JP2011120262A - 複数のアンテナを用いて端末と周波数多重通信を行なう基地局と、基地局とネットワークを介して接続される制御局 - Google Patents

複数のアンテナを用いて端末と周波数多重通信を行なう基地局と、基地局とネットワークを介して接続される制御局 Download PDF

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Abstract

【課題】セルラ型のブロードバンド通信において、アレイアンテナを使って効率的な通信を確保すること。
【解決手段】複数の基地局からなる無線通信システムにおいて、それぞれの基地局は制御局からの指示に従いアンテナパターンが指定されている。新しい基地局が設置された場合や特定の基地局においてトラヒックの要求が増加した場合、制御局はトラヒック状況について基地局からのレポートを定期的に受けとっている。トラヒックが閾値を越えた場合には、優先的にトラヒックの割り当てを行なうために、周辺基地局に対してスケジューリング抑制指示を出す。スケジューリング抑制指示を受けた基地局はスケジューリングの抑制を行なう。
【選択図】図15

Description

本発明は、セルラ無線通信の基地局装置における信号送信方法に関するもので、特にアレイアンテナなど、複数のアンテナ素子を使って特定の方向に信号を送信するビームフォームのやり方に関する。
セルラ無線通信では、アンテナ利得を向上させる、あるいは他通信への干渉を低減するといった目的で、アレイアンテナの利用が考えられている。アレイアンテナでは複数のアンテナ素子に対して、複素数からなるアレイ重みをかけて信号送信、あるいは信号受信することで、特定の方向へのアンテナ利得が強調される指向性パタンを与える「ビーム形成」と呼ばれる信号処理技術が実施される。アレイ重みはデジタル信号処理により制御されるのが一般的になってきており、特定のタイミングにおいて自由に変更することができる。これによりユーザの動きに対して適応的にアンテナ利得を変更して、常に最適なアンテナパタンを与えるアダプティブアレイ処理が可能となる。また、OFDM通信では、FFTを用いた信号処理によって互いに直交する周波数成分に分解して信号を送信する際に、各分解された周波数のトーン毎に上記のアレイ重みを積算する演算を設けることで、周波数毎に異なるアンテナパタンを付与して、例えばIEEE C802.20-05-59r1 http://ieee802.org/20/ DFDD Technology Overview Presentation(2005/11/15)(非特許文献1)ではOFDMA(Orthogonal Frequency Domain Multiple Access)におけるユーザ毎にアレイ重みを変えるといった処理が開示されている。
基地局から端末への信号送信となる下り回線では、アレイ重みを決める際に、特にFDDシステムでは上りの回線情報から下りの回線情報を推定することが難しいため、アレイ重みを適応的に変化させて常に良好なC/Iを確保するアダプティブアレイ処理の実施が難しい。そのため、固定のアレイアンテナパタンを、時間的あるいは周波数的に変化させておいて、各ユーザは自分の方向を向いている指向性パタンであるビーム(時間限定あるいは周波数限定)が送信されるタイミングあるいは周波数に合わせて信号の送信あるいは受信を行うことで、常に良好な品質の通信環境を確保する方式が知られている。
図1は従来の技術の実施例を示している。ここではナローバンドの通信を仮定している。横軸は時間を示しており、記号A〜DはSDMA(Spatial Domain Multiple Access)のアンテナパタンを示す。SDMAのアンテナパタンとは、例えば図2に示すような12の個別の固定ビームを形成可能なアレイアンテナを使い、図4に示すような3つの方向にビームのピークを作った4種類のアンテナパタンのことを示す。例えばアンテナパタンAでは、ビーム1と5と9がそれぞれ同時に送信される。
