JP5603288B2 - 無線通信システム、無線通信方法および基地局装置 - Google Patents

無線通信システム、無線通信方法および基地局装置 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信システム、無線通信方法および基地局装置に係り、セルラ無線通信システムにおいて、特に、アンテナリッチな基地局における送信電力制御又はチャネルの割当て等を行なうための無線通信システム、無線通信方法および基地局装置に関する。
1.セルラ無線通信システム
移動体無線通信では、面として広がるサービスエリア内で通信するため、セルラ方式が一般的である。セルラ方式では、複数の基地局をサービスエリア内に点在させ、各基地局がカバーするエリア(端末が通信可能なエリア)をつなぎ合わせることで、面的なカバーエリアを実現する。図1に、セルラ無線通信システムの構成を示す。図1に示すように、このシステムには、複数の基地局1と、複数の端末10が存在する。端末10−1、10−2、10−3、10−4は、基地局1−1と無線通信を行なっている。各基地局1は、ネットワーク装置20と接続することにより、有線の通信路が確保されている。図1では端末10−1は、最も距離が近く良好な信号を受信できる基地局1−1と通信している。
各基地局1は、自局を認識させるための独自の認識信号であるリファレンス信号(あるいはプリアンブル信号)をそれぞれが送信している。リファレンス信号は、送信する信号系列、あるいは送信する時間、あるいは周波数、あるいは信号系列と時間と周波数の組み合わせにおいて、その地域においてユニークとなるように設計されている。各端末10は、各基地局1が送信するユニークなリファレンス信号を受信し、それぞれの受信強度を測定して比較することで、自局と隣接する複数の基地局との無線状態を把握する。端末10は、リファレンス信号の受信強度が最も強い基地局が最も距離が近い基地局であると判定する。最も受信強度の強い(すなわち、最も良好な受信状態となる)基地局が、現在接続している基地局から隣接している基地局に変わったと判断したときには、より良好な受信状態が期待できる基地局に接続を切り替えるハンドオーバが実施される。
図1には、基地局1−1に関して、下り回線の信号(基地局から端末への通信)Aと、上り回線の信号(端末から基地局への通信)Bが記載されている。基地局1−1は、下り信号Aを、基地局1−2は、下り信号Cを、それぞれ送信している。各信号は、同じ周波数、同じ時間に信号を送信しているため、下り信号A、Cは、互いに干渉する可能性がある。
セル境界に位置する端末10−1は、基地局1−1より希望信号Aを受信するが、同時に基地局1−2から干渉波Cを受信してしまい、その影響も受ける。希望信号電力に対する干渉電力と雑音電力の比は、SINR(Signal Interference and Noise Power Ratio)と呼ばれ、希望信号電力/(干渉電力+雑音電力)で計算される。セル境界では、他セルからの干渉が強くなり、分母の支配項となるため、SINRが劣化し、高いスループットでの情報伝達が困難となる。
2.第4世代移動無線通信システム
近年、第4世代移動無線通信システム(IMT−Advanced)の技術開発が盛んである。IMT−Advancedとしては、標準化団体3GPPで議論されているLTE−Advanced、IEEEで議論されているIEEE802.16mがある。これらの通信方式では、従来の通信方式以上の周波数帯域を用いた広帯域伝送を実現し、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access)方式を適用することにより、複数のサブキャリヤを複数のユーザで共有し、高い周波数利用効率を実現する。
また、MIMO(Multi-Input Multi-Output)で用いる基地局のアンテナとして最大8本、端末のアンテナとして最大4本のアンテナを具備することが議論されている。このようなアンテナリッチなシステムでは、複数のアンテナおよび周波数帯域を効果的に使用することにより、リンクバジェットを改善できる可能性がある。
LTE−AdvancedおよびIEEE802.16mは、基地局が4本のアンテナを具備している場合でも、標準上の基本動作は2本のアンテナで送信することとなっている。基地局は、ユーザの能力に応じて4本アンテナでの送信を行なう。
