JP2011117646A - 冷凍庫 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】冷凍庫本体1の庫内および予備室2の室内に乾燥空気を供給する圧縮乾燥空気供給ユニット14、15と、乾燥空気の供給量を制御する流量制御弁12a、12bを備える。庫内の露点温度を検出する第1の温度センサー18と、庫内の冷凍対象物23の温度を検出する第2の温度センサー19と、庫内の空気圧を検出する第1の圧力センサー20と、室内の空気圧を検出する第2の圧力センサー21と、外気圧を検出する第3の圧力センサー22を備える。制御ユニット10は、庫内および室内の空気圧が常に外気圧より大きくなるように、圧縮乾燥空気供給ユニット14、15から庫内および室内への乾燥空気の供給量を調節し、同時に、露点温度が常に冷凍対象物の温度よりも低くなるように維持する。
【選択図】図1
Description
このため、従来技術においては、冷凍庫に予め備えられた冷却ユニットの除霜用の電気ヒータと、冷気循環用の送風機を用い、電気ヒータの通電時に送風機を作動させ、電気ヒータによって冷却ユニットに付着した霜を溶かすと同時に、庫内に暖気を循環させるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図1を参照して、本発明によれば、境界壁3を隔てて互いに隣接して設けられた冷凍庫本体1および予備室2が備えられる。冷凍庫本体1は、断熱材を有する壁によって全体を包囲されており、よって、境界壁3もまた断熱材を有している。一方、予備室2を包囲する壁は、境界壁3を除いて、いずれも断熱材を有している必要はない。
冷凍庫本体1は、第1の給気口5および第1の排気口6を備えている。また、予備室2は、第2の給気口7および第2の排気口8と、外部から冷凍対象物23を出し入れするための扉付き出入口9と、を備えている。扉付き出入口9の扉は、出入口を気密状態で閉鎖し得る。
また、第1の排気口6および第2の排気口8にはそれぞれ逆止弁16、17が設けられる。
第1および第2の流量制御弁12a、12b、および冷却ユニット10は、制御ユニット15によって制御される。
また、冷凍庫本体1の庫内の空気圧を検出する第1の圧力センサー20と、予備室2の室内の空気圧を検出する第2の圧力センサー21と、外気圧を検出する第3の圧力センサー22が備えられる。
熱交換器30は、冷凍庫本体1から取り込まれた冷気を温め、暖気としてロータ式除湿ユニット27に供給することによって、除湿効率を高めるとともに、ロータ式除湿ユニット27で処理された暖かい乾燥空気を冷却し、低温の乾燥空気として冷凍庫本体1に供給することによって、冷凍庫本体1内の温度の変動を防止する。
さらに、空気循環管路26a〜26dにおける冷凍庫本体1の排気口25の下流側には、流量制御弁31が設けられる。また、空気循環管路26a〜26dにおける第1の送風機28aの上流側には、外気を供給するためのOA供給管路37が分岐接続される。OA供給管路37には、制御弁32と、フィルタ33が設けられる。
なお、この実施例では、冷凍庫本体への乾燥空気の供給を、空気循環管路に接続したロータ式除湿ユニットおよび送風機によって行い、予備室への乾燥空気の供給は、圧縮乾燥空気供給ユニットを用いて行うようにしたが、圧縮乾燥空気供給ユニットは用いずに、その代わりに予備室にも空気循環管路を設け、予備室への乾燥空気の供給を、ロータ式除湿ユニットおよび送風機によって行うこともできる。そして、この場合、ロータ式除湿ユニットおよび送風機の単一の組み合わせを冷凍庫本体および予備室で共用する構成としてもよいし、冷凍庫本体および予備室のそれぞれに別々の空気循環管路を設け、別々のロータ式除湿ユニットおよび送風機を用いて冷凍庫本体および予備室にそれぞれ独立に乾燥空気を供給する構成としてもよい。
図4を参照して、本発明によれば、互いに境界壁44〜46を隔てて順次隣接して設けられた第1の予備室40、冷凍庫本体41、第2の予備室42および常温除湿室43が備えられる。冷凍庫本体41は、断熱材を有する壁によって全体を包囲されており、よって、境界壁44、45もまた断熱材を有している。一方、第1の予備室40を包囲する壁は、境界壁44を除いて、いずれも断熱材を有している必要はなく、また、第2の予備室42を包囲する壁は、境界壁45を除いて、いずれも断熱材を有している必要はない。常温除湿室43を包囲する壁もまた、断熱材を有している必要はない。
