JP2011128034A - 放射線検出器およびシンチレータパネル - Google Patents

放射線検出器およびシンチレータパネル Download PDF

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Abstract

【課題】蛍光体層の端部が欠落しにくい放射線検出器を提供する。
【解決手段】光電変換素子1が複数並んだアクティブエリア2を有する基板3のアクティブエリア2上に蛍光体層4が設けられ、かつ蛍光体層4の垂直方向断面の両端に第一の傾斜面7aが形成されたテーパー部7を有する放射線検出器10において、テーパー部7における蛍光体層4の厚さ方向の中間位置に、蛍光体層4の面方向と平行に形成されている中間面8aを備えた段部8を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、入射X線を可視光に変換する蛍光体層を有する放射線検出器及びシンチレータパネルに関する。
医療用、歯科用もしくは工業用非破壊検査などに用いられる放射線検出器は、コンピューテッド・ラジオロジー(以下、CR)や平面検出器(以下、FPD)のように、入射X線を蛍光体層で可視光に変換する方式が主流である。
FPDには、光電変換素子を有するセンサの該光電変換素子上に蛍光体層を直接形成する形態や、センサの光電変換素子上に蛍光体層を有するシンチレータパネルを貼り合わせる形態がある。
光電変換素子を有するセンサの上に直接蛍光体層を形成した放射線検出器は、例えば、特許文献1に開示されている。
この放射線検出器は、光電変換素子を有する基板の上にシンチレータ層を蒸着し、その上に有機ペーストに反射材を分散させた反射層を塗布形成し、更に防湿体を被せて防湿体端部を接着層で封止したものである。
しかしながら、このような放射線検出器では、蛍光体層と基板との間の付着力が弱いという問題があった。
この付着力が弱いという問題の原因は、蒸着膜と基板との間の付着力が分子間力のみであることと、基板と蛍光体層との熱膨張係数の相違に起因していること、が考えられる。これらは、基板母体(通常液晶ガラス)の材質、最表面の材質を選択することにより、ある程度緩和することは可能であるが、根本的な解決は難しい。
また、蛍光体層を真空蒸着法で成膜すると、蛍光体層の断面端部にテーパー状の部分ができる。端部にテーパーが出来る原因は基板を固定する蒸着マスクの構造にある。
即ち、蒸着マスクに固定した基板に蛍光体を蒸着すると、本来、蒸着マスクにマスクされない部分全面に均一に蛍光体層が成膜されることが期待されるが、実際は蒸着マスクの端部によって影が生じ、この影により蛍光体層の端部にテーパー角度の小さいテーパー部ができてしまう。
他方、光電変換素子の上に直接蛍光体層を形成しない形態のシンチレータパネルは、例えば、特許文献2に記載されている。
このシンチレータパネルは、樹脂シートに気泡やTiOを分散させたシートをCFRP(炭素繊維強化プラスチック)支持基板の両面に接着し、その上に蛍光体層を設け、さらに防湿層で蛍光体層の全面を覆って形成されている。防湿層と上記シートは、蛍光体層の周辺部で密着しており、これが防湿層の封止構造となっている。
しかしながら、このような構造の場合も、上述の光電変換素子の上に直接形成した放射線検出器の場合と状況は似ており、付着力が弱いという問題がある。
また、蛍光体層端部の剥がれの問題に対する検討のために、図8に示すような構造の蒸着マスク71を用い、CFRPからなる基板63と蒸着マスク71とを同一面上に並べて、図示しないアクティブエリアの制約が少ない部分で固定した状態で蛍光体層77を蒸着した。この場合には、蒸着マスク71及びこれに付着した付着蛍光体75は基板63へと飛来する蛍光体蒸気に対して影を作らず、基板63のほぼ全面に均一な膜厚の蛍光体層77を形成することができる。(ただし、厳密には蛍光体層77の端部に僅かなテーパーは認められる。)
しかし、この蛍光体層77においても、基板63として炭素繊維束を積層した板を所望のサイズに切断したものであるため端部にささくれが生じ、そのささくれを基点として蛍光体層77の端部に多数の蛍光体からなる突起物79が発生してしまう。
