JP2011111178A - 薬液バッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】薬剤吸着がなく、排液性及び透明性の良好な薬液バッグを提供する。
【解決手段】少なくとも環状オレフィンを内層2に有する薬液バッグ1において、胴部13の引張弾性率が4400kgf/cm2以下である。また、外層3にポリプロピレン系樹脂を有することが好ましく、ポリプロピレン系樹脂は、スチレン系エラストマーを含有することが好ましい。そして、薬液バッグ1の可視光線透過率が75%以上であることが好ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、薬剤吸着がなく、排液性及び透明性の良好な薬液バッグに関する。
薬剤及び薬液を収容する容器として、従来は、ガラス製の容器が用いられていたが、近年では、廃棄や軽量性の問題から樹脂製の容器への代替が所望されている。
しかしながら、代表的な樹脂材料であるポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)を単層または最内層とした容器に薬剤及び薬液を収納した場合には、例えばニトログリセリンのような吸着性の大きい薬剤は、容器(PEやPP)に薬剤が吸着されてしまい、有効成分が減少したり、容器から不都合な成分が溶出したりする可能性がある。
また、ガラスと比べると樹脂はバリア性に乏しく、薬剤及び薬液への影響が懸念されている。
環状オレフィンは、ポリエチレンやポリプロピレンと比べて、他の樹脂との親和性(接着性)において不足しているが、透明性に優れていること、また、内容物との反応性(吸着性)が低く、耐酸性、耐アルカリ性等薬品に対して安定であるなど薬液バッグとして具備すべき多くの特性を有している。
医療用容器は、例えば手術中などに割れてしまって破片が飛び散ってしまうと、非常に危険であり、割れないことが重要となる。ところで、環状オレフィンは、薬剤低吸着性が高く、透明であるため、医療用容器として適しているが、剛性が高いため、割れやすく危険であるという問題点がある。そこで、機械的特性を補うために多層容器とすることが知られている。
例えば特許文献1には、薬剤吸着がなく、耐酸性、耐アルカリ性、耐沸水性等の耐薬品性が良好であり、かつ透明性の良い容器として、環状オレフィンを用いた容器について記載されている。
また特許文献2には、耐水蒸気透過性の高い環状オレフィン層及びガスバリア性の高いガスバリア性樹脂層とを有する耐水蒸気透過性およびガスバリア性の良好な多層容器について提案されている。
特開平3−726号公報 特開平4−276253号公報
以上のように環状オレフィンが具備している医療用容器としての特性を維持しつつ、機械的強度(脆さの改善)を向上させなければならない。
医療用容器である薬液バッグは、その使用時において、排出口を下側に向けて、注入する箇所より高い位置に薬液バッグを吊すことで、細い管を通して一定間隔で薬液を排出する。しかしながら、薬液バッグの内容量が少なくなると、排出口付近の水圧が小さくなるために、薬液の排出量も少なくなってしまうという問題があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、薬剤吸着がなく、排液性及び透明性の良好な新たな薬液バッグを見出すことにある。
上記課題を解決するため、本発明者らは、鋭意研究した結果、少なくとも環状オレフィンを内層に有する薬液バッグにおいて、胴部の引張弾性率が4400kgf/cm2以下とすることにより、薬液バックの収縮性を向上させ、バッグ内の薬液の量が減っても排出口付近に内圧がかかり、時間と共に薬液の排出量が減衰することを抑制することができることを見出した。本発明は、これらの知見に基づいてなされたものである。
すなわち、本発明によれば、少なくとも環状オレフィンを内層に有する薬液バッグにおいて、胴部の引張弾性率が4400kgf/cm2以下であることを特徴とする薬剤吸着がなく、排液性及び透明性の良好な薬液バッグが提供される。
また本発明の薬液バックの外層にポリプロピレン系樹脂を有することが好ましい。
また本発明の薬液バックの外層のポリプロピレン系樹脂は、スチレン系エラストマーを含有することが好ましい。
また本発明の薬液バックの可視光線透過率は75%以上であることが好ましい。
本発明により、薬剤吸着がなく、排液性及び透明性の良好な薬液バッグを提供することが可能となる。
