JP2011119497A - 固体撮像装置及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】スミア特性を向上させ、混色を抑制することができる固体撮像装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】行列の同行の第1の転送電極を水平方向に連結し、かつ、絶縁膜を介して第1の転送電極および第2の転送電極上に形成されて遮光膜を兼ねる第1の配線と、行列の同行の第2の転送電極を水平方向に連結する第2の配線とを備え、行列の隣接する行に形成された第1の配線間の間隙に、絶縁膜よりも屈折率が低い低屈折率領域を形成することとした。
【選択図】図3
【解決手段】行列の同行の第1の転送電極を水平方向に連結し、かつ、絶縁膜を介して第1の転送電極および第2の転送電極上に形成されて遮光膜を兼ねる第1の配線と、行列の同行の第2の転送電極を水平方向に連結する第2の配線とを備え、行列の隣接する行に形成された第1の配線間の間隙に、絶縁膜よりも屈折率が低い低屈折率領域を形成することとした。
【選択図】図3
Description
本発明は、被写体を撮像しこの被写体像に応じた画像信号を出力する固体撮像装置及びその製造方法に関する。
近年、エリアセンサやデジタルスチルカメラなど、CCD型の固体撮像装置を用いて画像を撮像し、この撮像情報の出力や保存を行う撮像機器が普及している。
CCD型の固体撮像装置は、半導体基板上に、水平方向及び垂直方向に行列状に配置された複数の受光部と、この受光部にそれぞれ隣接させた複数本の垂直転送部と、各垂直転送部の一端に隣接させた水平転送部とを設けている。そして、各受光部で光電変換された信号電荷を垂直転送部と水平転送部とにより半導体基板上に設けた出力部へ転送し、この出力部で信号電荷を電圧に変換して画素信号として出力する。
垂直転送部は、垂直方向に形成される転送チャネル上に交互に連続して配置された第1及び第2の転送電極を有している。この垂直転送部では、第1の転送電極と第2の転送電極とに位相の異なる制御電圧を印可することで、受光部から信号電荷を読み出して転送チャネルにより垂直方向に転送する。
このようなCCD型の固体撮像装置において、大画角化や高速レート転送を可能にするために、転送電極の低抵抗化が求められている。また同時に、画素数の増加に伴い、画素の微細化が求められている。
そこで、転送電極の低抵抗化、配線層の配線面積の低減などを目的として、転送電極と接続され、制御用配線を兼ねる遮光膜を備える構成が提案されている(下記特許文献1,2参照)。
しかし、制御用配線を兼ねる遮光膜構造においては、同一行の転送電極を連結し、水平方向に延在する制御用配線を行毎に配置し、これらを電気的に分離する必要があるため、遮光膜で覆われていない箇所が存在することになる。そのため、制御用配線間の間隙部分を通過する光によってスミア特性が劣化する恐れがある。また、画素間においては、混色の恐れもある。
例えば、上記特許文献1に記載の構成のように、制御用配線間の間隙部分が転送電極上にある場合(図11参照)、この間隙部分101を通過する光によってスミア特性の劣化や混色の恐れがある。すなわち、遮光膜を兼ねる制御用配線102と他の転送電極103との間での短絡を抑制するために、絶縁膜を十分な厚みにする必要がある。そのため、間隙部分101を通過した光が、制御用配線102と他の転送電極103との間の絶縁膜を介して転送チャネル内に入射し、スミア特性の劣化や混色の恐れがある。このことは特許文献2に記載の構成についても同様である。
そこで、特許文献1において、制御用配線間の間隙部分上を絶縁膜を介して第2の遮光膜を形成することが提案されている。しかし、この場合も、遮光膜を兼ねる制御用配線と第2の遮光膜との間での短絡を抑制するために、絶縁膜を十分な厚みにする必要がある。そのため、遮光膜を兼ねる制御用配線と第2の遮光膜との間を回り込んで光が間隙部分101を通過して転送チャネル内に入射し、この場合もまた、スミア特性の劣化や混色の恐れがある。
そこで、本発明は、遮光膜を兼ねる制御用配線間の間隙部分を通過する光を抑制して、スミア特性の向上や混色の抑制を図ることができる固体撮像装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
