JP2011111118A - エアバッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】インフレーターに植設したボルト等の取付け部材を利用して車体への取付けを可能にして、エアバッグ装置の小型化軽量化を図ると共に、たとえインフレーターを外嵌したガス噴出口の基布が嵩高となったとしても、当該基布の弾けや締め付け部材からのはみ出しを確実に抑えて、膨張ガスのリークを常に防止可能に構成する。
【構成】ガス導入口5におけるバンド12が配置された部位よりバッグ本体4側に寄った部位に、ガス導入口5を構成する基布2、3の一部を細帯状に延設してタブ片11を形成し、タブ片11によりインフレーター8が外嵌された状態のガス導入口5の外側に巻き付けることによってガス導入口5をインフレーター8側に縮径するように締め付けるようにした。
【選択図】図5

Description

本発明は、自動車等車両が衝突した際の乗員を保護するエアバッグ、特に車両室内の側面に沿って膨張展開するカーテンエアバッグ装置用のエアバッグに関するものである。
この種のエアバッグは、膨張ガスを導入して膨張展開することにより車両客室内の側面に沿って展開する所謂カーテン式のエアバッグとして知られている。
かかるカーテン式のエアバッグは、車両が側面衝突を受けたり、横転した場合などに折り畳み収容状態から、車両室内の側面(例えばドアやピラーなど)に沿って例えば車体下方に向かって膨張展開して、乗員の頭部等を保護すると共に、乗員を車両室内で保持するものである。
そこで、カーテン式のエアバッグは、ナイロン等からなる基布を袋状に形成したバッグ本体を有して構成しており、バッグ本体は当該袋内に膨張ガスを導入することにより膨張展開させるようになっている。
このために、カーテン式のエアバッグは、膨張ガスを発生させるインフレーターにより膨張展開するようになっており、インフレーターからの膨張ガスを導入するガス導入口を有して構成している。
かかるガス導入口は、例えば、前記バッグ本体を構成する一対の基布の一部分を延設することにより形成して、前記インフレーターを外嵌した後、その外側を締め付け部材を用いて締め付けることによってインフレーターに接続するようになっている。
そして、前記ガス導入口は、従来バッグ本体における車体後端部側に設置するようにしていたが、最近、バッグ本体の膨張展開の迅速性を確保するために、バッグ本体における車体中央部付近(車体のセンターピラーが存する周辺部位)に設置するものが実施されるようになって来た(例えば、特許文献1或いは特許文献2参照)。
そして、このようにガス導入口をインフレーターに外嵌して、締め付け部材を用いて接続する具体例として、次に記載のような技術が知られている(特許文献3を参照)。
特許文献3に記載の技術によれば、エアバッグのガス導入口の近傍部がインフレーターを外嵌し、締め付け部材としての2本のバンド(或いは棒状態)で互いに離間した位置にて締め付けると共に、ガス導入口が、インフレーターと共にホルダーのサドルバンドによって締め付けられホルダーを車体に取付けることによってインフレーターと共に車体に装着されるようになっている。
そして、かかる技術は、ガス導入口とインフレーターとの連結強度を高めることによってガス導入口が締め付け部材から抜け出すのを防止するために、ガス導入口の表面から隆起するミシン目を形成することや、バンドの他に棒状体を湾曲させた状態で設けてガス導入口を締め付けるようにしている。
特開2005−178606号公報 特開2005−178612号公報 特開2000−85510号公報
しかしながら、ガス導入口は、インフレーターを外嵌するために、内孔寸法をインフレーターをスムーズに外嵌可能な寸法に設定しなければならず、このために、インフレーターを外嵌した後バンドや棒状体からなる締め付け部材にて締め付けた場合、基布に弛みが出てしまい、インフレーターに対する所定の締め付け力を得るために、弛みを巧妙に処理する煩雑な作業が必要になり、膨張ガスのリークがないように接続することは容易ではない。
