JP2016057467A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トナーカートリッジ内におけるトナーのソフトケーキングを防止して、トナーカートリッジ内のトナーを無駄なく使用することができる画像形成装置を提供する。【解決手段】現像剤が収容される現像槽(47a)とトナー補給口(47b)とを備える現像装置(47)と、トナー収容部(21)とトナーの搬送をガイドするトナー案内突起(4)とトナーボトル排出口(31)とを備えたトナーボトル(2)と、トナーボトル(2)を回転可能に支持するトナー補給部(3)とを備えるトナーカートリッジ(1)と、トナー補給を制御するトナー補給制御手段(131)とを備えた画像形成装置(1)において、トナー補給制御手段(131)は、トナー収容部(21)内のトナー残量が所定量以下になった時に、トナーボトル(2)を予め設定された運転条件で逆回転させる制御を行うことを特徴とする。【選択図】図7

Description

本発明は、画像形成装置に係り、特に、電子写真方式によりトナーを用いて画像形成を行う画像形成装置であって、トナーを含む現像剤が収容される現像剤収容装置にトナーカートリッジよりトナー補給を行う画像形成装置に関する。
従来、トナーを用いた複写装置やファクシミリ装置など画像形成装置では、トナーカートリッジなどを用いたトナー補給装置により現像装置にトナーを供給して画像出力の連続運転を行うようにされている。
一般に、現像装置へのトナーの供給は、トナーが収容されたトナーカートリッジから現像装置へトナーを直接供給するようにしたものや(特許文献1を参照)、トナーカートリッジ内のトナーをスクリューにより所定の位置から現像装置へ供給するようにしたものが知られている(特許文献2を参照)。
さらに、スクリューを用いることなく、トナーカートリッジ自体を回転させることで所望の位置にトナーを搬送する技術が提案されている(特許文献3を参照)。
特開2003−162143号公報 特開平10−142936号公報 特開平8−339115号公報
しかしながら、上述した従来の方式において、トナーカートリッジ自体を回転させる方式では、トナーカートリッジ内に収容されたトナーを搬送するために設けられた突起物にトナーが付着するソフトケーキングが生じるため、その付着したトナーを使用するのは困難であった。特に、トナー残量が少ない場合においては、トナーカートリッジ内にトナーのソフトケーキングが生じやすいため、トナーを使い切ることができないという問題があった。
そこで、図9に示すように、トナーカートリッジ101のトナーボトル102の外周部に突起部105を設けて、その突起部105によりトナーボトル102を振動させることでトナー収容部21内に付着したトナーを落とすようにした方式も考えられる。
図中の符号103はトナー補給部、104はトナー案内突起、1021はトナー収容部を示す。
しかしながら、上述したトナーカートリッジ101の構成によると、トナー付着防止を効果的に機能させるために振動を大きくすると、騒音の原因となったり、トナー補給時に排出される(落下する)補給トナー量にばらつきが生じる虞がある。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、トナーカートリッジを振動させることなくトナーカートリッジ内におけるトナーのソフトケーキングを防止して、トナー補給時に補給トナー量にばらつきが生じることなく安定したトナー補給を行うことができ、トナーカートリッジ内のトナーを無駄なく使用することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明に係る画像形成装置の各構成は、次の通りである。
本発明は、トナーを含む現像剤が収容される現像剤収容部と前記現像剤収容部内にトナーを導入するトナー補給口とを備える現像剤収容装置(例えは、トナーホッパーや現像装置)と、トナーを収容するトナー収容部と前記トナー収容部内のトナーの搬送をガイドするトナー搬送ガイド部と前記トナー収容部内のトナーを排出するトナー排出口とを備えた筒状のトナー容器と、トナー容器軸線方向を回転軸方向として前記トナー容器を回転可能に支持するトナー補給部と、を備えて前記トナー容器を回転させることで前記トナー収容部内のトナーを容器外部に排出するトナーカートリッジと、前記トナーカートリッジから前記現像剤収容装置へのトナー補給を制御するトナー補給制御手段と、を備えた画像形成装置において、前記トナー補給制御手段の構成として、前記トナー収容部内のトナー残量が所定量以下(例えば、エアエンド状態)になった時に、前記トナー容器を予め設定された運転条件(例えば、運転時間、回転数)で逆回転させる制御を行う機能を備えることを特徴とするものである。