そこで、上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、固体撮像装置において、水平方向及び垂直方向に行列状に配置された複数の受光部と、前記受光部に蓄積された信号電荷を垂直方向に転送するための複数列の転送チャネルと、前記転送チャネル上に設けられ、前記受光部に蓄積された信号電荷を読み出して垂直方向に転送するための第1の転送電極と、前記転送チャネル上に設けられ、前記第1の転送電極により転送された信号電荷を垂直方向に転送するための第2の転送電極と、前記行列の同行の前記第1の転送電極を水平方向に連結し、かつ、絶縁膜を介して前記第1の転送電極および前記第2の転送電極上に形成される遮光膜を兼ねた第1の配線と、前記行列の同行の前記第2の転送電極を水平方向に連結する第2の配線と、前記行列の隣接する行に形成された前記第1の配線間の間隙に、前記絶縁膜よりも屈折率が低い低屈折率領域と、を備えることとした。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記低屈折率領域は、前記第1の配線間の間隙から当該間隙下方にある前記第2の配線までの領域に形成することとした。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記絶縁膜の屈折率は1.45以上であり、前記低屈折領域は、屈折率が1.45未満であることとした。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明において、前記低屈折率領域は、空洞であることとした。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の発明において、前記第2の配線は、遮光性を有するメタル配線であることとした。
また、請求項6に記載の発明は、固体撮像装置の製造方法において、水平方向及び垂直方向に行列状に配置された複数の受光部にそれぞれ蓄積された信号電荷を垂直方向に転送するための複数列の転送チャネル上に、前記受光部に蓄積された信号電荷を読み出して垂直方向に転送するための第1の転送電極と、前記第1の転送電極により転送された信号電荷を垂直方向に転送するための第2の転送電極とを同時に形成する第1工程と、前記行列の同行の前記第2の転送電極を水平方向に連結する第2の配線を形成する第2工程と、前記第1及び第2の転送電極と前記第2の配線を覆うように絶縁膜を形成する第3工程と、前記行列の同行の前記第1の転送電極を水平方向に連結し、かつ、前記絶縁膜を介して前記第1の転送電極および前記第2の転送電極上に形成される遮光膜を兼ねる第1の配線を形成する第4工程と、前記行列の隣接する行に形成された前記第1の配線間の間隙に、前記絶縁膜よりも屈折率が低い低屈折率領域を形成する第5工程と、を有する。
本発明によれば、遮光膜を兼ねる制御用配線間の間隙部分に低屈折率領域を設けることにより、間隙部分を通過する光を抑制することができ、これにより、スミア特性の向上や混色の抑制を行うことができる。
以下に、本発明の実施形態に係る固体撮像装置について、図面を参照して説明する。各図において、同一の構成要素には同一の符号を付してある。なお、説明は以下の順序で行う。
1.固体撮像装置の構成
2.固体撮像装置の製造方法
3.その他の固体撮像装置の構成及び製造方法
1.固体撮像装置の構成
2.固体撮像装置の製造方法
3.その他の固体撮像装置の構成及び製造方法
〔1.固体撮像装置の構成〕
まず、本実施形態に係る固体撮像装置1の構成を図1〜図3を参照して説明する。なお、図1の上下方向を垂直方向と定義し、左右方向を水平方向と定義する。
まず、本実施形態に係る固体撮像装置1の構成を図1〜図3を参照して説明する。なお、図1の上下方向を垂直方向と定義し、左右方向を水平方向と定義する。
図1に示すように、固体撮像装置1は、撮像部2、水平転送部3及び出力部4などを有する。なお、図示しないが、固体撮像装置1には、垂直駆動回路、水平駆動回路、信号処理回路及びタイミングジェネレータ等も有する。
撮像部2は、被写体から入射する像光に応じた信号電荷を出力する。この撮像部2には、複数の受光部5が水平方向及び垂直方向に行列状に配置されており、各受光部5に蓄積された信号電荷は、読み出しゲート部7を介して読み出され、垂直転送部6により垂直方向に転送される。
受光部5は、例えば埋め込みフォトダイオードからなり、入射する光の光量に応じた電荷量の信号電荷に光電変換して蓄積する。
