JP2011117628A - 熱交換器用フィンおよび熱交換器とその製造方法 - Google Patents

熱交換器用フィンおよび熱交換器とその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】扁平形状伝熱管とフィン体を接着剤にて接合する場合において、接着剤の塗布時に、扁平形状伝熱管とフィン体の接合部以外のフィンベース面、フィンカラー外面に付着したり、接着剤量が過剰となった時に、結露水の排出路に垂れてしまうという課題がある。
【解決手段】フィンカラー6の伝熱管挿通部5の開放側で扁平形状伝熱管2の外周部との密接部より長く成形されたフィンカラー突出部9に接着剤を塗布し、フィンカラー6と扁平形状伝熱管2の外周部との間に接着剤を充填して接合するとともにフィンカラー6と扁平形状伝熱管2の外周部との間からの接着剤の余剰分を扁平形状伝熱管2の伝熱管挿通部5の閉塞側外周部に設けた凹形状部14に排出するものである。
【選択図】図6

Description

この発明は、空気調和機や冷凍機などに使用される例えばフィン・チューブ型の熱交換器に関し、その熱交換器用フィンおよび熱交換器とその製造方法に関するものである。
従来のフィン・チューブ型熱交換器における、フィンと伝熱管との接合方法には、伝熱管に円管を用いる場合は、フィンに設けられた孔に伝熱管を挿入後、伝熱管内部から外側へ力を加え、拡管することにより、フィンと伝熱管を密接させる拡管方式が最も一般的な方法である。
しかし、性能向上のため、伝熱管に円管を用いず、扁平管を適用した場合、上記に述べた拡管方式は加工技術上、もしくは製造コスト上、非常に困難となり、扁平管熱交換器における、フィンと扁平管の接合方法の開発が必要となる。
そこで、扁平管熱交換器においては、従来、扁平管と放熱フィンとの接合には、ろう付け方式が取られてきた。しかし、特に室内機向け扁平管熱交換器の扁平管とフィンの接合にろう付け方式を採用することは、以下理由により、製造コストが大幅に上がるため、接着剤を用いた接合方式が必要となる。
室内機向け熱交換器のフィンには、フィン表面に結露した水滴が製品の送風口から飛び出すこと(露飛び)を防止するために、フィン表面への親水性膜コーティングが必要とされている。扁平管とフィンの接合をろう付けで行う場合、ろう材の溶融温度が親水性膜の溶融温度よりも高いため、ろう付けを行った後、フィン表面へ親水性膜を塗布するポストコート加工工程が必要となる。
これは、現状円管熱交換器に用いられるフィンが、板材に親水性膜を先にコーティングしたプレコート材をプレス加工してフィン形状を成形している加工方法に対し、製造工程の増加、大幅な製造コストの上昇となる。
このため、特にフィン表面に親水性膜が必要とされる室内機向け扁平管熱交換器においては、扁平管とフィンの接合には、加熱処理を要しない、または溶融、硬化温度が親水性膜の溶融温度よりも低い接着剤を用いた方法の開発が必要となる。
ろう付けにより接合を行う場合の具体的加工方法については、公知先行技術として既に提案されており、接着剤を用いた接合に関しては、例えば特許文献1にて述べられているが、具体的な接着剤塗布方法や、接着剤を用いることにより発生する課題、その課題に対する解決案については、記載されていない。
特開平9−145282号公報
上述した従来の熱交換器において、炉中ろう付による伝熱管とフィンとの接合に替えて、炉中ろう付に伴う環境エネルギー負荷軽減と製造タクトタイム短縮、特に室内機の場合はフィンへの親水性処理膜のポストコートによる製造コスト増大の抑制のため、伝熱管とフィンとの接合に接着剤を用いる場合、次のような問題が生じていた。
ろう材を用いて伝熱管とフィンとを接合する場合、伝熱管外面とフィンカラー内面との隙間に高温で溶融したろう材を流入させるが、ろう材は金属であるため、フィンベース面やフィンカラー外面に伝熱管とフィンカラーとの間の隙間から零れ落ちたろう材が付着しても、フィンと空気との熱伝達に大きな影響を及ぼすことは無かった。
