JP2011124851A - 信号処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
記録された動画像の記録形式を変換する際に変換部分を容易に確認できるようにする。
【解決手段】
記録媒体(110)に記録される動画像を再生し、変換開始したい位置で再生を一時停止する。制御部(107)は、再生一時停止点からシーン終端までの変換後のデータ量(予測値)を算出し、記録先の記録媒体(112)に記録できない場合には、変換を終了する。ユーザによる操作部108の変換開始の指示に従い、信号処理部(103)は、GOP単位で動画像を変換先の形式に変換する。変換された動画像は、記録媒体(112)に記録可能な範囲で記録される。
【選択図】 図1

Description

本発明は信号処理装置に関し、特に、動画像の信号処理装置に関する。
特開2009−076175号公報
従来、動画や音声をHDDやフラッシュメモリ等の記録媒体に記録する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、一旦記録した動画や音声を別の記録媒体に保存する機能を持つものもある。保存先の記録媒体で扱うことができる符号化形式が異なっている場合には、動画や音声をその保存可能形式に変換する必要がある。
従来は、記録した動画や音声の一部を取り出してその形式を変換する際に変換部分を簡単に確認することができず、不便であった。
本発明はこの様な問題を解決し、記録された動画像の記録形式を変換する際に変換部分を容易に確認できる信号処理装置を提供することを目的とする。
本発明に係る信号処理装置は、第1の記録媒体から第1の記録形式の動画像信号を再生する再生手段と、前記再生手段により再生された前記動画像信号を前記第1の記録形式とは異なる第2の記録形式の動画像信号に変換する変換手段と、前記変換手段により変換された第2の記録形式の動画像信号を第2の記録媒体に記録する記録手段と、前記再生手段による再生の開始と停止、及び前記変換手段による変換の開始と停止を指示する指示手段と、前記再生手段による前記動画像信号の再生一時停止状態における変換開始の指示に応じて前記再生手段による前記動画像信号の再生を開始させて前記変換手段による変換処理を開始させ、前記記録手段により前記第2の記録形式の動画像信号の記録を開始させると共に、前記動画像信号の再生中における変換停止の指示に応じて、前記再生手段による前記動画像信号の再生を一時停止させ、前記記録手段により前記第2の記録形式の動画像信号の記録を停止させる制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、簡単に記録された動画像を簡単に別の形式に変換でき、変換部分を容易に確認できる。
本発明の一実施例であるビデオカメラの概略構成ブロック図である。 表示画面を示す図である。 変換処理を示すフローチャートである。 変換処理の際の表示画面を示す図である。 変換処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例としてのビデオカメラ100の概略構成ブロック図である。
図1において、撮像部101は被写体を撮影し、被写体を示す動画像信号を生成して出力する。撮像部101は、ズームレンズやフォーカスレンズ等の光学系、CCD等の撮像素子、撮像素子の出力画像信号をデジタル信号に変換するAD変換器、及び、撮影された動画像に必要な処理を施す処理回路等を含む。本実施例では、撮像部101は、高精細(HD方式)の動画像信号を生成する。音声入力部102は、ビデオカメラ100の周囲の音声を取得して、音声信号を出力する。音声入力部102は、マイクロフォン、アンプ及びAD変換器等を含み、取得した音声信号をデジタル出力する。
信号処理部103は、記録時には、撮影された動画像信号をH264(MPEG4/AVC)方式に従って圧縮符号化し、音声信号をAC3方式に従い圧縮符号化する。また、信号処理部103は、再生時には、圧縮符号化された動画像信号及び音声信号を復号化又は伸長する。信号処理部103は更に、後述のように、記録媒体110、112に記録された動画像信号を所定の再生時間の、所定のファイル形式に変換する。信号処理部103は、MPEG2方式で動画像信号を符号化、復号化する回路を有する。そして、変換処理の際には、H.264方式で符号化された動画像信号を一旦復号した後、再度、MPEG2方式に従って符号化する。また、MPEG2方式に変換されて記録された動画像信号の再生時においては、このMPEG2方式の動画像信号を復号する。表示制御部104は、制御部107からの指示に従い、動画像及び各種の情報を表示部105に表示させる。表示部105は、液晶パネル等の公知の表示デバイスからなる。