読み出しゲート部7は、受光部5と垂直転送部6との間に配置されており、受光部5に蓄積された信号電荷を垂直転送部6に読み出す。
垂直転送部6は、行列の列毎に垂直方向に沿って配置されており、制御電圧により駆動されて、受光部5から読み出しゲート部7を介して読み出された信号電荷を垂直方向に転送する。
この垂直転送部6は、後述する図2及び図3に示すように、垂直方向に沿って配置された転送チャネル11上に、垂直方向に沿って第1の転送電極9と第2の転送電極10とが交互に連続して配置されて構成される。
このように垂直方向に沿って配置された転送電極9,10には、4相の転送パルスφV1〜φV4が垂直駆動回路により印加される。これにより、各受光部5から読み出しゲート部7を介して転送チャネル11に信号電荷が読み出され、この信号電荷が転送チャネル11に沿って水平転送部3へ転送される。
同一行の第1の転送電極9は、後述する図2及び図3に示すように、同一の制御用配線(以下、「第1の配線」とする)12で連結され、垂直駆動回路に接続される。また、同様に、同一行の第2の転送電極10は、同一の制御用配線(以下、「第2の配線」とする)13で連結され、垂直駆動回路に接続される。
水平転送部3は、水平駆動回路から出力される制御電圧(例えば、2相の転送パルス)により駆動され、垂直転送部6から転送された信号電荷を、水平方向に転送する。
出力部4は、水平転送部3により水平転送された信号電荷を電圧に変換して画素信号として出力する。
次に、図2及び図3を参照し、第1の配線12の配置について説明する。図2は、図1に示す撮像部2の一部の領域を平面視したときの各要素の配置を模式的に示す図である。また、図3は、図2に示すB−B線に沿った模式的断面図である。
図2(a)に示すように、垂直方向に沿って配置された転送チャネル11上に、垂直方向に沿って第1の転送電極9と第2の転送電極10とが交互に連続して配置される。また、第1の転送電極9は、読み出しゲート部7を介して受光部5に隣接して配置される。
第1の転送電極9及び第2の転送電極10上には、図2(b)に示すように、受光部5に対応する開口15を有して遮光膜を兼ねる第1の配線12が配置される。第1の配線12は、遮光膜として機能させるために、遮光性の高いタングステン(W)、アルミニウム(Al)またはこれらの金属を含む合金で形成されている。この第1の配線12は、同一行の第1の転送電極9を水平方向に連結するものであり、隣接する第1の配線12間は、電気的に分離するために所定の間隙12cを有して配置される。
従来の固体撮像装置では、この間隙12cを通過する光によってスミア特性の劣化や混色の恐れがあった。そこで、本実施形態に係る固体撮像装置1では、図3に示すように、間隙12cに低屈折率領域16を設けることとしている。
この低屈折率領域16は、第1の配線12で覆われた絶縁膜18dよりも屈折率が低い材料により形成されている。この低屈折率領域16は、屈折率が1.45未満の材料が用いられ、例えば、ポーラスSiO2膜、SiO2中にC又はFを含有している膜、有機ポリマー材料が用いられる。なお、これらの材料を組み合わせた膜を低屈折率領域16として用いるようにしてもよい。
低屈折率領域16の屈折率は、絶縁膜18dの屈折率より低いため、低屈折率領域16と絶縁膜18dの界面で間隙12cに入射する光の一部は反射することになり、間隙12cを介して入射する光の量が低減する。
また、第1の配線12及び低屈折率領域16上には、例えば酸化シリコン(SiO2)からなる絶縁膜18eが形成されており、低屈折率領域16の屈折率は、絶縁膜18の屈折率より低い。そのため、低屈折率領域16と絶縁膜18dの界面と同様に、低屈折率領域16と絶縁膜18eの界面で間隙12cに入射する光の一部は反射することになり、間隙12cを介して入射する光の量が低減する。
このように、間隙12cに低屈折率領域16を形成することにより、第1及び第2の配線12,13間の間隙部分(絶縁膜18c,18d)を光が通過することを抑制することができる。
また、第2の配線13は、第1の配線12と同様に、遮光性の高いタングステン(W)、アルミニウム(Al)またはこれらの金属を含む合金で形成されている。この第2の配線13は間隙12cの下方に配置されており、間隙12cで反射されずに通過した光が第2の配線13に入射するようにしている。そのため、第2の配線13に入射した光は、その一部が第2の配線13に吸収される。一方、第2の配線13に入射した光の一部は反射光となり、回り込みの光となって、第1の配線12の内壁に当たって一部が第1の配線12に吸収される。従って、これによってもスミア特性の向上を図ることができる。
