JP2011119485A - 半導体集積装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ダイオードと電流制限抵抗の配置関係を最適化することにより、半導体集積装置の短辺方向の縮小し、占有面積が狭く製造単価の安い半導体集積装置を実現する。
【解決手段】ダイオードを分割して個々のサイズを小さくし、横方向配置の分割ダイオード1,2間で、かつ横方向配置の分割ダイオード3,4間に電流制限抵抗6を横方向に配置することにより、半導体集積装置の短辺方向の寸法縮小が可能となる静電気保護回路10のレイアウトを得ることができる。
【選択図】図2
【解決手段】ダイオードを分割して個々のサイズを小さくし、横方向配置の分割ダイオード1,2間で、かつ横方向配置の分割ダイオード3,4間に電流制限抵抗6を横方向に配置することにより、半導体集積装置の短辺方向の寸法縮小が可能となる静電気保護回路10のレイアウトを得ることができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、静電破壊を防止するための静電気保護回路が用いられた例えば表示パネル駆動用半導体集積装置などの半導体集積装置に関する。
従来の半導体集積装置の故障現象の発生について、次のようなものが挙げられる。例えば、半導体集積装置を取り扱う過程において、帯電した機械装置や人体と半導体集積装置とが接触することにより、静電気が半導体集積装置内に流入して内部回路が故障を引き起こすことがある。このように、半導体集積装置に静電気が印加されると、瞬時に、定常状態を超えた過大電流(サージ電流)が半導体集積装置の内部を流れる。この過大な電流に対応して過大な電圧が半導体集積装置内に印加されて、半導体集積装置の内部で接合の破壊、絶縁膜の破壊、配線の溶断などが発生し、これらによって、半導体集積装置の内部回路が破壊される。これを静電破壊という。
したがって、半導体集積装置の設計時には、静電破壊防止対策を構築する必要がある。一般的には、半導体集積装置の外部接続端子と内部回路との間に静電気保護素子を配置して、これを静電気の迂回回路(静電気保護回路)として用いる対策を施している。
この従来の静電気保護回路としては、従来から、保護用NMOSを用いた回路が利用されており、これは例えば特許文献1に開示されている。特許文献1に開示された従来の静電気保護回路について図9を用いて詳細に説明する。
図9は、特許文献1に開示されている従来の半導体集積装置の静電気保護回路の一構成例を示す回路図である。
図9に示すように、従来の半導体集積装置の静電気保護回路100は、外部接続端子OUTPUTから印加された静電気放電による正極性のサージ電流は、保護NMOS101がスナップバック動作をすることにより電源端子(VSS電源端子)に迂回するようになっている。この際に、出力バッファを含む内部回路102を構成するNMOS103が破壊しないように、NMOS103のドレイン端子には電流制限抵抗104を配置している。外部接続端子OUTPUTから印加された静電気放電による負極性のサージ電流は、保護NMOS101のドレイン−基板間で形成される寄生ダイオードを介して電源端子(VSS電源端子)へ迂回する。このように、外部接続端子OUTPUTから印加されるサージ電流(正負、両極性)は保護NMOS101を介して電源端子(VSS電源端子)へ迂回させることにより、半導体集積装置の静電破壊を防止している。
この半導体集積装置の内部回路102は、半導体集積装置の本来の機能を担保する回路であり、例えば、演算を行う論理回路およびデータを記憶するメモリなどから構成されている。また、半導体集積装置には、内部回路102に対して高電位側および低電位側の電源電位をそれぞれ供給する高電位電源配線VDD(VDD電源端子)および低電位電源配線VSS(VSS電源端子)が設けられている。
また、この半導体集積装置には、内部回路102の出力信号を外部に取り出すための出力回路として、CMOS105が設けられている。このCMOS105には、Pチャネル型MOSFETであるPMOS106とNチャネル型MOSFETであるNMOS103とが直列に設けられている。PMOS106のドレインとNMOS103のドレインとは相互に接続されており、CMOS105を構成するPMOS106のゲートおよびNMOS103のゲートは内部回路102の出力配線102aに接続されている。また、PMOS106のソースは高電位電源配線VDDに接続されており、NMOS103のソースは低電位電源配線VSSに接続されている。
さらに、この半導体集積装置には、外部接続端子OUTPUTとしての出力パッドが設けられている。この出力パッドは、配線を介して、PMOS106のドレインに接続されていると共に、電流制限抵抗104を介してNMOS103のドレインに接続され、保護NMOS101のドレインに接続されている。
しかし、上記従来の静電気保護回路100を、表示パネル駆動用半導体集積装置に適用した場合には、以下のような問題がある。
表示パネル駆動用半導体集積装置の出力回路は動作電圧が約10〜20Vと高いことから、正常に動作する保護NMOS101を形成することが非常に困難である。動作電圧が約10〜20Vとなる中耐圧用保護NMOS101の特性を図10に示している。
表示パネル駆動用半導体集積装置の出力回路は動作電圧が約10〜20Vと高いことから、正常に動作する保護NMOS101を形成することが非常に困難である。動作電圧が約10〜20Vとなる中耐圧用保護NMOS101の特性を図10に示している。
図10に示すように、保護NMOS101のドレイン電圧が23Vになった時点で、スナップバック動作が発生し、保護NMOS101のドレイン電流が増加する。保護NMOS101のドレイン電流が増加するので、サージ電流を迂回する能力が大きくなる。しかし、16.5V印加時のリーク電流は、スナップバック動作が発生するまでは1E−10A程度の微小電流であるが、スナップバック動作が発生した後には5E−7A程度まで増加する。このリーク電流の増加は、保護NMOS101の接合部分に破壊が生じたために生じるものと考えられている。保護用NMOS101でリーク電流が増加することにより、出力回路から正常な出力波形を出力することが不可能になる。このように、中耐圧用保護NMOS101はスナップバック動作をすると接合部分に破壊が生じ、リーク電流が増加するという不具合がある。
したがって、表示パネル駆動用半導体集積装置の出力回路の静電気保護回路としては、保護NMOS101のようなスナップバック動作を生じるような保護素子ではなく、ダイオードのようなスナップバック動作をしない保護素子を用いることが望ましい。
図11は、特許文献2に開示されている従来の表示パネル駆動用半導体集積装置の出力回路の静電気保護回路を示す回路図である。
図11は、特許文献2に開示されている従来の表示パネル駆動用半導体集積装置の出力回路の静電気保護回路を示す回路図である。