非特許文献1は、LTE−Advancedの標準である。また、非特許文献2は、IEEE802.16mの標準である。
3.関連技術
図2は、ベースバンド送信信号処理部を示す構成図である。図2は、標準化団体3GPP(3rd Generation Partnership Project)で議論されているLTE(Long Term Evolution)や、IEEEで議論されているIEEE802.16m等の無線通信方式で採用される、MIMO−OFDMA方式のベースバンド送信信号処理部100のブロック図を示している。基地局装置は、複数の端末(ユーザi〜ユーザk)との通信を行なっており、複数ユーザ向けの信号生成を行なう。
まず、チャネルエンコーダ部101は、入力されるユーザiからユーザkまでの複数のユーザの送信データに対して、伝搬路誤りに対する保護を行なう誤り訂正符号化を行なう。次に、変調部102は、誤り訂正符号化されたデータを変調信号に変換する。変調信号とは、QPSK、16QAM、64QAMのようにIQ信号平面上にコンスタレーションを持つ信号を指す。変換され生成された変調信号はMIMOエンコーダ部103に入力される。MIMOエンコーダ部103は、順に並んだ変調信号を、複数のアンテナに分配する。
MIMOエンコーダ部103の出力は、電力制御部104に入力される。電力制御部104は、図示されていないスケジューラで定められた電力の割当てに従い、各ユーザの送信電力を調整する。
電力制御部104で電力の制御がなされた信号は、リソースユニットマッパ部105に入力される。ここでは、スケジューラで定められた周波数リソース割当てに従い、各ユーザの信号をユーザ毎に割り当てられたリソースにマッピングする。リソースへのマッピングはアンテナ毎に行なわれ、アンテナ毎の周波数領域の情報はIFFT(Inverse FFT)部106にて、時間領域の信号に変換される。得られた時間領域の信号は、CPI(Cyclic Prefix Inserter)部107にて、CPが付けられ、ベースバンド送信信号処理が完了する。
図3は、MIMOエンコーダ部103の詳細を示す構成図である。図3では、アンテナを最大で4本使用する場合を示している。レイヤマッパ部110は、入力された変調信号を、順に複数のレイヤに分配する。4本のアンテナで送信する場合は4つのレイヤ(4つのアンテナポート)全てに信号を分配する。また、2本のアンテナで送信する場合は、予め定められた2つのアンテナポート(図の例では、アンテナポート0とアンテナポート1に対応する2つのレイヤ)に信号を分配する。レイヤマッパ部110の出力はプリコーダ部111に入力される。
プリコーダ部111は、入力信号に対して、規定の重みを掛ける操作を行なう。規定の重みとは、予め定められた複素数からなる重みで、レイヤマッパ部によって分配された各レイヤに対して個別の重みが掛けられる。規定の重みとして、複数の選択肢が用意されている。予め用意された重みの選択肢をコードブックと呼ぶ。コードブックは端末とも共有されている。
端末は、リファレンス信号(あるいはプリアンブル信号、ミッドアンブル信号、パイロット信号)を受信し、リファレンス信号にコードブックの重みを試験的に掛けてみて、受信SINRを計算し、コードブックのどの重みがSINRとして最適であるかを判定基準に、端末にとって、適切な重みを判断する。端末は適切な重みを判断したら、その識別子を基地局にフィードバックする。基地局では、端末からの適切な重みを示す識別子のフィードバック情報を基に、識別子に対応した適切な重みを用いて、該当する端末への信号送信を行なう。このため、プリコーダ部111では、スケジューラ部からコードブックの識別子の情報を受け、それに該当する重みをメモリから引き出して各レイヤに分配された情報に掛ける動作が行なわれる。また、特定の端末との間では、フィードバック情報を用いずに、基地局と端末間で予め定められた重みを掛けてもよい。
プリコーダ部111は、4本のアンテナで送信する場合はアンテナポート0からアンテナポート3までで信号を出力し、2本のアンテナで送信する場合はアンテナポート0とアンテナポート1で信号を出力する。このため、全てのユーザが2本のアンテナで送信する場合、アンテナポート0とアンテナポート1に電力が集中し、アンテナ0とアンテナ1の送信アンプに対して大きな送信電力を出力できる送信アンプが必要になっていた。
