JP2013190612A - トナー補給装置およびこのトナー補給装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

トナー補給装置およびこのトナー補給装置を備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】トナー貯蔵部内のトナーの量を正確に判定する。
【解決手段】トナー収納容器32Y(トナー収納部)からスクリューポンプ61(トナー補給部)を通して搬送されたトナーが一時的に貯蔵されるサブホッパ80(トナー貯蔵部)内で、清掃部材移動制御部90の指示によって清掃部材85が移動して、トナー貯蔵部の壁面に備えられた、サブホッパ80内のトナーの量に応じた信号を出力するトナー検知センサ81(センサ)の検知面に周期的に接触することによって清掃を行い、トナー量判定部92が、清掃部材移動制御部90によって測定された清掃部材85の位置に応じたタイミングでトナー検知センサ81が出力する信号を測定して、こうして測定された、トナー検知センサ81が出力する信号に基づいてサブホッパ80内のトナーの量を判定する。
【選択図】図4

Description

本発明は、トナー収納容器に収納されたトナーを、一時的にトナー貯蔵部に補給して、必要に応じてトナー貯蔵部から現像機に供給するトナー補給装置およびこのトナー補給装置を備えた画像形成装置に関する。
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置においては、感光体ドラムや感光体ベルトなどの潜像担持体の上に、画像情報に対応した静電潜像が形成されて、現像剤担持体を有する現像機が行う現像処理によって可視像が得られる。
このような現像処理手段として、転写性、ハーフトーンの再現性、温度・湿度に対する安定性などの観点から、トナーとキャリアからなる二成分現像方式が広く利用されている。
二成分現像方式においては、キャリアとトナーからなる現像剤が入った現像機によって現像処理を行うが、現像処理に伴うトナーの消費に応じて、現像機にトナーを供給する必要がある。従来、交換可能なトナーの収納容器としてトナーボトルやトナーカートリッジが用いられているが、その多くはスクリューや重力による自由落下によって現像機にトナーを供給している。さらに、一部の画像形成装置はトナー貯蔵部(サブホッパ)を備えて、トナーボトルからサブホッパにトナーを補給して、サブホッパから現像機にトナーを供給する方式が実用化されている(特許文献1、2)。
このようなサブホッパを持つことで、トナーボトル内のトナーがなくなっても、サブホッパにトナーが残っている間は、サブホッパ内に残ったトナーによって現像処理を継続することができる。そのため、利用者は、トナーボトル内のトナーがなくなったときに、すぐにトナーボトルの交換を行う必要はなく、交換できるときに交換すればよいため、マシンのダウンタイムの低減に効果をもたらす。
さらに、サブホッパを設けることによって、トナーボトルと現像機の配置の制約が緩和されるため、画像形成装置の小型化が可能となる。また、サブホッパを設けることによって、トナーボトルから直接現像機にトナーを補給するよりも高精度にトナーを現像機に補給することができる。
このようなサブホッパを備えた画像形成装置にあっては、トナーボトル内のトナーがなくなった後も、サブホッパ内のトナーによって現像処理を継続するために、サブホッパ内のトナーの量を確実に管理する必要がある。そのため、サブホッパ内のトナーの量を検知するために、サブホッパの側壁に、トナーの量に応じた信号を出力する振動式の圧電センサを備えたものが実用化されている(特許文献1)。
このような圧電センサを有する画像形成装置にあっては、圧電センサの検知面に加えられた圧力を測定しているため、圧電センサの検知面にトナーが付着していると、付着したトナーによって圧力が生じるため、トナーの正確な残量を表すセンサ出力が得られず、これによってトナーの正確な量が判定できない。そのため、センサの検知面を清掃する清掃部材を備えることが考えられる。
しかしながら、こうして設置されたセンサが出力する信号を測定すると、トナーの残量が少ない状態であっても、一時的に「トナー有り」という信号を出力する可能性がある。例えば、センサの検知面に清掃部材が接触した状態や、清掃部材によって持ち上げられたトナーが、清掃部材の表面を滑り落ちてセンサに衝突する状態において、センサが出力する信号を測定したときには、一時的に「トナー有り」という信号を出力する可能性がある。
このように、実際にはトナーの残量が少ないもかかわらず、「トナー有り」と判断する誤検知は、トナーボトル内にはトナーが残っていないが、サブホッパ内にはトナーが残っている状態であるトナーニアエンドや、トナーボトル内にもサブホッパ内にもトナーが残っていない状態であるトナーエンドの判定遅れを引き起こす。そして、トナーエンドの状態になると、現像機へのトナー供給能力の低下によって、出力画像の濃度低下が発生してしまう。このような状況にならないために、センサによるトナー検知を適切なタイミングで行い、サブホッパ内のトナーの量を正確に判定することが重要である。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、サブホッパ内のトナーの量の誤検知を防止して、トナーの量を正確に判定することができるトナー補給装置およびこのトナー補給装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係るトナー補給装置およびこのトナー補給装置を備えた画像形成装置は、トナー貯蔵部内に、トナーの量に応じた信号を出力するセンサの検知面を清掃する清掃部材を備え、適切なタイミングでセンサが出力する信号を測定して、トナーの量を判定するものである。
すなわち、本発明の請求項1に係るトナー補給装置は、トナーを収納するトナー収納部と、前記トナー収納部に収納されたトナーを一時的に貯蔵するトナー貯蔵部と、前記トナー収納部から前記トナー貯蔵部にトナーを補給するトナー補給部と、前記トナー貯蔵部の壁面に備えられ、前記トナー貯蔵部内のトナーの量に応じた信号を出力する検知面を有するセンサと、前記トナー貯蔵部内で、前記検知面に接触するように周期的に移動して前記検知面の清掃を行う清掃部材と、前記清掃部材を移動させるとともに、前記清掃部材の位置を測定して、前記清掃部材が所定の位置にあるときに前記清掃部材を停止させる清掃部材移動制御部と、前記清掃部材が停止したときに前記センサが出力する信号を測定して、前記センサが出力する信号に基づいて前記トナー貯蔵部内のトナーの量を判定するトナー量判定部と、を有することを特徴とする。
このように構成された本発明の請求項1に係るトナー補給装置によれば、トナー収納部からトナー補給部を通して補給されたトナーが一時的に貯蔵されるトナー貯蔵部内で、清掃部材移動制御部の指示によって清掃部材が移動して、トナー貯蔵部の壁面に備えられた、トナー貯蔵部内のトナーの量に応じた信号を出力するセンサの検知面に周期的に接触することによって清掃を行い、清掃部材が所定の位置にあることを清掃部材移動制御部が測定したときに、清掃部材移動制御部が清掃部材を停止させて、トナー量判定部が、センサが出力する信号を測定して、こうして測定されたセンサが出力する信号に基づいてトナー貯蔵部内のトナーの量を判定するため、清掃部材がセンサの検知面に接触していないタイミングでセンサが出力する信号を測定することができ、これによってトナーの量の誤検知を防止することが可能なトナー補給装置を提供することができる。