メモリ106は、動画像信号、音声信号、及び後述の様に各種の情報を一時記憶する。制御部107は、操作部108からの指示に応じてビデオカメラ100の各部の動作を制御する。操作部108は、電源スイッチ、動画像の撮影開始と停止を指示するトリガスイッチ、再生モードへの切り替えスイッチ、及びメニュースイッチ等の各種のスイッチを備える。
記録再生部109,111はそれぞれ、制御部107からの指示に従い、動画像信号、音声信号、及び各種の情報を記録媒体110,112に記録し、また、記録媒体110,112から再生する。記録媒体110,112は、メモリカード又はハードディスク(HDD)等のランダムアクセス可能な記録媒体である。記録媒体110は、ビデオカメラ100に内蔵され、記録媒体112は不図示の装着排出機構によりビデオカメラ100に対してユーザが容易に装着及び排出が可能である。記録再生部111は、装着された記録媒体112を保護するための蓋と、当該蓋が開いている状態か閉じている状態かを検出し、制御部107に通知する検出回路を含む。出力部113は、撮影中の動画像信号及び音声信号、並びに、再生された動画像信号及び音声信号を外部に出力する。内部バス114は、ビデオカメラ100の各部の間で、各種のデータやコマンドを転送するために用いられる。
本実施例では、ユーザが操作部108を操作することにより、二つの記録媒体110,112のうちの一方を記録先及び再生元として選択できる。記録時には、選択された記録媒体に動画像や音声が記録される。再生時には、選択された記録媒体から動画像や音声が再生される。
ビデオカメラ100の撮影モードでの基本的な動作を説明する。操作部108によりビデオカメラ100の電源が投入されると、制御部107は各部を制御して、撮像部101により撮影される被写体の動画像を表示部105に表示させ、記録ポーズ状態となる。この状態で、操作部108により撮影開始の指示があると、制御部107は各部を制御し、動画像信号と音声信号の記録を開始する。撮像部101と音声入力部102は、制御部107からの指示に従い、動画像信号と音声信号をそれぞれ、内部バス114を介してメモリ106に格納する。
信号処理部103は、メモリ106に記憶された動画像信号と音声信号を圧縮符号化し、圧縮データ(圧縮動画像データと圧縮音声データ)をメモリ106に書き戻す。記録先に選択された記録媒体110又は112に対応する記録再生部109又は111が、制御部107からの指示に従い、メモリ106の圧縮データを読み出し、所定のファイル形式で記録媒体110又は112に記録する。
記録再生部109,111は、圧縮動画像データと圧縮音声データを、所定のファイルシステムに従い動画ファイルとして管理する。撮影開始の指示から撮影停止の指示までの間に記録された一連のシーンの動画像信号と音声信号を一つのファイルとして管理する。制御部107は、記録媒体110,112に記録された各動画ファイルの記録位置と各種の付加情報を含む管理情報ファイルを作成し、記録媒体110,112に記録する。
制御部107は、操作部108により撮影停止の指示があると、記録再生部109,111を制御し、記録媒体110,112への動画像信号と音声信号の記録を停止する。
再生モードの動作を説明する。例えば、再生元として記録媒体110が選択されているとする。操作部108により再生モードへの切り替え指示があると、制御部107は、再生元に選択された記録媒体110に対応する記録再生部109を制御して、記録媒体110から管理ファイルを再生し、メモリ106に記憶する。メモリ106に記憶された管理ファイルに基づいて、制御部107は、記録媒体110に記録された各動画ファイルに含まれる動画像信号の先頭部分(先頭画像)を記録媒体110から読み出す。そして、信号処理部103は、読み出された先頭画像の圧縮データを伸長し、表示制御部104に供給する。表示制御部104は、信号処理部103からの先頭画像データのサイズを縮小して当該シーンの代表画像(サムネイル画像)を生成する。表示制御部104は、所定数の代表画像からなるインデックス画面を生成して表示部105に表示する。
