JP2011116900A - 塩素化ポリエーテル組成物及びその製造方法 - Google Patents

塩素化ポリエーテル組成物及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 流動性並びに安定性に優れた塩素化ポリエーテル組成物を提供する。
【解決手段】 下記式(1)
【化1】
Figure 2011116900

で示される構造単位及び/又は下記式(2)
【化2】
Figure 2011116900

で示される構造単位を含む塩素化ポリエーテルAと、ポリオールB及び/又は有機溶媒Cとを含む塩素化ポリエーテル組成物であって、塩素化ポリエーテルAを5〜95重量%含有することを特徴とする塩素化ポリエーテル組成物。

Description

本発明は、流動性並びに安定性に優れた新規な塩素化ポリエーテル組成物に関するものである。本発明の塩素化ポリエーテル組成物は、ポリウレタンの難燃化、プラスチック材料に対する密着性に優れたポリウレタン系塗料、接着剤、プライマー、インキバインダー等への展開が期待できる。
ポリオール化合物は、ポリウレタンやポリエステル等の樹脂原料、界面活性剤、潤滑剤として有用である。ポリオール化合物としてポリエーテル系、ポリエステル系をはじめ、多くの種類のものが市販されており、イソシアネート化合物との組み合わせにより硬質、半硬質、又は軟質フォーム、またはエラストマーや塗料、接着剤等のポリウレタン製品に展開されている。
一般にポリウレタンは易燃性であり、難燃化するために種々の難燃剤を添加することが提案されている(例えば非特許文献1参照)。しかしながら、目標とする難燃効果を達成するには多量の難燃剤を必要とする。また、難燃剤は低分子化合物であるため、経時的にポリウレタンの表面に移動し、べたつき等を引き起こすという課題がある。
ポリウレタンに難燃性を付与する方法として、ハロゲンを含むポリオールを用いる方法が報告されている。このようなハロゲン含有ポリオールは、多価アルコールやポリエーテルポリオールを開始物質に用い、酸触媒存在下でエピクロロヒドリンや4,4,4−トリクロロ−1,2−エポキシブタンのような塩素含有アルキレンオキシドを付加する方法(例えば特許文献1、2)や、ポリエーテルポリオールを溶媒中、塩素ガスを用いて塩素化する方法(例えば特許文献3)によって合成できる。
また、ハロゲン含有ポリオールは、ポリウレタンの難燃性改質だけでなく、プラスチック材料に対する密着性を改善したポリウレタン塗料、インキバインダーの原料としても有用であることが知られている(例えば特許文献3、4)。
上述したように、ハロゲン含有ポリオールはポリウレタン原料として有用であるが、その使用は制限されている。例えば、エピクロロヒドリンより得られるハロゲン含有ポリオールは、塩素含量が低く難燃性やプラスチック密着性の改良効果が小さいことが要因である。また、4,4,4−トリクロロ−1,2−エポキシブタンは合成工程が多く高価であるため工業的に入手困難であるとともに、得られるポリオールは容易に分解するという課題がある。一方、エピクロロヒドリンと4,4,4−トリクロロ−1,2−エポキシブタンの中間の塩素含量を有する1,4−ジクロロ−2,3−エポキシブタンより得られるポリオールの合成例が報告されているが(例えば特許文献5)、室温で高粘度を示し、取扱いが困難である。一方、ポリエーテルポリオールを塩素化して得られるポリオールは、熱安定性が悪く、経時的に脱塩酸を起こすという課題がある。
米国特許第4282332号明細書 特開昭59−157120号公報 特開昭59−196361号公報 特開平6−172637号公報 米国特許第3251852号明細書 「最新ポリウレタンの設計・改質と高機能化技術全集」、技術情報協会、2007年3月、305頁
本発明は上記の背景技術に鑑みてなされたものであり、その目的は、流動性及び安定性に優れた新規な塩素化ポリエーテル組成物を提供することにある。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、特定の構造を有する塩素化ポリエーテルを用いた組成物を見出し、本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明は、以下に示す塩素化ポリエーテル組成物に関するものである。