図4は、低屈折率領域16の屈折率の値を変化させた場合における、スミア特性の特性値を示す図である。図4において、横軸に低屈折率領域16の屈折率を示し、縦軸にスミア特性を示す。同図に示すように、低屈折率領域16の屈折率を下げることにより、スミア特性値を下げる、すなわち、スミア特性を向上させることが分かる。
なお、第1の配線12間の間隙12cの上部に絶縁膜18eを介して補助用の遮光膜を設け、間隙12cに入射する光を低減させることによって、さらにスミア特性の劣化や混色の抑制を図ることが可能となる。補助用の遮光膜は、第1及び第2の配線12,13と同様に、例えば、遮光性の高いタングステン(W)、アルミニウム(Al)またはこれらの金属を含む合金で形成することができる。
〔2.固体撮像装置の製造方法〕
次に、上記の本実施形態に係る固体撮像装置1の製造方法について、図5A〜図5Kを参照して説明する。図5A〜図5Kは、固体撮像装置1の製造工程を説明するための断面図である。なお、各図において、(a)は、図2(b)のA−A’線に沿った断面図であり、(b)は、図2(b)のB−B’線に沿った断面図であり、(c)は、図2(b)のC−C’線に沿った断面図である。
次に、上記の本実施形態に係る固体撮像装置1の製造方法について、図5A〜図5Kを参照して説明する。図5A〜図5Kは、固体撮像装置1の製造工程を説明するための断面図である。なお、各図において、(a)は、図2(b)のA−A’線に沿った断面図であり、(b)は、図2(b)のB−B’線に沿った断面図であり、(c)は、図2(b)のC−C’線に沿った断面図である。
図5Aに示すように、半導体基板17内に各不純物領域を形成した後、半導体基板17上に絶縁膜18aを形成し、この絶縁膜18a上に第1及び第2の転送電極9,10と、反射防止膜19とを形成する。
具体的には、例えば、イオン注入法を用いて、半導体基板17内に各不純物領域として受光部5、転送チャネル11及び読み出しゲート部7を形成する。続いて、例えば、熱酸化法を用いて半導体基板17上に酸化シリコン(SiO2)膜からなる絶縁膜18aを形成する。続いて、例えば、CVD(Chemical Vapor Deposition)法を用いて、絶縁膜18a上にポリシリコン膜を形成し、リソグラフィ技術及びエッチング技術を用いて、ポリシリコン膜を選択的に除去して第1及び第2の転送電極9,10を同時に形成する。続いて、例えば、CVD法を用いて、第1の転送電極9と第2の転送電極10との間に絶縁膜18bを形成する。続いて、例えば、CVD法を用いて、絶縁膜18a上に窒化膜(SiN)を堆積させる。続いて、例えば、リソグラフィ技術及びエッチング技術を用いて、受光部5上に垂直方向に沿った帯状のパターンを有する反射防止膜19を形成する。
次に、図5Bに示すように、第1及び第2の転送電極9,10と、反射防止膜19との上に層間絶縁膜として絶縁膜18cを形成する。具体的には、例えば、熱酸化法を用いて、第1及び第2の転送電極9,10と、反射防止膜19とを含む絶縁膜18a上に、酸化膜を堆積する。続いて、例えば、CMP(Chemical Mechanical Polishing)法を用いて、堆積した酸化膜表面の平坦化を行い、絶縁膜18cを形成する。
次に、図5Cに示すように、リソグラフィ技術及びエッチング技術を用いて、第1及び第2の転送電極9,10上に形成された絶縁膜18cに、それぞれコンタクトホール14a,14bを形成する。
次に、図5Dに示すように、コンタクトホール14a内に第1の配線12の基部12aを形成し、コンタクトホール14b内に第2の配線13を形成する。具体的には、例えば、CVD法を用いて、コンタクトホール14a,14bを含む絶縁膜18c上に、金属膜を成膜する。続いて、リソグラフィ技術及びエッチング技術を用いて、コンタクトホール14a,14bの上部以外の金属膜を除去し、第1の配線12の基部12a及び第2の配線13を形成する。第1の配線12の基部12aは第1の転送電極9上に形成され、第2の配線13は第2の転送電極10上に形成される。第2の配線13は、各行毎に形成され、同一行の第2の転送電極10を連結する。
