JP2011111056A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発音素子のシール性を向上させることが可能な表示装置を提供する。
【解決手段】
表示器1と、回路基板2と、発音素子3と、前方ケース4と、背後ケース5と、を有し、背後ケース5には放音孔51と、導音空間SSを形成する仕切り壁52とが形成され、この仕切り壁52と発音素子3との間にシール部材6を設けてなる表示装置において、仕切り壁52が放音孔51を取り巻いて背後ケース5と前方ケース4との結合方向に伸びる突出部からなり、発音素子3は前記結合方向において仕切り壁52及び放音孔51に対向する対向部31を有し、この対向部31と仕切り壁52の先端との間にシール部材6が圧縮状態で配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動車やオートバイ、農機、建機の車両用計器として使用される表示装置に関し、特にスピーカやブザー等の発音素子のシール構造に関する。
この種の表示装置として例えば下記特許文献1に記載されたものが知られている。この表示装置は、指針式計器等からなる表示器(表示部)と、この表示器の背後に配置される回路基板(基板)と、この回路基板の背面側に設けられる発音素子(ブザー)と、表示器の前方側を透視可能に覆う前方ケース(メータケース)と、この前方ケースとの間に形成される空間内に表示器と回路基板と発音素子とを収納する背後ケース(ロアケース)と、を有している。背後ケースには発音素子の音を外部に放出する放音孔(貫通孔)と、この放音孔に発音素子の音を導く導音空間を形成する仕切り壁(リブ)とが形成され、この仕切り壁の壁面と発音素子との間にはシール部材が設けられ、このシール部材によって水や塵埃の侵入を防ぐと共に発音素子の音が内部に漏れることにより生じる音圧低下を防いでいる。
特開2009−154857号公報(図6)
しかしながら、前記特許文献1記載の表示装置は、発音素子の外周壁の壁面と仕切り壁の壁面との間にパッキンを介在させる構成であるため、仕切り壁の変形(拡径)や寸法誤差等によりシール部材を十分に圧縮できないことが懸念され、シール性(遮音性、防水性、防塵性)の点で改良の余地があった。また前記特許文献1記載の表示装置によれば、シール部材によって内部への水や塵埃の侵入を防ぐことはできるが、発音素子が水や塵埃に晒されてしまうことを防止することができない。
そこで、本発明は前述した問題点に着目し、発音素子のシール性を向上させることが可能な表示装置を提供することを目的とする。
本発明は、表示器と、この表示器の背後に配置される回路基板と、この回路基板の背後に設けられる発音素子と、表示器の前方側を透視可能に覆う前方ケースと、この前方ケースとの間に前記表示器と前記回路基板と前記発音素子とを収納する背後ケースと、を有し、背後ケースには前記発音素子の音を外部に放出する放音孔と、この放音孔に発音素子の音を導く導音空間を形成する仕切り壁とが形成され、この仕切り壁と発音素子との間にシール部材を設けてなる表示装置において、前記仕切り壁が前記放音孔を取り巻いて前記背後ケースと前記前方ケースとの結合方向に伸びる突出部からなり、前記発音素子は前記結合方向において前記仕切り壁及び前記放音孔に対向する対向部を有し、この対向部と前記仕切り壁の先端との間に前記シール部材が圧縮状態で配置されることを特徴とする。
このように構成することにより、発音素子の対向部と仕切り壁の先端との間で、シール部材を背後ケースと前方ケースとの結合方向に圧縮できるため、シール部材を十分に圧縮でき、シール性を向上させることができる。これにより遮音性を高めて音圧を確保でき、また外部からの水や塵埃の侵入を抑え、防水性、防塵性を向上させることができる。
また本発明は、前記仕切り壁の先端部の幅を前記シール部材の幅よりも小さくしたことを特徴とする。
これにより、シール部材の圧縮力を高めることができ、また仕切り壁の先端部とシール部材とが多少位置ずれしてもシール性を確保でき、組付け作業性を向上させることができる。
また本発明は、前記放音孔を通気性と防水性を兼ね備えた多孔質膜により覆ったことを特徴とする。
これにより、放音機能を保ちながら発音素子の防水、防塵が可能となり、発音素子を保護することができる。
本発明によれば、発音素子のシール性を向上させることが可能な表示装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態による表示装置の要部断面図(ハッチング省略)。 本発明の第2の実施形態による表示装置の要部断面図(ハッチング省略)。
本発明の第1の実施形態による表示装置は、例えば車両の計器であり、表示器1と、回路基板2と、発音素子3と、前方ケース4と、背後ケース5とで構成されている。
表示器1は、例えば液晶表示器からなるもので、様々な画像情報を表示する。この表示器はホルダ11を介して回路基板2上に固定配置されている。
回路基板2は、例えば紙フェノールやガラスエポキシ等の絶縁部材に回路パターンを印刷してなる硬質の一枚配線基板からなり、表示器1及び発音素子3と接続されている。
発音素子3は、例えばスピーカからなるもので、様々な音、音声情報を出力する。この発音素子3は回路基板2の背後に実装配置されている。
