JP2011126215A - マーキングペン - Google Patents

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朗 神田
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Abstract

【課題】ペンを使用する際の姿勢に制限を伴うことが少なく、一定の太さでマーキング等を行うことのできるマーキングペンを提供することにある。
【解決手段】インキが含浸可能な材料からなる第1及び第2の芯体11、12と、これら
芯体11、12間に位置する遮断部材14と、芯体11、12及び遮断部材14を一体的に保持する筒軸15とを備えてマーキングペン10が構成されている。芯体11、12と遮断部材14を一体化して構成されるペン先側20は、その外周形状が球面若しくは湾曲面に設けられ、これにより、芯体11、12で線等を引くときの幅が一定となるようになっている。
【選択図】図2

Description

本発明はマーキングペンに係り、特に、複数の色からなる芯体を一体化してペン先側を形成し、任意の色を用いてマーキング等を行うことのできる多色型のマーキングペンに関する。
文字等を隠蔽することなく当該文字を明瞭化させるために、一般に「マーカー」と称呼されるマーキングペンが広く流通し、利用されている。公知のマーキングペンは、本体を構成する筒軸の一端側にフェルト等からなる一色のペン先を表出させたものが一般的であり、異なる色によってマーキング(識別)を行うためには、別途のマーキングペンが利用されている。
このように、マーキングペンは、種々の色を用いることによって、記載事項を明瞭化したり、識別し易くすることができ、多数の色表示を行う場合に備えて多数本のマーキングペンを保有する利用者が多い。従って、マーキングペンをペンケースに入れる場合には、その数が他の筆記具よりも多くなって占有率を高くし、他の筆記具を収容する際の妨げとなる。
この場合、異なる色表示が可能な芯体を一体化させて一本のマーキングペンとすることで携帯若しくは保有するマーキングペンの本数を削減することができる。そのようなマーキングペンとしては、例えば、特許文献1、2に開示されている。
実公昭61−39583号公報 実開昭58−96995号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたマーキングペンにあっては、ペン先を正面視したときの形状が方形をなすものであり、使用時の角度や向きによって線の太さがばらついてしまう等の不都合がある。しかも、二つの芯体を遮断する部材の先端が芯体の先端よりも後退した位置にあり、二つの色による意図しない線が紙面等に同時に描かれてしまう、という不都合を招来する。
この点、特許文献2には、相対する芯体間の遮断部材が芯体の先端と同一面内に位置する構成を開示されているが、同文献記載の芯体の先端形状は、ペン先を正面視したときの形状が特許文献1のものと実質的に同様となっている。従って、使用時のペンの向き、傾きによって、線の太さにばらつきを生じてしまう、という不都合は依然として解消することができない。
[発明の目的]
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、ペンを使用する際の姿勢に制限を伴うことが少なく、一定の幅若しくは太さでマーキング等を行うことのできる多色型のマーキングペンを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、異なる色のインキを用いた多色型のマーキングペンであって、
インキが含浸可能な材料からなる複数の芯体と、各芯体間に位置する遮断部材と、これら芯体及び遮断部材を一体的に保持する筒軸とを備え、
前記芯体と遮断部材を一体として形成されるペン先側の先端部外周形状が球面若しくは湾曲面に設けられる、という構成を採っている。
本発明において、前記遮断部材はペン先側を径方向に二分割する方向に位置し、当該遮断部材を挟んで二つの芯体が対称配置される、という構成を採ることが好ましい。
また、前記ペン先から後方領域にかけて次第に大径化するテーパ面を備え、当該テーパ面が前記筒軸の先端から表出している構成を採るとよい。
