JP2011126012A - テープ印刷装置、テープ印刷装置の制御方法、およびプログラム - Google Patents
テープ印刷装置、テープ印刷装置の制御方法、およびプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】消費電力の低減を可能とするテープ印刷装置、制御方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】テープ印刷装置1は、入力操作を受け付ける操作受付部(キーボード11、入力インターフェイス35、CPU31)と、操作受付部が受け付けた入力操作に基づいて画面表示を行う表示部12と、表示部を照明する照明部(バックライト46)と、テープ印刷装置1の電源のオンとオフとを切り替える電源回路50と、テープ印刷装置1の動作を制御する制御部30と、を備え、制御部30は、操作受付部が、第1の時間、入力操作を受け付けなかった場合には、照明部の照明を消灯させる第1省電力モードに切り替え、操作受付部が、第1の時間よりも長い第2の時間、入力操作を受け付けなかった場合には、電源回路50の電源をオフさせる第2省電力モードに切り替える。
【選択図】図3
【解決手段】テープ印刷装置1は、入力操作を受け付ける操作受付部(キーボード11、入力インターフェイス35、CPU31)と、操作受付部が受け付けた入力操作に基づいて画面表示を行う表示部12と、表示部を照明する照明部(バックライト46)と、テープ印刷装置1の電源のオンとオフとを切り替える電源回路50と、テープ印刷装置1の動作を制御する制御部30と、を備え、制御部30は、操作受付部が、第1の時間、入力操作を受け付けなかった場合には、照明部の照明を消灯させる第1省電力モードに切り替え、操作受付部が、第1の時間よりも長い第2の時間、入力操作を受け付けなかった場合には、電源回路50の電源をオフさせる第2省電力モードに切り替える。
【選択図】図3
Description
本発明は、テープ印刷装置、テープ印刷装置の制御方法、およびプログラムに関する。
従来、入力された文字列等の画像を表示する表示部を備えたテープ印刷装置が知られている。このようなテープ印刷装置には、視認性の向上のために、表示部にバックライト等の照明を備えたものがある。
また、使用者が選択を行う選択画面の表示中に、あらかじめ設定されている待ち時間以上、使用者による選択操作がない場合には、液晶モニター等の表示装置(表示部)のバックライトを消灯して省電力状態に切り替える情報表示装置が開示されている(例えば、特許文献1)。このような情報表示装置では、表示装置の消費電力を低減することが可能である。
しかしながら、このように表示部の照明(バックライト)を消灯する機能をテープ印刷装置に適用しても、照明以外の消費電力が低減されておらず、十分な省電力化が図られていないという課題があった。よって、さらなる消費電力の低減を可能とするテープ印刷装置が求められていた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るテープ印刷装置は、画像をテープに印刷するテープ印刷装置であって、入力操作を受け付ける操作受付部と、前記操作受付部が受け付けた入力操作に基づいて画面表示を行う表示部と、前記表示部を照明する照明部と、前記テープ印刷装置の電源のオンとオフとを切り替える電源回路と、前記テープ印刷装置の動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記操作受付部が、第1の時間、入力操作を受け付けなかった場合には、前記照明部の照明を消灯させる第1省電力モードに切り替え、前記操作受付部が、前記第1の時間よりも長い第2の時間、入力操作を受け付けなかった場合には、前記電源回路の電源をオフさせる第2省電力モードに切り替えることを特徴とする。
このようなテープ印刷装置によれば、操作受付部は入力操作を受け付ける。表示部は、入力操作に基づいて画面表示を行う。照明部は、表示部を照明する。電源回路は、テープ印刷装置の電源のオンとオフとを切り替える。そして、制御部は、第1の時間、入力操作を受け付けなかった場合には、照明部の照明を消灯させる第1省電力モードに切り替える。また、制御部は、第1の時間よりも長い第2の時間、入力操作を受け付けなかった場合には、電源回路の電源をオフさせる第2省電力モードに切り替える。これにより、第1の時間、入力操作を受け付けなかった場合には、照明部の照明は消灯されるので、消費電力を低減することができる。また、第1の時間よりも長い第2の時間、入力操作を受け付けなかった場合には、テープ印刷装置の電源がオフされるので、消費電力をさらに低減することができる。
[適用例2]上記適用例に係るテープ印刷装置において、前記制御部は、前記第1の時間よりも長く、かつ前記第2の時間よりも短い第3の時間、前記操作受付部が入力操作を受け付けなかった場合に、前記表示部の画面表示を停止させる第3省電力モードに切り替えることを特徴とする。
このようなテープ印刷装置によれば、制御部は、第3の時間、入力操作を受け付けなかった場合に、表示部の画面表示を停止させる第3省電力モードに切り替える。これにより、第2省電力モードのようにテープ印刷装置の電源をオフすることなく、第1省電力モードよりも低い消費電力にすることができる。
[適用例3]上記適用例に係るテープ印刷装置において、入力された文字列に基づいた前記画像を前記テープに印刷する印刷部をさらに有し、前記印刷部が印刷を行っている間、前記制御部は、前記照明部の照明を消灯させる前記第1省電力モードに切り替えることを特徴とする。
このようなテープ印刷装置によれば、印刷部が印刷を行っている間、制御部は照明部の照明を消灯させる第1省電力モードに切り替える。これにより、ユーザーによる入力操作を受け付ける必要がない印刷中は、照明部の照明が消灯されるため、消費電力を低減することができる。
[適用例4]上記適用例に係るテープ印刷装置において、前記操作受付部が受け付けた所定の入力操作に応じて、前記第1の時間、前記第2の時間、および前記第3の時間のうち、少なくとも1つを変更する時間変更部をさらに有することを特徴とする。
このようなテープ印刷装置によれば、時間変更部は、所定の入力操作に応じて、第1の時間、第2の時間、および第3の時間のうち、少なくとも1つを変更する。これにより、ユーザーは、第1の時間、第2の時間、および第3の時間を所望の時間に設定することができる。
[適用例5]本適用例に係るテープ印刷装置の制御方法は、入力操作に基づいて画面表示を行う表示部と、前記表示部を照明する照明部と、電源のオンとオフとを切り替える電源回路とを有し、画像をテープに印刷するテープ印刷装置の制御方法であって、入力操作を受け付ける操作受付ステップと、前記操作受付ステップにおいて、第1の時間、入力操作を受け付けなかった場合に、前記照明部の照明を消灯させる第1省電力モードに切り替える第1制御ステップと、前記操作受付ステップにおいて、前記第1の時間よりも長い第2の時間、入力操作を受け付けなかった場合に、前記電源回路の電源をオフさせる第2省電力モードに切り替える第2制御ステップと、を備えることを特徴とする。
このようなテープ印刷装置の制御方法によれば、操作受付ステップにおいて、第1の時間、入力操作を受け付けなかった場合には、照明部の照明は消灯されるので、消費電力を低減することができる。また、第1の時間よりも長い第2の時間、入力操作を受け付けなかった場合には、テープ印刷装置の電源がオフされるので、消費電力をさらに低減することができる。
[適用例6]本適用例に係るプログラムは、コンピューターに、上記適用例に記載のテープ印刷装置の制御方法における各ステップを実行させるためのものであることを特徴とする。
このようなプログラムをコンピューターに実行させることにより、操作受付ステップにおいて、第1の時間、入力操作を受け付けなかった場合には、照明部の照明は消灯されるので、消費電力を低減することができる。また、第1の時間よりも長い第2の時間、入力操作を受け付けなかった場合には、テープ印刷装置の電源がオフされるので、消費電力をさらに低減することができる。
以下、実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態では、第1の時間、入力操作を受け付けなかった場合に第1省電力モードに切り替わり、第2の時間、入力操作を受け付けなかった場合に第2省電力モードに切り替わるテープ印刷装置について、図面を参照して説明する。
