JP2011133647A - 光学用成形品 - Google Patents

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Abstract

【構成】ポリカーボネート樹脂を必須成分として含有する樹脂組成物を成形してなる光学用成形品であって、前記樹脂組成物を射出成形して得られる長さ168mmの試験片を用いて光線透過率を測定したとき、(1)波長380〜780nmの領域における積算光線透過率が30000%以上であり、かつ(2)波長400nmでの光線透過率が50%以上、であることを特徴とする光学用成形品。
【効果】本発明の光学用成形品は、輝度、光線透過率、機械的性質および耐熱性に優れており、とりわけ薄型(厚さ0.3mm程度)の成形品、例えば導光板の用途、あるいは比較的厚みのあるLED照明用レンズの用途に好適に使用できる。
【選択図】 なし

Description

本発明は、ポリカーボネート樹脂製の光学用成形品に関する。更に詳しくは、色相ならびに輝度の良好な、導光板、面発光体、銘板、レンズ等の光学用成形品に関する。
液晶表示装置には、薄型化、軽量化、省電力化、高輝度・高精細化の要求に対処するために面状光源装置が組み込まれている。この面状光源装置には、一面が一様な傾斜の傾斜面を有する楔型断面の導光板が備えられている。また、高輝度を得るために上記の傾斜面にプリズム形状の凹凸パターンを形成して光散乱機能を付与する提案もなされている(特許文献1)。
導光板は、一般に熱可塑性樹脂の射出成形によって得られ、上記の凹凸パターンは、金型表面に形成された凹凸パターンの転写によって付与される。従来、導光板はポリメチルメタクリレート(PMMA)等の材料から成形されてきた。しかし、パーソナルコンピュータ、携帯電話、PDA等の機器内部で発生する熱が大きくなる傾向にあり、また機器の軽薄短小化に対応するために、使用される熱可塑性樹脂には耐熱性が高く、かつ機械的強度も高い樹脂が求められており、PMMAからポリカーボネート樹脂に置き換えられつつある。
ポリカーボネート樹脂は、PMMAと比較して、機械的性質、熱的性質、電気的性質には優れるが、光線透過率の面ではやや劣る。従って、ポリカーボネート樹脂製導光板を使用した面状光源装置の場合には、PMMAと比べて輝度が低下するという問題があった。
本発明は、ポリカーボネート樹脂本来の特性、すなわち耐熱性、機械的強度等を損なうことなく、色相ならびに輝度の良好なポリカーボネート樹脂製の光学用成形品を提供するものである。
本発明者らは、かかる課題を解決するために鋭意検討を行った結果、ポリカーボネート樹脂を必須成分として含有する樹脂組成物を成形して得られた長さ168mmの試験片を用いて光線透過率を測定することで、光学用成形品に必要とされる色相および輝度を効果的に評価できることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、ポリカーボネート樹脂を必須成分として含有する樹脂組成物を成形してなる光学用成形品であって、前記樹脂組成物を射出成形して得られる長さ168mmの試験片を用いて光線透過率を測定したとき、
(1)波長380〜780nmの領域における積算光線透過率が30000以上であり、かつ
(2)波長400nmでの光線透過率が50%以上、
であることを特徴とする光学用成形品を提供するものである。
本発明の光学用成形品は、輝度、光線透過率、機械的性質および耐熱性に優れており、とりわけ薄型(厚さ0.3mm程度)の成形品、例えば導光板の用途、あるいは比較的厚みのあるLED照明用レンズの用途に好適に使用できる。
本発明にて使用されるポリカーボネート樹脂は、種々のジヒドロキシジアリール化合物とホスゲンとを反応させるホスゲン法、又はジヒドロキシジアリール化合物とジフェニルカーボネートなどの炭酸エステルとを反応させるエステル交換法によって得られる重合体であり、代表的なものとしては、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフェノールA)から製造されたポリカーボネート樹脂が挙げられる。