図4は、電力制御の具体例として、FFR(Fractional Frequency Reuse)における電力制御の例を示した図である。図の横軸は周波数、縦軸は各周波数領域における送信電力を表す。FFRは、図のように周波数帯域を複数のサブバンドに分割し、特定の周波数では、送信出力を高め、SINRの分子である希望信号電力を高めることで、隣接する基地局からの干渉の影響を低減し、且つ、特定の周波数では、送信電力を弱め、SINRの分母である隣接基地局への干渉を低減することで、隣接局に接続するセル境界にある端末のスループットを改善するものである。例え特定の周波数で送信電力を弱めたとしても、その周波数を使って通信する端末が基地局付近にあれば、隣接する基地局からの干渉の影響は小さい。このように、隣接する基地局間で優先利用する周波数(以降、サブバンドと呼ぶ)を使い分けることで、セル間の干渉を低減する技術である。図のFFRの例では、送信電力が高くなっているサブバンド1はセル境界に用いられ、送信電力が低くなっているサブバンド2および3はセル中心に用いられる。FFRでは、図のような送信電力の割当てを基準に、全てのサブバンドにおける送信電力を一定値下げる、送信電力が低くなっているサブバンドの送信電力をさらに抑える等のレベルで、送信電力を調整することができる。
FFR技術ではサブバンドで送信電力に分散を持たせ、全周波数を総合した電力に制限を設けることで、総送信電力に制限を持たせた上でのサブバンド毎での送信電力に自由度を与えることができた。しかし、各サブバンドに注目して、アンテナ毎の送信電力を見ると、全てのアンテナは等しい電力で送信していた。アンテナ間でサブバンドの送信電力を個別に変化させることはできなかった。
3GPP TR36.912, 7.1章 Downlink spatial multiplexing IEEE802.16m D11, 16.3.6.1 Downlink MIMO architecture and data processing
基地局が4本のアンテナを具備しているものの、2本のアンテナでの送信が基本である場合、4本のアンテナのうち特定の2本のアンテナに電力が集中する。このため、特定のアンテナに対して大きな送信電力を出力できる送信アンプが必要になる。具体的には、4本のアンテナの送信電力の合計、すなわち基地局装置全体の最大送信出力が40Wであるとしたとき、各アンテナの送信アンプの最大出力は、装置全体の最大出力を送信アンテナの本数で割った10Wとすることが理想的である。そうすれば、各アンプの最大出力を低く抑えることが可能で、装置のコスト低減や装置の小型化につながる。しかし、上記の通り、標準上では、特定の2本のアンテナに電力が集中する。そのため、少なくとも特定の2本のアンテナに接続するアンプとして、20W級の送信アンプが必要になってしまう。
一般的に、最大送信出力が高い送信アンプであるほど大型化する。基地局装置の低コスト化、小型化のためには、アンテナ間の送信電力に差がなく、且つ、できるだけ小さい最大出力のアンプを採用できる方法、基地局装置、あるいは無線通信システムが必要であった。
本発明は、上記課題を鑑み、複数あるアンテナへの電力配分において、周波数帯域における分布を使い、特定のアンテナに配分される電力が集中しないように分散させるアンテナ毎の送信電力制御について開示する。また、本発明により、基地局装置のコストを抑え、小型化が達成される。
本発明の第1の解決手段によると、複数アンテナを有する複数の基地局装置をサービスエリア内に点在させてカバーエリアを実現する無線通信システムで、且つ、特定のサブバンドにおいて、該当基地局装置がもつアンテナ数よりも少ないアンテナを用いて信号を送信する制御を行なう無線システムであって、周波数帯域を複数のサブバンドに分割し、基地局装置がもつアンテナ数よりも少ないアンテナを用いて信号を送信するサブバンドが複数ある場合に、それぞれのサブバンドで送信に用いるアンテナが異なることを特徴とするアンテナ電力配分機能をもつ基地局装置からなる無線通信システムが提供される。