しかも、この場合は、蛍光体層77のテーパーがあまりにも急峻であるため、シンチレータパネル製造工程のハンドリングで蛍光体層の端部が欠落する部分が発生するという不都合がある。
特開2009−128023号公報 国際公開WO2008−117821号公報
更に、蛍光体層を放射線検出器の基板又はシンチレータパネルの支持基板に蒸着する場合の問題として、蛍光体層の膜厚が大きい程、剥がれ易い傾向がある。これは膜厚が300μmを超えると顕著になり、特に膜厚が500μm以上になると、図8に示す構造の蛍光体層77ではかなり注意深く取り扱わないと、蛍光体層77の端部は剥がれてしまう。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、蛍光体層の端部が欠落しにくい放射線検出器及びシンチレータパネルを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明の放射線検出器は、光電変換素子が複数並んだアクティブエリアを有する基板の前記アクティブエリア上に蛍光体層が設けられ、かつ前記蛍光体層の垂直方向断面の両端に第一の傾斜面が形成されたテーパー部を有する放射線検出器において、前記テーパー部における前記蛍光体層の厚さ方向の中間位置に、段部を設けたことを特徴とする。
また、本発明のシンチレータパネルは、放射線を透過する支持基板の一方の面上に蛍光体層が設けられ、かつ前記蛍光体層の垂直方向断面の両端に第一の傾斜面が形成されたテーパー部を有するシンチレータパネルにおいて、前記テーパー部における前記蛍光体層の厚さ方向の中間位置に、段部を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、蛍光体層の端部が欠落しにくい放射線検出器及びシンチレータパネルを提供することができる。
本発明に係る放射線検出器の第1の実施の形態を示す断面図である。 図1の放射線検出器の製造方法の一部を示す断面図であり、(a)は蛍光体層の蒸着前の状態、(b)は蒸着中の状態を示す断面図である。 本発明に係る放射線検出器の第2の実施の形態を示す断面図である。 本発明に係るシンチレータパネルの第1の実施の形態を示す断面図である。 図4のシンチレータパネルの製造方法の一部を示す断面図であり、(a)は蛍光体層の蒸着前の状態、(b)は蒸着中の状態を示す断面図である。 本発明に係るシンチレータパネルの第2の実施の形態を示す断面図である。 本発明に係る放射線検出器の第3の実施の形態を示す断面図である。 蛍光体層を蒸着する際に用いる蒸着マスクの構造と蛍光体層の端部のテーパーとの関係を説明する概略図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明に係る放射線検出器の第1の実施の形態を示す断面図である。
この放射線検出器10は、光電変換素子1が複数並んだアクティブエリア2を有する基板3上に蛍光体層4が直接形成され、この蛍光体層4上に、順に反射層5、防湿層6が積層されている。また、基板3の端部で図示しない接着層により防湿層6と基板3とが封止されている。
また、蛍光体層4の両端においては、テーパー部7が形成されているが、アクティブエリア2の全領域を蛍光体層4がほぼ均一な厚みで覆うように形成するため、テーパー部7における第一の傾斜面7aの蛍光体層4の面方向からの傾斜角であるテーパー角度θを40度以上90度以下になるようにすることが好ましい。
更に、この放射線検出器10では、蛍光体層4のテーパー部7における厚さ方向の中間位置に、蛍光体層4の面方向に平行な中間面8aを備えた段部8が設けられている。
ここで、例えば、蛍光体層4の膜厚を500μm、テーパー部7の全体の幅を500μm、中間面8aの幅を100μmとすることができる。
なお、図1では、この中間面8aを蛍光体層4の面方向と平行に形成しているが、傾斜していても良い。ただし、傾斜している場合は、中間面8aの蛍光体層4の面方向からの傾斜角度を、テーパー部7のテーパー角度θよりも小さい角度に形成する必要がある。
上記の光電変換素子1が複数並んだアクティブエリア2を有する基板3としては、液晶ガラス上にホトダイオード光検出素子をマトリックス上に並べ、各素子の信号をTFTスイッチング素子で列ごとに読み出すものや、CMOS、CCDが挙げられる。特に、CMOSは、基板の大きさに対して光電変換素子が並んだアクティブエリアの部分の比が大きいため、好適に用いることができる。
