JPH10217671A - ラインマーカ - Google Patents
ラインマーカInfo
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- JPH10217671A JPH10217671A JP9027501A JP2750197A JPH10217671A JP H10217671 A JPH10217671 A JP H10217671A JP 9027501 A JP9027501 A JP 9027501A JP 2750197 A JP2750197 A JP 2750197A JP H10217671 A JPH10217671 A JP H10217671A
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- Japan
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- pen
- ink
- line marker
- partition plate
- cores
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- Pens And Brushes (AREA)
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構造が簡単で製造コストが安く、使用中の色
替え操作が簡単なラインマーカを提供する。 【解決手段】 ラインマーカ１０は、ペン軸１１先端の
チップ１２に、２つのペン芯１５、１６を備える。異な
る色のインクを含浸させたインクフィーダ１９、２０よ
りペン芯１５、１６に対して異なる色のインクが供給さ
れる。これにより、構造の簡単でかつ色替えの際に反転
する必要のないダブルラインマーカを実現する。
替え操作が簡単なラインマーカを提供する。 【解決手段】 ラインマーカ１０は、ペン軸１１先端の
チップ１２に、２つのペン芯１５、１６を備える。異な
る色のインクを含浸させたインクフィーダ１９、２０よ
りペン芯１５、１６に対して異なる色のインクが供給さ
れる。これにより、構造の簡単でかつ色替えの際に反転
する必要のないダブルラインマーカを実現する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はラインマーカに係
り、特に、文献や書物等の重要箇所や注意箇所等にしる
しを付け、当該箇所を際立たせるために使用されるライ
ンマーカに関する。
り、特に、文献や書物等の重要箇所や注意箇所等にしる
しを付け、当該箇所を際立たせるために使用されるライ
ンマーカに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、文献や書物等の重要箇所や注意
箇所等にしるしを付けたり、当該箇所を際立たせるため
にラインマーカが使用されることがある。このラインマ
ーカは、通常、中空のペン軸内部に、インクを含浸する
インクフィーダを備えており、更に、ペン軸先端には、
インクフィーダに接した繊維芯（チップ）が固定された
構造となっている。
箇所等にしるしを付けたり、当該箇所を際立たせるため
にラインマーカが使用されることがある。このラインマ
ーカは、通常、中空のペン軸内部に、インクを含浸する
インクフィーダを備えており、更に、ペン軸先端には、
インクフィーダに接した繊維芯（チップ）が固定された
構造となっている。
【０００３】また、ラインマーカのなかには、ペン軸の
両端に大きさの異なる繊維芯を設け、これによって２種
類の太さのラインが引けるようにしたものや、ペン軸の
一端にローラを回転自在に取付けるとともに他端に繊維
芯を設け、ローラによって付けたしるしを繊維芯から供
給されるインク消し剤によって消せるようにしたライン
マーカ（特開昭６−３１２５９７号公報参照）もある。
両端に大きさの異なる繊維芯を設け、これによって２種
類の太さのラインが引けるようにしたものや、ペン軸の
一端にローラを回転自在に取付けるとともに他端に繊維
芯を設け、ローラによって付けたしるしを繊維芯から供
給されるインク消し剤によって消せるようにしたライン
