JP2011133667A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像器に対して安定的にトナーを補給して、常に、良好な画像を記録することができる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】トナーボトル6の回転時間と、トナーボトル6からのトナーの排出量と、の相関関係から、容器内のトナーの量を推定し、その推定したトナーの量に応じてトナーボトル6の回転速度を変更する。
【選択図】図2

Description

本発明は、容器内に収容された現像剤としてのトナーを、ホッパーを介して現像器に補給する構成を備えた画像形成装置に関するものである。
例えば、有機感光体よりなる潜像保持体に形成した静電荷像をトナーによって現像することにより、可視画像を形成する電子写真複写機、ファクシミリ、プリンタなどの画像形成装置においては、現像器にトナーを補給するトナー補給装置が備えられている。
或る種のトナー補給装置は、内周面に螺旋状の突起を有するトナーボトルを備えており、そのトナーボトルをその中心軸を中心として回転させることにより、そのトナーボトルの排出開口からトナーが排出される。このトナーボトルから排出されたトナーは、例えばトナー補給装置の下部に設けられたホッパー部に一時的に受容され、このホッパー部のトナーが現像器に向かって搬送されるように構成されている。
具体的には、ホッパー部におけるトナーの量が基準量より少なくなった場合には、補給指令信号に基づいて回転駆動機構が駆動されることにより、トナーボトルの回転が開始されて、その内部に収容されているトナーが排出される。一方、ホッパー部におけるトナーの量が基準量以上となった場合には、補給停止信号に基づいて回転駆動機構の駆動が停止されて、トナーボトルの回転が停止される。このようなトナー補給装置によれば、トナーボトルを必要に応じて回転させることにより、ホッパー部に対するトナーの供給が行われる。そして、そのホッパー部から現像器にトナーが補給される。
しかしながら、上記のようなトナー補給装置におけるトナーボトルは、回転駆動機構によって一定の回転速度で回転されることにより、その内部のトナーをホッパーに排出する。そのため、トナーボトル内のトナーの残量が多いときは、そのトナーボトルからの単位時間当たりのトナーの排出量も非常に多くなる。その場合には、トナーボトルとホッパーとの間の結合部、またはホッパーと現像器との間の結合部からトナーが吹き出す「フラッシング」が発生して、トナーが画像形成装置内に飛散するおそれがある。飛散したトナーが画像形成装置内の記録媒体の搬送部に付着した場合には、記録媒体が汚れて記録画像の品質を損なうおそれがある。
また、トナーボトル内のトナーの残量が少なくなるに従い、そのトナーボトルからの単位時間当たりのトナーの排出量が少なくなり、ホッパー部へのトナーの供給速度が低くなる。その結果、トナーボトル内のトナー残量が少ない場合には、補給指令信号が発せられてからホッパー部内のトナーの量が基準量となるまでに、トナーボトルをより多く回転させることが必要となり、ホッパー部へのトナーの供給時間が長くなる。そのため、例えば可視画像として高記録率(70%超)の画像を連続して形成する場合には、現像器において多量のトナーが急激に消費されるため、トナーボトルからホッパー部へのトナーの供給が不足するおそれがある。この場合には、ホッパー部から現像器へのトナーの補給が不充分となることがある。
このように、従来のトナー補給装置では、現像器にトナーを安定的に補給することができず、その結果、画像濃度が局部的に低くなるなどの現象が生じて、良好な可視画像が得られなくなるおそれがある。また、トナーボトル内にトナーが残っているにも拘わらず、現像器内へのトナーの補給が間に合わない場合に、トナーボトル内にトナーが無いと判断されるおそれもある。
また、トナーボトル内のトナー残量を検知するために、トナーの消費量に対応する記録率をカウントするカウンタ、不揮発メモリ、トナーボトル内のトナー残量を検出するためのセンサーなどを備え束iには、装置の大型化およびコストアップを招くおそれがある。
本発明の目的は、現像器に対して安定的にトナーを補給して、常に、良好な画像を記録することができる画像形成装置を提供することにある。