第1の実施形態では、第1の時間、入力操作を受け付けなかった場合に第1省電力モードに切り替わり、第2の時間、入力操作を受け付けなかった場合に第2省電力モードに切り替わるテープ印刷装置について、図面を参照して説明する。
図1および図2は、第1の実施形態のテープ印刷装置を示す斜視図である。
図1および図2に示すように、テープ印刷装置1は、本体が筐体10に収容された構成を有しており、筐体10の上面手前側には、キーボード11が備えられている。キーボード11は、文字列の入力等、ユーザーによる各種入力操作を受け付ける入力部であり、仮名、漢字、アルファベット、数字、および記号等からなる文字列を入力可能な多数の文字キーと、テープ印刷装置1に対して各種動作を指示するための複数の制御キーとを有している。キーボード11が備える制御キーには、電源のオンとオフとを切り替えるための電源キー、入力した仮名を漢字に変換するための変換キー、入力した文字列等を確定させるための決定キー、カーソルの移動等に用いられるカーソルキー、印刷を実行させるための印刷キー、メニュー画面を表示させるためのメニューキー等が含まれる。
図1および図2に示すように、テープ印刷装置1は、本体が筐体10に収容された構成を有しており、筐体10の上面手前側には、キーボード11が備えられている。キーボード11は、文字列の入力等、ユーザーによる各種入力操作を受け付ける入力部であり、仮名、漢字、アルファベット、数字、および記号等からなる文字列を入力可能な多数の文字キーと、テープ印刷装置1に対して各種動作を指示するための複数の制御キーとを有している。キーボード11が備える制御キーには、電源のオンとオフとを切り替えるための電源キー、入力した仮名を漢字に変換するための変換キー、入力した文字列等を確定させるための決定キー、カーソルの移動等に用いられるカーソルキー、印刷を実行させるための印刷キー、メニュー画面を表示させるためのメニューキー等が含まれる。
筐体10の上面奥側には、液晶表示装置等からなる表示部12が備えられている。表示部12は、マトリクス状に配列された多数の画素で画像を形成するものであり、キーボード11から入力された文字の表示や、メニュー画面やメッセージ画面の表示等に用いられる。
表示部12の背面には、表示部12を照明する照明部としてのバックライト46(図1および図2では図示せず)が備えられている。バックライト46は、例えば、LED(Light Emitting Diode)を有して構成された照明装置である。バックライト46が点灯すると、表示部12が照明される。
筐体10の上面奥側には、表示部12に隣接して、テープカートリッジ2を装着するための凹部13が形成されている。凹部13の開口部上には、開閉蓋14が開閉可能に備えられており、開閉蓋14を開放状態にすることによって、テープカートリッジ2を着脱することが可能となる。また、開閉蓋14には、透光性を有する確認窓14aが備えられており、凹部13にテープカートリッジ2が装着されているか否かを外部から視認可能になっている。凹部13の底面には、サーマルヘッド15や、搬送機構16(図3参照)を構成する回転軸16a,16bが設けられており、凹部13にテープカートリッジ2を装着すると、テープカートリッジ2に設けられた孔状のヘッド嵌合部21にサーマルヘッド15が嵌合するとともに、孔状の被駆動部22a,22bに回転軸16a,16bがそれぞれ係合する。
テープカートリッジ2には、カートリッジケース20の内部に、ともに帯状のテープTとインクリボンRとが内蔵されている。テープTは、テープ印刷装置1の印刷媒体であり、PET(ポリエチレンテレフタレート)或いは紙材等からなる基材の裏面に接着剤層が形成され、それが剥離紙によって覆われた構成になっている。テープ印刷装置1は、テープTの幅や素材(基材の材質)、色等が異なる複数種類のテープカートリッジ2に対応可能であり、ユーザーは、用途や好みに応じたテープカートリッジ2を使用することができる。なお、テープカートリッジ2の裏面には、内蔵するテープTを識別するための複数の孔(図示せず)が設けられており、テープ印刷装置1は、凹部13の底面に備えられたマイクロスイッチ等の識別センサー19(図3参照)によって、装着されたテープカートリッジ2のテープ種別を識別することができる。
テープカートリッジ2を凹部13に装着すると、テープTの表面は、ヘッド嵌合部21において、インクリボンRを介してサーマルヘッド15と対向する。サーマルヘッド15には、テープTの長手方向(搬送方向)と直交する方向に1列に配列された多数の発熱素子(図示せず)が形成されており、各発熱素子を選択的に発熱させることにより、インクリボンRのインクがテープTの表面に転写(熱転写)される。つまり、テープTの表面には、発熱した発熱素子に対応する位置にドットが形成される。ここで、回転軸16a,16bを回転駆動すると、テープTとインクリボンRは搬送されて、テープTはカートリッジケース20の外部に排出され、インクリボンRはカートリッジケース20の内部で巻き取られる。そして、テープTとインクリボンRとを少しずつ搬送しながら上記の熱転写を繰り返すことにより、複数のドットで構成される画像がテープTの表面に印刷される。
筐体10の側面には、筐体10の外部と凹部13とを連通するスリット17が設けられており、カートリッジケース20から排出された印刷済みのテープTは、スリット17を通って筐体10の外部に向けて所定量だけ搬送される。筐体10の内部には、スリット17を横断するテープTを切断するためのカッターユニット18が配設されており、テープTの印刷済みの部位は、このカッターユニット18によって切り離され、テープ片(ラベル)としてスリット17の開口部(テープ排出口)から排出される。
図3は、テープ印刷装置1の回路構成を示すブロック図である。
図3に示すように、テープ印刷装置1は、上述したキーボード11、表示部12、サーマルヘッド15、回転軸16a,16b(図2参照)を含む搬送機構16、カッターユニット18、バックライト46、識別センサー19の他に、テープ印刷装置1の動作を統括制御する制御部30、表示部12に画像を表示させる表示駆動部41、サーマルヘッド15を発熱駆動するヘッド駆動部42、搬送機構16を駆動する搬送駆動部43、カッターユニット18を駆動するカッター駆動部44、バックライト46を照明させるバックライト駆動部45、電源回路50等を備えている。
図3に示すように、テープ印刷装置1は、上述したキーボード11、表示部12、サーマルヘッド15、回転軸16a,16b(図2参照)を含む搬送機構16、カッターユニット18、バックライト46、識別センサー19の他に、テープ印刷装置1の動作を統括制御する制御部30、表示部12に画像を表示させる表示駆動部41、サーマルヘッド15を発熱駆動するヘッド駆動部42、搬送機構16を駆動する搬送駆動部43、カッターユニット18を駆動するカッター駆動部44、バックライト46を照明させるバックライト駆動部45、電源回路50等を備えている。
制御部30は、コンピューターとして機能するものであり、互いにバス30aを介して接続されたCPU(Central Processing Unit)31、RAM(Random Access Memory)32、ROM(Read Only Memory)33、CGROM(キャラクタージェネレーターROM)34、入力インターフェイス(I/F)35、出力インターフェイス(I/F)36等を有している。
CPU31は、ROM33に記憶されている制御プログラムに従って動作し、テープ印刷装置1全体の各種動作を制御する。また、CPU31には、タイマー31aが備えられている。タイマー31aは、CPU31の指示によって時間の計測を行う。
RAM32は、揮発性の記憶装置で構成された記憶部であり、CPU31の各種処理結果や、キーボード11から入力された文字コード列、表示部12に表示される表示画像データ、サーマルヘッド15により印刷される印刷画像データ等を一時的に記憶する。また、文字コード列によって構成される文書データ等も記憶する。なお、これらの文書データ等は、不揮発性の記憶装置であるフラッシュメモリー等に記憶してもよい。
ROM33およびCGROM34は、マスクROMやフラッシュメモリー等の不揮発性の記憶装置で構成された記憶部であり、ROM33には、上述した制御プログラムや各種データ等が記憶されている。