図示しないが、扉付き入口47の扉、第1の扉付き開口部48の扉および第2の扉付き開口部49の扉は、それぞれ扉開閉機構によって自動的に開閉動作するようになっており、各扉開閉機構は制御ユニット66によって制御される。
図示しないが、第3の扉付き開口部50の扉および扉付き出口の扉は、それぞれ扉開閉機構によって自動的に開閉動作するようになっており、各扉開閉機構は制御ユニット66によって制御される。
第1〜第4のコンベヤ74〜77はそれぞれ制御ユニット66によって制御される。
第1〜第4の排気口53、55、57、59にはそれぞれ逆止弁65a〜65dが設けられる。
第1〜第4の流量制御弁64a〜64dおよび冷却ユニット60は、制御ユニット66によって制御される。
熱交換器87は、冷凍庫本体41から取り込まれた冷気を温め、暖気としてロータ式除湿ユニット81に供給することによって、除湿効率を高めるとともに、ロータ式除湿ユニット81で処理された暖かい乾燥空気を冷却し、低温の乾燥空気として冷凍庫本体41に供給することによって、冷凍庫本体41内の温度の変動を防止する。
さらに、空気循環管路80a〜80dにおける冷凍庫本体41の排気口79の下流側には、流量制御弁91が設けられる。また、空気循環管路80a〜80dにおける第1の送風機82aの上流側には、外気を供給するためのOA供給管路88が分岐接続される。OA供給管路88には、制御弁89と、フィルタ90が設けられる。
なお、この実施例では、冷凍庫本体への乾燥空気の供給を、空気循環管路に接続したロータ式除湿ユニットおよび送風機によって行い、第1および第2の予備室、および常温乾燥室への乾燥空気の供給は、圧縮乾燥空気供給ユニットを用いて行うようにしたが、ロータ式除湿ユニットおよび送風機の組合体の個数、および圧縮乾燥空気供給ユニットの個数、並びに、それらからの乾燥空気の分配の仕方はこの実施例に限定されない、例えば、圧縮乾燥空気供給ユニットは用いずに、その代わりに第1および第2の予備室、および常温乾燥室にも空気循環管路を設け、第1および第2の予備室、および常温乾燥室への乾燥空気の供給を、ロータ式除湿ユニットおよび送風機の組合体によって行うこともできる。あるいは、冷凍庫本体への乾燥空気の供給をロータ式除湿ユニットおよび送風機の組合体によって行う一方、第1および第2の予備室への乾燥空気の供給を第1の圧縮乾燥空気供給ユニットで行い、常温乾燥室への乾燥空気の供給を第2の圧縮乾燥空気供給ユニットで行うこともできる。
2 予備室
3 境界壁
4 扉付き開口部
5 第1の給気口
6 第1の排気口
7 第2の給気口
8 第2の排気口
9 扉付き出入口
10 冷却ユニット
11 給気管路
12a 第1の流量制御弁
12b 第2の流量制御弁
13 除湿装置
14 コンプレッサー
15 制御ユニット
16、17 逆止弁
18 第1の温度センサー
19 第2の温度センサー
20 第1の圧力センサー
21 第2の圧力センサー
22 第3の圧力センサー
23 冷凍対象物
Claims (7)
- 境界壁(3)を隔てて互いに隣接して設けられた冷凍庫本体(1)および予備室(2)を備え、前記冷凍庫本体(1)および前記予備室(2)は、前記境界壁(3)に設けられた扉付き開口部(4)を通じて互いに連通し、前記冷凍庫本体(1)は、第1の給気口(5)および第1の排気口(6)を備え、前記予備室(2)は、第2の給気口(7)および第2の排気口(8)と、外部から冷凍対象物(23)を出し入れするための扉付き出入口(9)と、を備え、さらに、
前記冷凍庫本体(1)の庫内を冷却する冷却ユニット(10)と、
前記第1および第2の給気口(5、7)に給気管路(11、11a、11b)を介して接続された圧縮乾燥空気供給ユニット(14、15)と、
前記給気管路(11)の途中に配置された流量制御弁(12a、12b)と、
前記第1および第2の排気口(6、8)のそれぞれに設けられた逆止弁(16、17)と、
前記冷却ユニット(10)および前記流量制御弁(12a、12b)を制御する制御ユニット(15)と、
前記冷凍庫本体(1)の庫内の露点温度を検出する第1の温度センサー(18)と、
前記冷凍庫本体(1)の庫内に収容された冷凍対象物(23)の温度を検出する第2の温度センサー(19)と、