本発明の画像形成装置は、像担持体に形成された静電潜像を現像器によってトナー像としてから、そのトナー像を記録媒体に転写して定着させる画像形成装置において、前記現像器に供給するためのトナーを収容し、回転することによりトナーを開口部から排出する容器と、前記容器から排出されたトナーを受けてから、前記現像器に供給するホッパーと、前記ホッパー内のトナー量が第1の量以下となったときに検出信号を出力する第1の検出手段と、前記ホッパー内のトナーの量が前記第1の量よりも多い第2の量に以上となったときに検出信号を出力する第2の検出手段と、前記第1の検出手段が前記検出信号を出力してから、前記第2の検出手段が前記検出信号を出力するまで、前記容器を回転させる制御手段と、前記容器の回転時間と前記容器からのトナーの排出量との相関関係から、前記制御手段によって前記容器の回転が開始されてから停止されるまでの間の回転時間に基づいて、前記容器内のトナーの量を推定する推定手段と、前記推定手段により推定された前記容器内のトナーの量に応じて、前記制御手段が前記容器を回転させるときの回転速度を変更する変更手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、記容器の回転時間と容器からのトナーの排出量との相関関係から、容器内のトナーの量を推定し、その推定したトナーの量に応じて容器の回転速度を変更することにより、容器からのトナーの単位時間当たりの排出量を安定させることができる。この結果、現像器に対して安定的にトナーを補給して、常に、良好が画像を記録することができる。また、特別なセンサーを用いることなく、容器内のトナーの量を推定することができる。
本発明の第1の実施形態における画像形成装置の要部の概略構成図である。 (a)は、図1における現像器にトナーを補給するためのトナー補給装置の概略構成図、(b)は、(a)のIIb−IIb線に沿う断面図である。 図1の画像形成装置によるトナーの補給処理を説明するためのフローチャートである。 トナーボトル内のトナーの量と、単位時間当たりのトナーの排出量と、の関係の説明図である。 トナーボトル内のトナーの量と、ホッパー内のトナーの充填に要する時間と、の関係の説明図である。 図1における画像形成装置の主にトナー補給装置に関する制御系のブロック構成図である。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態における画像形成装置の要部の構成例の説明図である。
本例の画像形成装置において、有機感光体よりなる感光ドラム(像担持体)1は、帯電部2の帯電ローラ等によって一様に帯電される。その一様に帯電した感光ドラム1に対して、像露光部20が静電荷像を形成する。すなわち、像露光部20は、画像読み込み部(図示せず)からの画像情報に基づいて、レーザースキャナからレーザー光を放射して、ポリゴンミラー(図示せず)および反射ミラー(図示せず)を介して露光を行ことにより、静電荷像を形成する。現像器3は、その感光ドラム1に形成された静電荷像を現像してトナー像を形成する。転写部4は、その感光ドラム1に形成されたトナー像を例えば紙などの転写材(記録媒体)に転写させ、定着装置5は、その転写材の表面に転写されたトナー像を定着させる。転写材に転写されずに感光ドラム1上に残った残現像剤は、回収機構Aによって回収される。Lは、転写材の搬送ラインであり矢印方向に搬送される。
図2は、現像器3にトナーを補給するためのトナー補給装置8の概略構成図であり、(a)は、トナー補給装置8の概略断面図、(b)は、(a)のIIb−IIb線に沿う概略断面図である。
本例のトナー補給装置8は、現像器3の上方位置にトナーボトル(容器)6とホッパー7を備えている。ホッパー7は、トナーボトル6から供給されたトナーを一時的に受容し、その受容したトナーをトナー搬送機構によって現像器3に補給する。トナーボトル6は、その中心軸Oが水平方向に延在するように配置され、トナーボトル装着部9は、トナーボトル6を回転可能に支持する。回転機構10は、トナーボトル6を中心軸Oを中心として矢印B方向に回転可能である。このトナー補給装置8において、トナーボトル6はトナーボトル装着部9に対して着脱可能、つまり画像形成装置の本体に対して着脱可能である。
