JP2011117541A - 流体式アクチュエータの配管接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】流体圧アクチュエータのシリンダボディに流体配管をワンタッチで簡単に接続できる流体式アクチュエータの配管接続構造を提供する。
【解決手段】流体配管20に環状突部21a,21bと環状溝21cとを備える。ボス部12は、同一平面上に一対の弾性クリップ装着溝12cと、一対の位置決め壁12dとを備える。弾性クリップ30は、弾性クリップ装着溝12cに挿入する一対の弾性脚30aと、弾性脚30aを繋ぐと共に位置決め壁12fの外周壁に当接して弾性脚30aを位置決めする位置決め片30bとを備え、弾性脚30aは、位置決め片の両端部から互いに近付く方向に折曲して形成する一対のスプリング部30cと、環状溝21cに嵌合して流体配管20を抜け止めする一対の抜止め部30dと、抜止め部30dの先端部から互いに遠ざかる方向に折曲し、先端部30eが前記ボス部の外周から突出する一対の指標片30fとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用のブレーキやクラッチに用いる液圧マスタシリンダや、車両用ディスクブレーキのキャリパ、車両用ドラムブレーキのホイルシリンダ、車両用ブレーキのPバルブやPCVバルブ等の液圧コントロールバルブを始め、各種の産業に用いられる液圧シリンダ等の流体圧アクチュエータに流体配管を接続する構造に関する。
液圧式車両用ブレーキの流体圧アクチュエータに流体配管を接続する従来技術として、流体圧アクチュエータのシリンダボディに配管接続孔の半径方向線と平行なピン孔を形成すると共に、流体配管に2条のフランジ部を形成し、該2条のフランジ部の中間位置をピン孔の位置と合わせ、該ピン孔にストッパピンを圧入することによって流体配管の抜け止めを図ったものがあった(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−20659号公報
しかし、上述のものでは、シリンダボディに流体配管を接続する際に、まず流体配管の2条のフランジ部の中間位置と、シリンダボディのピン孔の位置を合わせ、その後にストッパピンを圧入しなくてはならないことから、流体配管の組み付けに手間が掛かるという課題がある。
そこで本発明は、流体圧アクチュエータのシリンダボディに流体配管をワンタッチで簡単に接続することができる流体式アクチュエータの配管接続構造を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の流体圧アクチュエータの流体配管接続構造は、流体式アクチュエータのシリンダボディに円筒状のボス部を突設し、該ボス部に前記シリンダボディ内部のシリンダ孔と連通する配管接続孔を形成し、該配管接続孔に、流体配管の先端部に設けた接続部を弾性クリップにて抜け止めする液圧式アクチュエータの配管接続構造において、前記接続部は、接続部外周壁の軸方向に併設した一対の環状突部と、該一対の環状突部の間に形成される環状溝とを備え、前記ボス部は、該ボス部の中心軸と直交する同一平面上に、前記ボス部の外周壁と前記配管接続孔とにそれぞれ開口し、前記中心軸に直交する直交線を挟んで対向して形成される一対の弾性クリップ装着溝を備え、前記弾性クリップは、前記弾性クリップ装着溝にそれぞれ挿入される一対の弾性脚と、該弾性脚を繋ぐ連結片とを備え、前記一対の弾性脚は、前記連結片の両端部から、互いに近付く方向に折曲して形成される一対のスプリング部と、該スプリング部の先端部に形成され、前記配管接続孔に挿入した前記流体配管の前記環状溝に嵌合して前記流体配管を抜け止めする一対の抜止め部と、各抜止め部の先端部から互いに遠ざかる方向に折曲され、先端部が前記ボス部の外周から突出する一対の指標片とを備えていることを特徴とし、前記ボス部には、前記配管接続孔の両側で、且つ、前記ボス部の中心軸に直交する前記直交線上に一対の位置決め壁が形成され、前記弾性クリップは、前記連結片を一方の位置決め壁の外周壁に当接させることにより前記弾性脚を位置決めすると好適である。