[1]下記式(1)
Figure 2011116900
で示される構造単位及び/又は下記式(2)
Figure 2011116900
で示される構造単位を含む塩素化ポリエーテルAと、ポリオールB及び/又は有機溶媒Cとを含む塩素化ポリエーテル組成物であって、塩素化ポリエーテルAを5〜95重量%含有することを特徴とする塩素化ポリエーテル組成物。
[2]塩素化ポリエーテルAの水酸基価が、1〜1000(mgKOH/g)の範囲であることを特徴とする上記[1]に記載の塩素化ポリエーテル組成物。
[3]ポリオールBが、ポリエーテルポリオール、ポリマーポリオール、ポリエステルポリオール、ポリカプロラクトンポリオール、ポリカーボネートポリオール、アクリルポリオール、ポリオレフィンポリオール、及び天然油系ポリオールからなる群より選ばれる一種又は二種以上であることを特徴とする上記[1]又は[2]に記載の塩素化ポリエーテル組成物。
[4]有機溶媒Cの溶解度パラメーターが、8〜13(cal/cm1/2の有機溶媒であることを特徴とする上記[1]乃至[3]のいずれかに記載の塩素化ポリエーテル組成物。
[5]予め調製した塩素化ポリエーテルAと、ポリオールB及び/又は有機溶媒Cを混合することを特徴とする上記[1]乃至[4]のいずれかに記載の塩素化ポリエーテル組成物の製造方法。
[6]含活性水素化合物を重合開始剤として用い、酸触媒の存在下、3,4−ジクロロ−1,2−エポキシブタン及び/又は1,4−ジクロロ−2,3−エポキシブタンを開環重合して塩素化ポリエーテルAを調製し、それとポリオールB及び/又は有機溶媒Cを混合することを特徴とする上記[1]乃至[4]のいずれかに記載の塩素化ポリエーテル組成物の製造方法。
[7]含活性水素化合物を重合開始剤として用い、酸触媒の存在下、3,4−ジクロロ−1,2−エポキシブタン及び/又は1,4−ジクロロ−2,3−エポキシブタンを有機溶媒C中で開環重合して塩素化ポリエーテルAを調製することを特徴とする上記[1]乃至[4]のいずれかに記載の塩素化ポリエーテル組成物の製造方法。
[8]有機溶媒Cが、酸に対し不活性であり、かつ溶解度パラメーター8〜13(cal/cm1/2の有機溶媒であることを特徴とする上記[7]に記載の塩素化ポリエーテル組成物。
本発明の塩素化ポリエーテル組成物は流動性並びに安定性に優れる。また、難燃性やプラスチック材料に対する密着性に優れたポリウレタン原料として期待できる。
以下に、本発明を詳細に説明する。
本発明の塩素化ポリエーテル組成物は、上記式(1)で示される構造単位及び/又は上記式(2)で示される構造単位を含む塩素化ポリエーテルAと、ポリオールB及び/又は有機溶媒Cとを含む塩素化ポリエーテル組成物であって、塩素化ポリエーテルAを5〜95重量%含有することをその特徴とする。なかでも、塩素化ポリエーテル組成物中、塩素化ポリエーテルAが10〜90重量%の範囲であることが好ましく、20〜80重量%であることが特に好ましい。塩素化ポリエーテル組成物中、塩素化ポリエーテルAが5重量%未満では、塩素含量が小さくため、ポリウレタンとした時の難燃性、プラスチック密着性改良効果が小さく、95重量%を超えると流動性が低下し、取扱いが困難となる。
塩素化ポリエーテルAとしては、上記式(1)で示される構造単位及び/又は上記式(2)で示される構造単位を有していれば、その構造に特に制限はなく、例えば、3,4−ジクロロ−1,2−エポキシブタンの開環重合体、1,4−ジクロロ−2,3−エポキシブタンの開環重合体、3,4−ジクロロ−1,2−エポキシブタン及び/又は1,4−ジクロロ−2,3−エポキシブタンと、炭素数2〜10のアルキレンオキシド(例えば、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、2,3−ブチレンオキシド、イソブチレンオキシド、ブタジエンモノオキシド、ペンテンオキシド、スチレンオキシド、シクロヘキセンオキシド、エピクロロヒドリン、エピブロモヒドリン等)との開環共重合体を挙げることができる。
