当該方式により、最適な色パラメータ範囲を設定することにより、この画像220および画像221のうち画像220のみが抽出される。
そして、上述したように「OK」釦211をマウスを用いて押下することにより「色指定」設定モードが終了して、表示領域30の色パラメータ領域206に表示される指定色の指定範囲が設定され主記憶部8あるいは補助記憶部5に記憶されて、上述した計測モードの実行において用いられるものとする。
なお、図示しないが、画像220のみが抽出された際に指定色の指定範囲に対応する色を有する画像の画素数を数値化して表示することも可能である。当該画素数を表示することにより次に示す判定条件設定モードにおいて色面積の計測モードにおいて「OK」判定として判断する画素数の範囲をユーザが当該画素数を考慮して容易に設定することが可能である。
図15は、判定条件設定モードを説明する図である。
上述したように設定モードにおいて、領域201の「判定条件」と示される領域203を指定することにより「判定条件」設定モードが選択される。
図15には、判定条件設定モードの設定画面が示されている。
具体的には、色面積の範囲を設定する領域401が設けられ、上述した色面積の計測モードにおいて「OK」判定として判断する画素数の範囲が示されている。本例においては、上限値307200〜下限値0の画素数が色面積として規定されている場合が示されている。なお、これらの数値は、ユーザがキーボード等を操作することにより入力可能であるものとする。
図16は、色面積の計測モードにおいて、色面積の良否を判定する判定フロー図である。
図16を参照して、図5のフロー図で説明した面積カウンタの出力が検出された場合に、判定処理へと進む(スタート)(ステップS50)。そして、面積カウンタの出力が判定条件を満たすかどうかを判定する(ステップS51)。ステップS51において、判定条件を満たす場合にはOK判定を表示する(S52)。一方、ステップS51において判定条件を満たさない場合にはNG判定を表示する(ステップS53)。具体的には、図3で説明した処理対象領域AREA内に含まれる画像において、図5のフロー図に従って上述した指定色の指定範囲に含まれる画素数がカウントされ、図15で説明した判定条件として設定した色面積として規定される画素数の範囲内であればOK判定となり、画素数の範囲内を越える場合にはNG判定となる。
したがって、上記で説明した方式に従うことにより、取得した画像の最適な色パラメータ範囲を容易に設定し、そして、色パラメータ範囲である指定色の指定範囲に基づいて色面積を計測し、製品等の良否判別を実行する画像処理装置を実現することができる。
なお、上記においては、指定色マップ領域205において色相および彩度パラメータについてそれぞれH軸およびC軸とした場合の2次元の指定色マップ(色座標)および明度パラメータについてV軸とした場合の1次元の指定色マップ(色座標)について説明したが、これに限られずそれぞれ独立の1次元の指定色マップ(色座標)とすることも当然に可能である。また、2次元の指定色マップの組み合わせについても色相および彩度パラメータを用いるのみならず、3つの独立した色パラメータを任意に組み合わせることも可能である。あるいは、色相、彩度および明度パラメータに基づいて3次元の指定色マップ(色座標)とすることも可能である。
(実施の形態の変形例)
上記の実施の形態においては、色相および彩度に基づいて表示される2次元の指定色マップ(色座標)において、1つの領域を指定して色パラメータ範囲として設定した場合について説明したが、これに限られず複数の領域を指定して、色パラメータ範囲を設定することも可能である。
図17は、実施の形態の変形例に従う色パラメータ範囲の指定について説明する図である。
図17を参照して、本例においては、図6で説明したのと同様に表示領域30に示されるHVC情報の色パラメータである色相および彩度に基づいて2次元の指定色マップ(色座標)が示されている。そして、色相パラメータHa〜Hbの範囲かつ彩度パラメータCa〜Cbの範囲である指定色の指定範囲(領域P)と、色相パラメータHc〜Hdの範囲かつ彩度パラメータCc〜Cdの範囲である指定色の指定範囲(領域Q)とが示されている。