さらに、特に室内機の熱交換器にはフィン表面に親水性処理膜が必要となるが、ろう付けによる接合の場合、表面コーティングはろう付け後の後処理となるため、ろう材が処理膜の上層となることは無く、結露水が留まり、本体送風口から露飛びすることは無い。
これに対し、例えば樹脂製の接着剤を用いた場合、フィンベース面、フィンカラー外面等のフィンと伝熱管の接合面以外に付着することにより、フィンと空気との間の熱抵抗が大きくなり、熱伝達に大きく影響を与えることとなる。
また、接着剤による接合の場合、フィン材は親水性処理膜を先に施した材料を適用できるため、フィンと伝熱管から溢れた余剰の接着剤が結露水の排水路へ垂れることにより、親水性処理膜の上層を覆い、結露水が該付着場所で溜まることとなり、露飛びの問題が生じることとなる。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、熱交換性能に優れた熱交換器用フィンおよび熱交換器を提供することを目的とする。
この発明に係わる熱交換器用フィンは、帯板状に成形されたフィン体の長手方向に沿って所定の間隔で配設され、一端側が上記フィン体のフィンベース端部に開放し他端側が閉塞する切り欠き形状の伝熱管挿通部を有し、上記伝熱管挿通部には上記伝熱管挿通部の周縁からほぼ垂直に立ち上げ成形されて扁平形状伝熱管の外周部と沿う形状のフィンカラーが設けられ、上記フィンカラーの上記伝熱管挿通部の開放側は上記扁平形状伝熱管の外周部との密接部より長く成形されているフィンカラー突出部を有するものである。
この発明に係わる熱交換器は、扁平形状に成形された扁平形状伝熱管と、帯板状に成形されたフィン体の長手方向に沿って所定の間隔で配設され、一端側が上記フィン体のフィンベース端部に開放し他端側が閉塞する上記扁平形状伝熱管が挿通される切り欠き形状の伝熱管挿通部を有し、上記伝熱管挿通部には上記伝熱管挿通部の周縁からほぼ垂直に立ち上げ成形されて上記扁平形状伝熱管の外周部と沿う形状のフィンカラーが設けられ、上記フィンカラーの上記伝熱管挿通部の開放側は上記扁平形状伝熱管の外周部との密接部より長く成形されているフィンカラー突出部を有する熱交換器用フィンとを備えたものである。
この発明に係わる熱交換器の製造方法は、帯板状に成形されたフィン体の長手方向に沿って所定の間隔で、一端側が上記フィン体のフィンベース端部に開放し他端側が閉塞する上記扁平形状伝熱管が挿通される切り欠き形状の伝熱管挿通部を成形する工程と、上記伝熱管挿通部の周縁をほぼ垂直に立ち上げて上記扁平形状伝熱管の外周部と沿う形状のフィンカラーを成形する工程と、上記フィンカラーの上記伝熱管挿通部の開放側で上記扁平形状伝熱管の外周部との密接部より長く成形されたフィンカラー突出部に接着剤を塗布し、上記フィンカラーと上記扁平形状伝熱管の外周部との間に上記接着剤を充填して接合する工程とを備えたものである。
この発明に係わる熱交換器は、扁平形状に成形された扁平形状伝熱管と、帯板状に成形されたフィン体の長手方向に沿って所定の間隔で配設され、一端側が上記フィン体のフィンベース端部に開放し他端側が閉塞する上記扁平形状伝熱管が挿通される切り欠き形状の伝熱管挿通部を有し、上記伝熱管挿通部には上記伝熱管挿通部の周縁からほぼ垂直に立ち
上げ成形されて上記扁平形状伝熱管の外周部と沿う形状のフィンカラーが設けられ、上記フィンカラーの上記伝熱管挿通部の開放側は上記扁平形状伝熱管の外周部との密接部より長く成形されているフィンカラー突出部を有する熱交換器用フィンとを備え、上記扁平形状伝熱管は上記伝熱管挿通部の閉塞側外周部に凹形状部が設けたものである。
この発明に係わる熱交換器の製造方法は、帯板状に成形されたフィン体の長手方向に沿って所定の間隔で、一端側が上記フィン体のフィンベース端部に開放し他端側が閉塞する上記扁平形状伝熱管が挿通される切り欠き形状の伝熱管挿通部を成形する工程と、上記伝熱管挿通部の周縁をほぼ垂直に立ち上げて上記扁平形状伝熱管の外周部と沿う形状のフィンカラーを成形する工程と、上記フィンカラーの上記伝熱管挿通部の開放側で上記扁平形状伝熱管の外周部との密接部より長く成形されたフィンカラー突出部に接着剤を塗布し、上記フィンカラーと上記扁平形状伝熱管の外周部との間に上記接着剤を充填して接合するとともに上記フィンカラーと上記扁平形状伝熱管の外周部との間からの上記接着剤の余剰分を上記扁平形状伝熱管の上記伝熱管挿通部の閉塞側外周部に設けた凹形状部に排出する工程とを備えたものである。