前記冷凍庫本体(1)の庫内の空気圧を検出する第1の圧力センサー(20)と、
前記予備室(2)の室内の空気圧を検出する第2の圧力センサー(21)と、
外気圧を検出する第3の圧力センサー(22)と、を備え、
前記制御ユニット(10)は、前記第1〜第3の圧力センサー(20〜22)の検出値に基づき、前記庫内および前記室内の空気圧が常に前記外気圧より大きくなるように、前記圧縮乾燥空気供給ユニット(14、15)から前記庫内および前記室内への乾燥空気の供給量を調節するとともに、前記第1および第2の温度センサー(18、19)の検出値に基づき、前記露点温度が常に前記冷凍対象物(23)の温度よりも低くなるように維持しつつ前記冷凍庫本体(1)の庫内の温度を昇降させることを特徴とする冷凍庫。 - 境界壁(3)を隔てて互いに隣接して設けられた冷凍庫本体(1)および予備室(2)を備え、前記冷凍庫本体(1)および前記予備室(2)は、前記境界壁(3)に設けられた扉付き開口部(4)を通じて互いに連通し、前記予備室(2)には、給気口(7)および排気口(8)と、外部から冷凍対象物(23)を出し入れするための扉付き出入口(9)とが備えられ、さらに、
前記冷凍庫本体(1)の庫内を冷却する冷却ユニット(10)と、
前記冷凍庫本体(1)から空気を取り入れ、取り入れた空気を再び前記冷凍庫本体(1)に供給するための空気循環管路(26a〜26d)と、
前記空気循環管路(26a〜26d)の途中に配置された送風機(28a、28b)と、
前記空気循環管路(26a〜26d)の途中に配置され、前記空気循環管路(26a〜26d)内を流れる空気を除湿する除湿ユニット(27)と、
前記空気循環管路(26a〜26d)の途中に配置された第1の流量制御弁(31)と、
前記予備室(2)の前記給気口(7)に給気管路(11、11a)を介して接続された圧縮乾燥空気供給ユニット(13、14)と、
前記給気管路(11、11a)の途中に配置された第2の流量制御弁(12b)と、
前記予備室(2)の前記排気口(8)に設けられた逆止弁(17)と、
前記冷却ユニット(10)、前記送風機(28a、28b)、前記第1の流量制御弁(31)および前記第2の流量制御弁(12b)を制御する制御ユニット(15)と、
前記冷凍庫本体(1)の庫内の露点温度を検出する第1の温度センサー(18)と、
前記冷凍庫本体(1)の庫内に収容された冷凍対象物(23)の温度を検出する第2の温度センサー(19)と、
前記冷凍庫本体(1)の庫内の空気圧を検出する第1の圧力センサー(20)と、
前記予備室(2)の室内の空気圧を検出する第2の圧力センサー(21)と、
外気圧を検出する第3の圧力センサー(22)と、を備え、
前記制御ユニット(15)は、前記第1〜第3の圧力センサー(20〜22)の検出値に基づき、前記庫内および前記室内の空気圧が常に前記外気圧より大きくなるように、前記除湿ユニット(27)および前記圧縮空気供給ユニット(13、14)から前記庫内および前記室内への乾燥空気の供給量を調節するとともに、前記第1および第2の温度センサー(18、19)の検出値に基づき、前記露点温度が常に前記冷凍対象物(23)の温度よりも低くなるように維持しつつ前記冷凍庫本体(1)の庫内を所定温度に昇降させることを特徴とする冷凍庫。 - 互いに境界壁(44〜46)を隔てて順次隣接して設けられた第1の予備室(40)、冷凍庫本体(41)、第2の予備室(42)および常温除湿室(43)を備え、前記第1の予備室(40)には、外部から冷凍対象物(51)を入れるための扉付き入口(47)が設けられ、前記第1の予備室(40)および前記冷凍庫本体(41)の間の前記境界壁(44)には、冷凍対象物(51)を前記第1の予備室(40)から前記冷凍庫本体(41)に導入するための第1の扉付き開口部(48)が設けられ、前記冷凍庫本体(41)および前記第2の予備室(42)の間の前記境界壁(45)には、前記冷凍対象物(51)を前記冷凍庫本体(41)から前記第2の予備室(42)に排出するための第2の扉付き開口部(49)が設けられ、前記第2の予備室(42)および前記常温除湿室(43)の間の前記境界壁(46)には、前記冷凍対象物(51)を前記第2の予備室(42)から前記常温除湿室(43)に導入し、その後前記常温除湿室(43)から前記第2の予備室(42)に前記冷凍対象物(51)を排出するための第3の扉付き開口部(50)が設けられ、前記第2の予備室(42)には、前記冷凍対象物(51)を外部に出すための扉付き出口が設けられ、前記第1の予備室(40)には、第1の給気口(52)および第1の排気口(53)が備えられ、前記冷凍庫本体(41)には、第2の給気口(54)および第2の排気口(55)が備えられ、前記第2の予備室(42)には、第3の給気口(56)および第3の排気口(57)が備えられ、前記常温除湿室(43)には、第4の給気口(58)および第4の排気口(59)が備えられ、さらに、