上記ジヒドロキシジアリール化合物としては、ビスフェノールAの他に、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)オクタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)フェニルメタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル−3−メチルフェニル)プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ−3−第三ブチルフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−ブロモフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3、5−ジブロモフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロフェニル)プロパンのようなビス(ヒドロキシアリール)アルカン類、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロペンタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサンのようなビス(ヒドロキシアリール)シクロアルカン類、4,4′−ジヒドロキシジフェニルエーテル、4,4′−ジヒドロキシ−3,3′−ジメチルジフェニルエーテルのようなジヒドロキシジアリールエーテル類、4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルフィドのようなジヒドロキシジアリールスルフィド類、4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホキシド、4,4′−ジヒドロキシ−3,3′−ジメチルジフェニルスルホキシドのようなジヒドロキシジアリールスルホキシド類、4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4,4′−ジヒドロキシ−3,3′−ジメチルジフェニルスルホンのようなジヒドロキシジアリールスルホン類等が挙げられる。
これらは、単独又は2種類以上混合して使用される。これらの他に、ピペラジン、ジピペリジルハイドロキノン、レゾルシン、4,4′−ジヒドロキシジフェニル等を混合して使用してもよい。
さらに、上記のジヒドロキシアリール化合物と以下に示すような3価以上のフェノール化合物を混合使用してもよい。
3価以上のフェノールとしてはフロログルシン、4,6−ジメチル−2,4,6−トリ−(4−ヒドロキシフェニル)−ヘプテン、2,4,6−ジメチル−2,4,6−トリ−(4−ヒドロキシフェニル)−ヘプタン、1,3,5−トリ−(4−ヒドロキシフェニル)−ベンゾール、1,1,1−トリ−(4−ヒドロキシフェニル)−エタン及び2,2−ビス−[4,4−(4,4′−ジヒドロキシジフェニル)−シクロヘキシル]−プロパンなどが挙げられる。
ポリカーボネート樹脂の粘度平均分子量は、通常10000〜100000、好ましくは12000〜25000、さらに好ましくは12000〜18000である。かかるポリカーボネート樹脂を製造するに際し、分子量調節剤、触媒等を必要に応じて使用することができる。
本発明の光学用成形品においては、特定の光学性能を具備することを要件とする。すなわち、ポリカーボネート樹脂を必須成分として含有する樹脂組成物を射出成形して得られる長さ168mmの試験片を用いて光線透過率を測定したとき、
(1)波長380〜780nmの領域における積算光線透過率が30000以上であり、かつ
(2)波長400nmでの光線透過率が50%以上、
であることを要件とする。
前記の波長380〜780nmの領域における積算光線透過率が30000未満の場合には、各種光源から照射された光が各波長で吸収される割合が多いため、光学用成形品として組立てた際、透過率および輝度などの光学性能が劣り、好ましくない。好ましくは、31000以上である。
また、波長400nmでの光線透過率が50%未満の場合には、特にLED光源など400nm近傍に大きなエネルギーを持つ光源の光が十分透過しないため、光学用成形品として組立てた際、透過率および輝度などの光学性能が劣り、好ましくない。好ましくは、55%以上である。
積算透過率および光線透過率は、日立分光光度計U−4100に長光路測定付属装置を設置し、光源として50Wハロゲンランプを用いて、光源前マスク 5.6mm×2.8mm、試料前マスク6.0mm×2.8mmを使用した状態で1nm毎の分光透過率を測定することにより求めた。また、積算透過率および光線透過率の測定における長さ168mmの試験片は、樹脂組成物のペレットを120℃で4時間乾燥した後に、射出成形機(日本製鋼所製J−100SAII)を用いて成形温度280℃、金型温度100℃でJIS K7139に定める多目的試験片A型(長さ168mm×厚さ4mm)を作成した後に、端面を切削し、切削端面をメガロテクニカ製樹脂板端面鏡面機PB−500にて鏡面加工することにより得た。
