JP2011121002A - ナノバブル発生装置 - Google Patents

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Yasuhide Nakakuki
康秀 中久喜
Hidenori Kayano
秀則 茅野
Naomi Kawahito
尚美 川人
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Abstract

【課題】簡易な構成でありながら効率よくナノバブルを発生させることができるナノバブル発生装置を提供する。
【解決手段】液体加圧手段6と気体注入手段8とからなり、加圧液体に気泡を包含させて気液混合流体とする起泡部4と、その気液混合流体中の気泡をマイクロバブルに細分化するマイクロバブル発生器12を含むマイクロバブル供給部10と、マイクロバブルを含む気液混合流体が通過する流路の一部を絞って、この絞りに突入することでマイクロバブルが微細化して、ナノバブルとして噴出するように形成したナノバブル発生部26とで構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ナノバブル発生装置に関する。
液中の気泡のうち直径50μm以下の小気泡は、それより大径の大気泡と異なる性質(液中の滞留時間が長い、帯電により泡同士が結合し難いなど)を呈し、例えばオゾンから起泡して殺菌に用いるなど各種の用途に利用される。小気泡のうち直径50〜1μmの気泡をマイクロバブル、1μm以下の気泡をナノバブルという。ナノバブルは、マイクロバブルよりも滞留時間が長いので貯水池の水質浄化や閉鎖性水域の浄化、水域底層における酸素不足の改善、水質汚濁による悪臭発生の防止などの用途に有用である。
マイクロバブルの発生装置として、ベンチュリ管やオリフィスを利用して泡を細分化するもの(特許文献1及び特許文献2)、回転中の水流の旋回速度差を利用して泡を細分化するもの(特許文献3)、水流を旋回させて空気を細断するもの(特許文献4)、液体ノズル筒の途中に設けた孔から外気を吸引するもの(特許文献5)が知られている。
さらにナノバブルを発生させる装置として、混合室内に導入した空気と液体とを乱流発生手段により混合し、この気液混合流体が2つの金属材の間の巾1μm以下の微小な間隙を通過するようにしたもの(特許文献6)が知られている。
またマイクロバブルを含む電解質中の液体に衝撃波や超音波、高速回転などの物理的刺激を与えて、気泡を縮小させ、ナノバブルを発生させる方法が知られている(特許文献7)。
特開2006−116518 特開2007−209953 特開2009−039638 特開2002−153741 特開2008−086986 特許第4222572号 特許第4144669号
特許文献6の装置では、ナノバブルを発生させるための微細な隙間を形成することが容易ではない。また特許文献7の装置では、電解液中にナノバブルを発生させることを前提としており、通常の水の中で発生させることができない。
本発明の第1の目的は、簡易な構成でありながら効率よくナノバブルを発生させることができるナノバブル発生装置を提供することである。
本発明の第2の目的は、普通の水の中でナノバブルを発生させることができるナノバブル発生装置を提供することである。
本発明の第3の目的は、流水中でマイクロバブルを発生させ、次にマイクロバブルを含む気液混合流体の流路を絞ることにより、一連の工程で効率的にナノバブルを発生させることができるナノバブル発生装置を提供することである。
第1の手段は、
液体加圧手段と気体注入手段とからなり、加圧液体に気泡を包含させて気液混合流体とする起泡部と、
その気液混合流体中の気泡をマイクロバブルに細分化するマイクロバブル発生器を含むマイクロバブル供給部と、
マイクロバブルを含む気液混合流体が通過する流路の一部を絞って、この絞りに突入することでマイクロバブルが微細化して、ナノバブルとして噴出するように形成したナノバブル発生部とで構成している。
