JP2011128031A - 放射線検出器及びシンチレータパネル - Google Patents

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Abstract

【課題】アクティブエリア全面に渡って蛍光体層の膜厚が均一で得られる画像感度の均一性が高く、かつ蛍光体層の端部が欠落しにくい放射線検出器を提供する。
【解決手段】光電変換素子1が複数並んだアクティブエリア2を有する基板3のアクティブエリア2上に蛍光体層4が設けられ、かつ蛍光体層4の鉛直方向断面の両端に第一の傾斜面7aが形成されたテーパー部7を有する放射線検出器において、第一の傾斜面7aと基板3の最表面との間の蛍光体層4の断面角度であるテーパー角度θを40度以上90度以下とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、入射X線を可視光に変換する蛍光体層を有する放射線検出器及びシンチレータパネルに関する。
医療用、歯科用もしくは工業用非破壊検査などに用いられる放射線検出器は、コンピューテッド・ラジオロジー(以下、CR)や平面検出器(以下、FPD)のように、入射X線を蛍光体層で可視光に変換する方式が主流である。
FPDには、光電変換素子を有するセンサの該光電変換素子上に蛍光体層を直接形成する形態や、センサの光電変換素子上に蛍光体層を有するシンチレータパネルを貼り合わせる形態がある。
光電変換素子を有するセンサの上に直接蛍光体層を形成した放射線検出器は、例えば、特許文献1に開示されている。
この放射線検出器は、光電変換素子を有する基板の上にシンチレータ層を蒸着し、その上に有機ペーストに反射材を分散させた反射層を塗布形成し、更に防湿体を被せて防湿体端部を接着層で封止したものである。
しかしながら、このような放射線検出器では、蛍光体層を蒸着法で成膜する場合に、(1)蛍光体層と基板との間の付着力が弱い、(2)蛍光体層の断面端部において基板とのなす角度が小さいテーパーの部分ができる、という問題があった。
(1)の付着力が弱いという問題の原因は、蒸着膜と基板との間の付着力が分子間力のみであることと、基板と蛍光体層との熱膨張係数の相違に起因していること、が考えられる。これらは、基板母体(通常液晶ガラス)の材質、最表面の材質を選択することにより、ある程度緩和することは可能であるが、根本的な解決は難しい。
(2)の蛍光体層の断面端部に基板とのなす角度が小さいテーパーの部分ができるという問題では、そのテーパー部分がアクティブエリア(光電変換素子が面方向に整列し、対応する部分の画像を診断画像として使用する部分)に差し掛かってしまい、結果として、放射線検出器から得られる画像の最周辺部の感度が暗く、全体として不均一な画像となってしまう可能性が高い。このようなテーパーができる原因は、真空蒸着をするために基板を固定する蒸着マスクの構造に依存していると考えられる。
蛍光体層を蒸着する際に使用する蒸着マスクの構造と蛍光体層の端部のテーパーとの関係を図6により説明する。
図6(a)において、蒸着マスク61に固定した基板63に図中下方から蛍光体を蒸着すると、本来、蒸着マスク61にマスクされない部分全面に均一に蛍光体層が成膜されることが期待されるが、実際は蒸着マスク61の端部61aによって影が生じる。この影により、図6(b)に示すように、蛍光体層65の端部にテーパー部65aができてしまう。更に、蒸着中に冶具に付着してしまう付着蛍光体67によっても、影の影響は大きくなり、テーパー部65aの表面と基板63の表面とのなす角度はより小さくなる。
他方、光電変換素子の上に直接蛍光体層を形成しない形態のシンチレータパネルは、例えば、特許文献2に記載されている。
このシンチレータパネルは、樹脂シートに気泡やTiOを分散させたシートをCFRP(炭素繊維強化プラスチック)基板の両面に接着し、その上に蛍光体層を設け、さらに防湿層で蛍光体層の全面を覆って形成されている。防湿層と上記シートは、蛍光体層の周辺部で密着しており、これが防湿層の封止構造となっている。
しかしながら、このような構造の場合も、上述の光電変換素子の上に直接形成した放射線検出器の場合と状況は似ており、付着力の問題とテーパー部の発生に伴う画像の不均一性の問題がある。
テーパー部発生の原因の検討のために、図7に示すような構造の蒸着マスク71を用い、CFRPからなる基板63と蒸着マスク71とを同一面上に並べて、図示しないアクティブエリアの制約が少ない部分で固定した状態で蛍光体層77を蒸着した。この場合には、蒸着マスク71及びこれに付着した付着蛍光体75は基板63へと飛来する蛍光体蒸気に対して影を作らず、基板63のほぼ全面に均一な膜厚の蛍光体層77を形成することができる。(ただし、厳密には蛍光体層77の端部に僅かなテーパーは認められる。)
