JP2011133063A - ホース - Google Patents

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JP2011133063A
JP2011133063A JP2009294188A JP2009294188A JP2011133063A JP 2011133063 A JP2011133063 A JP 2011133063A JP 2009294188 A JP2009294188 A JP 2009294188A JP 2009294188 A JP2009294188 A JP 2009294188A JP 2011133063 A JP2011133063 A JP 2011133063A
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Yugo Nagase
友吾 長瀬
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Abstract

【課題】接続金具の取付強度を低下させることなく、ホース性能を向上することができるホースを提供する。
【解決手段】内面ゴム層と外面ゴム層との間に、金属ワイヤ又は有機繊維からなるコードを編み組みしてなる補強層を、中間ゴム層を介して複数積層したホースにおいて、前記複数の補強層のうち最外側の補強層を、互いに逆回りになるように螺旋状に巻き付けた2組の前記コードを、一方の組のコードのそれぞれが、他方の組のコードのそれぞれと2つおきに上下に重なるように編み組みした編組から構成すると共に、該最外側の補強層よりも内側の補強層を、互いに逆回りになるように巻き付けた2組の前記コードを、一方の組のコードのそれぞれが他方の組のコードのそれぞれと3つおきに上下に重なるように編み組みした編組から構成する。
【選択図】図1