また、本発明の請求項8に係るトナー補給装置を備えた画像形成装置は、請求項1から7のいずれか1項に記載のトナー補給装置と、潜像担持体上に形成された潜像を可視像処理する現像処理部と、前記トナー貯蔵部から前記現像処理部にトナーを供給するトナー供給部と、を備えることを特徴とする。
このように構成された本発明の請求項8に係るトナー補給装置を備えた画像形成装置によれば、前記したトナー補給装置の作用によって量が正確に判定されたトナー貯蔵部内のトナーが、トナー供給部を通して現像処理部に供給されて、現像処理部において、潜像担持体上に形成された潜像を可視像処理するため、トナー収納部内のトナーがなくなっても、トナー貯蔵部内にトナーが残っている間は安心して現像処理を継続することが可能な画像形成装置を提供することができる。
本発明に係るトナー補給装置によれば、トナー貯蔵部内においてトナーの量に応じた信号を出力するセンサの検知面を清掃する清掃部材の位置に基づいて、センサが出力する信号を測定して、こうして測定されたセンサが出力する信号に基づいてトナー貯蔵部内のトナーの量を判定するため、トナー貯蔵部内のトナーの量の誤検知を防止して、トナーの量を正確に判定することができるトナー補給装置を提供することができる。
さらに、本発明に係るトナー補給装置を備えた画像形成装置によれば、トナー収納部内のトナーがなくなっても、前記したトナー補給装置の作用によってトナー貯蔵部内のトナーの量が正確に判定されるため、トナー貯蔵部内にトナーが残っている間は安心して現像処理を継続することが可能なトナー補給装置を備えた画像形成装置を提供することができる。
本発明の実施例1に係るトナー補給装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す図である。 トナー補給装置を備えた画像形成装置の作像部の構造を示す図である。 トナー補給装置を備えた画像形成装置のトナー補給部の構造を示す図である。 トナー補給装置を備えた画像形成装置のトナー補給部の概略構成を示す図である。 トナー検知処理の流れを説明するフローチャートである。 サブホッパ内における清掃部材の停止する位置を説明する第1の図である。 サブホッパ内における清掃部材の停止する位置を説明する第2の図である。 トナー検知センサの検知面にトナーが付着した状態を説明する図である。 清掃部材がトナー検知センサの検知面に接触する状態を説明する図である。 サブホッパ内のトナーの堆積状態に偏りが生じた様子を説明する図である。
以下、本発明に係るトナー補給装置およびこのトナー補給装置を備えた画像形成装置の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態1に係るトナー補給装置を備えた画像形成装置としてのカラープリンタを示す概略構成図である。まず、トナー補給装置を備えた画像形成装置の1つの実施形態であるカラープリンタ100の全体構成およびその動作について説明する。
(画像形成装置の構成、動作)
図1に示すように、本実施形態のカラープリンタ100(画像形成装置)には、トナー容器収納部31が設けられている。このトナー容器収納部31には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した4つのトナー収納容器(トナーボトル)32Y、32M、32C、32K(トナー収納部)が着脱自在(交換自在)に設置されている。
トナー容器収納部31は、各色の現像処理部5Y、5M、5C、5K内のトナー消費に応じて、設置された各々のトナー収納容器32Y、32M、32C、32Kから適宜トナーを補給する。この構成については、後に詳細に説明する。また、トナー容器収納部31では、各々のトナー収納容器32Y、32M、32C、32K内のトナーの量が略ゼロになると、トナーの量が略ゼロになったトナー収納容器を取り外して、トナーが充填されたトナー収納容器と交換することができる。
本実施例のカラープリンタ100(画像形成装置)では、トナー収納容器を含め、後述する作像部等が各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応して4つずつ設けられているが、それらは基本的に同様な構成とされていることから、以下では、イエローに対応する構成のみについて説明し、他の構成については説明を省略する。
カラープリンタ100には、各々のトナー収納容器32Y、32M、32C、32Kに収納されているトナーの各色に対応して後述する4個の作像部3Y、3M、3C、3Kが設けられている。図2にはイエローの色に対応する作像部3Yの構造が示されている。
各色の作像部3Y、3M、3C、3Kは、カラープリンタ100に対して着脱可能とされている。これらの作像部3Y、3M、3C、3Kの上方には、各色のトナーに対応したトナー補給装置がそれぞれ配設されている。図3には、イエローの色に対応するトナー補給装置60Yが図示されている。
この各々のトナー補給装置は、トナー収納容器32Y、32M、32C、32K内に収納されている各色のトナーを、各々の作像部3Y、3M、3C、3Kに対応する現像処理部5Y、5M、5C、5K内に適宜供給する。これにより、各々の現像処理部5Y、5M、5C、5K内に、適宜各色に対応するトナーが補給される。
カラープリンタ100には、中間転写ユニット6と露光部7とが設けられている。露光部7は、トナー容器収納部31の下方でかつ作像部3Y、3M、3C、3Kの上方に配設されている。中間転写ユニット6は、作像部3Y、3M、3C、3Kの下方に配設されている。
この中間転写ユニット6は、無端の中間転写ベルト8、4個の1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9K、2次転写バックアップローラ10、複数個のテンションローラ、中間転写クリーニング部を有する。
中間転写ベルト8は、複数個のテンションローラに掛け渡されて張架かつ支持されている。また、中間転写ベルト8は、2次転写バックアップローラ10の回転により矢印CP1で示す移送方向に移送される。作像部3Y、3M、3C、3Kはその中間転写ベルト8に対向して位置し、かつ中間転写ベルト8の移動方向に各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)の順番で並設されている。
各々の作像部3Y、3M、3C、3Kは同様の構成を有するため、以下、作像部3Yの構成及び作像プロセスについて詳細に説明する。
作像部3Yは、図2に拡大して示すように、感光体ドラム1Yと、感光体ドラム1Yの周囲に配設された帯電部4Yと、現像処理部5Yと、クリーニング部2Yと、除電部(図示省略)とを有する。
この作像部3Yにおいては、感光体ドラム1Y上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程)が行われる。そして、この作像プロセスにより、イエロー画像が形成される。
感光体ドラム1Yは、図示を略す駆動モータにより、図2に矢印CP2で示すように、反時計回りに回転駆動される。その感光体ドラム1Yの表面は、帯電部4Yと対向する位置において一様に帯電された帯電面とされる。その後の感光体ドラム1Yの回転によってその帯電面は、図1に示す露光部7から出射されたレーザ光Lの照射位置に達する。その帯電面には、そのレーザ光Lによる露光走査によって静電潜像が形成される。
