JP2011110699A - 工具ホルダの補助的な保持システム - Google Patents

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Abstract

【課題】工具ホルダの補助的な保持システムを提供する。
【解決手段】工具ホルダのシャンクを保持するための工具ホルダ支持部材は、工具ホルダシャンクを収容するための孔を有する。保持部材は、孔壁を通って延び、シャンクを通って延びる穿孔またはシャンク内の凹部に係合し、これによって、収容孔内にシャンクが保持される。シャンクを収容孔に挿入するかまたはそこから引き抜くことに対する抵抗を与えるように、保持部材が付勢される。さらに、工具ホルダを収容孔に挿入するのに必要な力が最小化され、一方、収容孔から工具ホルダを引き抜くのに必要な力が最大化されるように、保持孔が収容孔の長手方向軸線に対して角度付けされる。
【選択図】図7

Description

本発明は、金工業に使用される工具ホルダおよび工具ホルダ支持部材に関する。特に、本発明は、主要な保持システムが工具ホルダを解放した場合に、工具ホルダ支持部材内の工具ホルダを拘束する補助的な保持システムに関する。補助的な保持システムは、工具ホルダ支持部材から工具ホルダを制御して取り外す機会を工作機械オペレータに与える。
エリクソン(Erickson)らによる、「Toolholder and Method of Releasably Mounting」という表題の(特許文献1)(この特許は本出願の代理人に譲渡され、その内容は参照により本明細書に援用される)は、工具ホルダのシャンク内の穿孔面に係合して主要な保持システムを提供する半径方向に移動可能なロッキングボールによって、工具ホルダ支持部材内に固定される工具ホルダを開示している。図1および図2には、(特許文献1)に記載されている工具ホルダの簡略化した形態が示されている。特に、工具ホルダ支持部材210は、領域235において、工具ホルダ225の面211と工具ホルダ支持部材210の面231との接触部を介して、工具ホルダ225のシャンク215を収容する。さらに、工具ホルダ225のシャンク215と工具ホルダ支持部材210の孔233の壁232との間には、弾性の締まりばめがある。工具ホルダ225を工具ホルダ支持部材210に固定するためのこの機構は、主要な保持システムである。工具ホルダ225が工具ホルダ支持部材210から取り外される(図2)ときに、弾性の締まりばめを克服するために、工具ホルダ225は、工具ホルダ支持部材210内の取り外し機構240を使用して確実に移動される。工具ホルダ225が工具ホルダ支持部材210から取り外されると、図2に示したように、工具ホルダ225は工具ホルダ支持部材210の孔233内に拘束されない。最も明確な例では、工具ホルダ225が工具ホルダ支持部材210の垂直下にある場合、解放時に、工具ホルダ225は支持部材210から自由落下する可能性がある。いくつかの状況において、工具ホルダ225は非常に重い可能性があり、工作機械オペレータは、一方では、主要な保持システムを停止させるために、他方では、工具ホルダ225を支持するために必要となり得る。主要な保持システムはロッキングボール245を備え、これらのロッキングボールは、ロックロッド250によって半径方向に作動されて、工具ホルダ225のシャンク215の穿孔257内で、対面する表面255に係合する。これらのロッキングボール245は、面211、231の接触部および弾性の締まりばめに関連して、工具ホルダ支持部材210内に工具ホルダ225を確実に保持する。しかし、再度、工具ホルダ225が工具ホルダ支持部材210から押し出されると、工具ホルダ225は拘束されないので、工具ホルダ225が工具ホルダ支持部材210から解放される場合には、オペレータが工具ホルダ225を完全に制御することが重要である。
米国特許第4,747,735号明細書
工具ホルダが工具ホルダ支持部材の主要な保持から解放される場合、システムは、工具ホルダに対する補助的な保持を提供する必要がある。