更に、前記芯体は筆記圧の反力で弾性変形可能な軟質部材により構成され、前記遮断部材は芯体よりも硬い弾性変形可能な樹脂材料により構成されている。
本発明によれば、芯体と遮断部材とからなるペン先側の先端部形状が球面若しくは湾曲面であるため、紙面にあてがって線引き等を行うときの線の幅若しくは太さを一定とすることができる。
また、遮断部材を挟んで二つの芯体が対称配置されているので、個々の芯体を利用して線引き等を行う際に使用可能な領域を十分に確保することができる。
更に、テーパ面を構成する芯材部分が筒軸の先端から表出する構成であれば、通常の筆記具を手に持つのと同様にマーキングペンを持ったときに、一方の色が上位に表れることで、他方の色の芯体が適性位置にあることを容易に認識することができる。
また、遮断部材が芯体よりも硬い樹脂材料により構成されていれば、筆記に伴う押圧力が芯体の先端に作用して弾性収縮しても、遮断部材が堰となって他方の芯体が紙面に触れてしまうようなおそれを確実に阻止することができる。しかも、遮断部材が芯体よりも硬い構成であれば、遮断部材が相対的に凹んでしまうようなことはなく、この凹みにゴミが貯まってしまうような不都合も回避することができる。
本実施形態に係るマーキングペンの全体構成を示す概略斜視図。 図1のA−A線に沿う断面斜視図。 図2のB矢視図。 マーキングペンの使用状態を示す説明図。 マーキングペンの他の使用状態を示す説明図。
図1ないし図3に示されるように、マーキングペン10は、インキが含浸可能な材料、例えば、ウレタン系エラストマー等の弾性変形可能な材料によって構成された第1及び第2の芯体11、12と、各芯体11、12間に位置する遮断部材14と、これら芯体11、12及び遮断部材14を一体的に保持するとともに、利用者がマーキングペン10を手で持つときの保持領域として作用する筒軸15と、この筒軸15内に位置するとともに、先端側(図2中上端側)が第1及び第2の芯体11、12に接するように配置された第1及び第2のインキ補充部材16、17とを備えて構成されている。
前記第1及び第2の芯体11、12は、図2及び図3に示されるように、遮断部材14を挟んで相互に対称的な輪郭を備えた形状に設けられており、遮断部材14と一体としたペン先側20の先端部外周形状が球面若しくは湾曲面となるように設けられている。すなわち、第1及び第2の芯体11、12の表面は、遮断部材14の表面と段差なく連なる表面形状とされている。このペン先側20は、先端から後方(図2中下方)に向かうに従って、次第に大径化するテーパ面21とされており、当該テーパ面21は、筒軸15の先端(図2中上端)より表出するように設けられ、これにより、使用者が、各芯体11、12の色を視覚的に認識できるようになっている。
前記遮断部材14は、ペン先側20を径方向に二分割する方向に位置し、当該遮断部材14を挟んで第1及び第2の芯体11、12が対称位置に配置されるようになっている。この遮断部材14は、第1及び第2の芯体11、12と、前記第1及び第2のインキ補充部材16、17間とを完全に遮断する長さを備えている。また、遮断部材14は、第1及び第2のインキ補充部材16、17を収容する隔壁部材25間に位置する本体部分14Aと、この本体部分14Aに段部14Bを介して連なる先端側部分14Cとからなる。先端側部分14Cは、先端に向かうに従って、次第に板厚が漸減するように設けられ、これにより、第1及び第2の芯体11、12のペン先側20の体積が相対的に小さくならないようになっている。この遮断部材14は、第1及び第2の芯体11、12よりも硬い樹脂材料、例えば、EVA又は合成ゴムにより構成されている。遮断部材14は、筆記時の反圧が押圧力として当該遮断部材14に加えられたときに、芯体11、12より内側への押圧変形若しくは収縮量が小さい範囲で内側に変形できる程度のものであれば足りる。
前記筒軸15は、略円筒状をなし、円周の各半分領域の外周面は、第1及び第2の芯体11、12が含浸したインキの色で着色されている。この際、第1の芯体11に対応するインキの色で筒軸15の反対側の外周面を着色する一方、第2の芯体12に対応するインキの色で筒軸15の反対側の外周面を着色することが例示できる。つまり、筒軸15は、例えば、第1の芯体11が位置する側の外周面の色は、第2の芯体11の色と同一色が表れるようにし、使用者は、その色を手がかりに線引き等を行うことができる。但し、筒軸15の色は、第1及び第2の芯体11、12の色に対応して同一側に同一色を用いてよいことは勿論である。なお、軸筒15の先端側は、次第に直径が細くなるテーパ状に設けられており、その内周面には、ペン先側20を径方向内側に押圧して当該ペン先側20を安定的に保持するリブ15A(図2参照)が形成されている。