前方ケース4は、例えば透明な合成樹脂からなる透明部と、不透明な合成樹脂からなる遮蔽部とを有する有底枠体であり、背後ケース5側に開口し、底部に位置する透明部から表示器1を透視可能である。
背後ケース5は、例えば半透明な合成樹脂からなる有底枠体であり、前方ケース4側に開口しており、前方ケースとの間に表示器1と回路基板2と発音素子3とを収納する。
この背後ケース5の底壁部には、発音素子3の音を外部に放出する放音孔51と、この放音孔51に発音素子3の音を導く導音空間SSを形成する仕切り壁52とが形成され、この仕切り壁52と発音素子3との間にはシール部材6を設けてなる。
放音孔51は、複数の孔からなり、これにより、後述する多孔質膜の貼着しろを確保し、貼着強度を向上させている。
仕切り壁52は、放音孔51を取り巻いて背後ケース5と前方ケース4との結合方向(図1中、両矢印参照)に伸びる筒状(円筒状)の突出部からなり、この仕切り壁52により形成された導音空間SSによって音圧の確保と音の内部漏洩を抑え、結果、放音孔51に発音素子3の音を導くようにしている。
発音素子3は、この場合、円柱状の外形形状を有し、結合方向において仕切り壁52の長手方向先端部及び放音孔51に対向する円形の対向部31を有し、この対向部31と仕切り壁52の先端部との間にシール部材6が圧縮状態で配置されている。
このシール部材6は、例えば仕切り壁52の先端部の形状に対応した円形の発泡被膜スポンジからなり、その幅W1は、仕切り壁52の先端部の幅W2よりも大きく形成されている。
また本実施形態の場合、放音孔51は、その内側より、通気性と防水性を兼ね備えた多孔質膜(例えばふっ素樹脂多孔質フィルム)7により覆われている。この多孔質膜7は、背後ケース5に対面する側に図示しない粘着層を備えており、この粘着層を通じて放音孔51を含むように背後ケース5に貼着される。
以上のように本実施形態によれば、表示器1と、この表示器1の背後に配置される回路基板2と、この回路基板2の背後に設けられる発音素子3と、表示器1の前方側を透視可能に覆う前方ケース4と、この前方ケース4との間に表示器1と回路基板2と発音素子3とを収納する背後ケース5と、を有し、背後ケース5には発音素子3の音を外部に放出する放音孔51と、この放音孔51に発音素子3の音を導く導音空間SSを形成する仕切り壁52とが形成され、この仕切り壁52と発音素子3との間にシール部材6を設けてなる表示装置において、仕切り壁52が放音孔51を取り巻いて背後ケース5と前方ケース4との結合方向に伸びる突出部からなり、発音素子3は前記結合方向において仕切り壁52及び放音孔51に対向する対向部31を有し、この対向部31と仕切り壁52の先端との間にシール部材6が圧縮状態で配置されることにより、発音素子3の対向部31と仕切り壁52の先端との間で、シール部材6を背後ケース5と前方ケース4との結合方向に圧縮できるため、シール部材6を十分に圧縮でき、シール性を向上させることができる。これにより遮音性を高めて音圧を確保でき、また外部からの水や塵埃の侵入を抑え、防水性、防塵性を向上させることができる。
また本実施形態では、仕切り壁52の先端部の幅W2をシール部材6の幅W1よりも小さくしたことにより、シール部材6の圧縮力を高めることができ、また仕切り壁52の先端部とシール部材6とが多少位置ずれしてもシール性を確保でき、組付け作業性を向上させることができる。
また本実施形態では、放音孔51を通気性と防水性を兼ね備えた多孔質膜7により覆ったことにより、放音機能を保ちながら発音素子3の防水、防塵が可能となり、発音素子3を保護することができる。
なお多孔質膜7は、本発明の第2の実施形態として図2に示すように背後ケース5の外壁面に設けてもよい。
1 表示器
2 回路基板
3 発音素子
4 前方ケース
5 背後ケース
6 シール部材
7 多孔質膜
31 対向部
51 放音孔
52 仕切り壁
SS 導音空間
W1,W2 幅

Claims (3)

  1. 表示器と、この表示器の背後に配置される回路基板と、この回路基板の背後に設けられる発音素子と、表示器の前方側を透視可能に覆う前方ケースと、この前方ケースとの間に前記表示器と前記回路基板と前記発音素子とを収納する背後ケースと、を有し、背後ケースには前記発音素子の音を外部に放出する放音孔と、この放音孔に発音素子の音を導く導音空間を形成する仕切り壁とが形成され、この仕切り壁と発音素子との間にシール部材を設けてなる表示装置において、前記仕切り壁が前記放音孔を取り巻いて前記背後ケースと前記前方ケースとの結合方向に伸びる突出部からなり、前記発音素子は前記結合方向において前記仕切り壁及び前記放音孔に対向する対向部を有し、この対向部と前記仕切り壁の先端との間に前記シール部材が圧縮状態で配置されることを特徴とする表示装置。
  2. 前記仕切り壁の先端部の幅を前記シール部材の幅よりも小さくしたことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記放音孔を通気性と防水性を兼ね備えた多孔質膜により覆ったことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
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