Description

本発明はホースに関し、更に詳しくは、接続金具の取付強度を低下させることなく、ホース性能を向上することができるホースに関する。
従来から、建設機械の油圧ホースなどに用いられる耐圧性のゴムホースとして、内面ゴム層と外面ゴム層との間に、中間ゴム層を介して複数の補強層を積層した構造のホースが用いられている。この補強層には、スチールワイヤや有機繊維からなるコードをブレード状に編み込んだ編組が用いられるが、例えば特許文献1に示すように、その編組のほとんどは、互いに逆回りになるように螺旋状に巻き付けた2組のコードを、一方の組のコードのそれぞれが、他方の組のコードのそれぞれと2つおきに上下に重なるように編み組みした構造、いわゆる2-over-2 構造を有していた。
しかし近年では、編組機の性能の向上により、2組のコードを、従来のように2つおきではなく、3つおきに上下に重なるように編み組みした構造、いわゆる3-over-3 構造の編組が用いられるようになってきている。この3-over-3 構造の編組を補強層に用いたホースは、従来のホースに比べて、耐久性、耐ピンホール性及び柔軟性などのホース性能に優れることが知られている。しかし、3-over-3 構造の編組は、2-over-2 構造の編組よりも表面が平坦になるため、補強層をかしめるようにしてホース端部に取り付ける接続金具の取付強度が低くなるという問題があった。
特開平6−159559号公報
本発明の目的は、接続金具の取付強度を低下させることなく、ホース性能を向上することができるホースを提供することにある。
上記の目的を達成する本発明のホースは、内面ゴム層と外面ゴム層との間に、金属ワイヤ又は有機繊維からなるコードを編み組みしてなる補強層を、中間ゴム層を介して複数積層したホースにおいて、前記複数の補強層のうち最外側の補強層を、互いに逆回りになるように螺旋状に巻き付けた2組の前記コードを、一方の組のコードのそれぞれが、他方の組のコードのそれぞれと2つおきに上下に重なるように編み組みした編組から構成すると共に、該最外側の補強層よりも内側の補強層を、互いに逆回りになるように巻き付けた2組の前記コードを、一方の組のコードのそれぞれが他方の組のコードのそれぞれと3つおきに上下に重なるように編み組みした編組から構成したことを特徴とするものである。
本発明のホースによれば、最外側の補強層をいわゆる2-over-2 構造の編組から構成するようにしたので、最外側の補強層をかしめるようにして取り付ける接続金具の引き抜き抵抗を大きくすることができるため、取付強度が低下することはない。また、その最外側の補強層よりも内側の補強層をいわゆる3-over-3 構造の編組から構成するようにしたので、耐久性、耐ピンホール性及び柔軟性などのホース性能を向上することができる。
本発明の実施形態からなるホースの構造を示す一部切欠した斜視図である。 いわゆる2-over-2 構造の編組の構造を示す平面図である。 いわゆる3-over-3 構造の編組の構造を示す平面図である。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態からなるホースを示す。
このホースは、内面ゴム層1と外面ゴム層2との間に、2つの補強層3、4を中間ゴム層5を介して積層したものである。2つの補強層3、4は、金属ワイヤ又は有機繊維からなるコードを編み組みした編組から構成されている。金属ワイヤとしてはスチールワイヤが、有機繊維としては芳香族ポリアミド繊維が、ぞれぞれ望ましく用いられる。
このようなホースにおいて、外側の補強層3の編組はいわゆる2-over-2 構造となっている一方で、内側の補強層4の編組はいわゆる3-over-3 構造となっている。
2-over-2 構造の編組7とは、図2に示すように、互いに逆回りになるよう螺旋状に巻き付けられた2組のコードのうち、一方の組のコード6aが、他方の組のコード6bと2つおきに上下に重なるように編み組みしたものである。
また、3-over-3 構造の編組8とは、図3に示すように、互いに逆回りになるよう螺旋状に巻き付けられた2組のコードのうち、一方の組のコード6aのそれぞれが、他方の組のコード6bのそれぞれと3つおきに上下に重なるように編み組みしたものである。
このように、外側の補強層3を、2-over-2 構造の編組7から構成するようにしたことにより、2-over-2 構造の編組7は表面の凹凸が比較的大きいため、外側の補強層3をかしめるようにして取り付ける接続金具の引き抜き抵抗が大きくなるので、その取付強度が低下することはない。また、内側の補強層4を、耐久性、耐ピンホール性及び柔軟性などに優れる3-over-3 構造の編組8から構成するようにしたので、ホース性能を向上することができる。
なお、ホースの耐久性及び耐ピンホール性とは、JIS K 6330−8:1998に規定する衝撃圧力試験により評価される性能である。また、ホースの柔軟性とは、JIS K 6330−9:1998に規定する曲げ力試験により評価される性能である。
接続金具の取付強度は、JIS K 6330−2:1998に規定する耐圧性試験により評価することができる。
上記の実施形態においては、ホースの補強層が2つの場合を例示したが、補強層は3層以上でもよく、その場合には最外側の補強層を2-over-2 構造の編組から構成する一方で、その最外側の補強層よりも内側に位置する全ての補強層を3-over-3 構造の編組から構成する。
本発明のホースの用途は特に限定するものではないが、パワーシャベルやブルドーザーなどの建設機械の動力伝達に用いられる油圧ホースに好適に用いることができる。
1 内面ゴム層
2 外面ゴム層
3 外側補強層
4 内側補強層
5 中間ゴム層
6a、6b コード
7 2-over-2 構造の編組
8 3-over-3 構造の編組

Claims (4)

  1. 内面ゴム層と外面ゴム層との間に、金属ワイヤ又は有機繊維からなるコードを編み組みしてなる補強層を、中間ゴム層を介して複数積層したホースにおいて、
    前記複数の補強層のうち最外側の補強層を、互いに逆回りになるように螺旋状に巻き付けた2組の前記コードを、一方の組のコードのそれぞれが、他方の組のコードのそれぞれと2つおきに上下に重なるように編み組みした編組から構成すると共に、該最外側の補強層よりも内側の補強層を、互いに逆回りになるように巻き付けた2組の前記コードを、一方の組のコードのそれぞれが他方の組のコードのそれぞれと3つおきに上下に重なるように編み組みした編組から構成したホース。
  2. 前記金属ワイヤがスチールワイヤである請求項1に記載のホース。
  3. 前記有機繊維が芳香族ポリアミド繊維である請求項1に記載のホース。
  4. 建設機械用の油圧ホースである請求項1〜3のいずれかに記載のホース。
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