その後の感光体ドラム1Yの回転によって静電潜像が形成された表面は、現像処理部5Yの一部を構成する現像ローラ51Yとの対向位置に達する。
この現像処理部5Yにより静電潜像が形成された表面にトナーが付着されて静電潜像が顕像化又は可視像化される。ここでは、イエロー色のトナー像が形成される。
その後の感光体ドラム1Yの回転によって、可視像化された表面が、中間転写ベルト8、1次転写バイアスローラ9Yとの対向位置に達すると、この対向位置において、感光体ドラム1Y上のトナー像が中間転写ベルト8上に一次転写される。このとき、感光体ドラム1Yの表面には僅かながら未転写トナーが残存する。
その後の感光体ドラム1Yの回転によって、未転写トナーの残存する表面がクリーニング部2Yとの対向位置に達する。残存する未転写トナーはこのクリーニング部2Yのクリーニングブレード2aによって機械的に回収される。
ついで、感光体ドラム1Yのクリーニングされた表面は、図示を略す除電部との対向位置に達し、残留電位が除去される。これにより、感光体ドラム1Yの表面で行われる一連の作像プロセスが終了し、次の作像プロセスに移行する。
なお、この一連の作像プロセスは、図1に示す他の3個の作像部3M、3C、3Kについても同様に行われる。この各々の作像部3Y、3M、3C、3Kにおいて作像プロセスを行うために、露光部7は画像情報に基づいて光源(図示省略)からレーザ光Lを適切なタイミングで発生させる。
また、レーザ光Lの露光走査は、例えば、ポリゴンミラー(図示省略)の回転駆動により行われる。そのレーザ光Lは、複数の光学素子(図示省略)を介して、各々の感光体ドラム1Y、1M、1C、1K上に照射される。これにより、作像部3Mはマゼンタのトナー像を形成し、作像部3Cはシアンのトナー像を形成し、作像部3Kはブラックのトナー像を形成する。
中間転写ベルト8は、4個の1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kとこれにそれぞれ対向する感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kとの間に挟み込まれている。これにより、中間転写ユニット6に1次転写ニップが形成されている。また、中間転写ベルト8は、2次転写バックアップローラ10と2次転写ローラ11との間に挟み込まれている。これにより、中間転写ユニット6に2次転写ニップが形成されている。
各々の1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kには、トナーの帯電電荷の極性とは逆の極性を有する転写バイアス電圧が印加されている。中間転写ベルト8が矢印CP1方向に走行し、各々の1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kと感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kとの間の1次転写ニップを順次通過する。その転写バイアス電圧により、感光体ドラム1Y、1M、1C、1K上の各色のトナー像が、互いに重なるように中間転写ベルト8上に1次転写される。その結果、カラー画像が中間転写ベルト8上に形成される。
その後、中間転写ベルト8の各色のトナー像が重ねて転写された箇所、すなわち、カラー画像が形成された箇所が、2次転写バックアップローラ10と2次転写ローラ11との間の2次転写ニップに達する。
中間転写ベルト8上に形成された4色のトナー像、すなわち、カラー画像がこの2次転写ニップの位置に搬送された転写紙等の記録媒体(被転写材)P上に転写される。なお、中間転写ベルト8には、記録媒体Pに転写されなかった未転写トナーが残存する。
その後、中間転写ベルト8の未転写トナーが残存する箇所が、中間転写クリーニング部(図示省略)が設けられた位置に達する。そして、この位置で中間転写ベルト8上の未転写トナーが、この中間転写クリーニング部により回収される。これにより、中間転写ベルト8により行われる一連の転写プロセスが終了する。
カラープリンタ100の下部には、給紙部12や、給紙部12の記録媒体Pを2次転写ニップに搬送する搬送機構等が設けられている。給紙部12には給紙ローラ13が設けられている。その搬送機構は搬送ローラ対14、レジストローラ対15から概略構成されている。
給紙部12には記録媒体Pが複数枚積層されて収納されている。給紙ローラ13は、図1の矢印CP3方向に回転する。これにより、記録媒体Pは、最上層から順番に搬送ローラ対14のローラ間に向けて給送される。この記録媒体Pは、その後、その搬送ローラ対14を経由してレジストローラ対15の位置に向けて搬送される。
そのレジストローラ対15は、適宜のタイミングで回転停止するように制御され、この
レジストローラ対15の位置に達した記録媒体Pは、このレジストローラ対15のローラ
ニップの位置で一旦その移動が停止される。
その後、レジストローラ対15は、中間転写ベルト8上のカラー画像形成箇所が2次転写ニップを通過するタイミングに合わせて回転駆動される。記録媒体Pは、そのレジストローラ対15の回転により2次転写ニップに向けて搬送され、記録媒体P上に所望のカラー画像が転写される。
カラー画像が転写された記録媒体Pは、定着部19の位置に向けて搬送される。定着部19は定着ローラ17、加圧ローラ18を有する。記録媒体Pの表面に転写されたカラー画像は、その定着ローラ17、加圧ローラ18による熱と圧力とにより、記録媒体P上に定着される。
その後、記録媒体Pは、排紙ローラ対16のローラ間を経て、筐体外へ排出される。この排紙ローラ対16により排出された記録媒体Pは、出力画像としてスタック部20に順次積み重ねられてスタックされる。これにより、一連の画像形成プロセスが完了する。
(現像処理部5Yの構成、動作)
次に、現像処理部5Y、5M、5C、5Kの構成、動作について説明する。各々の作像部3Y、3M、3C、3Kの現像処理部の構成は、基本的に同様の構成であるので、作像部3Yに対応する現像処理部5Yの構成および動作について、図2を用いて説明する。
現像処理部5Yは、感光体ドラム1Yに対向する現像ローラ51Y、現像ローラ51Yに対向するドクターブレード52Y、現像剤の搬送用の現像剤搬送路53Y、54Y、55Y、それらの現像剤搬送路53Y、54Y、55Yに配設された供給スクリュー56Y、回収スクリュー57Y、攪拌スクリュー58Yを有する。
現像ローラ51Yは、その内部に固設のマグネット(図示省略)と、そのマグネットの周囲を回転するスリーブ(図示省略)を有する。
現像剤搬送路53Y、54Y、55Y内には、キャリアとトナーとからなる2成分現像剤が収容されている。
現像処理部5Yは、2成分現像剤を用いてトナー像を形成している。現像処理部5Yには現像剤搬送路(攪拌搬送路)55Yの上方に開口59Yが形成されている。この攪拌搬送路55Yは、その開口59Yを介してトナー搬送パイプ70に連通されている。
そして、トナー収納容器32Yに収容されているトナーは、現像処理部5Y内のトナー消費に応じて、図3に示すチューブ69、スクリューポンプ61、トナー搬送パイプ68、サブホッパ80、およびトナー搬送パイプ70を介して攪拌搬送路55Y内に補給される。
なお、このトナー補給の詳細な作用については後述する。