図12を使い、3つの方向にビームを同時送信する基地局装置の信号処理について説明する。図12は最大3つの信号を同時送信する基地局装置の送信部ベースバンド処理の構成図である。ネットワークにつながったネットワークインターフェース8はこれから送信される情報をネットワークから取得し、バッファ7に蓄積する。蓄積された情報の送信タイミングや変調方式は、(ここには記載されていない)スケジューラによって決定される。変調方式は、端末から報告される伝搬路情報(CSI:Channel State Information)が利用され、その品質すなわちC/Iやニーズすなわちリアルタイム通信かノンリアルタイム通信かなどの情報に応じて決定される。送信タイミングは、セッション毎の優先順位やCSIに基づき決定される。例えば、プロポーショナルフェアネスなどのスケジューリングアルゴリズムをベースにリアルタイム通信であるかなどのニーズが加味して決定される。この際、送信できるビームは図1にあるように予め決まっているため、送信予定のビームに基づいて送信するユーザを選択してからプロポーショナルフェアネスなどのスケジューリングアルゴリズムを動作させる。
スケジューラが決定した送信情報は、バッファ7から取り出され、符号部6によって伝搬路の符号化や64QAMなどのマッピングなどの処理が行われる。ここで符号部は6−1〜6−3のように複数用意されており、並行して最大3つまでのユーザに向けた信号を処理する。符号部6−Xが処理した信号は、次にチャネル形成部5−Xに入力され、パイロット信号や個別制御チャネルなどの付加情報が付加される。チャネル形成部5−Xではセル内に共通情報を送るためのチャネル形成部5−4が新たに増え、同時に4つの信号が生成される。それぞれの信号は下りのビーム形成部4−Xによってビーム形成するために必要なアレイ重みが積算されたアンテナ毎の信号に変換される。それらの信号は信号合成部20において、アンテナ毎に加算されて4つの信号(ユーザ信号×3+共通制御信号×1)が1つに合成される。合成されたアンテナ毎の信号はアナログフロントエンド部2でアナログ変換や周波数変換を経て、適当な信号増幅の後アンテナ1から送信される。
このような処理によって、各SDMAパタンにしたがった情報を並行して生成し、合成してアンテナから送信することができる。各ビームはメインとなるビームの方向以外ではサイドローブのレベルが例えば−20dBに抑えられるように設計されており、希望波と干渉波の電力比であるD/Uが十分高い値となる。この結果、3つのビームを同時に送信しても、D/Uが−17dB程度稼ぐことが可能で、SDMA(Spatial Domain multiplex access)の実施が可能となる。
尚、パタンAだけを送信する基地局では、特定の方向のユーザとしか良好な通信することができない。そこで、時間的にSDMAパタンを変更することで、12ビームのいずれの方向にいるユーザに対しても通信することが可能となる。図1に戻ると、この例では、時間的にある決まった時間間隔においてSDMAアンテナパタンがA→B→C→D→Aと変化している。基地局を上空からみると、3つの方向に信号を送信するビームが時間の変化に応じて、プロペラが反時計回りするように回転しながらセルの中全体にビームを供給するように見える。この方式では、パタンAで送信した後には、ある一定間隔がたたないと再びパタンAでの送信が行われないため、ユーザにとってはパケットが送信される間隔が伸びてしまい、伝送遅延の原因になっていた。また、信号伝送にはチャネル推定結果の情報を活用してパケットスケジューラを動作させるが、パタンAによる送信でチャネル推定しても、次にパタンAで送信されるまでに時間がかかるため、チャネルの状態が変化することがあるため、特に高速移動する端末に対してスケジューラが有効に働かない課題があった。
こうした課題を解決する方法として、図5に示すような周波数領域に広がりをもったブロードバンドにおけるアンテナパタンの割り付けが考えられる。図5では、横軸が時間を示し、縦軸が周波数を示している。この例では、周波数ごとに異なるアンテナパタンが割り付けられており、特定の周波数では固定のアンテナパタンで送信されている。このようにすることで、時間領域でアンテナパタンを割り付けていたものと同様に、12ビームのいずれの方向にいるユーザに対しても通信することが可能で、特定の周波数ではアンテナパタンが固定されているので、上記の伝送遅延やチャネル推定時の遅延の問題も発生しない。