なお、本発明において、トナー補給を行うときのトナー容器の回転方向を「正回転」とし、これに対して逆方向への回転方向を「逆回転」とするものとする。
また、本発明は、前記トナー容器を逆回転させる制御として、所定の運転条件で連続的に前記トナー容器を逆回転させることが好ましい。
また、本発明は、前記トナー容器を逆回転させる制御として、所定の運転条件で間欠的に前記トナー容器を逆回転させることが好ましい。
また、本発明は、前記トナー容器を逆回転させる制御として、所定の運転条件で前記トナー容器を正回転と逆回転とを交互に行うことが好ましい。
また、本発明は、前記トナー補給制御手段の構成として、前記トナー収容部内のトナー残量が所定量以下になった状態で、プロセスコントロール実施時に、前記トナー容器を逆回転させる制御を行う機能を備えることが好ましい。
また、本発明は、前記トナー補給制御手段の構成として、前記トナー収容部内のトナー残量が所定量以下になった状態で、ウォームアップ時に、前記トナー容器を逆回転させる制御を行う機能を備えることが好ましい。
また、本発明は、前記トナー補給制御手段の構成として、前記トナー収容部内のトナー残量が予め設定された閾値(例えば、5%)になった直後に、前記トナー容器を逆回転させる制御を行う機能を備えることが好ましい。
また、本発明は、前記トナーとして、トナー表面に被服層が形成されたカプセルトナーを用いることが好ましい。
発明の画像形成装置によれば、トナーを含む現像剤が収容される現像剤収容部と前記現像剤収容部内にトナーを導入するトナー補給口とを備える現像剤収容装置と、トナーを収容するトナー収容部と前記トナー収容部内のトナーの搬送をガイドするトナー搬送ガイド部と前記トナー収容部内のトナーを排出するトナー排出口とを備えた筒状のトナー容器と、トナー容器軸線方向を回転軸方向として前記トナー容器を回転可能に支持するトナー補給部と、を備えて、前記トナー容器を回転させることで前記トナー収容部内のトナーを容器外部に排出するトナーカートリッジと、前記トナーカートリッジから前記現像剤収容装置へのトナー補給を制御するトナー補給制御手段と、を備えた画像形成装置において、前記トナー補給制御手段の構成として、前記トナー収容部内のトナー残量が所定量以下になった時に、前記トナー容器を予め設定された運転条件(例えば、運転時間)で逆回転させる制御を行うことで、前記トナー容器が逆の動作になるため、前記トナー収容部の内壁やトナー搬送ガイド部周辺、トナー排出口周辺に付着したトナーに対して前記トナー容器の動作による影響が逆に作用することで、付着したトナーが剥離し易くなる。これにより、トナーカートリッジを振動させることなくトナーカートリッジ内におけるトナーのソフトケーキングを防止して、トナー補給時に補給トナー量にばらつきが生じることなく安定したトナー補給を行うことができ、トナーカートリッジ内のトナーを無駄なく使用することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体の構成を示す説明図である。 前記画像形成装置に搭載されるトナーカートリッジの全体構成を示す斜視図である。 前記トナーカートリッジの構成を示す分解斜視図である。 前記トナーカートリッジのトナー排出側の構成を示す説明図である。 前記トナーカートリッジを構成するトナーボトルのトナーボトル排出口付近の構成を示す説明図である。 前記トナーカートリッジのトナーボトルのトナーボトル排出口周辺の内部構造を示す断面斜視図である。 前記画像形成装置における制御系の構成を示すブロック図である。 前記画像形成装置におけるトナー補給の概要を説明するフローチャートである。 第1実施形態に係るトナーカートリッジに対する従来のトナーカートリッジの比較例を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は発明を実施する形態の一例であって、本発明に係る画像形成装置の全体の構成を示す説明図、図2は前記画像形成装置に搭載されるトナーカートリッジの全体構成を示す斜視図、図3は前記トナーカートリッジの構成を示す分解斜視図、図4は前記トナーカートリッジのトナー排出側の構成を示す説明図、図5は前記トナーカートリッジを構成するトナーボトルのトナーボトル排出口付近の構成を示す説明図、図6は前記トナーカートリッジのトナーボトルのトナーボトル排出口周辺の内部構造を示す断面斜視図である。
