JP2011129573A - コイル - Google Patents

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Abstract

【課題】製造しやすくするとともに放熱性を向上させることができるコイルを提供する。
【解決手段】第1の巻線部材21および第2の巻線部材22は、各々、金属帯板よりなり、コアを1ターンし、一端が端子部となっている。連結部材23は、第1の巻線部材21の他端と第2の巻線部材22の他端とを電気的に接続している。第1の巻線部材21は、第1の巻線部材21の他端における表裏面が第2の巻線部材22の表裏面と対向しない位置に配置されている。第2の巻線部材22は、第2の巻線部材22の他端における表裏面が第1の巻線部材21の表裏面と対向しない位置に配置されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、コイルに関するものである。
特許文献1において、電源装置のチョークコイルやトランスのコイル構造が開示されており、図7に示すように、必要なループを有する導電性のコイル構成部材100を、複数枚重ねて、少なくとも一つのコイルループの巻線部材101を形成している。コイル構成部材100は、断面が四角形の金属板であり、重ね合わせた状態で少なくとも端部が電気的に一体に接続された一つのコイルループを形成している。図7の場合、第1の巻線部材110は約一周分を有し、第1の巻線部材110の端部に螺旋の中心軸に対して平行な方向に立ち上がる導電性の中継金属部材115が接続されている。中継金属部材115の先端には、さらに第2の巻線部材120の一端が連結されている。第2の巻線部材120は約一周分を有し、第2の巻線部材120の端部に螺旋の中心軸に対して平行な方向に立ち上がる導電性の中継金属部材125が接続されている。中継金属部材125の先端には、さらに第3の巻線部材130の一端が連結されている。第3の巻線部材130は約一周分を有している。これによりターン数が「3」のコイルが構成されている。
実用新案登録第3089948号公報
大電流を流すコイルの巻線の損失を低減のため、またコイルのコア高さを低くするために金属帯板(平角線)を使用している。また、ターン数を極力少なめにしており、一般的に2〜5ターン程度のターン数を設けている。その場合、2層〜5層の巻線構造となる。
ここで、巻線部材として金属帯板を用い、約一周分の巻線部材をコアの軸方向に積層して配置するとともに約一周分の巻線部材の端部同士を中継金属部材で接続すると、最も外側の巻線部材の面でしか放熱面を確保できず放熱性が悪くなってしまう。
また、図7の第2の巻線部材120における中継金属部材115と接続される部分の上方向に第3の巻線部材130があるとともに第2の巻線部材120における中継金属部材125と接続される部分の下方向に第1の巻線部材110があるため、製造しにくい構成となっている。
本発明は、このような背景の下になされたものであり、その目的は、製造しやすくするとともに放熱性を向上させることができるコイルを提供することにある。
請求項1に記載の発明では、金属帯板よりなり、コアを1ターンし、一端が端子部となっている第1の巻線部材と、金属帯板よりなり、前記コアを1ターンし、一端が端子部となっている第2の巻線部材と、前記第1の巻線部材の他端と前記第2の巻線部材の他端とを電気的に接続する連結部材と、を備え、前記第1の巻線部材は、前記第1の巻線部材の他端における表裏面が前記第2の巻線部材の表裏面と対向しない位置に配置され、前記第2の巻線部材は、前記第2の巻線部材の他端における表裏面が前記第1の巻線部材の表裏面と対向しない位置に配置されることを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、第1の巻線部材において、連結部材と電気的に接続される他端における表裏面が第2の巻線部材の表裏面と対向しない位置に配置されている。また、第2の巻線部材において、連結部材と電気的に接続される他端における表裏面が第1の巻線部材の表裏面と対向しない位置に配置されている。従って、第1の巻線部材および第2の巻線部材と連結部材を接続する際に、第1の巻線部材と第2の巻線部材とを配置した後に連結部材と接続可能となり、そのため製造しやすくなる。また、第1の巻線部材によりコアを1ターンするとともに第2の巻線部材によりコアを1ターンするが、第1の巻線部材と第2の巻線部材を積層しておらず、第1の巻線部材と第2の巻線部材の放熱性を向上させることができる。
なお、本発明における「対向する位置に配置される」とは、互いに平行かつ対向する位置に配置されることをいう。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のコイルにおいて、金属帯板よりなる前記第1の巻線部材および前記第2の巻線部材は、表裏面のうちの少なくとも一方の面が放熱部材と熱的に結合していることを要旨とする。
請求項2に記載の発明によれば、第1の巻線部材および第2の巻線部材から熱を放熱部材に放熱でき、より放熱性に優れている。
