JP2016073939A - 微細気泡発生装置 - Google Patents

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嘉鶴人 若原
Kazuhito Wakahara
嘉鶴人 若原
前田 康成
Yasunari Maeda
康成 前田
伊藤 良泰
Yoshiyasu Ito
良泰 伊藤
恭子 久和
Kyoko Kuwa
恭子 久和
朋弘 穐田
Tomohiro Akita
朋弘 穐田
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Abstract

【課題】液体がベンチュリ通過後も、液体に発生させた微細気泡を安定した気泡径で維持させることが可能な微細気泡発生装置を提供すること。【解決手段】液体10に供給された空気11をベンチュリ3により圧壊して気泡を微細化する微細気泡発生装置1であって、ベンチュリの下流側の流路4の断面中央部に、液体の流れを管壁6寄りに変更させ、管壁部分の液体の流速をベンチュリ通過後の液体の流速から変化しないように調整する流れ調整部材5を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、微細気泡発生装置に関する。
近年、水等の液体に対して、気泡径が0.1〜1000μm程度の微細気泡を発生させる微細気泡発生装置が種々の分野で用いられている。この微細気泡は、洗浄効果をはじめ、肌の保湿効果や温熱効果などの入浴の効能をもたらすものなどとして注目されている。
このような微細気泡を発生させる装置として、空気を混入させた液体をベンチュリに通過させて空気を圧壊させることにより微細気泡を発生させるようにした微細気泡発生装置が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
このベンチュリを用いた微細気泡発生装置は、比較的簡単な構造で所望の微細気泡を発生させることができるという利点を有している。
特開2007−224622号公報
しかしながら、このようなベンチュリを用いた微細気泡発生装置では、ベンチュリに通過させて発生させた微細気泡が、流路の断面中央部に集まって流れることが観察されている。
図3は、ベンチュリで発生させた微細気泡が、下流の流路の管断面中央部に集まる様子を示した写真である。図3から、微細気泡の体積比率(%)が大きくなるほど微細気泡が流路の断面中央部に集まることがわかる。
そして、流路の断面中央部に集まった微細気泡は、微細気泡同士が衝突して再度凝集、合一し、一度微細化した気泡の気泡径が大きくなることが観察され、安定した微細気泡を生成、維持するとの点で大きな問題となっている。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、液体がベンチュリ通過後も、液体に発生させた微細気泡を安定した気泡径で維持させることが可能な微細気泡発生装置を提供することを課題とする。
本発明の微細気泡発生装置は、上記の課題を解決するために、以下のことを特徴としている。
すなわち、液体に供給された空気をベンチュリにより圧壊して気泡を微細化する微細気泡発生装置である。そして、ベンチュリの下流側の流路の断面中央部に、液体の流れを管壁寄りに変更させ、管壁部分の液体の流速をベンチュリ通過後の液体の流速から変化しないように調整する流れ調整部材を備えることを特徴とする。
本発明によれば、液体がベンチュリ通過後も、液体に発生させた微細気泡を安定した気泡径で維持させることが可能な微細気泡発生装置を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態の微細気泡発生装置を示す概略断面図である。 図1におけるA−A断面を出口側から見た概略断面図である。 ベンチュリで発生させた微細気泡が下流の流路の断面中央部に集まる様子を示した写真である。
以下、発明を実施するための形態をあげて、本発明の微細気泡発生装置をさらに詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態の微細気泡発生装置を示す概略断面図である。
図1に示したように、本実施形態の微細気泡発生装置1は、液体10に供給された空気11をベンチュリ3により圧壊して気泡を微細化する微細気泡発生装置1である。そして、ベンチュリ3の下流側の流路4の断面中央部に、液体の流れを管壁6寄りに変更させ、管壁6部分の液体の流速を前記ベンチュリ3通過後の液体10の流速から変化しないように調整する流れ調整部材5を備えている。
微細気泡発生装置1は、ベンチュリ3を構成することのできる金属製、エンジニアリングプラスティック製などの円管状の部材で構成されている。また、上流側に液体供給口8を有する流路2が形成され、下流側に出口9を有する流路4が形成されている。
流路2の上流側には、液体供給口8から供給された液体10に空気11を供給するための空気導入管7が設けられている。
また、流路2と流路4の途中には、流路の断面積が流路2と流路4の断面積より極端に小さくなるベンチュリ3が流路2と流路4の間に挟まれるように形成されている。なお、流路2とベンチュリ3の接続部は、流路2の断面積からベンチュリ3の最も断面積の小さい部分に向かって次第に流路の断面積が減少するように形成されている。また、ベンチュリ3と流路4の接続部は、ベンチュリ3の最も断面積の小さい部分から、流路4の断面積に向かって次第に流路の断面積が増大するように形成されている。また、ベンチュリ3の下流側の流路4の断面中央部には、管壁6部分の液体の流速を前記ベンチュリ3通過後の液体10の流速から変化しないように調整する流れ調整部材5が流路4の長さ方向に延びて設けられている。
なお、ここで用いる流速が変化しないとの意味は、流速が大きく変化しないとの意味であり、正確に一致することに限定されるものではない。また、流路の断面の用語は、微細気泡発生装置1の液体10の流れ方向に対して直角方向の断面を意味する。
