JP2011108904A - Iii族窒化物半導体の製造方法、iii族窒化物半導体及びiii族窒化物半導体素子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本実施形態の発光素子の製造方法は、MOCVD法を用いて基板上にIII族窒化物半導体層を形成するものである。そして、本実施形態の発光素子の製造方法は、第1組目のウェハ群の製造工程(S101)、清掃工程(S102)、第2組目のウェハ群の製造工程(S103)、及びチップ化工程(S104)を含んで構成されている。ここで、第1組目のウェハ群の製造工程において、MOCVD装置の反応室に設けられる保護部材に反応生成物が付着する。そして、清掃工程において、ブラスト処理を用いて保護部材に付着する反応生成物の除去を行う。これにより、保護部材の受ける損傷を抑制しつつ、第2組目のウェハ群の製造工程において、ウェハへの反応生成物の混入が抑制される。
【選択図】図3
Description
また、石英製の部材は、被形成体の上方にて被形成体と対向する位置に設けられることを特徴とすることができる。そして、石英製の部材には、被形成体と対向する側に溝が設けられており、ブラスト処理では、石英製の部材に設けられる溝の幅よりも小さい粒径のブラスト材を用いてブラスト処理を行うことを特徴とすることができる。
本実施形態では、III族窒化物半導体を用いた半導体素子の製造方法を説明する。III族窒化物半導体は、例えば発光ダイオード、レーザダイオードなどの発光素子や、例えば太陽電池などの受光素子の電子材料などに応用される。そして、以下では、III族窒化物半導体を用いた発光素子チップLCの製造方法を例にして説明を行う。
図1に示すようにウェハWは、発光素子チップLCを得るために、基板上にIII族窒化物半導体層を積層させたものである。本実施形態のウェハWは、基板110と、基板110上に形成された中間層120と、中間層120の上に順次積層される下地層130とn型半導体層140と発光層150とp型半導体層160とを備えている。
基板110は、III族窒化物半導体とは異なる材料から構成され、基板110上にIII族窒化物半導体結晶がエピタキシャル成長される。基板110を構成する材料としては、例えば、サファイア、炭化ケイ素(シリコンカーバイド:SiC)、シリコン、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化マンガン、酸化ジルコニウム、酸化マンガン亜鉛鉄、酸化マグネシウムアルミニウム、ホウ化ジルコニウム、酸化ガリウム、酸化インジウム、酸化リチウムガリウム、酸化リチウムアルミニウム、酸化ネオジウムガリウム、酸化ランタンストロンチウムアルミニウムタンタル、酸化ストロンチウムチタン、酸化チタン、ハフニウム、タングステン、モリブデン等が挙げられる。これらの中でも、サファイア、炭化ケイ素(シリコンカーバイド:SiC)が好ましい。
上述したように、基板110はIII族窒化物半導体とは異なる材料から構成される。このため、後述するMOCVD装置1を用いて化合物半導体層100を成膜する前に、バッファ機能を発揮する中間層120を基板110上に設けておくことが好ましい。特に、中間層120が単結晶構造であることは、バッファ機能の面から好ましい。単結晶構造を有する中間層120を基板110上に成膜した場合、中間層120のバッファ機能が有効に作用し、中間層120上に成膜される下地層130と化合物半導体層100とは、良好な結晶性を持つ結晶膜となる。なお、中間層120は、Alを含有することが好ましく、III族窒化物であるAlNを含むことが特に好ましい。
下地層130に用いる材料としては、Gaを含むIII族窒化物(GaN系化合物半導体)が用いられ、特に、AlGaN、又はGaNを好適に用いることができる。下地層130の膜厚は0.1μm以上、好ましくは0.5μm以上、さらに好ましくは1μm以上である。
n型半導体層140は、n型コンタクト層140aおよびn型クラッド層140bから構成される。
ここで、n型コンタクト層140aとしては、下地層130と同様にGaN系化合物半導体が用いられる。また、下地層130およびn型コンタクト層140aを構成する窒化ガリウム系化合物半導体は同一組成であることが好ましく、これらの合計の膜厚を0.1μm〜20μm、好ましくは0.5μm〜15μm、さらに好ましくは1μm〜12μmの範囲に設定することが好ましい。