本手段では、液体加圧手段から出口へ至る一連の流れの中で生成した気泡をマイクロバブルへ細分化し、さらにマイクロバブルからナノバブルへ微細化することを提案している。絞りによって流路を収縮させてマイクロバブルを含む気液混合流体を流れ方向へ強制的に引き伸ばし、マイクロバブルを微細化する。「微細化」のメカニズムは、推測であるが、マイクロバブルの伸び変形により、細分化し易くなるか、或いは周囲の液体との接触面積が増大して少なくとも気泡の一部が液体に溶け込み、ナノサイズとなるものと考えられる。
「起泡部」は、液体加圧手段と気体注入手段とで形成される。両手段の何れを上流に配置してもよい。「マイクロバブル供給部」は、流体に適用可能なマイクロバブル発生器を含み、さらに小気泡を略均等に液体と混合させる機能、及び、大気泡と小気泡とを分離する機能を有することが望ましい。「ナノバブル発生部」は、絞りの作用によりマイクロバブルからナノバブルへと微細化する機能を有する。絞りは、ナノバブルを生ずる程度に(好適な一例として1/10以下に)流れを収縮させる。
第2の手段は、第1の手段を有し、かつ上記ナノバブル発生部における流路の絞り量を変更することが可能としている。
本手段では、ナノバブル発生部での絞り量を調整し、ナノバブルの発生量を制御することを提案する。絞り量の調整のために一つの絞りの流路面積を可変とすることができる。
第3の手段は、第1の手段又は第2の手段を有し、かつ、上記絞りの最狭窄部の断面形状を細長いスリット状としている。
本手段では、絞り28の断面形状を図7の如くスリットSとすることを提案する。これにより装置の作製が簡単となる。前述の先行技術では、1μm以下の極小間隙に液体を通すことでナノバブルを生成していた。しかし出願人の実験によれば、少なくとも高圧の液体の流れにマイクロバブルを均質に混入させ、さらに絞りを通すことで、0.5〜0.1mm程度の巾の絞りでもナノバブルを発生させることができることが判った(表1参照)。
なお、絞り28の流路形状がスリット状のタイプにおいて、流路面積を可変とするときには、そのスリットの巾Dを調整可能とするとよい(図7及び図10参照)。
第4の手段は、第3の手段を有し、かつ
上記ナノバブル発生部を、気液混合流体の流路である可撓性チューブと、この可撓性チューブを外側から圧搾する圧搾具とで形成し、この圧搾具による圧搾箇所で可撓性チューブが変形することで絞りが形成されるように構成している。
本手段では、可撓性チューブを圧搾して流路面積を調整する態様を提案する。これによれば汎用部品の組み合わせにより廉価に製造できる。また可撓性チューブを絞ることは容易であり、また圧搾具の取付け位置が任意なので操作性がよい。好適な一例として、可撓性チューブの先端部に圧搾具を取り付け、図12の如く放流ノズルNとすることもできる。
第5の手段は、第1の手段を有し、かつ上記絞りの上流側に対する絞りの最狭窄部の流路面積の収縮率を、1/10以下としている。
本手段は、出願人の実験に基づく好適な収縮率を提案している。実験は、可撓性チューブの一部を絞るという方法で行い、少なくとも1/10〜1/20の範囲でナノバブルが十分に発生するという結果を得た。実験器具の精度の関係で1/20以下の領域では試験をしていないが、理論上は収縮率が小さいほどナノバブルの生成効率がよいと考えられる。
第6の手段は、第2の手段から第5の手段のいずれかを有し、かつ
上記マイクロバブル供給部は、マイクロバブル発生器と、このマイクロバブル発生器の下流に設置された密閉式の混合槽とを含み、この混合槽の上部内に溜まる気塊を排気するガス抜き手段を混合槽に設けている。
本手段では、マイクロバブル装置の下流に密閉式の混合槽を設けている。前述の小気泡が液中に長く留まる反面、大気泡は急上昇して液面で破裂するため、混合槽の上部から気塊を排気する。これにより単位体積中のマイクロバブルが増量し、故にナノバブルの生成率が高まる。ガス抜き機構は混合槽内の高圧を維持することができるものとする。
第7の手段は、第6の手段を有し、かつマイクロバブル供給部は、さらにマイクロバブル発生器と混合槽との間に、上記流路の一部であって、少なくとも流路の中心側と外周側との間で気液混合流体を転換する作用を有する転換混合器を含む。