第1実施形態は、図1に示すように、トナーカートリッジ1を備えて、トナーカートリッジ1からトナーホッパ13を介して現像装置(現像剤収容装置)47へトナー補給を自動的に行うように制御された画像形成装置100において、画像形成装置100のトナー補給を制御するトナー補給制御手段として、本発明に係る画像形成装置の特徴的なトナー補給制御手段を採用したものである。
まず、画像形成装置100の全体構成について説明する。
第1実施形態に係る画像形成装置100は、図1に示すように、原稿読取部(スキャナ装置)43、画像形成部40、電子写真プロセス部60、シート供給部50を備えている。
原稿読取部43は、画像形成装置100上部に配置され、原稿を読み取り、画像データを作成する。
画像形成部40は、原稿読取部43の下方に設けられ、感光体ドラム44、帯電装置45、露光部46、を備えている。
感光体ドラム44は、略円筒形状の静電潜像担持体であり、回転可能に設置される。感光体ドラム44の表面には、原稿読取部43で作成された画像データ、あるいは通信ネットワーク等を介して外部から伝達された画像データに応じた静電潜像が形成される。
帯電装置45は、感光体ドラム44の表面を所定の電位に均一に帯電させる装置である。帯電装置45としては、接触ローラ型の帯電器、接触ブラシ型の帯電器、或いは非接触チャージャ型の帯電器などが使用できる。
露光部46は、レーザービームスキャナーを備え、帯電装置45によって帯電された感光体ドラム44を画像データに応じて露光することにより、感光体ドラム44の表面に画像データに応じた静電潜像を形成する。
また、感光体ドラム44の周辺には、感光体ドラム44表面に残留するトナーを除去するクリーニング部49を備えている。
電子写真プロセス部60は、現像装置47と、転写部48と、定着部51とを備える。
現像装置47は、静電潜像が形成された感光体ドラム44の表面にトナー(現像剤)を供給し、静電潜像をトナー像に現像する装置である。現像装置47は、トナーと磁性キャリアとを含む現像剤が収容される現像槽47aを備え、現像槽47aには内部にトナーを導入するトナー補給口47bが形成されている。
現像装置47の上方には、トナーが収容されるトナーカートリッジ1とトナーホッパ13を備えたトナー補給装置10が設けられている。現像剤収容装置として機能するトナーホッパ13にはトナーカートリッジ1からトナーが補給されるようになっている。
トナーホッパ13は、トナーが収容されるトナー収容部13aを備え、トナー収容部13aには内部にトナーを導入するトナー補給口13bが形成されている。
トナーカートリッジ1の詳細は後述する。
転写部48は、現像装置47により現像された感光体ドラム44のトナー画像を、シート供給部50から搬送されるシート(記録用紙、記録材)に転写する。
定着部51は、トナー画像が形成されたシートに画像を定着させる。トナー画像が定着した用紙は、排紙トレイ上に排出される。
次に、第1実施形態のトナーカートリッジ1について説明する。
トナーカートリッジ1は、図2,図3に示すように、円筒形状を有するトナーボトル(トナー容器)2と、トナー補給部3とを備えている。
トナーボトル2は、図3に示すように、補給用のトナー(現像剤)を収容する有底筒状のトナー収容部21と、トナー収容部21内のトナーを排出するトナーボトル排出口(トナー排出口)31とを備えている。トナーボトル2は、軸線(中心軸)L1回りに回転駆動されることにより、トナー収容部21内に収容した現像剤を搬送して、トナーボトル排出口31から排出する。
トナー補給部3は、図3に示すように、トナーボトル排出口31周囲を包囲し、トナーボトル排出口31から排出された現像剤を一旦格納する、トナー補給部外壁3a(一時格納部)を有している。トナーボトル排出口31から排出された現像剤は、トナー補給部外壁3aの内部に現像剤が一旦格納される。