また、蛍光体層4としては、CsI、CsI/Tl、CsI/Na、CsBr/Euのような真空蒸着法で作られ、感度特性が大きいものが有用である。
反射層5は、一旦、防湿層6の方向に向かった発光光を蛍光体層4に戻す機能があるので、蛍光体層4の感度を向上させる機能を有している。反射層5としては、TiOなどの光散乱性物質とバインダ樹脂とから成る拡散反射性の反射層を塗布形成したものなどを用いることができる。
更に、防湿層6としては、例えば、AL合金箔(A1N30−O材)を、周辺部に鍔部を持つ構造にプレス成型してハット状に形成したものを使用することができる。
このような構造の放射線検出器10に対して、X線源から被写体を通して入射してきたX線は、蛍光体層4で可視光に変換される。代表としてX線フォトンを使って説明すると、フォトンは蛍光体層4内の発光点で可視光に変換される。発光点から光は、入射フォトンのベクトルとは全く無関係に八方に発散する。一方、蛍光体層4としてCsIを用いた場合、蛍光体層4はピラー構造をしているので、ピラー間の隙間とCsI(CsIの屈折率=1.8)との屈折率の差により、ある割合の発光フォトンは、ピラー内を通って、光電変換素子1に到達する。隣のピラー以遠に発散した光も、多くのピラー間の光学的界面を横切って発散する確率は低いはずであり、ある界面に差し掛かると、やはりそのピラー内に閉じ込められ、光電変換素子1に到達する。
以上のような作用により、ピラー構造とした蛍光体層4は、それほど発光を滲ませることがなく、発光を光電変換素子1に伝達することができ、比較的解像度特性が高いFPDを得ることができる。
本実施の形態に係る放射線検出器10を製造するには、先ず、光電変換素子1が複数並んだアクティブエリア2を有する基板3上に、図2(a)に示される蒸着マスク61の端部61aを所定の角度として蛍光体の蒸着を行って蛍光体層4のテーパー部7のテーパー角度θを40度以上に形成後、図2(b)に示すように、端部63aを所定の角度とした蒸着マスク63を追加して蛍光体の蒸着を行い中間面8aを形成しつつ、段部8を設けた蛍光体層4を完成させる。
次に、その蛍光体層4上に反射層5、防湿層6を順次積層させ、さらに基板3の端部で必要に応じ図示しない接着層を設け防湿層6と基板3との封止を行う。
本実施の形態に係る放射線検出器10によれば、蛍光体層4の厚さ方向の中間位置に中間面8aを備えた段部8を設けることにより、基板3に付着している側の蛍光体層4の端部膜厚を実効的に薄くできるので、蛍光体層4が端部から欠落することを低減できる。
また、光電変換素子1を有する基板3上に設けられた蛍光体層4のテーパー部7のテーパー角度θを40度以上にしているので、アクティブエリア2の蛍光体層4の膜厚がほぼ均一な蛍光体層を形成することができる。これより、画像の最周辺部においても感度が良好となり、全体として均一な画像を得ることができる。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明に係る放射線検出器の第2の実施の形態を示す断面図である。なお、第1の実施の形態と同一の構成部分には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施の形態の放射線検出器20では、蛍光体層4の両端において更に第二の傾斜面9aを有する先端部9が形成されており、この第二の傾斜面9aの蛍光体層4の面方向からの傾斜角度θは、第一の傾斜面7aの蛍光体層4の面方向からの傾斜角であるテーパー角度θよりも小さい角度になるように形成されている。
また、第1の実施の形態と同様に、蛍光体層4の厚さ方向の中間位置に設けられた中間部8の中間面8aは、蛍光体層4の面方向に平行に形成するだけでなく、傾斜していても良い。ただし、傾斜している場合は、中間面8aの蛍光体層4の面方向からの傾斜角度を、蛍光体層4の厚み全体における平均のテーパー角度θよりも小さい角度に形成する必要がある。