図2(a)は、再生モードに切り替えた時に表示されるインデックス画面の様子を示す図である。図2(a)のインデックス画面201には、4シーンの代表画像201a〜201dが表示されているが、本実施例では、一つのインデックス画面に6シーンの代表画像を表示可能である。インデックス画面201には、インデックス画面であることを示す情報202と、再生したいシーンをユーザが選択するためのカーソル203が、表示される。ユーザは操作部108を操作してカーソル203を移動することで、インデックス画面201に表示される各シーンの代表画像のうち、再生したいシーンを選択し、再生を指示する。
制御部107は、再生が指示されると、選択された代表画像に対応した動画ファイルを再生するように、再生元に選択された記録媒体110に対応する記録再生部109を制御する。記録再生部109は、指定された動画ファイルの圧縮データを再生元に選択された記録媒体110から読み出し、メモリ106に記憶する。信号処理部103はメモリ106から圧縮動画データと圧縮音声データを読み出して伸長し、得られた再生データをメモリ106に記憶する。表示制御部104はメモリ106の再生画像データを読み出して表示部105に供給する。これにより再生画像が表示される。また、再生音声データは、不図示のスピーカからアナログ出力される。
図2(b)は再生中の表示画面204を示している。再生画面204において、再生中を示す情報205と、再生中の動画像の先頭からの経過時間と動画の番号、及び再生中を示すアイコンの情報206が表示される。
再生停止の指示があると、制御部107は、記録再生部109による動画ファイルの再生を停止し、再び、インデックス画面201を表示部105に表示させる。
また、動画像の再生中にユーザが操作部108を操作し、再生の一時停止を指示すると、制御部107は記録再生部109を制御して、記録媒体110からの動画像の再生を一時停止する。そして、再生を一時停止した位置の画面を静止画として表示部105に表示するように、各部を制御する。図2(c)は、再生一時停止の指示があったときの表示画面207の一例を示す。再生一時停止画面207では、再生一時停止中を示す情報208と、再生中の動画像の先頭からの経過時間と動画の番号、及び再生一時停止中を示すアイコンの情報209が表示される。
本実施例の変換処理を説明する。動画像の再生一時停止状態においてユーザが操作部108を操作して動画像の変換を指示すると、現在の再生停止位置から動画像の形式を所定形式に変換する。変換前の記録形式は、AVCHD等であり、変換後の記録形式は、例えば、DVD等の外部の記録媒体に記憶保存するために適した形式であり、事前に指定又は選択される。
図3は、変換処理を示すフローチャートである。制御部107が、図3に従い各部を制御する。変換後の動画像は、変換対象と同じ記録媒体に記録しても、異なる記録媒体に記録しても良い。以下の説明では、変換対象の動画像が記録媒体110(第1の記録媒体)に記録されており、変換後の動画像を記録媒体112(第2の記録媒体)に記録するとする。
図2(c)に示す再生一時停止状態でユーザが操作部108を操作することにより、制御部107は、図3に示すフローを開始する。まず、記録先の記録媒体110の状態を確認する(S301)。変換後の動画像信号の記録媒体112への記録可能性をチェックする(S302)。具体的には、動画像の撮影時における記録形式(フォーマット)を第1の記録形式とし、変換後の動画像信号の記録形式を第2の記録形式として、以下の7条件を調べる。
(条件1)記録可能残量が所定値以上である。
(条件2)記録されている動画像のシーン(動画ファイルの数)が、記録フォーマットで既定されたシーン数の上限未満である。
(条件3)ファイルフォーマットが正しい。
(条件4)ファイルシステムが正しい。
(条件5)既に記録されている動画像の放送方式が、ビデオカメラ100により記録される動画像の放送方式と一致している。
(条件6)プロテクトがかかっていない。
(条件7)書き込み速度が所定の速度以上である。
条件1については、記録残量が0或いは0に近い所定値よりも多いかどうかを判別する。条件2については、記録フォーマットによっては一つの記録媒体に記録可能なシーンの上限が決まっているので、これをチェックする。すなわち、記録先の記録媒体112に記録されているシーン数を検出し、第2の記録形式でシーン数上限に達していないかどうかを判別する。条件3については、記録先の記録媒体112のファイルフォーマットが第2の記録形式で規定されたファイルフォーマットであるかどうかを検出する。条件4については、記録先の記録媒体112のファイルシステムが、ビデオカメラ100で扱うことができるものかどうかを判別する。