第1実施形態では、トナー補給部3は、円筒形状を有し、トナーボトル排出口31を含むトナーボトル2の一部を外周面の全周にわたり包囲するとともに、トナーボトル2を軸線L1回りに回転可能に支持する。トナーボトル2を軸線L1回りに回転させることにより、トナー収容部21(トナーボトル2)内のトナーは、トナーボトル排出口31からトナー補給部3に排出され、トナー補給部3から補給部排出口5を介して、トナーカートリッジ1の外部に排出される。
また、トナー補給部3は、トナーボトル排出口31からトナーの排出量を規制するトナー排出位置規制衝立(排出量規制部)6と、トナー補給部外壁3a内部から補給部排出口5へトナーを搬送するトナー搬送部材9と、トナーをトナーカートリッジ1の外部に排出する補給部排出口5とを有している。
トナー排出位置規制衝立6は、図3,図4に示すように、トナーボトル排出口31を覆う、軸線L1の垂直面と平行に設置される平面部6aを有する。平面部6aには、トナーボトル2が回転され、トナーボトル排出口31がトナーボトル2の設置方向下部(トナーカートリッジ1の下部)に来たときに、トナーボトル2からのトナーをトナー補給部3の一時格納部に通過させる開口(切り欠き)6bが設けられている。
平面部6aに開口6bが設けられたトナー排出位置規制衝立6により、トナーの排出は次のようになる。
トナーボトル2が回転され、図4,図5に示すように、傾斜面32に設けられたトナーボトル排出口31が、トナーボトル2の設置方向下部に来て、開口6bを通過するときには、傾斜面32に設けられたトナーボトル排出口31から重力方向にトナーが排出され易くなる。
トナーは、トナーボトル排出口31から、開口6bを通して、トナー補給部3に排出される。また、トナーボトル2が回転され、傾斜面32に設けられたトナーボトル排出口31が、トナーボトル2の設置方向上部にきたときには、次のようになる。
傾斜面32に設けられたトナーボトル排出口31と、トナー排出位置規制衝立6の軸線L1の垂直面と平行に設置される平面部6aとの隙間から、外気をトナーボトル2内に引き込みやすくなり、多量のトナーをトナーボトル2から排出することが可能となる。
トナーボトル2からトナー補給部3に排出されたトナーは、図6に示すように、トナーボトル2と同期して回転するトナー搬送部材9により補給部排出口5まで搬送され、トナーカートリッジ1の外部に排出される。
なお、トナー搬送部材9は、トナーを攪拌搬送するために、トナー搬送羽根9bを備えている。
よって、トナーボトル2が軸線L1回りに回転し、トナーボトル排出口31が開口6bに対向して通過するとき、トナーボトル2内のトナーが、トナー補給部3に排出されると共に、トナー搬送羽根9bで汲み上げられて、トナー補給部3からトナーボトル2へ逆流するのを防ぐことができる。よって、補給部排出口5からトナーカートリッジ1の外部へ排出されるトナー量が安定化される。
トナーボトル2の内周面には、トナー収容部21の内側へ隆起した複数の凸部であるトナー案内突起(トナー搬送ガイド部)4が設けられている。トナー案内突起4は、トナーボトル2の回転方向に対応して分割された(断続した)螺旋状に形成されている。これにより、トナーボトル2が軸線L1回りに回転することによって、トナー収容部21内のトナーがトナー案内突起4に沿ってト、トナーボトル排出口31側に向かって搬送(案内)される。
また、トナーボトル2の、軸線L1方向におけるトナー搬送方向下流側の端部(先端部)には、駆動連結窪み2aを備える撹拌台座2bが円筒状に突出して設けられている。撹拌台座2bは、図4に示すように、トナー収容部21よりも直径が小さい円筒形状に形成されている。トナーボトル2は、駆動連結窪み2aによって画像形成装置100本体と連結し、画像形成装置100から伝達される回転駆動力を受ける。
トナーボトル2は、図5に示すように、トナーボトル2(トナー収容部21)端部において、傾斜面32のトナーボトル2回転方向上流側の脇に、トナーボトル2内側へ沈降し、傾斜面32のトナーボトル2回転方向上流側の脇に設けられた側面33と傾斜面32の傾斜方向に傾斜した誘導傾斜面34とに囲まれた退避空間(現像剤退避空間)35を有している。ここで、誘導傾斜面34の傾斜角度は、傾斜面32の傾斜角度と同じでも異なっていてもよい。さらに、誘導傾斜面34の法線方向は、トナーボトル2の軸線L1回りの回転方向下流側に傾斜している。