トナーボトル6は内部にトナーを収容する円筒状であり、その内周面には、トナーボトル6の内部に突出する螺旋状の突起6Aが形成されており、この突起6Aによってトナー案内部が形成されている。トナーボトル6の一端側に位置する先端部6Bには、トナー案内部によって導かれたトナーを排出するための排出開口6Cが形成されている。トナーボトル6の一端側には、スライド蓋6Dが設けられている。このスライド蓋6Dは、トナーボトル6の排出開口6Cを開閉するように図2(b)中の左右方向に移動可能であり、トナーボトル6がトナーボトル装着部9に装着されているときには、排出開口6Cを開放状態に維持する。
ホッパー7は、排出開口6Cとほぼ同等の位置から、それよりも下方の位置に渡って位置するように設けられており、排出開口6Cから排出されたトナーを受容する。また、ホッパー7の内部には、ホッパー7内のトナーの表面を極力水平方向(図2中の左右方向)に沿う平面とするため、およびホッパー7内のトナーの流動性を向上させるため、攪拌部材11が配置されている。この攪拌部材11によって、トナーの攪拌機構が構成されている。ホッパー7内のトナーは、攪拌部材11による攪拌と重力の影響により、ホッパー7の現像剤供給口12に搬送される。その供給口12内に搬送されたトナーは、回転機構15によって回転駆動される搬送スクリュー13により、ホッパー7から現像器3へ補給される。
ホッパー7には、そのホッパー7内のトナーの量を検知するために、例えば透磁率センサーなどを含む第1および第2のトナー量検知部(以下、「第1および第2のトナーセンサー」という)14A,14Bが備えられている。第1のトナーセンサー(第1の検出手段)14Aは、ホッパー7内のトナー量が所定量(以下、「第1の量」ともいう)以下となったときを検出して、トナーの補給指令信号(検出信号)を出力する。第2のトナーセンサー(第2の検出手段)14Bは、ホッパー7内のトナー量が第1の量よりも多い所定量(以下、「第2の量」ともいう)以上となったときを検出して、トナーの補給停止信号(検出信号)を出力する。これらのトナーセンサー14A,14Bは、ホッパー7内におけるトナーの量が第1の量から第2の量まで変化したことを検出することができればよく、そのトナー量の変化の範囲を検出可能な単一構造であってもよい。また、第1のトナーセンサー14Aは、ホッパー7と現像機3との間のトナーの供給経路中に備えてもよく、この場合には、第1の量を「0」として、ホッパー7内が空になったことを検出することができる。このように、トナーセンサー14A,14Bの構成および配備位置は、本実施形態のみに特定されず任意である。現像器3には、その内部のトナーの量が所定量以下となったときをトナー無しとして検出するためのトナーセンサー16が備えられている。
図3は、トナー補給装置8による一連のトナー補給処理を説明するためのフローチャートである。
現像器3のトナーセンサー16によって、その現像機3内のトナーが所定量以下か否か、つまり現像機3内がトナー無しであるか否かを検出する(ステップS1)。その際、現像機3内に備わる撹拌部材17によって現像器3内のトナーを所定時間攪拌し、その間に、トナーセンサー16が所定回数以上、トナー無しを検出したときに、現像機3内がトナー無しであると判定してもよい。現像器3内のトナーは、画像形成装置による画像の形成動作に伴って消費される。
現像器3内がトナー無しのときは、回転機構15によって搬送スクリュー13を所定時間回転させてから(ステップS2)、再度、トナーセンサー16によって現像器3内がトナー無しであるか否かを検出する(ステップS3)。現像器3内のトナー無しが再度検出されたときには、ホッパー7の第1のトナーセンサー14Aによって、そのホッパー7内のトナーが第1の量以下か否か、つまりホッパー7内のトナーが補給を必要とする程度にまで減少したか否かを検出する(ステップS4)。その際、ホッパー73内に備わる撹拌部材11によってトナーを所定時間攪拌し、その間に、トナーセンサー14Aが所定回数以上、トナー無しを検出したときに、ホッパー7内がトナー無し(第1の量以下)であると判定してもよい。