条件5については、記録先の記録媒体112に対して、既に第2の記録形式で動画像信号が記録されているかどうかを検出する。そして、既存の記録がある場合、記録済みの動画像信号の放送方式が、ビデオカメラ100により記録する動画像信号の放送方式と同じであるかどうかを検出する。本実施例では、放送方式が異なる動画像信号を一つの記録媒体に記録しないように規定してある。ビデオカメラ100はがNTSC方式の動画像信号を記録する場合、記録先の記録媒体112にNTSC方式以外の放送方式、例えば、PAL方式の動画像が第2の記録形式で記録されていないかどうかを判別する。条件6については、記録先の記録媒体112に対してデータの書き込みができないようにプロテクト設定されているかどうかを判別する。
更に、記録先の記録媒体112が適切に装着されているかどうか、および、蓋が閉じた状態であるかということも判別する。
なお、これらの各条件については、制御部107が、記録再生部109,111に対して問い合わせを行い、各記録再生部109,111からの応答に従って判別する。
記録先の記録媒体112に変換後の動画像信号を記録できない場合(S302)、その旨を示す警告画面を表示部105に表示し(S314)、再生一時停止画面を表示部105に表示して(S315)、処理を終了する。
条件1〜条件7を全て満たすと、更に、再生一時停止位置からシーン終端までの期間の動画像信号を第2の記録形式に変換した際のデータ量の予測値を算出する。本実施例では、撮影時に記録された動画像信号の符号化形式を、DVDビデオの符号化方式であるMPEG2に変換して記録するものとする。また、音声信号については、AC3方式のまま変換しない。ここでは、変換後の動画像信号のデータレート(ビットレート)を所定値と仮定して、データ量を算出する。そして、算出データ量と記録先の記録媒体の残容量とを比較し、シーン終端まで変換した際の動画像信号を記録媒体112に記録できるかどうかを判別する(S303)。
記録媒体112の残容量が算出データ量よりも少ない場合(S303)、記録先の残容量が少なく、変換処理ができない旨の警告画面を表示し(S316)、再生一時停止画面を表示部105に表示して(S315)、処理を終了する。
記録媒体112の残容量が算出データ量以上の場合(S303)、変換準備画面を生成し、表示部105に表示する(S304)。図4(a)は、変換準備画面401の例を示す。変換準備画面401には、現在、再生一時停止状態であるシーンの情報402がコピー元情報として表示され、記録先の記録媒体112の情報403がコピー先情報として表示される。図示例では、変換元のシーンの番号が002であり、再生一時停止位置から終端までが2分46秒である旨が示されている。記録媒体112の残容量が100メガバイト(MB)であり、変換後の動画像信号を記録するのに必要な容量が74.4MBであることが示されている。設定済みの変換設定情報404が表示される。ここでは、変換後の動画像信号のデータレートが3Mbps(メガビット/秒)であり、変換時に撮影日の情報を文字情報として映像に多重することを示している。更に、操作ボタン405が表示される。
ユーザは変換準備画面401を確認し、操作部108を操作することにより操作ボタン405を移動し、この状態で変換処理を行うか、キャンセルするか、設定を変更するかを制御部107に指示できる。
条件の変更指示があると、図4(b)に示した条件設定の変更画面406を表示部105に表示する。変更画面406において、データレートの設定情報407と、日付情報の設定情報408が表示される。本実施例では、変換後の動画像信号のデータレートとして、9Mbps又は3Mbpsを設定できる。ユーザは操作部108を操作することにより、何れかのレートを選択する。また、変換後の動画像信号に撮影時の日付を多重するかどうかを選択できる。
この様に、変更画面406によりデータレートが変更されると(S306)、変換後の動画像信号の目標データレートを変更し、再度、変換後のデー量(予測値)を算出する(S306)。そして、記録媒体112の残容量と算出データ量とを比較し、記録できるかどうかを判別する(S307)。記録媒体112の残容量が算出データ量よりも少ない場合(S307)、容量不足である旨の情報をメモリ106に記憶しておく(S308)。
条件変更指示が無い場合(S305)、又は、変更画面406による変更処理が完了した場合、キャンセルの指示の有無を判別する(S309)。キャンセル指示があると(S309)、再生一時停止画面を表示部105に表示し(S315)、処理を終了する。