また、前記抜止め部を、前記環状溝を包持する円弧状に形成すると良く、さらに、前記接続部の先端側に形成した環状突部の先端面を、先端側に向けて漸次小径となる円錐面とすることもできる。さらに、前記配管接続孔の底壁と前記接続部の先端部との間にシールリングを介装すると好適である。
本発明の流体式アクチュエータの配管接続構造によれば、一対の弾性クリップの弾性脚を、ボス部に形成した弾性クリップ装着溝にそれぞれ挿入した状態の配管接続孔に、流体配管の接続部を挿入すると、環状突部が弾性クリップの抜止め部を押し広げながら抜止め部を通過し、環状溝に前記抜止め部が嵌着する。このとき、抜止め部はスプリング部によって良好に拡縮して嵌着溝に嵌着され、流体配管の接続部を確実に抜け止めすることができ、ワンタッチで簡単、且つ、確実にボス部に流体配管を接続させることができ、組み付け性の向上を図ることができる。また、抜止め部の先端にはボス部の外周から突出する指標片を備えていることから、指標片がボス部の外周から突出する長さや角度によって、抜止め部が流体配管の嵌着溝に適正に嵌着されているか否かを視認することができる。
さらに、前記ボス部には、前記配管接続孔の両側で、且つ、前記ボス部の中心軸に直交する前記直交線上に一対の位置決め壁が形成され、前記弾性クリップは、前記連結片を一方の位置決め壁の外周壁に当接させることにより前記弾性脚を位置決めすることにより、弾性クリップをボス部の所定位置に確実に挿入することができる。
また、抜止め部を、環状溝を包持する円弧状に形成することにより、流体配管の接続部を配管接続孔に挿入する際に、環状突部が抜止め部を良好に押し広げながら配管接続孔内に挿入され、抜止め部が環状溝に良好に嵌着される。さらに、接続部の先端側に形成した環状突部の先端面を、先端側に向けて漸次小径となる円錐面とすることにより、先端側の環状突部がより良好に抜止め部を押し広げながら配管接続孔内に挿入され、抜止め部を環状溝にスムーズに嵌着させることができる。さらに、配管接続孔の底壁と接続部の先端部との間にシールリングを介装することにより、配管接続孔に流体配管を挿入して固定する際にシールリングが圧縮されてシールされ、流体配管を良好に組み付けることができると共に、組み付け性を向上させることができる。
本発明の一形態例を示すもので、流体配管をシリンダボディのボス部に接続する状態の説明図である。 同じくシリンダボディとシールリングと流体配管と弾性クリップの分解斜視図である。 同じく液圧マスタシリンダの断面図である。
以下、本発明を車両用のクラッチに用いる液圧マスタシリンダに適用した一形態例を図面に基づいて説明する。
クラッチ用の液圧マスタシリンダ1は、車体に固設される縦長のシリンダボディ2に、一端を開口した有底のシリンダ孔3が設けられ、該シリンダ孔3にピストン4が内挿されると共に、ピストン4とシリンダ孔3の底壁3aとの間に液圧室5が画成されている。
ピストン4の先端側と基端側の外周には、カップシール6,7が嵌着されていて、液圧室5とカップシール6,7間の液室8とをそれぞれ液密にシールしている。シリンダ孔3の底壁3aとピストン4の先端側との間には、戻しばね9が縮設されていて、非作動時のピストン4は、戻しばね9の弾発力によりシリンダ孔3の開口部方向に付勢され、シリンダ孔3の開口端を覆ってシリンダボディ2に係着したエンドプレート10によって、その後退限が規制されてる。
ピストン4の後端面には凹部4aが球面状に形成され、該凹部4aにエンドプレート10を貫通したプッシュロッド11の球面状頭部11aが収容され、プッシュロッド11の基端に連結されたクラッチ操作子を操作すると、プッシュロッド11が液圧マスタシリンダ方向へ前進し、ピストン4をシリンダ孔3の底部方向へ押動して、液圧室5内の作動液を昇圧するようになっている。
