JP4899637B2 - 無線通信システムおよび無線通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は空間多元接続により同一周波数で同一時刻に複数の端末と通信する無線通信システム,無線通信方法及びその装置に係り,特に通信品質(QoS:Quality of Service)を考慮して効率的に空間,時間リソースを割当てる無線通信システム,無線通信方法及びその装置に関する。
無線周波数の利用効率や伝送速度を格段に向上できるアンテナ・信号処理技術が注目を集めている。その一つがアダプティブアレイアンテナ(AAA)と呼ばれる技術である。AAA技術では,重み付け係数(ウエイト)を用いて複数のアンテナでそれぞれ送受信される信号の振幅と位相を調整する。これにより信号対雑音比が向上し,システムの通信容量を増大させることができる。AAA技術を利用して,データの伝送速度を高速化するための技術にMIMO(Multiple Input Multiple Output)と呼ばれる技術がある。MIMOシステムでは,送信機と受信機との間に最大,アンテナ数までのチャネルを設定して,通信容量を増大させることができる。更に,これらの技術を異なる観点でとらえると
(1)異なる端末に対して伝送する空間多元接続(SDMA:Space Division Multiple Access)
(2)同一の端末に対して伝送する空間多重(SDM:Space Division Multiplexing)
のような分類もできる。SDMA技術は,重み付け係数(ウエイト)を用いて複数のアンテナでそれぞれ送受信される信号の振幅と位相を調整し,伝搬路における空間的な直交性を利用することにより同一周波数で同一時刻に異なるデータ系列を複数の端末に伝送する技術である。一方,SDM技術は,重み付け係数(ウエイト)を用いて複数のアンテナでそれぞれ送受信される信号の振幅と位相を調整し,伝搬路における空間的な直交性を利用することにより同一周波数で同一時刻に異なるデータ系列を同一の端末に伝送する技術である。更に,SDMA技術とSDM技術を複合させた技術としてMIMO−SDMA技術がある。この技術は異なる端末に対しては空間多元接続を行い,同一の端末に対しては空間多重を行う。SDMA技術は例えば非特許文献1において,SDM技術は例えば非特許文献2に情報開示されている。MIMO−SDMA技術は非特許文献3に情報開示されている。
このような無線伝送技術の高速化に加えて,現在多様なアプリケーションサービスの要求を満たす技術が必要とされている。これらのアプリケーションはそれぞれの通信に必要な伝送帯域や許容伝送遅延といった通信品質の要求を持っており,品質保証に関する様々な方式が既に検討されている。
AP(Access Point:基地局)とSTA(STAtion:端末)がSDMAを行わない無線通信システムでは,STAの通信品質を個別に評価し要求された通信品質を実現していた。例えばIEEE802.11eで定義されている,EDCA(Enhanced Distributed Channel Access)のような時分割ベースのQoS制御方式においては,通信品質の要求が大きいSTAに対して時間を優先的に割当てていた。一方SDMAにおいては,APが複数のSTAと同一周波数で同一時刻に通信するときの,その複数のSTAの組み合わせ(以下,SDMAグループと呼ぶ)が複数存在し,STAの伝送品質は属するSDMAグループによって異なることが知られている。このため,STAを個別に評価してリソース配分を行うと,SDMAグループ全体としてみたときに,要求されたQoSに対して無線リソースに余剰が生じたり,逆に足りなくなる可能性がある。また各SDMAグループによってSTAの伝送品質が異なることを考慮した方式も存在するが,同一長のタイムスロットにおいて1タイムスロット分に収まる期間しか想定しておらず,同様に,SDMAグループ全体としてみたときに,要求されたQoSに対して無線リソースに余剰が生じたり,逆に足りなくなる可能性があり,無線リソースを効率的に割当てることが難しい。
本発明は,このような課題に鑑み創案されたもので,SDMAを用いた無線通信システムにおいて限られた無線リソースの効率的使用を目的とする。具体的には,SDMAグループの候補を複数通り生成し,それらの伝送品質と要求される通信品質に基づいて無線リソース配分を計算,適用することにより無線リソースを効率的に使用でき,さらに通信容量を向上することが可能な,無線通信システム及び無線リソース制御方法の提供を目的とする。
SDMAにより同一時刻,同一周波数に複数のSTAと通信する無線通信装置において,特定の複数のSTAをSDMAグループとして,該SDMAグループに含まれる各STAの性能を評価する第一の評価手段を用いて,SDMAするSTAと,各SDMAグループの時間配分とを決定する第一の決定手段で,無線リソースを割当てることを特徴とする。さらに,第一の評価手段と,各STA及びアプリケーションの要求する性能を評価する第二の評価手段を用いて,前記第一の決定手段で,無線リソースの割当てを行うことを特徴とする。
また,第一の決定手段において,全体の通信容量を最大にする計算手法,通信容量を各端末に等しく配分する計算手法,上り及び下りを含めたシステムに対応した計算手法,QoSを考慮したシステムに対応した計算手法,絶対保証型と相対保証型のデータが混在するシステムに対応した計算手法を適用した最適化が可能な無線リソースの割当てを行うことを特徴とする。