マーカ（特開昭６−３１２５９７号公報参照）もある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したラ
インマーカ構造に関連し、例えば１本のラインマーカで
２色のラインが引けるようにするには、単純にペン軸内
部を２分割し、夫々のチャンバに異なるインクを含浸さ
せたインクフィーダを収納し、さらにペン軸の両端にそ
れぞれ異なる色用の繊維芯を固定することが考えられ
る。しかしながら、このようなラインマーカは、ペン軸
本体内部の構造が複雑化するとともにキャップなどの部
品点数が多くなり、総じて製造コストが増加するという
問題を抱えている。
インマーカ構造に関連し、例えば１本のラインマーカで
２色のラインが引けるようにするには、単純にペン軸内
部を２分割し、夫々のチャンバに異なるインクを含浸さ
せたインクフィーダを収納し、さらにペン軸の両端にそ
れぞれ異なる色用の繊維芯を固定することが考えられ
る。しかしながら、このようなラインマーカは、ペン軸
本体内部の構造が複雑化するとともにキャップなどの部
品点数が多くなり、総じて製造コストが増加するという
問題を抱えている。
【０００５】また、このようなラインマーカでは、使用
中にライン色を一方の色から他方の色へと変える際に
は、それまで使用していたペン先にキャップを被せたう
えでペン軸本体を１８０度反転しなければならず、頻繁
に色替えしなければならないようなマーキングの場合に
は、使用者にとって操作が煩わしいものとなり、円滑な
マーキングを行えないという問題がある。
中にライン色を一方の色から他方の色へと変える際に
は、それまで使用していたペン先にキャップを被せたう
えでペン軸本体を１８０度反転しなければならず、頻繁
に色替えしなければならないようなマーキングの場合に
は、使用者にとって操作が煩わしいものとなり、円滑な
マーキングを行えないという問題がある。
【０００６】本発明の目的は、構造がシンプルで製造コ
ストが低く、しかも、使用中の色替え操作が簡単なライ
ンマーカを提供することを目的とする。
ストが低く、しかも、使用中の色替え操作が簡単なライ
ンマーカを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ペン軸と、
前記ペン軸の一端に設けられ、複数のペン芯を仕切り板
を介して一体化したチップと、前記チップの複数のペン
芯のそれぞれに供給するインクを溜めた複数のインクフ
ィーダとを有することを特徴とするラインマーカによっ
て達成される。これにより、ペン軸内部を長手方向に分
割する必要がなく、またキャップ等の部品点数を増加す
ることもない。また、同一端にペン芯が設けられている
ため、色替えの際に反転する必要がない。
前記ペン軸の一端に設けられ、複数のペン芯を仕切り板
を介して一体化したチップと、前記チップの複数のペン
芯のそれぞれに供給するインクを溜めた複数のインクフ
ィーダとを有することを特徴とするラインマーカによっ
て達成される。これにより、ペン軸内部を長手方向に分
割する必要がなく、またキャップ等の部品点数を増加す
ることもない。また、同一端にペン芯が設けられている
ため、色替えの際に反転する必要がない。
【０００８】上述したラインマーカにおいて、前記仕切
り板は、前記ペン芯よりも長く形成されていることが望
ましい。これにより、ペン芯に含浸された異なるインク
同士の混ざり合いを防止することができる。上述したラ
インマーカにおいて、前記ペン芯は、仕切り板を境界と
して２つ設けられ、前記インクフィーダは、２つ設けら
れていてもよい。これにより、２色ラインマーカが実現
できる。
り板は、前記ペン芯よりも長く形成されていることが望
ましい。これにより、ペン芯に含浸された異なるインク
同士の混ざり合いを防止することができる。上述したラ
インマーカにおいて、前記ペン芯は、仕切り板を境界と
して２つ設けられ、前記インクフィーダは、２つ設けら
れていてもよい。これにより、２色ラインマーカが実現
できる。
【０００９】上述したラインマーカにおいて、前記仕切
り板は、断面十字状に形成され、前記ペン芯は、前記仕
切り板を境界として４つ設けられ、前記インクフィーダ
は、４つ設けられていてもよい。これにより、４色ライ
ンマーカが実現できる。上述したラインマーカにおい