現像剤搬送路(供給搬送路)53Yは、図2に示すように、現像ローラ51Yに供給される現像剤を収容する。この供給搬送路53Yは、現像ローラ51Yに対向する位置に設けられている。
この供給搬送路53Yには、供給搬送部材としての供給スクリュー56Yが設けられている。この供給スクリュー56Yは、現像ローラ51Yの軸線方向と平行に設けられている。現像剤は、図2において紙面表側を手前側としてかつ紙面裏側を奥側として、供給スクリュー56Yによって現像処理部5Yの手前側から奥側に向かって供給搬送される。
現像剤は、供給搬送路53Yが設けられている側を上流側、現像ローラ51Yが設けられている側を下流側として、現像ローラ51Yの矢印CP4方向の回転に伴って、上流側から下流側に向かって搬送される。
現像処理部5Yには、ドクターブレード52Yが設けられている。このドクターブレード52Yの先端部は、供給スクリュー56Yに対向する現像ローラ51Yの対向部よりも回転方向先方側の現像ローラ51Yの表面に臨んでいる。このドクターブレード52Yは、現像ローラ51Yに供給された現像剤を現像に適した厚さに規制する現像剤規制手段とし
て機能する。
現像剤搬送路(回収搬送路)54Yは、現像ローラ51Yと感光体ドラム1Yとの対向部を現像領域として、現像ローラ51Yの現像領域よりも回転方向先方側に配置されている。回収搬送路54Yには、螺旋状の回収スクリュー57Yが設けられている。この回収スクリュー57Yは現像ローラ51Yの軸線方向に平行に配置されている。
この回収スクリュー57Yは、回収搬送路54Yに回収された現像剤を現像ローラ51Yの軸線方向に沿って供給スクリュー56Yと同方向に搬送する回収搬送部材として機能する。
その回収搬送路54Yは、現像領域を通過し、現像ローラ51Yの表面から離脱した現像済の現像剤を回収する。この回収搬送路54Yは、現像ローラ51Yの横方向かつ供給搬送路53Yの下方に設けられている。
なお、現像ローラ51Yは、前述した現像スリーブ内にあるマグネットを、現像剤を離脱させたい箇所のみ磁極がない状態に設定することにより、現像剤の分離・離脱を可能としている。また、現像ローラ51Yは現像剤を離脱させたい箇所に反発磁界が形成される構成の磁極配置のマグネットを用いる構成であってもよい。
攪拌搬送路55Yは、供給搬送路53Yの下方でかつ回収搬送路54Yに並列にこの供給搬送路53Yに並列に設けられている。その攪拌搬送路55Yには、螺旋状の攪拌スクリュー58Yが設けられている。この攪拌スクリュー58Yは、供給スクリュー56Yの軸線方向に平行に配置されている。
その攪拌スクリュー58Yは、現像ローラ51Yの軸線方向に沿って現像剤を攪拌しながら、供給スクリュー56Yとは逆方向(図2の紙面に対して手前側)に搬送する攪拌搬送部材として機能する。
その供給搬送路53Yと攪拌搬送路55Yとは、仕切り部材としての第一仕切り壁501により仕切られている。
供給搬送路53Yと攪拌搬送路55Yとは、手前側と奥側との両端に設けられた開口部によって連通されている。なお、供給搬送路53Yと回収搬送路54Yも第一仕切り壁501によって仕切られている。なお、供給搬送路53Yと回収搬送路54Yとを仕切る第一仕切り壁501の箇所には開口部は設けられていない。従って、供給搬送路53Yと回収搬送路54Yとは連通していない。
また、攪拌搬送路55Yと回収搬送路54Yとは、仕切り部材としての第二仕切り壁502によって仕切られている。この第二仕切り壁502は、図2において奥側に開口部(図示省略)が設けられている。この攪拌搬送路55Yと回収搬送路54Yとはこの開口部によって連通している。
トナーはキャリアとの摩擦により帯電される。この帯電によりトナーがキャリアに吸着される。このキャリアに吸着されたトナーは現像剤として現像ローラ51Yのマグネットにより形成された磁界により現像ローラ51Y上に担持される。
現像ローラ51Yのスリーブ(図示省略)が図2に示す矢印CP4方向に回転する。すると、マグネットにより形成された磁界により現像ローラ51Y上に担持された現像剤は、スリーブの回転に伴って現像ローラ51Y上を移動する。
ここで、現像処理部5Y内の現像剤は、現像剤中のトナーの割合(トナー濃度)が所定の範囲内になるように調整される。すなわち、現像処理部5Y内のトナー消費に応じて、トナー収納容器32Yに収容されているトナーが、図3に示すトナー補給装置60Yを介して攪拌搬送路55Y内に補給される。
攪拌搬送路55Y内に補給されたトナーは、攪拌スクリュー58Yによって、現像剤と共に混合・攪拌されながら、攪拌搬送路55Y内を図2において手前側に向かって搬送される。攪拌スクリュー58Yの搬送方向の下流端まで搬送された現像剤は、攪拌スクリュー58Yの搬送方向下流側であり、かつ供給スクリュー56Yの搬送方向上流側に形成された第一仕切り壁501の手前側の開口部(図示省略)を介して供給搬送路53Yに供給される。
供給スクリュー56Yは、攪拌搬送路55Yから供給搬送路53Yに供給された現像剤を現像ローラ51Yに供給して、供給スクリュー56Yの搬送方向下流側に搬送する。
そして、現像ローラ51Yに供給されずに供給搬送路53Yの搬送方向下流端まで搬送された余剰の現像剤は第一仕切り壁501の奥側の開口部(図示省略)から攪拌搬送路55Yに環流される。
現像ローラ51Yに供給された現像剤は、図2に示す矢印CP4の方向に搬送されて、ドクターブレード52Yの位置に達する。ついで、現像ローラ51Y上の現像剤は、ドクターブレード52Yにより適量化された後に、感光体ドラム1Yの現像領域まで搬送される。
その後、現像領域に形成された静電電界によって、感光体ドラム1Y上に形成された静電潜像にトナーが吸着される。ついで、現像ローラ51Y上に残った現像剤は、現像ローラ51Yから分離・離脱して、回収現像剤として回収搬送路54Yに回収される。
その回収現像剤は、回収スクリュー57Yによって、回収搬送路54Yの搬送方向の下流端まで搬送されて、第二仕切り壁502の開口部(図示省略)から攪拌搬送路55Yに再び戻される。
その攪拌搬送路55Yでは、供給された余剰の現像剤と回収現像剤とが、前述したように適宜補給されたトナーと共に、攪拌スクリュー58Yによって混合・攪拌されながら、図2の手前側に向かって搬送される。この現像剤は、第一仕切り壁501の手前側の開口部(図示省略)から供給搬送路53Yに供給される。
(トナー補給装置60Yの構成、動作)
次に、トナー補給装置60Yの構成を、図3を用いて説明する。トナー補給装置60Yは、トナー収納容器32Y内に収容されたトナーを現像処理部5Yに導く機能を有する。なお、他のトナー収納容器32M、32C、32Kと現像処理部5M、5C、5Kとの間にも、同様にトナー補給装置60M、60C、60Kがそれぞれ設けられている。
このトナー補給装置60Y、60M、60C、60Kは、各色に対応する現像処理部5Y、5M、5C、5K内のトナー消費に応じて、トナー容器収納部31に装填されたトナー収納容器32Yから適宜トナーを補給する。
トナー収納容器32Yがトナー容器収納部31に装着されると、その装着動作に連動して、図3に示すように、トナー収納容器32Yの穴部32Y1bにトナー容器収納部31のノズル管72が挿入される。このとき、トナー収納容器32Yの開閉部材としての口栓部材32Y3は、ノズル管72と爪部材75とに挟まれた状態で、トナー排出口32Y1aを開放する。これにより、トナー排出口32Y1aとノズル管72に設けられたトナー受入口72aとが連通し、トナー収納容器32Yの容器本体32Y2内に収容されたトナーが、トナー排出口32Y1aを介して、ノズル管72内に搬送されることになる。そのノズル管72の他端は、トナー補給経路としてのチューブ69の一端に接続されている。