本手段では、マイクロバブル発生器の下流で、流路の中心側と外周部との間で気液混合流体を転換することを提案する。マイクロバブル発生器の構成次第では径方向に分布の偏りを生じ得る。また主流路内で浮力により気泡が上側に偏るおそれもある。こうした偏りはナノバブルの効率的な生成を妨げるので、上記転換作用により軽減するようにしている。
第8の手段は、第1の手段から第7の手段のいずれかを有し、かつ
上記起泡部は、液体加圧手段の下流に気体注入手段を配置し、この気体注入手段によってオゾンを注入できるように構成している。
本手段では、起泡部にオゾンを注入できるようにすることを提案している。その場合には液体加圧手段(高圧ポンプ)の下流に気体注入手段を配置する。この順番を逆にするとオゾンの作用で高圧ポンプの内部が劣化するおそれがあるからである。
第1の手段に係る発明によれば、マイクロバブルを液体中に発生させ、この液体が高圧下で絞りを通過することでナノバブルを発生させるから、簡単な構成で容易にナノバブルを発生させることができる。
第2の手段に係る発明によれば、ナノバブル発生部の絞り量を調整することで、ナノバブルの生成量を好適とすることができる。
第3の手段に係る発明によれば、マイクロバブル発生器の下流に配した絞りでナノバブルを発生させるようにしたから、簡易な構造でナノバブルを生成できる。
第4の手段に係る発明によれば、上記ナノバブル発生部を可撓性チューブと圧搾具とで形成したから、汎用部品の組み合わせにより廉価に製造することができる。
第5の手段に係る発明によれば、流路の絞りで流路面積の収縮率を1/10以下としたから、ナノバブルの発生効率がよい。
第6の手段に係る発明によれば、マイクロバブル発生器の下流でガス抜きをすることで単位体積中のマイクロバブルが増量し、ナノバブルの生成量が増加する。
第7の手段に係る発明によれば、マイクロバブル発生器と混合槽との間に転換混合器を配置したから、ナノバブルの分布状態をほぼ均質化することができる。
第8の手段に係る発明によれば、オゾンを注入可能としたから、本装置の用途が広がる。
本発明の第1実施形態に係るナノバブル発生装置の全体図である。 図1の装置の一部(マイクロバブル発生器)の断面図である。 図1の装置の他の一部(転換混合器)の断面図である。 図3の転換混合器のIV−IV線断面図である。 図1の装置のさらに他の一部(混合槽)の側面図である。 図5の混合槽の横断面図である。 図1の装置の一部(ナノバブル発生部)の一部切欠正面図である。 図7のナノバブル発生部を側方から見た断面図である。 図7のナノバブル発生部の作用を説明するための断面図である。 図7のナノバブル発生部の変形例を側方から見た断面図である。 本発明の第1の実施例の構成図である。 本発明の第2の実施例の構成図である。 第2の実施例によるナノバブルの生成個数を示すグラフである。 第2の実施例による溶存酸素量(DO)の変化を表すグラフである。 第3の実施例における粒子(泡)の個数と粒子直径との関係を示すグラフである。
本発明のナノバブル発生装置1は、図1に示す如く、主流路2と、起泡部4と、マイクロバブル供給部10と、ナノバブル発生部26とを有する。
主流路2は、入口E1から、起泡部4、マイクロバブル供給部10、ナノバブル発生部26を通過して出口E2へ至る、外部から密閉された流路である。密閉流路とすることで、上流側から液体を圧送することで出口E2まで無動力で液体を送り出すことができるようにするためである。起泡部4及びマイクロバブル供給部10を構成するパーツを含めて、本発明のナノバブル発生装置の主要な流体要素は、特に断らない限り直列的に配置されている。
起泡部4は、原水に気体を注入して、ミリ単位の気泡を含む大気泡を生じさせるとともに、気液混合流体をマイクロバブル供給部へ送り出す機能を有する。起泡部4は、液体加圧手段6と気体注入手段8とで構成される。