図11に示すように、従来の表示パネル駆動用半導体集積装置の出力回路の静電気保護回路200において、外部接続端子OUTPUTから印加された静電気放電による正極性のサージ電流は、第1導電型のダイオード201を介して電源端子(VDD電源端子)へ迂回する。また、外部接続端子OUTPUTから印加された静電気放電による負極性のサージ電流は、第2導電型のダイオード202を介して電源端子(VSS電源端子)へ迂回する。さらに、外部接続端子OUTPUTと半導体集積装置の内部回路203との間には電流制限抵抗204が存在しており、サージ電流が半導体集積装置の内部回路203に流れ込むのを制限している。
これによって、静電気保護回路200は、内部回路203のCMOS出力回路205の静電気保護機能を有している。CMOS出力回路205を構成するPMOS206のゲートおよびNMOS207のゲートは内部回路203の出力配線205aに接続されている。
しかし、上記従来の静電気保護回路200には、以下のような問題がある。これを図12を用いて説明する。
図12は、図11の静電気保護回路200および内部回路203のCMOS出力回路205におけるレイアウト例を示す平面図である。
図12に示すように、長手方向に平行に配置された第1導電型のダイオード201および第2導電型のダイオード202と、半導体集積装置の内部回路203との間に、長手方向に平行に電流制限抵抗204が配置されている。即ち、第1導電型のダイオード201および第2導電型のダイオード202の横に電流制限抵抗204が配置されている。また同様に、ここでは図示していないが、長手方向が縦方向に、第1導電型のダイオード201と第2導電型のダイオード202との間に電流制限抵抗204が配置されていてもよい。
要するに、第1導電型のダイオード201、第2導電型のダイオード202および電流制限抵抗204はそれらの長手方向が同一方向で平行に配置されている。
表示パネル駆動用半導体集積装置の特徴として、数百〜千を超える出力端子を有しており、半導体装置の形状が非常に細長い矩形をしていることがある。例えば、長辺方向の寸法が5〜20mmであるのに対し、短辺方向の寸法は0.5〜2mm程度である。長辺方向が長くなる理由は、多数の出力端子を長辺方向に並べて配置するのに起因する。また、半導体集積装置は円形のシリコンウェハを用いて製造することから、同じ直径のシリコンウェハからできるだけ多くの半導体集積装置を製造して半導体集積装置の単価を下げる目的で、半導体集積装置の短辺方向の寸法は小さくなっている。
このような非常に細長い矩形をしている表示パネル駆動用半導体集積装置に対して、静電気保護回路200のダイオード201および202と半導体集積装置の内部回路203との間に電流制限抵抗204を配置した場合には、短辺方向と直交する形で、ダイオード201および202および電流制限抵抗204が配置されているため、半導体集積装置の短辺方向の寸法縮小が制約されて困難であり、チップ面積の縮小および製造単価が下がらないという問題があった。
要するに、第1導電型のダイオード201、第2導電型のダイオード202および電流制限抵抗204はそれらの長手方向が同一方向で平行に配置されている。
表示パネル駆動用半導体集積装置の特徴として、数百〜千を超える出力端子を有しており、半導体装置の形状が非常に細長い矩形をしていることがある。例えば、長辺方向の寸法が5〜20mmであるのに対し、短辺方向の寸法は0.5〜2mm程度である。長辺方向が長くなる理由は、多数の出力端子を長辺方向に並べて配置するのに起因する。また、半導体集積装置は円形のシリコンウェハを用いて製造することから、同じ直径のシリコンウェハからできるだけ多くの半導体集積装置を製造して半導体集積装置の単価を下げる目的で、半導体集積装置の短辺方向の寸法は小さくなっている。
このような非常に細長い矩形をしている表示パネル駆動用半導体集積装置に対して、静電気保護回路200のダイオード201および202と半導体集積装置の内部回路203との間に電流制限抵抗204を配置した場合には、短辺方向と直交する形で、ダイオード201および202および電流制限抵抗204が配置されているため、半導体集積装置の短辺方向の寸法縮小が制約されて困難であり、チップ面積の縮小および製造単価が下がらないという問題があった。
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、ダイオードと電流制限抵抗などの配置関係を最適化することにより、短辺方向寸法を縮小し、占有面積が狭く製造単価の安い静電気保護回路を用いた半導体集積装置を提供することを目的とする。
本発明の半導体集積装置は、外部接続端子と内部回路との間に、該外部接続端子からの正極性のサージ電流を流すための第1保護手段と、該外部接続端子からの負極性のサージ電流を流すための第2保護手段と、該外部接続端子から該内部回路への入力電流を制限するための電流制限抵抗とを有する静電気保護回路が配設され、該電流制限抵抗の長辺方向が半導体集積装置の短辺方向と平行であるように該電流制限抵抗が配置されているものであり、そのことにより上記目的が達成される。
また、好ましくは、本発明の半導体集積装置において、前記第1保護手段は、分割された複数の第1導電型のダイオードであり、前記第2保護手段は、分割された複数の第2導電型のダイオードである。
さらに、好ましくは、本発明の半導体集積装置において、前記外部接続端子と、前記複数の第1導電型のダイオードのアノード端子と、前記複数の第2導電型のダイオードのカソード端子と、前記電流制限抵抗の一方の端子とが共通に接続されて、前記電流制限抵抗の他方の端子が前記内部回路に接続されており、該複数の第1導電型のダイオードのカソード端子は第1基準電源端子に接続され、該複数の第2導電型のダイオードのアノード端子は第2基準電源端子に接続されている。
さらに、好ましくは、本発明の半導体集積装置における電流制限抵抗は、前記第1導電型のダイオードの分割された横方向のダイオードに挟まれて横方向にレイアウトされていると共に、前記第2導電型のダイオードの分割された横方向のダイオードに挟まれて横方向にレイアウトされている。
さらに、好ましくは、本発明の半導体集積装置における電流制限抵抗は、前記第1導電型のダイオードの分割された横方向のダイオードと、前記第2導電型のダイオードの分割された横方向のダイオードとの間に挟まれて横方向にレイアウトされている。
さらに、好ましくは、本発明の半導体集積装置において、前記複数の第1導電型のダイオードは2分割した2つの第1導電型のダイオードであり、前記複数の第2導電型のダイオードは2分割した2つの第2導電型のダイオードである。
さらに、好ましくは、本発明の半導体集積装置において、前記複数の第1導電型のダイオードはN分割したN(Nは3以上の整数)個の第1導電型のダイオードであり、前記複数の第2導電型のダイオードはN分割したN個の第2導電型のダイオードである。