上記のように、第1実施形態のトナーカートリッジ1は、トナーボトル排出口31がトナーボトル2端部の傾斜面32に形成されている。そのため、トナーボトル2内に多量のトナーが入っている場合、トナーボトル2が軸線L1回りに回転されたとき、傾斜面32により、トナーボトル排出口31近傍のトナーが攪拌され、流動しやすくなる。それとともに、傾斜面32に設けられたトナーボトル排出口31から、多量のトナーをトナーボトル2から排出することが可能となる。
なお、トナーボトル2内のトナーが減少すると、トナーボトル2が回転されることにより、トナーボトル2内のトナーが攪拌されやすくなる。そのため、トナーボトル排出口31がトナーボトル2内のトナーにより塞がれる時間が少なくなり、トナーボトル2内に外気を引き込みやすくなる。よって、引き続き多量のトナーを排出することができる。
次に、第1実施形態の特徴的な画像形成装置100の制御系の構成についてブロック図に基づき説明する。
図7は第1実施形態の画像形成装置における制御系の構成を示すブロック図である。
画像形成装置100は、図7に示すように、画像形成動作の累積回数をカウントする作像カウンタ133、感光体ドラム44上に形成される画像の画素数の積算値の検出を行うドットカウント装置135、トナー補給口付近の現像剤の透磁率を検知するトナー補給検知センサ132、電子写真プロセス部60を含むプリンタエンジン部136、現像槽47aにトナーを補給するトナーカートリッジ1を駆動するトナーカートリッジ駆動モータ11と、これらを制御する制御装置30を備えている。
制御装置30は、該ドットカウント値を基にして、当該画像形成にて消費されるトナー量を求め、そのトナー量に応じてトナー補給装置10のトナーカートリッジ1を回転駆動するようにトナーカートリッジ駆動モータ11に対して指示する。そして、制御装置30には、トナー濃度制御手段130と、トナーエンプティー検知手段140とが設けられている。
ここで、画像形成装置100におけるトナー濃度制御手段130及びトナーエンプティー検知手段140について具体的に説明する。
トナー濃度制御手段130には、一般的な手段を使用でき、たとえば、トナー濃度検知センサを用いた制御、パッチ画像濃度に応じた制御、ドットカウントに応じた制御などが挙げられる。これらの中でも、ドットカウントに応じた制御が好ましい。
トナー濃度制御手段130は、主にドットカウント装置135、トナーカートリッジ駆動モータ11と関連付けられている。
さらに、トナー濃度制御手段130は、トナー補給動作の許可時間中のトナーカートリッジ1の動作を制御するトナー補給制御手段131を備えることを特徴としている。
トナー補給制御手段131は、トナーカートリッジ1のトナー収容部21内のトナー残量が所定量以下になった時に、トナーボトル2を予め設定された運転条件で逆回転させる制御を行う機能を備える。
具体的には、第1実施形態では、トナー補給制御手段131は、トナーカートリッジ1のトナー収容部21内のトナー残量が25%を下回った場合に、所定の運転条件で連続的にトナーボトル2を逆回転させるようにトナーカートリッジ駆動モータ11の駆動制御を行う。
第1実施形態では、トナー濃度制御手段130において、トナーカートリッジ1のトナー収容部21内のトナー残量が25%を下回った場合に、トナーエンプティーに近づいた状態、いわゆるトナーニアエンド状態になったと判断される。
トナーエンプティー検知手段140は、主にトナー補給検知センサ132と関連付けられている。そして、トナーエンプティー検知手段140は、現像槽47a内の現像剤のトナー濃度をトナー補給検知センサ132でモニターしておき、トナー濃度制御手段130に対する現像装置47へのトナー補給の指示後においても、トナー補給検知センサ132がトナー補給を検知できなかった時に、トナー補給装置10から現像装置47にトナーが補給されていない、すなわち、トナー補給装置10内にトナーがない(トナーエンプティー)と判断するものである。
ドットカウント装置135は、印刷画像に対応して感光体ドラム44に形成される画像(静電潜像)の画素数の積算値を検出するもので、これから印刷しようとする画像及びこれまでに印刷した画像の画素数の積算値カウント値がドットカウント値として、制御装置30に入力及び記憶される。ドットカウント装置135にて検出される画像の画素数の積算値からは、画像形成のために消費されるトナー量を予測することができる。