発光層150は、窒化ガリウム系化合物半導体からなる障壁層150aと、インジウムを含有する窒化ガリウム系化合物半導体からなる井戸層150bとが交互に繰り返して積層され、且つ、n型半導体層140側及びp型半導体層160側にそれぞれ障壁層150aが配される順で積層して形成される。本実施の形態において、発光層150は、6層の障壁層150aと5層の井戸層150bとが交互に繰り返して積層され、発光層150の最上層及び最下層に障壁層150aが配され、各障壁層150a間に井戸層150bが配される構成となっている。
また、障壁層150aとしては、例えば、インジウムを含有した窒化ガリウム系化合物半導体からなる井戸層150bよりもバンドギャップエネルギーが大きいAlcGa1-cN(0≦c≦0.3)等の窒化ガリウム系化合物半導体を好適に用いることができる。
p型半導体層160は、p型クラッド層160aおよびp型コンタクト層160bから構成される。p型クラッド層160aとしては、好ましくは、AldGa1-dN(0<d≦0.4)のものが挙げられる。p型クラッド層160aの膜厚は、好ましくは1nm〜400nmであり、より好ましくは5nm〜100nmである。
一方、p型コンタクト層160bとしては、AleGa1-eN(0≦e<0.5)を含んでなる窒化ガリウム系化合物半導体層が挙げられる。p型コンタクト層160bの膜厚は、特に限定されないが、10nm〜500nmが好ましく、より好ましくは50nm〜200nmである。
図2に示すように、発光素子チップLCにおいては、p型半導体層160のp型コンタクト層160b上に透明正極170が積層され、さらにその上に正極ボンディングパッド180が形成されるとともに、n型半導体層140のn型コンタクト層140aに形成された露出領域140cに負極ボンディングパッド190が積層されている。
透明正極170を構成する材料としては、例えば、ITO(In2O3−SnO2)、AZO(ZnO−Al2O3)、IZO(In2O3−ZnO)、GZO(ZnO−Ga2O3)等の従来公知の材料が挙げられる。また、透明正極170の構造は特に限定されず、従来公知の構造を採用することができる。透明正極170は、p型半導体層160上のほぼ全面を覆うように形成しても良く、格子状や樹形状に形成しても良い。
透明正極170上に形成される電極としての正極ボンディングパッド180は、例えば、従来公知のAu、Al、Ti、V、Cr、Mn、Co、Zn、Ge、Zr、Nb、Mo、Ru、Ta、Ni、Cu等の材料から構成される。正極ボンディングパッド180の構造は特に限定されず、従来公知の構造を採用することができる。
負極ボンディングパッド190は、基板110上に成膜された中間層120および下地層130の上にさらに成膜された化合物半導体層100(n型半導体層140、発光層150およびp型半導体層160)において、n型半導体層140のn型コンタクト層140aに接するように形成される。このため、負極ボンディングパッド190を形成する際は、p型半導体層160、発光層150およびn型半導体層140の一部を除去し、n型コンタクト層140aの露出領域140cを形成し、この上に負極ボンディングパッド190を形成する。
負極ボンディングパッド190の材料としては、正極ボンディングパッド180と同じ組成、構造でもよく、各種組成および構造の負極が周知であり、これら周知の負極を何ら制限無く用いることができ、この技術分野でよく知られた慣用の手段で設けることができる。
本実施形態では、後述のMOCVD装置1を用いて、MOCVD法によりIII族窒化物半導体の成膜を行う。本実施形態では、単一のMOCVD装置1にて複数(例えば6枚)のウェハW(以下、ウェハ群と呼ぶ。)を製造する。そして、本実施形態では、MOCVD装置1によって製造された2組のウェハ群から、さらに複数の発光素子チップLCを得る。
第1組目のウェハ群の製造工程は、2組製造するウェハ群のうち最初のウェハ群を製造する工程である(S101)。上述のとおり、MOCVD装置1を用いて、それぞれ基板110上にIII族窒化物半導体層を形成させた例えば6枚のウェハWからなる1組目のウェハ群を製造する。
図4は、MOCVD装置1の全体構成を説明するための一例の図である。また、図5は、図4に示すMOCVD装置1のV−V断面図である。
MOCVD装置1は、内部に反応室が形成される反応容器10と、反応容器10の反応室内に配置される支持体20とを備えている。これらのうち、反応容器10は、円筒状の形状を有し上方に向かう開口が形成されるとともにその内部に支持体20を収容する収容部11と、円板状の形状を有しこの収容部11の上部に取り付けられる蓋部12とを備える。また、蓋部12は、収容部11に対して開閉自在に取り付けられており、収容部11に対して閉じられた場合には、収容部11とともに反応室を形成する。
一方、収容部11の底面には、反応室内に供給された原料ガスを反応室の外部に排出するための複数の排気管が貫通形成されている。さらに、収容部11の底面中央部には、後述する軸21を通すための貫通孔も形成されている。