図13を使い、ブロードバンドシステムにおいて3つの方向にビームを同時送信する基地局装置の信号処理について説明する。図13は最大Nの信号を同時送信するOFDMAベースの基地局装置の送信部ベースバンド処理の構成図である。ネットワークにつながったネットワークインターフェース8はこれから送信される情報をネットワークから取得し、バッファ7に蓄積する。蓄積された情報の送信タイミングや変調方式は、(ここには記載されていない)スケジューラによって決定される。変調方式は、端末から報告される伝搬路情報(CSI:Channel State Information)が利用され、その品質すなわちC/Iやニーズすなわちリアルタイム通信かノンリアルタイム通信かなどに応じて決定される。送信タイミングは、他の通信との優先順位やCSIに基づき、例えばプロポーショナルフェアネスなどのスケジューリングアルゴリズムをベースにリアルタイム通信であるかなどのニーズを加味して決定される。この際、各周波数バンドで送信できるビームは図5にあるように予め決まっているため、送信予定のビームに基づいて送信するユーザを選択してからプロポーショナルフェアネスなどのスケジューリングアルゴリズムを動作させる。
スケジューラが決定した送信情報は、バッファ7から取り出され、符号部6によって伝搬路の符号化や64QAMなどのマッピングなどの処理が行われる。ここで符号部は6−1〜6−Nのように複数用意されており、図4のSDMAパタンを採用する場合には、同一の周波数バンドにおいて、最大3ユーザまでの同時通信の信号処理を実行する。符号部6−Xが処理した信号は、次にチャネル形成部5−Xに入力され、パイロット信号や個別制御チャネルなどの付加情報が付加される。チャネル形成部5−Xではセル内に共通情報を送るためのチャネル形成部5−4が新たに増える。それぞれの信号は下りのビーム形成部4−Xによってビーム形成するために必要なアレイ重みが積算され、各アンテナ毎・サブキャリヤ毎の信号に変換される。次にN+1あった信号は信号合成部20において、アンテナ毎・サブキャリヤ毎に加算されて1つに合成される。合成されたアンテナ毎・サブキャリヤ毎の信号はIFFT部3において、周波数ドメインの情報から時間ドメインの情報に変換されてアンテナ毎の情報になる。得られたアンテナ毎の時間ドメインの信号はアナログフロントエンド部2でアナログ変換や周波数変換を経て、適当な信号増幅の後アンテナ1から送信される。
IEEE C802.20-05-59r1 http://ieee802.org/20/ DFDD Technology Overview Presentation(2005/11/15)
以下、下り回線に特化して説明する。従来技術の基地局装置では、基地局装置単体において時間軸上あるいは周波数軸上にアンテナパタンを固定にする技術について紹介されている。しかしながら、セルラ無線通信では、複数の基地局が群をなして1つのシステムを形成しており、複数の基地局が並ぶ場合にアンテナパタンをどのように割り付けるべきかについては明らかにされていなかった。特にCDMAやOFDMAを利用する無線通信では、周波数リユースが1あるいは1に近いシステムとなるため、該当する基地局の隣接する基地局でも該当する基地局と同じ周波数を使っている場合が考えられる。この場合、端末側でのC/Iを決める要素は、基地局からの信号の強さで決まる信号電力と、同一基地局の他のセクタあるいはアレイアンテナで形成された他のユーザに向けたビームや他セルからの信号で決まる干渉信号電力と、端末の持つ熱雑音電力によって決まるため、周辺基地局の干渉も含めたアンテナパタンの割り付けが必要であった。
図6に2つの基地局が周波数的に同期したアンテナパタンを持つ場合の例を示す。図で、横軸は時間、縦軸は周波数を示している。上図と下図は2つの基地局のSDMAアンテナパタンの組み合わせを示している。ここでE、Fは図3に示す6つのビームが合成されたSDMAアンテナパタンを示している。図ではアンテナパタンが周波数に関して全く同期して分配されている。このため、アンテナパタンEを利用して基地局Aとつながり、且つ基地局BのアンテナパタンEが強い干渉ビームとなっているユーザにとっては基地局Bからの干渉を避ける手立てがなかった。
上記課題は固定の指向性パタンによる電波の送信あるいは受信を行なう機能を有し、周波数毎に上記指向性パタンが選択できる無線基地局装置を少なくとも2つ以上使う無線通信方式において、各無線基地局装置が2つ以上の異なる周波数で同一方向にピークを有する指向性パタンを使った電波により信号の送信あるいは受信を行い、且つ、隣接する無線基地局装置間では互いに異なるパタンで上記2つ以上の異なる周波数と指向性パタンとを対応付けて信号の送信あるいは受信が行われることを特徴とする第1の無線通信方式によって解決される。
