JP2007517142A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. 直径ｄ₁のＬ本（Ｌ＝１〜４）のワイヤからなる内側層Ｃ１を有し、該内側層Ｃ１が、ピッチｐ₂で螺旋状に一体巻回された直径ｄ₂のＭ本（Ｍ＝３〜１２）の中間層Ｃ２により包囲され、該中間層Ｃ２が、ピッチｐ₃で螺旋状に一体巻回された直径ｄ₃のＮ本（Ｎ＝８〜２０）の外側層Ｃ３により包囲されているＬ＋Ｍ＋Ｎ構造の３層金属ケーブルにおいて、少なくとも１つのジエンエラストマーをベースとする架橋性ゴム配合物または架橋ゴム配合物で形成されたシースが、少なくとも前記中間層Ｃ２を覆っていることを特徴とするケーブル。
2. 前記ジエンエラストマーは、天然ゴム、合成ポリイソプレン、およびこれらのエラストマーの配合物からなる群から選択されることを特徴とする請求項１記載のケーブル。
3. 前記外側層Ｃ３は飽和層であることを特徴とする請求項１記載のケーブル。
4. 前記ゴムシースは更に内側層Ｃ１を覆っていることを特徴とする請求項１記載のケーブル。
5. 前記中間層Ｃ２が６本または７本（Ｍ＝６または７）のワイヤからなることを特徴とする請求項１記載のケーブル。
6. 下記特徴（ｄ₁、ｄ₂、ｄ₃、ｐ₂およびｐ₃の単位はｍｍ）、すなわち、
   （ｉ）０．１０＜ｄ₁＜０．２８
   （ii）０．１０＜ｄ₂＜０．２５
   （iii）０．１０＜ｄ₃＜０．２５
   （iv）Ｍ＝６またはＭ＝７
   （ｖ）５π（ｄ₁＋ｄ₂）＜ｐ₂≦ｐ₃＜５π（ｄ₁＋ｄ₂＋ｄ₃）
   （vi）前記層Ｃ２、Ｃ３のワイヤは同じ捩り方向に巻回されていること
   を有することを特徴とする請求項５記載のケーブル。
7. 下記関係、すなわち、
   Ｍ＝６の場合、１．１０＜（ｄ₁／ｄ₂）＜１．４０
   Ｍ＝７の場合、１．４０＜（ｄ₁／ｄ₂）＜１．７０
   を満たすことを特徴とする請求項６記載のケーブル。
8. ｐ₂＝ｐ₃であることを特徴とする請求項６記載のケーブル。
9. １＋Ｍ＋Ｎ構造を有しかつ内側層Ｃ１が単一ワイヤにより形成されていることを特徴とする請求項１記載のケーブル。
10. １＋６＋１２構造であることを特徴とする請求項９記載のケーブル。
11. 下記関係、すなわち、
    ０．１８＜ｄ₁＜０．２４
    ０．１６＜ｄ₂≦ｄ₃＜０．１９
    ５＜ｐ₂≦ｐ₃＜１２
    を有することを特徴とする請求項５記載のケーブル。
12. 下記関係、すなわち、
    ０．１８＜ｄ₁＜０．２４
    ０．１６＜ｄ₂≦ｄ₃＜０．１９
    ２０＜ｐ₂≦ｐ₃＜３０
    を有することを特徴とする請求項５記載のケーブル。