塩素化ポリエーテルAは、一般的に知られているポリエーテル(ポリエーテルポリオールやポリオキシアルキレンポリオールと称されることもある。)と同様にポリマー末端、分岐鎖末端等に水酸基を有していてもよい。本発明の塩素化ポリエーテルAの水酸基の量は水酸基価(mgKOH/g)として算出できる。塩素化ポリエーテルAの水酸基価としては、目的とする用途に応じて設定でき、特に限定するものではないが、ポリウレタン原料としては、水酸基価1〜1000(mgKOH/g)、より好ましくは10〜800(mgKOH/g)を有する塩素化ポリエーテルが好ましい。なお、水酸基価はJIS K1557の方法に従って算出できる。
塩素化ポリエーテルAは、液状から固体状を示すが、組成、分岐数、分子量によってその状態は変化する。ポリウレタン原料として使用するには、取り扱いの容易さから、20〜100℃において液状で流動性を示すことが好ましい。なかでも、ポリウレタンフォームとして使用するには、25℃における粘度が、通常10〜10mPa・s、好ましくは10〜10mPa・s、さらに好ましくは10〜10mPa・sの範囲のものである。
塩素化ポリエーテルAの塩素含量は使用目的に応じて任意に調整可能であり、特に限定するものではないが、通常5〜50重量%、より好ましくは10〜46重量%の範囲である。塩素化ポリエーテルAの塩素含量を5重量%以上とすることで、ポリウレタンとした時の難燃性、プラスチック密着性改質効果を向上させることができるが、50重量%の重合体の合成は困難である。
また、上記式(1)で示される構造単位を有する塩素化ポリエーテルAは、一級炭素基に結合する塩素原子(以下、「一級塩素原子」と称する。)と二級炭素基に結合する塩素原子(以下、「二級塩素原子」と称する。)とを有することをその特徴とする。塩素化ポリエーテルAに含まれる全塩素原子中の二級塩素原子の割合は、使用目的に応じて任意に調整可能であり、特に限定するものではないが、通常5〜50%の範囲である。二級塩素原子の割合を5%以上とすることで、例えば、ポリウレタンとしたときの難燃性、プラスチック密着性の改質効果が向上するが、二級塩素原子の割合が50%を超える共重合体の合成は困難である。
本発明で用いるポリオールBは、ポリウレタンの調製に通常用いられるものが使用できる。例えば、アルキレンオキシドの開環重合により得られるポリエーテルポリオール類、ポリエーテルポリオール中でビニルモノマーをラジカル重合して得られるポリマーポリオール類、多価アルコールと多価カルボン酸類との重縮合により得られるポリエステルポリオール類、多価アルコール類と多価カルボン酸類とアミノアルコール類との重縮合により得られるポリエステルアミドポリオール類、ラクトン類の開環重合により得られるポリラクトンポリオール類、多価アルコール類とカーボネート類との重縮合により得られるポリカーボネートポリオール類、アクリルポリオール類、ポリブタジエンポリオール及びその水素添加物類、ポリイソプレンポリオール及びその水素添加物類、部分鹸化エチレン−酢酸ビニル共重合体、大豆油やひまし油等の天然油系ポリオール類等を挙げることができる。これらのなかでも、塩素化ポリエーテルとの相溶性に優れるポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリラクトンポリオール、ポリカーボネートジオールが好ましい。これらポリオールは一種又は二種以上混合して使用してもよい。
ポリオールBの性状については、特に限定するものではないが、室温にて優れた流動性を有する均質な塩素化ポリエーテル組成物を与えるため、25℃における粘度が1〜10mPa・s、特に10〜10mPa・sの範囲であることが好ましい。