CGROM34には、テープ印刷装置1で印刷可能な文字のフォントデータが記憶されている。フォントデータは、サーマルヘッド15により印刷される文字や、表示部12に表示される文字を生成するためのビットマップ形式のデータである。ビットマップ形式のフォントデータは多数のドットで構成されており、各ドットはサーマルヘッド15の発熱素子や表示部12の画素に対応する。CGROM34には、複数のフォントのフォントデータが記憶されており、CPU31は、フォントの種別、文字サイズおよび文字コードを指定することによって、対応するフォントデータをCGROM34から取得し、このフォントデータを用いて表示画像データおよび印刷画像データを形成する。なお、フォントデータとしては、種々の文字サイズに対応させやすいアウトライン形式のフォントデータを用いるようにしてもよい。
入力インターフェイス35には、キーボード11および識別センサー19が接続されている。ユーザーによりキーボード11が操作されると、キーボード11は、この操作を入力操作として受け付けて、操作されたキーに対応するキー情報を、入力インターフェイス35を介してCPU31に出力する。ここで、キーボード11、入力インターフェイス35、およびCPU31が操作受付部に相当する。また、識別センサー19は、装着されたテープカートリッジ2のテープ種別に応じた識別情報を、入力インターフェイス35を介してCPU31に出力する。
出力インターフェイス36には、表示駆動部41、ヘッド駆動部42、搬送駆動部43、カッター駆動部44、およびバックライト駆動部45が接続されており、これらは、CPU31の制御に基づいて、表示部12、サーマルヘッド15、搬送機構16、カッターユニット18、およびバックライト46をそれぞれ駆動する。バックライト46は、バックライト駆動部45によって、点灯および消灯の制御が行われる。また、バックライト46の点灯時の明るさもバックライト駆動部45によって制御される。
電源回路50は、電池51または商用電源(交流電源)52を電源として、テープ印刷装置1の各部に電力の供給を行ったり停止したりする。即ち、テープ印刷装置1の電源をオンしたりオフしたりする。電源回路50には、電池51を接続(装着)するための電池端子(図示せず)と、商用電源52を直流電源に変換するACアダプター53を接続するための電源端子(図示せず)とが設けられており、電池51およびACアダプター53の少なくとも一方が接続される。なお、電池51は、一次電池であっても二次電池であってもよいし、燃料電池等、他の態様の電池を採用してもよい。
上記のように構成されたテープ印刷装置1において、ユーザーにより電源キーが操作されると、テープ印刷装置1は、電池51または商用電源52を電源として動作を開始し、文字キーによる文字の入力や、制御キーによる各種指示が可能な状態となる。
ここで、ユーザーにより文字キーが操作されて文字が入力されると、キーボード11は、この入力を受け付けて制御部30にキー情報を出力する。制御部30は、キーボード11から入力されるキー情報に基づいて、入力された文字の文字コードを特定し、この文字コードをRAM32に記憶する。そして、この文字コードに対応するフォントデータをCGROM34から取得し、このフォントデータを用いて表示画像データを生成する。制御部30がこの表示画像データを表示駆動部41に供給すると、入力された文字が表示部12に表示される。そして、ユーザーが文字の入力を複数回繰り返せば、RAM32には、複数の文字コードを含んだ文字コード列(テキストデータ)が記憶され、表示部12には、複数の文字からなる文字列が表示される。
文字(文字列)が入力された後、ユーザーにより印刷キーが操作されると、テープ印刷装置1は、印刷処理を実行する。
以降、テープ印刷装置1の動作処理について説明する。
まず、テープ印刷装置1の状態遷移について、状態遷移図および画面の説明図を用いて説明する。図4は、本実施形態に係るテープ印刷装置1の状態遷移図である。図5は、テープ印刷装置1の各状態における表示部12の画面を表す説明図であり、図5(a)は、待機状態ST10の画面を表す説明図であり、図5(b)は、文字入力状態ST11の画面を表す説明図であり、図5(c)は、バックライト消灯状態ST12の画面を表す説明図であり、図5(d)は、印刷状態ST13の画面を表す説明図である。
まず、テープ印刷装置1の状態遷移について、状態遷移図および画面の説明図を用いて説明する。図4は、本実施形態に係るテープ印刷装置1の状態遷移図である。図5は、テープ印刷装置1の各状態における表示部12の画面を表す説明図であり、図5(a)は、待機状態ST10の画面を表す説明図であり、図5(b)は、文字入力状態ST11の画面を表す説明図であり、図5(c)は、バックライト消灯状態ST12の画面を表す説明図であり、図5(d)は、印刷状態ST13の画面を表す説明図である。
図4に示すように、テープ印刷装置1は、待機状態ST10、文字入力状態ST11、バックライト消灯状態ST12、および印刷状態ST13に遷移可能となっている。
また、上述した各状態は、通常モード、第1省電力モード、および第2省電力モードのいずれかのモードとなっている。通常モードは、電源回路50が電力を供給しており、表示部12は画面表示を行い、バックライト46も点灯している。第1省電力モードは、電源回路50が電力を供給しており、表示部12は画面表示を行い、バックライト46は消灯している。第2省電力モードは、電源回路50が電力の供給を停止しており、表示部12は画面表示を停止し、バックライト46も消灯している。
テープ印刷装置1は、電池51や商用電源52等による電源が供給されると、待機状態ST10となる。待機状態ST10は、テープ印刷装置1が、第2省電力モードとなっており、電源オン操作が行われるのを待機している状態である。待機状態ST10においては、表示部12は何も表示されていない無表示画面G1となっている。図5(a)に示すように、無表示画面G1には何も表示されておらず、バックライト46も消灯している。待機状態ST10において、キーボード11に備わる電源キーが押下されると、テープ印刷装置1は、文字入力状態ST11に遷移する。
文字入力状態ST11は、テープ印刷装置1が、通常モードとなっており、バックライト46を点灯して文字入力を受け付ける状態である。文字入力状態ST11においては、表示部12に文字入力画面G2が表示されている。図5(b)に示すように、文字入力画面G2には、ユーザーによって入力された文字列が表示され、バックライト46が点灯している。
文字入力状態ST11において、キーボード11に備わる印刷キーが押下されると、テープ印刷装置1は、印刷状態ST13に遷移する。また、文字入力状態ST11において、キーボード11に備わる電源キーが押下されると、テープ印刷装置1は、待機状態ST10に遷移する。また、文字入力状態ST11において、いずれのキーも押下されずにタイマー31aの計測値が第1の時間を経過すると、テープ印刷装置1は、バックライト消灯状態ST12に遷移する。本実施形態では、第1の時間は20秒とする。また、文字入力状態ST11において、キーボード11に備わるその他のいずれかのキーが押下された場合には、テープ印刷装置1は、状態遷移しない。
バックライト消灯状態ST12は、テープ印刷装置1が、第1省電力モードとなっており、バックライト46を消灯して文字入力を受け付ける状態である。バックライト消灯状態ST12においては、表示部12にバックライトが消灯した文字入力画面G3が表示されている。図5(c)に示すように、バックライトが消灯した文字入力画面G3には、ユーザーによって入力された文字列が表示されている。
バックライト消灯状態ST12において、キーボード11に備わる印刷キーが押下されると、テープ印刷装置1は、印刷状態ST13に遷移する。また、バックライト消灯状態ST12において、キーボード11に備わる電源キーが押下されると、テープ印刷装置1は、待機状態ST10に遷移する。また、バックライト消灯状態ST12において、いずれのキーも押下されずにタイマー31aの計測値が第2の時間を経過すると、テープ印刷装置1は、待機状態ST10に遷移する。本実施形態では、第2の時間は5分とする。また、バックライト消灯状態ST12において、キーボード11に備わるその他のいずれかのキーが押下された場合には、テープ印刷装置1は、文字入力状態ST11に遷移する。