て、前記仕切り板は、３方向星形断面状に形成され、前
記ペン芯は、前記仕切り板を境界として３つ設けられ、
前記インクフィーダは、３つ設けられていてもよい。こ
れにより、３色ラインマーカが実現できる。
り板は、断面十字状に形成され、前記ペン芯は、前記仕
切り板を境界として４つ設けられ、前記インクフィーダ
は、４つ設けられていてもよい。これにより、４色ライ
ンマーカが実現できる。上述したラインマーカにおい
て、前記仕切り板は、３方向星形断面状に形成され、前
記ペン芯は、前記仕切り板を境界として３つ設けられ、
前記インクフィーダは、３つ設けられていてもよい。こ
れにより、３色ラインマーカが実現できる。
【００１０】上述したラインマーカにおいて、前記複数
のペン芯の先端部断面形状は、互いに異なっていてもよ
い。これにより、太さの異なるラインを引くことのでき
るラインマーカを実現できる。
のペン芯の先端部断面形状は、互いに異なっていてもよ
い。これにより、太さの異なるラインを引くことのでき
るラインマーカを実現できる。
【００１１】
［第１実施形態］本発明の第１実施形態によるラインマ
ーカを図１及び図２を用いて説明する。図１は本実施形
態によるラインマーカの構造を示す断面図、図２は本実
施形態によるラインマーカのチップ部分の外観斜視図で
ある。
ーカを図１及び図２を用いて説明する。図１は本実施形
態によるラインマーカの構造を示す断面図、図２は本実
施形態によるラインマーカのチップ部分の外観斜視図で
ある。
【００１２】図１に示すように、ラインマーカ１０は、
中空筒状のペン軸１１と、ペン軸１１の一端に設けられ
たチップ１２と、ペン軸１１の他端に嵌合された尾栓１
３と、キャップ１４を備えている。ペン軸１１に嵌め込
まれるチップ１２は、図２に示すように、インクを含浸
可能な繊維から形成された２つのペン芯１５、１６を有
しており、これらペン芯１５、１６は貼り合わされた２
枚のプラスチック製仕切り板１７、１８上に対向して固
定されている。なお、仕切り板１７、１８は、ペン芯１
５、１６に含浸されたインクが混ざり合わないように、
ペン芯１５、１６と同じ長さか、又はペン芯１５、１６
より長く形成されている。
中空筒状のペン軸１１と、ペン軸１１の一端に設けられ
たチップ１２と、ペン軸１１の他端に嵌合された尾栓１
３と、キャップ１４を備えている。ペン軸１１に嵌め込
まれるチップ１２は、図２に示すように、インクを含浸
可能な繊維から形成された２つのペン芯１５、１６を有
しており、これらペン芯１５、１６は貼り合わされた２
枚のプラスチック製仕切り板１７、１８上に対向して固
定されている。なお、仕切り板１７、１８は、ペン芯１
５、１６に含浸されたインクが混ざり合わないように、
ペン芯１５、１６と同じ長さか、又はペン芯１５、１６
より長く形成されている。
【００１３】各ペン芯１５、１６には、ペン軸１１との
嵌合時、ペン軸端面１１ａに係止してペン芯１５、１６
をペン軸先端に固定するための段付き部１５ａ、１６ａ
が形成されており、ペン芯先端部分には傾斜面１５ｂ、
１６ｂが設けられ、先細形ペン先を構成している。図１
に戻り、中空のペン軸１１内には円柱状のインクフィー
ダ１９、２０が並んで収納されている。このインクフィ
ーダ１９、２０は、発色させる色のインクを染み込ませ
た中綿体から構成されている。インクフィーダ１９の先
端はペン芯１５の後端に接するように、かつインクフィ
ーダ２０の先端はペン芯１６の後端に接するようにそれ
ぞれ配置されている。これにより、インクフィーダ１９
に含浸されたインク（例えば、赤インク）はペン芯１５
に供給され、他方、インクフィーダ２０に含浸されたイ
ンク（例えば、黄インク）はペン芯１６に供給され、一
つのペン先で２色のラインが引ける、所謂ダブルマーカ
が提供される。
嵌合時、ペン軸端面１１ａに係止してペン芯１５、１６
をペン軸先端に固定するための段付き部１５ａ、１６ａ
が形成されており、ペン芯先端部分には傾斜面１５ｂ、
１６ｂが設けられ、先細形ペン先を構成している。図１
に戻り、中空のペン軸１１内には円柱状のインクフィー
ダ１９、２０が並んで収納されている。このインクフィ
ーダ１９、２０は、発色させる色のインクを染み込ませ
た中綿体から構成されている。インクフィーダ１９の先