本発明の第2の解決手段によると、複数アンテナを有する複数の基地局装置をサービスエリア内に点在させてカバーエリアを実現する無線通信システムにおいて、且つ、特定のサブバンドにおいて、該当基地局装置がもつアンテナ数よりも少ないアンテナを用いて信号を送信する制御を行なう無線通信方法であって、周波数帯域を複数のサブバンドに分割し、基地局装置がもつアンテナ数よりも少ないアンテナを用いて信号を送信するサブバンドが複数ある場合に、それぞれのサブバンドで送信に用いるアンテナが異なることようにアンテナ電力配分を行なうようにした無線通信方法が提供される。
本発明の第3の解決手段によると、複数アンテナを有する複数の基地局装置をサービスエリア内に点在させてカバーエリアを実現する無線通信システムで、且つ、特定のサブバンドにおいて、該当基地局装置がもつアンテナ数よりも少ないアンテナを用いて信号を送信する制御を行なう基地局装置であって、周波数帯域を複数のサブバンドに分割し、基地局装置がもつアンテナ数よりも少ないアンテナを用いて信号を送信するサブバンドが複数ある場合に、それぞれのサブバンドで送信に用いるアンテナが異なるように送信電力を制御するプロセッサと、各サブバンド毎に上記プロセッサから与えられた送信電力に基づいて、送信電力が割り当てられたアンテナを用いて信号を送信する送信信号処理部とを備えた基地局装置が提供される。
本発明によれば、2本のアンテナでの送信が基本であるアンテナリッチなシステムにおいて、アンテナ毎の送信電力の均衡を保ち、特定のアンテナに送信電力が集中することなく信号送信を行なうことができる。
無線通信システムのブロック図である。 ベースバンド送信信号処理部のブロック図である。 MIMOエンコーダ部のブロック図である。 FFRを説明する図である。 基地局装置のブロック図である。 ベースバンド信号処理部の送信部のブロック図である。 MIMOエンコーダ部のブロック図である。 スケジューラ部が実行する送信電力割当て/周波数リソース割当ての動作を説明するフローチャートである。 周波数領域におけるアンテナ毎の送信電力量および周波数割当てについて説明する図である。 周波数領域におけるアンテナ毎の送信電力量および周波数割当てについて説明する図である。 アンテナ毎の送信電力割当て量と従来のアンテナ毎の送信電力割当て量の比較例について説明する図である。 スケジューラ部が実行する送信電力割当て/周波数リソース割当ての動作を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、実施例を用い図面を参照しながら、詳細に説明する。なお、実質同一部位には、同じ参照番号を振り、説明は繰り返さない。また、無線通信システムとして、LTE−Advanced、IEEE802.16mを説明するが、無線通信システムは、これらに限らない。
第4世代通信では、基地局および端末のアンテナ数が4本以上のものが提案されている。LTE−Advanced、IEEE802.16mは、基地局のアンテナとして最大8本のアンテナを具備し、端末のアンテナとして4本のアンテナを具備することが議論されている。ただし、標準上の基本動作は2本のアンテナで送信することとなっている。
実施例1では、こうした観点のもと、2本のアンテナでの送信が基本である場合において、複数のアンテナと周波数帯域を効果的に使用し、特定のアンテナへの電力集中を避け、アンテナ間の送信電力を均一化する。
図5を参照して、基地局装置を説明する。図5において、基地局装置1は、アンテナ201と、RF部202と、ベースバンド信号処理部203と、CPU部204と、NW I/F部205と、メモリ206とから構成されている。CPU部204は、スケジューラ部2041を含んでいる。
NW I/F部205は、ネットワーク網とのインターフェースをとる。CPU部204は、基地局装置全体の制御を行なう。スケジューラ部2041は、CPU部204に内蔵され、送信タイミング、送信ビーム、変調符号化方式、送信電力割当て/周波数リソース割当てを決定する。メモリ206は、送受信に必要な制御情報、およびネットワークから送信されてきた下りの信号を蓄積する。ベースバンド信号処理部203は、ベースバンドの信号処理を行なう。RF部202は、アナログ送受信信号とベースバンド信号間の変換処理を行なう。