液体加圧手段6は、入口E1から原水を取水して、マイクロバブル供給部10を経由してナノバブル発生部26へ送りだす機能を有する。液体加圧手段6は、例えば高圧ポンプとして構成することができる。好適な図示例では、オゾンを注入できるようにするために、気体注入手段の下流に液体の駆動部を有していない。従って下流側のマイクロバブル発生器及びナノバブル発生部の配置箇所で所要の圧力水頭が得られるように高圧ポンプの送水能力を設計するとよい。後述の表2に示す如く、好適な実施例では、高圧ポンプの送水圧力を0.59MPaとし、吐出圧力(ナノバブル発生部に入るときの圧力)を0.57MPaとしている。
気体注入手段8は、主流路2に対して空気・オゾンなどの気体を導入するための導入口8aを有する。図示例の気体注入手段は、従来公知のエジェクターである。エジェクターは、その内部の流路の中間部を細くして、流入した液体の圧力が低下し、導入口から気体を吸い込み、液体と混合するように構成している。
マイクロバブル供給部10は、起泡部4で発生した気泡をマイクロバブルのサイズまで細分化して下流側へ供給する機能を有する。本実施形態のマイクロバブル供給部10は、マイクロバブル発生器12と、転換混合器14と、混合槽18とで構成されている。しかしながら、転換混合器と混合槽との一方又は双方を省略することができる。
上記マイクロバブル発生器12は、気泡を細分化する機能を有する。図2に示す図示例ではベンチュリ管として構成しているが、流水に対して適用可能であればどのようなタイプでもよい。ベンチュリ管を通過するときの衝撃により、気液混合流体中の気泡は砕かれる。ベンチュリ管の縮径部のサイズは、ベンチュリ管から供給される気泡のうちでマイクロバブルが占める割合ができるだけ多くなるように設計する。しかしマイクロバブルよりも大きな気泡がある程度混ざることは避けられないため、後述の転換混合器及び混合槽により気泡の状態を整えることにしている。
上記転換混合器14は、好適な一例として、従来公知のスタティックミキサーとして構成されている。スタティックミキサーの好適な一態様は、図3に示す如く、長方形の板を流れ方向に対して右回りに捻った右エレメント16Rと、左回りに捻った左エレメント16Lとを、各エレメントの対向端部が交差するように、繰り返し連ねたものである。スタティックミキサーの機能は、流れの分割・転換・反転である。すなわち、各エレメントは、スタティックミキサーの内部で形成する主流路2を、図4に示す如く流れ方向から見て2つの分流路2a、2bに分割している。流入する気液混合流体は、最初の右エレメント16Rの端部に衝突して2つに分割する。分割された2つの流体流れはエレメントの弯曲面に沿って流れる。図4に示すように、この弯曲面付近の流体は流路の中心側から外周側へ白矢印のように流入し、これにより外周側付近の流体は中心側へ黒矢印のように押し込まれる。すなわち各分流路2a、2bごとに、中心部と外周部との間で流体が入れ替わる(転換)。気液混合流体が2番目の左エレメント16Lの端部に衝突するとさらに2分割され、かつ左エレメントの弯曲面に沿って流れが反転する。流れの分割により気泡の細分化が進行し、流れの転換及び反転により、流れの径方向に気泡の分布が均等化される。
上記混合槽18は、有底の密閉式の筒体であり、図5に示す如く、筒壁の下部側に、噴入口20を、上部側に、噴出口22を有し、さらに頂壁にガス抜き口24を有する。混合槽18は密閉式であるから、転換混合器14から混合槽18内へ流入した気液混合流体は混合槽18内で一旦は失速するが、噴入口20に入るときに再び加速する。噴入口20及び噴出口22の形状はそれぞれ損失水頭を低く抑えることが望ましい。混合槽18の内部では、マイクロバブルより大きい大気泡は上昇して混合槽18の頂壁裏面に到達し、ガス抜き口24から排出される。これにより噴出口22から供給される気泡のうちマイクロバブルの割合を増大することができる。主流路2中にオゾンを注入したときには、ガス抜き口24から排気されたオゾンを気体注入手段8に戻してもよい。
図示例では、混合槽18を円筒形とするとともに、図6に示すように管状の噴出口22を混合槽の筒壁の接線方向へ突出し、これにより、円形筒壁の内面に沿って気液混合流体が旋回するように構成している。これにより気液混合流体のうちマイクロバブルより大きな気泡及び気塊は、混合槽18の中心側に集まって合体し、気塊となってガス抜き口24から排気される。ガス抜き口24は、混合槽内の高圧を維持しながら、混合槽内の気塊のみを排出するように設ける。具体的には、液体配管中に溜まる空気を自動排気する従来公知のエアベントを使用することができる。