しかし、この蛍光体層77においても、基板63として炭素繊維束を積層した板を所望のサイズに切断したものであるため端部にささくれが生じ、そのささくれを基点として蛍光体層77の端部に多数の蛍光体からなる突起物79が発生してしまう。
また、この場合は、蛍光体層77のテーパーがあまりにも急峻であるため、シンチレータパネル製造工程のハンドリングで蛍光体層の端部が欠落する部分が発生するという不都合がある。
特開2009−128023号公報 国際公開WO2008−117821号公報
また、シンチレータパネル特有の問題として、蛍光体層の上面側にセンサが配置される構造上、防湿層は光を通す必要がある。特に、光電変換素子をシンチレータパネルに密着させる場合、防湿層を薄くしないと画像がぼけるので、特許文献2に記載されるように、ポリパラキシリレンのCVD膜を成膜した構造が選択される。ポリパラキシリレンのCVD膜は厚さ15μm程度でも防湿効果が十分にあり、かつ、蛍光体層からの発光の透過率が高く、膜厚が薄い効果で光電変換素子面に貼り合せても画像がにじむことは少ない。
このポリパラキシリレンのCVD膜は前述のCsI蒸着膜よりもさらに付着力が弱い場合が多かったが、基板の最表面のポリエチレンテレフタレート(PET)を母体とするシートを選択することにより、密着性が飛躍的に向上し、蛍光体層端部での防湿性能は向上する。
しかしながら、このようなシンチレータパネルは、基板の最周辺部に蛍光体層が付着していないエリアを設けることが必須であり、前述の蛍光体層のテーパー部の発生と併せると、アクティブエリアに対してかなり大きい支持基板を準備する必要があった。
支持基板が大きいシンチレータパネルを用いて光電変換素子を有するセンサ面に貼ろうとすると、センサ面の端部にあるボンディング部などの突起部と干渉し、正常に設置できないことがある。特に光電変換素子がCMOSを使用した場合その傾向は顕著である。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、アクティブエリア全面に渡って蛍光体層の膜厚が均一で得られる画像感度の均一性が高く、かつ蛍光体層の端部が欠落しにくい放射線検出器及びシンチレータパネル、及び支持基板の寸法を低減できセンサ面の端部にあるボンディング部などの突起部と干渉しにくいシンチレータパネルを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明の放射線検出器は、光電変換素子が複数並んだアクティブエリアを有する基板の前記アクティブエリア上に蛍光体層が設けられ、かつ前記蛍光体層の鉛直方向断面の両端に第一の傾斜面が形成されたテーパー部を有する放射線検出器において、前記第一の傾斜面と前記基板の最表面との間の前記蛍光体層の断面角度であるテーパー角度θが40度以上90度以下であることを特徴とする。
また、本発明のシンチレータパネルは、放射線を透過する支持基板の一方の面上に蛍光体層が設けられ、かつ前記蛍光体層の鉛直方向断面の両端に第一の傾斜面が形成されたテーパー部を有するシンチレータパネルにおいて、前記第一の傾斜面と前記支持基板の最表面との間の前記蛍光体層の断面角度であるテーパー角度θが40度以上90度以下であることを特徴とする。
本発明によれば、アクティブエリア全面に渡って蛍光体層の膜厚が均一で得られる画像感度の均一性が高く、かつ蛍光体層の端部が欠落しにくい放射線検出器及びシンチレータパネルを提供することができる。
また、本発明によれば、支持基板の寸法を低減でき、センサ面の端部にあるボンディング部などの突起部と干渉しにくいシンチレータパネルを提供することができる。
本発明に係る放射線検出器の第1の実施の形態を示す断面図である。 本発明に係る放射線検出器の第2の実施の形態を示す断面図である。 本発明に係るシンチレータパネルの第1の実施の形態を示す断面図である。 本発明に係るシンチレータパネルの第2の実施の形態を示す断面図である。 本発明に係る放射線検出器の第3の実施の形態を示す断面図である。 蛍光体層を蒸着する際に用いる蒸着マスクの構造と蛍光体層の端部のテーパーとの関係を説明する概略図であり、(a)は蒸着前、(b)は蒸着後の状態を示す断面図である。 蛍光体層を蒸着する際に用いる別の蒸着マスクの構造と蛍光体層の端部のテーパーとの関係を説明する概略図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明に係る放射線検出器の第1の実施の形態を示す断面図である。
この放射線検出器10は、光電変換素子1が複数並んだアクティブエリア2を有する基板3上に蛍光体層4が直接形成され、この蛍光体層4上に、順に反射層5、防湿層6が積層されている。また、基板3の端部で図示しない接着層により防湿層6と基板3とが封止されている。
また、蛍光体層4の両端においては、テーパー部7が形成されているが、テーパー部7における第一の傾斜面7aと基板3の最表面との間の蛍光体層4の断面角度であるテーパー角度θが40度以上90度以下になるようにすることで、アクティブエリア2の全領域を蛍光体層4がほぼ均一な厚みで覆うように形成されている。