この領域Pおよび領域Qのいずれか一方に含まれる指定色の指定範囲を指定色の設定領域に設定する。ここで示されるように、上記の実施の形態においては1つの領域Pを用いて指定色マップ上の指定色を設定する場合について説明したが当該方式を用いることにより複数の領域(領域Pおよび領域Q)を用いて指定色の指定範囲を指定する。これにより、指定点の分布状況に応じてより細密な指定色の指定範囲の設定が可能である。
なお、図示しないが、指定色マップについて機能を追加することが可能な詳細設定モードを新たに設けて、当該詳細設定モードにおいて、ユーザが指定色マップについて、上記の方式に従って複数の領域を指定可能なように機能を追加して設定可能であるものとする。例えば、図6の領域201内に詳細設定モードに移行するための項目を設けることが可能である。
図18は、実施の形態の変形例に従う色パラメータ範囲の指定について説明する別の図である。
図18に示されるように色相および彩度パラメータについてそれぞれH軸およびC軸とした場合の2次元の色座標において、色相パラメータHa〜Hbの範囲で、かつ色相および彩度パラメータの2変数の関数で示される線L(H,C)と彩度パラメータCbで囲まれる領域P#が示されている。すなわち、色相および彩度パラメータの2変数の関数として示される線L(H,C)を境界線とする機能を用いた場合が示されている。当該方式を用いて指定点の分布状況に応じてより細密な指定色の指定範囲の設定が可能である。この機能についても、図示しないが、指定色マップについて機能を追加することが可能な詳細設定モードにおいて、ユーザが指定色マップについて、上記の方式に従って機能を追加して設定可能であるものとする。
また、上記に限られず、例えば指定色マップの指定色の指定範囲について円形あるいは楕円形で示される領域に設定する機能を追加することも可能であるし任意の形状により指定範囲を設定することが可能である。当該機能を追加することにより、指定点の分布状況に応じて細密な指定色の指定範囲の設定が可能であり、最適な色パラメータ範囲を容易に設定することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に従う画像処理装置1を備える画像センサ装置100の概略ブロック図である。 本発明の実施の形態に従う画像処理装置1のモード設定を説明するフローチャート図である。 本発明の実施の形態に従う計測モードの実行画面を説明する図である。 主記憶部8に格納されるフレームメモリFM1における処理の概要を説明するためのものである。 本発明の実施の形態に従う色面積をカウントする処理を実行するフローチャート図である。 本発明の実施の形態に従う設定モードの実行画面を説明する図である。 本発明の実施の形態に従う指定点の入力処理を説明するフロー図である。 本発明の実施の形態に従う画像抽出処理を説明するフロー図である。 図6の画像表示領域204に示される画像の一部領域に対して指定点を入力した場合を説明する図である。 指定色マップにおける指定色の範囲を調整する場合を説明する図である。 図6の画像表示領域204に示される画像において、抽出処理する画像と抽出処理しない画像とを説明する図である。 図6の画像表示領域204に示される画像の一部領域に対して指定点を入力した場合を説明する別の図である。 図6の画像表示領域204に示される画像の一部領域に対して指定点を入力した場合を説明するさらに別の図である。 図13において表示設定領域207の抽出画像表示のチェックボックスにチェックを入れた場合を説明する図である。 判定条件設定モードを説明する図である。 色面積の計測モードにおいて、色面積の良否を判定する判定フロー図である。 実施の形態の変形例に従う色パラメータ範囲の指定について説明する図である。 実施の形態の変形例に従う色パラメータ範囲の指定について説明する別の図である。
符号の説明
1 画像処理装置、2 撮像部、3 表示部、4 CPU部、5 補助記憶部、6 入力部、7 撮影部I/F、8 主記憶部、9 表示処理部、10 外部I/F、11 読取部、12 記録媒体、100 画像センサ装置。