端はペン芯１５の後端に接するように、かつインクフィ
ーダ２０の先端はペン芯１６の後端に接するようにそれ
ぞれ配置されている。これにより、インクフィーダ１９
に含浸されたインク（例えば、赤インク）はペン芯１５
に供給され、他方、インクフィーダ２０に含浸されたイ
ンク（例えば、黄インク）はペン芯１６に供給され、一
つのペン先で２色のラインが引ける、所謂ダブルマーカ
が提供される。
【００１４】このように、本実施形態では、ペン軸１１
の先端に設けられる１つのチップ１２に、２つのペン芯
１５、１６を仕切り板１７、１８を介して一体化させ、
各ペン芯１５、１６に対応させてインクフィーダ１９、
２０をペン軸１１内に収納させたことにより、ペン軸の
両端にそれぞれチップを固定したラインマーカと異な
り、使用時に反転する必要がない。また、このラインマ
ーカのペン軸１１自体は、従来の単色ラインマーカのも
のと同一でよいため、前述した両端ペン型のラインマー
カに比較して構造が簡単であり、部品点数も少なく、従
って製造コストも低く抑えることができる。
の先端に設けられる１つのチップ１２に、２つのペン芯
１５、１６を仕切り板１７、１８を介して一体化させ、
各ペン芯１５、１６に対応させてインクフィーダ１９、
２０をペン軸１１内に収納させたことにより、ペン軸の
両端にそれぞれチップを固定したラインマーカと異な
り、使用時に反転する必要がない。また、このラインマ
ーカのペン軸１１自体は、従来の単色ラインマーカのも
のと同一でよいため、前述した両端ペン型のラインマー
カに比較して構造が簡単であり、部品点数も少なく、従
って製造コストも低く抑えることができる。
【００１５】［第２実施形態］本発明の第２実施形態に
よるラインマーカを図３を用いて説明する。図３は本実
施形態によるラインマーカのチップ部分の外観斜視図で
ある。図１及び図２に示す第１実施形態と同一又は同種
の構成要素には同一の符号を付して説明を省略又は簡略
にする。
よるラインマーカを図３を用いて説明する。図３は本実
施形態によるラインマーカのチップ部分の外観斜視図で
ある。図１及び図２に示す第１実施形態と同一又は同種
の構成要素には同一の符号を付して説明を省略又は簡略
にする。
【００１６】上述した第１実施形態では、仕切り板１
７、１８を介して２つのペン芯１５、１６を１つのチッ
プ１２に設けていたが、本実施形態は、４つのペン芯に
より４色のラインがひける４色ラインマーカにしたこと
を特徴としている。本実施形態のチップ２１において
は、図３に示すように、断面十字形の仕切り板２２が設
けられ、仕切られた各空間には４個のペン芯２３〜２６
が設けられる。このチップ２１を装着するペン軸１１に
は、各ペン芯２３〜２６に対応して異なった種類のイン
クを含浸する４本のインクフィーダが収納されている。
インクフィーダのインク色を互いに異ならせることによ
り、一つのペン先で４色のラインを引ける、所謂４色ラ
インマーカを実現できる。
７、１８を介して２つのペン芯１５、１６を１つのチッ
プ１２に設けていたが、本実施形態は、４つのペン芯に
より４色のラインがひける４色ラインマーカにしたこと
を特徴としている。本実施形態のチップ２１において
は、図３に示すように、断面十字形の仕切り板２２が設
けられ、仕切られた各空間には４個のペン芯２３〜２６
が設けられる。このチップ２１を装着するペン軸１１に
は、各ペン芯２３〜２６に対応して異なった種類のイン
クを含浸する４本のインクフィーダが収納されている。
インクフィーダのインク色を互いに異ならせることによ
り、一つのペン先で４色のラインを引ける、所謂４色ラ
インマーカを実現できる。
【００１７】［第３実施形態］本発明の第３実施形態に
よるラインマーカを図４を用いて説明する。図４は本実
施形態によるラインマーカのチップ部分の外観斜視図で
ある。図１及び図２に示す第１実施形態と同一又は同種
の構成要素には同一の符号を付して説明を省略又は簡略
にする。
よるラインマーカを図４を用いて説明する。図４は本実
施形態によるラインマーカのチップ部分の外観斜視図で
ある。図１及び図２に示す第１実施形態と同一又は同種
の構成要素には同一の符号を付して説明を省略又は簡略
にする。
【００１８】上述した第１実施形態では、仕切り板１
