JP2011108065A - プロモーション配信システムおよび端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】店舗に来店した客に限って特定の情報を配信することによって、プロモーションの効果を向上させる。
【解決手段】サーバ装置から送信される情報を受信する端末装置において、前記端末装置は、物を載せるためのトレイに取り付けられており、商品が注文された時刻、場所および当該商品のうち少なくとも1つを表わすオーダー情報に基づき前記サーバ装置によって生成される画像情報を前記サーバ装置から受信する通信部と、前記トレイにおいて物を載せる面に設けられている表示画面に前記画像情報に基づく画像を表示させる表示部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、レストランやファーストフード店などの飲食店等において、店内にいる客に対して情報を配信するプロモーション配信システムおよび端末装置に関する。
近年、飲食店等の店舗に客を誘引するため、お勧め商品や割引クーポン券を印刷した広告チラシ等を路上で配付し、これを見たユーザの来店を促進するためのプロモーションが展開されている。しかし、路上での配布量には限界があり、多くの広告チラシ等はユーザに見られもせずにゴミ箱に捨てられる場合がある。
また、ユーザの現在位置や趣味志向に応じた情報をユーザの携帯端末に配信して、集客を狙うプロモーションを実現するためのシステムがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−288506号公報
しかしながら、このような情報が多量にユーザに送信されると、客が要求していない情報までもがユーザに配信される場合がある。この場合、配信された情報に対してユーザの興味や関心が薄れ、あるいは、多量の情報が他の多くのユーザにも配信されていると感じられるため、配信される情報に対して有益性や特別感を感じ難くなり、配信された情報を参考にして、その店に来店してみようという気持ちが喚起され難くなる。このため、ユーザの携帯端末に確実に情報を配信したとしても、店舗への誘引が十分に図られず、プロモーションの効果が低減するという問題があった。
本発明は、このような課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、店舗に来店した客に限って特定の情報を配信することによって、プロモーションの効果を向上させるためのプロモーション配信システムおよび端末装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、サーバ装置から送信される情報を受信する端末装置において、前記端末装置は、物を載せるためのトレイに取り付けられており、商品が注文された時刻、場所および当該商品のうち少なくとも1つを表わすオーダー情報に基づき前記サーバ装置によって生成される画像情報を前記サーバ装置から受信する通信部と、前記トレイにおいて物を載せる面に設けられている表示画面に前記画像情報に基づく画像を表示させる表示部とを備えることを特徴とする。
本発明は、上記の発明において、前記画像情報が、前記オーダー情報に応じて予め決められているキャンペーン、前記商品が注文された時刻、場所および当該商品のうち少なくとも1つが含まれていることを特徴とする。
本発明は、上記の発明において、前記画像情報が、ネットワーク上のアドレスを特定するコードを表わす画像情報を含み、当該コードには、前記商品が注文された時刻、場所および当該商品のうち少なくとも1つが含まれていることを特徴とする。
本発明は、上記の発明において、前記コードが、前記オーダー情報に応じて予め決められているキャンペーン、前記商品が注文された時刻、場所および当該商品のうち少なくとも1つが含まれていることを特徴とする。
本発明は、上記の発明において、前記サーバ装置と通信できる通信範囲に当該端末装置があるか否かを判断する通信圏内検出部をさらに備え、前記通信圏内検出部によって当該端末装置が通信範囲外にあると判断された場合、前記表示部に表示されている情報を消去することを特徴とする。
本発明は、上記の発明において、前記通信圏内検出部によって当該端末装置が通信範囲外にあると判断された場合、警告音を発生させる警告音発生部をさらに備えることを特徴とする。