さらに、好ましくは、本発明の半導体集積装置において、前記2つの第1導電型のダイオードを各長辺方向に一列に配置したときの長手方向の合計寸法、前記2つの第2導電型のダイオードを各長辺方向に一列に配置したときの長手方向の合計寸法、または、該2つの第1導電型のダイオードの一方と該2つの第2導電型のダイオードの一方とを各長辺方向に一列に配置したときの長手方向の合計寸法は、2つに分割する前の第1導電型のダイオードおよび第2導電型のダイオードを長辺方向が平行になるように配置すると共に、当該長辺方向と平行になるように前記電流制限抵抗の長辺方向を配置するときの各短辺側の合計寸法よりも短い寸法である。
さらに、好ましくは、本発明の半導体集積装置において、前記第1保護手段は第1導電型のダイオードであり、前記第2保護手段は第2導電型のダイオードであって、該第1導電型のダイオードおよび該第2導電型のダイオードの各長手方向を平行に配置し、該第1導電型のダイオードおよび該第2導電型のダイオードの上方に、該ダイオードの長手方向に交差するように電流制限抵抗が横方向に配設されている。
さらに、好ましくは、本発明の半導体集積装置において、前記外部接続端子と、前記第1導電型のダイオードのアノード端子と、前記第2導電型のダイオードのカソード端子と、前記電流制限抵抗の一方の端子とが共通に接続されて、前記電流制限抵抗の他方の端子が前記内部回路に接続されており、該第1導電型のダイオードのカソード端子は第1基準電源端子に接続され、該第2導電型のダイオードのアノード端子は第2基準電源端子に接続されている。
さらに、好ましくは、本発明の半導体集積装置において、前記第1導電型のダイオードはP型のダイオードであり、前記第2導電型のダイオードはN型のダイオードである。
さらに、好ましくは、本発明の半導体集積装置において、前記第1保護手段は第1導電型MOSトランジスタであり、前記第2保護手段は第2導電型MOSトランジスタであり、該第1導電型MOSトランジスタおよび該第2導電型MOSトランジスタの各ゲート電極が前記電流制限抵抗を兼用している。
さらに、好ましくは、本発明の半導体集積装置において、前記外部接続端子と、前記第1導電型MOSトランジスタのソース、ドレインおよびゲート電極と、第2導電型MOSトランジスタのソース、ドレイン電極とが共通に接続されて、該第1導電型MOSトランジスタの基板電極は第1基準電源端子に接続され、該第2導電型MOSトランジスタの基板電極は第2基準電源端子に接続されて、該第2導電型MOSトランジスタのゲート電極は前記内部回路に接続されている。
さらに、好ましくは、本発明の半導体集積装置における電流制限抵抗の長辺方向が、前記第1導電型MOSトランジスタおよび前記第2導電型MOSトランジスタの各長辺方向に直交するように、該第1導電型MOSトランジスタおよび該第2導電型MOSトランジスタの上方に配置されている。
さらに、好ましくは、本発明の半導体集積装置における電流制限抵抗は、ポリシリコン膜、または該ポリシリコン膜と高融点金属膜との複合膜で構成されている。
さらに、好ましくは、本発明の半導体集積装置における静電気保護回路は、前記内部回路の出力回路または/および入力回路に接続されている。
さらに、好ましくは、本発明の半導体集積装置において、前記出力回路および前記入力回路はCMOS回路で構成されている。
さらに、好ましくは、本発明の半導体集積装置における外部接続端子は、前記電流制限抵抗を介して前記内部回路に接続された入力端子または/および出力端子である。
さらに、好ましくは、本発明の半導体集積装置における内部回路は、演算を行う論理回路、データを記憶するメモリおよび表示パネル駆動用回路の少なくともいずれかである。
さらに、好ましくは、本発明の半導体集積装置において、前記第1基準電源端子は電源電圧端子であり、前記第2基準電源端子は接地電圧端子である。
上記構成により、以下、本発明の作用を説明する。
本発明においては、外部接続端子と内部回路との間に、外部接続端子からの正極性のサージ電流を流すための第1保護手段と、外部接続端子からの負極性のサージ電流を流すための第2保護手段と、外部接続端子から該内部回路への入力電流を制限するための電流制限抵抗とを有する静電気保護回路が配設され、電流制限抵抗の長辺方向が半導体集積装置の短辺方向と平行であるように該電流制限抵抗が配置されている。
その一事例として具体的には、第1保護手段は複数の第1導電型のダイオードであり、第2保護手段は複数の第2導電型のダイオードである。外部接続端子と、複数の第1導電型のダイオードのアノード端子と、複数の第2導電型のダイオードのカソード端子と、電流制限抵抗の一方の端子とが共通に接続されて、電流制限抵抗の他方の端子が内部回路に接続されており、複数の第1導電型のダイオードのカソード端子は第1基準電源端子に接続され、複数の第2導電型のダイオードのアノード端子は第2基準電源端子に接続されている。
また、他の事例として具体的には、第1保護手段は第1導電型MOSトランジスタであり、第2保護手段は第2導電型MOSトランジスタであり、第1導電型MOSトランジスタおよび第2導電型MOSトランジスタの各ゲート電極が電流制限抵抗を兼用している。外部接続端子と、第1導電型MOSトランジスタのソース、ドレインおよびゲート電極と、第2導電型MOSトランジスタのソース、ドレイン電極とが共通に接続されて、第1導電型MOSトランジスタの基板電極は第1基準電源端子に接続され、第2導電型MOSトランジスタの基板電極は第2基準電源端子に接続されて、第2導電型MOSトランジスタのゲート電極は前記内部回路に接続されている。
これによって、ダイオードを分割して個々のサイズを小さくし、静電気保護回路の電流制限抵抗を、長手方向の各ダイオード間に横方向に配置して、半導体集積装置の短辺方向の寸法を縮小することが可能となる。この静電気保護回路のレイアウトにより、半導体集積装置の短辺方向の寸法縮小が可能となることから、シリコンウェハからより多くの半導体集積装置を製造することが可能となって、半導体集積装置の製造単価を下げることが可能となる。
また、ダイオードの上方に、ダイオードの長手方向とクロスするように電流制限抵抗を配置し、または、第1導電型MOSトランジスタおよび第2導電型MOSトランジスタの各ゲート電極が電流制限抵抗を兼用して、半導体集積装置の短辺方向の寸法を縮小することが可能となる。このような静電気保護回路のレイアウトにより、半導体集積装置の短辺方向の寸法縮小が可能となることから、シリコンウェハからより多くの半導体集積装置を製造することが可能となって、半導体集積装置の製造単価を下げることが可能となる。