次に、図5Eに示すように、例えば、CVD法を用いて、第1の配線12の基部12a及び第2の配線13上に、酸化シリコン(SiO2)からなる絶縁膜18dを層間絶縁膜として形成する。図5B〜図5Eに示す工程により、第1及び第2の転送電極9,10と、第2の配線13とを覆うように絶縁膜18c,18dが形成される。
次に、図5Fに示すように、例えば、リソグラフィ技術及びエッチング技術を用いて、受光部5上の絶縁膜18c,18dの一部を除去し、受光部5上に開口15aを形成する。さらに、図5Gに示すように、例えば、リソグラフィ技術及びエッチング技術を用いて、第1の配線12の基部12a上にコンタクトホール14cを形成する。
次に、図5Hに示すように、第1及び第2の転送電極9,10と、第2の配線13とを被覆するように第1の配線12の先端部12bを形成する。具体的には、例えば、CVD法を用いて、コンタクトホール14cを含む絶縁膜18d上に、タングステン(W)等の高融点金属膜を堆積する。その後、例えば、リソグラフィ技術及びエッチング技術を用いて、受光部5及び第2の配線13上の高融点金属膜を除去する。これにより、撮像部2全体を覆いつつ、受光部5上に開口15aを有する遮光膜として機能する第1の配線12が形成される。この第1の配線12は、各行毎に形成され、同一行の第1の転送電極9を連結する。また、隣接する第2の配線13間には、所定の間隙12cが設けられて、電気的に分離される。
次に、図5Iに示すように、隣接する行に形成された第1の配線12間の間隙12cに、絶縁膜18dよりも屈折率が低い低屈折率領域16を形成する。具体的には、例えば、低屈折率領域16の形成を屈折率:1.3〜1.4の炭素含有シリコン酸化膜(SiOC)により行う場合、下記の成膜条件により、第1の配線12上及び間隙12cを介して絶縁膜18d上に、低屈折率膜を成膜する。
[低屈折率膜成膜条件]
使用ガス:トリメチルシラン=900sccm,O2=600sccm
圧力:7Torr
成膜温度:350℃
パワー:500W
[低屈折率膜成膜条件]
使用ガス:トリメチルシラン=900sccm,O2=600sccm
圧力:7Torr
成膜温度:350℃
パワー:500W
続いて、下記のエッチバック条件によりエッチバックを行い、第2の配線13上における第1の配線12間の間隙12cに、低屈折率領域16を形成する。
[エッチバック条件]
使用ガス:CHF3/CF4/O2=30/20/20sccm
圧力:50mTorr
パワー:1000W
[エッチバック条件]
使用ガス:CHF3/CF4/O2=30/20/20sccm
圧力:50mTorr
パワー:1000W
なお、このエッチバックの際に、第1の配線12の外壁には、サイドウォール25が形成される。このサイドウォール25は、低屈折率材料から形成されるため、絶縁膜18e(図3参照)との界面により、絶縁膜18eを通過した光が反射する。従って、より効率よく光を受光部5に入射する導波路20が構成されることになる。
次に、図5Jに示すように、例えば、CVD法を用いて、第1の配線12及び低屈折率領域16上に、絶縁膜18eを形成する。続いて、図5Kに示すように、受光部5上の絶縁膜18eの表面に導波路20を形成する。
以上の工程により、図3に示す断面構造を有する固体撮像装置1が形成される。なお、説明を省略するが、通常のプロセスと同様に、層間膜、配線、集光レンズ、カラーフィルタ、オンチップレンズ等を形成してもよい。
本実施形態に係る固体撮像装置1の製造方法では、第1の配線12間の間隙12cに低屈折率領域16を形成して、屈折率を下げるほど、スミア特性の向上させることができる。
〔3.その他の固体撮像装置の構成及び製造方法〕
以下、固体撮像装置の変形例について説明する。
以下、固体撮像装置の変形例について説明する。
(変形例1)
まず、第1変形例に係る固体撮像装置1Aについて図6を参照して説明する。図6は、図3と同様に、図2(b)のB−B’線に沿った断面図である。なお、以下の説明では、図3に示した固体撮像装置1と同一の構成要素については、同一の符号を付して説明する。また、図6では、低屈折率領域を符号16aで示している。
まず、第1変形例に係る固体撮像装置1Aについて図6を参照して説明する。図6は、図3と同様に、図2(b)のB−B’線に沿った断面図である。なお、以下の説明では、図3に示した固体撮像装置1と同一の構成要素については、同一の符号を付して説明する。また、図6では、低屈折率領域を符号16aで示している。