このようにして、現像装置47(現像槽47a)内から消費されたトナー量に相当するトナーが、トナー補給装置10から現像装置47(現像槽47a)に補給されるようになっている。
次に、第1実施形態の画像形成装置100における現像装置47へのトナー補給についてフローチャートに沿って説明する。
図8は第1実施形態の画像形成装置におけるトナー補給の概要を説明するフローチャートである。
画像形成装置100における現像装置47へのトナー補給は、図8に示すように、現像装置47の現像槽47a内の現像剤のトナー濃度が低下して所定値よりも下回った時に(ステップS1)、トナー濃度制御手段130からトナー補給装置10に対して現像装置47にトナー補給を行うように指示されて、トナー補給装置10から現像装置47にトナー補給が行われる(ステップS2)。
そして、トナーカートリッジ1内のトナー残量が減ってトナーニアエンド状態になったか否かが判断される(ステップS3)。
ステップS3において、トナーカートリッジ1がトナーニアエンド状態ではないと判断された場合は、トナー補給処理は終了する。
一方、ステップS3において、トナーカートリッジ1がトナーニアエンド状態であると判断された場合は、トナー補給制御手段131により、トナーカートリッジ駆動モータ11を所定時間(または所定回転数)逆回転させる制御が行われる(ステップS4)。
以上のように、トナーカートリッジ1内のトナー残量が少なくなった場合には、トナーカートリッジ駆動モータ11を逆回転させることで、トナー収容部21内におけるトナーのソフトケーキングを解消して、使用可能なトナーを増やすことができる。
次に、第1実施形態の画像形成装置100におけるトナーカートリッジ1がトナーニアエンド状態(または、ニアニアエンド状態)となった以降において、トナー補給制御手段131によるトナーカートリッジ駆動モータ11の逆回転制御について、具体的に実施例1、実施例1、実施例3に基づき説明する。
(実施例1)
実施例1は、画像形成装置100において、トナーカートリッジ駆動モータ11を逆回転させる制御は、プロセスコントロールを実施する時(高濃度プロセスコントロール実施時、または、中間調プロセスコントロール実施時)に実行するものとする。
トナーカートリッジ駆動モータ11を逆回転させる時間は、各プロセスコントロール実施時間と同じ時間実行するものとする。
このように構成することで、トナー収容部21内のトナーのソフトケーキングを効率良く解消することができる。
(実施例2)
実施例2は、画像形成装置100において、トナーカートリッジ駆動モータ11を逆回転させる制御は、画像形成装置100のウォームアップ時に実行するものとする。
トナーカートリッジ駆動モータ11を逆回転させる時間は、装置が稼働可能な状態に復帰するまでの時間実行するものとする。
このように構成することで、画像形成装置100を使用する時は、ソフトケーキングを解消してトナー残量を増やした状態にすることができる。
(実施例3)
実施例3は、画像形成装置100において、トナーカートリッジ駆動モータ11を逆回転させる制御は、トナーカートリッジ1のトナー残量が予め設定された閾値(例えは、5%)になった直後に実行するものとする。
トナーカートリッジ駆動モータ11を逆回転させる時間は、数秒間実行するものとする。
このように構成することで、トナーカートリッジ1内の少ないトナーの搬送に影響を及ぼすことなくソフトケーキングを解消してトナー残量を増やした状態にすることができる。
以上のように構成したので、第1実施形態によれば、トナーを含む現像剤が収容される現像槽47aと現像槽47a内にトナーを導入するトナー補給口47bとを備える現像装置47と、トナーが収容されてトナーの搬送をガイドするトナー案内突起4備えたトナーボトル2と、トナーボトル2の軸線方向を回転軸方向としてトナーボトル2を回転可能に支持するトナー補給部3と、を備えて、トナーボトル2を回転させることでトナー収容部21内のトナーを容器外部に排出するトナーカートリッジ1と、トナーカートリッジ1から現像装置47へのトナー補給を制御するトナー補給制御手段131を備えた画像形成装置100において、トナー補給制御手段131として、トナー収容部21内のトナー残量が所定量以下、例えば、トナーカートリッジ1がトナーニアエンド状態になった時に、トナーボトル2を予め設定された運転条件で逆回転させる制御を行うことで、トナーボトル2が逆の動作になるため、トナー収容部21の内壁やトナー案内突起4周辺、トナーボトル排出口31周辺に付着したトナーに対してトナーボトル2の動作による影響が逆に作用することで、付着したトナーが剥離し易くなる。