以上により、本発明によれば、ダイオードを分割して個々のサイズを小さくし、静電気保護回路の電流制限抵抗を、長手方向の各ダイオード間に横方向にレイアウトする。また、ダイオードの上方に、ダイオードの長手方向とクロスするように電流制限抵抗をレイアウトし、または、第1導電型MOSトランジスタおよび第2導電型MOSトランジスタの各ゲート電極が連続して電流制限抵抗を兼用するようにレイアウトする。これらのような静電気保護回路のレイアウトにより、半導体集積装置の短辺方向の寸法縮小が可能となることから、シリコンウェハからより多くの半導体集積装置を製造することができて、半導体集積装置の製造単価を下げることができる。
以下に、本発明の表示パネル駆動用半導体集積装置の出力回路の静電気保護回路の実施形態1〜4について図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1における表示パネル駆動用半導体集積装置の出力回路の静電気保護回路を示す回路図である。
図1は、本発明の実施形態1における表示パネル駆動用半導体集積装置の出力回路の静電気保護回路を示す回路図である。
図1において、本実施形態1の出力回路の静電気保護回路10は、外部接続端子からの正極性のサージ電流を流すための第1導電型のダイオードを2分割した第1保護手段としての第1導電型のダイオード1およびダイオード2と、外部接続端子からの負極性のサージ電流を流すための第2導電型のダイオードを2分割した第2保護手段としての第2導電型のダイオード3およびダイオード4と、外部接続端子から内部回路5への入力電流を制限するための電流制限抵抗6とを有している。
これらのダイオード1およびダイオード2のアノード電極と、ダイオード3およびダイオード4のカソード電極と、他方の端子が内部回路5に接続された電流制限抵抗6の一方の端子とが、外部接続端子としての出力端子OUTPUTに接続されて出力回路の静電気保護回路10を構成している。
また、電流制限抵抗6の他方の端子は、内部回路5の出力回路を構成するPMOS8とNMOS9との各々のドレイン端子に接続されている。二つの第1導電型のダイオード1,2のカソード端子は第1基準電源端子としての高電位電源配線VDD(VDD電源端子)に接続され、二つの第2導電型のダイオード3,4のアノード端子は第2基準電源端子としての低電位電源配線VSS(VSS電源端子)に接続されている。
表示パネル駆動用半導体集積装置の内部回路5は、半導体集積装置の本来の機能を担保する回路であり、例えば表示パネル駆動用回路の他に、演算を行う論理回路およびデータを記憶するメモリなどから構成されている。
また、表示パネル駆動用半導体集積装置には、内部回路5に対して高電位側および低電位側の電源電位をそれぞれ供給する第1基準電源端子としての高電位電源配線VDD(VDD電源端子)、および第2基準電源端子としての低電位電源配線VSS(VSS電源端子)が設けられている。
電流制限抵抗6は、ポリシリコンまたは、ポリシリコンと高融点金属の積層膜で構成されている。
上記構成により、出力端子OUTPUTから印加された静電気放電による正極性のサージ電流は、出力端子OUTPUTから第1導電型のダイオード1およびダイオード2を介して電源端子VDD(VDD端子)に迂回して流れる。また、負極性のサージ電流は、出力端子OUTPUTから第2導電型のダイオード3およびダイオード4を介して電源端子VSS(VSS端子)に迂回して流れる。
いずれの極性の場合も、出力端子OUTPUTと内部回路5との間には、電流制限抵抗6が存在するので、サージ電流は内部回路5側に流れ込むことなく、サージ電流の極性に応じたダイオード1,2またはダイオード3,4を介して電源端子に迂回して流れる。
このような静電気保護回路10を有することにより、半導体集積装置の内部回路5にはサージ電流が流れ込むことが防止できるので、過大な電圧が半導体集積装置内に印加されることから回避できて、半導体集積装置の内部回路5が破壊されるのを防止することができる。
図2は、図1の出力回路の静電気保護回路および内部回路のCMOS出力回路におけるレイアウト例を示す平面図である。
図2に示すように、電流制限抵抗6の長辺方向が半導体集積装置の短辺方向と平行であるように電流制限抵抗6が配置されている。電流制限抵抗6は、第1導電型のダイオード1とダイオード2との間に配置されていると共に、第2導電型のダイオード3とダイオード4との間に配置されている。
この場合、分割された2つの第1導電型のダイオードおよび2つの第2導電型のダイオードは、分割する前の第1導電型のダイオードおよび第2導電型のダイオードに比べて、それらの長辺方向および短辺方向のサイズを小さく構成することができる。この場合、ダイオードの電流容量はダイオードの面積と周囲長に依存することから、ダイオードを分割しても、電流容量は必ずしも小さくなるとは限らない。
したがって、図2に示すように、2つの第1導電型のダイオード1,2の一方と2つの第2導電型のダイオード3,4の一方とを各長辺方向に一列に配置したときの長手方向の合計寸法Aは、図12に示すように、2つに分割する前の第1導電型のダイオード201および第2導電型のダイオード202を長辺方向が平行になるように配置すると共に、当該長辺方向と平行になるように電流制限抵抗204の長辺方向を配置するときの各短辺側の合計寸法A’よりも短い寸法となる。
これによって、静電気保護回路10を構成する各素子をこのように配置することにより、半導体集積装置の短辺方向の寸法を縮小することが可能となる。
以上により、本実施形態1によれば、ダイオードを分割して個々のサイズを小さくし、横方向配置の分割ダイオード1,2間で、かつ横方向配置の分割ダイオード3,4間に電流制限抵抗6を横方向に配置することにより、半導体集積装置の短辺方向の寸法縮小が可能となる静電気保護回路10のレイアウトを得ることができる。このように、静電気保護回路10を配置することにより、半導体集積装置の短辺方向の寸法縮小(10パーセント〜20パーセントの寸法縮小)が可能となることから、シリコンウェハからより多くの半導体集積装置を製造することが可能となって、半導体集積装置の製造単価を下げることが可能となる。
なお、本実施形態1では、図2に示すように、ダイオードを分割して個々のサイズを小さくし、電流制限抵抗6は、分割された長手方向の第1導電型のダイオード1,2に挟まれて横方向にレイアウトされていると共に、分割された長手方向の第2導電型のダイオード3,4に挟まれて横方向にレイアウトされている場合について説明したが、これに限らず、図3に示すように、電流制限抵抗6は、分割された第1導電型のダイオード1,2と、分割された第2導電型のダイオード3,4との間に挟まれてレイアウトされていてもよい。即ち、長手方向に一列に配列された第1導電型のダイオード1およびダイオード2と、長手方向に一列に配列された第2導電型のダイオード3およびダイオード4との間に電流制限抵抗6が横方向(長手方向が左右方向)に配置されていてもよい。