ここで、蛍光体層4の膜厚を500μm、テーパー角度θを40度としたとき、テーパー部7の幅は約600μmとなる。
上記の光電変換素子1が複数並んだアクティブエリア2を有する基板3としては、液晶ガラス上にホトダイオード光検出素子をマトリックス上に並べ、各素子の信号をTFTスイッチング素子で列ごとに読み出すものや、CMOS、CCDが挙げられる。特に、CMOSは、基板の大きさに対して光電変換素子が並んだアクティブエリアの部分の比が大きいため、好適に用いることができる。
また、蛍光体層4としては、CsI、CsI/Tl、CsI/Na、CsBr/Euのような真空蒸着法で作られ、感度特性が大きいものが有用である。
反射層5は、一旦、防湿層6の方向に向かった発光光を蛍光体層4に戻す機能があるので、蛍光体層4の感度を向上させる機能を有している。反射層5としては、TiOなどの光散乱性物質とバインダ樹脂とから成る拡散反射性の反射層を塗布形成したものなどを用いることができる。
更に、防湿層6としては、例えば、AL合金箔(A1N30−O材)を、周辺部に鍔部を持つ構造にプレス成型してハット状に形成したものを使用することができる。
このような構造の放射線検出器10に対して、X線源から被写体を通して入射してきたX線は、蛍光体層4で可視光に変換される。代表としてX線フォトンを使って説明すると、フォトンは蛍光体層4内の発光点で可視光に変換される。発光点から光は、入射フォトンのベクトルとは全く無関係に八方に発散する。一方、蛍光体層4としてCsIを用いた場合、蛍光体層4はピラー構造をしているので、ピラー間の隙間とCsI(CsIの屈折率=1.8)との屈折率の差により、ある割合の発光フォトンは、ピラー内を通って、光電変換素子1に到達する。隣のピラー以遠に発散した光も、多くのピラー間の光学的界面を横切って発散する確率は低いはずであり、ある界面に差し掛かると、やはりそのピラー内に閉じ込められ、光電変換素子1に到達する。
以上のような作用により、ピラー構造とした蛍光体層4は、それほど発光を滲ませることがなく、発光を光電変換素子1に伝達することができ、比較的解像度特性が高いFPDを得ることができる。
本実施の形態に係る放射線検出器10は、光電変換素子1が複数並んだアクティブエリア2を有する基板3上に、図6に示される蒸着マスク61の端部61aの角度を適宜変更して蛍光体の蒸着を行い蛍光体層4のテーパー部7のテーパー角度θを40度以上に形成後、その蛍光体層4上に反射層5、防湿層6を順次積層させ、さらに基板1の端部で必要に応じ図示しない接着層を設け防湿層4と基板1との封止を行うことにより製造できる。
本実施の形態に係る放射線検出器10によれば、光電変換素子1を有する基板3上に設けられた蛍光体層4のテーパー部7のテーパー角度θを40度以上にすることにより、アクティブエリア2の蛍光体層4の膜厚がほぼ均一な蛍光体層を形成することができる。これより、画像の最周辺部においても感度が良好となり、全体として均一な画像を得ることができる。
(第2の実施の形態)
図2は、本発明に係る放射線検出器の第2の実施の形態を示す断面図である。なお、第1の実施の形態と同一の構成部分には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施の形態の放射線検出器20では、蛍光体層4の両端において更に先端部8が形成されており、この先端部8の第二の傾斜面8aと基板3の最表面との間の蛍光体層4の断面角度である傾斜角度θがテーパー部7のテーパー角度θよりも小さい角度に形成されている。
ここで、蛍光体層4の膜厚を30μmとしたとき、先端部8の幅は約100μmとされる。
これより、第1の実施の形態と同様の効果を奏する他、更に蛍光体層4の端部剥がれを防止することができる。
よって、本実施の形態の放射線検出器20によれば、蛍光体層4の端部剥がれの防止と、アクティブエリア2全面に渡って蛍光体層4の膜厚均一性を両立することができる。
(第3の実施の形態)
図3は、本発明に係るシンチレータパネルの第1の実施の形態を示す断面図である。
このシンチレータパネル30では、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)31の両面に樹脂製反射シート32が貼付けされた支持基板33の一面に蛍光体層34を設け、さらに、蛍光体層34全面を覆うように防湿層35が形成されている。
ここで、蛍光体層34の両端において設けられているテーパー部36の第一の傾斜面36aと支持基板33の最表面との間の蛍光体層34の断面角度であるテーパー角度θが40度以上90度以下になるように形成されている。