印刷状態ST13は、テープ印刷装置1が、第1省電力モードとなっており、バックライト46を消灯して印刷を実行している状態である。印刷状態ST13においては、表示部12に印刷状態画面G4が表示されている。図5(d)に示すように、印刷状態画面G4には、印刷中である旨を表す文字列および印刷枚数が表示され、バックライト46は消灯している。
印刷状態ST13において、キーボード11に備わる電源キーが押下されると、テープ印刷装置1は、待機状態ST10に遷移する。また、印刷状態ST13において、印刷が終了すると、テープ印刷装置1は、文字入力状態ST11に遷移する。また、印刷状態ST13において、キーボード11に備わる電源キー以外のその他のいずれかのキーが押下された場合には、テープ印刷装置1は、状態遷移しない。
次に、テープ印刷装置1の各状態における処理について説明する。
図6は、テープ印刷装置1の待機状態ST10における処理のフローチャートである。
図6は、テープ印刷装置1の待機状態ST10における処理のフローチャートである。
待機状態ST10において、制御部30は、キーボード11に備わる電源キーが押下され、電源オン操作が行われたか否かを判断する(ステップS101)。電源キーが押下されていない場合(ステップS101:NO)、ステップS101をループして、電源キーが押下されるのを待ち続ける。
電源キーが押下された場合(ステップS101:YES)、制御部30は、初期処理を行う(ステップS102)。本実施形態では、初期処理は、CPU31の初期化やRAM32等のメモリーの初期化を行う。また、その他のソフトウェアやハードウェアの初期化等も行う。次に、制御部30は、表示駆動部41に指示を出して、表示部12に文字入力画面の表示を開始させる(ステップS103)。
制御部30は、バックライト駆動部45に指示を出して、バックライト46を点灯する(ステップS104)。次に、制御部30は、タイマー31aをスタートさせる(ステップS105)。そして、制御部30は、テープ印刷装置1を文字入力状態ST11に遷移させる(ステップS106)。そして、待機状態ST10におけるテープ印刷装置1の処理を終了する。
次に、文字入力状態ST11における処理について説明する。
図7は、テープ印刷装置1の文字入力状態ST11における処理のフローチャートである。
図7は、テープ印刷装置1の文字入力状態ST11における処理のフローチャートである。
文字入力状態ST11において、制御部30は、キーボード11に備わる電源キーが押下され、電源オフ操作が行われたか否かを判断する(ステップS201)。電源キーが押下されていない場合(ステップS201:NO)、キーボード11に備わる印刷キーが押下されたか否かを判断する(ステップS202)。印刷キーが押下されていない場合(ステップS202:NO)、キーボード11に備わるいずれかのキーが押下されたか否かを判断する(ステップS203)。
いずれかのキーが押下された場合(ステップS203:YES)、制御部30は、タイマー31aを再スタートする(ステップS204)。つまり、タイマー31aを「0」からスタートする。そして、制御部30は、押下されたキーに対応する処理を行う(ステップS205)。押下されたキーに対応する処理とは、例えば、文字キーによる文字入力処理や、制御キーによる制御処理を示す。そして、ステップS201に移行する。
いずれのキーも押下されていない場合(ステップS203:NO)、制御部30は、タイマー31aの計測値が第1の時間を経過したか否かを判断する(ステップS206)。第1の時間を経過していない場合(ステップS206:NO)、ステップS201に移行する。
第1の時間を経過している場合(ステップS206:YES)、制御部30は、バックライト駆動部45に指示を出して、バックライト46を消灯する(ステップS207)。そして、制御部30は、テープ印刷装置1をバックライト消灯状態ST12に遷移させる(ステップS208)。そして、文字入力状態ST11におけるテープ印刷装置1の処理を終了する。
印刷キーが押下された場合(ステップS202:YES)、制御部30は、バックライト駆動部45に指示を出して、バックライト46を消灯する(ステップS209)。そして、制御部30は、タイマー31aを停止させる(ステップS210)。
制御部30は、入力された文字列に基づいた印刷処理を開始する(ステップS211)。具体的には、印刷処理とは、制御部30が、RAM32に記憶された文字コード列に基づいて印刷画像データを生成し、その印刷画像データに基づいて、ヘッド駆動部42および搬送駆動部43はそれぞれサーマルヘッド15および搬送機構16を駆動させ、印刷画像データに応じた画像をテープTに印刷する。そして、制御部30が、カッター駆動部44にカッターユニット18を駆動させて、カッターユニット18はテープTを切断する。なお、この印刷処理を行う際の制御部30、ヘッド駆動部42、搬送駆動部43、サーマルヘッド15、および搬送機構16が印刷部に相当する。
上述した印刷処理を開始して、制御部30は、テープ印刷装置1を印刷状態ST13に遷移させる(ステップS212)。そして、文字入力状態ST11におけるテープ印刷装置1の処理を終了する。
電源キーが押下された場合(ステップS201:YES)、制御部30は、バックライト駆動部45を制御して、バックライト46を消灯する(ステップS213)。そして、制御部30は、表示駆動部41を制御して、画面表示を停止する(ステップS214)。さらに、制御部30は、電源オフ処理を行う(ステップS215)。本実施形態では、電源オフ処理は、テープ印刷装置1の電源オフに伴って行われる処理を示し、電源オフに対応したソフトウェアやハードウェアの処理等を含む。そして、制御部30は、テープ印刷装置1を待機状態ST10に遷移させる(ステップS216)。そして、文字入力状態ST11におけるテープ印刷装置1の処理を終了する。
次に、バックライト消灯状態ST12における処理について説明する。
図8は、テープ印刷装置1のバックライト消灯状態ST12における処理のフローチャートである。
図8は、テープ印刷装置1のバックライト消灯状態ST12における処理のフローチャートである。
バックライト消灯状態ST12において、制御部30は、キーボード11に備わる電源キーが押下され、電源オフ操作が行われたか否かを判断する(ステップS301)。電源キーが押下されていない場合(ステップS301:NO)、キーボード11に備わる印刷キーが押下されたか否かを判断する(ステップS302)。印刷キーが押下されていない場合(ステップS302:NO)、キーボード11に備わるいずれかのキーが押下されたか否かを判断する(ステップS303)。
いずれのキーも押下されていない場合(ステップS303:NO)、制御部30は、タイマー31aの計測値が第2の時間を経過したか否かを判断する(ステップS304)。第2の時間を経過していない場合(ステップS304:NO)、ステップS301に移行する。
第2の時間を経過している場合(ステップS304:YES)、制御部30は、表示駆動部41に指示を出して、画面表示を停止させる(ステップS305)。制御部30は、電源オフ処理を行う(ステップS306)。そして、制御部30は、テープ印刷装置1を待機状態ST10に遷移させる(ステップS307)。そして、バックライト消灯状態ST12におけるテープ印刷装置1の処理を終了する。
いずれかのキーが押下された場合(ステップS303:YES)、制御部30は、タイマー31aを再スタートする(ステップS308)。そして、バックライト駆動部45により、バックライト46を点灯する(ステップS309)。
制御部30は、押下されたキーに対応する処理を行う(ステップS310)。そして、制御部30は、テープ印刷装置1を文字入力状態ST11に遷移させる(ステップS311)。そして、バックライト消灯状態ST12におけるテープ印刷装置1の処理を終了する。
印刷キーが押下された場合(ステップS302:YES)、制御部30は、タイマー31aを停止させる(ステップS312)。そして、制御部30は、入力された文字列に基づいた印刷処理を開始する(ステップS313)。そして、制御部30は、テープ印刷装置1を印刷状態ST13に遷移させる(ステップS314)。そして、バックライト消灯状態ST12におけるテープ印刷装置1の処理を終了する。