請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載のコイルにおいて、前記第1の巻線部材の端子部と前記第2の巻線部材の端子部とは、前記コアを1ターンする配線材にて電気的に接続されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明によれば、配線材による第3のターンが形成され、3ターンのコイルを実現することができる。
本発明によれば、製造しやすくするとともに放熱性を向上させることができるコイルを提供することができる。
本実施形態におけるコイルの平面図。 図1のA−A線での縦断面図。 図1のB−B線での縦断面図。 コイルの斜視図。 コイルの平面図。 別例におけるコイルの平面図。 背景技術を説明するための斜視図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1〜図4には、本実施形態のコイル10を示す。本実施形態のコイル10は、コンバータにおいて大電流が流れるインダクタに用いられるものであって、金属製ケース50に収容されている。コイル10は、コア30と、コア30に巻回される巻線20から構成されている。巻線20は、約1周分の第1の巻線部材21と、約1周分の第2の巻線部材22と、連結部材23と、接続部材27,28とにより構成されている。
金属製ケース50は上面が開口した箱型をなしている。金属製ケース50は、銅やアルミ等よりなる。金属製ケース50の内部の形状として、ケース上面の中央部には四角形状の第1の凹部51が形成され、第1の凹部51の底面51aにおける中央部には四角形状の第2の凹部52が形成されている。第2の凹部52の底面52aにコア30が載置される。また、第1の凹部51の底面51aは水平方向に延び、第1の凹部51の底面51aに第1の巻線部材21と第2の巻線部材22が絶縁シート(放熱シート)60を介して載置される。
コア30はUU型コアを用いており、下側のU型コア31と、上側のU型コア32を組み合わせて構成されている。つまり、U型コア31の先端面と、U型コア32の先端面とを当接させて四角環状のコア30を構成している。四角環状のコア30は、断面形状が四角形をなし、下側の水平部30aと、上側の水平部30bと、左側の立設部30cと、右側の立設部30dとからなり、コア30の下側の水平部30aの下面が金属製ケース50の第2の凹部52の底面52aに当接している。これにより、コア30の下側の水平部30aから熱を金属製ケース50の第2の凹部52の底面52aに伝えやすくなっている。
巻線20における第1の巻線部材21は金属帯板よりなる。具体的には銅やアルミ等よりなる。第1の巻線部材21は、図1のX軸に沿って延びる第1直線部21aと、第1直線部21aの先端からY軸に沿って延びる第2直線部21bと、第2直線部21bの先端からX軸に沿って延びる第3直線部21cと、第3直線部21cの先端からY軸に沿って延びる第4直線部21dとを有している。つまり、第1直線部21aと第2直線部21bとが直交し、第2直線部21bと第3直線部21cとが直交し、第3直線部21cと第4直線部21dとが直交している。この第1の巻線部材21は、金属板をプレス加工することにより形成されている。
金属帯板よりなる第1の巻線部材21は、金属製ケース50の第2の凹部52の底面52aから高さH1の水平面に配置されている。この第1の巻線部材21は、コア30における左側の立設部30cの周囲に延び、一端がコア30の外方に延出された端子部25となっている。端子部25は金属製ケース50に形成した切欠部53を通して金属製ケース50の外部に延びている。
巻線20における第2の巻線部材22は金属帯板よりなる。具体的には銅やアルミ等よりなる。第2の巻線部材22は、図1のX軸に沿って延びる第1直線部22aと、第1直線部22aの先端からY軸に沿って延びる第2直線部22bと、第2直線部22bの先端からX軸に沿って延びる第3直線部22cと、第3直線部22cの先端からY軸に沿って延びる第4直線部22dとを有している。つまり、第1直線部22aと第2直線部22bとが直交し、第2直線部22bと第3直線部22cとが直交し、第3直線部22cと第4直線部22dとが直交している。この第2の巻線部材22は、金属板をプレス加工することにより形成されている。
金属帯板よりなる第2の巻線部材22は、前述の高さH1の水平面に配置されている。この第2の巻線部材22は、コア30における右側の立設部30dの周囲に延び、一端がコア30の外方に延出された端子部26となっている。即ち、コア30における第1の巻線部材21が巻かれた部位とは異なる部位において第1の巻線部材21が配置された面上、即ち、金属製ケース50の第2の凹部52の底面52aからの高さH1の水平面上においてコア30の周囲に延び、一端がコア30の外方に延出された端子部26となっている。端子部26は金属製ケース50に形成した切欠部54を通して金属製ケース50の外部に延びている。