この発明に係わる熱交換器は、扁平形状に成形された扁平形状伝熱管と、帯板状に成形されたフィン体の長手方向に沿って所定の間隔で配設され、一端側が上記フィン体のフィンベース端部に開放し他端側が閉塞する上記扁平形状伝熱管が挿通される切り欠き形状の伝熱管挿通部を有し、上記伝熱管挿通部には上記伝熱管挿通部の周縁からほぼ垂直に立ち上げ成形されて上記扁平形状伝熱管の外周部と沿う形状のフィンカラーが設けられ、上記フィンカラーの上記伝熱管挿通部の開放側は上記フィン体のフィンベース端部に位置する熱交換器用フィンとを備え、上記扁平形状伝熱管は上記伝熱管挿通部の閉塞側外周部に凹形状部が設けたものである。
この発明に係わる熱交換器の製造方法は、帯板状に成形されたフィン体の長手方向に沿って所定の間隔で、一端側が上記フィン体のフィンベース端部に開放し他端側が閉塞する上記扁平形状伝熱管が挿通される切り欠き形状の伝熱管挿通部を成形する工程と、上記伝熱管挿通部の周縁をほぼ垂直に立ち上げて上記扁平形状伝熱管の外周部と沿う形状のフィンカラーを成形する工程と、上記フィンカラーの上記伝熱管挿通部の開放側を下方側に配置し、上記扁平形状伝熱管の上記伝熱管挿通部の閉塞側外周部に設けた凹形状部に接着剤を塗布し、上記フィンカラーと上記扁平形状伝熱管の外周部との間に上記接着剤を上記伝熱管挿通部の開放側に流動させて充填し上記フィンカラーと上記扁平形状伝熱管の外周部とを接合する工程とを備えたものである。
この発明に係わる熱交換器用フィンは、フィンカラーの伝熱管挿通部の開放側を扁平形状伝熱管の外周部との密接部より長く成形したフィンカラー突出部を設けたことにより、フィンカラー内面と扁平形状伝熱管外面との隙間に確実に接着剤を充填させることができる。
この発明に係わる熱交換器は、扁平形状伝熱管と、フィンカラーの伝熱管挿通部の開放側を扁平形状伝熱管の外周部との密接部より長く成形したフィンカラー突出部を有する熱交換器用フィンとを設けたことにより、フィンカラー内面と扁平形状伝熱管外面との隙間に確実に接着剤を充填させて接合することができ、性能のよい熱交換器を得ることができる。
この発明に係わる熱交換器の製造方法は、フィンカラーの伝熱管挿通部の開放側で扁平形状伝熱管の外周部との密接部より長く成形されたフィンカラー突出部に接着剤を塗布し、フィンカラーと上記扁平形状伝熱管の外周部との間に接着剤を充填して接合するようにしたので、性能のよい熱交換器を得ることができる。
この発明に係わる熱交換器は、扁平形状伝熱管と、フィンカラーの伝熱管挿通部の開放側を扁平形状伝熱管の外周部との密接部より長く成形したフィンカラー突出部を有する熱交換器用フィンとを設け、扁平形状伝熱管は伝熱管挿通部の閉塞側外周部に凹形状部が設けたことにより、フィンカラーと扁平形状伝熱管外周部との間からの接着剤の余剰分を凹形状部に排出することができ、性能のよい熱交換器を得ることができる。
この発明に係わる熱交換器の製造方法は、フィンカラーの伝熱管挿通部の開放側で扁平形状伝熱管の外周部との密接部より長く成形されたフィンカラー突出部に接着剤を塗布し、フィンカラーと扁平形状伝熱管の外周部との間に上記接着剤を充填して接合するとともにフィンカラーと扁平形状伝熱管の外周部との間からの接着剤の余剰分を扁平形状伝熱管の伝熱管挿通部の閉塞側外周部に設けた凹形状部に排出するようにしたので、余剰分の接着剤の溢出を防止することができ、性能のよい熱交換器を得ることができる。