電源キーが押下された場合(ステップS301:YES)、ステップS305に移行し、画面表示を停止して電源オフ処理を行い、テープ印刷装置1を待機状態ST10に遷移させる。そして、バックライト消灯状態ST12におけるテープ印刷装置1の処理を終了する。
次に、印刷状態ST13における処理について説明する。
図9は、テープ印刷装置1の印刷状態ST13における処理のフローチャートである。
図9は、テープ印刷装置1の印刷状態ST13における処理のフローチャートである。
印刷状態ST13において、制御部30は、キーボード11に備わる電源キーが押下され、電源オフ操作が行われたか否かを判断する(ステップS401)。電源キーが押下されていない場合(ステップS401:NO)、制御部30は、印刷処理が終了したか否かを判断する(ステップS402)。印刷処理が終了していない場合(ステップS402:NO)、ステップS401に移行する。
印刷処理が終了した場合(ステップS402:YES)、制御部30は、表示駆動部41に指示を出して、表示部12に文字入力画面の表示を開始させる(ステップS403)。そして、制御部30は、バックライト駆動部45に指示を出して、バックライト46を点灯させる(ステップS404)。
制御部30は、タイマー31aを再スタートする(ステップS405)。そして、制御部30は、テープ印刷装置1を文字入力状態ST11に遷移させる(ステップS406)。そして、印刷状態ST13におけるテープ印刷装置1の処理を終了する。
電源キーが押下された場合(ステップS401:YES)、制御部30は、表示駆動部41に指示を出して、画面表示を停止させる(ステップS407)。そして、制御部30は、電源オフ処理を行う(ステップS408)。そして、制御部30は、テープ印刷装置1を待機状態ST10に遷移させる(ステップS409)。そして、印刷状態ST13におけるテープ印刷装置1の処理を終了する。
上述したように、テープ印刷装置1は、待機状態ST10と、文字入力状態ST11と、バックライト消灯状態ST12と、印刷状態ST13との間で遷移することができる。
次に、テープ印刷装置1のバックライト46に関連する各種の設定について説明する。本実施形態のテープ印刷装置1では、バックライト46を消灯する第1の時間を変更して設定することができる。また、テープ印刷装置1では、印刷状態ST13においてバックライト46を点灯するか否か設定することができる。さらに、テープ印刷装置1では、バックライト46の明るさを変更して設定することができる。
これらのバックライト46に関連する設定は、テープ印刷装置1が、表示部12に、それぞれ独立したメニュー画面を表示させ、ユーザーがキーボード11に備わるカーソルキーや決定キーを押下することによって設定される。
図10は、テープ印刷装置1の表示部12に表示されたメニュー画面を表す説明図であり、図10(a)は、バックライト46を消灯する第1の時間を変更するメニュー画面の説明図であり、図10(b)は、印刷状態ST13におけるバックライト46の点灯の設定を行うメニュー画面の説明図であり、図10(c)は、バックライト46の明るさを変更するメニュー画面の説明図である。
図10(a)は、第1の時間変更メニュー画面G5である。第1の時間変更メニュー画面G5の最上部には、第1の時間変更メニューであることを表す「バックライト時間設定」の文字列が表示されている。その下には、上から順に、「10秒」、「20秒」、「30秒」、「1分」の文字列が選択肢として表示されている。第1の時間変更メニュー画面G5では、現在の設定値である「20秒」の部分がカーソルとして反転表示されている。
ユーザーが、キーボード11に備わるカーソルキーを押下すると、反転表示のカーソルが上下に移動する。そして、ユーザーが決定キーを押下することにより、反転表示されている選択肢を第1の時間に設定することができる。制御部30は、設定された第1の時間をRAM32に記憶する。このときの制御部30が時間変更部に相当する。なお、本実施形態では、第1の時間のデフォルトは「20秒」としている。
このようにRAM32に記憶された第1の時間を参照して、テープ印刷装置1の制御部30は、文字入力状態ST11におけるバックライト46の制御を行う。
図10(b)は、印刷時のバックライト設定メニュー画面G6である。印刷時のバックライト設定メニュー画面G6の最上部には、印刷時のバックライト設定メニューであることを表す「印刷時のバックライト」の文字列が表示されている。その下には、上から順に、「オフ」、「オン」の文字列が選択肢として表示されている。印刷時のバックライト設定メニュー画面G6では、現在の設定値である「オフ」の部分がカーソルとして反転表示されている。
ユーザーが、キーボード11に備わるカーソルキーを押下すると、反転表示のカーソルが上下に移動する。そして、ユーザーが決定キーを押下することにより、反転表示されている選択肢を設定することができる。制御部30は、設定された印刷時のバックライト設定をRAM32に記憶する。なお、本実施形態では、印刷時のバックライト設定のデフォルトは「オフ」としている。
このようにRAM32に記憶された印刷時のバックライト設定を参照して、テープ印刷装置1の制御部30は、印刷状態ST13におけるバックライト46の制御を行う。
図10(c)は、バックライトの明るさ設定メニュー画面G7である。バックライトの明るさ設定メニュー画面G7の最上部には、バックライトの明るさ設定メニューであることを表す「バックライトの明るさ」の文字列が表示されている。その下には、上から順に、「暗い」、「ふつう」、「明るい」の文字列が選択肢として表示されている。バックライトの明るさ設定メニュー画面G7では、現在の設定値である「ふつう」の部分がカーソルとして反転表示されている。
ユーザーが、キーボード11に備わるカーソルキーを押下すると、反転表示のカーソルが上下に移動する。そして、ユーザーが決定キーを押下することにより、反転表示されている選択肢をバックライトの明るさとして設定することができる。制御部30は、設定されたバックライトの明るさをRAM32に記憶する。なお、本実施形態では、バックライトの明るさのデフォルトは「ふつう」としている。
このようにRAM32に記憶されたバックライトの明るさ設定を参照して、テープ印刷装置1の制御部30は、バックライト駆動部45に指示を出してバックライト46の明るさの制御を行う。
また、本実施形態のテープ印刷装置1では、第2の時間についても変更して設定することができる。第1の時間変更メニュー画面G5と同様に、テープ印刷装置1が第2の時間変更メニュー画面を表示部12に表示させ、ユーザーが所望の時間を選択して設定することができる。
図11は、第2の時間変更メニュー画面を表す説明図である。第2の時間変更メニュー画面G8の最上部には、第2の時間変更メニューであることを表す「自動電源オフ時間設定」の文字列が表示されている。その下には、上から順に、「3分」、「5分」、「10分」、「20分」の文字列が選択肢として表示されている。第2の時間変更メニュー画面G8では、現在の設定値である「5分」の部分がカーソルとして反転表示されている。
ユーザーが、キーボード11に備わるカーソルキーを押下すると、反転表示のカーソルが上下に移動する。そして、ユーザーが決定キーを押下することにより、反転表示されている選択肢を第2の時間に設定することができる。このとき、設定しようとした選択肢の時間が第1の時間よりも小さい場合には、設定できないことが望ましい。制御部30は、設定された第2の時間をRAM32に記憶する。このときの制御部30が時間変更部に相当する。なお、本実施形態では、第2の時間のデフォルトは「5分」としている。
このようにRAM32に記憶された第2の時間を参照して、テープ印刷装置1の制御部30は、バックライト消灯状態ST12における電源オフの制御を行う。
上述した第1の実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)テープ印刷装置1は、文字入力状態ST11において、タイマー31aの計測値が第1の時間となっても、いずれのキーも押下されなかった場合には、バックライト46を消灯した第1省電力モードであるバックライト消灯状態ST12に切り替わる。これにより、バックライト46の照明は消灯するので、消費電力を低減することができる。特に、テープ印刷装置1を電池51によって駆動する場合には、電池寿命を長期化することができる。また、商用電源52を用いている場合でも、省エネルギー化を図ることができる。