本発明によれば,無線リソース割当てを行う期間内に使用する複数のSDMAグループの候補を選択し,選択されたSDMAグループに対する時間を適応的に配分することにより無線リソースの利用効率が向上し,通信の安定性が向上する。更に,QoSを考慮して絶対保証するSTA向けの通信容量を確保しつつ,余った無線リソースを相対保証するSTA向けに配分することができるため,通信容量の増大を期待できる。
以下,図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は,本発明に係る無線通信システムの概略を示す図である。図1において,AP101は複数のアンテナを備え適応的にアンテナの指向性を可変できる基地局である。AP101は有線ネットワーク102に接続されていてもよい。STA103−1〜Nは1本以上のアンテナを備えており,アンテナが複数の場合には通常,適応的にアンテナの指向性を可変させる。AP101とSTA103が通信可能なエリアに存在し,AP101からSTA103に向けてデータが送信され(以下,「下り伝送」と呼ぶ),またSTA103からAP101に向けてデータが送信される(以下,「上り伝送」と呼ぶ)。なお,AP101の有するアンテナ数,STA103の数,及び各STA103の有するアンテナ数は,これに限定されるものではない。以下,本発明のAP101の構成について詳述する。
図2は,AP101の構成を示すブロック図である。AP101は,STAとの無線通信を行う複数のアンテナ201と,無線部202と,信号処理部203と,モデム部204と,パケット制御部205とがこの順で接続された構成を有する。そして更に,本発明の特徴として,伝送路情報及び要求情報を取得し,無線リソースを割当てる無線リソース割当て部206を有する。
図3は,無線部202の構成を示すブロック図である。無線部202は第一無線部202−1から第m無線部202−mを含む。各無線部は送信部202−a,受信部202−bと,スイッチ部202−cを備え,送信部202−aと受信部202−bをスイッチ部202−cで切り替えて時分割で上り伝送と下り伝送を行う。送信部202−aは,アップコンバータ,電力増幅器等を備え,信号処理部203から入力された信号10を低周波から高周波(搬送波)に変換し,増幅してアンテナ201へ出力する。無線部202の受信部は,電力増幅器,ダウンコンバータ等を備え,アンテナ201で受信された信号を高周波から低周波に変換し,増幅して信号10を信号処理部203へ出力する。信号5に関しては無線リソース割当て部206の説明とともに詳述する。
図4は,信号処理部203の構成を示すブロック図である。信号処理部203は合成部203−aと,ウエイト203−bと,無線伝送路情報計算部203−cとを含む。ここでのウエイトは,最大m×m個の値を有しているものとする。信号処理部203は,受信処理として,無線部202から入力される信号10−1〜mを分離抽出した信号20−1〜mをモデム部204へ出力する。具体的には,入力信号10−1〜mと,無線リソース割当て部206にて計算した受信信号に必要なウエイト203−bとを合成部203−aにて乗算した信号20−1〜mをモデム部204へ出力する。送信処理として,モデム部204から入力される信号20−1を合成した信号10−1〜mを無線部202へ出力する。具体的には,入力信号20−1〜mと,無線リソース割当て部206にて計算した送信信号に必要なウエイト203−bを合成部203−aにて乗算し,20−1〜mを無線部202へ出力する。無線伝送路情報計算部203−cでは,APと各STAとの間の無線伝送路の情報を抽出する。本実施例では無線伝送路情報計算部203−cが信号処理部203に設置されているが,例えば無線部202に設置されていてもよい。また,信号処理部203は信号処理の機能としてOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)などの処理に必要なFFT,またはIFFT機能を備えていてもよい。信号15に関しては無線リソース割当て部206の説明とともに詳述する。
モデム部204では,変復調処理を行う。変調処理を行う際には,パケット制御部205から入力される信号30−1〜mを変調し,20−1〜mを信号処理部203へ出力する。復調処理を行う際には,信号処理部203から入力される信号20−1〜mを復調し,30−1〜mをパケット制御部205へ出力する。信号25に関しては無線リソース割当て部206の説明とともに詳述する。
図5は,パケット制御部205の構成を示すブロック図である。パケット制御部205は,回線インタフェース部205−aと,バッファ管理部205−bとからなる。回線インタフェース部205−aは有線ネットワーク102とのインタフェースやAP内部のアプリケーションとのインタフェースであり,通信システムで伝送の対象となる情報信号及び制御信号の送受信処理を行う。例えばIEEE802.11に準拠した所定の通信処理,すなわちPHYフレーム,MACフレームの変換や,MACフレーム中の情報信号,制御信号の抽出などを行う。ここで抽出したSTAやアプリケーションの要求品質(QoS)に関する情報60を無線リソース割当て部206へ出力する。バッファ管理部205−bでは,無線リソース割当て部206で計算した無線リソース配分となるよう,バッファの管理を行う。バッファ管理部205−bは情報を蓄積するバッファ部や,バッファ部のデータを選択するセレクタ等を含む。また,バッファ管理部205−bのバッファ量などの無線リソース割当てに必要な情報を60から無線リソース割当て計算部206へ出力してもよい。有線ネットワーク102との信号40は,STA数であるN本の信号が入力されるとしたが,これ以外の構成でもよい。信号35に関しては,無線リソース割当て部206とともに説明する。