Claims (5)

  1. 複数の画素から構成されるカラー画像の入力に対して、領域を指定する指定手段と、
    前記指定手段により指定された領域に含まれる画素について、色を規定するための独立した3つの変数のうちの少なくとも2つ以上の所定の変数により表される色情報を取得する色情報取得手段と、
    前記所定の変数を1次元の座標もしくは2次元の座標、あるいはこれらの組み合わせ、もしくは3次元の座標として構成した色座標の表示を行い、前記色情報取得手段により取得した色情報を表わす前記所定の変数により前記色座標上の位置として表示する色座標表示手段と、
    前記カラー画像を構成する複数の画素のうち、前記色座標表示手段により表示される色座標において、前記色座標の領域を指定する指示に従って設定された色座標領域に対応する色情報を有する画素を抽出処理する画像抽出処理手段とを備え、
    前記色情報は、各画素の色を規定するための独立した3つの変数を含み、
    前記色座標表示手段は、前記独立した3つの変数のうちの2つの変数に従う2次元色座標および残りの1つの変数に従う1次元色座標を表示し、
    前記画像抽出処理手段は、前記カラー画像を構成する複数の画素のうち、前記色座標表示手段により表示される2次元色座標において、前記指示に従って設定された色座標領域に含まれる色座標位置に対応する色情報を有する画素を抽出処理する、画像処理装置。
  2. 前記カラー画像について、前記画像抽出処理手段により抽出処理された画像を表示する表示部をさらに備える、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記指定手段により指定された領域は、前記指定手段により指定された指定画素および前記指定画素に対して予め定めた位置関係にある周辺画素を含む、請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記指定手段は、前記複数の画素から構成されるカラー画像の入力に対して、複数の任意の領域を指定し、
    前記色座標表示手段は、前記指定手段の指定毎あるいは指定全体として、前記指定手段により指定される領域に含まれる各画素について、前記色情報取得手段により取得した色情報に基づいて前記独立した少なくとも2つ以上の変数の従う色座標の対応する位置を表示する、請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記指示に従って設定された領域は、前記2次元座標において、2変数の関数で表される線を領域の境界線に含む、請求項1に記載の画像処理装置。
JP2006184944A 2006-07-04 2006-07-04 画像処理装置 Active JP4747970B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006184944A JP4747970B2 (ja) 2006-07-04 2006-07-04 画像処理装置
EP07110489.7A EP1876809B1 (en) 2006-07-04 2007-06-18 Image processing device
US11/773,264 US20080123946A1 (en) 2006-07-04 2007-07-03 Image processing device
CNA2007101270949A CN101101629A (zh) 2006-07-04 2007-07-04 图像处理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006184944A JP4747970B2 (ja) 2006-07-04 2006-07-04 画像処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008015706A JP2008015706A (ja) 2008-01-24
JP4747970B2 true JP4747970B2 (ja) 2011-08-17

Family

ID=38458281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006184944A Active JP4747970B2 (ja) 2006-07-04 2006-07-04 画像処理装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20080123946A1 (ja)
EP (1) EP1876809B1 (ja)
JP (1) JP4747970B2 (ja)
CN (1) CN101101629A (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5028337B2 (ja) 2008-05-30 2012-09-19 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、及び記憶媒体
JP5218177B2 (ja) 2009-03-13 2013-06-26 オムロン株式会社 画像処理装置および方法
JP5454109B2 (ja) * 2009-12-02 2014-03-26 セイコーエプソン株式会社 色指定制御装置、色指定制御方法および色指定制御プログラム
JP5441669B2 (ja) * 2009-12-22 2014-03-12 キヤノン株式会社 画像処理装置及びその制御方法
JP5441670B2 (ja) * 2009-12-22 2014-03-12 キヤノン株式会社 画像処理装置及びその制御方法
JP5411049B2 (ja) * 2010-04-07 2014-02-12 オムロン株式会社 画像処理装置
JP2011242877A (ja) * 2010-05-14 2011-12-01 Panasonic Electric Works Sunx Co Ltd 画像処理装置
CN101890409A (zh) * 2010-07-16 2010-11-24 合肥安晶龙电子有限公司 一种基于彩色空间转换对实物颗粒进行分选的方法
CN103302039B (zh) * 2012-03-13 2015-06-24 致茂电子(苏州)有限公司 太阳能电池晶片分色的方法
US9924142B2 (en) * 2012-11-21 2018-03-20 Omnivision Technologies, Inc. Camera array systems including at least one bayer type camera and associated methods
JP7364381B2 (ja) * 2019-07-19 2023-10-18 ファナック株式会社 画像処理装置
JP6900016B2 (ja) * 2019-08-26 2021-07-07 株式会社セルシス 画像領域抽出処理方法及び画像領域抽出処理プログラム
JP2023068507A (ja) 2021-11-02 2023-05-17 オムロン株式会社 パラメータ調整支援装置及びパラメータ調整支援方法
CN115861055B (zh) * 2022-11-24 2023-12-01 武汉所见科技有限公司 基于图像识别处理技术的服装设计版面拼接分析方法