図6を参照して、ベースバンド信号処理部203の送信部2031を説明する。図6において、ベースバンド信号処理部203の送信部2031は、チャネルエンコーダ部301と、変調部302と、MIMOエンコーダ部303と、電力制御部304と、リソースユニットマッパ部305と、IFFT部306と、CPI部307とから構成される。
チャネルエンコーダ部301は、ユーザiからユーザkまでの複数のユーザの送信データに対して誤り訂正符号化を行なう。変調部302は、変調処理を行なう。MIMOエンコーダ部303は、MIMOへの変換処理を行なう。電力制御部304は、送信電力を調整する。リソースユニットマッパ部305は、スケジューラ部2041で定められた周波数リソース割当てにしたがって、ユーザ毎に割り当てられたリソースへのマッピングを行なう。IFFT部306は、周波数領域の信号から時間領域の信号への変換処理を行なう。CPI部307は、CPを付加する。
なお、MIMOエンコーダ部303、電力制御部304、リソースユニットマッパ部305、IFFT部306、CPI部307の出力は、アンテナの数である4出力である。
図7を参照して、MIMOエンコーダ部303の詳細を説明する。図7において、MIMOエンコーダ部303は、レイヤマッパ部400と、プリコーダ部401と、アンテナ選択部402とから構成される。
レイヤマッパ部400は、直列の入力信号をMIMOの並列の信号に変換する。プリコーダ部401は、規定の重みを掛ける。アンテナ選択部402の詳細な動作については後述する。
図8を参照して、スケジューラ部2041の送信電力割当て/周波数リソース割当ての動作を説明する。図8において、スケジューラ部2041は、周波数帯域を複数のサブバンドに分割する(S101)。ここで、分割されたサブバンド数をNsubbandとする。スケジューラ部2041は、各サブバンドを2本のアンテナを用いて送信を行なうサブバンドと4本のアンテナを用いて送信を行なうサブバンドに分ける(S102)。
2アンテナ送信のサブバンドの数をNsubband−2、4アンテナ送信サブバンドの数をNsubband−4としたとき、スケジューラ部2041は、
Figure 0005603288
Figure 0005603288
で示す関係が成り立つようにサブバンド数を決定する。式2は、アンテナ間の送信電力を均一化させるために必要な式である。2アンテナ送信のサブバンドと4アンテナ送信のサブバンドの分け方は、周波数の低いサブバンドから順に4アンテナ送信のサブバンド、2アンテナ送信のサブバンドとする。
スケジューラ部2041は、2アンテナ送信のサブバンドにおいて、サブバンド毎に送信に用いる2本のアンテナを選択する(S103)。2アンテナ送信のサブバンドのうち、周波数の低い半分においてはアンテナ0とアンテナ1を選択し、残りの半分においてはアンテナ2とアンテナ3を選択することで、サブバンド毎に用いるアンテナを決定する。各サブバンドにおいて、選択されなかったアンテナは送信に用いられず、後述される電力の割当てが行なわれない。
スケジューラ部2041は、サブバンド毎に送信電力を割当てる(S104)。各アンテナにおける送信が行なわれるサブバンドの送信電力の総和をTxとし、2アンテナ送信のサブバンドにおける送信電力をTx_2とすると、スケジューラ部2041は、Tx_2を
Figure 0005603288
で定められた範囲になるように割当てる。式3の左辺は、Txを各アンテナにおいて送信が行なわれるサブバンドの総数で割った値、すなわち、各サブバンド毎の送信電力を等しくする場合の値を意味し、式3の右辺は、全周波数帯域において4本のアンテナで送信する場合の、各サブバンドに均等に割り当てられる電力を2本のアンテナに集中させたときの値を意味する。Tx_2が決定すると、4アンテナ送信のサブバンドにおける送信電力Tx_4は
Figure 0005603288
の通り、一意に定まる。これらの送信電力は、システムの要求に応じて式3および式4が満たす範囲内で自由に変更することができる。
図9および図10を参照して、基地局装置が4本のアンテナを具備している場合の周波数領域におけるアンテナ毎の送信電力量および周波数割当てを説明する。
図9は、Nsubband=4、Nsubband−2=4、Nsubband−4=0である場合を示している。図9において、サブバンドAおよびサブバンドBは、アンテナ0とアンテナ1を送信アンテナとして用いる2アンテナ送信のサブバンドである。一方、サブバンドCおよびサブバンドDは、アンテナ2とアンテナ3を送信アンテナとして用いる2アンテナ送信のサブバンドである。