図6は,無線リソース割当て部206の構成を示すブロック図である。無線リソース割当て部206は,無線伝送路情報評価部206−aと,要求情報評価部206−bと,最適化部206−cと,スケジューリング部206−dと,送受信切替部206−eと,ウエイト計算部206−fと,変調制御部206−gと,バッファ制御部206−hとを有する。無線リソース割当て部206は,無線部202,信号処理部203,モデム部204,パケット制御部205に対して,無線リソースを割当てた結果に従って制御する。無線伝送路情報評価部206−aは,無線伝送路情報計算部203−cにおいて抽出した複数のSTAに対する伝送路情報50が入力され,各SDMAグループのSTAに対する通信性能,例えば通信容量を計算する。要求情報評価部206−bは,回線インタフェース部205−aにおいて抽出した要求情報60が入力され,各STAまたはアプリケーションの要求する通信性能を計算する。最適化部206−cでは,無線伝送路情報評価部206−aと要求情報評価部206−bで生成された信号をもとに,無線リソース割当てを行う期間内に使用する複数のSDMAグループの候補を選択し,選択されたSDMAグループに対する時間割合を計算する。そして使用するSDMAグループと,それらの時間割合をスケジューリング部206−dへ出力する。スケジューリング部206−dは,最適化部206−cの計算結果に従ってスケジューリングを行う。なお,無線リソース割当てを行う期間内であれば,各SDMAグループが使用する時間の総和が最適化部206で計算した時間割合となる条件でスケジューリングすればよい。送受切替部206−eでは,スケジューリング部206−dでスケジューリングした順に送受信を切り替える信号5を無線部202へ出力する。ウエイト計算部206−fでは,SDMAした場合の送信及び受信ウエイトを,無線伝送路情報計算部203−cからの信号50を用いて計算する。スケジューリング部206−dでスケジューリングした順に送受のウエイト信号15を信号処理部203へ出力する。変調制御部206−gでは,スケジューリング部206−dでスケジューリングした順に,無線伝送路情報計算部203−cからの信号50を用いて変調多値数,符号化率を決定した制御信号25を,モデム部204へ出力する。バッファ制御部206−hでは,スケジューリング部206−dでスケジューリングしたパケットを抽出するための制御信号35をパケット制御部205へ出力する。
なお,上記で説明した記号NはSTA数であり,mはAP101に接続されているアンテナ本数である。無線部202,信号処理部203,モデム部204,パケット制御部205はそれぞれm及びN本に対応した部品を備えているが,これら全てを用いる必要はない。また,アンテナ201,無線部202,信号処理部203,モデム部204,パケット制御部205に関して,送受信の系統を共有するものとして扱っているが,送受信が別々の系統で構成されていてもよい。
図7は,本発明の無線リソース割当てに関する処理手順を示すフローチャートである。ここでは伝送路に関する情報と要求に関する情報を抽出し,これらの情報を同一の指標,例えば,通信容量に変換し,これらの情報に基づいて各SDMAグループに対する時間割合を最適化する手順を説明する。
ステップS301では,APと各STAとの間の無線伝送路の情報を抽出する。この処理は,無線伝送路情報計算部203−cで行われる。無線伝送路の情報は,所定の方法で測定される。ひとつの方法は,APが測定することであり,別の方法は,STAが測定することである。前者はSTAからAPへ向かう無線伝送路の情報に相当し,後者はAPからSTAへ向かう無線伝送路の情報に相当し,STAにて測定した結果をAPに通知するものとする。以下では,後者において伝送路行列(アンテナ本数分の伝送路応答を行列で表現したもの)を抽出するステップS301の一例を説明する。
m本のアンテナを有するAPとn本のアンテナを有するSTA#kが存在する無線通信システムにおいて,STA#kが受信する受信信号Rk=[r1,k,r2,k,・・・,rn,kTは,APとSTA#k間の伝送路行列Hk及びAPからSTA#kへのパイロット信号Tk=[t1,k,t2,k,・・・,tm,kTを用いて,
Figure 0004899637
と表すことができる。STA#kは例えばZF(Zero Forcing)のような検出アルゴリズムを用いることにより伝送路行列Hを検出する。
Figure 0004899637
なお,この演算は複数回にわたるパイロット信号の受信結果を用いて平均化処理を行ってもよい。その場合は,伝送路の変動速度が十分小さければ,雑音の影響を低減でき,伝送路状態の推定精度を高めることが可能となる。