更に、上記特許文献3に記載の技術では、エアバッグと共にインフレーターを車体に装着するために、ホルダーを用いており、かかるホルダーにサドルバンドを巻き付け装着する構成を採っているため、車体への装着構造がエアバッグ装置全体の形状を大型化して重量アップしてしまう原因ともなっていた。
そこで、従来のエアバッグ装置の中には、上記のようなサドルバンドを廃止して、インフレーター側にボルト等の取付け部材を植設し、かかる取付け部材をガス導入口の側壁に設けた貫通孔から突出させた状態で車体に取付けるようにしたものが知られている。
しかしながら、かかる従来の技術では、インフレーターにボルト等の取付け部材を植設した結果、インフレーターにガス導入口を外嵌するためには、ガス導入口の内孔寸法は、取付け部材分更に大きく設定する必要がある。
この結果、インフレーターを外嵌したガス導入口の基布は、取付け部材を内孔から突出させているために、インフレーターの回りに大きく弛んでしまうことになって、かかる弛み部分によって外嵌周辺部位を嵩高にしてしまい、弛み部分を上手に処理する作業が一層煩雑になる。
従って、本発明は、上記従来の技術における課題に鑑み、インフレーターに植設したボルト等の取付け部材を利用して車体への取付けを可能にして、エアバッグ装置の小型化軽量化を図ると共に、たとえインフレーターを外嵌したガス噴出口の基布が嵩高となったとしても、当該基布の弾けや締め付け部材からのはみ出しを確実に抑えて、膨張ガスのリークを容易に防止可能に構成した車両用エアバッグを提供することを目的としている。
本発明に係るエアバッグは、膨張ガスを導入して膨張展開することにより乗員を保護するバッグ本体と、該バッグ本体内にインフレーターから吐出される前記膨張ガスを導入するガス導入口とを有して構成され、該ガス導入口が筒状に形成されて前記インフレーターに外嵌すると共に前記ガス導入口の外側から締め付け部材により締め付けることによって前記インフレーターに前記ガス導入口を接続するように構成するエアバッグにおいて、前記ガス導入口における前記締め付け部材が配置された部位より前記バッグ本体側に寄った部位に、前記ガス導入口を構成する基布の一部を細帯状に延設してタブ片を形成し、該タブ片により前記インフレーターが外嵌された状態のガス導入口の外側に巻き付けることによって該ガス導入口を前記インフレーター側に縮径するように締め付けて構成したことを特徴とする。
かかる構成を有する本発明は、インフレーターを外嵌した後にガス導入口を構成する基布がたとえ嵩高となったとしても、当該基布を延設して形成したタブ片が、ガス導入口の外側に巻きついて当該ガス導入口をインフレーター側に縮径するように締め付けていることから、締め付け部材による締め付け力が所定量得られない場合でも、ガス導入口を構成する基布が締め付け部材から弾けてしまうことがなく、ましてやはみ出すこともなくなり、膨張ガスのリークを容易に防止することができ、しかも、バッグ本体と共にインフレーターの車体への装着構造をインフレーターに植設した取付け部材を用いることができて、エアバッグ装置の小型化軽量化を図ることができる。
また、本発明は、上記発明の実施形態として、前記インフレーターに車体への取付け部材が設けられていて、該取付け部材を前記ガス導入口に形成された貫通孔より外方に突出させ、取付け部材の突出部に前記タブ片の先端部に設けた引掛け孔を嵌合することにより、前記タブ片の前記ガス導入口に対する縮径締め付け状態を保持するように構成されているものである。
かかる構成において、インフレーターに車体への取付け部材を設けることによって、エアバッグ装置の小型化軽量化を図ることができると共に、かかる構成による結果としてインフレーターを外嵌するガス噴出口の基布が嵩高となったとしても、当該基布に形成したダブ片がガス導入口を縮径した後引掛け孔が取付け部材に嵌合されて当該縮径締め付け状態を保持していることから、ガス導入口を構成する基布が締め付け部材から弾けてしまうことがなく、益してやはみ出してしまうこともなくなり、膨張ガスのリークを容易に防止することができる。