本発明は、上記の発明において、前記端末装置が取り付けられているトレイが収容されるトレイ収容部に設けられた通信部から前記通信部が受信する情報に基づき、前記トレイ収容部に当該トレイが収容されたことを検出した場合、前記表示部の画面に表示されている情報を消去させるとともに、当該表示端末を識別するための識別子を通信部から前記サーバ装置に送信させ、前記通信部によって受信される情報に基づき、前記トレイ収容部から当該トレイが取り出されたことを検出した場合、当該表示端末を識別するための識別子を通信部から前記サーバ装置に送信させる制御部をさらに備えることを特徴とする。
また、上述した課題を解決するために、本発明は、サーバ装置と通信する複数の端末装置とを含むプロモーション配信システムにおいて、前記サーバ装置が、前記複数の端末装置のうち個々の端末装置を識別する端末識別情報を読み取るとともに、前記読み取られた端末識別情報を含み、商品が注文された時刻、場所および当該商品のうち少なくとも1つを表わす情報を含むオーダー情報を送信する会計処理装置から、前記オーダー情報を受信する第1の通信部と、前記オーダー情報に基づき、前記商品が注文された時刻、場所および当該商品のうち少なくとも1つを含むとともに、前記ネットワーク上のアドレスを含むコードを生成するコード作成部と、前記コード作成部によって生成された前記コードを表わす画像情報を作成する画像作成部と、前記画像情報を前記端末識別情報が表わす前記端末装置に送信する第2の通信部と、を含み、前記端末装置が、物を載せるためのトレイに取り付けられており、前記画像情報を前記サーバ装置から受信する第3の通信部と、前記トレイにおいて物を載せる面に見えるようにして設けられている表示画面に前記画像情報に基づく画像を表示させる表示部とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、店舗に来店した客に限って特定の情報を配信することによって、プロモーションの効果を向上させることができる。
本実施形態に係るプロモーション配信システムの一例について示す概略図である。 本実施形態に係る表示端末の構成の一例について示すブロック図である。 図2に示す表示端末の処理フローを説明するためのフローチャートである。 図2に示す表示端末の外観の一例を示す概観図である。 図2に示す表示端末の外観の他の例を示す概観図である。 本実施形態に係る店舗サーバの構成の一例について示すブロック図である。 図6に示した店舗サーバに記憶されているキャンペーン情報テーブルの一例を示す参考図である。 図7に示したキャンペーン情報テーブルを店舗サーバに記憶させる処理の一例を示す参考図である。 図6に示した店舗サーバに記憶されている端末IDテーブルの一例を示す参考図である。 図9に示した端末IDテーブルを店舗サーバに記憶させる処理の一例を示す参考図である。 図6に示した店舗サーバに記憶されているアクティブ表示端末テーブルの一例を示す参考図である。 図6に示した店舗サーバに記憶されている販促メッセージ情報および通常メッセージ情報の一例を示す参考図である。 本実施形態に係る本部サーバの構成の一例について示すブロック図である。 図13に示した本部サーバに記憶されているキャンペーン対象店舗テーブルの一例を示す参考図である。 図13に示した本部サーバに記憶されているキャンペーン情報テーブルの一例を示す参考図である。 図13に示した本部サーバに記憶されているマーケティング情報テーブルの一例を示す参考図である。 図13に示した本部サーバに記憶されているユーザ登録情報テーブルの一例を示す参考図である。 図13に示した本部サーバの処理フローの一例について説明するためのフローチャートである。 図13に示した本部サーバの処理フローの他の例について説明するためのフローチャートである。 本実施形態に係るプロモーション配信システムのシーケンスの一例を示す参考図である。 本実施形態に係る店舗サーバによる第1の画像データ配信方法の一例を説明するための参考図である。 本実施形態に係る店舗サーバによる第1の画像データ配信方法の一例を説明するためのフローチャートである。 本実施形態に係る店舗サーバによる第2の画像データ配信方法の一例を説明するための参考図である。 本実施形態に係る店舗サーバによる第2の画像データ配信方法の他の例を説明するための参考図である。 本実施形態に係る店舗サーバによる第2の画像データ配信方法の一例を説明するためのフローチャートである。 