ここで、爪部材75は、トナー収納容器32Yのトナー排出口32Y1aを閉鎖する方向に口栓部材32Y3を付勢する付勢部材であり、板バネ77の弾性によって付勢されている。
チューブ69は、耐トナー性に優れたフレキシブルな材料からなる。チューブ69の他端はトナー補給装置60Yのスクリューポンプ61(トナー補給部)に接続されている。チューブ69は、ポリウレタン、ニトリル、EPDM、シリコン等のゴム材料や、ポリエチレン、ナイロン等の樹脂材料からなる。このようなフレキシブルなチューブ69を用いることにより、トナー補給経路のレイアウトの自由度が増して、カラープリンタ100の小型化を図ることができる。
スクリューポンプ61は、吸引型一軸偏心スクリューポンプである。このスクリューポンプは、ロータ65、ステータ62、吸引口63、ユニバーサルジョイント64及びモータ66を有する。
そのロータ65、ステータ62、ユニバーサルジョイント64は、図示を略すケース内に収納されている。ステータ62は、ゴム等の弾性材料からなる雌ねじ状部材である。ステータ62の内壁面には、ダブルピッチの螺旋溝が形成されている。
ロータ65は、金属等の剛性材料からなり、螺旋状にねじれて形成された雄ねじ状部材である。このロータ65は、ステータ62内に回動可能に挿し通されている。ロータ65の一端は、ユニバーサルジョイント64を介してモータ66に連結されている。
そのモータ66はステータ62内のロータ65を所定方向に回転駆動させる。チューブ69内の空気は、ロータ65の回転により送出口67に送り出され、チューブ69内に負圧が発生し、その結果、吸引口63に吸引力が発生する。
吸引口63に発生した吸引力により、トナー収納容器32Y内のトナーが空気と一緒にチューブ69を介して吸引口63に吸引される。吸引口63まで吸引されたトナーは、ステータ62とロータ65との隙間に送入され、ロータ65の回転に沿ってステータ62の他端側(吸引口63とは反対側)から送出口67に送り出される。
すなわち、この吸引口63まで吸引されたトナーは、スクリューポンプ61の送出口67から排出されて、トナー搬送パイプ68に送出される。図3において、破線矢印はトナーの流れを示している。
(トナー収納容器32Yの構成)
次に、トナー収納容器32Yの構成を、図3を用いて説明する。トナー収納容器32Yは、筒状の容器本体32Y2と搬送部材33とから構成される。そして、容器本体32Y2は、一端側の蓋部材としての第1キャップ部材40と、他端側の蓋部材としての第2キャップ部材34とを有している。
容器本体32Y2は、トナーをその内部に収納し、図示を略すトナー容器収納部31に着脱される。
搬送部材33は、容器本体32Y2の底部側(図3を正面視して右側)で回転自在に片持ち支持されており、容器本体32Y2の内部でコイル形状をなしている。そして、搬送部材33は、図示しないトナー容器収納部31に備えられて容器本体32Y2の底部に設けられた第2キャップ部材34において係合するよう配設された駆動モータの駆動力によって回転する駆動カップリング(図示省略)から駆動力を受けて回転する。搬送部材33は容器本体32Y2に対して回転することにより、トナーを第2キャップ部材34から第1キャップ部材40の方向に向けて攪拌して搬送する。
この構成により、搬送部材33は、トナー容器収納部31から駆動力を受けることによって所定方向に回転して、容器本体32Y2内に収容されたトナーを、図3において右側から左側に向かって長手方向に搬送する。
そして、トナーは、トナー収納容器32Yのトナー排出口32Y1aからノズル管72に向けて排出される。
(サブホッパ80の構成)
次に、サブホッパ80の構成を、図3を用いて説明する。
トナー搬送パイプ68に送出されたトナーは、サブホッパ80(トナー貯蔵部)に流入する。
サブホッパ80は、図3に示すように、サブホッパ80内のトナーの量に応じた信号を出力する圧電素子からなるトナー検知センサ81(センサ)と、図示を略す駆動モータによって回転駆動されるトナー搬送軸82の回りに設置されてサブホッパ80の下部に貯まったトナーを現像処理部5Yに送出するトナー搬送スクリュー83(トナー供給部)と、図示を略す駆動モータによって回転駆動されてトナー検知センサ81の検知面と平行に設置された清掃部材回転軸84(回転軸)に沿って設置され、トナー検知センサ81の検知面に周期的に接触することによって清掃する清掃部材85を備えている。
トナー検知センサ81は、板状の圧電セラミックスからなる。圧電セラミックの両面に交流電圧を印加した状態で、圧電セラミックの両面のうち一方の面(検知面)に負荷(圧力)をかけると、その負荷(圧力)に応じた電圧出力が得られることを利用して、検知面にかかる圧力を測定するセンサである。そして、この検知面を、サブホッパ80の側壁面に、サブホッパ80の内部に向けて設置することで、検知面にトナーを接触させて、トナーの量に応じた電圧出力を得る構成になっている。
清掃部材85は、PET等の樹脂からなる可撓性をもった板状の弾性部材であり、その面が、清掃部材回転軸84の軸方向に沿って設置されている。清掃部材85は、図示を略す駆動モータによって回転駆動される清掃部材回転軸84の回転に伴って、図3に矢印CP5で示すように時計回りに回転し、清掃部材85の先端の領域が、トナー検知センサ81の検知面に当接して、さらに検知面上に接触して、検知面の汚れを掻き落とす構造になっている。なお、清掃部材回転軸84には、その角度(位置)を検出するロータリーエンコーダが内蔵されている。
清掃部材回転軸84の回転、および停止は、CPU、RAM、ROM等を備えたマイクロコンピュータで構成されて、予め組み込まれたソフトウェアが動作する清掃部材移動制御部90によって制御される。また、ロータリーエンコーダから出力される清掃部材回転軸84の角度は、清掃部材移動制御部90によって測定される。清掃部材移動制御部90の詳細な作用については後述する。
トナー検知センサ81によるトナーの量に応じた信号の測定は、清掃部材移動制御部90で測定された清掃部材回転軸84の角度に基づいて、トナー量判定部92から指示されたタイミングで行われる。そして、トナー量判定部92において、取得したトナー検知センサ81が出力した信号に基づいてトナーの量の判定が行われる。トナー量判定部92の詳細な作用については後述する。なお、トナー量判定部92は、CPU、RAM、ROM等を備えたマイクロコンピュータで構成されており、予め組み込まれたソフトウェアが動作している。
トナー量判定部92によってトナーの量が少ないと判定されると、トナー量判定部92からトナー容器収納部31とスクリューポンプ61に対してトナー補給の指示が出される。
指示を受けたトナー容器収納部31は、前記したように駆動カップリングを回転駆動して、その駆動力によって搬送部材33が回転動作して、容器本体32Y2内に収容されたトナーをチューブ69に送出する。またスクリューポンプ61は、前述した動作を行って、容器本体32Y2からチューブ69に送出されたトナーを、トナー搬送パイプ68によってサブホッパ80に搬送する。