本実施の形態に係る放射線検出器20によれば、第1の実施の形態と同様の効果を奏する他、先端部9の傾斜角度θをテーパー部7のテーパー角度θよりも小さい角度に形成することにより、さらに基板3の端部での蛍光体層4の付着力を強固なものにすることができる。
(第3の実施の形態)
図4は、本発明に係るシンチレータパネルの第1の実施の形態を示す断面図である。
このシンチレータパネル30では、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)31の両面に樹脂製反射シート32が貼付けされた支持基板33の一面に蛍光体層34を設け、さらに、蛍光体層34全面を覆うように防湿層35が形成されている。
ここで、蛍光体層34の両端において設けられているテーパー部36における第一の傾斜面36aの蛍光体層34の面方向からの傾斜角であるテーパー角度θを40度以上90度以下になるようにすることが好ましい。
更に、このシンチレータパネル30では、蛍光体層34のテーパー部36における厚さ方向の中間位置に、水平方向に平坦な中間面37aを備えた中間部37が設けられている。
なお、図4では、この中間面37aを蛍光体層34の面方向に平行に形成しているが、傾斜していても良い。ただし、傾斜している場合は、中間面37aの蛍光体層34の面方向からの傾斜角度を、テーパー部36のテーパー角度θよりも小さい角度に形成する必要がある。
本実施の形態に係るシンチレータパネル30を製造するには、先ず、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)31の両面に樹脂製反射シート32を両面に貼り付けて支持基板33を形成し、次いで、この支持基板33上に、図5(a)に示される蒸着マスク61の端部61aを所定の角度として蛍光体の蒸着を行って蛍光体層34のテーパー部36のテーパー角度θを40度以上に形成後、図5(b)に示すように、端部63aを所定の角度とした蒸着マスク63を追加して蛍光体の蒸着を行い中間面37aを形成しつつ、段部37を設けた蛍光体層34を完成させる。さらに、蛍光体層34全面を覆うように防湿層35を形成する。
本実施の形態に係るシンチレータパネル30によれば、蛍光体層34の厚さ方向の中間位置に中間面37aを備えた中間部37を設けることにより、支持基板33に付着している側の蛍光体層34の端部膜厚を実効的に薄くできるので、蛍光体層34が端部から欠落することを低減できる。
また、支持基板33上に設けられた蛍光体層34のテーパー部36のテーパー角度θを40度以上にすることにより、後述する第5の実施の形態からも明らかなように、アクティブエリア2上に膜厚がほぼ均一な蛍光体層34を形成することができる。これより、画像の最周辺部においても感度が良好であり、全体として均一な画像が得られる放射線検出器を製造することができる。
(第4の実施の形態)
図6は、本発明に係るシンチレータパネルの第2の実施の形態を示す断面図である。なお、第3の実施の形態と同一の構成部分には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施の形態のシンチレータパネル40では、蛍光体層34の両端において更に第二の傾斜面38aを有する先端部38が形成されており、この第二の傾斜面38aの蛍光体層34の面方向からの傾斜角度θは、テーパー部36のテーパー角度θよりも小さい角度になるように形成されている。
また、第3の実施の形態と同様に、蛍光体層34の厚さ方向の中間位置に設けられた中間部37の中間面37aは、蛍光体層34の面方向に平行に形成するだけでなく、傾斜していても良い。ただし、傾斜している場合は、中間面37aの蛍光体層34の面方向からの傾斜角度を、蛍光体層34の厚み全体における平均テーパー角度θよりも小さい角度に形成する必要がある。
本実施の形態に係るシンチレータパネル40によれば、第3の実施の形態と同様の効果を奏する他、先端部38の傾斜角度θをテーパー部36のテーパー角度θよりも小さい角度に形成することにより、さらに支持基板33の端部での蛍光体層34の付着力を強固なものにすることができる。
(第5の実施の形態)
図7は、本発明に係る放射線検出器の第3の実施の形態を示す断面図である。
この放射線検出器50は、第3の実施の形態のシンチレータパネル30を、図1に示す構造の基板3のアクティブエリア2側に貼り合わせて形成されている。