この場合、分割された2つの第1導電型のダイオード1,2を各長辺方向に一列に配置したときの長手方向の合計寸法、および、2つの第2導電型のダイオード3,4を各長辺方向に一列に配置したときの長手方向の合計寸法の長い方の寸法は、図12に示すように、2つに分割する前の第1導電型のダイオード201および第2導電型のダイオード202を長辺方向が平行になるように縦方向(長手方向が上下方向)に配置すると共に、当該長辺方向と平行になるように電流制限抵抗204の長辺方向を配置するときの各短辺側の合計寸法よりも短い寸法となる。
(実施形態2)
上記実施形態1では、表示パネル駆動用半導体集積装置の出力回路の静電気保護回路10について説明したが、本実施形態2では、表示パネル駆動用半導体集積装置の入力回路の静電気保護回路について説明する。
上記実施形態1では、表示パネル駆動用半導体集積装置の出力回路の静電気保護回路10について説明したが、本実施形態2では、表示パネル駆動用半導体集積装置の入力回路の静電気保護回路について説明する。
図4は、本発明の実施形態1における表示パネル駆動用半導体集積装置の入力回路の静電気保護回路を示す回路図である。
図4において、本実施形態1の入力回路の静電気保護回路20は、外部接続端子からの正極性のサージ電流を流すための第1導電型のダイオードを2分割した第1保護手段としての第1導電型のダイオード11およびダイオード12と、外部接続端子からの負極性のサージ電流を流すための第2導電型のダイオードを2分割した第2保護手段としての第2導電型のダイオード13およびダイオード14と、外部接続端子から内部回路5への入力電流を制限するための電流制限抵抗16とを有している。
これらのダイオード11およびダイオード12のアノード電極と、ダイオード13およびダイオード14のカソード電極と、他方の端子が内部回路5に接続された電流制限抵抗16の一方の端子とが、外部接続端子としての入力端子INPUTに接続されて入力回路の静電気保護回路20を構成している。
また、電流制限抵抗16の他方の端子は、内部回路15の入力回路を構成するPMOS18とNMOS19との各々のゲート端子に接続されている。二つの第1導電型のダイオード1,2のカソード端子は第1基準電源端子としての高電位電源配線VDD(VDD電源端子)に接続され、二つの第2導電型のダイオード3,4のアノード端子は第2基準電源端子としての低電位電源配線VSS(VSS電源端子)に接続されている。
電流制限抵抗16は、ポリシリコンまたは、ポリシリコンと高融点金属の積層膜で構成されている。
上記構成により、入力端子INPUTから印加された静電気放電による正極性のサージ電流は、入力端子INPUTから第1導電型のダイオード11およびダイオード12を介して電源端子VDD(VDD端子)に迂回して流れる。また、負極性のサージ電流は、入力端子INPUTから第2導電型のダイオード13およびダイオード14を介して電源端子VSS(VSS端子)に迂回して流れる。
いずれの極性の場合も、入力端子INPUTと内部回路15との間には、電流制限抵抗16が存在するので、サージ電流は内部回路15側に流れ込むことなく、サージ電流の極性に応じたダイオード11,12またはダイオード13,14を介して電源端子に迂回して流れる。
このような静電気保護回路20を有することにより、半導体集積装置の内部回路15にはサージ電流が流れ込むことが防止できるので、過大な電圧が半導体集積装置内に印加されることから回避できて、半導体集積装置の内部回路15が破壊されるのを防止することができる。
図5は、図4の入力回路の静電気保護回路20および内部回路15のCMOS入力回路におけるレイアウト例を示す平面図である。
図5に示すように、電流制限抵抗16の長辺方向が半導体集積装置の短辺方向と平行であるように電流制限抵抗16が配置されている。電流制限抵抗16は、第1導電型のダイオード11とダイオード12との間に配置されていると共に、第2導電型のダイオード13とダイオード14との間に配置されている。
この場合、分割された2つの第1導電型のダイオード11,12および2つの第2導電型のダイオード13,14は、分割する前の第1導電型のダイオードおよび第2導電型のダイオードに比べて、それらの長辺方向および短辺方向のサイズを小さく構成することができる。
したがって、図5に示すように、2つの第1導電型のダイオード11,12の一方と2つの第2導電型のダイオード13,14の一方とを各長辺方向に一列に配置したときの長手方向の合計寸法Aは、図9に示すように、2つに分割する前の第1導電型のダイオード201および第2導電型のダイオード202を長辺方向が平行になるように配置すると共に、当該長辺方向と平行になるように電流制限抵抗204の長辺方向を配置するときの各短辺側の合計寸法A’よりも短い寸法となる。
これによって、静電気保護回路20を構成する各素子をこのように配置することにより、半導体集積装置の短辺方向の寸法を縮小することが可能となる。
以上により、本実施形態2によれば、ダイオードを分割して個々のサイズを小さくし、横方向配置の分割ダイオード1,2間で、かつ横方向配置の分割ダイオード3,4間に電流制限抵抗6を横方向に配置することにより、半導体集積装置の短辺方向の寸法縮小が可能となる静電気保護回路20を得ることができる。このように、静電気保護回路20を配置することにより、半導体集積装置の短辺方向の寸法縮小(10パーセント〜20パーセントの寸法縮小)が可能となることから、シリコンウェハからより多くの半導体集積装置を製造することが可能となって、半導体集積装置の製造単価を下げることが可能となる。
なお、本実施形態2では、図4に示すように、電流制限抵抗16は、分割された第1導電型のダイオード11,12に挟まれてレイアウトされていると共に、分割された第2導電型のダイオード13,14に挟まれてレイアウトされている場合について説明したが、これに限らず、図6に示すように、電流制限抵抗16は、分割された第1導電型のダイオード11,12と、分割された第2導電型のダイオード13,14との間に挟まれてレイアウトされていてもよい。即ち、長手方向に一列に配列された第1導電型のダイオード11およびダイオード12と、長手方向に一列に配列された第2導電型のダイオード13およびダイオード14との間に電流制限抵抗16が横方向(長手方向が左右方向)に配置されていてもよい。
この場合、分割された2つの第1導電型のダイオード11,12を各長辺方向に一列に配置したときの長手方向の合計寸法、および、2つの第2導電型のダイオード13,14を各長辺方向に一列に配置したときの長手方向の合計寸法の長い方の寸法は、図9に示すように、2つに分割する前の第1導電型のダイオード201および第2導電型のダイオード202を長辺方向が平行になるように縦方向(長手方向が上下方向)に配置すると共に、当該長辺方向と平行になるように電流制限抵抗204の長辺方向を配置するときの各短辺側の合計寸法よりも短い寸法となる。