サブホッパ80に搬送されたトナーは、トナー搬送軸82の回転に伴って回転するトナー搬送スクリュー83によって、サブホッパ80からトナー搬送パイプ70に送出され、トナー搬送パイプ70を経て現像処理部5Yに供給される。
(トナー検知方法の説明)
次に、サブホッパ80内部のトナーの量の検知方法について、図3を簡略化した図4、および図5のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS10において、清掃部材移動制御部90の指示によって、清掃部材回転軸84が回転を開始する。これに伴って、清掃部材回転軸84に設置された清掃部材85も回転を開始する。そして、清掃部材85の先端の領域が、周期的にトナー検知センサ81の検知面に接触するたびに、トナー検知センサ81の検知面が清掃される。そして、同時にサブホッパ80内のトナーが攪拌されて、トナーの堆積状態の偏りがならされて、均一な堆積状態になる。
次にステップS15において、清掃部材移動制御部90が、清掃部材回転軸84が所定時間回転したか否かを判定する。清掃部材回転軸84が所定時間回転したと判定されると、ステップS20に進む。一方、清掃部材回転軸84が所定時間回転していないときは、ステップS15の処理が繰り返される。
ステップS20において、清掃部材回転軸84に内蔵されたロータリーエンコーダの働きによって、清掃部材回転軸84の角度(位置)が、清掃部材移動制御部90によって随時測定される。そして、清掃部材回転軸84の角度が所定の範囲内であるときはステップS30に進む。清掃部材回転軸84の角度が所定の範囲内にないときは、清掃部材回転軸84は回転を続行し、ステップS20が繰り返される。
清掃部材回転軸84の角度が所定の範囲内であるときは、ステップS30において、清掃部材移動制御部90の指示によって、清掃部材回転軸84が回転を停止する。清掃部材回転軸84の回転の停止に伴って、清掃部材回転軸84に設置された清掃部材85も回転を停止する。
なお、ステップS20で設定される所定の範囲は、図6に示す範囲とするのが望ましい。特に角度θが20°から90°の範囲にあるのが望ましい。これは、清掃部材85がトナー検知センサ81の検知面を通過した直後であるため、トナー検知センサ81の検知面が清掃されて、サブホッパ80内のトナーの量に応じた適切なセンサ出力が得られるためである。
ちなみに、図7に示す位置で清掃部材85を停止すると、清掃部材85によって持ち上げられたトナーTが、清掃部材85の表面を矢印CP6の方向に滑り落ちてトナー検知センサ81の検知面に衝突する。こうして衝突した圧力によって、トナー検知センサ81は大きな出力を発生して、これが原因でトナーの量の誤検知を招く恐れがある。清掃部材85を前述した望ましい位置(図6の位置)で停止させることによって、このような誤検知を防止することができる。
なお、ステップS15において、清掃部材回転軸84が所定時間回転したかどうかを判定するのは、清掃部材回転軸84が回転を開始するときには、清掃部材回転軸84の角度(位置)は、清掃部材回転軸84が前回停止した図6に示す所定の範囲内にあるため、清掃部材回転軸84が回転を始めると同時に、ステップS20において、清掃部材回転軸84の角度が所定の範囲内であると判定されてしまうためである。
このような場合、清掃部材回転軸84は回転することができず、これによって、トナー検知センサ81の検知面の清掃も行われない。そこで、清掃部材移動制御部90は、ステップS10において清掃部材回転軸84が回転を開始した後、少なくとも所定の時間は回転を継続させた後でステップS20の判定を行うようにする。この所定の時間は、清掃部材85がトナー検知センサ81の検知面を十分に清掃できるように、また、サブホッパ80内のトナーの堆積状態の偏りをならすことができるように、予め実験等によって適切な時間値を決定して、こうして決定された時間値が清掃部材移動制御部90に記憶されて、ステップS15において清掃部材回転軸84の制御に利用される。
次に、ステップS40において、清掃部材回転軸84が停止したことが清掃部材移動制御部90からトナー量判定部92に通知されて、トナー量判定部92はこの通知を受けて、トナー検知センサ81の出力を測定する。
さらに、ステップS50において、トナー量判定部92の作用によってトナーの量が判定される。具体的には、トナー検知センサ81の出力を、予め実験等で求めておいた所定値と比較して、サブホッパ80内に残っているトナーの量を算出する。そして、所定値以上のトナーが残っていると判定されると(ステップS50がYesのとき)ステップS60に進み、所定値以上のトナーが残っていないと判定されると(ステップS50がNoのとき)ステップS75に進む。
ステップS50において、サブホッパ80内に所定値以上のトナーが残っていると判定されると、トナー量判定部92は、ステップS60において、各々のトナー収納容器32Y、32M、32C、32K内にトナーが残っているか否かを判定する。この判定は、トナー収納容器32Y、32M、32C、32K交換後のスクリューポンプ61(トナー補給部)の動作時間と、スクリューポンプ61の単位時間当たりのトナー吐出量と、トナー収納容器32Y、32M、32C、32Kの容量に基づいて行われる。
具体的には、トナー収納容器32Y、32M、32C、32K交換後のスクリューポンプ61の動作時間が、トナー量判定部92で随時モニタされて、トナー収納容器32Y、32M、32C、32K内のトナーの量が、スクリューポンプ61の動作時間とスクリューポンプ61の単位時間当たりのトナー吐出量との積算値に応じた量だけ減少するものと仮定して、トナー収納容器32Y、32M、32C、32K内のトナーの量を予測する。そして、いずれかのトナー収納容器32Y、32M、32C、32K内にトナーが残っていないと判定されたとき(ステップS60がYesのとき)はステップS70に進む。一方、全てのトナー収納容器32Y、32M、32C、32K内にトナーが残っていると判定されたとき(ステップS60がNoのとき)は、トナーの量が十分にあると判定して、図5の処理を終了する。
ステップS50において、サブホッパ80内に所定値以上のトナーが残っていないと判定されると、トナー量判定部92は、ステップS75において、各々のトナー収納容器32Y、32M、32C、32K内にトナーが残っているか否かを判定する。この判定は、トナー収納容器32Y、32M、32C、32K交換後のスクリューポンプ61(トナー補給部)の動作時間と、スクリューポンプ61の単位時間当たりのトナー吐出量と、トナー収納容器32Y、32M、32C、32Kの容量に基づいて行われる。
具体的には、ステップS60の処理内容で説明したのと同様にして、トナー収納容器32Y、32M、32C、32K内のトナーの量を予測する。そして、いずれかのトナー収納容器32Y、32M、32C、32K内にトナーが残っていないと判定されたとき(ステップS75がYesのとき)はステップS80に進む。一方、全てのトナー収納容器32Y、32M、32C、32K内にトナーが残っていると判定されたとき(ステップS75がNoのとき)は、ステップS85に進む。
ステップS80において、トナー量判定部92は、トナー収納容器32Y、32M、32C、32Kのいずれかにトナーが残っていない状態であるトナーエンドであると判定して、トナー収納容器32Y、32M、32C、32Kのうち、トナーが少ないトナー収納容器を交換しないと現像処理を継続することができないと判断して、トナー収納容器の交換が必要なことを利用者に報知して、図5の処理を終了する。