図6に示すように、固体撮像装置1Aは、低屈折率領域及び絶縁膜以外の構成については、図3に示した固体撮像装置1と同様である。
固体撮像装置1Aでは、第1の配線12間の間隙12cと当該間隙12c下方の第2の配線13との間の領域には、絶縁膜18dを設けずに、低屈折率領域16aを設けている。すなわち、低屈折率領域16aを、第1の配線12間の間隙12cから当該間隙12c下方にある第2の配線13までの領域に形成している。この低屈折率領域16aは、上述した低屈折率領域16と同様の材料により形成されている。
このように低屈折率領域16aを設けているため、低屈折率領域16aと絶縁膜18dの界面での反射による効果に加え、次のような効果を有することになる。
低屈折率領域16aと絶縁膜18eの界面は、図6に示すように、図面視で上下方向にある。従って、絶縁膜18dとの界面で反射されずに低屈折率領域16aに入射した光は、固体撮像装置1の場合に比べ、絶縁膜18dとの界面で反射される光が多くなる。そのため、絶縁膜18d内に入射する光の量が低減し、第2の配線13で吸収されずに反射した光は、再度絶縁膜18dとの界面で反射され、間隙12cから出射したり、再度絶縁膜18eとの界面で反射して第2の配線13に入射し吸収したりする。
このように、固体撮像装置1Aでは、固体撮像装置1に比べ、絶縁膜18d内に入射する光の量がさらに低減し、スミア特性の向上を図ることができる。
低減する。
低減する。
さらに、固体撮像装置1と同様に、絶縁膜18dに入射した光は、第1の配線12の内壁に当たって一部が第1の配線12に吸収される。従って、これによってもスミア特性の向上を図ることができる。
なお、第1の配線12間の間隙12cの上部を絶縁膜18eを介して補助用の遮光膜を設け、間隙12cに入射する光を低減させることによって、さらにスミア特性の劣化や混色の抑制を図ることが可能となる。補助用の遮光膜は、第1及び第2の配線12,13と同様に、例えば、遮光性の高いタングステン(W)、アルミニウム(Al)またはこれらの金属を含む合金で形成することができる。
次に、図7A〜図7Cを参照して上記固体撮像装置1Aの製造方法について説明する。
まず、上述した図5A〜図5Hに示す工程により、絶縁膜18d上に第1の配線12を形成し、続いて、図7Aに示すように、リソグラフィ技術及びエッチング技術を用いて、第2の配線13上における第1の配線12及び絶縁膜18dを除去することによりコンタクトホール14dを形成する。
次に、上述した固体撮像装置1の工程と同様の工程により、低屈折率領域16aを形成し(図7B参照)、酸化膜などの絶縁膜18eを成膜した後(図7C参照)、導波路20を形成する。これにより、図6に示す固体撮像装置1Aが形成される。
(変形例2)
次に、第2変形例の固体撮像装置1Bについて説明する。図8は、図3と同様に、図2(b)のB−B’線に沿った断面図である。なお、以下の説明では、図6に示した固体撮像装置1Aと同一の構成要素については、同一の符号を付して説明する。また、図8では、低屈折率領域を符号16bで示している。
次に、第2変形例の固体撮像装置1Bについて説明する。図8は、図3と同様に、図2(b)のB−B’線に沿った断面図である。なお、以下の説明では、図6に示した固体撮像装置1Aと同一の構成要素については、同一の符号を付して説明する。また、図8では、低屈折率領域を符号16bで示している。
図8に示すように、第2変形例に係る固体撮像装置1Bは、低屈折率領域16b以外の構成については、図6に示した固体撮像装置1Aと同様であるため、ここでは、その説明を省略し、低屈折率領域16bの構成についてのみ説明する。
低屈折率領域16bは、第1の配線12間の間隙12cから当該間隙12c下方にある第2の配線13までの領域に形成されている。また、この低屈折率領域16b上には、絶縁膜18fが形成されている。
低屈折率領域16bは、その内部が空洞となっている。低屈折率領域16bは、その内部を空洞とし、空洞を屈折率1の空気で満たすことにより、上述した低屈折率領域16,16aと比較して、さらに低屈折率化している。
絶縁膜18f、例えば、酸化膜や、酸化膜より低屈折率の膜により形成されるが、これらに限定されるものではない。