７、１８を介して２つのペン芯１５、１６を１つのチッ
プ１２に設けていたが、本実施形態は、３つのペン芯に
より３色のラインがひける３色ラインマーカにしたこと
を特徴としている。本実施形態のチップ２７において
は、図４に示すように、３方向星形の断面を有する仕切
り板２８が設けられ、仕切られた各空間には３個のペン
芯２９〜３１が設けられる。このチップ２７を装着する
ペン軸１１には、各ペン芯２９〜３１に対応して異なっ
た種類のインクを含浸する３本のインクフィーダが収納
されている。インクフィーダのインク色を互いに異なら
せることにより、一つのペン先で３色のラインを引け
る、所謂３色ラインマーカを実現できる。
７、１８を介して２つのペン芯１５、１６を１つのチッ
プ１２に設けていたが、本実施形態は、３つのペン芯に
より３色のラインがひける３色ラインマーカにしたこと
を特徴としている。本実施形態のチップ２７において
は、図４に示すように、３方向星形の断面を有する仕切
り板２８が設けられ、仕切られた各空間には３個のペン
芯２９〜３１が設けられる。このチップ２７を装着する
ペン軸１１には、各ペン芯２９〜３１に対応して異なっ
た種類のインクを含浸する３本のインクフィーダが収納
されている。インクフィーダのインク色を互いに異なら
せることにより、一つのペン先で３色のラインを引け
る、所謂３色ラインマーカを実現できる。
【００１９】［第４実施形態］本発明の第４実施形態に
よるラインマーカを図５を用いて説明する。図５は本実
施形態によるラインマーカのチップ部分の外観斜視図で
ある。図１及び図２に示す第１実施形態と同一又は同種
の構成要素には同一の符号を付して説明を省略又は簡略
にする。
よるラインマーカを図５を用いて説明する。図５は本実
施形態によるラインマーカのチップ部分の外観斜視図で
ある。図１及び図２に示す第１実施形態と同一又は同種
の構成要素には同一の符号を付して説明を省略又は簡略
にする。
【００２０】上述した第１乃至第３実施形態では、１つ
のチップに同一形状のペン芯を複数個設けたものである
が、本実施形態では、異なる形状のペン芯を設けるよう
にしたことを特徴としている。本実施形態のチップ３２
においては、図５に示すように、仕切り板３５、３６に
固定されるペン芯３３、３４の先端部の長さが異なるよ
うにしている。先端部長さの異なる２つのペン芯３３、
３４は、貼り合わされた２枚の仕切り板３５、３６上に
対向して固定される。これにより、２つのペン芯３３、
３４にインクを供給するインクフィーダ１９、２０を同
一色のインクを含浸すれば、同一インク色でかつ太さの
異なるラインが引けるラインマーカが実現できる。ま
た、２つのペン芯３３、３４にインクを供給するインク
フィーダ１９、２０を異なる色のインクを含浸すれば、
異なるインク色で太さの異なるラインが引けるラインマ
ーカが実現できる。
のチップに同一形状のペン芯を複数個設けたものである
が、本実施形態では、異なる形状のペン芯を設けるよう
にしたことを特徴としている。本実施形態のチップ３２
においては、図５に示すように、仕切り板３５、３６に
固定されるペン芯３３、３４の先端部の長さが異なるよ
うにしている。先端部長さの異なる２つのペン芯３３、
３４は、貼り合わされた２枚の仕切り板３５、３６上に
対向して固定される。これにより、２つのペン芯３３、
３４にインクを供給するインクフィーダ１９、２０を同
一色のインクを含浸すれば、同一インク色でかつ太さの
異なるラインが引けるラインマーカが実現できる。ま
た、２つのペン芯３３、３４にインクを供給するインク
フィーダ１９、２０を異なる色のインクを含浸すれば、
異なるインク色で太さの異なるラインが引けるラインマ
ーカが実現できる。
【００２１】なお、本実施形態では２色ラインマーカの
先端部の長さを異なるようにしたが、上述した３色ライ
ンマーカや４色ラインマーカに対して本実施形態と同様
にペン芯の形状を異なるようしてもよい。 ［変形実施形態］本発明は上記実施形態に限らず種々の
変形が可能である。
先端部の長さを異なるようにしたが、上述した３色ライ
ンマーカや４色ラインマーカに対して本実施形態と同様
にペン芯の形状を異なるようしてもよい。 ［変形実施形態］本発明は上記実施形態に限らず種々の