前記冷凍庫本体(41)の庫内を冷却する冷却ユニット(60)と、
前記第1〜第4の給気口(52、54、56、58)のそれぞれに給気管路(61、61a〜61d)を介して接続された圧縮乾燥空気供給ユニット(62、63)と、
前記給気管路(61、61a〜61d)の途中に配置された流量制御弁(64a〜64d)と、
前記第1〜第4の排気口(53、55、57、59)のそれぞれに設けられた逆止弁(65a〜65d)と、
前記冷却ユニット(60)および前記流量制御弁(64a〜64d)を制御する制御ユニット(66)と、
前記冷凍庫本体(41)の庫内の露点温度を検出する第1の温度センサー(67)と、
前記冷凍庫本体(41)の庫内に収容された冷凍対象物(51)の温度を検出する第2の温度センサー(68)と、
前記冷凍庫本体(41)の庫内の空気圧p1を検出する第1の圧力センサー(69)と、
前記第1の予備室(40)の室内の空気圧p2を検出する第2の圧力センサー(70)と、
前記第2の予備室(42)の室内の空気圧p3を検出する第3の圧力センサー(71)と、
前記常温除湿室(43)の室内の空気圧p4を検出する第4の圧力センサー(72)と、
外気圧p0を検出する第5の圧力センサー(73)と、を備え、
前記制御ユニット(66)は、前記第1〜第5の圧力センサー(69〜73)の検出値に基づき、
p1>p2>p0、かつp1>p3>p0、かつp4>p0
が常に成立するように、前記圧縮乾燥空気供給ユニット(62、63)から前記庫内および前記室内への乾燥空気の供給量を調節するとともに、前記第1および第2の温度センサー(67、68)の検出値に基づき、前記露点温度が常に前記冷凍対象物(51)の温度よりも低くなるように維持しつつ前記冷凍庫本体(41)の庫内の温度を昇降させることを特徴とする冷凍庫。 - 互いに境界壁(44〜46)を隔てて順次隣接して設けられた第1の予備室(40)、冷凍庫本体(41)、第2の予備室(42)および常温除湿室(43)を備え、前記第1の予備室(40)には、外部から冷凍対象物(51)を入れるための扉付き入口(47)が設けられ、前記第1の予備室(40)および前記冷凍庫本体(41)の間の前記境界壁(44)には、冷凍対象物(51)を前記第1の予備室(40)から前記冷凍庫本体(41)に導入するための第1の扉付き開口部(48)が設けられ、前記冷凍庫本体(41)および前記第2の予備室(42)の間の前記境界壁(45)には、前記冷凍対象物(51)を前記冷凍庫本体(41)から前記第2の予備室(42)に排出するための第2の扉付き開口部(49)が設けられ、前記第2の予備室(42)および前記常温除湿室(43)の間の前記境界壁(46)には、前記冷凍対象物(51)を前記第2の予備室(42)から前記常温除湿室(43)に導入し、その後前記常温除湿室(43)から前記第2の予備室(42)に前記冷凍対象物(51)を排出するための第3の扉付き開口部(50)が設けられ、前記第2の予備室(42)には、前記冷凍対象物(51)を外部に出すための扉付き出口が設けられ、前記第1の予備室(40)には、第1の給気口(52)および第1の排気口(53)が備えられ、前記第2の予備室(42)には、第2の給気口(56)および第2の排気口(57)が備えられ、前記常温除湿室(43)には、第3の給気口(58)および第3の排気口(59)が備えられ、さらに、
前記冷凍庫本体(41)の庫内を冷却する冷却ユニット(60)と、
前記冷凍庫本体(41)から空気を取り入れ、取り入れた空気を再び前記冷凍庫本体(41)に供給するための空気循環管路(80a〜80d)と、
前記空気循環管路(80a〜80d)の途中に配置された送風機(82a、82b)と、
前記空気循環管路(80a〜80d)の途中に配置され、前記空気循環管路(80a〜80d)内を流れる空気を除湿する除湿ユニット(81)と、