このように、固体撮像装置1Bでは、上述した低屈折率領域16aよりも屈折率の低い低屈折率領域16bを形成するようにしたので、固体撮像装置1Aに比べ、さらにスミア特性を改善できる。
次に、図7A及び図9等を参照して上記固体撮像装置1Bの製造方法について説明する。
まず、上述した図5A〜図5Hに示す工程により、絶縁膜18d上に第1の配線12を形成し、続いて、図7Aに示すように、リソグラフィ技術及びエッチング技術を用いて、第2の配線13上における第1の配線12及び絶縁膜18dを除去することによりコンタクトホール14dを形成する。
次に、図9に示すように、例えば、CVD法を用いて、第1及び第2の配線12,13上に絶縁膜18fを形成する。このとき形成される絶縁膜18fは、埋め込み性が悪く第1の配線12間の間隙12cから当該間隙12c下方にある第2の配線13までの領域に空洞が形成される。この空洞には空気(屈折率=1)で満たされ、この領域が低屈折率領域16bとなる。
次に、上述した工程と同様の工程により、絶縁膜18fを成膜した後、導波路20を形成する。これにより、図8に示す固体撮像装置1Bが形成される。
なお、本変形例では、低屈折率領域16bを、第1の配線12間の間隙12cから当該間隙12c下方にある第2の配線13までの領域に形成したが、これには限定されず、例えば、低屈折率領域16bを、第1の配線12間の間隙12c或いは、第1の配線12間の間隙12cと第2の配線13との間にのみ形成してもよい。
(変形例3)
次に、本実施形態の固体撮像装置1の他の変形例について図10を参照して説明する。図10は、図3と同様に、図2(b)のB−B’線に沿った断面図である。なお、以下の説明では、図3に示した固体撮像装置1と同一の構成要素については、同一の符号を付して説明する。
次に、本実施形態の固体撮像装置1の他の変形例について図10を参照して説明する。図10は、図3と同様に、図2(b)のB−B’線に沿った断面図である。なお、以下の説明では、図3に示した固体撮像装置1と同一の構成要素については、同一の符号を付して説明する。
図10に示すように、第3変形例に係る固体撮像装置1Cは、第1及び第2の転送電極9,10より下層の構成については、図3に示した固体撮像装置1と同様であるため、ここでは、その説明を省略し、第1及び第2の転送電極9,10より上層の構成についてのみ説明する。
固体撮像装置1Cでは、第2の配線23は、第2の転送電極10上に、第1の配線12間の間隙を通るように設けられており、その先端部23aは該間隙を覆っている。そして、低屈折率領域16cは、第1の配線12間の間隙のうち、第2の配線23を除く部分に設けられている。
第2の配線23は、上述した第2の配線13と同様に遮光性の高い材料により形成されている。また、低屈折率領域16cは、上述した低屈折率領域16,16aと同様の材料により形成されている。
このように、第2の配線23の先端部23aにより第1の配線12間の間隙を覆い、該間隙の上部を遮光することで、該間隙を通過して絶縁膜18d内に入射する光の量を低減している。加えて、第1の配線12間の間隙のうち、第2の配線23を除く部分に低屈折率領域16cを設けることで、低屈折率領域16cと絶縁膜18dの界面での反射の効果により、該部分を通過して絶縁膜18d内に入射する光の量をさらに低減している。
このように、固体撮像装置1Cでは、固体撮像装置1に比べ、絶縁膜18d内に入射する光の量がさらに低減し、スミア特性の向上を図ることができる。
低減する。
低減する。
次に、上記固体撮像装置1Cの製造方法について説明する。まず、上述した図5A〜図5Kに示す工程により、図3に示す固体撮像装置を形成する。
次に、例えば、リソグラフィ技術及びエッチング技術を用いて、第2の配線13上における絶縁膜及び低屈折率領域を除去することによりコンタクトホールを形成する。続いて、例えば、CVD法、リソグラフィ技術及びエッチング技術を用いて、上記コンタクトホールの内部及び絶縁膜上の一部に、金属膜を成膜して第2の配線の先端部を形成する。これにより、図10に示す固体撮像装置1Cが形成される。
以上、本実施形態といくつかの変形例を挙げて本発明を説明したが、本発明はこの実施の形態に限定されるものではない。
1,1A,1B,1C 固体撮像装置
2 撮像部
3 水平転送部
4 出力部
5 受光部
6 垂直転送部
7 読み出しゲート部
9 第1の転送電極
10 第2の転送電極
11 転送チャネル