(1)テープ印刷装置1は、文字入力状態ST11において、タイマー31aの計測値が第1の時間となっても、いずれのキーも押下されなかった場合には、バックライト46を消灯した第1省電力モードであるバックライト消灯状態ST12に切り替わる。これにより、バックライト46の照明は消灯するので、消費電力を低減することができる。特に、テープ印刷装置1を電池51によって駆動する場合には、電池寿命を長期化することができる。また、商用電源52を用いている場合でも、省エネルギー化を図ることができる。
(2)テープ印刷装置1は、バックライト消灯状態ST12において、いずれかのキーが押下された場合には、バックライト46を点灯した通常モードである文字入力状態ST11に切り替わる。これにより、消費電力を低減した状態から、簡易な操作によって直ちに、バックライト46が点灯し、表示部12の視認性を向上させることができる。
(3)テープ印刷装置1は、バックライト消灯状態ST12において、タイマー31aの計測値が第2の時間となっても、いずれのキーも押下されなかった場合には、テープ印刷装置1の電源がオフされる第2省電力モードである待機状態ST10に切り替わる。これにより、ユーザーが電源オフ操作を行わなくても、テープ印刷装置1は自動的に電源をオフする。そして、テープ印刷装置1の消費電力をバックライト消灯状態ST12よりもさらに低減することができる。
(4)テープ印刷装置1は、印刷状態ST13では、バックライト46を消灯した第1省電力モードとなる。これにより、電源キー以外の入力操作が禁止される印刷中には、バックライト46の照明は消灯するため、消費電力を低減することができる。
(5)テープ印刷装置1は、第1の時間変更メニュー画面G5によって、第1の時間を変更することができる。これにより、ユーザーは、文字入力状態ST11におけるバックライト46の消灯時間を所望の時間に設定することができる。
(6)テープ印刷装置1は、印刷時のバックライト設定メニュー画面G6によって、印刷時のバックライトの設定を変更することができる。これにより、ユーザーは、印刷状態ST13おけるバックライト46の点灯/消灯を任意に設定することができる。
(7)テープ印刷装置1は、バックライトの明るさ設定メニュー画面G7によって、バックライトの明るさの設定を変更することができる。これにより、ユーザーは、バックライト46の明るさを任意に設定することができる。また、バックライト46の明るさを暗く設定すれば、テープ印刷装置1の消費電力を低減することができる。
(8)テープ印刷装置1は、第2の時間変更メニュー画面G8によって、第2の時間を変更することができる。これにより、ユーザーは、テープ印刷装置1が自動的に電源をオフする時間を所望の時間に設定することができる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について説明する。
以下、第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態に係るテープ印刷装置100は、第1の時間、入力操作を受け付けなかった場合に第1省電力モードに切り替わり、第3の時間、入力操作を受け付けなかった場合に第3省電力モードに切り替わり、第2の時間、入力操作を受け付けなかった場合に、第2省電力モードに切り替わる。
第2の実施形態に係るテープ印刷装置100の外観および機構は、第1の実施形態に係るテープ印刷装置1と同様である。よって、説明は省略する。また、第2の実施形態に係るテープ印刷装置100の回路構成を示すブロック図も、第1の実施形態に係るテープ印刷装置1と同様である。よって、説明は省略する。
次に、第2の実施形態に係るテープ印刷装置100の状態遷移について、状態遷移図および画面の説明図を用いて説明する。図12は、第2の実施形態に係るテープ印刷装置100の状態遷移図である。図13は、テープ印刷装置100の表示停止状態における表示部12の画面を表す説明図である。
図12に示すように、テープ印刷装置100は、待機状態ST10、文字入力状態ST11、バックライト消灯状態ST12a、印刷状態ST13、および表示停止状態ST14に遷移可能となっている。
また、上述した各状態は、通常モード、第1省電力モード、第2省電力モード、および第3省電力モードのいずれかのモードとなっている。通常モードは、第1の実施形態と同様に、電源回路50が電力を供給しており、表示部12は画面表示を行い、バックライト46も点灯している。第1省電力モードは、第1の実施形態と同様に、電源回路50が電力を供給しており、表示部12は画面表示を行い、バックライト46は消灯している。第2省電力モードは、第1の実施形態と同様に、電源回路50が電力の供給を停止しており、表示部12は画面表示を停止し、バックライト46も消灯している。第3省電力モードは、電源回路50が電力を供給しており、表示部12は画面表示を停止し、バックライト46も消灯している。
テープ印刷装置100は、電池51や商用電源52等による電源が供給されると、待機状態ST10となる。待機状態ST10は、第1の実施形態と同様に、テープ印刷装置100が第2省電力モードとなっており、電源オン操作が行われるのを待機している状態である。状態遷移も、第1の実施形態と同様である。
文字入力状態ST11は、第1の実施形態と同様に、テープ印刷装置100が通常モードとなっており、バックライト46を点灯して文字入力を受け付ける状態である。状態遷移も、第1の実施形態と同様である。
バックライト消灯状態ST12aは、テープ印刷装置100が第1省電力モードとなっており、バックライト46を消灯して文字入力を受け付ける状態である。
バックライト消灯状態ST12aにおいて、キーボード11に備わる印刷キーが押下されると、テープ印刷装置100は、印刷状態ST13に遷移する。また、バックライト消灯状態ST12aにおいて、キーボード11に備わる電源キーが押下されると、テープ印刷装置100は、待機状態ST10に遷移する。また、バックライト消灯状態ST12aにおいて、いずれのキーも押下されずにタイマー31aの計測値が第3の時間を経過すると、テープ印刷装置100は、表示停止状態ST14に遷移する。本実施形態では、第3の時間は2分とする。また、バックライト消灯状態ST12aにおいて、キーボード11に備わるその他のいずれかのキーが押下された場合には、テープ印刷装置100は、文字入力状態ST11に遷移する。
表示停止状態ST14は、テープ印刷装置100が、第3省電力モードとなっており、バックライト46を消灯して表示部12の表示を停止している状態である。表示停止状態ST14においては、表示部12は何も表示されていない無表示画面となっている。図13に示すように、無表示画面G9には何も表示されておらず、バックライト46も消灯されている。
表示停止状態ST14において、いずれのキーも押下されずにタイマー31aの計測値が第2の時間を経過するか、またはキーボード11に備わる電源キーが押下されると、テープ印刷装置100は、待機状態ST10に遷移する。本実施形態では、第2の時間は5分とする。また、表示停止状態ST14において、キーボード11に備わるその他のいずれかのキーが押下された場合には、テープ印刷装置100は、文字入力状態ST11に遷移する。
印刷状態ST13は、第1の実施形態と同様に、テープ印刷装置100が、第1省電力モードとなっており、バックライト46を消灯して印刷を実行している状態である。状態遷移も、第1の実施形態と同様である。
次に、テープ印刷装置100の各状態における処理について説明する。
待機状態ST10、文字入力状態ST11、および印刷状態ST13における処理は、第1の実施形態と同様である。よって説明は省略する。
図14は、テープ印刷装置100のバックライト消灯状態ST12aにおける処理のフローチャートである。
待機状態ST10、文字入力状態ST11、および印刷状態ST13における処理は、第1の実施形態と同様である。よって説明は省略する。
図14は、テープ印刷装置100のバックライト消灯状態ST12aにおける処理のフローチャートである。