前記の光学性能を有するポリカーボネート樹脂を必須成分として含有する樹脂組成物を得るためには、例えばポリカーボネート樹脂中の不純物を極量減らすべく異物の少ない原材料を用いることや異物を生産工程で濾過などの手段を用いて除去したり、重合条件、回収条件を制御することで行うことができる。また、それに加えてポリスチレンなどの負の複屈折を有する他の透明樹脂を配合する方法、熱劣化を防止して透明性を確保するために熱安定剤を配合する方法、あるいはこれらの組合せが適宜、採用できる。
前記ポリスチレンの重量平均分子量は、1000〜18000が好ましく、さらに好ましくは、2000〜4000である。重量平均分子量が1000未満の場合には光線透過率に劣る場合があり、また重量平均分子量が18000を超える場合は光線透過率および曇化率に劣る場合がある。より
前記ポリスチレンの組成比は、ポリカーボネート樹脂に基づいて0.1〜1重量%が好ましく、さらに好ましくは0.1〜0.5重量%である。ポリスチレンの組成比が0.1重量%未満であると光線透過率および輝度の向上が期待できない場合があり、また当該組成比が1重量%をこえると光線透過率が低下し、曇価率が増加する場合がある。
前記熱安定剤としては、リン系酸化防止剤が好ましく使用できる。なかでも、下記一般式1、2および3で表わされる化合物のうち1種またはそれ以上からなるものが好適に使用できる。
一般式1
Figure 2011133647
(一般式1において、R1〜4は炭素数1〜20のアルキル基、またはアルキル基で
置換されてもよいアリール基を示す。)
一般式2
Figure 2011133647
(一般式2において、R5、R6は炭素数1〜20のアルキル基、またはアルキル基で置換されてもよいアリール基を、a、bは整数0〜3を示す。)
一般式3
Figure 2011133647
(一般式3において、R7は炭素数1〜20のアルキル基、またはアルキル基で置換されてもよいアリール基を、cは0〜3の整数を示す。)
さらに、熱安定剤として前記リン系酸化防止剤にフェノール系酸化防止剤を併用して使用してもよい。フェノール系酸化防止剤としては、下記一般式4の化合物が好適に使用できる。
一般式4
Figure 2011133647
(一般式4において、R8は炭素数1〜20のアルキル基、またはアルキル基で置換されてもよいアリール基を示す。)
リン系酸化防止剤の配合量またはこれとフェノール系酸化防止剤を併用する場合の合計の配合量は、ポリカーボネート樹脂またはポリスチレンを併用する場合にあっては両樹脂成分の100重量部あたり、0.02〜0.2重量部が好ましい。配合量が0.02重量部未満では、熱安定性が劣る場合があり、また、0.2重量部を超えると光線透過率が下がり、曇価率が上がる場合がある。配合量は、0.04〜1重量部が好適で、さらに好ましくは0.05〜0.2重量部である。この範囲では、光線透過率が低下せず、優れた熱安定性を示す。
さらに、本発明の効果を損なわない範囲で、各種の熱安定剤、酸化防止剤、着色剤、離型剤、軟化材、帯電防止剤等の添加剤、衝撃性改良材、他のポリマーを配合してもよい。
前記の各種配合成分の混合方法には、特に制限はなく、公知の混合機、例えばタンブラー、リボンブレンダー等による混合や押出機による溶融混練が挙げられる。
本発明の光学成形品を得る方法には、特に制限はなく、公知の射出成形法、圧縮成形法等を用いることができる。
以下に本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はそれら実施例に制限されるものではない。尚、「部」、「%」はそれぞれ重量基準に基づく。
(実施例1)
ビスフェノールAと塩化カルボニルから合成された粘度平均分子量が15000のポリカーボネート樹脂(住友ダウ社製SD1080、以下「PC1」と略記する。)99部、重量平均分子量が2800のポリスチレン(BASF社製JONCRYL ADF−1300、以下「PS1」と略記する。)1部およびリン系酸化防止剤としてクラリアントジャパン社製P−EPQ(以下「P系AO1」と略記する。)0.1部をタンブラーにて混合し、40mm径の単軸押出機(田辺プラスチック社製)を用いて、シリンダー温度220℃にて溶融混練し、ペレットを得た。
得られたペレットを用いて各種評価用試験片を作成し、評価に供した。結果を表1に示した。尚、それぞれの評価方法は以下のとおり。
(積算透過率、光線透過率および輝度測定用試験片の作成方法)
得られたペレットを120℃で4時間乾燥した後に、射出成形機(日本製鋼所製J−100SAII)を用いて成形温度280℃、金型温度100℃でJIS K7139多目的試験片A型(長さ168mm×厚さ4mm)を作成した。端面を切削し、切削端面についてはメガロテクニカ製樹脂板端面鏡面機PB−500を用いて鏡面加工した。