本実施の形態では、MOCVD装置1を用いて基板110上に予め任意の組成の化合物半導体層を形成した被形成体の一例としての化合物半導体基板40上に、さらにIII族窒化物半導体層を形成する。このため、原料として、III族の元素を含む有機金属と窒素を含むアンモニアNH3とを使用する。ただし、有機金属は主として液体原料であるため、液体状の有機金属に窒素N2および水素H2にてバブリングを行い、得られた窒素N2および水素H2および有機金属を混合させてなる有機金属ガスMOを原料ガスとして供給する。本実施の形態では、供給管13より有機金属ガスMOおよびアンモニアNH3の供給を行う。
そして、各基板保持体22は、それぞれが化合物半導体基板40を保持した状態で、図示しない貫通孔を介して供給される窒素N2の流れにより、図5に示す矢印B方向に回転するようになっている。
ここで、図6(a)は図4に示す保護部材16を支持体20側すなわち下方側からみた図であり、図6(b)は保護部材16を蓋部12側すなわち上方からみた図であり、図6(c)は保護部材16の断面を示す図である。なお、以下の説明においては、図6(a)に示す面を保護部材16の表面と呼び、図6(b)に示す面を保護部材16の裏面と呼ぶ。
さらにまた、本発明においては、保護部材16の溝17は、前記V字状の断面形状以外にも、U字状の断面形状であってもよく、この場合、各溝17の幅Hは、例えば0.4mm以上2.0mm以下の範囲がよく、また、円周方向に対し幅Hを途中で任意に変化させた構造であってもよく、各溝17の深さDは、例えば0.2mm以上0.8mm以下とすることが好ましい。
まず、初めに化合物半導体基板40を準備する。所定の直径と厚さとを有するサファイア製の基板110を、図示しないスパッタリング装置にセットする。そして、スパッタリング装置にて、基板110上に、V族元素を含むガスと金属材料とをプラズマで活性化して反応させることにより、III族窒化物からなる中間層120を形成する。
次いで、中間層120が形成された基板110を、図4に示すMOCVD装置1にセットする。具体的に説明すると、中間層120が外側に向かうように、各基板110を各基板保持体22にセットし、各基板110がセットされた各基板保持体22を、支持体20に設けられた各凹部に、中間層120が上方を向くように配置する。そして、MOCVD装置1を用いて中間層120の上に下地層130の形成を行い、化合物半導体基板40を得る。
まず、6枚の基板保持体22の凹部に、それぞれ1枚ずつ化合物半導体基板40をセットする。このとき、化合物半導体基板40の下地層130を外部に露出させるようにする。続いて、反応容器10の蓋部12を開け、それぞれに化合物半導体基板40がセットされた6枚の基板保持体22を、MOCVD装置1の支持体20に設けられた6個の凹部にセットする。このとき、化合物半導体基板40の下地層130が上方を向くようにする。
その後、保護部材16が取り付けられた蓋部12を閉じて収容部11と蓋部12とを密着させる。
ここで、化合物半導体基板40は、上述のとおり支持体20にて所定の温度に加熱された状態にて、III族窒化物半導体層が成膜される。そして、化合物半導体基板40には、エピタキシャルに成長したIII族窒化物半導体層が形成される。一方、保護部材16は、III族窒化物半導体層を形成する対象でもなく、化合物半導体基板40のように所定の温度に加熱されていない。このため、保護部材16に付着するIII族窒化物半導体は、エピタキシャルに成長していない。なお、保護部材16に付着したIII族窒化物半導体を観察したところ、粉体が固まったような外観をしていた。
清掃工程では、第1組目のウェハ群の製造工程を経ることによって、MOCVD装置1の反応室に付着した反応生成物の除去を行う。本実施形態の清掃工程では、MOCVD装置1の反応室を構成する部材のうち保護部材16を処理の対象とする。本実施形態において、保護部材16を清掃工程における処理の対象とするのは、MOCVD装置1においてウェハWの上側に保護部材16が位置しており、保護部材16に付着した反応生成物の一部が剥離した際には、その反応生成物の塊が特にウェハW上に降り注ぎ易いためである。
また、本実施形態では、第1組目のウェハ群の製造に際して、機械的な方法によって保護部材16に付着した反応生成物を除去する。機械的な方法の一つとして、ブラスト処理を採用している。
図7に示すブラスト装置3は、ブラスト材の飛散を防止するキャビネット31と、処理対象のワーク(本実施形態では保護部材16)に向けてブラスト材を噴射するブラストガン32と、ブラスト材を貯留するブラスト材貯留部33と、ブラストガン32に圧縮空気(Air)を供給するコンプレッサ34と、噴射された後のブラスト材を回収する回収装置35とを備える。