ステップS301における無線伝送路の情報は,信号対雑音電力比(SNR:Signal to Noise power Ratio),信号対干渉電力比(SIR:Signal to Interference power Ratio),受信電力レベル(RSSI:Received Signal Strength Indicatorなど)の他に,誤り率(BER:Bit Error Rate),遅延プロファイル,変調多値数,符号化率又は拡散率等の伝送路パラメータも含まれる。AAAを用いた場合では,評価関数を構築する際の予備知識として希望波の中心周波数,到来方向,変調方式,偏波などを基準信号として用いてウエイトの算出を行うが,AAA技術も伝送路の情報を用いて評価関数の計算を行っている。
次に,ステップS302では,無線リソース割当てに使用するSDMAグループを列挙する。SDMAした場合の組み合わせは複数存在し,これらの伝送路品質を定期的に算出する。この処理は無線伝送路情報評価部206−aにおいて行われる。例えば,APが4本のアンテナを備え,2本のアンテナを備えたSTA#1,2本のアンテナを備えたSTA#2,2本のアンテナを備えたSTA#3が存在するシステムを説明する。SDMAグループの候補として,同時接続数を2までに制限した場合,図8のように3132=6通りのSTAの組み合わせがある。しかしこれらの全てを行う必要はなく,処理能力に応じてある程度の組み合わせの中から最適なものを選べばよい。なお,図8ではSDMAグループの候補に加えて,SDMAグループの通信容量も示したが,通信容量の計算はステップS304で行う。
ステップS302の別の態様は,上で列挙したSDMAグループの候補の拡張に関する。この処理は無線伝送路情報評価部206−aにおいて行われる。MIMO−SDMAを行う場合,信号処理部203における送信及び受信ウエイトを変化させることで,ストリーム数を変更できる。例えば4本のアンテナを備えたAP,2本のアンテナを備えたSTA#1,2本のアンテナを備えたSTA#2,2本のアンテナを備えたSTA#3に対し,MIMO−SDMAを行う場合を説明する。このシステムのストリーム数の最大はAPのアンテナ本数が上限であり4本となる。ストリーム4本全てを使用する制限を設けると,図9において同時接続数が3の場合,ストリーム数の配分方法は候補1,候補2,候補3の少なくとも3通り存在する。なお,4本全てを使用する制限を設けない場合は,上記より多い組み合わせのパターンが存在する。この方法を用いてSDMAグループの候補を拡張することで,要求に応じたより適切なSDMAグループを選択できる。同様にこれらの全ての組み合わせパターンを検索する必要はなく,処理能力に応じてある程度の組み合わせの中から最適なものを選べばよい。なお,図9ではSDMAグループの候補に加えて,SDMAグループの通信容量も示したが,通信容量の計算はステップS304で行う。
ステップS302のさらに別の態様は,各SDMAに対する電力配分方法である。この処理は無線伝送路情報評価部206−aにおいて行われる。SDMAした場合,各STAに対する最適な電力配分はWF(Water Filling)の定理に従うことが知られている。この詳細は数6で説明する。しかしながら,この最適化は各STAへの電力配分の最適化であり,電力効率を犠牲にしても配分方法を変えることで要求を満たすことができる可能性がある。例えば4本のアンテナを備えたAP,2本のアンテナを備えたSTA#1,2本のアンテナを備えたSTA#2,2本のアンテナを備えたSTA#3に対し,MIMO−SDMAを行う場合を説明する。図10は,同時接続数を2まで示しているが,WFに従わずに電力を配分することで,候補1,候補2のように組み合わせパターンが拡張される。この方法を用いてSDMAグループの候補を拡張することで,要求に応じたより適切なSDMAグループを選択できる。同様にこれらの全てを行う必要はなく,処理能力に応じてある程度の組み合わせの中から最適なものを選べばよい。なお,図10ではSDMAグループの候補に加えて,SDMAグループの通信容量も示したが,通信容量の計算はステップS304で行う。
ステップS302に関する以上の3つの形態をそれぞれ組み合わせてSDMAグループの候補を列挙してもよい。
次に,ステップS303では,計算量を削減するために,無線リソース割当てに使用するSDMAグループの候補を選択する。この処理は,無線リソース割当て計算部206−aにおいて行われる。なお,ステップS302で列挙したSDMAグループを全て使用しても良いため,ステップS303は省略することもできる。
ステップS303において,例えばステップS301で抽出した伝送路情報から伝送路間の相関を表わす指標値を算出する。この処理は,無線リソース割当て計算部206−aにおいて行われる。無線伝送路の情報を抽出するステップS301より入力された伝送路行列を基に,例えば,2本のアンテナ間の相関値を計算する。すなわち一方のアンテナで形成される伝送路行列と,もう一方のアンテナで形成される伝送路行列を共役転置したもののベクトル乗算を行ない,乗算した値から各伝送路行列の絶対値の除算を行なう。アンテナTx1によって形成される伝送路行列とアンテナTx2による伝送路行列間の相関値ρTx1Tx2は次式で表される。
Figure 0004899637