また、上記課題は上記第1の無線通信方式において、上記無線基地局装置は、周波数に加え時間的にも指向性パタンが選択できる機能を有し、周波数と時間のマトリックスで構成される指向性パタンが固定となる最小単位であるエレメントをチャネルと呼ぶ際に、各無線基地局装置が2つ以上の異なるチャネルで同一方向にピークを有する指向性パタンを使った電波により信号の送信あるいは受信を行い、且つ、隣接する無線基地局装置間では上記2つ以上の異なるチャネルで互いに異なる指向性パタンを使った電波により信号の送信あるいは受信が行われることを特徴とする第2の無線通信方式によって解決される。
また、上記課題は上記第1の無線通信方式において、隣接する7つ以上の無線基地局装置が一組となり、組内の各無線基地局装置は2つ以上の異なる周波数で同一方向にピークを有する指向性パタンを使った電波により信号の送信あるいは受信を行い、且つ、組内の異なる無線基地局装置間では上記2つ以上の異なる周波数で異なる指向性パタンを使った電波の送信あるいは受信が行われ、上記隣接する7つ以上の無線基地局装置からなる組が周期的に繰り返されることを特徴とする第3の無線通信方式によって解決される。
また、上記課題は上記第1の無線通信方式において、隣接する無線基地局装置間の指向性パタンの割付にWalsh関数を用いて割付けを行うことを特徴とする第4の無線通信方式によって解決される。
また、上記課題は複数の周波数毎に異なる指向性パタンを格納するメモリと、上記メモリに従い下り信号にアレイ重みをかけて周波数毎のビーム形成を行うビーム形成部と、ビーム形成部の出力を逆高速フーリエ変換するIFFT部と、IFFT部の出力をアナログ信号に変換し、アンテナから送信するアナログフロントエンド部を有する無線基地局装置であって、上記メモリに格納されたアレイ重みは、各無線基地局装置が2つ以上の異なる周波数で同一方向にピークを有する指向性パタンを発生させるものであり、且つ、隣接する無線基地局装置間では上記2つ以上の異なる周波数で異なる指向性パタンを発生させるものであることを特徴とする第1の無線基地局装置によって解決される。
また、上記課題は上記第1の無線基地局装置であって、上記ビーム形成部は、周波数に加え時間的にも指向性パタンが選択できる機能を有し、周波数と時間のマトリックスで構成される指向性パタンが固定となる最小単位であるエレメントをチャネルと呼ぶ際に、上記メモリに格納されたアレイ重みは、各無線基地局装置が2つ以上の異なるチャネルで同一方向にピークを有する指向性パタンを発生させるものであって、且つ、隣接する無線基地局装置間では上記2つ以上の異なるチャネルで異なる指向性パタンを発生させるものであることを特徴とする第2の無線基地局装置によって解決される。
また、上記課題は上記第1の無線基地局装置であって、隣接する7つ以上の無線基地局装置が一組となり、組内の各無線基地局装置のメモリに格納されたアレイ重みは、2つ以上の異なる周波数で同一方向にピークを有する指向性パタンを発生させるものであり、且つ、組内の異なる無線基地局装置間では上記2つ以上の異なる周波数で互いに異なる指向性パタンを発生させるものであることを特徴とする第3の無線基地局装置によって解決される。
本発明によれば、複数の基地局が連携してSDMAのアンテナパタンを形成しているため、隣接基地局からの干渉が強いユーザにとってみると、必ずその干渉を避けた周波数あるいは時間による信号送信が可能となり、スケジューラとの組合せによって、隣接基地局からの強い干渉を回避したパケットスケジューリングが可能となる。
従来例からなる単一基地局のアンテナパタンの割当例(ナローバンド)。 アンテナパタンの例。 SDMA実施時のアンテナパタンの例(6SDMAケース)。 SDMA実施時のアンテナパタンの例(3SDMAケース)。 従来例からなる単一基地局のアンテナパタンの割当例(ブロードバンド)。 従来例からなる複数基地局のアンテナパタンの割当例(ブロードバンド)。 本発明からなる複数基地局のアンテナパタンの割当例(ブロードバンド)。 本発明からなる複数基地局のアンテナパタンの割当例(6SDMAケース)。 本発明からなる複数基地局のアンテナパタンの割当例(3SDMAケース)。 本発明からなる無線基地局装置の構成図。 本発明実施時のC/Iの周波数特性例。 従来例からなる下りSDMAビーム送信装置(ナローバンド)。 従来例からなる下りSDMAビーム送信装置(ブロードバンド)。 チャネル割り当てのフロー図。 システム全体の構成図。