本発明で用いる有機溶媒Cとしては、特に限定するものではないが、塩素化ポリエーテルAと相溶性に優れる、溶解度パラメーター(Solubility Parameter、SP値)が8〜13(cal/cm1/2の範囲の有機溶媒であることが好ましい。このような有機溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族系溶媒、塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロエタン、トリクロロエタン、ジクロロベンゼン等の塩素系溶媒;エチルエーテル、プロピレングリコールジメチルエーテル等のエーテル類;ニトロメタン、ニトロベンゼン等のニトロ化合物;二硫化炭素等の硫化物;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン系溶媒;酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド系溶媒;メタノール、エタノール、イソプロパノール等のアルコール類を挙げることができる。これら有機溶媒は1種又は2種以上混合して使用してもよい。
本発明の塩素化ポリエーテル組成物の製造方法としては、特に限定するものではないが、例えば、
(1)予め調製した塩素化ポリエーテルAと、ポリオールB及び/又は有機溶媒Cを混合する方法、
(2)塩素化ポリエーテルAを調製し、それとポリオールB及び/又は有機溶媒Cを混合する方法、
(3)塩素化ポリエーテルAを有機溶媒C中で調製し、必要に応じてそれとポリオールBを混合する方法、
等を挙げることができる。これらのなかでも、組成物の調製が簡便かつ容易な(2)又は(3)の方法が好ましい。
塩素化ポリエーテルAの調製方法としては、特に限定するものではないが、例えば、含活性水素化合物を重合開始剤として用い、酸触媒の存在下、3,4−ジクロロ−1,2−エポキシブタン及び/又は1,4−ジクロロ−2,3−エポキシブタンを開環重合する方法が挙げられる。
ここで、3,4−ジクロロ−1,2−エポキシブタンから上記式(1)で示される構造単位が誘導され、1,4−ジクロロ−2,3−エポキシブタンから上記式(2)で示される構造単位Bが誘導される。
また、必要に応じて、炭素数2〜20のアルキレンオキシドの存在下で、3,4−ジクロロ−1,2−エポキシブタン及び/又は1,4−ジクロロ−2,3−エポキシブタンを開環重合してもよい。
炭素数2〜20のアルキレンオキシドとしては、特に限定するものではないが、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、2,3−ブチレンオキシド、イソブチレンオキシド、ブタジエンモノオキシド、ペンテンオキシド、スチレンオキシド、シクロヘキセンオキシド、エピクロロヒドリン、エピブロモヒドリン等が挙げられる。上記アルキレンオキシドの種類と仕込み比は、目的とする用途に応じて、選択できる。
上記開環重合において、3,4−ジクロロ−1,2−エポキシブタン、1,4−ジクロロ−2,3−エポキシブタン、炭素数2〜10のアルキレンオキシド類等の反応に用いる単量体の転化率は、それぞれ99%以上であることが好ましい。
上記開環重合において、重合開始剤として使用される含活性水素化合物としては、例えば、ヒドロキシ化合物、アミン化合物、カルボン酸化合物、フェノール化合物、燐酸、チオール化合物等を挙げることができる。具体的には、水、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、グリセリン、トリメチロールプロパン、へキサントリオール、ペンタエリスリトール、ジグリセリン、ソルビトール、シュークローズ等のヒドロキシ化合物;エチレンジアミン等のアミン化合物;安息香酸、アジピン酸等のカルボン酸化合物;ビスフェノールA等のフェノール化合物;エタンジチオール、ブタンジチオール等のチオール化合物等が例示される。これらは用途に応じて適宜選択できる。また、水酸基を有するポリエーテルポリオールを用いることも可能であるが、その際には、使用する単量体との親和性に優れ、低粘度である水酸基価120〜1500(mgKOH/g)のポリエーテルポリオールが好ましい。該重合開始剤は数種類を混合して用いても良い。
重合開始剤の使用量は、目的とする塩素化ポリエーテル共重合体の分子量に合わせ、使用される全単量体と重合開始剤の比を任意に調整すればよく、特に限定するものではない。例えば、ポリウレタン用原材料として適した塩素化ポリエーテルを得るには、使用される全単量体の総モル数に対して、重合開始剤中の活性水素のモル数が0.02〜2倍モルになるよう設定することが好ましい。