これにより、トナーカートリッジを振動させることなくトナーカートリッジ内におけるトナーのソフトケーキングを防止して、トナー補給時に補給トナー量にばらつきが生じることなく安定したトナー補給を行うことができ、トナーカートリッジ内のトナーを無駄なく使用することができる。そして、ユーザに対してトナーカートリッジの使用期間を延ばすことができる。
また、上述した実施形態および実施例の画像形成装置100おいて、トナーカートリッジ1のトナー収容部21内のトナー残量が25%を下回った時をトナーニアエンド状態としているが、トナー残量の値はこれに限定されるものではなく、適宜設定されるものである。
また、実施例3におけるトナーカートリッジ1のトナー残量が予め設定された閾値(5%)の値も同様に適宜設定されるものである。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
第2実施形態は、画像形成装置において、トナー補給制御手段131の機能として、トナーカートリッジ1のトナー収容部21内のトナー残量が25%を下回った場合に、所定の運転条件で間欠的にトナーボトル2を逆回転させるようにトナーカートリッジ駆動モータ11の駆動制御を行うようにしたものである。
なお、第2実施形態の画像形成装置におけるトナー補給制御手段131によるトナーカートリッジ駆動モータ11を逆回転させる制御は、第1実施形態における実施例1〜3における駆動制御の態様と同様に行うものとする。
以上のように構成したので、第2実施形態によれば、トナー補給制御手段131により、トナーカートリッジ1のトナー収容部21内のトナー残量が25%を下回った場合に、所定の運転条件で間欠的にトナーボトル2を逆回転させるようにトナーカートリッジ駆動モータ11の駆動制御を行うことで、第1実施形態と同様に、効果的にトナーのソフトケーキングを解消することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
第3実施形態は、画像形成装置において、トナー補給制御手段131の機能として、トナーカートリッジ1のトナー収容部21内のトナー残量が25%を下回った場合に、所定の運転条件でトナーボトル2を正回転と逆回転とを交互に行うようにトナーカートリッジ駆動モータ11の駆動制御を行うようにしたものである。
なお、第3実施形態の画像形成装置におけるトナー補給制御手段131によるトナーカートリッジ駆動モータ11を逆回転させる制御は、第1実施形態における実施例1〜3における駆動制御の態様と同様に行うものとする。
以上のように構成したので、第3実施形態によれば、トナー補給制御手段131により、トナーカートリッジ1のトナー収容部21内のトナー残量が25%を下回った場合に、所定の運転条件でトナーボトル2を正回転と逆回転とで交互に回転するようにトナーカートリッジ駆動モータ11の駆動制御を行うことで、第1実施形態と同様に、効果的にトナーのソフトケーキングを解消することができる。
なお、上述した実施形態および実施例の画像形成装置100に使用するトナーは、従来から用いられる混練粉砕法によるトナーを用いるものであってもよい。なお、使用するトナーは、前記トナーに換えてトナー母粒子表面に樹脂層を形成した、いわゆるカプセルトナーを採用してもよい。
カプセルトナーによれば、球形状を有しているので搬送し易く、ソフトケーキングに対して効果的に解消することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態及び実施例に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、上述した実施形態において開示された各技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 トナーカートリッジ