このように相関値を計算する。ただし本発明では,APが複数のアンテナを有するため,全てのアンテナから形成される伝送路特性の組み合わせを計算してもよいし,適当に選択したアンテナから形成される伝送路特性を計算してもよい。数3を用いてSTA毎に相関値の総和を取り,この値がある閾値を超えない(相関の低い)組み合わせを選択し,SDMAグループの候補とする。この値がある閾値を超えた(相関の高い)組み合わせ以外の組み合わせを選択する。例えば,4本のアンテナを備えたAP,2本のアンテナを備えたSTA#1,2本のアンテナを備えたSTA#2,2本のアンテナを備えたSTA#3に対し,STA毎に相関値の総和を計算した一例を図11に示す。同時接続数2においてSTA#1とSTA#3を組み合わせた場合の相関値は0.9であり,相関が高い場合は,大きな通信容量を得られる可能性が低い。そこで,STA#1とSTA#3の含まれるSDMAグループを候補から削除する。これにより,計算量が削減される。
ステップS303の別の態様は,計算量削減のため,使用するSDMAグループを予め予想する方法である。この処理は,無線リソース割当て計算部206−aにおいて行われる。一般に,SDMAした場合の通信容量は,先に述べたように各STAの伝送路行列間の相関が低い程大きくなる。ここでは,相関ではなくSTAの方向を推定し,離れているSTA同士を同一のSDMAグループとして扱う。例えば,4本のアンテナを備えたAP,2本のアンテナを備えたSTA#1,2本のアンテナを備えたSTA#2,2本のアンテナを備えたSTA#3が存在する環境を想定する。STAの方向を推定する方法としては,例えばMUSICアルゴリズム(複数のアンテナで受信したデータの共分散行列の固有値を解析する方法)や,鋭い指向性を持ったビームを360度回転させて方向を検出する方法がある。これらの到来方向推定手法を用いて図12に示すような表を作成する。近い方向に存在するSTAは,大きな通信容量を得られる可能性が低いため,近い方向に存在するSTAが含まれるSDMAグループ候補を削除する。図12では,APとSTA#1,APとSTA#2の方向が近いため,STA#1とSTA#2の含まれるSDMAグループを候補から削除する。これにより,計算量が削減される。
ステップS303のさらに別の態様は,計算量削減のため,使用するSDMAグループを予め予想する方法である。この処理は,無線リソース割当て計算部206−aにおいて行われる。一般に,SDMAを行わず1対1でSDMして通信した場合と,SDMAを行い1対複数で通信した場合,1台のSTAあたりの通信容量は前者の方が大きい。そこで,はじめにRSSI等で伝送路状態を把握し,伝送路状態が劣悪であれば,そのSTAはSDMAした場合の計算を行わない。これにより,処理が軽減される。
なお,ステップS303に関する以上の3つの形態をそれぞれ組み合わせてSDMAグループの候補を選択してもよい。
次に,ステップS304では,SDMAした場合の各STAの通信容量を計算する。この処理は,無線リソース割当て計算部206−aにおいて行われる。4本のアンテナを備えたAP,2本のアンテナを備えたSTA#1,2本のアンテナを備えたSTA#2に対し,MIMO−SDMAを行う一例を説明する。この時,STA#1の受信信号R1,STA#2の受信信号R2はSTA#1に対する送信信号T1,STA#2に対する送信信号T2,及びAPと各STAとの間の伝送路行列H11,H12,H21,H22を用いて
Figure 0004899637
と表される。ここで数4を展開するとSTA#1の受信信号R1において希望信号T1の他にSTA#2向けの送信信号T2が,一方STA#2の受信信号R2において希望信号T2の他にSTA#1向けの送信信号T1が各々の干渉波として重畳される。干渉を抑えるため,AP側で予め振幅と位相を調整する。例えば,ヌルステアリング方式ではが予めゼロとなるようにチャネル行列からヌル行列Wを計算し,これを乗算したものを送信する。なお,ヌルステアリング方式については,非特許文献3に開示されている。
Figure 0004899637
これによりAPと各STAの間には互いに独立した通信路が形成される。互いに独立した通信路においてMIMO伝送,例えば固有モード(E−SDM:Eigenbeam Space Division Multiplex)伝送する場合を考える。E−SDMの通信容量Cは,
Figure 0004899637
で与えられる。ここでBは信号帯域幅であり,γiはSNRに相当する。λiは固有値を表し,チャネル行列を特異値分解(SVD:Singular Value Decomposition)
Figure 0004899637
を行うことで得られる。以上の方法により,MIMO−SDMAを行った場合の各STAの通信容量が得られる。通信容量はこのように導出してもよいが,近似を用いて推定した値を通信容量として用いても良い。本実施例では,無線伝送路の評価,すなわち通信容量の計算と,ウエイトを206−aで計算しているが,図6のようにウエイト計算をウエイト計算部206−fで行っても良い。V及びUはウエイト信号15からウエイト203−bに入力され,このウエイトを用いて合成部203−aで乗算される。なお,E−SDMの他に,ZF(Zero−Forcing),MMSE(Minimum Mean Square Error)などの方式を用いてウエイトを計算しても良い。