本発明の一実施形態における薬液バッグの構成図である。
以下、本発明の実施形態における薬液バッグについて図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態におけるブロー成形により作製した医療用薬液バッグの構成図である。医療用薬液バッグ1は、環状オレフィン系樹脂層2に、接着層を介さず隣接してスチレン系エラストマーを添加したポリプロピレン系樹脂層3を設けた多層構成によるものである。なお、本構成にとらわれることなく、改質剤を添加するなどして柔軟にした環状オレフィン系樹脂単層で構成してもよい。その場合には、薬剤吸着性が低下する虞があることに注意しなければならない。
本実施形態における薬液バック1は、収容した薬液を排出するための排出口部11と薬液バック1を吊り下げるための吊り部12と透明性と柔軟性を有する胴部13とを備える。
また本実施形態における薬液バック1を使用するには、排出口部11にゴム栓を溶着して、そのゴム栓に輸液チューブのついた瓶針を穿刺して、吊り部12を点滴スタンドなどに引っかけて排出口部11を下側にする。薬液バック1に収容した薬液は、穿刺した瓶針を通って輸液チューブに流れて、薬液バック1より排出されて静注針や留置針を通して生体内に導入される。なお、本薬液バック1は、自然落下用、輸液ポンプ用のどちらにも使用できる。
また本実施形態における薬液バック1は、内層に環状オレフィン系樹脂を備えることで、薬液に含まれる薬剤の吸着を抑えることができる。なお、環状オレフィン系樹脂層は、ポリプロピレン系樹脂層より内層、特に最内層とすることで、収容した薬液からの薬剤吸着を良好に抑えることができる。
外層には市場性、透明性及び耐熱性の観点からポリプロピレン(PP)が好適に用いられる。また、PPにスチレン系エラストマーを添加することで、PPの透明性を向上させ、さらに環状オレフィンとの接着性を良好に保つことができる。
医療用薬液バッグ1の最大容量は、330ml(20℃)であり、全体の厚みは0.55mmである。厚みは、0.10mm〜1.00mm程度であることが好ましい。厚みが厚すぎると重量が重くなり、薄すぎると破損しやすくなってしまうため好ましくない。
外層のスチレン系エラストマーを添加したポリプロピレン系樹脂3は、スチレン系エラストマーを添加することで、ポリプロピレンの透明性を向上させたものである。これにより薬液バッグとして内容物を外から観察し、点検することが可能となる。
多層積層体としての光線透過率が可視光域全域(波長400〜700nm)にわたって55%以上であることが好ましい。より好ましくは75%以上であることが好ましい。ここで、光線透過率とは、分光光度計により空気を対照に測定した値である。
また外層のポリプロピレン系樹脂3は、スチレン系エラストマーを添加することによりポリプロピレン系樹脂と環状オレフィン系樹脂とを接着剤を用いることなく接着することができるものである。
なお、外層に用いるポリプロピレン系樹脂層は、薬液バッグ1全体を覆わなくとも、胴部13(及び吊り部12)に備えても良い。このとき、排出口部11(及び吊り部12)は、所望の肉厚を有する環状オレフィン系樹脂のみで構成される。これにより、上部及び底部が剛性が高く、中央部は柔軟性を有する。そのため、排出口部11の変形を抑止し、ゴム栓との接着性を向上させることができ、液漏れなどを防止することができる。また、上部及び底部が剛性が高く、胴部13のみにポリプロピレン系樹脂層を備えることで、容易に割れない程度の所望の肉厚を有するとともに、排液に従って中央部のみを内側に容易に凹ませることができ、排液時に収縮して内圧を向上させ、時間と共に薬液の排出量が減衰することを抑制することができる。
本発明において使用する環状オレフィンは公知物資であり(特開平4−276253号公報)、環状オレフィンを公知の開環重合法により得られる重合体、およびそれを通常の水素添加方法により水素添加して得られる飽和重合体である。なお、これらの環状オレフィンは市場において入手することができる。これらのうち、耐熱性及び滅菌処理の観点から、ガラス転移温度は115℃以上であることが好ましく、より好ましくは120℃以上である。
また、本発明で使用するポリプロピレン系樹脂としては、耐熱性及び滅菌処理(121℃、30分)の観点から、融点は121℃以上のものが好ましく、医療用または食品包装用などに用いられている公知の樹脂であれば、特に限定されることはない。