図10は、Nsubband=4、Nsubband−2=2、Nsubband−4=2である場合を示している。図10において、サブバンドAおよびサブバンドBは、4アンテナ送信のサブバンドである。サブバンドCは、アンテナ0とアンテナ1を送信アンテナとして用いる2アンテナ送信のサブバンドである。サブバンドDは、アンテナ2とアンテナ3を送信アンテナとして用いる2アンテナ送信のサブバンドである。
図10において、2アンテナ送信のアンテナ当たりの電力は、4アンテナ送信のアンテナ当たりの電力より、大きく設定する。
図11を参照して、Nsubband=4、Nsubband−2=4、Nsubband−4=0の場合における、アンテナ毎の送信電力割当て量を、従来のアンテナ毎の送信電力割当て量と比較して説明する。図11(a)は従来の電力割当て、図11(b)は、実施例1の電力割当てを表す。図11において、全アンテナの総送信電力を40Wとすると、従来例ではサブバンド毎に送信に使用するアンテナを選択しないため、メインのアンテナであるアンテナ0とアンテナ1にそれぞれ20Wの電力が集中する。この結果、これらのアンテナに20W級の送信アンプが必要である。
一方、実施例1では、サブバンド毎に送信に使用するアンテナを選択するため、各アンテナの送信電力が均等に10Wとなり、全てのアンテナに10W級の送信アンプを適用することができる。
こうして周波数帯域を複数のサブバンドに分割し、サブバンド毎に使用するアンテナを適切に選択することで、特定のアンテナに電力が集中することを避け、アンテナ毎の送信電力の均衡を保つことができる。また、基地局装置全体の最大送信出力が一定のとき、特定のアンテナの送信電力が大きくならないため、従来例と比較して同一リンクバジェットをより小さい平均電力の送信アンプで実現することができる。従って、基地局装置の小型化の面でも実施例1は格別の効果がある。
上記の操作で決定したサブバンド分割情報、サブバンド毎に用いるアンテナおよび送信電力割当て情報はメモリ206に格納される。なお、サブバンド内において複数のユーザの信号を同時に送信してもよい。これらの情報を用いて、複数ユーザの送信データを送信信号に加工する。以下では、実施例1の送信信号処理について説明する。
図5に戻って、まず、NW I/F部205は、ネットワークから送信されてきた下りの信号を受信する。受信した信号について、CPU部204に接続されたメモリ206は、一旦蓄積する。CPU204に内蔵されるスケジューラ部2041は、受信信号について、送信タイミング、送信ビーム、変調符号化方式、サブバンド分割情報、サブバンド毎に用いるアンテナおよび送信電力割当て、周波数リソース割当てを決定する。受信信号は、その決定にしたがって送信信号に加工される。
図6において、CPU部204に接続されたメモリ206に蓄積されたユーザの送信データについて、チャネルエンコーダ部301は、誤り訂正符号化する。次に、変調部302は、誤り訂正符号化されたデータを変調信号に変換する。変調信号とは、QPSK、16QAM、64QAMのようにIQ信号平面上にコンスタレーションを持つ信号である。
図7において、変換され生成された変調信号について、MIMOエンコーダ部303のレイヤマッパ部400は、入力された変調信号を、順に複数のレイヤに分配する。4本のアンテナで送信する場合、レイヤマッパ部400は、4つのレイヤ全てに分配する。2本のアンテナで送信する場合、レイヤマッパ部400は、アンテナ0とアンテナ1に対応する2つのレイヤに信号を分配する。
レイヤマッパ部400の出力は、プリコーダ部401に入力される。リコーダ部401は、入力信号に対して、規定の重みを掛ける操作を行なう。プリコーダ部401は、4本のアンテナで送信する場合、アンテナ0からアンテナ3までで信号を出力する。一方、2本のアンテナで送信する場合、リコーダ部401は、アンテナ0とアンテナ1で信号を出力する。
プリコーダ部401の出力はアンテナ選択部402に入力される。4アンテナ送信の場合、アンテナ選択部402は、入力信号を直接出力する。しかし、2アンテナ送信の場合、アンテナ選択部402は、スケジューラ部2041で決定されたユーザに割当てられている周波数リソースが属するサブバンドにおいて送信に用いるアンテナに入力信号を割り振る。入力信号をs0、s1とし、出力信号をx0、x1、x2、x3とすると、