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5334992A (en) * 1987-10-26 1994-08-02 Tektronix, Inc. Computer display color control and selection system
JPH1093806A (ja) * 1996-09-13 1998-04-10 Canon Inc 画像処理装置,画像処理システム,画像処理方法および記憶媒体
CA2252871C (en) * 1997-02-20 2008-04-29 Sony Corporation Video signal processing device and method, image synthesizing device, and editing device
EP0886437B1 (en) * 1997-06-17 2004-11-24 Seiko Epson Corporation Method and apparatus for colour adjustment
US6011595A (en) * 1997-09-19 2000-01-04 Eastman Kodak Company Method for segmenting a digital image into a foreground region and a key color region
JP4347435B2 (ja) * 1998-06-26 2009-10-21 リコーItソリューションズ株式会社 色修正方法およびそれを格納した記録媒体
US6928187B2 (en) * 2000-04-07 2005-08-09 Avid Technology, Inc. Secondary color modification of a digital image
JP2003250122A (ja) * 2002-02-22 2003-09-05 Fuji Photo Film Co Ltd 画像記録装置並びに画像印刷装置
JP2003337848A (ja) * 2002-05-17 2003-11-28 Dainippon Ink & Chem Inc 色指定サーバ,色指定受発注システム,色指定方法,色指定受発注方法及びそのプログラム
JP2004096400A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Minolta Co Ltd 撮像装置、画像記録装置及びプログラム
JP4461789B2 (ja) * 2003-03-20 2010-05-12 オムロン株式会社 画像処理装置
JP2005064809A (ja) * 2003-08-11 2005-03-10 Seiko Epson Corp スキャナ装置、画像データ処理方法及びposシステム
JP4419726B2 (ja) * 2004-07-09 2010-02-24 パナソニック電工株式会社 画像処理装置及びそれに適する抽出色設定方法
US20080117333A1 (en) * 2006-11-17 2008-05-22 Disney Enterprises, Inc. Method, System And Computer Program Product For Video Insertion

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008015706A (ja) 2008-01-24
EP1876809B1 (en) 2018-05-23
CN101101629A (zh) 2008-01-09
EP1876809A2 (en) 2008-01-09
US20080123946A1 (en) 2008-05-29
EP1876809A3 (en) 2009-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4747970B2 (ja) 画像処理装置
KR100899150B1 (ko) 화상처리장치 및 화상처리방법
JP4375322B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、そのプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体
JP4403397B2 (ja) ユーザインタフェース提供装置
US7616240B2 (en) Image processing method, image processing program, image processing apparatus, and digital still camera using the image processing apparatus
JP4696856B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、そのプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体
US7706024B2 (en) Image processing apparatus
JP2010239610A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP2008521117A (ja) 画像処理装置及び方法
CN109104545A (zh) 图像处理设备、图像处理方法和图像处理系统
JP4682782B2 (ja) 画像処理装置
JP2010028452A (ja) 画像処理装置および電子カメラ
WO2008032528A1 (fr) procédé de conversion d'image, dispositif de conversion d'image et programme de conversion d'image
JP5145295B2 (ja) 画像処理プログラム
EP1030270B1 (en) Image binarization method and system
JP5509706B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP2001218070A (ja) 画像処理方法及び画像処理装置
JP2009069451A (ja) カラーチャート表示装置、カラーチャート生成表示方法及びカラーチャート生成表示プログラム
JP4419726B2 (ja) 画像処理装置及びそれに適する抽出色設定方法
JP3943678B2 (ja) 画像の色抽出方法及びその方法を用いた画像処理装置
JP4748041B2 (ja) 画像処理方法、プログラムおよび画像処理装置
JP3959160B2 (ja) 画像の色抽出方法及びその方法を用いた画像処理装置
JP2005128774A (ja) 画像領域抽出装置及び方法
WO2013179923A1 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムおよび撮像装置
WO2017204211A1 (ja) 計測装置、計測方法及び計測プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110322

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110419

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110502

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4747970

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140527

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250