またポリプロピレン系樹脂に添加するスチレン系エラストマーは、ポリスチレンブロック成分とポリブタジエン成分とを逐次重合することによって得られるもので、特に制限はなく、市場で入手することが可能である。ポリプロピレン系樹脂にスチレン系エラストマーを添加することにより環状オレフィン系樹脂層との接着性が向上するとともに、ポリプロピレン系樹脂の透明性が高くなる。
スチレン系エラストマーはハードセグメントであるポリスチレンブロックと、ソフトセグメントである共役ジエン重合体ブロックとを有し、低温では加硫ゴム状物性を示し、加熱状態では加熱溶融して流動性を示す。上記スチレン系エラストマーはポリプロピレンとの相溶性に優れることから、ポリプロピレンの可撓性等の改質効果に優れている。さらに上記スチレン系エラストマーとしては、水素添加されたエラストマーであれば好ましい。水素添加されたエラストマーは耐久性を有する。
スチレン系エラストマーとしては、例えば水素添加型スチレンブタジエンラバー(HSBR)、スチレン・エチレンブチレン・結晶オレフィンブロック共重合体(SEBC)、スチレン・エチレンブチレン・スチレンブロック共重合体(SEBS)、スチレン・エチレンプロピレン・スチレンブロック共重合体(SEPS)、スチレン・ブタジエンラバー(SBR)、スチレン・ブタジエン・スチレンブロック共重合体(SBS)等を挙げることができる。なお、スチレン系エラストマーは、ポリプロピレン系樹脂中に均一で微分散するものがより好ましい。さらに好ましくはナノオーダーで微分散(数十ナノメートル)するものが好ましい。スチレン系エラストマーが均一に微分散することにより、さらに接着性及び透明性等を向上させることができる。
そして、スチレン系エラストマーの添加量は、ポリプロピレン樹脂に対して、1〜50%、好ましくは、10〜30%である。添加量が50%を超えると、やわらかくなりすぎ、樹脂層の融点が低くなりすぎてしまうため好ましくない。また、添加量が1%未満では、接着性および透明性が不足するので好ましくない。
また、スチレン系エラストマーの質量平均分子量は10万以上20万以下の範囲であることが好ましい。質量平均分子量が10万未満では、引張り破断強度、引張り破断伸び等の機械的強度が悪くなり、質量平均分子量が20万を超えると透明性が悪くなる傾向にある。
本発明のプロピレン系樹脂層には、容器としての特性、特に機械的強度(耐衝撃性)および透明性を損なわない範囲において、例えばシリカ等の充填剤、顔料、染料、熱安定剤、光安定剤、可塑剤、帯電防止剤、難燃剤、防炎剤、老化防止剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防曇剤、滑剤など当該分野で使用されている添加剤の1種または2種以上を含有していてもよい。
なお、透明性の容器は、特に、医薬品、食品分野において需要が多いが、医薬品には、光に不安定な物質があり、そのような医薬品を充填する場合には、着色剤あるいは酸化チタン等の遮光剤を添加することは任意である。
上述した多層シートを得るための方法としては、ドライラミネーション、押出コーティング、共押出ラミネーション(Tダイ法、インフレーション法)、ヒートラミネーションなど、あるいはこれらの方法を組み合わせたラミネート法など、各層を積層する公知の方法を用いることができる。また、各樹脂を溶剤に溶解させ、溶液として塗布し乾燥するという方法を用いることもできる。
また、上記層構成を有する多層容器を製造する方法としては、真空成形、圧空成形などのシート成形法、多層共押出ブロー成形などのブロー成形法、あるいは所定の形状に切断した多層フィルム同士の周辺部を熱融着または接着剤で接着してバッグなどを作成する方法など各種の成形方法を採用することができる。
本発明の実施形態によれば、内層を環状オレフィンとし、外層にスチレン系エラストマーを添加したポリプロピレン系樹脂を接着層を介さずに多層構成にすることにより柔らかくして収縮性を良くしたため、バッグ内の薬液の量が減っても排出口付近に内圧をかけることができ、薬液の排出量が減衰することを抑制することができる。
次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
多層ブロー成形機を使用した多層ブロー成形法により、成形中の樹脂温度230℃にて内層に厚さ10μmの環状オレフィン樹脂からなる層、接着層を介さずに隣接する外層に厚さ540μmのスチレン系エラストマーを10%含有するポリプロピレン樹脂からなる層を積層した全体厚みが550μmの2層構造のブロー成形容器を作製した。なお内層と外層の厚さの比率は2/98とした。