Figure 0005603288
のように、各アンテナに送信信号が分配される。ここで、s0は本来アンテナ0から送信する予定であった信号、s1は本来アンテナ1から送信する予定であった信号である。また、x0はアンテナ0から送信する信号、x1はアンテナ1から送信する信号、x2はアンテナ2から送信する信号、x3はアンテナ3から送信する信号である。出力信号が0のとき、そのアンテナからは信号を送信しないことを意味する。また、式5の(0,1)は、アンテナ0とアンテナ1から信号を送信することを意味する。
図6において、アンテナ選択部402の出力は、電力制御部304に入力される。電力制御部304は、入力された信号を、スケジューラ部2041で定められた、式3または式4で表される送信電力に調整する。電力制御部304で電力の制御がなされた信号は、リソースユニットマッパ部305に入力される。リソースユニットマッパ部305は、スケジューラ2041で定められた周波数リソース割当てに従い、各ユーザの信号をユーザ毎に割り当てられたリソースにマッピングする。リソースへのマッピングはアンテナ毎に行なわれる。アンテナ毎の周波数領域の情報について、IFFT(Inverse FFT)部306は、時間領域の信号に変換する。得られた時間領域の信号について、CPI(Cyclic Prefix Inserter)部307は、CPを付加して、図5のRF部202にベースバンドの送信信号を送る。RF部202は、ベースバンド信号をRF信号に変換し、アンテナ201から送信信号を発射する。
なお、図10において、低周波側のサブバンドAおよびサブバンドBを4アンテナとして、低周波から高周波の順で4422(数字はアンテナ数)としている。しかし、これには特に意味はなく2424等でもよい。
実施例1によれば、2本のアンテナでの送信が基本であるアンテナリッチなシステムにおいて、アンテナ毎の送信電力の均衡を保ち、特定のアンテナに送信電力が集中することなく信号送信を行なうことができる。具体的には、基地局装置全体の最大送信出力が40Wであるとしたとき、全てのアンテナは送信アンプの最大出力が10Wで信号を送信することができる。また、実施例1によれば、その結果、基地局装置の小型化が実現できる。
図12を参照して、実施例2のスケジューラ部2041の送信電力割当て/周波数リソース割当ての動作について説明する。なお、実施例2において、基地局装置の構成および送信信号処理は実施例1と等しい。
図12において、ステップ201とステップ202は、図8のステップ101とステップ102の処理と同じである。
次に、スケジューラ部2041は、各アンテナにおいて、送信に用いる2アンテナ送信を行なう領域に属するサブバンドを選択する(S203)。具体的には、スケジューラ部2041は、アンテナ0とアンテナ1では2アンテナ送信を行なう領域のうち周波数の低い半分に属するサブバンドを選択し、アンテナ2とアンテナ3では残りの半分に属するサブバンドを選択することで、アンテナ毎に用いるサブバンドを決定する。各アンテナにおいて、選択されなかったサブバンドでは送信が行なわれず、後述される電力の割当てが行なわれない。
そして、スケジューラ部2041は、アンテナ毎に送信電力を割当てる(S204)。この処理は、図8のステップ104と同じである。
本発明のポイントは、リッチアンテナシステムにおいて、全アンテナを使わない周波数がある場合に、特定のアンテナを使わない状態にするのではなく、周波数に分割して、使わないアンテナを切り替え、全帯域で見た場合に、各アンテナの送信電力がほぼ等しくなるように制御する。これを実現するためのスケジューラの動作は、本発明の範疇である。
1…基地局装置、10…移動端末、20…コア装置、A、C…下り送信信号、B…上り送信信号、201…アンテナ、202…RF部、203…ベースバンド部、204…CPU部、205…NW/IF部、206…メモリ部、301…チャネルエンコーダ部、302…変調部、303…MIMOエンコーダ部、304…電力制御部、305…リソースユニットマッパ部、306…IFFT部、307…CPI部、400…レイヤマッパ部、401…プリコーダ部、402…アンテナ選択部、2041…スケジューラ部。