シリンダボディ2には、シリンダボディ底部側と中間部の外周壁に2つのボス部12,13が突設されており、シリンダボディ底部側のボス部12に開設された配管接続孔12aには、クラッチの近傍に配設された別途のスレーブシリンダにつながる流体配管20の接続部21が、弾性クリップ30とシールリング31とを介して接続され、シリンダボディ中間部のボス部13に開設されたホース接続孔13aには、別途のリザーバに繋がる連結ホースのコネクタ40が装着ピン41を用いて接続されている。
配管接続孔12aとホース接続孔13aとは、それぞれボス部12,13の先端面に開口して設けられ、配管接続孔12aの底壁12bには、液圧室5に連通する流体流通孔14が連設され、ホース接続孔13aの底壁13bには液圧室5に連通するリリーフポート15とサプライポート16とがそれぞれ連設されている。液圧室5で昇圧された前述の作動液は、流体流通孔14から流体配管20を介してスレーブシリンダに供給され、該スレーブシリンダにてクラッチを液圧で作動する。また、前記連結ホースのコネクタ40は、リリーフポート15及びサプライポート16とを介して、前記液圧室5と液室8とに連通し、作動液をコネクタ40と連結ホースを介してリザーバへ還流したり、リザーバから両室5,8へ補給できるようになっている。
流体配管20は、鋼管等の剛性のある管材で形成され、配管接続孔12aに接続させる先端には接続部21が設けられている。この接続部21は、外周壁の軸方向に併設した一対の環状突部21a,21bと、該一対の環状突部21a,21bの間に形成される環状溝21cとで構成され、先端側に形成した環状突部21aは、先端面が接続部先端に向けて漸次小径となる円錐面21dとなっている。
配管接続孔12aは、前記流体配管20の環状突部21a,21bよりも大径に形成され、底壁12bに、前記シールリング31が配置されている。また、流体流通孔14は、流体配管20よりも僅かに大径に形成され、配管接続側の端部には、底壁12bに向かって漸次大径となる円錐部14aが形成されている。
ボス部12は、ボス部12の中心軸C1と直交する同一平面上に、ボス部12の外周壁と配管接続孔12aとにそれぞれ開口し、中心軸C1に直交する直交線C2を挟んで対向して形成される一対の弾性クリップ装着溝12c,12cと、直交線C2上で、配管接続孔12aの両側にそれぞれ形成される一対の位置決め壁12d,12dとを中心軸C1に対して線対称に形成している。また、前記シールリング31は、配管接続孔12aの内径よりも僅かに小径の外周面と、前記流体配管20の先端部の外径よりも僅かに大径で、且つ、環状突部21aの外径よりも小径の内周面とを備えている。
弾性クリップ30は、弾性を有する金属製の線材を折曲して対称形状に形成されるもので、弾性クリップ装着溝12c,12cにそれぞれ挿入される一対の弾性脚30a,30aと、該弾性脚30a,30aを繋ぐと共に、何れか一方の位置決め壁12dの外周壁に当接して弾性脚30a,30aを位置決めする位置決め片30b(本発明の連結片)とを備えている。一対の弾性脚30a,30aは、位置決め片30bの両端部から、互いに近付く方向に折曲して形成される一対のスプリング部30c,30cと、該スプリング部30c,30cの先端部に形成され、配管接続孔12aに挿入した流体配管20の環状溝21cに嵌合して流体配管20を抜け止めする一対の抜止め部30d,30dと、各抜止め部30d,30dの先端部から互いに遠ざかる方向に折曲され、先端部30eがボス部12の外周からそれぞれ突出する一対の指標部30f,30fとを備えている。前記抜止め部30d,30dは、環状溝21cを包持する円弧状に形成され、また、指標部30f,30fは、ボス部12から突出する先端部30eが前記位置決め片30bと平行で、且つ、互いに遠ざかる方向に折曲されている。
次に、ボス部12と弾性クリップ30と流体配管20との接続状態を、図1に基づいて説明する。なお、図1の図面右側は要部断面側面図、図面左側は右側の図面のR1-R1断面図であって、図において、上方から下方に向かって(A)〜(C)の順に組み付けが進行する。