なお、上記実施形態1では、静電気保護回路10が内部回路5の出力回路に接続されている場合について説明し、上記実施形態2では、静電気保護回路20が内部回路15の入力回路に接続されている場合について説明したが、これに限らず、本発明の静電気保護回路は、内部回路の出力回路および入力回路に共に接続されている場合についても適用することができる。つまり、静電気保護回路は、出力回路用および入力回路用に2つ設けるかまたは共通に設けることもできる。また同様に、上記実施形態1、2では、外部接続端子は、電流制限抵抗を介して内部回路に接続された入力端子または出力端子である場合について説明したが、これに限らず、外部接続端子は、電流制限抵抗を介して内部回路に接続される入出力端子であってもよい。
なお、上記実施形態1,2では、第1導電型のダイオードを2分割した2つの第1導電型のダイオードと、第2導電型のダイオードを2分割した2つの第2導電型のダイオードとを有する場合の図2、図3、図5および図6のレイアウト構成について説明したが、これに限らず、図7(a)に示すように、第1導電型のダイオードおよび第2導電型のダイオードをそれぞれ3分割して、3つの第1導電型のダイオード1a〜1cと、3つの第2導電型のダイオード3a〜3cとを有するレイアウト構成とすることもできる。
この場合のレイアウト構成は、図3の静電気保護回路10のレイアウト構成の横に、残る2つの第1導電型のダイオード1cおよび第2導電型のダイオード3cを、半導体集積装置の短辺方向に直交する縦方向に一列にその長手方向を配置することができる。
また、図7(b)に示すように、第1導電型のダイオードおよび第2導電型のダイオードをそれぞれ4分割して、4つの第1導電型のダイオード2c,2dと、4つの第2導電型のダイオード4c,4dとを有するレイアウト構成とすることもできる。
この場合のレイアウト構成は、図4の静電気保護回路10のレイアウト構成の横に、残る4つの第1導電型のダイオード2c,2dおよび第2導電型のダイオード4c,4dのうち、2つの第1導電型のダイオード2cおよび第2導電型のダイオード4cを半導体集積装置の短辺方向に直交する縦方向に一列にその長手方向を配置すると共に、さらにその横に、2つの第1導電型のダイオード2dおよび第2導電型のダイオード4dを半導体集積装置の短辺方向に直交する縦方向に一列にその長手方向を配置することができる。
または、図2および図5の静電気保護回路10,20のレイアウト構成と同じレイアウト構成を左右(上記半導体集積装置の短辺方向)に隣接して配置してもよい。これを繰り返して、第1導電型のダイオードをN分割したN(Nは3以上の整数)個の第1導電型のダイオードと、第2導電型のダイオードをN分割したN個の第2導電型のダイオードとを有するレイアウト構成とすることもできる。
したがって、第1導電型のダイオードをN分割したN(Nは3以上の整数)個の第1導電型のダイオードと、第2導電型のダイオードをN分割したN個の第2導電型のダイオードとを有するレイアウト構成においても、ダイオードと電流制限抵抗の配置関係を最適化することにより、半導体集積装置の短辺方向の縮小し、占有面積が狭く製造単価の安い半導体集積装置を実現する本発明の目的を達成することができる。
(実施形態3)
上記実施形態1、2では、表示パネル駆動用半導体集積装置の出力回路または入力回路の静電気保護回路10,20において、第1導電型のダイオードを2分割し、かつ第2導電型のダイオードを2分割する場合について説明したが、本実施形態3では、第1導電型のダイオードおよび第2導電型のダイオードを分割する代わりに、第1導電型のダイオードおよび第2導電型のダイオードの上方にダイオードの長手方向に交差するように電流制限抵抗を配設する場合について説明する。
上記実施形態1、2では、表示パネル駆動用半導体集積装置の出力回路または入力回路の静電気保護回路10,20において、第1導電型のダイオードを2分割し、かつ第2導電型のダイオードを2分割する場合について説明したが、本実施形態3では、第1導電型のダイオードおよび第2導電型のダイオードを分割する代わりに、第1導電型のダイオードおよび第2導電型のダイオードの上方にダイオードの長手方向に交差するように電流制限抵抗を配設する場合について説明する。
図8は、本発明の実施形態3の表示パネル駆動用半導体集積装置におけるCMOS入力回路またはCMOS出力回路の静電気保護回路および内部回路のレイアウト例を示す平面図である。
図8において、本実施形態3の半導体集積装置の静電気保護回路30は、外部接続端子と内部回路25との間に、外部接続端子からの正極性のサージ電流を流すための第1保護手段としての第1導電型のダイオード21と、外部接続端子からの負極性のサージ電流を流すための第2保護手段としての第2導電型のダイオード22と、外部接続端子から内部回路25への入力電流を制限するための電流制限抵抗26とを有している。
電流制限抵抗26の一方の端子は外部接続端子に接続され、電流制限抵抗26の他方の端子は、内部回路25の入力回路または出力回路を構成するPMOS28とNMOS29との各々のゲート端子または各々のドレイン端子に接続されている。
外部接続端子と、第1導電型のダイオード21のアノード端子と、第2導電型のダイオード22のカソード端子と、電流制限抵抗26の一方の端子とが共通に接続されて、電流制限抵抗26の他方の端子が内部回路25に接続されており、第1導電型のダイオード21のカソード端子は第1基準電源端子としての高電位電源配線VDD(VDD電源端子)に接続され、第2導電型のダイオード22のアノード端子は第2基準電源端子としての低電位電源配線VSS(VSS電源端子)に接続されている。
電流制限抵抗26の長辺方向が半導体集積装置の短辺方向と平行であるように電流制限抵抗26が配置されている。第1導電型のダイオード21および第2導電型のダイオード22の各長手方向を平行に縦方向になるように配置し、第1導電型のダイオード21および第2導電型のダイオード22の上方に、層間絶縁膜を介して各ダイオード21,22の長手方向に交差するように電流制限抵抗26が横方向(半導体集積装置の短辺方向)に配設されている。
以上により、本実施形態3によれば、各ダイオード21,22の上方に、各ダイオード21,22の長手方向と直交するように電流制限抵抗26を横方向(半導体集積装置の短辺方向)に配置して、電流制限抵抗26のスペース分だけ、半導体集積装置の短辺方向の寸法を縮小することができる。このような静電気保護回路30の基板面に垂直方向(深さ方向)のレイアウトにより、半導体集積装置の短辺方向の寸法を縮小することができることから、シリコンウェハからより多くの半導体集積装置を製造することが可能となって、半導体集積装置の製造単価を下げることができる。
(実施形態4)