この発明に係わる熱交換器は、扁平形状伝熱管と、フィンカラーの伝熱管挿通部の開放側はフィン体のフィンベース端部に位置する熱交換器用フィンとを設け、扁平形状伝熱管は伝熱管挿通部の閉塞側外周部に凹形状部が設けたことにより、接着剤を上記凹形状部に塗布し、フィンカラー内面と扁平形状伝熱管外面との隙間に接着剤を伝熱管挿通部の開放側に流動させて確実に充填させて接合することができ、性能のよい熱交換器を得ることができる。
この発明に係わる熱交換器の製造方法は、フィンカラーの伝熱管挿通部の開放側を下方側に配置し、扁平形状伝熱管の伝熱管挿通部の閉塞側外周部に設けた凹形状部に接着剤を塗布し、フィンカラーと扁平形状伝熱管の外周部との間に接着剤を伝熱管挿通部の開放側に流動させて充填しフィンカラーと扁平形状伝熱管の外周部とを接合するようにしたので、フィン体のフィンベース面あるいはフィンカラー外面へ付着することなく熱交換器外へ排出することができ、性能のよい熱交換器を得ることができる。
この発明の実施の形態1に係わる熱交換器を示す概観斜視図である。 この発明の実施の形態1に係わる熱交換器用フィンを示す概観斜視図である。 この発明の実施の形態1に係わる熱交換器における扁平形状伝熱管を示す概略斜視図である。 この発明の実施の形態1に係わる熱交換器における扁平形状伝熱管と熱交換器用フィンに設けられた伝熱管挿通部を示す概略斜視図である。
この発明の実施の形態2に係わる熱交換器における扁平形状伝熱管を示す概略斜視図である。 この発明の実施の形態2に係わる熱交換器における扁平形状伝熱管と熱交換器用フィンに設けられた伝熱管挿通部を示す概略斜視図である。 この発明の実施の形態2に係わる熱交換器における扁平形状伝熱管と熱交換器用フィンに設けられた伝熱管挿通部を示す概略正面図である。 この発明の実施の形態3に係わる熱交換器における扁平形状伝熱管と熱交換器用フィンに設けられた伝熱管挿通部を示す概略斜視図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図1〜図4に基づいて説明する。図1はこの発明の実
施の形態1に係わる熱交換器を示す概観斜視図である。図2はこの発明の実施の形態1に係わる熱交換器用フィンを示す概観斜視図である。図3はこの発明の実施の形態1に係わる熱交換器における扁平形状伝熱管を示す概略斜視図である。図4はこの発明の実施の形態1に係わる熱交換器における扁平形状伝熱管と熱交換器用フィンに設けられた伝熱管挿通部を示す概略斜視図である。
この発明の実施の形態1に係わる熱交換器は、図1に示すとおり、帯板状に成形されたフィン体1が長手方向に沿って所定の間隔FPで複数積層されて配設されるとともに、扁平形状の断面を有する扁平形状伝熱管2が所定の間隔DPでフィン体1に設けた伝熱管挿通部5に挿通され、上記フィン体1と上記扁平形状伝熱管2は接着剤によって接合されている。
さらに、上記扁平形状伝熱管2の端部は分配管3に接続され、分配管3を通じて扁平形状伝熱管2内部に冷媒が流通される。上記扁平形状伝熱管2と上記分配管3は例えばろう付によって接合されている。
上記構成において、図2に示す熱交換器用フィンのフィン体1の材料は、主としてアルミニウムあるいはアルミニウム合金を原料とする厚さが例えば0.09〜0.2mmの薄板で構成されており、表面に防食や防汚や親水もしくは撥水を目的とした表面処理膜が施されていることが望ましい。
上記フィン体1のフィンベース面4aには、扁平形状伝熱管2を挿通するための伝熱管保持部5が上記フィン体1の長手方向に所定の間隔DPで設けられ、上記伝熱管挿通部5は扁平形状伝熱管2の外周面に概略沿う形状であるとともに、一端側がフィン体1のフィンベース4の端部に開放し他端側が閉塞する切り欠き形状に構成されている。
また、上記伝熱管挿通部5の周縁からほぼ垂直に立ち上げ成形されて上記扁平形状伝熱管2の外周面と沿う形状のフィンカラー6が成形される。このフィンカラー6は断面U字形状に構成されている。