変形が可能である。
【００２２】例えば、上記実施形態では、インクフィー
ダに貯留されるインクの互いに異なせたラインマーカに
例をとり説明してきたが、各インクフィーダに貯留され
るインクの種類を、油性インクと水性インクとで構成
し、同じ色でも油性ペンとしての機能と水性ペンとして
の機能を兼ね備えるようにしてもよい。また、同じ色の
インクや、同じ色の明るさの異なるインク等を含浸させ
てもよい。
ダに貯留されるインクの互いに異なせたラインマーカに
例をとり説明してきたが、各インクフィーダに貯留され
るインクの種類を、油性インクと水性インクとで構成
し、同じ色でも油性ペンとしての機能と水性ペンとして
の機能を兼ね備えるようにしてもよい。また、同じ色の
インクや、同じ色の明るさの異なるインク等を含浸させ
てもよい。
【００２３】また、上記実施形態における各ペン芯を分
離する仕切り板をさらにペン軸方向に延長させ、インク
フィーダ同士も完全に分離して完全に混色をなくすよう
にしてもよい。
離する仕切り板をさらにペン軸方向に延長させ、インク
フィーダ同士も完全に分離して完全に混色をなくすよう
にしてもよい。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ペン軸の一端に設けられる１つのチップに、複数のペン
芯を仕切り板を介して一体化し、夫々のペン芯に対応さ
せてインクフィーダをペン軸内に収納させたことによ
り、構造が簡単で、部品点数が少なく、低製造コストの
ラインマーカを実現できる。また、本発明によるライン
マーカは、ペン軸の同一端部に複数のペン芯を近接して
配置するため、ラインの色を変える時などはペン軸を若
干回転させるだけで良く、ラインマーカを１８０度反転
しなければならない従来の２色ラインマーカに比べ、そ
の色替え操作が簡単であり、良好な使用感を実現でき
る。
ペン軸の一端に設けられる１つのチップに、複数のペン
芯を仕切り板を介して一体化し、夫々のペン芯に対応さ
せてインクフィーダをペン軸内に収納させたことによ
り、構造が簡単で、部品点数が少なく、低製造コストの
ラインマーカを実現できる。また、本発明によるライン
マーカは、ペン軸の同一端部に複数のペン芯を近接して
配置するため、ラインの色を変える時などはペン軸を若
干回転させるだけで良く、ラインマーカを１８０度反転
しなければならない従来の２色ラインマーカに比べ、そ
の色替え操作が簡単であり、良好な使用感を実現でき
る。
【図１】本発明の第１実施形態によるラインマーカの断
面図である。
面図である。
【図２】本発明の第１実施形態によるラインマーカのチ
ップ部分の外観斜視図である。
ップ部分の外観斜視図である。
【図３】本発明の第２実施形態によるラインマーカのチ
ップ部分の外観斜視図である。
ップ部分の外観斜視図である。
【図４】本発明の第３実施形態によるラインマーカのチ
ップ部分の外観斜視図である。
ップ部分の外観斜視図である。
【図５】本発明の第４実施形態によるラインマーカのチ
ップ部分の外観斜視図である。
ップ部分の外観斜視図である。
１０…ラインマーカ １１…ペン軸 １２、２１、２７、３２…チップ １３…尾栓 １４…キャップ １５、１６、２３、２４、２５、２６、２９、３０、３
１、３３、３４…ペン芯 １７、１８、２２、２８、３５、３６…仕切り板 １９、２０…インクフィーダ
１、３３、３４…ペン芯 １７、１８、２２、２８、３５、３６…仕切り板 １９、２０…インクフィーダ
Claims (6)
- 【請求項１】 ペン軸と、 前記ペン軸の一端に設けられ、複数のペン芯を仕切り板
を介して一体化したチップと、 前記チップの複数のペン芯のそれぞれに供給するインク
を溜めた複数のインクフィーダとを有することを特徴と
するラインマーカ。 - 【請求項２】 請求項１記載のラインマーカにおいて、 前記仕切り板は、前記ペン芯よりも長く形成されている
ことを特徴とするラインマーカ。 - 【請求項３】 請求項１又は２記載のラインマーカにお
いて、 前記ペン芯は、仕切り板を境界として２つ設けられ、 前記インクフィーダは、２つ設けられていることを特徴
とするラインマーカ。 - 【請求項４】 請求項１又は２記載のラインマーカにお