また、酸触媒としては、酸触媒として一般に知られているものでよく、特に限定するものではないが、例えば、硫酸、燐酸、塩酸等の鉱酸;三フッ化硼素、三塩化硼素等のハロゲン化硼素化合物;塩化アルミニウム、臭化アルミニウム等のハロゲン化アルミニウム化合物;四フッ化錫、四塩化錫等の錫化合物;フッ化アンチモン、塩化アンチモン等のアンチモン化合物;塩化第二鉄等の鉄化合物;五フッ化燐等の燐化合物;塩化亜鉛等のハロゲン化亜鉛化合物;四塩化チタン等のチタン化合物;塩化ジルコニウム等のジルコニウム化合物;塩化ベリリウム等のベリリウム化合物;トリフェニル硼素、トリ(t−ブチル)硼素、トリス(ペンタフルオロフェニル)硼素、ビス(ペンタフルオロフェニル)−t−ブチル硼素、ビス(ペンタフルオロフェニル)フッ化硼素、ジ(t−ブチル)フッ化硼素、(ペンタフルオロフェニル)2フッ化硼素等の有機硼素化合物;トリエチルアルミニウム、トリフェニルアルミニウム、ジフェニル−t−ブチルアルミニウム、トリス(ペンタフルオロフェニル)アルミニウム、ビス(ペンタフルオロフェニル)−t−ブチルアルミニウム、ビス(ペンタフルオロフェニル)フッ化アルミニウム、ジ(t−ブチル)フッ化アルミニウム、(ペンタフルオロフェニル)2フッ化アルミニウム、(t−ブチル)2フッ化アルミニウム等の有機アルミニウム化合物;ジエチル亜鉛等の有機亜鉛化合物等を挙げることができる。
また、酸触媒としてルイス酸を用いる場合、単独で使用しても良いし、種々の有機化合物との錯体として使用しても良い。ルイス酸と有機化合物の錯体としては、例えばジメチルエーテル錯体、ジエチルエーテル錯体、THF(テトラヒドロフラン)錯体等のエーテル錯体;酢酸錯体等のカルボン酸錯体;アルコール錯体;アミン錯体;フェノール錯体等が挙げられる。また、酸触媒は2種以上を併用してもよい。
酸触媒の使用量としては、特に限定はなく、その中でも効率よく塩素化ポリエーテル共重合体を製造できることから使用する全ての単量体1モルに対して、1×10−5〜0.1モルの範囲で用いることが好ましい。
また、開環重合条件に特に制限はないが、例えば、重合温度として−78〜150℃の範囲、重合時間として10分〜48時間の範囲を挙げることができ、特に色相に優れた塩素化ポリエーテル組成物を効率よく得るためには、重合温度が−50〜120℃の範囲、重合時間が30分〜24時間の範囲であることが好ましい。
また、塩素化ポリエーテルAを有機溶媒C中で調製する場合、有機溶媒Cとしては、酸に対し不活性であり、かつ溶解度パラメーターが8〜13(cal/cm1/2の範囲である有機溶媒を用いることが好ましい。このような有機溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族系溶媒、塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロエタン、トリクロロエタン、ジクロロベンゼン等の塩素系溶媒、エチルエーテル、プロピレングリコールジメチルエーテル等のエーテル類;ニトロメタン、ニトロベンゼン等のニトロ化合物;二硫化炭素等の硫化物等を用いることができる。上記した有機溶媒は単独で又は2種類以上を混合して用いても良い。
有機溶媒Cの使用量としては、特に制限はないが、ポリウレタン原料として使用した場合の効果を考慮し、全ての単量体と重合開始剤の全重量に対して0.1倍〜5倍の重量であることが好ましい。
本発明の塩素化ポリエーテル組成物は、ポリウレタン原料、ポリエステル原料、界面活性剤原料等に有用であり、特にポリウレタンフォーム用ポリオール、ウレタン系シーリング剤用ポリオール、ウレタン接着剤用のポリオール成分、ウレタンエラストマー用ポリオール成分、ウレタン塗料用のバインダー成分、プライマー成分やシーラー成分、インキのワニス成分、ポリウレタン用難燃剤等として期待できる。
そして、本発明の塩素化ポリエーテル組成物は、各種ポリイソシアネート化合物と必要に応じて鎖延長剤とを反応させることにより、ポリウレタンとすることができる。