工具ホルダのシャンクを保持するための工具ホルダ支持部材は、ある幅を有しかつ本体内の長手方向軸線に沿って延びる収容孔であって、収容孔壁を有し、工具ホルダのシャンクを収容するように適合される収容孔と、少なくとも1つの保持装置とを有する、工具ホルダ支持部材本体を有する。各保持装置は、収容孔の長手方向軸線に対して平行でない軸線に沿って収容孔壁を通って延び、これによって孔壁の開口部が画定される保持孔と、収容孔壁の開口部を通って突出する第1の端部を有する保持孔内に位置決めされた保持部材とを有する。さらに、保持装置は、各保持孔に関連する付勢孔と、収容孔壁の開口部に向かって保持部材を付勢する付勢孔内の付勢要素とを有する。保持部材と付勢要素とが相互作用して、保持部材が、収容孔最大幅の8分の1よりも浅い深さまで、孔壁の開口部を通って弾性的に突出することが可能になる。
先行技術であり、工具ホルダ支持部材内の主要な保持システムによって固定された工具ホルダの図を示している。 先行技術であり、工具ホルダ支持部材から解放された工具ホルダの図を示している。 本発明による工具ホルダ支持部材内に取り付けられた工具ホルダの平面図を示している。 互いに分離された本発明による工具ホルダおよび工具ホルダ支持部材の分解平面図を示している。 分解方向における本発明による工具ホルダおよび工具ホルダ支持部材の側面断面図である。 図5の5Aで示した囲まれた領域の拡大図である。 組立状態にある図5の工具ホルダおよび工具ホルダ支持部材の側面断面図である。 図6の6Aで示した囲まれた領域の拡大図である。 本発明による工具ホルダ支持部材の他の実施形態の図である。 図7の7Aで示した囲まれた領域の拡大図である。 図7に示した構成の平面図である。 本発明による工具ホルダ支持部材の他の実施形態の図である。 図9の9Aで示した囲まれた領域の拡大図である。 図9に示した構成の平面図である。 球状の保持要素の代わりにピンが使用され得ることを示している本発明の一実施形態の図である。 球状の保持部材の代わりに、肩部を有するピンが使用され得ることを示している本発明の一実施形態の図である。 本発明による工具ホルダ支持部材のさらに他の実施形態の図である。 保持要素が凹部に係合する工具ホルダのシャンクの凹部を示した図である。
図3および図4は、工具ホルダ25のシャンク20を収容するための、工具ホルダ支持部材10を通って延びる孔15を有する工具ホルダ支持部材10を示している。収容孔15は、幅Wを有し、工具ホルダ支持部材10の本体30内に長手方向軸線35に沿って延びる。収容孔15は、収容孔壁40を有し、工具ホルダ25のシャンク20を収容するように適合される。工具ホルダ支持部材10内に工具ホルダ25を固定するための1つのみの機構が本明細書の図面に示されているが、他の市販の装置に本発明を適用することが可能であり、これにより、工具ホルダが工具ホルダ支持部材内に取り外し可能に固定され、ここで、工具ホルダが工具ホルダ支持部材から取り出された後に、当該工具ホルダの補助的な保持が所望され得ることを理解されたい。
図5、図5A、図6、および図6Aを参照すると、補助的な保持装置45は、収容孔15の長手方向軸線35に対して平行でない軸線55に沿って収容孔壁40を通って延びる保持孔50を有し、これにより、孔壁40の開口部60が画定される。
保持部材65は、保持孔50内に位置決めされ、収容孔壁40の開口部60を通って突出する第1の部分70を有する。
付勢孔75は各保持孔50と関連する。付勢孔75内の付勢要素80は保持部材65を収容孔壁40の開口部60に向かって付勢する。図5および図6に示した構成において、付勢孔75は保持孔50と同軸である。
保持部材65と付勢要素80とが相互作用して、保持部材65が、孔壁40の開口部60を通って、収容孔15の最大幅Wの8分の1よりも浅い深さDまで弾性的に突出することが可能になる。
保持孔50は、収容孔壁40の開口部60に隣接する領域に制限部85を有する。制限部85は保持部材65に係合して、その移動を制限する。図5および図6に示したように、保持部材65は球体である。
図5および図6が、主要な保持機構を示しており、この場合、シャンク20の穿孔90の壁88が、工具ホルダ支持部材10内の工具ホルダ25を引っ張って固定するロッキングボール(図示せず)によって係合されることに留意されたい。