いて、 前記仕切り板は、断面十字状に形成され、 前記ペン芯は、前記仕切り板を境界として４つ設けら
れ、 前記インクフィーダは、４つ設けられていることを特徴
とするラインマーカ。 - 【請求項５】 請求項１又は２記載のラインマーカにお
いて、 前記仕切り板は、３方向星形断面状に形成され、 前記ペン芯は、前記仕切り板を境界として３つ設けら
れ、 前記インクフィーダは、３つ設けられていることを特徴
とするラインマーカ。 - 【請求項６】 請求項１乃至５のいずれか１項に記載の
ラインマーカにおいて、 前記複数のペン芯の先端部断面形状は、互いに異なって
いることを特徴とするラインマーカ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9027501A JPH10217671A (ja) | 1997-02-12 | 1997-02-12 | ラインマーカ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9027501A JPH10217671A (ja) | 1997-02-12 | 1997-02-12 | ラインマーカ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10217671A true JPH10217671A (ja) | 1998-08-18 |
Family
ID=12222901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9027501A Pending JPH10217671A (ja) | 1997-02-12 | 1997-02-12 | ラインマーカ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10217671A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006080275A1 (ja) * | 2005-01-25 | 2006-08-03 | Aubex Corporation | ネイルアート用塗布具 |
| JP2011126215A (ja) * | 2009-12-21 | 2011-06-30 | Kokuyo Co Ltd | マーキングペン |
| WO2013183633A1 (ja) * | 2012-06-04 | 2013-12-12 | 有限会社Ｖスパーク | 筆記具 |
| JP2015104814A (ja) * | 2013-11-28 | 2015-06-08 | コクヨＳ＆Ｔ株式会社 | 筆記具 |
-
1997
- 1997-02-12 JP JP9027501A patent/JPH10217671A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006080275A1 (ja) * | 2005-01-25 | 2006-08-03 | Aubex Corporation | ネイルアート用塗布具 |
| JP2006204332A (ja) * | 2005-01-25 | 2006-08-10 | Aubex Corp | ネイルアート用塗布具 |
| JP2011126215A (ja) * | 2009-12-21 | 2011-06-30 | Kokuyo Co Ltd | マーキングペン |
| WO2013183633A1 (ja) * | 2012-06-04 | 2013-12-12 | 有限会社Ｖスパーク | 筆記具 |
| JPWO2013183633A1 (ja) * | 2012-06-04 | 2016-02-01 | 有限会社Ｖスパーク | 筆記具 |
| US9796207B2 (en) | 2012-06-04 | 2017-10-24 | V Spark Co., Ltd. | Writing instrument |
| JP2015104814A (ja) * | 2013-11-28 | 2015-06-08 | コクヨＳ＆Ｔ株式会社 | 筆記具 |
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