本発明からなる実施例を説明する。図7は隣接する基地局間でSDMAアンテナパタンの組み合わせを周波数によって変更する場合を示している。課題で説明したように図6の場合には隣接した基地局間での干渉回避が困難であったが、図7のように隣接する基地局間で周波数毎にアンテナパタンがうまく異なるように定めることによって、他局からの干渉ビームの影響を避けたパケットの割り当てが可能となる。例えばアンテナパタン(指向性パタン)Eを利用して基地局Aとつながり、且つ基地局BのアンテナEが強い干渉ビームとなっているユーザを考えると、周波数F0〜F7のうち、基地局AについてはF0〜F3までが都合のよいアンテナパタンであり、そのうち、F1とF2は基地局BにおいてアンテナパタンFで送信している状態となっている。したがってこのユーザはF1あるいはF2を優先的に利用することで隣接基地局からの干渉の影響を回避して通信することができる。
セルラ通信では、複数の基地局が周囲に存在し、それらからの干渉ビームの影響を避ける必要があるから、ビームの周波数軸上、あるいは時間軸上にWalsh関数を使ったビーム割付をあるエリアとして行う。これにより周辺基地局からの干渉ビームによる影響を擬似ランダム化する。
その結果、ある端末にとってみれば、自分にビームが向いている周波数(あるいは時間)において、強い干渉を与える基地局からの干渉が発生している周波数(あるいは時間)と干渉が回避された周波数(あるいは時間)が発生することとなり、チャネルの状態に大きな分散が発生する。チャネルの割当はチャネル状態に応じてスケジューラが行うため、干渉の小さい周波数(あるいは時間)が優先的に選択され、自然に回避される。そして、端末ごとに干渉を受けにくい周波数を割り当てることができるため、基地局全体、また、通信システム全体としての通信容量を向上させることができる。
第1の実施例を図3に示す6つのビームを同時送信するシステムを例に挙げて説明する。
図3で、アンテナパタンE(1、3、5、7、9、11)とアンテナパタンF(2、4、6、8、10、12)は、それぞれ6つのユーザに対して同時に信号を送信するアンテナパタンを示している。隣接セル間のアンテナパタンの配置は例えば図8に示すように行う。図8で六角形のセルは各基地局のサービスエリアを示している。六角形の中心に基地局が配置されている。例えば図の中央にあるdと名前がつけられたセルを見る。セル内には「EEEEFFFF」と描かれている。これが周波数とアンテナパタンの対応を示している。左から見てはじめのEは、周波数が最も低いバンドのアンテナパタンがEであることを表している。次の周波数バンドも同じくEパタン、その次もEパタンというようにEパタンが4回連続した後にFパタンが4回続くことを示している。つまり
周波数F0−Eパタン
周波数F1−Eパタン
周波数F2−Eパタン
周波数F3−Eパタン
周波数F4−Fパタン
周波数F5−Fパタン
周波数F6−Fパタン
周波数F7−Fパタン
のようにアンテナパタンが割り当てられていることを示している。この周波数とアンテナパタンのくくりつけを「dパタン」と名前付けすることにする。dパタンのセル周辺をみると、必ずdパタン以外のパタンが周囲を囲んでおり、dパタンに隣接してdパタンは存在しない。隣接するパタンの1つを見ると、例えば「aパタン」では
周波数F0−Eパタン
周波数F1−Eパタン
周波数F2−Fパタン
周波数F3−Fパタン
周波数F4−Fパタン
周波数F5−Fパタン
周波数F6−Fパタン
周波数F7−Fパタン
のようにアンテナパタンがdパタンとは組換えられている。図7で説明したように隣接セル間で干渉ビームの影響が避けられるようになっている。この関係はaパタン〜gパタンのいずれの2つをとっても成り立つように設計されている。よって、必ず隣接する基地局からの干渉ビームによる影響を回避した周波数が存在し、スケジューラにおいて適当な周波数を選択することで、隣接基地局からの干渉ビームの影響の回避が可能となる。図8を見るとaパタン〜gパタンは7つのセルを単位として繰り返し配置されている。したがって、どのセルをとっても、周囲に配置された6つのセルはすべて該当セルのパタンとは異なるように配置されており、干渉回避が可能である。よって課題は解決される。