さらに、隣り合う伝熱管挿通部5の間にはフィンベース面4aよりスリット7が切り起こし成形されており、スリット7のフィンベース面4aから切り起こされる高さはフィン体1の積層間隔FPの概略半分であることが望ましい。フィン体1の伝熱管挿通部5に成形されるフィンカラー6の高さは、複数積層されるフィン体1の間隔FPを超えない範囲でFPとほぼ等しい高さであることが望ましい。フィンカラー6の高さを、FPを超えない範囲で十分高くすることによって、フィン体1と扁平形状伝熱管2との密着面積を広くでき、伝熱性能を良好にすることができる。FPは熱交換器の特性により決定され一般に1.0mm〜2.0mmである。
さらに、上記構成において、扁平形状伝熱管2は長手方向に垂直な断面が図3に示すような略長円形の扁平形状であるとともに、図3に示すように内部に隔壁8を有する多穴管であることが望ましい。多穴管を用いることで伝熱管内面と冷媒との接触面積が増えるため熱交換効率が良くなる。伝熱管の材料は主としてアルミニウムあるいはアルミニウム合金である。
図4に示すとおり、上記構成を持つフィン体1と扁平形状伝熱管2が組立てられた状態において、伝熱管挿通部5の開放側に向かっての扁平形状伝熱管2外周部との密接部より長く成形されているフィンカラー突出部9へ接着剤を塗布することにより、扁平形状伝熱管2外形から突出したフィンカラー突出部9を接着剤が伝い、フィンカラー6内面と扁平形状伝熱管2の外周部との隙間へ、他の接合面以外であるフィンベース面4a、フィンカラー外面10へ付着することなく、確実に進入させて充填させることができる。
フィンカラー6が扁平形状伝熱管2の開放側頭部R1部12から突出していない形状では、隙間に直接、接着剤を塗布する必要があり、非常に狭い範囲に局所的に塗布しなければならず、接着剤の進入に時間がかかる場合、フィンカラー6と扁平形状伝熱管2の接合端面11から接着剤が溢れ、フィンカラー外面10、フィンベース面4aへ付着する。
また、該フィンカラー突出部9が無い状態において、扁平形状伝熱管2の開放側頭部R1部12を流路として接着剤を伝わせ流し込む方法では、鉛直方向下向きへ接着剤が流れるのに対し、流動に時間を費やしてしまうのと、フィンカラー外面10に溢れて付着してしまう問題がある。
このように、フィンカラー6に扁平形状伝熱管2から突出したフィンカラー突出部9を設けることにより、塗布範囲が局所的に限定されず、接着剤の安定した流路を確保でき、確実にフィンカラー6の内面と扁平形状伝熱管2の外周部との隙間へ導かれ、しかも、鉛直方向下向きへ接着剤が流れるため、粘度の高い接着剤に対しても、重力を利用して比較的短時間に塗布することが可能となる。
このようにして成形された伝熱管挿通部5の上記フィンカラー6と扁平形状伝熱管2とを接着剤を用いて接合することにより、フィン体1のフィンカラー6と扁平形状伝熱管2の接合部以外であるフィンベース面4a、フィンカラー外面10へ接着剤が付着することがなく、フィン体1と扁平形状伝熱管2との伝熱性能に優れた熱交換器を得ることができる。
また、従来、フィン体1と扁平形状伝熱管2とをろう付によって接合していたが、接着剤で接合することによってろう付に必要な炉が不要となるため、製造に必要なエネルギーを軽減することができ、環境負荷と製造コストを低減できる。
また、特に室内機向け熱交換器のフィンには、フィン体1表面に結露した水滴が製品の送風口から飛び出すこと(露飛び)を防止するために、フィン体1表面への親水性膜コーティングが必要とされている。扁平形状伝熱管2とフィン体1の接合をろう付けで行う場合、ろう材の溶融温度が親水性膜の溶融温度よりも高いため、ろう付けを行った後、フィン体1表面へ親水性膜を塗布するポストコート加工の工程が必要となる。フィン体1と扁平形状伝熱管2を親水性処理膜の融点より低い温度で熱硬化する接着剤により接合することにより、予めフィン板材に親水性膜を施したプレコート材を用いることが可能となり、ポストコート工程が不要となり、製造工程、製造コストを低減することができる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2を図5〜図7に基づいて説明する。図5はこの発明の実施の形態2に係わる熱交換器における扁平形状伝熱管を示す概略斜視図である。図6はこの発明の実施の形態2に係わる熱交換器における扁平形状伝熱管と熱交換器用フィンに設けられた伝熱管挿通部を示す概略斜視図である。図7はこの発明の実施の形態2に係わる熱交換器における扁平形状伝熱管と熱交換器用フィンに設けられた伝熱管挿通部を示す概略正面図である。