現像器3へのトナーの供給によりホッパー7内がトナー無しとなった場合に、トナーセンサー16が現像器3内のトナー無しを検出していなければ、つまり現像器3内がトナー有りであれば、通常の画像形成動作には影響無いと判断する。したがって、この場合には画像形成動作は停止させない。しかし、ホッパー7内と現像器3内がいずれもトナー無しのときには、画像形成動作を停止させて、後述するようにトナーボトル6からホッパー7へのトナーの供給を開始する。
ステップS4においてホッパー7内がトナー無し(第1の量以下)のときは、後述するタイマーのタイムカウントを開始してから(ステップS5)、回転機構10によってトナーボトル6を回転させる(ステップS6)。このようにして、トナーボトル6内のトナーをホッパー7内に排出する。トナーボトル6は、第2のトナーセンサー14Aがホッパー7内のトナー有り(第2の量以上)を検知するまで連続的に回転し続けて(ステップS6,S7)、トナーボトル内のトナーをホッパー内へ連続的に排出する。このときは、ホッパー7から現像器3へのトナーの補給を停止しているため、搬送スクリュー13は停止状態にしておくことが望ましい。
ここで、トナーボトル6の回転と、そのトナーボトル6からのトナーの排出量と、の関係について説明する。
例えば、回転機構10によってトナーボトル6を3秒間回転させたときに排出されるトナー排出量は、図4のように、トナーボトル6内のトナー量と強い相関関係がある。図4において、横軸はトナーボトル6内のトナー量(重量)であり、縦軸は、トナーボトルの3秒間の回転させたときのトナーの排出量(重量)であり、トナーボトル6内のトナー量が多い程、トナーの排出量が多くなる。すなわち、トナーボトル6内にトナーが潤沢に残っているときには、そのトナーが開口部6Cの近傍まで充填されているため、例えば、トナーボトル6の3秒間の回転により30g以上のトナーがトナーボトル6から排出される。逆に、トナーボトル6内のトナー量が少ないときは、そのトナーが開口部6Cの近傍に存在する程度が少なくなるため、例えば、30gのトナーを排出するにはトナーボトル6をより長い時間回転させなければならず、より多くの時間が必要なる。トナーボトル6は、中心軸Oを中心として20〜30rpmの回転速度で回転させることが望ましい。
例えば、トナーボトル6を3秒間回転させてトナーをホッパー7内に供給した後、再度、トナーセンサー14によってホッパー7内がトナー無し(第1の量以下)であるか否かを検出する(ステップS7)。ホッパー7内のトナー有り(第2の量以上)が検出されるまでステップ6を繰り返す。そして、そのトナー有りが検出されてときには、供給停止命令にしたがってトナーボトル6の回転を停止させてから(ステップS8)、後述するタイマーのタイムカウントを停止させる(ステップS9)。
ホッパー7内のトナー有り(第2の量以上)が検知されたときに、例えば、そのホッパー7内のトナーの重量は46gである。この場合、トナーセンサー14がステップS4にてホッパー7内のトナー無し(第1の量以下)を検知してから、ステップS7にてホッパー7内のトナー有りを検出するまでの時間と、トナーボトル6内のトナー量と、の間には図5のような相関関係がある。このような相関に基づいて、前者の時間から後者のトナー量を推定することができる。そのために、画像形成装置に内臓したタイマーを用いて、前者の時間を測定する。すなわち、ステップS5にて、そのタイマーによるタイムカウントを開始し、ステップS9にて、そのタイムカウントを停止させることにより、前者の時間を測定する。
具体的に、例えば、トナーセンサー14Bがホッパー7内のトナー有り(第2の量以上)を検知したとき、つまりホッパー7内にトナーが潤沢に充填されているときに、ホッパー7内のトナー重量が46gとする。また、トナーボトル6内の初期のトナー充填量が1000gであったとする。この場合、46gのトナーをトナーボトル6から排出するために要する時間(トナーボトル6の回転時間)は、図5のように、トナーボトル6内のトナー重量に応じて変化する。例えば、6秒以下の時間で46gのトナーをトナーボトル6からホッパー7内に排出できたときには、トナーボトル6内のトナー重量は420g以上であると推定することができる。
同様に、6秒から10秒までの時間で46gのトナーをホッパー7からホッパー7内に排出できたときには、トナーボトル6内のトナー重量は200〜420gであると推定することができる。また、10秒から25秒までの時間で46gのトナーをホッパー7からホッパー7内に排出できたときには、トナーボトル6内のトナー重量は100〜200gであると推定できる。また、25秒以上の時間を要したときには、トナーボトル6内のトナー重量は100g以下であると推定できる。