本実施例では,ステップS302,S303,S304の順,すなわちSDMAグループ候補の列挙,選択,計算の順に説明を行ったが,例えばS302,S304,S303の順でもよい。
ステップS305では,各STAまたはアプリケーションの要求情報を抽出する。この処理は,回線インタフェース部205−aにおいて行われる。要求情報は,所定の方法で測定される。ひとつの方法は,例えばIEEE802.11eの規格に含まれるHCCA(Hybrid Coordination Function Controlled Channel Access)のような,予め定められたプロトコルを利用することで要求情報を抽出する。HCCAでは,通信を始める前に,STAはAPとの間で通信品質のネゴシエーションを行うことが規定されている。要求情報を測定する別の方法は,送られてきたパケットに記述された要求に関する情報を測定する。例えばIEEE802.1DのUser's Priorityヘッダを解析して要求情報を抽出する。
ステップS305における要求情報は,通信容量の他に,スループット,優先度,アプリケーションの種類,バッファ量,遅延,バッファ量,ジッタなども含まれる。
ステップS306では,ステップS305で抽出した要求情報をステップS304と同一の指標に変換する。この処理は,要求情報評価部206−bにおいて行われる。例えば,無線伝送路の情報を通信容量に変換したが,要求情報がSNRのみ通知された場合,数6を用いて通信容量に変換する。この値は要求情報評価部206−bから最適化部206−cへ入力される信号に相当する。また,要求情報から優先度が高い場合や,遅延が大きい場合,最適化部206−cに出力する値を大きくとっても良い。
伝送路情報及び要求情報を評価した指標値は,正の数で表され,この値が大きい程に伝送路の状況が良い,もしくは要求が強いものとしたが,他の指標を用いてもよい。また,フィードバック情報量の削減のため,伝送路情報や伝送路を評価した情報をテーブル化したものをAP,STA間で共有し,そのテーブル番号を受け渡すようにしてもよい。
ステップS307では,無線伝送路情報と要求情報をもとに,複数のSDMAグループの候補を選択し,選択されたSDMAグループに対する時間割合を計算する。この処理は,無線伝送路情報評価部206−aにおける処理,すなわちステップS302,S303で選択したSDMAグループと各STAの通信容量に関する表(図8〜図10)及び,要求情報評価部206−bにおける処理,すなわちステップS306で計算した通信容量が入力され,使用するSDMAグループと各SDMAグループに対する時間配分を計算する。通信容量を満たすのに必要なSDMAグループと各SDMAグループに必要な時間割合の最適化を行う手法の一例として,線形計画法(LP:Linear Programming)がある。線形計画法とは一次不等式で表される制約条件の範囲内で目的関数の最大値あるいは最小値を求める手法であり,既に様々なアルゴリズムが考案されている。線形計画法は制約条件と目的関数からなっており目的関数を変えることで,制約条件を満たしつつシステムの目的に応じた結果を得ることができる。
Figure 0004899637
ただし未知数をα(SDMAグループ#pの占有時間の割合),既知数をXpq(SDMAグループ#pに含まれるSTA#qの通信容量),TP(STA#q が要求する通信容量),m(SDMAグループ数),n(STA数)とする。
これらの制約式を満たす解(α,α,・・・,α)が存在すれば,全てのSTAは要求された通信容量を満たすことができる。更に,上記制約条件のもと目的関数として
Figure 0004899637
が最小であることを追加すると,要求を満たしつつシステム全体の使用時間を最小にするようなα,α,・・・,αを求めることに相当し,同様に目的関数として
Figure 0004899637
が最大であることを追加すると,要求を満たしつつシステム全体の通信容量を最大にするようなα,α,・・・,αを求めることに相当する。なお,数式8において右辺を0とした場合,STAまたはアプリケーションからの要求がない状態となる。
上り下りまで含んだシステムに拡張すると,
Figure 0004899637
ただし未知数をα(上りに使用するSDMAグループ#pの占有時間の割合),β(下りに使用するSDMAグループ#pの占有時間の割合),既知数をXpq(上りに使用するSDMAグループ#pに含まれるSTA#qの通信容量),Ypq(下りに使用するSDMAグループ#pに含まれるSTA#qの通信容量),TPX(上りに使用するSTAが要求する通信容量),TPY(下りに使用するSTAが要求する通信容量),m(SDMAグループ数),n(STA数)とする。
これにより,上り下り含めたシステムに対し最適な無線リソースの配分が可能となる。
上り下りに加え,優先度まで考慮したシステムへ拡張する。ここでは,優先度を定量保証型(またはReal Time型,例えばvoice,video,streamingなど)と相対保証型(またはNon Real Time型,例えばe-mailなど)の2種類に分類すると,制約条件は
Figure 0004899637