このような微細気泡発生装置1では、まず、液体供給口8から供給された液体10に、空気導入管7から空気11が供給され、空気11を含む液体10が流路2を流れる。そして、空気11を含む液体10が流路2から流路4に向かって流れるとき、流路2で一定であった液体10の流速は、流路2の下流に設けられたベンチュリ3内で急激に増加する。この流速の急激な増加は、ベンチュリ3の流路の断面積が流路2の断面積より極端に小さくなっていることによる。
液体10の流速の増加にともない、液体10の圧力は急激に減少する。その結果、ベンチュリ3内において空気導入管7から供給された空気11が圧壊され、気泡径が0.1〜1000μm程度の微細気泡12が液体10に発生する。
そして、液体10が、ベンチュリ3において流路の断面積が次第に増大している部分を流れると、液体10の流速は次第に遅くなり、液体10の圧力が次第に増加する。そしてこの状態で微細気泡12を含んだ液体10は流路4に入る。
ここで、通常、流路4に入った液体10の微細気泡12は、流路4の断面中央部に集まって流れるような挙動を示す。そして、微細気泡12が流路4の断面中央部で衝突、合一して、一部の微細気泡12の気泡径が大きくなる。
そこで、本発明の実施形態では、流路4の断面中央部に流れ調整部材5を設けて液体10の流れを管壁6寄りに変更させる。微細気泡12を含む液体10の流れを管壁6寄りに変更させて分散させることにより、微細気泡12が流路4の断面中央部に集まって衝突し合一する確率を減らすことができ、安定した気泡径を維持させることが可能となる。
図2(a)、(b)は、図1におけるA−A断面を出口側から見た概略断面図である。図2(a)に示したように、流れ調整部材5は、流路4の管壁6から流路4の断面中央に延びる支持部材13により支持されて取り付けられている。この支持部材13の形状は、流路4内を流れる液体10の流速を低下させず、さらに、流れ方向を変更させない形状にすることが望ましい。このような形状としては、液体10の流れ方向に対して平行の薄板状や細い棒状の形状が考慮される。また、図2(b)に示したように、板状の流れ調整部材5を流路4を上下に分けるように管壁6に取付けることもできる。
また、流れ調整部材5の形状は、流路4の長さ方向に延びた形状であれば断面形状や長さに特に制限はない。具体的には、例えば、図1に示したように、上流側の先端部14が下流側になるにしたがって次第に断面積が拡大する流線形状に形成され、下流部15が下流側になるにしたがって次第に断面積が縮小する流線形状に形成されたものが好ましい。
流れ調整部材5をこのような形状とすることにより、流路4内を流れる液体10の微細気泡12を抵抗なく管壁6寄りに変更することができ、さらに液体10の流速を低下させることがなくなるため、より安定した気泡径を維持させることが可能となる。
一方、流れ調整部材5を設けた部分の流路4の流路の断面積(A−Aの流路の断面積)が、流れ調整部材5の上流側の流路の断面積(C−Cの流路の断面積)より大きいと、液体10の流速が遅くなり、微細気泡12同士の衝突の確率が高くなる場合がある。
また、ベンチュリ3の最も流路が狭くなっている部分の流路の断面積(B−Bの流路の断面積)より、流れ調整部材5を設けた部分の流路4の流路の断面積(A−Aの流路の断面積)が小さいと、流れ調整部材5の下流で新たに微細気泡12が発生する場合がある。その場合には、流れ調整部材5の下流で新たに発生する微細気泡12に対して、さらに流れ調整部材5を設ける必要があるため装置が複雑となり液体10の流速の低下を招くことになる。
そのため、本発明の実施形態では、流れ調整部材5を設けた部分の流路4の流路の断面積(A−Aの流路の断面積)を流れ調整部材5の上流側の流路の断面積(C−Cの流路の断面積)以下にすることが望ましい。具体的には、流れ調整部材5を設けた部分の流路4の流路の断面積(A−Aの流路の断面積)を流れ調整部材5の上流側の流路の断面積(C−Cの流路の断面積)より、10〜25%程度減少させることが好ましい。
また、流れ調整部材5を設けた部分の流路4の流路の断面積(A−Aの流路の断面積)をベンチュリ3の最も流路が狭くなっている部分の流路の断面積(B−Bの流路の断面積)以上にすることが望ましい。
流れ調整部材5を設けた部分の流路4の流路の断面積の調整は、流路4の断面の直径と流れ調整部材5の断面の直径を適宜決定することにより調整することができる。
このように、流れ調整部材5を設けた部分の流路4の流路の断面積(A−Aの流路の断面積)を決定することにより、ベンチュリ3を通過後に流路4に入った液体10の流速を大きく変化させることなく、安定した気泡径の微細気泡12を含む液体10を出口9から吐出することが可能となる。
1 微細気泡発生装置
3 ベンチュリ
4 流路
5 流れ調整部材
6 管壁
10 液体
11 空気
14 先端部
15 下流部

Claims (2)

  1. 液体に供給された空気をベンチュリにより圧壊して気泡を微細化する微細気泡発生装置であって、前記ベンチュリの下流側の流路の断面中央部に、液体の流れを管壁寄りに変更させ、前記管壁部分の液体の流速を前記ベンチュリ通過後の液体の流速から変化しないように調整する流れ調整部材を備えることを特徴とする微細気泡発生装置。
  2. 流れ調整部材の上流側の先端部が、下流側になるにしたがって次第に断面積が拡大する流線形状に形成され、流れ調整部材の下流部が下流側になるにしたがって次第に断面積が縮小する流線形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の微細気泡発生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107188268A (zh) * 2017-07-14 2017-09-22 核工业理化工程研究院 一种基于文丘里管的水力空化发生装置及水力空化发生方法
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