また、本発明は、上記発明の実施の形態として、前記ガス導入口が前記バッグ本体を構成する一対の基布を前記インフレーターの軸方向に沿うように延設部を形成すると共に該延設部の縁辺部をそれぞれ縫合することによって構成され、これら両縁辺部のうち一方の縁辺部を延設することにより前記タブ片を形成して構成されているものである。
かかる構成により、タブ片は、ガス導入口を構成する基布の延設部における縁辺部に形成したことにより、当該基布の成形時に同時に形成することができ、しかも、当該基布の成形時に切り落としてしまう端布部分で構成することができ、エアバッグの製造コストアップ要因になることもない。
また、本発明は、上記発明の実施の形態として、前記タブ片が、前記他方の縁辺部を巻き込んだ状態で前記ガス導入口の外側に巻き付けられるように構成されているものである。
かかる構成により、タブ片が他方の縁辺部を巻き込んだ状態でガス導入口の外側を巻き付けることにより、タブ片によるガス導入口の締め付け構成を更に確実なものとすることができる。
本発明は、インフレーターを外嵌した後にガス導入口を構成する基布がたとえ嵩高となったとしても、当該基布を延設して形成したタブ片が、ガス導入口の外側に巻きついて当該ガス導入口をインフレーター側に縮径するように締め付けていることから、締め付け部材による締め付け力が所定量得られない場合でも、ガス導入口を構成する基布が締め付け部材から弾けてしまうことがなく、益してやはみ出してしまうこともなくなり、膨張ガスのリークを容易に防止することができ、しかも、バッグ本体と共にインフレーターの車体への装着構造をインフレーターに植設した取付け部材を用いることができて、エアバッグ装置の小型化軽量化を図ることができる。
本発明に係る実施例を採用したカーテンエアバッグとしてのエアバッグを展開させた状態で簡略的に描画した斜視図である。 図1におけるガス導入口付近を拡大して描画した分解斜視図である。 図1におけるガス導入口にインフレーターを嵌合した状態を描画した組立て説明図である。 図3の状態から、ガス導入口を構成する基布における他方の縁辺部を折り畳んだ状態を描画した組立て説明図である。 図4の状態から、ガス導入口を構成する基布における一方の縁辺部に延設したタブ片をガス導入口の外側に巻き付けて、タブ片先端に形成した引掛け孔に取付け部材を嵌合することにより、タブ片によるガス導入口に対する縮径締め付け状態を保持した状態を描画した組立て説明図である。 図5の状態から、ガス導入口にインフレーターを車体に取り付ける為の車体取付けブラケットを装着して、エアバッグモジュールが完成した状態を折り畳んだバッグ本体と共に描画した説明図である。 図5のA−A断面図である。 本発明に係る他の実施例における図7と同様な断面図である。
本発明に係るエアバッグは、インフレーターに植設したボルト等の取付け部材を利用して車体への取付けを可能にして、エアバッグ装置の小型化軽量化を図ると共に、たとえインフレーターを外嵌したガス噴出口の基布が嵩高となったとしても、当該基布の弾けや締め付け部材からのはみ出しを確実に抑えて、膨張ガスのリークを常に防止可能に構成すべく構成している。
次に、本発明のエアバッグとして、車両の側部開口を覆うべくなしたカーテンエアバッグに採用した実施例について、図を用いて説明する。
先ず、図1において、本発明に係るカーテンエアバッグとしてのエアバッグ1は、車室側面及び車室内にそれぞれ臨む一対の面を構成するほぼ同一形状の基布2、3同士の外縁周部を縫製することによって袋状に形成された膨張部としてのバッグ本体4を有して構成し、車室前後方向に長寸法となって、折り畳まれた状態で不図示の車両のルーフサイド部(車室内の天井面と側面との境界部分)に沿って配置されている。この際、エアバッグ1は、図1の左方側が車両前方側に存し、右方側が車両後方側に存している。
バッグ本体4の長手方向の中央部には、基布2、3を延設することによって、ガス導入口5が設けられている。