バックライト消灯状態ST12aにおいて、制御部30は、キーボード11に備わる電源キーが押下され、電源オフ操作が行われたか否かを判断する(ステップS501)。電源キーが押下されていない場合(ステップS501:NO)、キーボード11に備わる印刷キーが押下されたか否かを判断する(ステップS502)。印刷キーが押下されていない場合(ステップS502:NO)、キーボード11に備わるいずれかのキーが押下されたか否かを判断する(ステップS503)。
いずれのキーも押下されていない場合(ステップS503:NO)、制御部30は、タイマー31aの計測値が第3の時間を経過したか否かを判断する(ステップS504)。第3の時間を経過していない場合(ステップS504:NO)、ステップS501に移行する。
第3の時間を経過している場合(ステップS504:YES)、表示駆動部41は、画面表示を停止(オフ)する(ステップS505)。そして、制御部30は、テープ印刷装置100を表示停止状態ST14に遷移させる(ステップS506)。そして、バックライト消灯状態ST12aにおけるテープ印刷装置100の処理を終了する。
いずれかのキーが押下された場合(ステップS503:YES)、制御部30は、タイマー31aを再スタートする(ステップS507)。そして、制御部30は、バックライト駆動部45に指示を出して、バックライト46を点灯する(ステップS508)。
制御部30は、押下されたキーに対応する処理を行う(ステップS509)。そして、制御部30は、テープ印刷装置100を文字入力状態ST11に遷移させる(ステップS510)。そして、バックライト消灯状態ST12aにおけるテープ印刷装置100の処理を終了する。
印刷キーが押下された場合(ステップS502:YES)、制御部30は、タイマー31aを停止させる(ステップS511)。そして、制御部30は、入力された文字列に基づいた印刷処理を開始する(ステップS512)。そして、制御部30は、テープ印刷装置100を印刷状態ST13に遷移させる(ステップS513)。そして、バックライト消灯状態ST12aにおけるテープ印刷装置100の処理を終了する。
電源キーが押下された場合(ステップS501:YES)、表示駆動部41は、画面表示を停止する(ステップS514)。次に、制御部30は、電源オフ処理を行う(ステップS515)。そして、制御部30は、テープ印刷装置100を待機状態ST10に遷移させる(ステップS516)。そして、バックライト消灯状態ST12aにおけるテープ印刷装置100の処理を終了する。
次に、表示停止状態ST14における処理について説明する。
図15は、テープ印刷装置100の表示停止状態ST14における処理のフローチャートである。
図15は、テープ印刷装置100の表示停止状態ST14における処理のフローチャートである。
表示停止状態ST14において、制御部30は、キーボード11に備わる電源キーが押下され、電源オフ操作が行われたか否かを判断する(ステップS601)。電源キーが押下されていない場合(ステップS601:NO)、キーボード11に備わるいずれかのキーが押下されたか否かを判断する(ステップS602)。
いずれのキーも押下されていない場合(ステップS602:NO)、制御部30は、タイマー31aの計測値が第2の時間を経過したか否かを判断する(ステップS603)。第2の時間を経過していない場合(ステップS603:NO)、ステップS601に移行する。
第2の時間を経過している場合(ステップS603:YES)、制御部30は、電源オフ処理を行う(ステップS604)。そして、制御部30は、テープ印刷装置100を待機状態ST10に遷移させる(ステップS605)。そして、表示停止状態ST14におけるテープ印刷装置100の処理を終了する。
いずれかのキーが押下された場合(ステップS602:YES)、制御部30は、表示駆動部41に指示を出して、表示部12に画面表示を開始させる(ステップS606)。そして、バックライト駆動部45は、バックライト46を点灯する(ステップS607)。次に、制御部30は、タイマー31aを再スタートさせる(ステップS608)。そして、制御部30は、テープ印刷装置100を文字入力状態ST11に遷移させる(ステップS609)。そして、表示停止状態ST14におけるテープ印刷装置100の処理を終了する。
電源キーが押下された場合(ステップS601:YES)、ステップS604に移行し、電源オフ処理を行って、テープ印刷装置100を待機状態ST10に遷移させる。そして、表示停止状態ST14におけるテープ印刷装置100の処理を終了する。
上述したように、テープ印刷装置100は、待機状態ST10と、文字入力状態ST11と、バックライト消灯状態ST12aと、印刷状態ST13と、表示停止状態ST14との間で遷移することができる。
次に、テープ印刷装置100のバックライト46に関連する各種の設定について説明する。第2の実施形態のテープ印刷装置100では、第1の実施形態のテープ印刷装置1と同様に、第1の時間変更メニュー画面G5を表示して、第1の時間を選択して設定することができる。また、テープ印刷装置100では、第1の実施形態のテープ印刷装置1と同様に、印刷時のバックライト設定メニュー画面G6を表示して、印刷状態ST13においてバックライト46を点灯するか否かを設定することができる。さらに、テープ印刷装置100では、第1の実施形態のテープ印刷装置1と同様に、バックライトの明るさ設定メニュー画面G7を表示して、バックライト46の明るさを選択して設定することができる。
また、テープ印刷装置100では、第1の実施形態のテープ印刷装置1と同様に、第2の時間変更メニュー画面G8を表示して、第2の時間を選択して設定することができる。
さらに、本実施形態のテープ印刷装置100では、第3の時間についても選択して設定することができる。テープ印刷装置100は、第1の実施形態の第1の時間変更メニュー画面G5と同様に、第3の時間変更メニュー画面を表示部12に表示させ、ユーザーが所望の時間を選択して設定することができる。
図16は、第3の時間変更メニュー画面を表す説明図である。第3の時間変更メニュー画面G10の最上部には、第3の時間変更メニューであることを表す「表示停止時間設定」の文字列が表示されている。その下には、上から順に、「1分」、「2分」、「3分」、「5分」の文字列が選択肢として表示されている。第3の時間変更メニュー画面G10では、現在の設定値である「2分」の部分がカーソルとして反転表示されている。
ユーザーが、キーボード11に備わるカーソルキーを押下すると、反転表示のカーソルが上下に移動する。そして、ユーザーが決定キーを押下することにより、反転表示されている選択肢を第3の時間に設定することができる。このとき、設定しようとした選択肢の時間が第1の時間よりも小さい場合、または第2の時間より大きい場合には、設定できないことが望ましい。制御部30は、設定された第3の時間をRAM32に記憶する。このときの制御部30が時間変更部に相当する。なお、本実施形態では、第3の時間のデフォルトは「2分」としている。
このようにRAM32に記憶された第3の時間設定を参照して、テープ印刷装置100の制御部30は、バックライト消灯状態ST12aにおける表示部12の画面表示の制御を行う。
上述した第2の実施形態によれば、第1の実施形態の効果(4)、(5)、(6)、(7)、(8)と同様の効果を奏することができる。他に以下の効果が得られる。
(1)テープ印刷装置100は、文字入力状態ST11において、タイマー31aの計測値が第1の時間となっても、いずれのキーも押下されなかった場合には、バックライト46を消灯した第1省電力モードであるバックライト消灯状態ST12aに切り替わる。これにより、バックライト46の照明は消灯するので、消費電力を低減することができる。特に、テープ印刷装置100を電池51によって駆動する場合には、電池寿命を長期化することができる。また、商用電源52を用いている場合でも、省エネルギー化を図ることができる。
(1)テープ印刷装置100は、文字入力状態ST11において、タイマー31aの計測値が第1の時間となっても、いずれのキーも押下されなかった場合には、バックライト46を消灯した第1省電力モードであるバックライト消灯状態ST12aに切り替わる。これにより、バックライト46の照明は消灯するので、消費電力を低減することができる。特に、テープ印刷装置100を電池51によって駆動する場合には、電池寿命を長期化することができる。また、商用電源52を用いている場合でも、省エネルギー化を図ることができる。