2 トナーボトル(トナー容器)
3 トナー補給部
4 トナー案内突起(トナー搬送ガイド部)
10 トナー補給装置
11 トナーカートリッジ駆動モータ
13 トナーホッパ(現像剤収容装置)
13a トナー収容部
13b トナー補給口
21 トナー収容部
30 制御装置
31 トナーボトル排出口(トナー排出口)
47 現像装置(現像剤収容装置)
47a 現像槽(現像剤収容部)
47b トナー補給口
100 画像形成装置
130 トナー濃度制御手段
131 トナー補給制御手段
132 トナー補給検知センサ
140 トナーエンプティー検知手段

Claims (8)

  1. トナーを含む現像剤が収容される現像剤収容部と前記現像剤収容部内にトナーを導入するトナー補給口とを備える現像剤収容装置と、トナーを収容するトナー収容部と前記トナー収容部内のトナーの搬送をガイドするトナー搬送ガイド部と前記トナー収容部内のトナーを排出するトナー排出口とを備えた筒状のトナー容器と、トナー容器軸線方向を回転軸方向として前記トナー容器を回転可能に支持するトナー補給部と、を備えて、前記トナー容器を回転させることで前記トナー収容部内のトナーを容器外部に排出するトナーカートリッジと、前記トナーカートリッジから前記現像剤収容装置へのトナー補給を制御するトナー補給制御手段と、を備えた画像形成装置において、
    前記トナー補給制御手段は、前記トナー収容部内のトナー残量が所定量以下になった時に、前記トナー容器を予め設定された運転条件で逆回転させる制御を行う機能を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記トナー容器を逆回転させる制御は、所定の運転条件で連続的に前記トナー容器を逆回転させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記トナー容器を逆回転させる制御は、所定の運転条件で間欠的に前記トナー容器を逆回転させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記トナー容器を逆回転させる制御は、所定の運転条件で前記トナー容器を正回転と逆回転とを交互に行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記トナー補給制御手段は、前記トナー収容部内のトナー残量が所定量以下になった状態で、プロセスコントロール実施時に、前記トナー容器を逆回転させる制御を行う機能を備えることを特徴とする請求項1から4のうちの何れか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記トナー補給制御手段は、前記トナー収容部内のトナー残量が所定量以下になった状態で、ウォームアップ時に、前記トナー容器を逆回転させる制御を行う機能を備えることを特徴とする請求項1から4のうちの何れか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記トナー補給制御手段は、前記トナー収容部内のトナー残量が予め設定された閾値になった直後に、前記トナー容器を逆回転させる制御を行う機能を備えることを特徴とする請求項1から4のうちの何れか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記トナーとして、トナー表面に被服層が形成されたカプセルトナーを用いることを特徴とする請求項1から7のうちの何れか一項に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018063361A (ja) * 2016-10-13 2018-04-19 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
US11353807B2 (en) 2019-09-20 2022-06-07 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Toner cartridge movable to detachment direction by reverse rotation of coupler

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