ナノバブル発生部26は、マイクロバブル供給部10から供給されるマイクロバブルを、流れの絞り28によってさらに細かくし、ナノバブルとして生成させる機能を有する。絞り28は、一定不変の形態のものでもよいが、絞り具合を調整できる可変のものとすることが好適である。図示例のナノバブル発生部26は、図7に示すように、可撓性チューブ30と、この可撓性チューブを締め付ける圧搾具32とで構成されている。
上記可撓性チューブ30は、少なくとも1/10〜1/20の収縮率で外から圧縮することができ、かつ圧縮解放により元の形状に戻る程度の弾性を有する。可撓性チューブ30の一端は混合槽の噴出口22に液密に嵌めるとよい。可撓性チューブ30の末端部は、放流ノズルNを形成しており、その開口面は出口Eとなっている。
圧搾具32は、2枚の押圧板34を連結棒36で連結し、2枚の押圧板の間隔を調整する調整機構38を有する。調整機構は、操作部40を回転させることでねじの進退により間隔を調整するようにしている。
上記押圧板34の対向面の対応箇所には、図8に示すように側方から見て鈍角状の突起部42をそれぞれ形成し、これら突起部の間に可撓性チューブを挟むことで、この挟持箇所の可撓性チューブ内面によって絞り28が形成される。少なくとも上流側に対して絞りの最狭窄部の流路面積を少なくとも1/10〜1/20まで収縮できるように圧搾具を構成することが望ましい。
上記圧搾具32で可撓性チューブ30を押圧する具合を調整することで絞り28の内面に形成されるスリットSの巾Dを調整することができる。この巾を調整可能とした第1の理由は、ナノバブルの発生量を最適化するように制御することを可能とするためである。スリットの巾を狭くすれば、スリットを通過する気液混合流体の小気泡のうちナノバブルの割合は増えると推察されるが、スリットを通過する流体の量も減少する。後述の湖沼の浄化などの用途に適用するためには、最もナノバブルの生成効率がよいスリット巾を選択できることが望ましい。これに対して予め金属管の一部を窪ませて最適のスリット巾を有するように作成することもできる。しかしながらそのスリット巾は通常1mm未満であるために窪み箇所の僅かな成形誤差でも性能的に著しく劣ったものとなる可能性がある。本実施形態の構成ではそうした不都合は生じない。
図9は、ナノバブル発生部26の作用を示している。可撓性チューブ30の内部で気液混合流体は絞り28に近づくに従って変形し、これに伴って流体中のマイクロバブルBを流れ方向に引き伸ばされる。これにより、マイクロバブルは、周囲の液体との接触面積が増えるので溶解し易くなり、また衝撃により切れやすくなる。これにより、少なくとも一部のマイクロバブルは、絞りの下流においてそれぞれ微細化して、一つ又は複数のナノバブルBとなる。なお、図9には、一つのマイクロバブルが複数のナノバブルに分かれる様を描いているが、これは想定される一つの作用の想像図である。
上記構成によれば、入口E1から入った液体は、液体加圧手段6で加圧され、気体注入手段8において空気と合流して、気液混合流体となり、この気液混合流体中の大径形気泡がマイクロバブル発生器12で細分化されて、マイクロバブルとなる。マイクロバブルを含む気液混合流体は、転換混合器14により泡の分布が均質化され、さらに混合槽18において大気泡をガス抜きされる。これによりマイクロバブルを高濃度で含む気液混合流体がナノバブル発生部26に流入する。ナノバブル発生部26において、マイクロバブルがナノバブルへと微細化され、出口E2から噴出される。このナノバブルを含む気液混合流体を水槽などに受けて各種用途に使用すればよい。
空気の代わりにオゾンを気体注入手段8から注入すると、ナノバブルオゾンが生成され、これを用いて殺菌などに使用することができる。本発明のオゾン発生装置は、気体注入手段及びその下流側において、可動部を有しない静的な構造だけで構成しているので、オゾンによる腐食の影響を受けにくい。