第1の巻線部材21の端子部25と第2の巻線部材22の端子部26とは、共に図1のY軸方向、即ち、同一方向に延びている。また、第1の巻線部材21の端子部25は、図1のY1方向に延出され、第2の巻線部材22の端子部26は、図1のY2方向に延出されて、第1の巻線部材21の端子部25と第2の巻線部材22の端子部26とは、コア30における反対側の外方に延出されている。
そして、第1の巻線部材21と第2の巻線部材22により1層目の巻線が構成されている。第1の巻線部材21の第4直線部21dと第2の巻線部材22の第4直線部22dとは、離間距離L1が絶縁を確保できる範囲で接近して配置されている。
連結部材23は金属帯板よりなる。具体的には銅やアルミ等よりなる。連結部材23は、図1のX軸に沿って延びる第1直線部23aと、第1直線部23aの先端部からY軸に沿って延びる第2直線部23bと、第2直線部23bの先端部からX軸に沿って延びる第3直線部23cとを有している。つまり、第1直線部23aと第2直線部23bとが直交し、第2直線部23bと第3直線部23cとが直交している。連結部材23は、金属板をプレス加工することにより形成されている。本実施形態では第1の巻線部材21と第2の巻線部材22と連結部材23とは幅が同一である。
第1の巻線部材21の内方側の先端部(他端)はその上面に配した接続部材27により金属帯板よりなる連結部材23の一端部と接続されている。接続部材27は、ネジ、スルーピン、接合材(半田)等である。第2の巻線部材22の内方側の先端部(他端)はその上面に配した接続部材28により金属帯板よりなる連結部材23の他端部と接続されている。接続部材28は、ネジ、スルーピン、接合材(半田)等である。連結部材23により2層目の巻線が構成されている。よって、接続部材27,28が1層目の巻線(第1の巻線部材21、第2の巻線部材22)と2層目の巻線(連結部材23)に対する層間の接続部となり、第1の巻線部材21の他端と第2の巻線部材22の他端とが金属帯板よりなる連結部材23にて電気的に接続されている。
このようにして、第1の巻線部材21および第2の巻線部材22は金属製ケース50の第1の凹部51の底面51aにおいて絶縁シート(放熱シート)60を介在させた状態で配置され、第1の巻線部材21および第2の巻線部材22は下面が放熱部材としての金属製ケース50と熱的に結合している。よって、第1の巻線部材21および第2の巻線部材22から熱が金属製ケース50の第1の凹部51の底面51aに伝熱しやすくなっている。
図1に示すように、金属製ケース50の外部において、第1の巻線部材21の端子部25と第2の巻線部材22の端子部26とは、金属製ケース50の外部においてコア30を囲うように延びる配線材70にて電気的に接続されている。配線材70の途中にはコンデンサやダイオード等が配置(接続)されている。
そして、図5に示すように、第1の巻線部材21の端子部25から電流が入力され、第1の巻線部材21、連結部材23および第2の巻線部材22を通って第2の巻線部材22の端子部26から出力される。このとき、コア30に対して第1の巻線部材21による第1のターンが形成される。また、コア30に対して第2の巻線部材22による第2のターンが形成される。さらに、コア30に対して、第1の巻線部材21の端子部25と第2の巻線部材22の端子部26とを電気的に接続する配線材70を用いて第3のターンが形成される。即ち、コイルの構造を工夫することで3ターンが2層構造で実現できる。
特許文献1に比べて本実施形態では第1の巻線部材21と第2の巻線部材22を積層させずに巻線部材21,22における連結部材23と連結される部分の表裏面が他の巻線部材の表裏面と対向しておらず製造しやすくなるとともに放熱性を向上させることができる。以下に詳しく説明する。
圧接やネジ止めするためには「巻線部材における連結部材と接続される部分」の上下方向に治具が入り込むスペースが必要となる。しかしながら、図7の場合、第2の巻線部材120における中継金属部材115と接続される部分の上方向に第3の巻線部材130があるとともに第2の巻線部材120における中継金属部材125と接続される部分の下方向に第1の巻線部材110があるため、次の手順で作る必要がある。まず、第1の巻線部材110と第2の巻線部材120をセットして中継金属部材115で接続する。その後、第2の巻線部材120の上に第3の巻線部材130をセットして中継金属部材125で接続する。従って、図7の場合、全ての巻線部材をセットした後に一括で接続することができない。
これに対し本実施形態では、第1の巻線部材21および第2の巻線部材22と連結部材23を接続する際に、全ての巻線部材(21,22)をセット(配置)した後に連結部材23と接続可能となる。そのため、製造しやすい。また、第1の巻線部材21と第2の巻線部材22を積層しておらず、第1の巻線部材21と第2の巻線部材22の放熱性を向上させることができる。
このようにして、特許文献1のごとく大電流を流すコイルに金属帯板(平角線)を用い、約一周分の巻線部材をコアの軸方向に積層して配置するとともに約一周分の巻線部材の端部同士を中継金属部材で接続すると、放熱が悪い。また、約一周分の巻線部材の端部同士の接続が困難となる。本実施形態では、2層構造の1層目(下層)全面で放熱できるとともに2層目の巻線部分が極めて短いため発熱が少ない。また、2層構造を採用しているので、接続部は両面から(上と下)から見えて、ネジ止め、スルーピン、溶接が簡単に利用できる。さらに、2層構造で3ターンのコイルを実現でき、図7との比較において図2のZ軸方向の厚さを薄くでき、また、層数に対してターン数が多いためインダクタンス値を大きくすることができる。