ただし未知数をα(上りに使用するSDMAグループ#pの占有時間の割合),β(下りに使用するSDMAグループ#pの占有時間の割合),既知数をXpq(上りに使用するSDMAグループ#pに含まれるSTA#qの通信容量,定量保証型),Ypq(下りに使用するSDMAグループ#pに含まれるSTA#qの通信容量,定量保証型),X’pq(上りに使用するSDMAグループ#pに含まれるSTA#qの通信容量,相対保証型),Y’pq(下りに使用するSDMAグループ#pに含まれるSTA#qの通信容量,相対保証型),TPX(上りに使用するSTAが要求する通信容量),TPY(下りに使用するSTAが要求する通信容量),m(SDMAグループ数),n(STA数)とする。
相対保証型STAの要求を0としているため定量保証型STAへ優先的に無線リソースを割当てることができ,更に目的関数
Figure 0004899637
が最大となるような条件を追加すると,定量保証型STAの要求を満たしつつ相対保証型STAの通信容量の総和を最大にするようなα,α,・・・,α,β,β,・・・,βを求めることができる。
ステップS308では,最適化部206−cで決定した各STAへの無線リソース割当てに関する情報,すなわちSDMAグループと各SDMAグループに対する時間を参考にスケジューリングを行い,スケジューリングに従って無線部202,信号処理部203,モデム部204,パケット制御部205を制御する。ここで,無線リソース割当て結果は,各SDMAグループの時間配分値を表しているため,スケジューリングを行う時間間隔において決定された割合で配分を行えば良く,実際にスケジューリングする順番は特に問わない。なお,本実施例を実現する一例として,IEEE802.11eの規格に含まれるHCCAがある。HCCAでは,ポーリング制御技術を使うことによってAPが各STAの動作を集中的に管理し,APのスケジューリング通りにAPと各STAが無線通信を行うことができるよう,プロトコルが予め定められている。
図13は,本発明を使用して無線リソース割当てを行った場合の一例(概念図)を表している。横軸を時間とし,aからbまでの期間を無線リソース割当てしたものとする。縦軸はChannel Capacityを表しており,SDMAグループによってChannel Capacityが異なる。
図14に,本発明方式によって無線リソース割当てを行った場合,APとSTAとの距離と,通信容量を確保できない確率を示す。システムに属するSTA数は3台とする。方法1はMIMO方式を採用する。QoSは考慮せず,チャネル推定間隔10[ms]を等分割した時間を各STAに割当てて通信している。方法2,3及び発明方式は全てMIMO-SDMA方式を採用する。ただし方法2はQoSを考慮しない。シミュレーションでは同時接続できるSTA数の上限を2台としたため,3台のSTAを2台と1台のグループにランダムに割当てる。このとき,各SDMAグループに割当てられる時間は全て同一とする。方法3はQoSを考慮する。SDMAグループの中から,同一のグループを複数回使用しない組み合わせを4グループまで抽出する。これら全ての組み合わせのうち要求された通信容量を確保するものが存在するかどうかで判定を行う。ただし,各SDMAグループに割当てられる時間は同一とする。最後に発明方式では,線形計画法により制約条件を満たせるかどうかで判定を行う。AP−定量保証型STA間の距離と,要求する通信容量を確保できない確率の関係を示す。QoS考慮なしのMIMO(方法1)とMIMO-SDMA(方法2)を比較すると,QoSを考慮せずにMIMO-SDMAを使用すると距離15[m]において要求する通信容量を確保できない確率が10倍程度劣化していることが分かる。これは,SDMAグループに割当てる時間を等配分していることが原因であり,同時接続するSTA数が2台のSDMAグループが通信容量を確保できていない可能性が高い。これより,SDMA技術を用いる場合,条件によっては従来方式よりも特性が劣化する場合があることがわかる。次に,QoS考慮なし(方法2)とあり(方法3)の方式を比較すると,距離15[m]において10程度の改善が見られる。最後に,発明方式はこれらの特性を更に大きく上回っていることが確認できる。
図15に,APと相対保証型STAとの距離と,相対保証型STAの全通信容量との関係を示す。定量保証型STA3台に加えて相対保証型STAが混在する場合とする。この時の目的関数は相対保証型STAの通信容量の総和が最大となる数13を用いる。APと定量保証型STAの距離は全て15[m]とし,定量保証型STAが要求する通信容量は全て24[bps]する。ただし3台の定量保証型STAのうち,2台が下り要求で1台が上り要求とする。この時,上り下りは伝搬路の可逆性より同一の通信容量が得られると仮定する。相対保証型STA数の増加に伴い,通信容量も増加している。これは,各STAに対し独立なフェージングを与えているため,STA数が多いほど大きな通信容量が得られるSTAが存在する可能性が高いことに起因する。本発明方式を用いると,定量保証型STAの要求を満たしつつ,相対保証型STAの通信容量を確保できていることが分かる。
本発明は無線通信システムに適用可能だが,空間多元接続を用いて無線リソース割当てを行い通信する際に最も性能を発揮する。