上述した実施の形態1における図4に示すように、フィン体1と扁平形状伝熱管2とが組立てられた後、図4に示すとおり、フィンカラー6のフィンカラー突出部9に接着剤を塗布し、該フィンカラー突出部9を伝わらせ、フィンカラー6内面と扁平形状伝熱管2の外周面との隙間に接着剤を進入させる。このとき、隙間体積に十分に接着剤が充填された状態で、さらに接着剤を供給すると、余剰な接着剤が発生することになる。余剰となる接着剤はフィン体1の伝熱管挿通部5の閉塞側から溢れ、フィン体1の結露水排出路15へと垂れてしまい、結露水が該付着場所で溜まることとなり、露飛びの現象が生じることが考えられる。
このような露飛びの現象を生じさせないため、この実施の形態2においては、図5に示すとおり、扁平形状伝熱管2の伝熱管挿通部5の閉塞側に位置する外周頭部R2部13に管内の冷媒の流れる方向全長に亘って、例えば円弧形状からなる凹形状部14を設けている。該凹形状部14を設けることにより、塗布した接着剤が、フィン体1のフィンカラー6の伝熱管挿通部5の閉塞側へ次第に溜まり、余剰となる接着剤がフィン体1へ溢れ出る前に、すなわち、溢れ出る余剰となる接着剤が結露水排出路15へと垂れる前に、凹形状部14内へ浸入し、扁平形状伝熱管2の長手方向へ余剰の接着剤を逃がすことができる。いわば、余剰な接着剤の排水溝の役目を果たすことにより、フィン体1への付着を防止することができ、フィン体1と空気の熱伝達が阻害されず、性能のよい熱交換器を得ることができる。
また、余剰な接着剤の結露水排出路15への付着を防止することができ、結露水排出路15に結露水が留まり本体送風口から露飛びすることも防止することができる。
該凹形状部14を設けることにより、接着剤の塗布量が環境温度、設備の能力等によりばらつきが生じ、過剰に塗布した場合においても、余剰分となる接着剤を凹形状部14にて吸収することが可能であり、加工工程において、厳密な塗布量管理をするために発生する費用を抑制することができる。
また、このような余剰な接着剤の排水溝の役割を果たす形状を、フィン体ではなく、扁平形状伝熱管2側へ付与することにより、扁平形状伝熱管2は積層されたフィン体1それぞれを貫通しているため、各フィン体1へ塗布される接着剤の量がばらついた場合においても、該凹形状部14を介して、それぞれのフィン体1における接着剤の余剰、不足分を平準化することも可能である。
また、扁平形状伝熱管2の伝熱管挿通部5の閉塞側に位置する外周頭部R2部13に形成する凹形状部14については、図5に示すような円弧形状に限らず、V形状、U形状などの形状としてもよく、上述した実施の形態2と同様の効果を奏する。
また、凹形状部14を扁平形状伝熱管2の伝熱管挿通部5の閉塞側外周頭部R2部13の円周方向に複数個設けてもよ、上述した実施の形態2と同様の効果を奏する。
また、該凹形状部14は、扁平形状伝熱管2が押し出し加工される際に、押し出し型に凹形状部を付与し、成形してもよいし、凹形状部14が無い状態で押し出し成形されたものに、切削、プレス等により、後から凹形状部14を成形してもよい。
ところで、接着剤の注入、塗布開始点において、塗布ノズルや塗布ヘッドを長く飛び出たフィンカラー突出部9と接触させることにより、接着剤の飛散を防止し、直接フィンカラー6内面を伝わってフィンカラー6内面と扁平形状伝熱管2の外周面との隙間に進入するため、フィンベース面4a、フィンカラー外面10への接着剤の付着を防ぐことが可能となり、フィン体1と空気の熱伝達が阻害されず、性能のよい熱交換器を得ることができる。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3を図8に基づいて説明する。図8はこの発明の実施の形態3に係わる熱交換器における扁平形状伝熱管と熱交換器用フィンに設けられた伝熱管挿通部を示す概略斜視図である。