図10は、ナノバブル発生部26の変形例を示している。この例では、可撓性チューブの代わりに定形の管路を用いて、この管路の一側に穿設した差し込み口から隔壁44を進退可能に挿入しており、この隔壁の先端と内壁面との隙間を絞り28としている。
なお、ナノバブル発生部26の絞り量を調整する方法としては、例えば主流路の一部を、相互に切替可能な並列な分流路とし、それぞれにスリット巾の異なる絞りを設ける構成も考えられるが、段階的にしか絞り量を調整できない。図7及び図10の図示例の構成ならば、絞り量を連続的に変化させることができる。
[実施例1]
図11に本発明装置を湖沼などの浄化に適用する例を示す。湖沼などの原水は固形物を含むので、本発明のナノバブル発生装置1の前にストレーナST及び濾過器Fを設置する。そうすることで本装置における目詰まりを防いでいる。また可撓性チューブ30は長くして、先端側のナノバブル発生部26を水中に沈めている。
ナノバブルは、マイクロバブルに比べてさらに水中の滞留時間を長くすることができるため、汚濁した水域の浄化を目的として酸素を供給するのに、平面的に広い範囲に拡散させることができ、効率的に処理をすることができる。
[実施例2]
本発明の効果確認のために行った実験例を、図12及び図13を用いて説明する。本装置のナノバブル発生部26は、可撓性チューブを長くして、水槽T内に水没させている。約250Lの水槽内の水を循環させながら、本発明のナノバブル発生装置を使って気泡を発生させる。スリットの巾は0.5mm程度(開口面積は0.095cm程度)である。
本発明のナノバブル発生装置の作動中は、マイクロバブルが比較的多く発生し、水が白濁してナノレベルの気泡の測定は困難である。そこでナノバブル発生装置を稼働開始させると同時に水中の溶存酸素量(DO)を測定し、後述の図14(A)で述べるように水中の溶存酸素量(DO)が最大となったところでナノバブル発生装置を停止した。そして一定時間後(約10分後)に水が透明となったところで採水し、コールターカウンターを用いて粒度分布の測定を行った。
図13には、粒度分布の測定結果を示す。同図のグラフの横軸は粒子直径(μm)であり、縦軸は所定容積(mL)中に観測された粒子の個数である。この粒子は、気泡及び気泡以外のものを含んでいる可能性があるために、本装置を稼働する前の水槽の水で粒子を測定し、その結果をブランクBLとしてグラフに掲げた。図13(A)のサンプルSは、気泡発生後に装置を停止して約10分後に測定したものである。図13(B)のサンプルSは、気泡発生後1日経過した際に測定したものである。このグラフより、400〜1000nmの大きさの気泡(ナノバブル)が多数発生しているのが確認でき、かつ一日経過した後でもかなりの量で残存していることが把握された。
図14(A)及び図14(B)は、ナノバブル発生装置の運転中及びその後の水中の溶存酸素量(DO)の推移を白丸で表している。各グラフの縦軸は、溶存酸素量(mg/L)を表す。また各グラフの横軸は、ナノバブル発生装置の稼働開始時を起点とする時間軸である。図14(A)は、一つの試験の結果を0〜300秒の範囲で表している。同図に示すように、ナノバブル発生装置を稼働させると、溶存酸素量が急激に増加し、数十秒でグラフ中黒丸で表す飽和溶存酸素量を超えて、過飽和の状態となる。しかる後にナノバブル発生装置を停止し、前述の手順で粒子の数を測定する。図14(B)は、同じ試験の結果を0〜15000秒の範囲で示している。これによれば、本発明のナノバブル発生装置を停止した後も長期間に亘って、飽和以上のDOを維持することが確認できた。従って貯水池の水質浄化などに有利である。
[実施例3]
次にナノバブル発生部の絞りのスリット巾Dを代えてナノバブルの発生量を計測した。この実験では、内径15mmの可撓性チューブを図8に示す圧搾具32を利用して、スリットの巾を0.9mmから0.65mmへ、次に0.65mmから0.5mmへと順次狭くして、開口面積及び上流側に対する収縮率を変えていった。