この放射線検出器50では、基板3上のアクティブエリア2を包含するように蛍光体層34の膜厚が均一なエリアが密着している。
また、シンチレータパネル30の支持基板33の寸法を小さくできるので、シンチレータパネル30は基板3の端部にあるボンディング部などの突起部43と干渉することがない。
1・・・光電変換素子
2・・・アクティブエリア
3・・・基板
4・・・蛍光体層
5・・・反射層
6・・・防湿層
7・・・テーパー部
7a・・・第一の傾斜面
8・・・段部
8a・・・中間面
9・・・先端部
9a・・・第二の傾斜面
10・・・放射線検出器
20・・・放射線検出器
30・・・シンチレータパネル
31・・・炭素繊維強化プラスチック
32・・・樹脂反射シート
33・・・支持基板
34・・・蛍光体層
35・・・防湿膜
36・・・テーパー部
36a・・・第一の傾斜面
37・・・中間部
37a・・・中間面
38・・・先端部
38a・・・第二の傾斜面
40・・・シンチレータパネル
43・・・突起部
50・・・放射線検出器
61・・・蒸着マスク
61a・・・端部
63・・・基板
63a・・・端部
65・・・蛍光体層
65a・・・テーパー部
67・・・付着蛍光体
71・・・基板
75・・・付着蛍光体
77・・・蛍光体層
79・・・突起物

Claims (9)

  1. 光電変換素子が複数並んだアクティブエリアを有する基板の前記アクティブエリア上に蛍光体層が設けられ、かつ前記蛍光体層の垂直方向断面の両端に第一の傾斜面が形成されたテーパー部を有する放射線検出器において、
    前記テーパー部における前記蛍光体層の厚さ方向の中間位置に、段部を設けたことを特徴とする放射線検出器。
  2. 前記段部は、前記蛍光体層の面方向と平行に形成されている中間面を備えていることを特徴とする請求項1記載の放射線検出器。
  3. 前記段部は、前記蛍光体層の面方向に対して傾斜した中間面を備えており、前記中間面の前記面方向からの傾斜角度は、前記第一の傾斜面の前記面方向からの傾斜角であるテーパー角度よりも小さい角度になるように形成されていることを特徴とする請求項1記載の放射線検出器。
  4. 前記蛍光体層の垂直方向断面の両端に、更に、第二の傾斜面が形成された先端部が設けられ、前記第二の傾斜面の前記蛍光体層の前記面方向からの傾斜角度は、前記第一の傾斜面の前記面方向からの傾斜角であるテーパー角度よりも小さい角度になるように形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の放射線検出器。
  5. 放射線を透過する支持基板の一方の面上に蛍光体層が設けられ、かつ前記蛍光体層の垂直方向断面の両端に第一の傾斜面が形成されたテーパー部を有するシンチレータパネルにおいて、
    前記テーパー部における前記蛍光体層の厚さ方向の中間位置に、段部を設けたことを特徴とするシンチレータパネル。
  6. 前記段部は、前記蛍光体層の面方向と平行に形成されている中間面を備えていることを特徴とする請求項5記載のシンチレータパネル。
  7. 前記段部は、前記蛍光体層の面方向に対して傾斜した中間面を備えており、前記中間面の前記面方向からの傾斜角度は、前記第一の傾斜面の前記面方向からの傾斜角であるテーパー角度よりも小さい角度になるように形成されていることを特徴とする請求項5記載のシンチレータパネル。
  8. 前記蛍光体層の垂直方向断面の両端に、更に、第二の傾斜面が形成された先端部が設けられ、前記第二の傾斜面の前記蛍光体層の前記面方向からの傾斜角度は、前記第一の傾斜面の前記面方向からの傾斜角であるテーパー角度よりも小さい角度になるように形成されていることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項記載のシンチレータパネル。
  9. 光電変換素子が複数並んだアクティブエリアを有する基板の前記アクティブエリア上に、請求項5乃至8のいずれか1項記載のシンチレータパネルを貼り合わせたことを特徴とする放射線検出器。
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