したがって、ステップS6において、ホッパー7内のトナー有り(第2の量以上)が検出されるまでトナーボトル6を連続的に回転させ、その回転時間(タイマーのカウント時間)に基づいて、トナーボトル6内のトナーの残量を推定することができる。そして、その推定したトナーの残量に基づいて、回転機構10によるトナーボトル6の回転速度を制御する。
例えば、トナーボトル6内のトナー量に応じて、回転機構10によるトナーボトル6の単位時間当たりの回転数(回転速度)を段階的に制御する。具体的には、ステップS6におけるトナーボトル6の回転時間(タイマーのカウント時間)が6秒以下のときは、図5のような関係から、トナーボトル6内のトナー量が初期のトナー量(1000g)の42%の420gであると推定する(ステップS10,S11)。この場合には、トナーボトル6の単位時間当たりの回転数を初期の単位時間当たりの回転数(22rpm)とする(ステップS12)。また、ステップS6におけるトナーボトル6の回転時間が25秒未満のときは(ステップS13)、トナーボトル6内のトナー量が初期のトナー量の10%以上から42%の100g以上から420g未満と推定する(ステップS14)。この場合には、トナーボトル6の単位時間当たりの回転数を初期の回転数の2.2倍の48.4rpmとする(ステップS15)。また、ステップS6におけるトナーボトル6の回転時間が25秒以上のときは(ステップS16)、トナーボトル6内のトナー量が初期のトナー量の10%未満の10g未満と推定する(ステップS17)。この場合には、トナーボトル6の単位時間当たりの回転数を初期の回転数の3.5倍の77rpmとする。
本例の画像形成装置の動作をまとめると次のとおりである。
例えば、不図示の画像読み込み部によって原稿の画像が読み込まれ、その画像情報に基づいて、不図示の像露光部20が露光を行うことにより感光ドラム1に静電荷像が形成される。この感光ドラム1に形成された静電荷像が現像器3により現像されることにより、感光ドラム1の表面にトナー像が形成される。搬送ラインLに沿って搬送される記録媒体には、転写部4において、感光ドラム1の表面に形成されたトナー像が転写される。その後、感光ドラム10から分離された記録媒体は、定着装置5に向かって搬送され、その定着装置5において、例えば熱と圧力とによってトナー像が記録媒体上に定着されて、原稿の画像に対応した可視画像が形成される。
記録媒体が分離された後の感光ドラム1は、クリーニング部Aを通過することにより、表面に残留しているトナーが除去される。可視画像が形成された記録媒体は、定着装置5から排出された後、搬送されて転写材排出口から外部に排出される。
以上のような画像形成装置の画像形成動作中においては、ホッパー7内に受容されて供給口12を通過したトナーは、搬送機構を構成する搬送スクリュー11の回転により現像器3の供給口13に向かって搬送され、その供給口13から現像器3に補給される。
例えば、ホッパー7内のトナーの量が所定の基準量よりも少なくなって、トナーセンサー14Aによってトナー無しが検出されたときは、トナーの補給指令信号が発せられる。この補給指令信号により、回転機構10の駆動源が駆動され、その駆動軸が回転することによってトナーボトル6が回転される。回転機構10によって回転されるトナーボトル6の内のトナーは、螺旋状の突起6Aによって構成されるトナー案内部により、掻き上げられて落下する動きを繰り返しながら排出開口6Cに向かって導かれて、その排出開口6Cからホッパー7内に排出される。トナー補給装置8からのトナーの供給によって、ホッパー7内のトナーの量が基準量以上となって、トナーセンサー14Bがトナー有りを検出すると補給停止信号が発せられる。この補給停止信号により、回転機構10における駆動源の駆動が停止されて、トナーボトル6の回転が停止される。このようにして、トナー補給装置8からホッパー7を介して現像器3にトナーが補給される。