上記したポリイソシアネート化合物としては、少なくとも2個のイソシアネート基を有する化合物であればよく、特に限定するものではないが、例えば、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニレンポリイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、トリジンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、1,3−フェニレンジイソシアネート、1,4−フェニレンジイソシアネート、リジンジイソシアネート、トリフェニルメタントリイソシアネート、テトラメチルキシレンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、4,4’−シクロヘシルメタンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、1,4−シクロヘキサンジイソシアネート、ノルボルナンジイソシアネート、リジンエステルトリイソシアネート、1,6,11−ウンデカントリイソシアネート、1,8−ジイソシアネートー4−イソシアネートメチルオクタン、1,3,6−ヘキサメチレントリイソシアネート、ビシクロヘプタントリイソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、及びこれらの2種以上の混合物等を挙げることができる。さらに、これらのポリイソシアネートの変性物(ウレタン基、カルボジイミド基、アロファネート基、ウレア基、ビューレット基、イソシアヌレート基、アミド基、イミド基、ウレトンイミン基、ウレトジオン基又はオキサゾリドン基含有変性物)も包含される。
また、上記した鎖延長剤としては、ポリウレタンの鎖延長剤として一般に使用されているものでよく、特に限定するものではないが、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオール、ヒドロキノンジエチロールエーテル等のジオール類;エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ブチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、シクロヘキシレンジアミン、ピペラジン、トリレンジアミン、4,4’−ジアミノジフェニルメタン、3,3’−ジクロロ−4,4’−ジアミノジフェニルメタン、キシリレンジアミン、水添4,4’−ジアミノジフェニルメタン、水添キシリレンジアミン、イソホロンジアミン、ノルボルナンジアミン等のジアミン類、及びこれらの2種以上の混合物を挙げることができる。
以下、実施例により本発明を説明するが、本実施例は何ら本発明を制限するものではな
い。
<分析条件>
〜NMRスペクトルの測定〜
核磁気共鳴スペクトル測定装置(日本電子社製、GSX270WB)を用い、重クロロホルム中で測定した。
〜粘度測定〜
粘弾性測定装置(Anton Paar社製、MCR−300)を用い、25℃で定常流粘度を測定した。
〜塩素含量〜
試料をフラスコ燃焼法にて処理し、溶液中の塩素量を硝酸第二水銀溶液により滴定し算出した。
〜水酸基価〜
JIS K1557−1の方法に従い測定した。
<使用したポリオール>
ポリオールA:水酸基価560、粘度46mPa・s、平均官能基数2のポリプロピレングリコール(三洋化成工業社製、サンニックスPP−200),
ポリオールB:水酸基価118、粘度108mPa・sの平均官能基数2のポリプロピレングリコール(三洋化成工業社製、サンニックスPP−950),
ポリオールC:水酸基価28、粘度780mPa・sの平均官能基数2のポリプロピレングリコール(三洋化成工業社製、サンニックスPP−4000),
ポリオールD:水酸基価56、粘度500mPa・sの平均官能基数3のポリプロピレングリコール(三洋化成工業社製、サンニックスGP−3000),
ポリオールE:水酸基価56、粘度5700mPa・sの平均官能基数2の3−メチル−1,5−ペンタンアジペート系ポリエステルポリオール(クラレ社製、クラレポリオールP−2010)。
実施例1.