ガス導入口5は、一端上方に向かった後車両後方側に延出しており、延設した基布2、3が構成する上下一対の縁辺部6、7同士をそれぞれ縫合することにより構成し、後端部が開口してインフレーター8を挿入可能にして、挿入されたインフレーター8を外嵌するようになっている。従って、ガス導入口5の両縁辺部6、7は、インフレーター8軸線方向に沿うようになっている。一方の縁辺部6(ガス導入口5の下方側に延在する縁辺部)には、基布2、3の一部を細帯状に延設させることによってタブ片11が形成されている。
タブ片11は、ガス導入口における締め付け部材であるバンド12が配置された部位よりインフレーター8の軸線方向に対してバッグ本体4側に寄った部位に配置されている。
バンド12は、インフレーター8を外嵌した後のガス導入口5の後端外側を締め付けることによって、インフレーター8をガス導入口5に接続するように構成するものである。
インフレーター8の上側部には、互いに離間した状態で、インフレーター8を車体に取付ける為の一対の取付け部材としてのボルト9が植設されている。ボルト9は、ガス導入口5内にインフレーター8を挿入した際に、ガス導入口5の長手方向中途部辺りに形成した貫通孔5a、5aを臨ませ(図3の状態)、更に外方に突出させるようになっている(図4の状態を参照)。
そして、ガス導入口5は、インフレーター8と共にインフレーター8に立設されたボルト9をも同時に、後端開口5bより挿入可能に構成する必要があり、このため、図4に示す状態において、下方側にインフレーター8の径に対して弛み部分5cを有することになる。ガス導入口の他方の縁辺部7はボルト9に対して反対方向に折り畳んでおく。
次に、図5に示すように、ボルト9を、ガス導入口5の貫通孔5a、5aから突出させた状態で、一方の縁辺部6に形成したタブ片11は、予め折り畳んでおいた他方の縁辺部7を巻き込んだ後、ガス導入口5の外側に巻き付けて、タブ片の先端部に設けた引掛け孔11aを後端部側のボルト9の突出部分に嵌合することによって、ガス導入口5に対する縮径締め付け状態を保持することになる(図7に示す状態を参照)。
次に、図6に示すように、ボルト9を、車体取付けブラケット10のブラケット本体10aから突出形成した取付け片部10bの取付け孔10cから挿通させ、図示しないナットで締め付けてエアバッグ1はモジュール化されることになり、取付け片10eを用い図示しないボルトを車体に螺着することによってガス導入口5と共にインフレーター8が車体に装着されることになる。
なお、エアバッグ1は、バッグ本体4の外延部に基布2、3の一部を延在させて複数個形成した取付け舌片 4aをルーフサイド部に引掛けることにより、図6に示すような折り畳み状態で車体に装着されるようになっている。
かかる構成において、インフレーター8を外嵌した後にガス導入口5を構成する基布2、3が弛み部分5cによってたとえ嵩高となったとしても、当該基布2、3を延設して形成したタブ片11が、ガス導入口5の外側に巻き付いてガス導入口5をインフレーター8側に縮径するように締め付けていることから、バンド12よりもガス流れ方向下流側で弛み部分5cを束ねて拡開を抑制し、バンド12に掛かる負荷を軽減し、バンド12が比較的軽量でシンプルなものであっても、十分な保持力が得られ、ガス導入口5を構成する基布2、3がバンド12に対してズレることも抑制され、膨張ガスのリークを容易に防止することができ、しかも、バッグ本体4とともにインフレーター8の単体へのガス導入口5を構成する基布2、3がバンド12から弾けてしまうことがなく、ましてやはみ出てしまうこともなくなり、膨張ガスのリークを完全に防止することができ、しかも、バッグ本体4と共にインフレーター8の車体への装着構造をインフレーター8に植設したボルト9を用いることができて、エアバッグ装置の小型化軽量化を図ることができる。
また、タブ片11は、ガス導入口5を構成する基布2、3の延設部における一方の縁辺部6に形成したことにより、基布2、3の成形時に同時に形成することができ、しかも、基布2、3の成形時に切り落としてしまう端布部分で構成することができ、エアバッグの製造コストアップ要因になることもない。