さらに、注目すべきことは、工具ホルダ25のシャンク20が収容孔15(図6)内にあるときに、保持部材65が穿孔面90の少なくとも一部に係合するように、開口部60を通って延びる保持部材65の部分が開口部60に向かって付勢され、これにより、工作機械オペレータが事前に関わっていなければ、工具ホルダ20が収容孔15から離れることが防止される。特に、図6に示したように、工具ホルダ25が工具ホルダ支持部材10の孔15内に緩く係合された状態では、機械オペレータは、さらに開口部60内に保持部材65を押し付けている付勢力を克服するのに十分な力で、孔15から工具ホルダ25を物理的に引き抜かなければならない。このようにして、工具ホルダ25と工具ホルダ支持部材10との間の主要な保持システムが解除される可能性があるとしても、付勢された保持部材65は、工具ホルダ20の穿孔90の壁88に係合し続け、これによって、工具ホルダ25が制御できないように収容孔15から落下することが防止される。
図5および図6に示したように、保持孔50の軸線55は、収容孔15の長手方向軸線35に対して約90度の角度Aを成す。この構成では、引き抜き力(収容孔15から工具ホルダ25を引き抜くのに必要な力)は、一般に、工具ホルダ25を収容孔15に挿入したときと同じような力で、収容孔15から工具ホルダ25を取り外す力である。挿入力(工具ホルダを収容孔15に挿入するのに必要な力)は引き抜き力よりも小さいことが好ましいであろう。
これらの実施例の各々において、工具ホルダ25の横方向移動により、開口部60内への保持部材65の半径方向の力を克服しなければならない。特に、図6に示した保持部材65は、シャンク20の穿孔90内に突出し、保持部材65が穿孔90から出て、収容孔15からの工具ホルダ25の取り外しを可能にするように半径方向外側に移動されなければならない。このことはさらに図5に示されている。特に、図5に示したように、保持孔軸線55は、長手方向軸線35の部分と共に、孔壁40内の開口部60からシャンク孔前端95まで約90度の角度Aを成す。
本発明の焦点は、補助的な保持システムを設けて、収容孔15内に工具ホルダ25を保持することである。しかし、図3〜図6に示した実施形態の場合と同様に、収容孔15から工具ホルダ25を取り外すのと同じような力で、工具ホルダ25を収容孔15に挿入する必要はない。
図7および図8を参照すると、保持孔を角度付けすることにより、その結果、保持孔50の軸線55が、長手方向軸線35と共に、収容孔壁40内の開口部60から部分100に沿ってシャンク孔前端95まで、90度よりも大きく最大120度の垂直でない角度Aを成す。好ましくは、角度Aは約105度である。
結果として、方向Iにおいて工具ホルダシャンク20を収容孔15に挿入するのに必要な力は、引き抜き方向Eにおいて収容孔15から工具ホルダシャンク20を取り外すのに必要な力よりも小さくなる。このことは、工具ホルダ25を収容孔15に挿入する際に、比較的大きな力を必要としないので望ましい構成である。
さらに図8では、保持孔50が軸線55に沿っていること、および少なくとも本発明の実施形態において、工具ホルダ支持部材10の頂部から見た場合に、軸線55が収容孔15の長手方向軸線35に対して平行に位置することに留意されたい。
図9および図10を参照すると、いくつかの状況下では、工具ホルダ支持部材10の壁厚tは比較的薄くてもよく、結果として、保持孔50の長さLを制限することが可能である。保持孔50内に保持部材65を固定する付勢ペグ130に加えて、保持孔50内には保持部材65を、付勢孔75内には付勢要素80を含むことが必要であるので、保持孔50および付勢孔75の長さLを長くすることが望ましいかもしれない。図9に見られるように、保持孔50および付勢孔75は互いに同軸であるので、孔は一体に見える。さらに、図10に示したように、収容孔軸線35と保持孔軸線55との間に形成された面Pに対して付勢孔75を、0〜20度の角度Yだけ角度付けすることによって、付勢孔75の長さLを長くすることが可能である。
これまで説明してきたものは、保持部材65が球体である実施形態である。図11に示したように、保持部材65が、ボールノーズ110を有するピン105であることが全く可能である。この構成では、先の実施形態に示した球体65の代わりに、ピン105が使用され得る。