この発明の実施の形態3においては、フィン体1と扁平形状伝熱管2が組立てられた後、接着剤の塗布を行う。扁平形状伝熱管2には、上述した実施の形態2と同様に、伝熱管挿通部5の閉塞側の外周頭部R2部13に管内の冷媒の流れる方向全長に亘って、凹形状部14が設けられている。
また、この発明の実施の形態3においては、上述した実施の形態1、2に対し、フィン体1と扁平形状伝熱管2が組み立てられた後に、接着剤を塗布する際の熱交換器の向きが、天地逆、すなわち、フィンカラー6の伝熱管挿通部5の開放側を下方側に配置してなる状態とし、この状態において、扁平形状伝熱管2の伝熱管挿通部5の閉塞側外周頭部R2部13に設けられた凹形状部14に接着剤を塗布し、フィンカラー6と扁平形状伝熱管2の外周部との間に接着剤をフィン体1の伝熱管挿通部5の開放側に向かってに流動させて充填させる。
扁平形状伝熱管2は積層されたフィン体1全てを貫通しているため、最外層のフィン体1から突出した伝熱管端部に位置する凹形状部14へ接着剤を塗布することにより、接着剤が該凹形状部14の全長に亘って侵入し、各フィン体1のフィンカラー6内面と扁平形状伝熱管2の外周部との間に接着剤が供給される。
この実施の形態3によれば、伝熱管挿通部5の開放側へ向かって接着剤が流動するため、フィン体1の結露水排出路15には接着剤の付着が発生せず、かつ余剰となる接着剤は、フィン体1の伝熱管挿通部5の開放端から扁平形状伝熱管2の外周頭部R1部12へ流れ、フィン体1のフィンベース面4やフィンカラー外面10へ付着せずに、熱交換器外部へと排除される。
また、接着剤の塗布開始点が、フィン体1ではなく、扁平形状伝熱管2に設けた凹形状部14であることから、上述した実施の形態1、2にて必要であったフィンカラー突出部9を不要とすることができる。
すなわち、フィンカラー6の伝熱管挿通部5の開放側はフィン体1のフィンベース4端部に位置している。
また、最外層のフィン体1から外側に突出した伝熱管端部の凹形状部14への塗布となるため、比較的広い空間内への塗布となり、塗布ノズルや塗布ヘッドの位置あわせに対しても、過剰な精度が不要であり、設備等の費用の抑制を図ることができる。
この発明は、熱交換性能に優れた熱交換器用フィンおよび熱交換器の実現に好適である。
1 フィン体
2 扁平形状伝熱管
4 フィンベース
4a フィンベース面
5 伝熱管挿通部
6 フィンカラー
9 フィンカラー突出部
10 フィンカラー外面
12 扁平形状伝熱管の開放側の外周頭部R1部
13 扁平形状伝熱管の閉塞側の外周頭部R2部
14 凹形状部

Claims (11)

  1. 帯板状に成形されたフィン体の長手方向に沿って所定の間隔で配設され、一端側が上記フィン体のフィンベース端部に開放し他端側が閉塞する切り欠き形状の伝熱管挿通部を有し、上記伝熱管挿通部には上記伝熱管挿通部の周縁からほぼ垂直に立ち上げ成形されて扁平形状伝熱管の外周部と沿う形状のフィンカラーが設けられ、上記フィンカラーの上記伝熱管挿通部の開放側は上記扁平形状伝熱管の外周部との密接部より長く成形されているフィンカラー突出部を有することを特徴とする熱交換器用フィン。
  2. 上記フィンカラーは断面U字形状に構成されたことを特徴とする請求項1記載の熱交換器用フィン。
  3. 扁平形状に成形された扁平形状伝熱管と、帯板状に成形されたフィン体の長手方向に沿って所定の間隔で配設され、一端側が上記フィン体のフィンベース端部に開放し他端側が閉塞する上記扁平形状伝熱管が挿通される切り欠き形状の伝熱管挿通部を有し、上記伝熱管挿通部には上記伝熱管挿通部の周縁からほぼ垂直に立ち上げ成形されて上記扁平形状伝熱管の外周部と沿う形状のフィンカラーが設けられ、上記フィンカラーの上記伝熱管挿通部の開放側は上記扁平形状伝熱管の外周部との密接部より長く成形されているフィンカラー突出部を有する熱交換器用フィンとを備えたことを特徴とする熱交換器。
  4. 上記フィンカラーは断面U字形状に構成されたことを特徴とする請求項3記載の熱交換器。