まず、図1(A)に示すように、配管接続孔12aの底部にシールリング31を配置し、ボス部12に形成した弾性クリップ装着溝12c,12cに弾性クリップ30のスプリング部30c,30cをそれぞれ挿入すると共に、一方の位置決め壁12dの外周壁に位置決め片30bを当接させ、スプリング部30c,30cを所定の方向に延出させると共に、一対の抜止め部30d,30dを、前記配管接続孔12a内の前記直交線C2を挟んだ対称位置に、指標部30f,30fを他方の位置決め壁12dを挟んだ対称位置にそれぞれ配置させ、先端部30e,30eをボス部12の外周部から突出させた状態とする。このようにボス部12にシールリング31と弾性クリップ30とを組み付けた状態の配管接続孔12aに、流体配管20の接続部21を挿入する。
図1(B)に示すように、流体配管20を挿入するに連れて、抜止め部30d,30dが環状突部21aの円錐面21dによって徐々に押し開かれ、スプリング部30cが位置決め片30bを支点に互いに遠ざかる方向に開いて環状突部21aを通過させる。この時、指標部の30f,30fの一部が先端部30e,30eと共に、ボス部12の外周側から突出し、先端部30e,30eが大きく離れた状態となる。一方、流体配管20の先端部と円錐面21dの先端側とがシールリング31内に挿入され、円錐面21dがシールリング31の内周面を外周側に押圧し、シールリング31を圧縮して外周面を配管接続孔12aに密着させる。
次いで、図1(C)に示すように、流体配管20をさらに挿入し、流体配管20の環状溝21cが抜止め部30d,30dの位置に配置されると、スプリング部30cのスプリング力によって、抜止め部30d,30dは、互いに近付く方向に付勢され、環状溝21cを挟んで包持した状態になる。このように、抜止め部30d,30dが環状溝21cに嵌着され、一対の環状突部21a,21bによって抜け止めされることにより、流体配管20が配管接続孔12aに接続される。一方、流体配管20の先端面がシールリング31の端面から前記流体流通孔14の円錐部14a内に突出し、シールリング31内に挿入された円錐面21dがシールリング31の内周面を更に外周側に押圧しながら挿入されるので、シールリング31が更に圧縮されて外周面が配管接続孔12aの内周面に密着すると共に、内周面が円錐面21dに密着して流体配管20がシールされる。
上述の形態例では、弾性クリップ30は、位置決め片30bをボス部12に設けた位置決め壁12dの外周壁に当接させることにより、所定の位置に傾くことなく確実に挿入することができる。また、このように弾性クリップ30を装着した状態の配管接続孔12aに、流体配管20の接続部21を挿入し、押し込むだけで、環状突部21aが弾性クリップ30の抜止め部30dを押し広げながら抜止め部30dを通過し、環状溝21cに抜止め部30dが嵌着して抜け止めされることから、ワンタッチで簡便に流体配管20を配管接続孔12aに接続することができる。また、抜止め部30dが、環状溝21cを包持する円弧状に形成されると共に、流体配管先端側の環状突部21aに円錐面21dを設けたことにより、抜止め部30dを良好に押し広げることができる。さらに、流体配管20の押し込み状態に応じて、指標部30f,30fや先端部30e,30eがボス部12の外周側から突出する長さや角度が異なることから、抜止め部30d,30dが環状溝21cに確実に嵌着されているか否かを視認することができる。また、配管接続孔12aの底壁21eにシールリング31を配置したことにより、配管接続孔12aに流体配管20を挿入して固定することでシールリング31を圧縮して外周面が配管接続孔12aに、内周面が円錐面21dに、それぞれ密着することにより、流体配管20を簡単にシールされた状態とすることができる。また、このように流体配管20は、配管接続孔12aに押し込むだけでワンタッチで接続することができることから、流体配管20の接続に工具が不要となり、狭いスペースでも流体配管20を配管接続孔12aに良好に接続することができる。さらに、流体配管20を取り外す際には、先端部30e,30eを押し開きながら位置決め片30bの方向に押し込むことにより、弾性クリップ30を取り外して流体配管20を取り外すことができる。