Claims (6)

  1. 複数アンテナを有する複数の基地局装置をサービスエリア内に点在させてカバーエリアを実現する無線通信システムで、且つ、特定のサブバンドにおいて、該当基地局装置がもつアンテナ数よりも少ないアンテナを用いて信号を送信する制御を行なう無線通信システムにおいて、
    前記基地局装置は、周波数帯域を、前記基地局装置がもつアンテナを全て用いて信号を送信する複数のサブバンドと前記基地局がもつアンテナ数よりも少ないアンテナを用いて信号を送信する複数のサブバンドとに分割し、
    前記基地局装置は、前記基地局装置がもつアンテナ数よりも少ないアンテナを用いて信号を送信するサブバンドについて、それぞれのサブバンドで送信に用いるアンテナを選択し、
    前記基地局装置は、各サブバンドの送信電力を、各アンテナにおける全てのアンテナを用いて送信を行なうサブバンドの数と全体の半分のアンテナを用いて送信を行なうサブバンドの数とを基に決定し、全アンテナ送信のサブバンドの送信電力と一部アンテナ送信のサブバンドの送信電力とを異なるように調整することを特徴とする無線通信システム。
  2. 請求項1に記載の無線通信システムであって、
    前記基地局装置は、サブバンドで用いるアンテナを選択する際に、複数のアンテナそれぞれが送信する送信電力が均等になるように制御することを特徴とする無線通信システム。
  3. 複数アンテナを有する複数の基地局装置をサービスエリア内に点在させてカバーエリアを実現する無線通信システムにおいて、且つ、特定のサブバンドにおいて、該当基地局装置がもつアンテナ数よりも少ないアンテナを用いて信号を送信する制御を行なう無線通信方法において、
    前記基地局装置は、周波数帯域を、前記基地局装置がもつアンテナを全て用いて信号を送信する複数のサブバンドと前記基地局がもつアンテナ数よりも少ないアンテナを用いて信号を送信する複数のサブバンドとに分割し、
    前記基地局装置は、前記基地局装置がもつアンテナ数よりも少ないアンテナを用いて信号を送信するサブバンドについて、それぞれのサブバンドで送信に用いるアンテナを選択し、
    前記基地局装置は、各サブバンドの送信電力を、各アンテナにおける全てのアンテナを用いて送信を行なうサブバンドの数と全体の半分のアンテナを用いて送信を行なうサブバンドの数とを基に決定し、全アンテナ送信のサブバンドの送信電力と一部アンテナ送信のサブバンドの送信電力とを異なるように調整することを特徴とする無線通信方法。
  4. 請求項3に記載の無線通信方法であって、
    サブバンドで用いるアンテナを選択する際に、複数のアンテナそれぞれが送信する送信電力が均等になるように制御することを特徴とする無線通信方法。
  5. 複数アンテナを有する複数の基地局装置をサービスエリア内に点在させてカバーエリアを実現する無線通信システムで、且つ、特定のサブバンドにおいて、該当基地局装置がもつアンテナ数よりも少ないアンテナを用いて信号を送信する制御を行なう基地局装置において、
    周波数帯域を、前記基地局装置がもつアンテナを全て用いて信号を送信する複数のサブバンドと前記基地局がもつアンテナ数よりも少ないアンテナを用いて信号を送信する複数のサブバンドとに分割し、前記基地局装置がもつアンテナ数よりも少ないアンテナを用いて信号を送信するサブバンドについて、それぞれのサブバンドで送信に用いるアンテナを選択し、各サブバンドの送信電力を、各アンテナにおける全てのアンテナを用いて送信を行なうサブバンドの数と全体の半分のアンテナを用いて送信を行なうサブバンドの数とを基に決定し、全アンテナ送信のサブバンドの送信電力と一部アンテナ送信のサブバンドの送信電力とを異なるように調整するプロセッサと、
    各サブバンド毎に上記プロセッサから与えられた送信電力に基づいて、送信電力が割り当てられたアンテナを用いて信号を送信する送信信号処理部と、を備えた基地局装置。
  6. 請求項5に記載の基地局装置であって、
    前記プロセッサは、サブバンドで用いるアンテナを選択する際に、複数のアンテナそれぞれが送信する送信電力が均等になるように制御することを特徴とする基地局装置。
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