先の実施形態の各々は、孔50内に保持部材65を保持するために、保持孔50の端部に制限部85を有している。図12を参照すると、ピン105の他の実施形態は、ボールノーズ110を含むが、さらに、先の実施形態の制限部85(図11)を必要とすることなく、保持孔50内のレッジ120に係合して、保持孔50内の保持部材65の移動を制限する肩部115を含む。
これまで説明してきたものは、保持孔50および付勢孔75が互いに同軸であり、これにより、一体の孔が形成される実施形態である。図13は、保持孔50が軸線55を有し、一方、別個の付勢孔75が軸線77を有し、ここで、保持孔軸線55が付勢孔軸線77と共に角度Zを成す構成を示している。図13に示したように、角度Zは65〜125度であってもよく、好ましくは95度である。
この実施形態によれば、保持孔50内には、この実施形態において球体である保持部材65がある。同様に先の実施形態では、保持孔50は、収容孔壁40の開口部60に隣接する領域に制限部85を有する。制限部85は保持部材65に係合して、その移動を制限する。付勢孔75は、開口部60を介して保持部材65に接触して付勢するために、付勢要素80と保持要素65との間の付勢孔75内に配置された付勢ペグ130を含む。付勢ペグ130は、20〜70度、好ましくは45度の軸線77を有する先端角度Tを形成する切頭円錐先端135を有し得る。代替形態では、付勢ペグ130は、図11の当該ピン105と同様のピンであってもよいが、ピンの各端部にボールノーズ110を有する。図13に示したように、付勢要素80はコイルスプリングである。付勢孔75内に付勢要素80を固定するために、さらに、付勢ペグ130に対する付勢要素80の圧縮を調整するために、固定ねじ53が付勢孔75内にねじ式に接続される。
図13に示した実施形態は、工具ホルダ25を収容孔15に挿入するのに(図3)必要な力を最小化しつつ、収容孔15から工具ホルダ25を取り外すのに(図4)必要な力を最大化するために、種々の利点を提供する。特に、工具ホルダ25が方向Iにおいて収容孔15に挿入されるときに、工具ホルダシャンク20が保持部材65に接触して、それを左側および半径方向外側に付勢する。図13に示した構造では、保持孔壁145は、付勢ペグ130の切頭円錐先端135と共にくさび角度Wを成し、切頭円錐先端135は、工具ホルダ25が方向Eに取り外されるとき、図13に示した付勢孔75内で右側に付勢ペグ130を移動させる際に保持部材65に対する機械的な利点を提供する。
他方、工具ホルダ25のシャンク20が収容孔15内に既に保持されている状態では、保持部材65はシャンク20内の穿孔90の壁を捕捉し、工具ホルダ25が方向Eに引き抜かれるときに、保持部材65の移動は、対向する保持孔壁145に部分的に抗し、次に、機械的な利点を提供するが付勢ペグ130に直接作用する方向において、切頭円錐先端135に接触するように行われる。この結果、工具ホルダ25を収容孔15に挿入するのに必要な力は、収容孔15から工具ホルダ25を引き抜くのに必要な力よりも著しく小さくなる。収容孔15内への工具ホルダ25の挿入力の最小化をさらに助けるために、保持孔50の軸線55は、長手方向軸線35と共に60〜90度、好ましくは75度の角度Vを成す。
工具ホルダ25に関連するシャンク20の形状は、図示したように円形であるか、あるいは工具ホルダ支持部材内に取り外し可能に固定された商業的に入手可能な工具ホルダ用のシャンクに関連する他の任意の形状であり得る。特に、シャンクは、結合収容孔を有する成形された毛状シャンクを有することも可能である。
説明したように、工具ホルダ支持部材15に関連する工具ホルダ25は、シャンク壁を通って延びる少なくとも1つの穿孔90を有するシャンク20を有する。保持部材65が穿孔90の壁に係合して、収容孔15内に工具ホルダ25を保持するように、穿孔90(図13)が孔開口部60に位置合わせされる。代替形態ではおよび図14を参照すると、工具ホルダ25は、シャンク20を通る穿孔90の代わりに、シャンク20の外側の少なくとも1つの凹部152を有するシャンク20を有することが可能であり、この場合、保持部材65が凹部152に係合して、収容孔20内に工具ホルダ25を保持するように、凹部152が孔開口部60に位置合わせされる。