また、前述したように、トナーボトル6内のトナー量の減少に伴って、回転機構10によるトナーボトル6の単位時間当たりの回転数を多くする。すなわち、トナーボトル6内のトナー残量の減少に伴って1回転当たりに排出されるトナー量が少なくなった場合に、トナーボトル6の単位時間当たりの回転数を多くすることにより、ホッパー7へのトナーの供給速度の低下を抑えることができる。したがって、トナー補給装置8からホッパー7へのトナーの単位時間当たりの供給量は、そのホッパー7から現像器3へのトナーの単位時間当たりの供給量に対して充分なものとなる。つまり、現像器3におけるトナーの消費量に対して充分かつ安定した量のトナーを現像器3に補給することができる。この結果、現像器3に対するトナーの補給不足を招くことなく、常に良好な可視画像を形成することができる。また、推定したトナーボトル6内のトナー重量(容器内のトナー量)に応じて、段階的あるいは連続的にトナーボトルの単位時間当たりの回転数を制御する。これにより、トナーボトル6内のトナー重量が多いときに、トナーボトルの単位時間当たりの回転数を小さく抑えて、「フラッシング」の発生を防止することができる。つまり、トナーボトルからのトナーの単位時間当たりの排出量が過多になったときに、トナーボトルの開口部などの結合からのトナーの噴出し(フラッシング)の発生を防止することができる。
トナーボトルの単位時間当たりの回転数を設定するための処理は、必ずしも、トナー補給装置8によるトナーの補給時毎に実行する必要はなく、画像形成装置の電源ON後の1回目のトナーの補給時に実行したり、所定量の画像を形成する度に実行してもよい。例えば、1日に画像を形成する記録媒体が1000枚から2000枚程度に達する毎、あるいは、画像を形成する記録媒体が1000枚から2000枚程度に達する毎に、実行してもよい。
図6は、主に、トナー補給装置に関する画像形成装置の制御系の概略ブロック構成図である。
画像形成装置の制御部(CPU)100は、前述したように、トナーセンサー14A,14B,16の検出結果に基づいて、トナーボトル6用の回転機構10と搬送スクリュー13用の回転機構15を制御する。具体的には、それらの回転機構10,15の駆動源としてのモータを駆動制御する。21は、ステップS6におけるトナーボトル6の回転時間を測定するためのタイマーであり、前述したように、画像形成装置内に内蔵することができる。制御部100は、前述したように、タイマー21の測定時間に基づいてトナーボトル6内のトナーの量を推定して、トナーボトル6の単位時間当たりの回転数、つまり回転機構10のモータの単位時間当たりに回転数を変更する。
(第2の実施の形態)
トナーボトル6を高速回転させた場合に、特に、長時間に渡って高速回転させた場合には、トナーとトナーボトル6内の案内部(突起6Aなど)との衝突、およびトナー同士の衝突により、トナーがダメージを受けるおそれがある。例えば、現像性向上のためにトナーの表面に外添してある外添剤の遊離、あるいは埋没が発生して、所望の現像性が得られなくなるおそれがある。
本実施形態においては、トナーボトル6内のトナー重量が初期重量の10%以下であることが検知されたときに、前述した実施形態の場合と同様にトナーボトル6の回転数を多くする。露光部20によって形成された感光ドラム1上の静電潜像に対して、現像剤であるトナーを飛翔させて静電画像を可視化する現像器3には、バイアス電圧が印加されている。本実施形態においては、そのバイアス電圧として、交流電圧(現像バイアスAC成分)と直流電圧(現像バイアスDC成分)とを重畳させ、推定したトナーボトル6内のトナーの量が少なくなるにしたがって、現像バイアスAC成分の振幅(Vpp)を大きくする。例えば、現像バイアスAC成分の振幅(Vpp)を1600Vから2000Vに上昇させる。これにより、現像剤であるトナーの表面に外添してある外添剤の遊離や埋没の発生を防止して、良質な画像を形成することができる。
画像形成装置は、交流電圧(現像バイアスAC成分)を発生するための交流波形発生器と、その交流波形発生器により発生された交流電圧を増幅するための増幅器(電圧変更部)と、直流電圧(現像バイアスDC成分)を発生するための直流波形発生器と、を備る。制御部100は、その増幅器を制御することにより、直流電圧(現像バイアスDC成分)を上述したように制御する。
(第3の実施の形態)