キャンセル指示が無い場合(S309)、変換開始の指示の有無を判別する(S310)。変換開始の指示が無い場合(S310)、S304に戻る。変換開始の指示があると(S310)、記録媒体112の容量が不足しておらず、変換処理が可能か否かを判別し(S311)、変換可能な場合には変換処理を実行する(S312)。また、記録媒体112の容量不足により変換処理ができない場合には(S311)、その旨の警告画面を表示し(S313)、S304に戻る。
図5は、変換処理(ステップS312)の詳細なフローチャートである。変換処理を開始すると、まず、記録媒体110から、変換元の動画像信号の圧縮動画像データを、再生一時停止位置から再生する(S501)。この際、本実施例では、圧縮動画像データを復号処理に適した単位で再生し、メモリ106に記憶する。例えば、H.264方式とMPEG2方式は何れも、GOP(Group Of Pictures)と呼ばれる単位で符号化復号化を行うので、これを単位とする。GOPは、フレーム内符号化された1フレーム(Iフレーム)と、所定数のフレーム間予測符号化されたフレーム(P,Bフレーム)からなる。
信号処理部103は、メモリ106に記憶された圧縮動画像データを復号し、再生動画像データをメモリ106に記憶する。そして、再生動画像データを使い変換処理画面を生成し、表示部105に表示する。図4(c)は、変換処理画面409を示す。変換処理画面409には、シーン終端までの残りの時間を示すプログレスバー410と、再生された動画像の縮小画面411を表示する。ユーザは、縮小画面411を見ることで、現在変換中の動画像の位置を確認できる。そして、所望の位置で変換の停止を指示できる。
この様に、変換対象の動画像信号の再生を開始した後、記録先の記録媒体112に記録継続可能かどうかを判別する(S503)。具体的には、変換処理中に蓋が開く、又は、正常にデータの記録ができない状態となる等を検出する。記録エラーを検出すると(S503)、その旨の警告画面を表示する(S514)。そして、変換処理を終了し(S515)、図2(a)に示すインデックス画面を表示部105に表示する(S516)。なお、本実施例では、記録エラー又は再生エラーで変換処理を停止した場合、その時点までに第2の記録形式に変換され、記録媒体112に記録された動画像信号は、そのまま記録先の記録媒体112に保持する。
記録先でエラーがない場合(S503)、再生側でのエラーの有無を判別する(S504)。再生側でエラーがあると(S504)、その旨の警告画面を表示する(S517)。そして、変換処理を終了し(S515)、図2(a)に示すインデックス画面を表示部105に表示する(S516)。
再生エラーも無い場合(S504)、メモリ106に記憶された再生動画像データを第2の記録形式(ここではMPEG方式)に従って符号化し、再度、メモリ106に記憶する(S505)。この際、GOPを1単位としてMPEG方式で符号化する。本実施例では、撮影時には高精細(HD)の動画像信号を記録しているが、1フレームの画素数(画面サイズ)を縮小した上で、MPEG2方式により符号化する。
一方、選択されたシーンの動画ファイルに含まれる音声信号についても、一旦メモリ106に記憶される(S505)。そして、動画像信号の変換処理に合わせてメモリ106から読み出され、MPEG2方式に変換された動画像信号と共に、一つの動画ファイルとして記録媒体110に一時記録される。本実施例では、音声信号をAC3方式に従って符号化して記録しているが、変換処理の際には、音声信号については符号化形式を変換せずに記録する。
そして、記録先の記録媒体112の残容量が、S505で変換された単位分の動画像信号のデータ量以上であるかどうかを判別する(S506)。記録先の記録媒体112の残容量が変換後の1単位分のデータ量よりも少ない場合(S506)、変換元の動画像信号の再生を停止し(S518)、容量不足の警告画面を表示する(S519)。そして、変換処理を停止し(S511)、図4(d)に示す変換終了画面412を表示部105に表示する(S512)。そして、ユーザによる確認ボタン操作の後、再生停止位置の画像を、再生一時停止画面として表示部105に表示する(S513)。
容量不足で無かった場合(S506)、変換された1単位分の動画像信号をメモリ106から読み出し、記録先の記録媒体112に音声信号と共に一つの動画ファイルとして記録する(S507)。このとき、変換された動画像信号と音声信号とが一つの動画ファイルとして記録される。また、変換処理によって記録された動画ファイルであることを示す識別情報が共に記録される。そして、シーンの終端まで再生したかどうかを判別する(S508)。シーン終端まで再生していない場合には(S508)、変換停止の指示があったかどうかを判別する(S509)。変換停止の指示がない場合には、ステップS501に戻って処理を続ける。