12,22 第1の配線
12a 第1の配線の基部
12b 第1の配線の先端部
12c 第1の配線間の間隙
13,23 第2の配線
14a,14b,14c,14d コンタクトホール
15,15a 開口
16,16a,16b,16c 低屈折率領域
17 半導体基板
18a,18b,18c,18d,18e,18f 絶縁膜
19 反射防止膜
20 導波路
23a 第2の配線の先端部
23b,23c 第2の配線の枝葉部
25 サイドウォール
2 撮像部
3 水平転送部
4 出力部
5 受光部
6 垂直転送部
7 読み出しゲート部
9 第1の転送電極
10 第2の転送電極
11 転送チャネル
12,22 第1の配線
12a 第1の配線の基部
12b 第1の配線の先端部
12c 第1の配線間の間隙
13,23 第2の配線
14a,14b,14c,14d コンタクトホール
15,15a 開口
16,16a,16b,16c 低屈折率領域
17 半導体基板
18a,18b,18c,18d,18e,18f 絶縁膜
19 反射防止膜
20 導波路
23a 第2の配線の先端部
23b,23c 第2の配線の枝葉部
25 サイドウォール
Claims (6)
- 水平方向及び垂直方向に行列状に配置された複数の受光部と、
前記受光部に蓄積された信号電荷を垂直方向に転送するための複数列の転送チャネルと、
前記転送チャネル上に設けられ、前記受光部に蓄積された信号電荷を読み出して垂直方向に転送するための第1の転送電極と、
前記転送チャネル上に設けられ、前記第1の転送電極により転送された信号電荷を垂直方向に転送するための第2の転送電極と、
前記行列の同行の前記第1の転送電極を水平方向に連結し、かつ、絶縁膜を介して前記第1の転送電極および前記第2の転送電極上に形成される遮光膜を兼ねた第1の配線と、
前記行列の同行の前記第2の転送電極を水平方向に連結する第2の配線と、
前記行列の隣接する行に形成された前記第1の配線間の間隙に、前記絶縁膜よりも屈折率が低い低屈折率領域と、を備えた固体撮像装置。 - 前記低屈折率領域は、前記第1の配線間の間隙から当該間隙下方にある前記第2の配線までの領域に形成されている請求項1に記載の固体撮像装置。
- 前記絶縁膜の屈折率は1.45以上であり、前記低屈折領域は、屈折率が1.45未満である請求項1又は2に記載の固体撮像装置。
- 前記低屈折率領域は、空洞である請求項1〜3のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
- 前記第2の配線は、遮光性を有するメタル配線である請求項1〜4のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
- 水平方向及び垂直方向に行列状に配置された複数の受光部にそれぞれ蓄積された信号電荷を垂直方向に転送するための複数列の転送チャネル上に、前記受光部に蓄積された信号電荷を読み出して垂直方向に転送するための第1の転送電極と、前記第1の転送電極により転送された信号電荷を垂直方向に転送するための第2の転送電極とを同時に形成する第1工程と、
前記行列の同行の前記第2の転送電極を水平方向に連結する第2の配線を形成する第2工程と、
前記第1及び第2の転送電極と前記第2の配線を覆うように絶縁膜を形成する第3工程と、
前記行列の同行の前記第1の転送電極を水平方向に連結し、かつ、前記絶縁膜を介して前記第1の転送電極および前記第2の転送電極上に形成される遮光膜を兼ねる第1の配線を形成する第4工程と、
前記行列の隣接する行に形成された前記第1の配線間の間隙に、前記絶縁膜よりも屈折率が低い低屈折率領域を形成する第5工程と、を有する固体撮像装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009276219A JP2011119497A (ja) | 2009-12-04 | 2009-12-04 | 固体撮像装置及びその製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2009276219A Pending JP2011119497A (ja) | 2009-12-04 | 2009-12-04 | 固体撮像装置及びその製造方法 |
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