前述した第1の実施形態において得られたトナーボトル内のトナー重量(トナー量)は、ユーザーに対して有用な情報を提供するために用いることができる。例えば、そのトナー重量(トナー量)を画像形成装置の操作部等において表示してユーザーに報知したり、そのトナー重量(トナー量)に基づいて、トナーボトルの交換時期をユーザーに知らせることができる。また、トナーボトル内のトナー重量(トナー量)を検出するために新たなトナーセンサーを備える必要もない。
3 現像器
6 トナーボトル(容器)
6A 突起
6C 排出開口(開口部)
7 ホッパー
8 トナー補給装置
14A,14B トナーセンサー(検出手段)
21 タイマー
100 CPU(制御部)

Claims (8)

  1. 像担持体に形成された静電潜像を現像器によってトナー像としてから、そのトナー像を記録媒体に転写して定着させる画像形成装置において、
    前記現像器に供給するためのトナーを収容し、回転することによりトナーを開口部から排出する容器と、
    前記容器から排出されたトナーを受けてから、前記現像器に供給するホッパーと、
    前記ホッパー内のトナー量が第1の量以下となったときに検出信号を出力する第1の検出手段と、
    前記ホッパー内のトナーの量が前記第1の量よりも多い第2の量以上となったときに検出信号を出力する第2の検出手段と、
    前記第1の検出手段が前記検出信号を出力してから、前記第2の検出手段が前記検出信号を出力するまで、前記容器を回転させる制御手段と、
    前記容器の回転時間と前記容器からのトナーの排出量との相関関係から、前記制御手段によって前記容器の回転が開始されてから停止されるまでの間の回転時間に基づいて、前記容器内のトナーの量を推定する推定手段と、
    前記推定手段により推定された前記容器内のトナーの量に応じて、前記制御手段が前記容器を回転させるときの回転速度を変更する変更手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記変更手段は、前記推定手段により推定された前記容器内のトナーの量に応じて、前記制御手段が前記容器を回転させるときの回転速度を段階的に変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記変更手段は、前記推定手段により推定された前記容器内のトナーの量が少ないほど、前記制御手段が前記容器を回転させるときの回転速度を高くすることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記現像器に、交流電圧と直流電圧を重畳したバイアス電圧を印加する手段と、
    前記推定手段により推定された前記容器内のトナーの量に応じて、交流電圧の振幅を変更する電圧変更手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記電圧変更手段は、前記推定手段により推定された前記容器内のトナーの量が少ないほど、前記交流電圧の振幅を大きくすることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記推定手段により推定された前記容器内のトナーの量をユーザーに報知するための手段を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記推定手段により推定された前記容器内のトナーの量に基づいて、前記容器の交換時期を求めてユーザーに報知するための手段を備えることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記容器は、画像形成装置の本体に対して着脱可能であり、内部に螺旋状の突起が備わることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016184119A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 富士ゼロックス株式会社 容器及びこれを用いた処理装置、画像形成装置
JP2017219754A (ja) * 2016-06-09 2017-12-14 キヤノンファインテックニスカ株式会社 画像形成装置

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