本実施の形態のシンチレータパネル30は、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)31の両面に樹脂製反射シート32を両面に貼り、支持基板33を形成し、次いで、図6に示される蒸着マスク61の端部61aの角度を適宜変更して支持基板33の一面に蛍光体層の蒸着を行い蛍光体層34のテーパー部36のテーパー角度θを40度以上に形成後、さらに、蛍光体層34全面を覆うように防湿層35を形成することにより製造することができる。
本実施の形態に係るシンチレータパネル30では、支持基板33上に設けられた蛍光体層34のテーパー部36のテーパー角度θを40度以上にすることにより、後述する第5の実施の形態からも明らかなように、アクティブエリア2上に膜厚がほぼ均一な蛍光体層34を形成することができる。これより、画像の最周辺部においても感度が良好であり、全体として均一な画像が得られる放射線検出器を製造することができる。
(第4の実施の形態)
図4は、本発明に係るシンチレータパネルの第2の実施の形態を示す断面図である。なお、第3の実施の形態と同一の構成部分には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施の形態のシンチレータパネル40では、蛍光体層34の両端において先端部37の第二の傾斜面37aと支持基板33の最表面との間の蛍光体層34の断面角度である傾斜角度θがテーパー部36のテーパー角度θよりも小さい角度に形成されている。
これより、第3の実施の形態と同様の効果を奏する他、更に蛍光体層34の端部剥がれの防止を防止することができる。
よって、本実施の形態のシンチレータパネル40によれば、蛍光体層34の端部剥がれの防止と、アクティブエリア2全面に渡って蛍光体層34の膜厚均一性を両立することができる。
(第5の実施の形態)
図5は、本発明に係る放射線検出器の第3の実施の形態を示す断面図である。
この放射線検出器50は、第3の実施の形態のシンチレータパネル30を基板3のアクティブエリア2側に貼り合わせて形成されている。
この放射線検出器50では、基板3上のアクティブエリア2を包含するように蛍光体層34の膜厚が均一なエリアが密着している。
また、シンチレータパネル30の支持基板33の寸法を小さくできるので、シンチレータパネル30は基板3の端部にあるボンディング部などの突起部43と干渉することがない。
1・・・光電変換素子
2・・・アクティブエリア
3・・・基板
4・・・蛍光体層
5・・・反射層
6・・・防湿層
7・・・テーパー部
7a・・・第一の傾斜面
8・・・先端部
8a・・・第二の傾斜面
10・・・放射線検出器
20・・・放射線検出器
30・・・シンチレータパネル
31・・・支持基板
32・・・樹脂反射シート
33・・・CFRP
34・・・蛍光体層
35・・・防湿膜
36・・・テーパー部
36a・・・第一の傾斜面
37・・・先端部
37a・・・第二の傾斜面
40・・・シンチレータパネル
43・・・突起部
50・・・放射線検出器
61・・・蒸着マスク
61a・・・端部
63・・・基板
65・・・蛍光体層
65a・・・テーパー部
67・・・付着蛍光体
71・・・基板
75・・・付着蛍光体
77・・・蛍光体層
79・・・突起物

Claims (5)

  1. 光電変換素子が複数並んだアクティブエリアを有する基板の前記アクティブエリア上に蛍光体層が設けられ、かつ前記蛍光体層の鉛直方向断面の両端に第一の傾斜面が形成されたテーパー部を有する放射線検出器において、
    前記第一の傾斜面と前記基板の最表面との間の前記蛍光体層の断面角度であるテーパー角度θが40度以上90度以下であることを特徴とする放射線検出器。
  2. 前記蛍光体層の鉛直方向断面の両端に、更に、第二の傾斜面が形成された先端部が設けられ、前記第二の傾斜面と前記基板の最表面との間の前記蛍光体層の断面角度である傾斜角度θが前記テーパー角度θよりも小さい角度に形成されていることを特徴とする請求項1記載の放射線検出器。
  3. 放射線を透過する支持基板の一方の面上に蛍光体層が設けられ、かつ前記蛍光体層の鉛直方向断面の両端に第一の傾斜面が形成されたテーパー部を有するシンチレータパネルにおいて、
    前記第一の傾斜面と前記支持基板の最表面との間の前記蛍光体層の断面角度であるテーパー角度θが40度以上90度以下であることを特徴とするシンチレータパネル。
  4. 前記蛍光体層の鉛直方向断面の両端に、更に、第二の傾斜面が形成された先端部が設けられ、前記第二の傾斜面と前記支持基板の最表面との間の前記蛍光体層の断面角度である傾斜角度θが前記テーパー角度θよりも小さい角度に形成されていることを特徴とする請求項3記載のシンチレータパネル。
  5. 光電変換素子が複数並んだアクティブエリアを有する基板の前記アクティブエリア上に、請求項3又は4記載のシンチレータパネルを貼り合わせたことを特徴とする放射線検出器。
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