ここで、周波数とアンテナパタンの対応の配置はWalsh関数を利用して設計されている。長さNのWalsh関数を利用するとN−1の組のアンテナパタンが設計できる。例えばN=4の場合には、「1111」「1100」「1001」「1010」の4つのWalsh符号が作成できる。最初の「1111」は全てが1となるためこれを外し、「1100」「1001」「1010」の3つを使ってアンテナパタンを設計する。アンテナパタンが、図3のように独立な2つのパタンの場合、1とアンテナパタンEを、0とアンテナパタン0とを置き換えれば設計が完了する。すなわち「EEFF」「EFFE」「EFEF」である。N=4の場合は、セル繰り返しが3となるため、特定の基地局の周辺には、自分自身と同じパタンは存在しないものの、周辺基地局同士が同じアンテナパタンを持つ場合がある。そのため、特定の干渉パタンの回避が難しい場合が存在する。一方、N=8とするとセル繰り返しが7となるため、六角形セルの場合、図8に示す例のように、特定のセルの周囲には、自分とも必ずアンテナパタンが異なり、周囲の6つの基地局間においても必ずアンテナパタンが異なるように設計することができる。よってアンテナパタンのランダム化が十分されることとなり、干渉回避の効果も大きい。Walsh関数を利用して周波数とアンテナパタンの配置を設計し、隣接基地局の周波数−アンテナパタンの対応付けパタンを直交化させることにより、セル設計がより容易になるという効果がある。しかし、この対応付けパタンを完全に直交させなくとも、周波数−指向性パタンの対応付けパタンが隣接基地局で異なることが保証できれば、端末における通信高速化および基地局における容量向上の効果が得られる。
図11は端末側で観測したC/Iの模式図を示している。図で横軸は周波数であり、縦軸は観測されたC/Iを示している。この端末にとって、特定の周波数100および102では、最も電波が強いサービング基地局において、この端末の方向にビームを向けて信号を出している。一方、隣接する基地局からの干渉も大きく、特に周波数102では干渉ビームがこの端末の方向を向いている。結果として周波数100が最もC/Iの良好な通信チャネルであると観測され、サービング基地局に報告される。サービング基地局では、例えばプロポーショナルフェアネスなどのスケジューリングルールに従い、該当端末へのチャネル割り当てが行われる。プロポーショナルフェアネスではC/Iに基づいたチャネル割り当てとなるため、該当端末へは周波数100が優先的に割り当てられることとなる。
図14を用いてチャネル割り当てのフローを説明する。図14で紙面縦軸は時間軸を示し、下段に向かうほど時間の経過がたっていることを示す。3つの軸はそれぞれ基地局、端末A、Bを示し、矢印はそれぞれから発信される信号の流れを示す。まず基地局からはチャネル測定用のパイロット信号(200、201)が送信されている。パイロット信号はアンテナパタンに従って送信されている。端末AおよびBはそれぞれがパイロットのC/Iを測定して図11のようにC/Iの周波数分布を作成する。作成されたC/Iの結果から伝搬路情報(CSI:Channel State Information)(202、203)が作成され、基地局に送信される。CSIは全周波数の情報を送ってもよいが、無線帯域を消費するため、所定の閾値を超える周波数の伝搬路情報のみを送信してもよい。基地局は送られてきたCSIに基づいてチャネルのスケジューリングを行う。スケジューリング結果に基づいてチャネル割り当て結果(204)が該当端末に送られる。更に基地局はスケジュールに基づいて端末へのデータ(205)を送信する。端末は送られてきたスケジューリングにおいて信号(205)を受信する。
図15を用いてシステム全体の制御例を示す。図15で、2つの基地局(300、301)はネットワーク(304)に接続している。それぞれの基地局は制御局(302)からの指示に従いアンテナパタンが指定されている。特定の基地局(例えば300)においてトラヒックの要求が増加したとする。制御局(302)はこうしたトラヒック状況について基地局からのレポートを定期的に受けて取っている。トラヒックが閾値を超えた場合には、優先的にトラヒックの割り当てを行うために、周辺基地局に対してスケジューリング抑制指示を出す。スケジューリング抑制指示を受けた基地局(例えば301)はスケジューリングの抑制を行い、チャネル割り当て率を例えば80%に抑制する。それに伴い基地局301から信号が送信される確率が80%に低下する。結果、基地局300の通信のC/Iが向上し、スループットが向上する。