本実施形態4の半導体集積装置の静電気保護回路は、本実施形態3の半導体集積装置の静電気保護回路30の各ダイオード21,22の代わりに、第1導電型MOSトランジスタ21と第2導電型MOSトランジスタ22とを用いた場合について説明する。この場合について図8を用いて説明する。なお、図8の各ダイオード21,22を第1導電型MOSトランジスタ21および第2導電型MOSトランジスタ22として説明する。
本実施形態4の半導体集積装置の静電気保護回路は、本実施形態3の半導体集積装置の静電気保護回路30の各ダイオード21,22の代わりに、第1導電型MOSトランジスタ21と第2導電型MOSトランジスタ22とを用いた場合について説明する。この場合について図8を用いて説明する。なお、図8の各ダイオード21,22を第1導電型MOSトランジスタ21および第2導電型MOSトランジスタ22として説明する。
図8に示すように、本実施形態4の半導体集積装置の静電気保護回路40は、外部接続端子と内部回路25との間に、外部接続端子からの正極性のサージ電流を流すための第1保護手段としての第1導電型MOSトランジスタ21と、外部接続端子からの負極性のサージ電流を流すための第2保護手段としての第2導電型MOSトランジスタ22と、外部接続端子から内部回路25への入力電流を制限するための電流制限抵抗26とを有している。
電流制限抵抗26の一方の端子は外部接続端子に接続され、電流制限抵抗26の他方の端子は、内部回路25の入力回路または出力回路を構成するPMOS28とNMOS29との各々のゲート端子または各々のドレイン端子に接続されている。
外部接続端子と、第1導電型MOSトランジスタ21のソース、ドレインおよびゲート電極と、第2導電型MOSトランジスタ22のソース、ドレイン電極とが共通に接続され、第1導電型MOSトランジスタ21の基板電極は第1基準電源端子としての高電位電源配線VDD(VDD電源端子)に接続され、第2導電型MOSトランジスタ22の基板電極は第2基準電源端子としての低電位電源配線VSS(VSS電源端子)に接続されて、第2導電型MOSトランジスタ22のゲート電極は内部回路25に接続されている。
電流制限抵抗26の長辺方向が半導体集積装置の短辺方向と平行であるように電流制限抵抗26が配置されている。電流制限抵抗26は、第1導電型MOSトランジスタ21および第2導電型MOSトランジスタ22の各ゲート電極に兼用されている。
ここでは、電流制限抵抗26の長辺方向が、第1導電型MOSトランジスタ21および第2導電型MOSトランジスタ22の各長辺方向に直交するように、第1導電型MOSトランジスタ21および第2導電型MOSトランジスタ22の上方に配置されている。
以上により、本実施形態3によれば、ダイオードの上方に、ダイオードの長手方向と直交するように電流制限抵抗を横方向に配置して、第1導電型MOSトランジスタ21および第2導電型MOSトランジスタ22の各ゲート電極を電流制限抵抗26と兼用することで、電流制限抵抗26のスペース分だけ、半導体集積装置の短辺方向の寸法を縮小することができる。このような静電気保護回路30の基板面に垂直方向のレイアウトにより、半導体集積装置の短辺方向の寸法を縮小することができることから、シリコンウェハからより多くの半導体集積装置を製造することが可能となって、半導体集積装置の製造単価を下げることができる。
なお、本実施形態1〜4では、特に詳細には説明しなかったが、外部接続端子と内部回路との間に、外部接続端子からの正極性のサージ電流を流すための第1保護手段と、外部接続端子からの負極性のサージ電流を流すための第2保護手段と、外部接続端子から内部回路への入力電流を制限するための電流制限抵抗とを有する静電気保護回路が配設され、電流制限抵抗の長辺方向が半導体集積装置の短辺方向と平行であるように電流制限抵抗が配置されていることにより、ダイオードと電流制限抵抗の配置関係が最適化されて、半導体集積装置の短辺方向の縮小し、占有面積が狭く製造単価の安い半導体集積装置を実現することができる本発明の目的を達成することができる。
なお、本実施形態1〜4では、特に説明しなかったが、第1導電型のダイオードはP型のダイオードであり、第2導電型のダイオードはN型のダイオードであれば、保護動作時の電流容量を大きく取ることができて安全である。
以上のように、本発明の好ましい実施形態1〜4を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態1〜4に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態1〜4の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、静電破壊を防止するための静電気保護回路および、この静電気保護回路が用いられた例えば表示パネル駆動用半導体集積装置などの半導体集積装置の分野において、ダイオードを分割して個々のサイズを小さくし、静電気保護回路の電流制限抵抗を、長手方向の各ダイオード間に横方向にレイアウトする。また、ダイオードの上方に、ダイオードの長手方向とクロスするように電流制限抵抗をレイアウトし、または、第1導電型MOSトランジスタおよび第2導電型MOSトランジスタの各ゲート電極が連続して電流制限抵抗を兼用するようにレイアウトする。これらのような静電気保護回路のレイアウトにより、半導体集積装置の短辺方向の寸法縮小が可能となることから、シリコンウェハからより多くの半導体集積装置を製造することができて、半導体集積装置の製造単価を下げることができる。
1、2、11、12 第1導電型のダイオード
3、4、13、14 第2導電型のダイオード
5,15 内部回路
6、16 電流制限抵抗
7、17 CMOS
8,18 PMOS
9,19 NMOS
10 出力回路の静電気保護回路
20 入力回路の静電気保護回路
21 第1導電型のダイオード(または第1導電型MOSトランジスタ)
22 第2導電型のダイオード(または第2導電型MOSトランジスタ)
25 内部回路
26 電流制限抵抗
27 CMOS回路
28 PMOS
29 NMOS
30、40 内部回路の静電気保護回路
OUTPUT 出力端子
INPUT 入力端子
VDD 高電位電源配線
VSS 低電位電源配線
3、4、13、14 第2導電型のダイオード
5,15 内部回路
6、16 電流制限抵抗
7、17 CMOS
8,18 PMOS
9,19 NMOS
10 出力回路の静電気保護回路
20 入力回路の静電気保護回路
21 第1導電型のダイオード(または第1導電型MOSトランジスタ)
22 第2導電型のダイオード(または第2導電型MOSトランジスタ)
25 内部回路
26 電流制限抵抗
27 CMOS回路
28 PMOS
29 NMOS
30、40 内部回路の静電気保護回路
OUTPUT 出力端子
INPUT 入力端子
VDD 高電位電源配線
VSS 低電位電源配線
Claims (20)