なお、ポリプロピレンとスチレン系エラストマーは、ドライブレンドにて混合した。環状オレフィン樹脂は、ISO 1133に準拠した280℃におけるメルトフローレイト(MFR)が17g/10分、密度が1.01g/cm3である「ゼオネックス(日本ゼオン株式会社製)」を使用した。ポリプロピレンは、JIS K 7210に準拠した230℃におけるMFRが4.3g/10分、MTが1.7g、融点が128℃である「ゼラス(三菱化学株式会社製)」を使用した。また、スチレン系エラストマーには、JIS K 7210に準拠した230℃におけるMFRが3.5g/10分、密度が0.89g/cm3であるHSBR「ダイナロン(JSR株式会社製)」を使用した。
[実施例2]
内層を厚さ30μm、外層を厚さ520μm、内層と外層との厚さの比率を6/94と変えた以外は、実施例1に記載の条件に準じて、ブロー成形容器を作製した。
[比較例1]
内層を厚さ50μm、外層を厚さ500μm、内層と外層との厚さの比率を10/90と変えた以外は、実施例1に記載の条件に準じて、ブロー成形容器を作製した。
[比較例2]
内層を厚さ150μm、外層を厚さ400μm、内層と外層との比率を30/70と変えた以外は、実施例1に記載の条件に準じて、ブロー成形容器を作製した。
[比較例3]
内層を厚さ200μm、外層を厚さ350μm、内層と外層との比率を40/60と変えた以外は、実施例1に記載の条件に準じて、ブロー成形容器を作製した。
(評価方法)
1)排液減衰率
試験は、滅菌前の排液性最大容量330mLの容器を使用し、容器内に20℃の水を210mL充填し、樹脂製キャップを熱溶着することによって密閉する(滅菌処理なし、エアー量調整なし)。その後、テルモ株式会社製の輸液キットTS−A200LK及びテルモ株式会社製21G静注針を用いて、落下高さ:1mより1秒間に3滴落ちるように調節し、200mL排液されるまで排液量20mL毎に排液にかかる時間を測定した。
表1は、初期排出量0〜20mLを排出するのにかかる排液時間を基に、排出終端である180〜200mLを排出するのにかかる排液時間の相対比率を減衰率として算出した。
2)引張り弾性率
試験は、常温状態での胴部平坦面の引張弾性率(kgf/cm2)をJIS K−7113に準拠し、測定を行った。
以上の測定結果を、内層/外層比率とともに表1に示す。
Figure 2011111178
表1に示すように、引張り弾性率が4430kgf/cm2未満では、減衰率が弾性率に依存して変化することとなる。一方、引張り弾性率が4430kgf/cm2以上では、排液量は弾性率に依存することなく、最終的な排液量が初期の排液量に比べ略40%減少することとなる。このため、引張り弾性率を4430kgf/cm2未満として、胴部を収縮させられる形状とすることにより、内容物の残量による排液性への影響を抑制することができる。
以上の結果から、本発明の薬液バッグは、薬剤吸着がなく、透明性を有するという環状オレフィンの特性を維持しつつ、バッグ内の薬液の量が減っても排出口付近に内圧がかかり、薬液の排出量の減衰を抑制でき、排液性に優れていることが明らかにされた。
以上詳細に説明したように、本発明により、環状オレフィンの特性が維持され、その機械的強度及び排液性、透明性においても市場の要求にこたえ得る薬液バッグが提供されたということは、容器の長期使用を可能にするのみでなく、内容物の変性がなく有効期間あるいは賞味期間が延長され、特に、医薬品業界における利用価値は極めて多大である。
1 薬液バッグ
2 環状オレフィン系樹脂層
3 ポリプロピレン系樹脂+スチレン系エラストマー樹脂層
11 排出口部
12 吊り部
13 胴部

Claims (4)

  1. 少なくとも環状オレフィンを内層に有する薬液バッグにおいて、
    胴部の引張弾性率が4400kgf/cm2以下であることを特徴とする薬液バッグ。
  2. 外層にポリプロピレン系樹脂を有することを特徴とする請求項1に記載の薬液バッグ。
  3. 前記ポリプロピレン系樹脂は、スチレン系エラストマーを含有することを特徴とする請求項2に記載の薬液バッグ。
  4. 可視光線透過率が75%以上であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の薬液バック。
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