また、ブラスト材には、保護部材16に付着する反応生成物の除去が可能な程度の硬さを有するものを用いる。なお、保護部材16に付着する反応生成物は、堆積物(デポ)とも呼ばれ、その硬さは石英ガラスを下回る程度である。
そして、本実施形態のブラスト材の材料には、保護部材16よりも硬度が低く、また保護部材16に付着する反応生成物の除去が可能な程度の硬さを有するソーダ石灰ガラス(Na2O−CaO−SiO2系ガラス)を用いている。なお、保護部材16の材料である石英ガラスのモース硬度は5.5〜6.5、一方ブラスト材の材料であるソーダ石灰ガラスのモース硬度は5である。
なお、本実施形態において、「硬度」の定義に限定はない。例えば、前記モース硬度以外にも、工業材料の硬度を定量的に表すヌープ硬度を採用してもよく、その他、ビッカース硬度、ブリネル硬度、ロックウエル硬度、シェア硬度等の定義を用いてもよい。
第1組目のウェハ群の製造の後に、MOCVD装置1から保護部材16を取り外す。取り出した保護部材16は、反応生成物が付着した側を上にしてブラスト装置3の回転台31cに設置される。
そして、回転台31cを回転させながら、ブラストガン32を操作して保護部材16における反応生成物の除去を行う。ここで、本実施形態のブラスト処理の条件として、ブラスト材にはソーダ石灰ガラス(Na2O−CaO−SiO2系ガラス)を用いた。また、ブラスト材の粒径は38μm〜53μmであり、ブラスト材の形状は球状である。そして、コンプレッサ34における圧力は0.4MPaとし、ブラスト材の噴射時間は約30分間とした。
清掃工程を経た反応生成物の除去が行われた保護部材16を再びMOCVD装置1に取り付ける。そして、第2組目のウェハ群の製造工程を開始する。なお、第2組目のウェハ群の製造方法は、第1組目のウェハ群の製造方法と同様である。
第1組目のウェハ群を作製するにあたって、MOCVD装置1の保護部材16に付着した反応生成物は、上記の清掃工程において除去されている。従って、第2組目のウェハ群を製造する際に、その反応生成物の塊が作製中のウェハWに混入することが抑制される。
上述のプロセスによって得られた第1組目のウェハ群及び第2組目のウェハ群における各ウェハWのp型半導体層160上に透明正極170を積層し、その上に正極ボンディングパッド180を形成する。また、エッチング等を用いてn型コンタクト層140aに露出領域140cを形成し、この露出領域140cに負極ボンディングパッド190を設ける。そして、基板110の厚さが調整されたウェハWを、例えば350μm角の矩形に切断することにより、発光素子チップLCを得る。
Claims (7)
- 有機金属気相成長法を用いて被形成体にIII族窒化物半導体層を形成するIII族窒化物半導体の製造方法であって、
過去のIII族窒化物半導体層の形成に伴って石英製の部材に付着した反応生成物を、機械的な処理によって除去し、
被形成体及び前記反応生成物が除去された前記石英製の部材を反応室の内部に設置し、
前記反応室に原料ガスを供給し、
前記有機金属気相成長法を用いて前記被形成体にIII族窒化物半導体層を形成するIII族窒化物半導体の製造方法。 - 前記機械的な処理は、前記石英製の部材にブラスト材を噴射するブラスト処理であることを特徴とする請求項1に記載のIII族窒化物半導体の製造方法。
- 前記ブラスト処理に用いる前記ブラスト材は、前記石英製の部材よりも硬度が低いことを特徴とする請求項2に記載のIII族窒化物半導体の製造方法。
- 前記石英製の部材は、前記被形成体の上方にて当該被形成体と対向する位置に設けられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のIII族窒化物半導体の製造方法。
- 前記石英製の部材には、前記被形成体と対向する側に溝が設けられており、
前記ブラスト処理では、前記石英製の部材に設けられる前記溝の幅よりも小さい粒径のブラスト材を用いてブラスト処理を行うことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のIII族窒化物半導体の製造方法。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のIII族窒化物半導体の製造方法によって製造されたIII族窒化物半導体。
- 請求項6に記載のIII族窒化物半導体を加工して得られたIII族窒化物半導体素子。
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