本実施形態に係る店舗サーバによる第2の画像データ配信方法において用いられた表示端末の返却処理について説明するための参考図である。 本実施形態に係る店舗サーバによる第2の画像データ配信方法の他の例を説明するためのフローチャートである。 本実施形態に係る表示端末の構成の他の例について示すブロック図である。 本実施形態に係るプロモーション配信システムのシーケンスの他の例を示す参考図である。 図28に示す表示端末の処理フローの一例を説明するためのフローチャートである。 本実施形態に係るプロモーション配信システムのシーケンスの他の例を示す参考図である。 図28に示す表示端末の処理フローの他の例を説明するためのフローチャートである。
[第1実施形態]
以下、本発明による第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るプロモーション配信システムの一例について示す概略図である。
図1に示す通り、プロモーション配信システムは、本部サーバ1と、本部ポータルWEBサイトサーバ2と、複数の店舗サーバ3(301、302、303)と、会計・注文用POSターミナル(レジスター)4と、無線中継器5と、複数の無線表示端末6(601、602、603)とを含む。
本部サーバ1と、複数の店舗サーバ3とは、例えば、インターネット等のネットワークNW1を介して接続されている。
また、本部ポータルWEBサイトサーバ2は、例えば、無線基地局等を経由したネットワークNW2を介して、ユーザの携帯端末8と通信可能である。
本部ポータルWEBサイト2は、本部サイトURL( Uniform Resource Locator )で表わされるサイトであって、携帯端末8から受信した情報(例えば、本部サイトURLを先頭に含むURL)を本部サーバ1に送信する。
本部サーバ1は、複数の店舗にそれぞれ割り当てられている複数の店舗サーバ3に応じた情報を、ネットワークNW1を介して各店舗サーバ3に送信する。また、この本部サーバ1は、本部ポータルWEBサイト2から本部サイトURLを先頭に含むURLの情報を受信し、この受信したURLに含まれる情報を取り出す。例えば、携帯端末8から本部サイトURLを含むURLを受信し、この本部サイトURLの後ろに続くパラメータ情報等を取り出す。
なお、本部ポータルWEBサイト2において、本部サイトURLの後ろに続くパラメータ情報等が取り出され、この取り出されたパラメータ情報等が本部ポータルWEBサイト2から本部サーバ1に送信される構成であってもよい。
店舗サーバ3は、例えば、各店舗A〜Cに配置される店舗サーバ301〜303を含む。この店舗サーバ3は、各店舗にそれぞれ割り当てられるものであってよい。また、例えば、同一の建物内に設けられた複数の店舗に対してそれぞれ割り当てられるものであってよく、1つの店舗に複数の店舗サーバ3が割り当てられるものであってもよい。
会計・注文用POSターミナル4は、ユーザの操作入力を受け付け操作入力に応じた操作情報を出力する操作部41と、一次元コード(以下、バーコードという)等の識別子に含まれる情報を読み取る読取部42と、日時と時刻を計時する計時部43と、操作部41から出力される操作情報、読取部42によって読み取られる情報、および計時部43によって計時される時間情報を店舗サーバ3に送信する通信部44と、を備える。
この読取部42は、例えば、複数の商品のそれぞれに割り当てられた商品バーコードが印刷されている商品表から、各商品バーコードが含む商品情報を読み取る。この商品情報とは、商品の名称や各商品を識別するための商品コードを含む情報である。
また、この読取部42は、各表示端末6に表示されている端末識別バーコードを解釈することにより、端末IDを読み取る。この端末IDは、複数の表示端末6のうち個々の表示端末6を識別するための識別子である。
通信部44は、読取部42によって商品情報が読み取られると、この商品情報および時間情報のうち少なくも1つを含むオーダー情報を、店舗サーバ3に送信する。
無線中継機5は、複数の表示端末6と無線通信を行い、複数の表示端末6から受信した情報を店舗サーバ3に送信し、店舗サーバ3から受信した情報を端末IDに従って対応する各表示端末6に送信する。この無線中継機5が電波を送受信する範囲は、店内にある表示端末6に対して情報を送信可能な電波範囲であることが好ましい。