更に、タブ片11が他方の縁辺部7を巻き込んだ状態でガス導入口5の外側を巻き付けることにより、タブ片11によるガス導入口5の締め付け構成を更に確実なものとすることができる。
図8は、本発明に係る他の実施例を示すもので、図7に示す構成と比較すると明確なように、ガス導入口5の弛み部分5cと共にタブ片11が他方の縁辺部7を巻き込まない方向にインフレーター8を外嵌した後、タブ片11の引掛け孔11aにボルト9を嵌合するようにした点、上記実施例の構成とは異なるも、上記実施例と同様な効果を奏するものである。
なお、上記実施例では、インフレーター自体をガス導入口に挿入するようにしているが、インフレーターのガス発生装置はエアバッグ外に配置する構成とし、ガス発生器とガス導入口を鋼管などの導管で連結するようにしてもよい。そのような導管についてガス導入口との取り付け関係において本発明を適用することができ、したがって、そのような場合にあっては、インフレーターはそのような導管を含めたものとして把握される。
以上説明したように、本発明は、インフレーターを外嵌した後にガス導入口を構成する基布がたとえ嵩高となったとしても、当該基布を延設して形成したタブ片が、ガス導入口の外側に巻きついて当該ガス導入口をインフレーター側に縮径するように締め付けていることから、膨張ガスのリークを容易に防止することができ、しかも、バッグ本体と共にインフレーターの車体への装着構造をインフレーターに植設した取付け部材を用いることができて、エアバッグ装置の小型化軽量化を図ることができる。
このために、本発明は、自動車等車両が衝突した際の乗員を保護するエアバッグ、特に車両室内の側面に沿って膨張展開するカーテンエアバッグ装置用のエアバッグ等に好適であるといえる。
1 エアバッグ
2、3 基布
4 バッグ本体
5 ガス導入口
6 一方の縁辺部
7 他方の縁辺部
8 インフレーター
9 ボルト(取付け部材)
11 タブ片
11a 引掛け孔
12 バンド

Claims (4)

  1. 膨張ガスを導入して膨張展開することにより乗員を保護するバッグ本体と、該バッグ本体内にインフレーターから吐出される前記膨張ガスを導入するガス導入口とを有して構成され、該ガス導入口が筒状に形成されて前記インフレーターに外嵌すると共に前記ガス導入口の外側から締め付け部材により締め付けることによって前記インフレーターに前記ガス導入口を接続するように構成するエアバッグにおいて、前記ガス導入口における前記締め付け部材が配置された部位より前記バッグ本体側に寄った部位に、前記ガス導入口を構成する基布の一部を細帯状に延設してタブ片を形成し、該タブ片により前記インフレーターが外嵌された状態のガス導入口の外側に巻き付けることによって該ガス導入口を前記インフレーター側に縮径するように締め付けて構成したことを特徴とするエアバッグ。
  2. 前記インフレーターに車体への取付け部材が設けられていて、該取付け部材を前記ガス導入口に形成された貫通孔より外方に突出させ、取付け部材の突出部に前記タブ片の先端部に設けた引掛け孔を嵌合することにより、前記タブ片の前記ガス導入口に対する縮径締め付け状態を保持するように構成したことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ。
  3. 前記ガス導入口が、前記バッグ本体を構成する一対の基布を前記インフレーターの軸方向に沿うように延設部を形成すると共に該延設部の縁辺部をそれぞれ縫合することによって構成されており、これら両縁辺部のうち一方の縁辺部を延設することにより前記タブ片を形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のエアバッグ。
  4. 前記タブ片は、前記他方の縁辺部を巻き込んだ状態で前記ガス導入口の外側に巻き付けられるようにしたことを特徴とする請求項3に記載のエアバッグ。
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