あるいはアンテナパタンをダイナミックに変更する指示を制御局から出す方法も本発明の範疇になる。例えば新しい基地局が設置された場合や上記のように一時的に特定のエリアのトラヒックが上昇した場合など、特に端末が多く配置されている方向に多くのビームを送信したい要求が出る。その場合も基地局からのアンテナパタン変更要求に従い、制御局(302)からアンテナパタン変更の指示(あるいは許可)を送信する。それに答える形で基地局はより多くのビームを送信したい方向のビームパタンを増加させる。これにより局所的に発生するトラヒックの増加にも対応が可能となる。また、制御局(302)においてそのエリアの基地局の情報を一括して把握することができるため、管理の簡単さを保ったままアンテナパタンの変更によるトラヒックの管理を行うことができる。
図9を用いて第2の実施例を説明する。本実施例では、図4に示すような4つのアンテナパタンを使う。
図4のアンテナパタンを見ると、アンテナパタンAとアンテナパタンCは互いにビームの向く向きが逆になっており、空間軸での直交性が高い。また、アンテナパタンBとアンテナパタンDについても同じことが言える。逆にアンテナパタンAとアンテナパタンBでは、例えばビーム1と2が隣接した方向を向いているため、サイドローブが互いのメインローブにかかる可能性があり、直交性は必ずしも高いといえない。このことはアンテナパタンAとアンテナパタンBがペアーとなっている場合に、両方のアンテナパタンが特定の端末に干渉を与える可能性が高いことを示している。つまり、隣接する基地局のアンテナパタンAが最も強い干渉であってこれを回避する場合に、残された選択肢がアンテナパタンBしかない場合には、干渉回避の効果が十分とれない場合が多いことを示している。したがって、本実施例では、アンテナパタンAとアンテナパタンCとペアーに、そしてアンテナパタンBとアンテナパタンDをペアーにして考える。このように考えると実施例1と同じやり方でアンテナパタンAとアンテナパタンCの割り付けが可能となる。そして同様にアンテナパタンBとアンテナパタンDの割り付けも可能である。図9はこうした設計方法でアンテナパタンA〜Dが割り付けられている。したがって、六角形セルの場合、図9に示す例のように、特定のセルの周囲にあるセルは、自分とも必ずアンテナパタンが異なり、周囲の6つセルについても互いのアンテナパタンは異なるものになっている。よってアンテナパタンのランダム化が十分されることとなり、課題は解決できる。
図10を使い、ブロードバンドシステムにおいて3つの方向にビームを同時送信する基地局装置の信号処理について説明する。
図13は最大Nの信号を同時送信するOFDMAベースの基地局装置の送信部ベースバンド処理の構成図である。ネットワークにつながったネットワークインターフェース8はこれから送信される情報をネットワークから取り出し、バッファ7に蓄積する。蓄積された情報の送信タイミングや変調方式は、スケジューラ13によって決定される。変調方式は、端末から報告される伝搬路情報(CSI:Channel State Information)が利用され、その品質すなわちC/Iやニーズすなわちリアルタイム通信かノンリアルタイム通信かなどに応じて決定される。送信タイミングは、他の通信との優先順位やCSIに基づき、例えばプロポーショナルフェアネスなどのスケジューリングアルゴリズムをベースにリアルタイム通信であるかなどのニーズを加味して決定される。送信予定のビームに基づいて送信するユーザを選択してからプロポーショナルフェアネスなどのスケジューリングアルゴリズムを動作させる。スケジューラが決定した送信情報は、バッファ7から取り出され、符号部6によって伝搬路の符号化や64QAMなどのマッピングなどの処理が行われる。図3のSDMAパタンで送信するため、符号部6は同一の周波数バンドにおいて、最大6ユーザまでの同時通信の信号処理を実行する。符号部6が処理した信号は、次にチャネル形成部5に入力され、パイロット信号や個別制御チャネルなどの付加情報が付加される。チャネル形成部5の出力は下りのビーム形成部4によって、ビーム形成するために必要なアレイ重みが積算され、同じ周波数で同時送信される信号を合算して各アンテナ毎・サブキャリヤ毎の信号に合成される。下りビーム形成部4は下りのビーム形成制御部10によってアレイ重みが指定される。本実施例では、図8のように予め決められた設計に基づいたアレイ重みの組合せを実施するために、アレイ重み用のメモリ11に予めアレイ重みが格納してある。ビーム形成制御部10はこれを参照して、下りビーム形成部4にアレイ重みを指定する。