この報知は、カラープリンタ100に備えられた表示部(図示省略)に必要な情報を表示することによって行ってもよいし、また、利用者の見落としを防止するために、音や音声による情報提供を併用してもよい。
一方、ステップS75においてトナー収納容器32Y、32M、32C、32K内に所定値以上のトナーが残っていると判定されると、ステップS85において、トナー収納容器32Y、32M、32C、32Kのうち、ステップS50において、トナーの量が所定値よりも少ないと判定された色に対応するトナー収納容器から、その色に対応するサブホッパ80にトナーの補給を行って、図5の処理を終了する。
具体的には、トナー量判定部92からスクリューポンプ61(トナー補給部)に対してトナー補給の指示が出されて、この指示を受けたスクリューポンプ61が作動して、トナー収納容器32Y、32M、32C、32Kのうち、トナー補給の指示を受けた収納容器から、その色に対応するサブホッパ80に対してトナーが補給される。
ステップS60において、いずれかのトナー収納容器32Y、32M、32C、32K内にトナーが残っていないと判定されたときは、トナー収納容器32Y内にはトナーが残っていないが、サブホッパ80内にはトナーが残っている状態であるトナーニアエンドであると判定されてステップS70に進み、カラープリンタ100の表示部(図示省略)に、トナーニアエンドの状態であることを示す表示を行う。
このとき、トナー収納容器32Y、32M、32C、32Kのうち、どのトナー収納容器が空になっているかも合わせて表示される。利用者はこの表示を見て、トナー収納容器の交換準備を行う。なお、必要な情報を表示する代わりに、利用者の見落としを防止するために、音や音声による情報提供を併用してもよい。
なお、トナーニアエンドの状態であっても、サブホッパ80内にはトナーが残っているため、カラープリンタ100の利用者は、サブホッパ80内にトナーが残っている間は安心して現像処理を継続することができ、利用者は、手があいたときにトナー収納容器の交換作業を行うことができる。
以上説明したように、このように構成された本発明のトナー補給装置60Yによれば、トナー収納容器32Y(トナー収納部)からスクリューポンプ61(トナー補給部)を通して補給されたトナーが一時的に貯蔵されるサブホッパ80(トナー貯蔵部)内で、清掃部材移動制御部90の指示によって清掃部材85が移動して、サブホッパ80の壁面に備えられ、サブホッパ80内のトナーの量に応じた信号を出力するトナー検知センサ81(センサ)の検知面に周期的に接触することによって清掃を行い、清掃部材85が所定の位置にあることを清掃部材移動制御部90が測定したときに、清掃部材移動制御部90が清掃部材85を停止させて、トナー量判定部92が、トナー検知センサ81が出力した信号を測定して、こうして測定されたトナー検知センサ81が出力した信号に基づいてサブホッパ80内のトナーの量を判定するため、清掃部材85がトナー検知センサ81の検知面に接触していないタイミングでトナー検知センサ81の出力を測定することができ、これによってトナーの量の誤検知を防止することが可能なカラープリンタ100(画像形成装置)を提供することができる。
さらに、このように構成された本発明のカラープリンタ100(画像形成装置)によれば、前記したトナー補給装置の作用によってトナーの量が正確に判定されたサブホッパ80(トナー貯蔵部)内のトナーが、トナー搬送スクリュー83(トナー供給部)を通して現像処理部5Yに供給されて、現像処理部5Yにおいて、潜像担持体上に形成された潜像を可視像処理するため、トナー収納容器32Y(トナー収納部)内のトナーがなくなっても、サブホッパ80内にトナーが残っている間は安心して現像処理を継続することができ、こうした安定したトナー補給によって、高画質画像を得ることが可能なカラープリンタ100を提供することができる。
また、このように構成された本発明のトナー補給装置60Yによれば、トナー量判定部92は、清掃部材85がトナー検知センサ81の検知面の清掃を行った後にトナーの量を判定するため、図8に示すような、トナー検知センサ81の検知面に付着したトナーを確実に取り除くことができ、これによってトナーの量の誤検知を防止することができる。特に、清掃部材85がトナー検知センサ81の検知面を通過した直後には、センサが出力する信号が安定するため、トナーの量をより正確に検知することができる。
さらに、このように構成された本発明のトナー補給装置60Yによれば、清掃部材移動制御部90が、清掃部材85がトナー検知センサ81の検知面に接触する位置に停止しないように、清掃部材85の移動を制御するため、トナー量判定部92が、清掃部材85がトナー検知センサ81の検知面に接触していない状態でトナー検知センサ81が出力する信号を測定することができ、これによって、清掃部材85がトナー検知センサ81の検知面に接触することによる誤検知を確実に防止することができる。すなわち、図9に示すように、清掃部材85がトナー検知センサ81の検知面に接触した状態にあるときに、トナー量判定部92が、トナー検知センサ81が出力する信号を測定することを防止できる。
また、このように構成された本発明のトナー補給装置60Yによれば、清掃部材85が板状の弾性部材からなるため、清掃部材85の先端の領域がトナー検知センサ81の検知面に当接した際に、清掃部材85の先端の領域が弾性によって撓むため、こうして撓んだ清掃部材85の先端の領域が、トナー検知センサ81の検知面に接触することによって、トナー検知センサ81の検知面を、均一に清掃することができる。
さらに、清掃部材85は板状であるため、サブホッパ80内のトナーTを攪拌する効果を有する。そのため、清掃部材85が回転することによって、サブホッパ80内のトナーTの堆積状態の偏りをならして、均一なものとすることができる。そのため、図10に示す、サブホッパ80内のトナーTの堆積状態の偏りによってトナー検知センサ81の検知面とトナーTの間に隙間が生じ、これによってトナーTの量が少ないと誤検知されることを防止できる。
さらに、このように構成された本発明のトナー補給装置60Yによれば、清掃部材85は、清掃部材移動制御部90の指示によって回転する清掃部材回転軸84(回転軸)の軸方向に沿って取り付けられているため、清掃部材回転軸84の角度(位置)を測定することによって、清掃部材85の位置を容易に把握することができる。これによって、清掃部材85がトナー検知センサ81の検知面に接触していないタイミングを容易に検出してセンサが出力する信号を測定することができるため、トナーの量の誤検知を防止することが可能なカラープリンタ100(画像形成装置)を提供することができる。
また、清掃部材回転軸84の軸心がトナー検知センサ81の検知面と平行に配置されて、清掃部材85の面が、清掃部材回転軸84の軸方向に沿って設置されているため、清掃部材回転軸84の回転によって、清掃部材85の先端の領域が、トナー検知センサ81の検知面に対して隙間無く当接し、さらにトナー検知センサ81の検知面を隙間無く接触するため、トナー検知センサ81の検知面を均一に清掃することができる。