本発明による工具ホルダ支持部材10は、複数の調整により、挿入方向Iに工具ホルダ25を挿入するのにおよび引き抜き方向Eに工具ホルダ25を引き抜くのに必要な力を変化させることを可能にし得る。特に、異なる付勢ペグ130を選択することによって、保持孔角度V(図13)が調整され得るかまたはくさび角度Wが調整され得る。付勢要素80は、異なるスプリング力を有する要素を提供するように変更されることが可能であり、固定ねじ53は、付勢要素80の圧縮を調整するように付勢孔75内に締め付けられるかまたはそこから解放されることが可能である。
本発明の特定の実施形態について詳細に説明してきたが、開示の全体の教示を考慮すれば、それらの実施形態の詳細に対する種々の変更および代替形態を行い得ることが当業者によって理解されるであろう。本明細書で説明した現在好ましい実施形態は、例示的なものに過ぎず、添付の特許請求の全範囲およびそれらのあらゆる等価物を提供すべき本発明の範囲を限定しないことが意図される。
10 工具ホルダ支持部材
15 収容孔
20 工具ホルダ25のシャンク
25 工具ホルダ
30 工具ホルダ支持部材10の本体
35 収容孔15の長手方向軸線
40 収容孔壁
45 補助的な保持装置
50 保持孔
53 固定ねじ
55 保持孔50の軸線
60 収容孔壁40の開口部
65 保持部材
70 第1の部分
75 付勢孔
77 付勢孔軸線
80 付勢孔75内の付勢要素
85 制限部
88 穿孔90の壁
90 シャンク20の穿孔
95 シャンク孔前端
100 部分
105 ピン
110 ボールノーズ
115 肩部
120 保持孔50内のレッジ
130 付勢ペグ
135 切頭円錐先端
145 保持孔壁
152 シャンク20の外側の少なくとも1つの凹部
210 工具ホルダ支持部材
215 工具ホルダ225のシャンク
211 面
231 面
233 工具ホルダ支持部材210の孔
240 取り外し機構
225 工具ホルダ
245 ロッキングボール
250 ロックロッド
257 シャンク215の穿孔
A 角度
D 深さ
E 引き抜き方向
I 挿入方向
L 保持孔50および付勢孔75の長さ
P 面
t 工具ホルダ支持部材10の壁厚
T 先端角度
V 保持孔角度
W 収容孔15の最大幅
Y 角度
Z 角度

Claims (7)

  1. 工具ホルダのシャンクを保持するための工具ホルダ支持部材であって、前記工具ホルダ支持部材が、
    a)工具ホルダ支持部材本体と、
    b)ある幅を有しかつ前記本体内の長手方向軸線に沿って延びる収容孔であって、収容孔壁を有し、前記工具ホルダの前記シャンクを収容するように適合される収容孔と、
    c)少なくとも1つの保持装置とを備え、各保持装置が、
    1)前記収容孔の前記長手方向軸線に対して平行でない軸線に沿って前記収容孔壁を通って延び、これによって前記孔壁の開口部が画定される保持孔と、
    2)前記収容孔壁の前記開口部を通って突出する第1の端部を有する前記保持孔内に位置決めされた保持部材と、
    3)各保持孔に関連する付勢孔と、
    4)前記収容孔壁の前記開口部に向かって前記保持部材を付勢する前記付勢孔内の付勢要素とを備え、
    d)前記保持部材と前記付勢要素とが相互作用して、前記保持部材が、前記収容孔の最大幅の8分の1よりも浅い深さまで、前記孔壁の前記開口部を通って弾性的に突出することが可能になる工具ホルダ支持部材。
  2. 前記保持孔が前記孔壁の前記開口部に隣接する領域に制限部を有し、前記制限部が前記保持部材に係合して前記保持部材の移動を制限する、請求項1に記載の工具ホルダ支持部材。
  3. 前記保持部材が球体である、請求項2に記載の工具ホルダ支持部材。
  4. 前記保持部材がボールノーズを有するピンである、請求項2に記載の工具ホルダ支持部材。
  5. 前記保持孔がレッジを有し、前記保持部材が、前記保持孔の前記レッジに係合して前記保持部材の前記移動を制限する肩部を有する、請求項1に記載の工具ホルダ支持部材。
  6. 前記保持部材がボールノーズを有する端部を有する、請求項5に記載の工具ホルダ支持部材。
  7. 前記保持孔軸線が、前記長手方向軸線の部分と共に、前記孔壁内の前記開口部から前記シャンク孔前端まで、90〜120度の角度Xを成す、請求項1に記載の工具ホルダ支持部材。
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