前記空気循環管路(80a〜80d)の途中に配置された第1の流量制御弁(91)と、
前記第1〜第3の給気口(52、56、58)のそれぞれに給気管路(61、61a〜61c)を介して接続された圧縮乾燥空気供給ユニット(62、63)と、
前記給気管路(61、61a〜61c)の途中に配置された第2の流量制御弁(64a、64c、64d)と、
前記第1〜第3の排気口(53、57、59)のそれぞれに設けられた逆止弁(65a、65c、65d)と、
前記冷却ユニット(60)、前記送風機(82a、82b)、前記除湿ユニット(81)、前記第1の流量制御弁(91)および前記第2の流量制御弁(64a、64c、64d)を制御する制御ユニット(66)と、
前記冷凍庫本体(41)の庫内の露点温度を検出する第1の温度センサー(67)と、
前記冷凍庫本体(41)の庫内に収容された冷凍対象物(51)の温度を検出する第2の温度センサー(68)と、
前記冷凍庫本体(41)の庫内の空気圧p1を検出する第1の圧力センサー(69)と、
前記第1の予備室(40)の室内の空気圧p2を検出する第2の圧力センサー(70)と、
前記第2の予備室(42)の室内の空気圧p3を検出する第3の圧力センサー(71)と、
前記常温除湿室(43)の室内の空気圧p4を検出する第4の圧力センサー(72)と、
外気圧p0を検出する第5の圧力センサー(73)と、を備え、
前記制御ユニット(66)は、前記第1〜第5の圧力センサー(69〜73)の検出値に基づき、
p1>p2>p0、かつp1>p3>p0、かつp4>p0
が常に成立するように、前記除湿ユニット(81)および前記圧縮乾燥空気供給ユニット(62、63)から前記庫内および前記室内への乾燥空気の供給量を調節するとともに、前記第1および第2の温度センサー(67、68)の検出値に基づき、前記露点温度が常に前記冷凍対象物(51)の温度よりも低くなるように維持しつつ前記冷凍庫本体(41)の庫内の温度を昇降させることを特徴とする冷凍庫。 - 前記第1の予備室(40)内には、前記扉付き入口(47)および前記第1の扉付き開口部(48)の間にのび、前記冷凍対象物(51)を搬送する第1のコンベヤ(74)が配置され、前記冷凍庫本体(41)内には、前記第1の扉付き開口部(48)および前記第2の扉付き開口部(49)の間にのび、前記冷凍対象物(51)を搬送する第2のコンベヤ(75)が配置され、前記第2の予備室(42)内には、前記第2の扉付き開口部(49)および前記第3の扉付き開口部(50)の間にのび、前記冷凍対象物(51)を搬送する第3のコンベヤ(76)が配置され、前記常温除湿室(43)内には、前記第3の扉付き開口部(50)から前記常温除湿室(43)内にのび、前記冷凍対象物(51)を搬送する第4のコンベヤ(77)が配置され、前記第1〜第3の扉付き開口部(48〜50)の扉は、それぞれ第1〜第3の扉開閉機構によって開閉自在とされ、前記制御ユニット(66)は、前記第1〜第4のコンベヤ(74〜77)および前記第1〜第3の扉開閉機構を制御することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の冷凍庫。
- 前記冷凍対象物が、害虫またはその卵の駆除をすべき、農産物または食品材料またはその両方であり、前記制御ユニットは、前記冷凍庫本体の庫内に前記冷凍対象物が収容された後、前記庫内を所定時間にわたって−15℃〜−50℃の温度範囲内の予め設定された温度に維持し、それによって、前記冷凍対象物中に生息する害虫またはその卵が駆除されるようになっていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の冷凍庫。
- 前記冷凍対象物が、害虫またはその卵の駆除をすべき、農産物または食品材料またはその両方であり、前記制御ユニットは、前記冷凍庫本体の庫内に前記冷凍対象物が収容された後、前記庫内の温度を、所定時間にわたって、−15℃〜−50℃の温度範囲内の予め設定された最高および最低温度の間において繰り返し昇降させ、それによって、前記冷凍対象物中に生息する害虫またはその卵が駆除されるようになっていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の冷凍庫。
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