また、このように構成された本発明のトナー補給装置60Yによれば、トナー量判定部92は、トナー検知センサ81の出力に基づいて、トナー収納容器32Y(トナー収納部)からサブホッパ80(トナー貯蔵部)にトナーを補給するタイミングを判定するため、トナー収納容器32Yからサブホッパ80へのトナーの補給を適切に行うことができ、これによって、サブホッパ80内のトナーの量を一定に管理することができるため、現像処理部5Yへの安定したトナーの供給が行えるとともに、トナー収納容器32Y内のトナーを消費した後に、サブホッパ80のトナーを消費することで、カラープリンタ100(画像形成装置)は一定量の印刷を行うことができる。
さらに、このように構成された本発明のトナー補給装置60Yによれば、トナー量判定部92は、トナー検知センサ81の出力と、トナー収納容器32Y(トナー収納部)を交換した後のスクリューポンプ61(トナー補給部)の動作時間と、スクリューポンプ61の単位時間当たりのトナー吐出量と、トナー収納容器32Yの容量と、に基づいてトナーニアエンドとトナーエンドの判定を行うため、サブホッパ80内のトナーの量を正確に検知できることによって、トナーニアエンドとトナーエンドを正確に判定することができる。そして、これによって、トナーの残量を的確に報知することができるとともに、トナー収納容器32Y、32M、32C、32K(トナー収納部)のトナーがなくなっても、サブホッパ80(トナー貯蔵部)内にトナーが残っている間は安心して現像処理を継続することが可能なカラープリンタ100(画像形成装置)を提供することができる。
なお、本実施例において、トナー検知センサ81には圧電センサを用いて構成したが、使用するセンサは、圧電センサに限られるものではない。すなわち、トナーの透磁率を検出することによってトナー残量を測定する磁気方式のセンサや、トナーに光を照射して、その透過光の量を測定することによってトナー残量を測定する光学式のセンサを用いることもできる。
また、本実施例において、清掃部材回転軸84の角度(位置)は、清掃部材回転軸84に内蔵されたロータリーエンコーダによって検出したが、清掃部材回転軸84の角度の検出方法は、これに限定されるものではない。すなわち、透過型光センサを用いて、清掃部材回転軸84や清掃部材85の位置を検出するようにしてもよい。
なお、トナーの量を検知するタイミングは、適宜決めればよい事項である。すなわち、トナー収納容器32Yからサブホッパ80にトナーを補給している間にトナーの量を検知してもよいし、現像処理部5Yで現像処理が行われている間にトナーの量を検知してもよい。もしくは、利用者が指示したタイミングでトナーの量を検知してもよい。また、前記した複数のタイミングでトナーの量を検知しても構わない。
さらに、本実施例では、トナー収納容器32Y内にコイル形状を呈する搬送部材33が設けられた構成で説明したが、容器本体32Y2内に収容されたトナーをトナー排出口32Y1a側に搬送することができるものであれば、図示は略すが第2キャップ部材34に固定された回転軸に複数の撹拌羽根が設けられた構成にしてもよく、上記した実施例に限定されるものではない。
以上、本発明の実施例を、図面を用いて詳細に説明したが、この実施例は本発明の例示にしか過ぎないものであるため、本発明はこの実施例の構成にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、本発明に含まれることは勿論である。
5Y 現像処理部
32Y トナー収納容器(トナー収納部)
61 スクリューポンプ(トナー補給部)
68、70 トナー搬送パイプ
69 チューブ
80 サブホッパ(トナー貯蔵部)
81 トナー検知センサ(センサ)
82 トナー搬送軸
83 トナー搬送スクリュー(トナー供給部)
84 清掃部材回転軸(回転軸)
85 清掃部材
90 清掃部材移動制御部
92 トナー量判定部
T トナー
特開2003−131485号公報 特開2010−32988号公報

Claims (8)

  1. トナーを収納するトナー収納部と、
    前記トナー収納部に収納されたトナーを一時的に貯蔵するトナー貯蔵部と、
    前記トナー収納部から前記トナー貯蔵部にトナーを補給するトナー補給部と、
    前記トナー貯蔵部の壁面に備えられ、前記トナー貯蔵部内のトナーの量に応じた信号を出力する検知面を有するセンサと、
    前記トナー貯蔵部内で、前記検知面に接触するように周期的に移動して前記検知面の清掃を行う清掃部材と、
    前記清掃部材を移動させるとともに、前記清掃部材の位置を測定して、前記清掃部材が所定の位置にあるときに前記清掃部材を停止させる清掃部材移動制御部と、
    前記清掃部材が停止したときに前記センサが出力する信号を測定して、前記センサが出力する信号に基づいて前記トナー貯蔵部内のトナーの量を判定するトナー量判定部と、を有することを特徴とするトナー補給装置。
  2. 前記トナー量判定部は、前記清掃部材が前記検知面の清掃を行った後にトナーの量を判定することを特徴とする請求項1に記載のトナー補給装置。
  3. 前記清掃部材移動制御部は、前記清掃部材が前記検知面に接触する位置に停止しないように、前記清掃部材の移動を制御することを特徴とする請求項1または2に記載のトナー補給装置。
  4. 前記清掃部材は、板状の弾性部材からなることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のトナー補給装置。
  5. 前記清掃部材は、前記清掃部材移動制御部の指示によって回転する回転軸の軸方向に沿って取り付けられ、前記回転軸の軸心は、前記検知面と平行に配置されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のトナー補給装置。
  6. 前記トナー量判定部は、前記センサが出力する信号に基づいて、前記トナー収納部から前記トナー貯蔵部にトナーを補給するタイミングを判定することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のトナー補給装置。
  7. 前記トナー量判定部は、前記センサが出力する信号と、前記トナー収納部を交換した後の前記トナー補給部の動作時間と、前記トナー補給部の単位時間当たりのトナー吐出量と、前記トナー収納部の容量と、に基づいて、前記トナー収納部内にはトナーが残っていないが前記トナー貯蔵部内にはトナーが残っている状態であるトナーニアエンドと前記トナー収納部内にも前記トナー貯蔵部内にもトナーが残っていない状態であるトナーエンドの判定を行うことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のトナー補給装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載のトナー補給装置と、
    潜像担持体上に形成された潜像を可視像処理する現像処理部と、
    前記トナー貯蔵部から前記現像処理部にトナーを供給するトナー供給部と、を備えることを特徴とするトナー補給装置を備えた画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015121767A (ja) * 2013-11-21 2015-07-02 株式会社リコー 現像剤搬送装置と画像形成装置
JPWO2015104931A1 (ja) * 2014-01-10 2017-03-23 株式会社リコー 画像形成装置

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