撹拌翼、温度計、滴下ロート、窒素導入管を取り付けた500ml4つ口フラスコを減圧下で加熱乾燥し、窒素置換を行った後、重合開始剤としてプロピレングリコール5.0g(63mmol)、酸触媒として三フッ化ホウ素エーテル錯体1.0g、重合溶媒として、溶解度パラメーター9.7(cal/cm1/2の塩化メチレン60.0gを仕込み、内温を20℃とした。3,4−ジクロロ−1,2−エポキシブタン63.0g(447mmol)を滴下ロートより3時間かけて仕込んだ後、さらに20℃で1時間重合し、3,4−ジクロロ−1,2−エポキシブタンの転化率が100%であることをガスクロマトグラフィーにより確認した。得られた組成物の一部を採取し、1%水酸化ナトリウム水溶液で洗浄後、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、塩化メチレンを除去した。H−NMRより、生成物は3,4−ジクロロ−1,2−エポキシブタンの開環重合物であることを確認した。また、分析の結果、塩素含量は46重量%、水酸基価は110を示した。
以上のことから、得られた組成物は3,4−ジクロロ−1,2−エポキシブタンの開環重合物/塩化メチレン=53/47(重量比)であり、粘度5.2mPa・sを示し、優れた流動性を示した。
比較例1.
実施例1で分析用に採取した3,4−ジクロロ−1,2−エポキシブタンの開環重合物の粘度は1.1×10mPa・sであり、室温で流動性を示さなかった。
比較例2.
実施例1で分析用に採取した3,4−ジクロロ−1,2−エポキシブタンの開環重合物に溶解度パラメーター7.3のヘキサンを等量混合したが、室温で相分離し、均一な組成物が得られなかった。
実施例2〜実施例8.
実施例1で分析用に採取した3,4−ジクロロ−1,2−エポキシブタンの開環重合物と、表1に記載の有機溶媒又はポリオールとを所定の比率で混合し、組成物を得た。結果を表1に併せて示す。いずれの組成物も室温で良好な流動性を示した。
Figure 2011116900
比較例3.
撹拌翼、温度計、滴下ロート、窒素導入管を取り付けた500ml4つ口フラスコを減圧下で加熱乾燥し、窒素置換を行った後、重合開始剤としてプロピレングリコール15.2g(200mmol)、酸触媒として三フッ化ホウ素エーテル錯体5.7gを仕込み、水浴で内温を40℃に制御した。3,4−ジクロロ−1,2−エポキシブタン71.9g(510mmol)、1,4−ジクロロ−2,3−エポキシブタン133.5g(947mmol)の混合物を滴下ロートより2時間かけて仕込んだ後、さらに40℃で4時間重合反応を行った。反応はガスクロマトグラフにより追跡し、3,4−ジクロロ−1,2−エポキシブタンと1,4−ジクロロ−2,3−エポキシブタンの転化率はそれぞれ100%、90%であった。未反応の1,4−ジクロロ−2,3−エポキシブタンを減圧除去した結果、3,4−ジクロロ−1,2−エポキシブタンの開環物残基/1,4−ジクロロ−2,3−エポキシブタンの開環物残基=37/63(モル比)、塩素含量46重量%、水酸基価110、粘度5.2×10mPa・sの塩素化ポリエーテルを得た。得られた塩素化ポリエーテルは室温で流動性を示さなかった。
実施例9.
比較例3で得た塩素化ポリエーテルにアセトンを加え、塩素化ポリエーテル/アセトン=80/20(重量比)の組成物を調製した。粘度は160mPa・sであり、室温で優れた流動性を示した。
実施例10.