本発明の無線通信システムの概略を示す図である。 AP101の構成を示すブロック図である。 図2の無線部を示す図である。 図2の信号処理部を示す図である。 図2のパケット制御部を示す図である。 図2の無線リソース割当て部を示す図である。 無線リソースを割当てるフローチャートである。 図7のステップS302において作成する表の一例である(その1)。 図7のステップS302において作成する表の一例である(その2)。 図7のステップS302において作成する表の一例である(その3)。 図7のステップS303において作成する表の一例である(その1)。 図7のステップS303において作成する表の一例である(その2)。 本発明を使用して無線リソース割当てを行った一例である。 従来方式と本発明方式の特性を比較したグラフである(その1)。 従来方式と本発明方式の特性を比較したグラフである(その2)。
符号の説明
101・・・AP、102・・・有線ネットワーク、103・・・STA、
201・・・APのアンテナ、202・・・無線部、202−a・・・送信部、202−b・・・受信部、202−c・・・スイッチ部、203・・・信号処理部、203−a・・・合成部、203−b・・・ウエイト、203−c・・・無線伝送路情報計算部、204・・・モデム部、205・・・パケット制御部、205−a・・・回線インタフェース部、207−b・・・バッファ管理部、206・・・無線リソース割当て計算部、206−a・・・無線伝送路情報評価部、206−b・・・要求情報評価部、206−c・・・最適化部、206−d・・・スケジューリング部、206−e・・・送受切替部、206−f・・・ウエイト計算部、206−g・・・変調制御部、206−h・・・バッファ制御部。

Claims (6)

  1. 空間多元接続により複数の端末と通信する無線基地局であって、
    該無線基地局と前記複数の端末との間の伝送路の情報を収集する伝送路情報部と、
    該端末に提供されるアプリケーションに要求される通信性能を示すアプリケーション要求情報を管理する要求情報部と、
    該複数の端末を空間多元接続した空間多元接続グループの候補である空間多元接続グループ候補を少なくとも一の端末が複数の前記空間多元接続グループの候補に属するように複数とおり生成し、前記伝送路情報を用いて該空間多元接続グループ候補において得られる各端末の通信性能を推定し、
    前記推定された各端末の通信性能と、各端末に要求される要求情報及び該端末に提供されるアプリケーションの要求情報の少なくとも一方と、を制約条件とし、前記基地局が行う通信全体の目的達成の度合いを評価するための目的関数の評価値を、前記制約条件の範囲内で最適化し、前記最適化の結果に基づいて前記複数の空間多元接続グループ候補から空間多元接続グループの選択及び該選択した空間多元接続グループの時間配分を決定し、
    決定された前記時間配分に従って前記複数の端末に無線リソースを割当てる無線リソース割当て計算部と、
    該割当てられた無線リソースにより前記複数の端末との通信を行う信号処理部と、
    を有することを特徴とする無線基地局。
  2. 前記伝送路情報部は、前記伝送路情報として信号対雑音または干渉比を収集することを特徴とする請求項1記載の無線基地局。
  3. 前記無線リソース割当て計算部は、前記伝送路情報の相関に基づいて前記空間多元接続グループ候補を決定することを特徴とする請求項1記載の無線基地局。
  4. 前記無線リソース割当て計算部は、前記最適化は、前記複数の端末とのデータ伝送に必要な時間を最小にすることを評価指標とする最適化計算により前記空間多元接続グループの選択と時間配分の決定を行うことを特徴とする請求項1記載の無線基地局。
  5. 前記無線リソース割当て計算部は、前記最適化は、前記要求される通信性能が定量保証型と相対保証型の伝送データが混在することを示す場合には,前記定量保証型の通信性能の要求を満たしつつ前記相対保証型の通信の全体の通信容量を最大にすることを評価指標とする最適化計算により前記空間多元接続グループの選択と時間配分の決定を行うことを特徴とする請求項1記載の無線基地局。
  6. 空間多元接続により複数の端末と通信する無線基地局における無線リソース割当て方法であって、
    該無線基地局と前記複数の端末との間の伝送路の情報を収集するステップと、
    該端末に提供されるアプリケーションに要求される通信性能を示すアプリケーション要求情報を管理するステップと、
    該複数の端末を空間多元接続した空間多元接続グループの候補である空間多元接続グループ候補を複数とおり生成するステップと、
    前記アプリケーション要求情報及び前記伝送路情報を用いて該空間多元接続グループ候補において得られる各端末の通信性能を推定し、
    前記推定された各端末の通信性能と、各端末に要求される要求情報及び該端末に提供されるアプリケーションの要求情報の少なくとも一方と、を制約条件とし、前記基地局が行う通信全体の目的達成の度合いを評価するための目的関数の評価値を、前記制約条件の範囲内で最適化し、前記最適化の結果に基づい前記複数の空間多元接続グループ候補から空間多元接続グループの選択及び該選択した空間多元接続グループの時間配分を決定し、
    決定された前記時間配分に従って前記複数の端末に無線リソースを割当てるステップと、
    該割当てられた無線リソースにより前記複数の端末との通信を行うステップとを有することを特徴とする無線リソース割当て方法。
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