前記インキ補充部材16、17は、前記筒軸15内に配置された隔壁部材25内に収容されており、所定の顔料で着色されたインキが含浸されて当該インキを第1及び第2の芯体11、12に補充するようになっている。インキ補充部材16、17の先端側は、凹部30が形成され、当該凹部30に第1及び第2の芯体16、17の後端部が受容されることで、インキ補充を行うための相互接触面積が大きく確保されている。
前記マーキングペン10を用いて書面等に線を引くときは、例えば、図4に示されるように、ペン先側20を紙面Pにあてがって同図中左右方向若しくは紙面直交方向に移動させることで、紙面Pに接している側の芯体11又は12によって線引き等を行うことができる。この際、使用を意図している色が筒軸15の上面側に見えることになるので、使用者は、その色を参照して色決定を行うことができる。
また、例えば、第1及び第2の芯体11、12で色違いの平行線を引く場合には、図5に示されように、ペン先側20を垂直姿勢としておき、当該ペン先側20を同図中紙面直交方向に移動させることによって行うことができる。この際、遮断部材14は、第1及び第2の芯体11,12より相対的に硬いので、第1及び第2の芯体11、12の先端が相互に接近してしまうようなことはなく、遮断部材14の先端厚み分を隔てた間隔で線引きが可能となる。
従って、このような実施形態によれば、ペン先側20の先端部外周が球面若しくは湾曲面とされているので、ペン先側20の傾斜姿勢に影響を受けることなく一定の幅若しくは太さで線引き等を行うことができ、マーキングを綺麗に行うことが可能となる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施例に関して特に図示し、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施例に対し、形状、材質、数量、位置若しくは配置等に関して当業者が様々な変更を加えることができるものである。
従って、既に開示した形状等の限定をした記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に示したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状等の限定を一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、第1及び第2の芯体11、12を採用したが、芯体は更に増やしてもよい。この場合、周方向に沿って等区分して各芯体を配置することが好ましい。
10 マーキングペン
11 第1の芯体
12 第2の芯体
14 遮断部材
15 筒軸
20ペン先側
21 テーパ面

Claims (4)

  1. 異なる色のインキを用いた多色型のマーキングペンであって、
    インキが含浸可能な材料からなる複数の芯体と、各芯体間に位置する遮断部材と、これら芯体及び遮断部材を一体的に保持する筒軸とを備え、
    前記芯体と遮断部材を一体として形成されるペン先側の先端部外周形状が球面若しくは湾曲面に設けられていることを特徴とするマーキングペン。
  2. 前記遮断部材はペン先側を径方向に二分割する方向に位置し、当該遮断部材を挟んで二つの芯体が対称配置されていることを特徴とする請求項1記載のマーキングペン。
  3. 前記ペン先側は先端から後方にかけて次第に大径化するテーパ面を備え、当該テーパ面を形成する各芯体の一部が前記筒軸の先端から表出していることを特徴とする請求項1又は2記載のマーキングペン。
  4. 前記芯体は筆記圧の反力で弾性変形可能な軟質部材により構成され、前記遮断部材は芯体よりも硬い弾性変形可能な樹脂材料により構成されていることを特徴とする請求項1,2又は3記載のマーキングペン。
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