比較例3で得た塩素化ポリエーテルにポリオールBを加え、塩素化ポリエーテル/ポリオールB=50/50(重量比)の組成物を調製した。粘度は5000mPa・sであり、室温で優れた流動性を示した。
実施例11.
撹拌翼、温度計、滴下ロート、窒素導入管を取り付けた500ml4つ口フラスコを減圧下で加熱乾燥し、窒素置換を行った後、重合開始剤としてポリオールB100g、酸触媒として三フッ化ホウ素エーテル錯体1.0gを仕込み、水浴で内温を20〜25℃に制御した。3,4−ジクロロ−1,2−エポキシブタン55.0g(390mmol)を滴下ロートより50分かけて仕込んだ後、さらに20〜25℃で2時間重合反応を行った。反応はガスクロマトグラフにより追跡し、3,4−ジクロロ−1,2−エポキシブタンの転化率は100%であった。一部、サンプリングし分析した結果、3,4−ジクロロ−1,2−エポキシブタンの開環物残基/プロピレンオキシドの開環物残基=18/82(モル比)の塩素化ポリエーテル共重合体であることを確認した。得られた共重合体の塩素含量は18重量%、水酸基価は75であった。
反応後の溶液18gにポリオールCを2g添加し、塩素化ポリエーテル共重合体/ポリオールC=90/10の組成物を得た。粘度は820mPa・sで優れた流動性を示した。
実施例12.
実施例11で使用したポリオールCに変えて、ポリオールEを用いた以外は、実施例11と同じ方法で塩素化ポリエーテル/ポリオールE=80/20の組成物を得た。粘度は1500mPa・sで優れた流動性を示した。
実施例13.
実施例12の方法に従い、塩素化ポリエーテル/ポリオールE=20/80の組成物を得た。粘度は4200mPa・sで優れた流動性を示した。

Claims (8)

  1. 下記式(1)
    Figure 2011116900
    で示される構造単位及び/又は下記式(2)
    Figure 2011116900
    で示される構造単位を含む塩素化ポリエーテルAと、ポリオールB及び/又は有機溶媒Cとを含む塩素化ポリエーテル組成物であって、塩素化ポリエーテルAを5〜95重量%含有することを特徴とする塩素化ポリエーテル組成物。
  2. 塩素化ポリエーテルAの水酸基価が、1〜1000(mgKOH/g)の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の塩素化ポリエーテル組成物。
  3. ポリオールBが、ポリエーテルポリオール、ポリマーポリオール、ポリエステルポリオール、ポリカプロラクトンポリオール、ポリカーボネートポリオール、アクリルポリオール、ポリオレフィンポリオール、及び天然油系ポリオールからなる群より選ばれる一種又は二種以上であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の塩素化ポリエーテル組成物。
  4. 有機溶媒Cの溶解度パラメーターが、8〜13(cal/cm1/2の有機溶媒であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の塩素化ポリエーテル組成物。
  5. 予め調製した塩素化ポリエーテルAと、ポリオールB及び/又は有機溶媒Cを混合することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の塩素化ポリエーテル組成物の製造方法。
  6. 含活性水素化合物を重合開始剤として用い、酸触媒の存在下、3,4−ジクロロ−1,2−エポキシブタン及び/又は1,4−ジクロロ−2,3−エポキシブタンを開環重合して塩素化ポリエーテルAを調製し、それとポリオールB及び/又は有機溶媒Cを混合することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の塩素化ポリエーテル組成物の製造方法。
  7. 含活性水素化合物を重合開始剤として用い、酸触媒の存在下、3,4−ジクロロ−1,2−エポキシブタン及び/又は1,4−ジクロロ−2,3−エポキシブタンを有機溶媒C中で開環重合して塩素化ポリエーテルAを調製することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の塩素化ポリエーテル組成物の製造方法。
  8. 有機溶媒Cが、酸に対し不活性であり、かつ溶解度パラメーター8〜13(cal/cm1/2の有機溶媒であることを特徴とする請求項7に記載の塩素化ポリエーテル組成物。
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