- 外部接続端子と内部回路との間に、該外部接続端子からの正極性のサージ電流を流すための第1保護手段と、該外部接続端子からの負極性のサージ電流を流すための第2保護手段と、該外部接続端子から該内部回路への入力電流を制限するための電流制限抵抗とを有する静電気保護回路が配設され、該電流制限抵抗の長辺方向が半導体集積装置の短辺方向と平行であるように該電流制限抵抗が配置されている半導体集積装置。
- 前記第1保護手段は、分割された複数の第1導電型のダイオードであり、前記第2保護手段は、分割された複数の第2導電型のダイオードである請求項1に記載の半導体集積装置。
- 前記外部接続端子と、前記複数の第1導電型のダイオードのアノード端子と、前記複数の第2導電型のダイオードのカソード端子と、前記電流制限抵抗の一方の端子とが共通に接続されて、前記電流制限抵抗の他方の端子が前記内部回路に接続されており、該複数の第1導電型のダイオードのカソード端子は第1基準電源端子に接続され、該複数の第2導電型のダイオードのアノード端子は第2基準電源端子に接続されている請求項2に記載の半導体集積装置。
- 前記電流制限抵抗は、前記第1導電型のダイオードの分割された横方向のダイオードに挟まれて横方向にレイアウトされていると共に、前記第2導電型のダイオードの分割された横方向のダイオードに挟まれて横方向にレイアウトされている請求項2または3に記載の半導体集積装置。
- 前記電流制限抵抗は、前記第1導電型のダイオードの分割された横方向のダイオードと、前記第2導電型のダイオードの分割された横方向のダイオードとの間に挟まれて横方向にレイアウトされている請求項2または3に記載の半導体集積装置。
- 前記複数の第1導電型のダイオードは2分割した2つの第1導電型のダイオードであり、前記複数の第2導電型のダイオードは2分割した2つの第2導電型のダイオードである請求項2に記載の半導体集積装置。
- 前記複数の第1導電型のダイオードはN分割したN(Nは3以上の整数)個の第1導電型のダイオードであり、前記複数の第2導電型のダイオードはN分割したN個の第2導電型のダイオードである請求項2に記載の半導体集積装置。
- 2つの第1導電型のダイオードを各長辺方向に一列に配置したときの長手方向の合計寸法、2つの第2導電型のダイオードを各長辺方向に一列に配置したときの長手方向の合計寸法、または、該2つの第1導電型のダイオードの一方と該2つの第2導電型のダイオードの一方とを各長辺方向に一列に配置したときの長手方向の合計寸法は、2つに分割する前の第1導電型のダイオードおよび第2導電型のダイオードを長辺方向が平行になるように配置すると共に、当該長辺方向と平行になるように前記電流制限抵抗の長辺方向を配置するときの各短辺側の合計寸法よりも短い寸法である請求項6または7に記載の半導体集積装置。
- 前記第1保護手段は第1導電型のダイオードであり、前記第2保護手段は第2導電型のダイオードであって、該第1導電型のダイオードおよび該第2導電型のダイオードの各長手方向を平行に配置し、該第1導電型のダイオードおよび該第2導電型のダイオードの上方に、該ダイオードの長手方向に交差するように電流制限抵抗が横方向に配設されている請求項1に記載の半導体集積装置。
- 前記外部接続端子と、前記第1導電型のダイオードのアノード端子と、前記第2導電型のダイオードのカソード端子と、前記電流制限抵抗の一方の端子とが共通に接続されて、前記電流制限抵抗の他方の端子が前記内部回路に接続されており、該第1導電型のダイオードのカソード端子は第1基準電源端子に接続され、該第2導電型のダイオードのアノード端子は第2基準電源端子に接続されている請求項9に記載の半導体集積装置。
- 前記第1導電型のダイオードはP型のダイオードであり、前記第2導電型のダイオードはN型のダイオードである請求項2または9に記載の半導体集積装置。
- 前記第1保護手段は第1導電型MOSトランジスタであり、前記第2保護手段は第2導電型MOSトランジスタであり、該第1導電型MOSトランジスタおよび該第2導電型MOSトランジスタの各ゲート電極が前記電流制限抵抗を兼用している請求項1に記載の半導体集積装置。
- 前記外部接続端子と、前記第1導電型MOSトランジスタのソース、ドレインおよびゲート電極と、第2導電型MOSトランジスタのソース、ドレイン電極とが共通に接続されて、該第1導電型MOSトランジスタの基板電極は第1基準電源端子に接続され、該第2導電型MOSトランジスタの基板電極は第2基準電源端子に接続されて、該第2導電型MOSトランジスタのゲート電極は前記内部回路に接続されている請求項12に記載の半導体集積装置。
- 前記電流制限抵抗の長辺方向が、前記第1導電型MOSトランジスタおよび前記第2導電型MOSトランジスタの各長辺方向に直交するように、該第1導電型MOSトランジスタおよび該第2導電型MOSトランジスタの上方に配置されている請求項12または13に記載の半導体集積装置。
- 前記電流制限抵抗は、ポリシリコン膜、または該ポリシリコン膜と高融点金属膜との複合膜で構成されている請求項1に記載の半導体集積装置。
- 前記静電気保護回路は、前記内部回路の出力回路または/および入力回路に接続されている請求項1に記載の半導体集積装置。
- 前記出力回路および前記入力回路はCMOS回路で構成されている請求項16に記載の半導体集積装置。
- 前記外部接続端子は、前記電流制限抵抗を介して前記内部回路に接続された入力端子または/および出力端子である請求項1に記載の半導体集積装置。
- 前記内部回路は、演算を行う論理回路、データを記憶するメモリおよび表示パネル駆動用回路の少なくともいずれかである請求項1に記載の半導体集積装置。
- 前記第1基準電源端子は電源電圧端子であり、前記第2基準電源端子は接地電圧端子である請求項3、10および13のいずれかに記載の半導体集積装置。
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JP2009275954A JP2011119485A (ja) | 2009-12-03 | 2009-12-03 | 半導体集積装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013171938A (ja) * | 2012-02-20 | 2013-09-02 | Sharp Corp | 参照電圧発生回路、d/a変換回路、及び、これらを用いた表示パネル駆動用半導体装置、半導体装置、並びに、電子機器 |
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2009
- 2009-12-03 JP JP2009275954A patent/JP2011119485A/ja not_active Withdrawn
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