絞りにおける開口面積を上記のように狭くすることで、各ケース毎のポンプ圧力、吐出圧力、及び流量は次の表2のようになった。
各ケース毎に同一の実験条件で観測したナノバブルの個数を図15に示す。ここで、図15(A)がケース1、図15(B)がケース2、図15(C)がケース3のそれぞれの測定結果を示す。各測定結果は前述したブランク値を差し引いた値を示している。この実験結果によれば、開口面積が0.18cmのケース3よりも開口面積が0.13cmのケース2の方がナノバブルの生成量がやや多く、開口面積が0.13cmのケース2よりも開口面積が0.095cmのケース1の方がナノバブルの生成量が顕著に多いことが判明した。
実施例2及び実施例3の実験結果のうち開口面積は、図7のように細長く変形したスリットの長さL及び巾Dを計測器で測定し、その計測した結果から計算している。スリットの巾が小さくなるほど計測誤差が大きくなることは止むを得ないが、それを勘案しても実施例3の結果から次のことが判る。すなわち、開口面積が小さくなるほど、ナノバブルの生成量が多くなることである。またスリット巾が0.5mm以下の領域でナノバブルの生成量が急に増加する傾向が見受けられる。
1…ナノバブル発生装置 2…主流路 2a、2b…分流路 4…起泡部
6…液体加圧手段 8…気体注入手段 8a…導入口 10…マイクロバブル供給部
12…マイクロバブル発生器 14…転換混合器
16R…右エレメント 16L…左エレメント 18…混合槽 20…噴入口
22…噴出口 24…ガス抜き口 26…ナノバブル発生部 28…絞り
30…可撓性チューブ 32…圧搾具 34…押圧板 36…連結棒 38…調整機構
40…操作部 42…突起部 44…隔壁
E1…入口 E2…出口 S…スリット ST…ストレーナー F…濾過器
…マイクロバブル B…ナノバブル

Claims (8)

  1. 液体加圧手段と気体注入手段とからなり、加圧液体に気泡を包含させて気液混合流体とする起泡部と、
    その気液混合流体中の気泡をマイクロバブルに細分化するマイクロバブル発生器を含むマイクロバブル供給部と、
    マイクロバブルを含む気液混合流体が通過する流路の一部を絞って、この絞りに突入することでマイクロバブルが微細化して、ナノバブルとして噴出するように形成したナノバブル発生部と、
    で構成するナノバブル発生装置。
  2. 上記ナノバブル発生部における流路の絞り量を変更することが可能としたことを特徴とする、請求項1記載のナノバブル発生装置。
  3. 上記絞りの最狭窄部の断面形状を細長いスリット状としたことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のナノバブル発生装置。
  4. 上記ナノバブル発生部を、気液混合流体の流路である可撓性チューブと、この可撓性チューブを外側から圧搾する圧搾具とで形成し、この圧搾具による圧搾箇所で可撓性チューブが変形することで絞りが形成されるように構成したことを特徴とする、請求項3記載のナノバブル発生装置。
  5. 上記絞りの上流側に対する絞りの最狭窄部の流路面積の収縮率を、1/10以下としたことを特徴とする、請求項1に記載のナノバブル発生装置。
  6. 上記マイクロバブル供給部は、マイクロバブル発生器と、このマイクロバブル発生器の下流に設置された密閉式の混合槽とを含み、この混合槽の上部内に溜まる気塊を排気するガス抜き手段を混合槽に設けたことを特徴とする、請求項2から請求項5のいずれかに記載のナノバブル発生装置。
  7. マイクロバブル供給部は、さらにマイクロバブル発生器と混合槽との間に、上記流路の一部であって、少なくとも流路の中心側と外周側との間で気液混合流体を転換する作用を有する転換混合器を含むことを特徴とする、請求項6に記載のナノバブル発生装置。
  8. 上記起泡部は、液体加圧手段の下流に気体注入手段を配置し、この気体注入手段によってオゾンを注入できるように構成したことを特徴とする、請求項1から請求項7のいずれかに記載のナノバブル発生装置。
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