シーン終端まで再生した場合(S508)、または、変換停止の指示があった場合(S509)、動画像の再生を停止し(S510)、変換処理を停止する(S511)。そして、終了画面412を表示部105に表示した後(S512)、再生停止位置の画像を、再生一時停止画面として表示部105に表示する(S513)。なお、ステップS508でシーン終端まで再生して停止した場合には、シーン終端の画面を再生一時停止画面として表示する。
この様に、本実施例では、動画像の再生一時停止状態において、変換指示があると、再生一時位置以降の動画像信号を、その記録形式を変換して別に記録する。そして、シーンの終端に到達するか、ユーザによる変換停止の指示に応じて、動画像の再生と変換処理を停止して、再生停止位置の画像を表示する。このような構成により、ユーザは、再生された動画像を確認しながら、変換処理の開始位置と停止位置を容易に確認し、指示できる。また、変換停止後は、再び再生一時停止状態となるので、ユーザは、再度早送りや巻き戻しにより、次に変換処理を開始する位置を簡単に確認し、指定することができる。
そして、変換された動画ファイルが記録された記録媒体112をビデオカメラから取り出してPC等に装着することにより、この変換された動画ファイルをDVDやネットワーク上のサーバに送信、保存することができる。また、変換された動画ファイルが内蔵の記録媒体110に記録されている場合には、変換された動画ファイルを記録媒体110から読み出して記録媒体112にコピーする。その後、記録媒体112を取り外してPC等に装着し、転送先に転送し、保存する。
また、変換処理により変換されて記録媒体に記録された動画ファイルも再生することができる。このとき、本実施例では、撮影モードで記録された動画ファイルのインデックス画面とは別に、変換処理によって記録された動画ファイルのインデックス画面を生成する。そして、ユーザの指示によって、これら二つのインデックス画面を切り替えて表示部105に表示する。ユーザは、変換されて記録された動画ファイルについても、インデックス画面から所望の動画ファイルを選択して、再生を指示することができる。変換処理によって記録された動画像信号は、前記の様に、MPEG2方式で符号化されているので、信号処理部103は、再生された動画像信号をMPEG2方式に従って復号する。
上記実施例では、変換処理中に記録先又は再生元の記録媒体に異常があった場合に変換処理を停止していたが、例えば、ビデオカメラの電源がオフになる、又は撮影モードへの切り替え指示がある等の際に、変換処理を停止してもよい。また、変換処理中に早送り等、通常の再生以外の指示があったときにも、変換処理を停止するようにしてもよい。
また、本実施例では、変換処理によって記録された動画ファイルの再生一時停止中には、ユーザによる変換指示を受け付けない様に制御している。

Claims (2)

  1. 第1の記録媒体から第1の記録形式の動画像信号を再生する再生手段と、
    前記再生手段により再生された前記動画像信号を前記第1の記録形式とは異なる第2の記録形式の動画像信号に変換する変換手段と、
    前記変換手段により変換された第2の記録形式の動画像信号を第2の記録媒体に記録する記録手段と、
    前記再生手段による再生の開始と停止、及び前記変換手段による変換の開始と停止を指示する指示手段と、
    前記再生手段による前記動画像信号の再生一時停止状態における変換開始の指示に応じて前記再生手段による前記動画像信号の再生を開始させて前記変換手段による変換処理を開始させ、前記記録手段により前記第2の記録形式の動画像信号の記録を開始させると共に、前記動画像信号の再生中における変換停止の指示に応じて、前記再生手段による前記動画像信号の再生を一時停止させ、前記記録手段により前記第2の記録形式の動画像信号の記録を停止させる制御手段
    とを備えることを特徴とする信号処理装置。
  2. 前記第1の記録形式による動画像信号の符号化形式は、前記第2の記録形式による動画像信号の符号化形式とは異なっており、前記変換手段は、前記再生された前記動画像信号の符号化形式を前記第2の記録形式による符号化形式に変換することを特徴とする請求項1に記載の信号処理装置。

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Citations (5)

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