  5. 帯板状に成形されたフィン体の長手方向に沿って所定の間隔で、一端側が上記フィン体のフィンベース端部に開放し他端側が閉塞する上記扁平形状伝熱管が挿通される切り欠き形状の伝熱管挿通部を成形する工程と、上記伝熱管挿通部の周縁をほぼ垂直に立ち上げて上記扁平形状伝熱管の外周部と沿う形状のフィンカラーを成形する工程と、上記フィンカラーの上記伝熱管挿通部の開放側で上記扁平形状伝熱管の外周部との密接部より長く成形されたフィンカラー突出部に接着剤を塗布し、上記フィンカラーと上記扁平形状伝熱管の外周部との間に上記接着剤を充填して接合する工程とを備えたことを特徴とする熱交換器の製造方法。
  6. 扁平形状に成形された扁平形状伝熱管と、帯板状に成形されたフィン体の長手方向に沿って所定の間隔で配設され、一端側が上記フィン体のフィンベース端部に開放し他端側が閉塞する上記扁平形状伝熱管が挿通される切り欠き形状の伝熱管挿通部を有し、上記伝熱管挿通部には上記伝熱管挿通部の周縁からほぼ垂直に立ち上げ成形されて上記扁平形状伝熱管の外周部と沿う形状のフィンカラーが設けられ、上記フィンカラーの上記伝熱管挿通部の開放側は上記扁平形状伝熱管の外周部との密接部より長く成形されているフィンカラー突出部を有する熱交換器用フィンとを備え、上記扁平形状伝熱管は上記伝熱管挿通部の閉塞側外周部に凹形状部が設けられたことを特徴とする熱交換器。
  7. 上記フィンカラーは断面U字形状に構成されたことを特徴とする請求項6記載の熱交換器。
  8. 帯板状に成形されたフィン体の長手方向に沿って所定の間隔で、一端側が上記フィン体のフィンベース端部に開放し他端側が閉塞する上記扁平形状伝熱管が挿通される切り欠き形状の伝熱管挿通部を成形する工程と、上記伝熱管挿通部の周縁をほぼ垂直に立ち上げて上記扁平形状伝熱管の外周部と沿う形状のフィンカラーを成形する工程と、上記フィンカラーの上記伝熱管挿通部の開放側で上記扁平形状伝熱管の外周部との密接部より長く成形されたフィンカラー突出部に接着剤を塗布し、上記フィンカラーと上記扁平形状伝熱管の
    外周部との間に上記接着剤を充填して接合するとともに上記フィンカラーと上記扁平形状伝熱管の外周部との間からの上記接着剤の余剰分を上記扁平形状伝熱管の上記伝熱管挿通部の閉塞側外周部に設けた凹形状部に排出する工程とを備えたことを特徴とする熱交換器の製造方法。
  9. 扁平形状に成形された扁平形状伝熱管と、帯板状に成形されたフィン体の長手方向に沿って所定の間隔で配設され、一端側が上記フィン体のフィンベース端部に開放し他端側が閉塞する上記扁平形状伝熱管が挿通される切り欠き形状の伝熱管挿通部を有し、上記伝熱管挿通部には上記伝熱管挿通部の周縁からほぼ垂直に立ち上げ成形されて上記扁平形状伝熱管の外周部と沿う形状のフィンカラーが設けられ、上記フィンカラーの上記伝熱管挿通部の開放側は上記フィン体のフィンベース端部に位置する熱交換器用フィンとを備え、上記扁平形状伝熱管は上記伝熱管挿通部の閉塞側外周部に凹形状部が設けられたことを特徴とする熱交換器。
  10. 上記フィンカラーは断面U字形状に構成されたことを特徴とする請求項9記載の熱交換器。
  11. 帯板状に成形されたフィン体の長手方向に沿って所定の間隔で、一端側が上記フィン体のフィンベース端部に開放し他端側が閉塞する上記扁平形状伝熱管が挿通される切り欠き形状の伝熱管挿通部を成形する工程と、上記伝熱管挿通部の周縁をほぼ垂直に立ち上げて上記扁平形状伝熱管の外周部と沿う形状のフィンカラーを成形する工程と、上記フィンカラーの上記伝熱管挿通部の開放側を下方側に配置し、上記扁平形状伝熱管の上記伝熱管挿通部の閉塞側外周部に設けた凹形状部に接着剤を塗布し、上記フィンカラーと上記扁平形状伝熱管の外周部との間に上記接着剤を上記伝熱管挿通部の開放側に流動させて充填し上記フィンカラーと上記扁平形状伝熱管の外周部とを接合する工程とを備えたことを特徴とする熱交換器の製造方法。
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