尚、本発明は上述の形態例に限らず、弾性クリップの位置決め片の形状は任意であり、スプリング部の両端から外側に略くの字状に折曲して向かい合わせて形成しても良く、環状溝に嵌合可能で、環状突部によって抜け止めされるものであれば良い。また、指標片の先端部を折曲しないものでも良く、指標片は流体配管を接続する前の状態で、先端部がボス部から突出しているものであれば形状は任意である。
さらに、上述の形態例はクラッチ用のマスタシリンダに適用したが、本発明はこれに限らず、ブレーキ用マスタシリンダやスレーブシリンダ等、各種の流体式アクチュエータの配管接続孔に適用することができる。
1…液圧マスタシリンダ、2…シリンダボディ、3…シリンダ孔、3a…底壁、4…ピストン、4a…凹部、5…液圧室、6,7…カップシール、8…液室、9…戻しばね、10…エンドプレート、11…プッシュロッド、11a…球面状頭部、12…ボス部、12a…配管接続孔、12b…底部、12c…弾性クリップ装着溝、12d…位置決め壁、13…ボス部、13a…ホース接続孔、13b…底壁、14…流体接続孔、14a…円錐部、15…リリーフポート、16…サプライポート、20…流体配管、21…接続部、21a,21b…環状突部、21c…環状溝、21d…円錐面、30…弾性クリップ、30a…弾性脚、30b…位置決め片(本発明の連結片)、30c…スプリング部、30d…抜止め部、30e…先端部、30f…指標部、31…シールリング

Claims (5)

  1. 流体式アクチュエータのシリンダボディに円筒状のボス部を突設し、該ボス部に前記シリンダボディ内部のシリンダ孔と連通する配管接続孔を形成し、該配管接続孔に、流体配管の先端部に設けた接続部を弾性クリップにて抜け止めする液圧式アクチュエータの配管接続構造において、前記接続部は、接続部外周壁の軸方向に併設した一対の環状突部と、該一対の環状突部の間に形成される環状溝とを備え、前記ボス部は、該ボス部の中心軸と直交する同一平面上に、前記ボス部の外周壁と前記配管接続孔とにそれぞれ開口し、前記中心軸に直交する直交線を挟んで対向して形成される一対の弾性クリップ装着溝を備え、前記弾性クリップは、前記弾性クリップ装着溝にそれぞれ挿入される一対の弾性脚と、該弾性脚を繋ぐ連結片とを備え、前記一対の弾性脚は、前記連結片の両端部から、互いに近付く方向に折曲して形成される一対のスプリング部と、該スプリング部の先端部に形成され、前記配管接続孔に挿入した前記流体配管の前記環状溝に嵌合して前記流体配管を抜け止めする一対の抜止め部と、各抜止め部の先端部から互いに遠ざかる方向に折曲され、先端部が前記ボス部の外周から突出する一対の指標片とを備えていることを特徴とする流体式アクチュエータの流体配管接続構造。
  2. 前記ボス部は、前記配管接続孔の両側で、且つ、前記ボス部の中心軸に直交する前記直交線上に一対の位置決め壁が形成され、前記弾性クリップは、前記連結片を、一方の位置決め壁の外周壁に当接させることにより前記弾性脚を位置決めすることを特徴とする請求項1記載の流体式アクチュエータの流体配管接続構造。
  3. 前記抜止め部は、前記環状溝を包持する円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の流体式アクチュエータの流体配管接続構造。
  4. 前記接続部の先端側に形成した環状突部の先端面を、先端側に向けて漸次小径となる円錐面としたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の液体式アクチュエータの流体配管接続構造。
  5. 前記配管接続孔の底壁と前記接続部の先端部との間にシールリングを介装することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1記載の流体式アクチュエータの流体配管接続構造。
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