(2)テープ印刷装置100は、バックライト消灯状態ST12aにおいて、いずれかのキーが押下された場合には、バックライト46を点灯した通常モードである文字入力状態ST11に切り替わる。これにより、消費電力を低減した状態から、簡易な操作によって直ちに、バックライト46が点灯し、表示部12の視認性を向上させることができる。
(3)テープ印刷装置100は、バックライト消灯状態ST12aにおいて、タイマー31aの計測値が第3の時間となっても、いずれのキーも押下されなかった場合には、テープ印刷装置100の画面表示が停止した第3省電力モードである表示停止状態ST14に切り替わる。これにより、テープ印刷装置100の画面表示が停止(オフ)されるので、テープ印刷装置100の電源をオフすることなく、消費電力をバックライト消灯状態ST12aよりも低減することができる。
(4)テープ印刷装置100は、表示停止状態ST14において、いずれかのキーが押下された場合には、画面表示を開始し、バックライト46が点灯した通常モードである文字入力状態ST11に切り替わる。これにより、消費電力を低減した状態から、簡易な操作によって直ちに、文字入力を再開することができる。
(5)テープ印刷装置100は、表示停止状態ST14において、タイマー31aの計測値が第2の時間となっても、いずれのキーも押下されなかった場合には、テープ印刷装置100の電源がオフされた第2省電力モードである待機状態ST10に切り替わる。これにより、ユーザーが電源オフ操作を行わなくても、テープ印刷装置100は自動的に電源をオフする。そして、テープ印刷装置100の消費電力を表示停止状態ST14よりもさらに低減することができる。
また、上述した実施形態は、上記機能を実現するためのプログラムをコンピューターで読み取り可能に記録した記録媒体等の態様で構成することも可能である。記録媒体としては、フレキシブルディスクやハードディスク、CDやDVD等の光ディスク、光磁気ディスク、不揮発性の半導体メモリーを搭載したメモリーカードやUSBメモリー、画像生成装置の内部記憶装置(RAMやROM等の半導体メモリー)等、前記コンピューターが読み取り可能な種々の媒体を利用することができる。
なお、上述した実施形態に限定されず、種々の変更や改良等を加えて実施することが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)上記実施形態では、バックライト46は、LEDを有して構成されるものとしたが、LEDに限定するものではなく、その他のランプや有機EL等としてもよい。
(変形例2)上記実施形態では、バックライト46は、表示部12の背面に備えられるものとしたが、他の方向から表示部12を照明してもよい。例えば、表示部12の側方から照明してもよい。
(変形例3)上記実施形態では、バックライト46は、表示部12を照明するものとした。ここで、キーボード11に備わる各キーは、照明装置としてLEDを内蔵する自照式キースイッチとしてもよい。そして、バックライト46が点灯/消灯するタイミングに連動して、自照式キースイッチに内蔵されるLEDを点灯/消灯してもよい。こうすれば、キーボード11の視認性が向上するとともに、各省電力モードにおいては、消費電力を低減することができる。
(変形例4)上記実施形態では、第1の時間変更メニュー画面G5、第2の時間変更メニュー画面G8、および第3の時間変更メニュー画面G10は、複数の時間の選択肢を表示し、ユーザーに選択させるものとした。しかし、このように複数の時間の選択肢を表示するのではなく、任意の時間の入力を受け付ける画面(図示せず)を表示するようにしてもよい。例えば、ユーザーがキーボード11に備わる数字キーを押下して決定することで、任意の時間を設定できるものとしてもよい。
(変形例5)上記実施形態では、バックライトの明るさ設定メニュー画面G7は、「暗い」、「ふつう」、「明るい」という3つの選択肢を表示し、ユーザーに選択させるものとしたが、このように3つの選択肢を表示するものに限定しない。例えば、バックライト46の明るさは数値で表現するものとし、ユーザーがキーボード11に備わる数字キーを押下して決定することで、任意の明るさを設定できるものとしてもよい。
(変形例6)上記実施形態では、バックライト消灯状態ST12,ST12aにおいて、いずれかのキーが押下された場合、キーに対応する処理を行って文字入力状態ST11に遷移するものとしたが、このキーに対応する処理は行わずに文字入力状態ST11に遷移してもよい。
(変形例7)上記第2の実施形態では、表示停止状態ST14において、いずれかのキーが押下された場合、キーに対応する処理を行わずに文字入力状態ST11に遷移するものとしたが、このキーに対応する処理を行って文字入力状態ST11に遷移してもよい。
(変形例8)上記実施形態では、テープTに文字等を印刷するための印刷方式として、サーマルヘッド15による熱転写方式を用いているが、この方式に限られず、インク滴を吐出するインクジェット方式等、他の印刷方式を用いてもよい。
1,100…テープ印刷装置、2…テープカートリッジ、10…筐体、11…キーボード、12…表示部、30…制御部、31…CPU、31a…タイマー、32…RAM、33…ROM、34…CGROM、35…入力インターフェイス、36…出力インターフェイス、41…表示駆動部、42…ヘッド駆動部、43…搬送駆動部、44…カッター駆動部、45…バックライト駆動部、46…バックライト、50…電源回路、51…電池、52…商用電源、53…ACアダプター。
Claims (6)
- 画像をテープに印刷するテープ印刷装置であって、
入力操作を受け付ける操作受付部と、
前記操作受付部が受け付けた入力操作に基づいて画面表示を行う表示部と、
前記表示部を照明する照明部と、
前記テープ印刷装置の電源のオンとオフとを切り替える電源回路と、
前記テープ印刷装置の動作を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記操作受付部が、第1の時間、入力操作を受け付けなかった場合には、前記照明部の照明を消灯させる第1省電力モードに切り替え、前記操作受付部が、前記第1の時間よりも長い第2の時間、入力操作を受け付けなかった場合には、前記電源回路の電源をオフさせる第2省電力モードに切り替えることを特徴とするテープ印刷装置。 - 請求項1に記載のテープ印刷装置であって、
前記制御部は、前記第1の時間よりも長く、かつ前記第2の時間よりも短い第3の時間、前記操作受付部が入力操作を受け付けなかった場合に、前記表示部の画面表示を停止させる第3省電力モードに切り替えることを特徴とするテープ印刷装置。 - 請求項1または2に記載のテープ印刷装置であって、
入力された文字列に基づいた前記画像を前記テープに印刷する印刷部をさらに有し、
前記印刷部が印刷を行っている間、前記制御部は、前記照明部の照明を消灯させる前記第1省電力モードに切り替えることを特徴とするテープ印刷装置。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のテープ印刷装置であって、
前記操作受付部が受け付けた所定の入力操作に応じて、前記第1の時間、前記第2の時間、および前記第3の時間のうち、少なくとも1つを変更する時間変更部をさらに有することを特徴とするテープ印刷装置。 - 入力操作に基づいて画面表示を行う表示部と、前記表示部を照明する照明部と、電源のオンとオフとを切り替える電源回路とを有し、画像をテープに印刷するテープ印刷装置の制御方法であって、
入力操作を受け付ける操作受付ステップと、
前記操作受付ステップにおいて、第1の時間、入力操作を受け付けなかった場合に、前記照明部の照明を消灯させる第1省電力モードに切り替える第1制御ステップと、
前記操作受付ステップにおいて、前記第1の時間よりも長い第2の時間、入力操作を受け付けなかった場合に、前記電源回路の電源をオフさせる第2省電力モードに切り替える第2制御ステップと、
を備えることを特徴とするテープ印刷装置の制御方法。 - コンピューターに、請求項5に記載のテープ印刷装置の制御方法における各ステップを実行させるためのプログラム。
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