以上のごとく本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)第1の巻線部材21および第2の巻線部材22は、各々、金属帯板よりなり、コアを1ターンし、一端が端子部となっており、連結部材23により第1の巻線部材21の他端と第2の巻線部材22の他端とが電気的に接続される。第1の巻線部材21は、第1の巻線部材21の他端における表裏面が第2の巻線部材22の表裏面と対向しない位置に配置され、第2の巻線部材22は、第2の巻線部材22の他端における表裏面が第1の巻線部材21の表裏面と対向しない位置に配置される。これにより、製造しやすくするとともに放熱性を向上させることができる。
(2)金属帯板よりなる第1の巻線部材21および第2の巻線部材22は、表裏面のうちの一方の面である下面が放熱部材としての金属製ケース50と熱的に結合しているので、第1の巻線部材21および第2の巻線部材22から熱を金属製ケース50に放熱でき、より放熱性に優れている。
(3)第1の巻線部材21の端子部25と第2の巻線部材22の端子部26とは、コア30を1ターンする配線材70にて電気的に接続されているので、配線材70による第3のターンが形成され、2層構造で3ターンのコイルを実現することができる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
・図1において、連結部材23は、X1方向に延びる第1直線部23aの先端から第2直線部23bがY2方向(直角)に延び、第2直線部23bの先端から第3直線部23cがX1方向(直角)に延びていた。これに代わり、図6に示すように、連結部材80は、X1方向に延びる第1直線部80aに対しその先端部において第2直線部80bが斜めに延び、第2直線部80bの先端にX1方向に延びる第3直線部80cを有する構成としてもよい。あるいは、接続部材27と接続部材28とを直線的につなぐように延びる連結部材を用いてもよく、この場合、連結部材の長さを最も短くすることができる。
・金属帯板よりなる第1の巻線部材21および第2の巻線部材22は、一方の面(下面)が放熱部材としての金属製ケース50と熱的に結合していたが、両面とも放熱部材と熱的に結合していてもよい。要は、金属帯板よりなる第1の巻線部材21および第2の巻線部材22は、表裏面のうちの少なくとも一方の面が放熱部材(50)と熱的に結合しているとよい。
・上記実施例ではコア30は四角枠状をなし、左側の立設部30cに第1の巻線部材21を巻くとともに右側の立設部30dに第2の巻線部材22を巻いたが、これに限ることなく、下側の水平部30aと上側の水平部30bと左側の立設部30cと右側の立設部30dのうちのいずれか2つに各々巻線部材を巻いてもよい。
・コアは四角枠状をなしていたが、これに限るものではなく、コ字形状やL字形状等でもよい。具体的には、コ字形状のコアの例として、例えば、図4における下側の水平部30aがなく、上側の水平部30bと左側の立設部30cと右側の立設部30dによりコ字状をなすコアとする。L字形状のコアの例として、例えば、図4における下側の水平部30aと右側の立設部30dがなく、上側の水平部30bと左側の立設部30cによりL字状をなすコアとする。
・コアはUU型コアに限らず、例えばEI型コア、リング形状コア等であってもよい。
10…コイル、21…第1の巻線部材、22…第2の巻線部材、23…連結部材、25…端子部、26…端子部、30…コア、50…金属製ケース、70…配線材、80…連結部材。

Claims (3)

  1. 金属帯板よりなり、コアを1ターンし、一端が端子部となっている第1の巻線部材と、
    金属帯板よりなり、前記コアを1ターンし、一端が端子部となっている第2の巻線部材と、
    前記第1の巻線部材の他端と前記第2の巻線部材の他端とを電気的に接続する連結部材と、
    を備え、
    前記第1の巻線部材は、前記第1の巻線部材の他端における表裏面が前記第2の巻線部材の表裏面と対向しない位置に配置され、
    前記第2の巻線部材は、前記第2の巻線部材の他端における表裏面が前記第1の巻線部材の表裏面と対向しない位置に配置されることを特徴とするコイル。
  2. 金属帯板よりなる前記第1の巻線部材および前記第2の巻線部材は、表裏面のうちの少なくとも一方の面が放熱部材と熱的に結合していることを特徴とする請求項1に記載のコイル。
  3. 前記第1の巻線部材の端子部と前記第2の巻線部材の端子部とは、前記コアを1ターンする配線材にて電気的に接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載のコイル。
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