(積算透過率および光線透過率の評価方法)
積算透過率および光線透過率は、日立分光光度計U−4100に長光路測定付属装置を設置し、光源として50Wハロゲンランプを用いて、光源前マスク5.6mm×2.8mm、試料前マスク6.0mm×2.8mmを使用した状態で1nm毎の分光透過率を測定することにより求めた。波長380〜780nmの領域における積算光線透過率が30000以上であり、かつ、波長400nmでの光線透過率が50%以上を合格とした。
(輝度の評価方法)
輝度評価は、前述の多目的試験片の端面にLEDランプを接触させ、LEDランプから418mm(168mm試験片 反LED端面から250mm)の位置にトプコン 輝度計BM−7を設置して輝度を測定した。光源としては、NTT N211is携帯電話のLEDランプ3灯中2灯を用いて行った。なお、多目的試験片内を通過する光が外部に漏れないよう、住友ダウ社製光反射性ポリカーボネート SDポリカLR8031Vを用いて試験片カバーを作成し、設置した。
LEDを点灯した状態で測定した輝度が13000cd/m2以上を合格とした。
(実施例2)
使用するポリカーボネート樹脂を、ビスフェノールAと塩化カルボニルから合成された、粘度平均分子量が13000のポリカーボネート樹脂(住友ダウ社製SD2000W、以下「PC2」と略記する。)に変更する以外は、全て実施例1と同じ操作を行い、ペレットを作成した。同様に、試験片を作成し評価を行った。結果を表1に示す。
(実施例3)
使用するリン系酸化防止剤を、アデカ社製アデカスタブPEP−36(以下「P系AO2」と略記する。)に変更する以外は、全て実施例1と同じ操作を行い、ペレットを作成した。同様に、試験片を作成し評価を行った。結果を表1に示す。
(実施例4)
使用するリン系酸化防止剤を、住友化学社製P−168(以下「P系AO3」と略記する。)に変更する以外は、全て実施例1と同じ操作を行い、ペレットを作成した。同様に、試験片を作成し評価を行った。結果を表1に示す。
(比較例1)
ポリカーボネート樹脂として、PC1を使用し、40mm径の単軸押出機(田辺プラスチック社製)を用いて、シリンダー温度220℃にて溶融混練し、ペレットを得た。以下、実施例1と同様にして試験片を作成し評価を行った。結果を表2に示す。
(比較例2)
使用するポリスチレン(PS1)の配合量を5部(それにより、PC1の配合量は95部)に変更する以外は、全て実施例1と同じ操作を行い、ペレットを作成した。同様に、試験片を作成し評価を行った。結果を表2に示す。
(比較例3)
使用するポリスチレンを、重量平均分子量が800のAldrich社製ポリスチレン(以下「PS2」と略記する。)に変更する以外は、全て実施例1と同じ操作を行い、ペレットを作成した。同様に、試験片を作成し評価を行った。結果を表2に示す。
(比較例4)
使用するポリスチレンを、重量平均分子量が20000のAldrich社製ポリスチレン(以下「PS3」と略記する。)に変更する以外は、全て実施例1と同じ操作を行い、ペレットを作成した。同様に、試験片を作成し評価を行った。結果を表2に示す。







Figure 2011133647
判定: 合格(○)、不合格(×)




























Figure 2011133647
判定: 合格(○)、不合格(×)
実施例1〜4に示すように、波長380〜780nmの領域における積算光線透過率および波長400nmでの光線透過率が本発明の要件を満たす場合には、優れた輝度を示した。
一方、比較例1〜4に示すように、波長380〜780nmの領域における積算光線透過率および波長400nmでの光線透過率が本発明の要件を満たさない場合には、輝度および光線透過率に劣っていた。

Claims (3)

  1. ポリカーボネート樹脂を必須成分として含有する樹脂組成物を成形してなる光学用成形品であって、前記樹脂組成物を射出成形して得られる長さ168mmの試験片を用いて光線透過率を測定したとき、
    (1)波長380〜780nmの領域における積算光線透過率が30000以上であり、かつ
    (2)波長400nmでの光線透過率が50%以上、
    であることを特徴とする光学用成形品。
  2. 前記積算光線透過率が31000以上であることを特徴とする請求項1に記載の光学用成形品。
  3. 前記光学用成形品が、導光板、面発光体、銘板、レンズから選択される成形品であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光学用成形品。
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