ビーム形成部によってアンテナ毎の信号に合成されたアンテナ毎・サブキャリヤ毎の信号はIFFT部3において、周波数ドメインの情報から時間ドメインの情報に変換されてアンテナ毎の情報になる。得られたアンテナ毎の時間ドメインの信号はアナログフロントエンド部2でアナログ変換や周波数変換を経て、適当な信号増幅の後アンテナ1から送信される。図10の上り回線も同様の動作を行う。すなわち、アンテナ1が受信した信号は、アナログフロントエンド2においてベースバンド信号に変換され、適当なタイミングでFFT演算を行うFFT部14において周波数ドメインに変換される。周波数ドメイン情報は上りビーム形成部15において適応制御によりビーム形成される。但し、上りにおいても固定のビームを使ってもよい。ビーム形成のためのアレイ重みは上りビーム形成制御部12によって計算される。ビーム形成により干渉低減された信号はチャネル分離部16によってパイロット信号などが分離され、復号部17によって検波とデマップ、伝搬路復号などの処理が行われてユーザの情報となる。得られた情報はネットワークインターフェースを介してネットワークに送られる。チャネル分離部16はパイロット以外にもCSIやACKなどのMACの情報も分離する。分離されたこれらの情報はスケジューラに活用される。
本実施例では図8のアンテナパタンを実施するためにメモリ11に各基地局向けの情報が予め格納されている。しかしながらセルラ通信では、あらたな基地局の設置など、状況は常に変化していくため、ネットワークからアンテナパタンの情報を変更できる仕組みが便利である。そのため、ネットワークインターフェースからスケジューラなどの制御部を含むDSP9に情報を渡すルートがあり、このルートを経由してメモリ11のアレイ重みが変更される仕組みが設けてある。
本発明によれば、セルラ通信など無線を使った通信において、アレイアンテナを使って効率的な通信を確保することができる。特にセル境界のユーザにおいても、隣接無線基地局装置から干渉を回避することが容易となる。
1 アンテナ
2 アナログフロントエンド部
3 IFFT部
4 ビーム形成部
5 チャネル形成部
6 符号部
7 送信バッファ
8 ネットワークインターフェース
9 DSP
10 下りビーム形成制御部
11 アレイ重みメモリ
12 上りビーム形成制御部
13 スケジューラ
14 FFT部
15 上りビーム形成部
16 チャネル分離部
17 復号部
20 信号加算部
100、101、102 C/Iの周波数依存性
300、301 基地局
302 制御局

Claims (7)

  1. 端末と周波数多重通信を行う基地局とネットワークを介して接続される制御局であって、
    基地局と端末とのトラフィック状況を監視する監視手段と、
    前記監視手段での監視結果に基づいて、複数の基地局に通信リソースの割り当て制御を指示する割当制御手段と、を有することを特徴とする制御局。
  2. 請求項1記載の制御局であって、
    前記割当制御手段は、周波数リソースの割り当て制御を指示する、ことを特徴とする制御局。
  3. 請求項2記載の制御局であって、
    前記割当制御手段は、周波数リソースの割り当てを抑制させる制御に関する指示をする、ことを特徴とする制御局。
  4. 請求項3記載の制御局であって、
    前記割当制御手段は、一の基地局と端末との通信を優先させるために、他の基地局に対して周波数リソースの割当を抑制させる指示をする、ことを特徴とする制御局。
  5. 請求項2記載の制御局であって、
    前記割当制御手段は、さらに、2つ以上の異なる周波数で同一方向にピークを有する指向性パタンで通信させる指示もする、ことを特徴とする制御局。
  6. 端末と複数のアンテナを用いて通信を行う基地局であって、
    制御局からネットワークを介して、前記端末と基地局とのトラフィック状況に応じた周波数リソース割当制御指示を受ける手段と、
    前記周波数リソース割当制御指示に基づいて、同一方向にピークを有する指向性パタンと、
    前記周波数リソース割当て制御指示に対応する周波数リソースとを対応付けて、少なくとも二以上の前記アンテナを用いて周波数多重通信を行う手段と、を有することを特徴とする基地局。
  7. 請求項6記載の基地局であって、周波数リソースごとに異なる前記指向性パタンを対応づける、ことを特徴とする基地局。
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