表示端末6は、店内において客に使用されるものであって、例えば、客がオーダーした商品を載せるトレイに搭載されている。
例えば、ファーストフード店において本実施形態に係るプロモーション配信システムが実現される場合、客からのオーダーを受け付けるカウンターに客が来ると、従業員は、客のオーダーを受け付け、会計・注文用POSターミナル4の操作部41を介してオーダーされた商品を入力する。このとき、従業員は、読取部42を操作して、表示端末6であるトレイに表示されている端末識別バーコードから端末IDを読み取らせる。そして、従業員は、この表示端末6であるトレイに商品を載せて、客に提供する。
この会計・注文用POSターミナル4は、上述のような操作を受け付けると、入力された商品の商品情報に、現在の日時と時刻を表わす時間情報と、端末IDとを関連付けた情報(オーダー情報)を店舗サーバ302に送信する。この店舗サーバ302は、商品情報と時間情報に応じた画像データを、端末IDに対応する表示端末6に、無線中継器5を介して送信する。
これにより、店内において、商品を購入した客に対して、店舗サーバ3によって作成された画像データを配信することができる。
次に、図2〜5を参照して、表示端末6の構成について詳細に説明する。図2は、表示端末6の構成の一例を示すブロック図である。
図2に示す通り、表示端末6は、制御部61と、記憶部62と、無線通信部63と、操作部64と、表示部65と、電源(電池)66と、バーコード作成部67とを備える。
制御部61は、無線通信部63を介して店舗サーバ3から画像データを受信すると、この画像データに基づく画像を表示部65に表示させる。また、制御部61は、無線通信部63を介して、表示部65に表示されている画像を消去することを表わす制御信号を受信した場合、表示部65に表示されている画像を消去させる。
記憶部62は、自身に割り当てられた端末IDを記憶する。
無線通信部63は、無線中継機5と通信を行い、例えば、店舗サーバ3から送信される画像データを受信する。
操作部64は、例えばスイッチボタンや、表示部65に一体的に設けられたタッチパネルやタッチパッド等の指示された位置に応じた操作を受け付け、操作入力に応じた操作情報を生成する入力装置等である。
表示部65は、メモリ性液晶等の薄型ディスプレイであって、トレイにおいて商品等を載せる面に表示画面が見えるように取り付けられており、例えば、無線通信部63を介して店舗サーバ3から受信した画像データに基づく画像を表示する。また、表示部65は、バーコード作成部67によって作成された端末識別バーコードを表示する。
この表示部65は、表示端末6に応じて表示画面のサイズが異なる。表示画面が最も大きいサイズ(Large)の表示端末6は端末種別L、表示画面が最も小さいサイズ(Small)の表示端末6は端末種別S、表示画面がLとSの間のサイズ(Medium)の表示端末6は端末種別M、と予め決められている。
電源(電池)66は、表示端末6を構成する各構成部に対して電力を供給する。
バーコード作成部67は、操作部64から端末識別バーコードを表示させることを表わす操作情報が出力されると、記憶部62から、端末IDを読み出し、この端末IDを表わす端末識別バーコードを生成して、この端末識別バーコードを表わす画像データを表示部65に出力する。
図3は、表示端末6の処理フローの一例について説明するためのフローチャートである。
図3に示す通り、例えば、操作部64を介して端末識別バーコードを表示させることを表わす操作情報が入力されると、制御部61は、記憶部62から端末IDを読み出し(ステップST1)、この端末IDを表わす端末識別バーコードを生成して(ステップST2)、この端末識別バーコードを表わす画像データを表示部65に出力する。これにより、表示部65は、端末識別バーコードを表示する(ステップST3)。
そして、無線通信部63を介して店舗サーバ3から画像データを受信した場合(ステップST4−YES)、表示部65は、画像データに基づく画像を表示する(ステップST5)。
一方、無線通信部63を介して店舗サーバ3から画像データを受信しない場合(ステップST4−NO)、表示部65は、画像データを変更することなく、前回の画像を表示し続ける。
図4は、端末種別Lの表示端末6の外観の一例を示す概観図である。ここでは、ハンバーガー等を販売するとともに、商品の飲食場所を提供するファーストフード店で用いられる表示端末6の一例を示す。
図4に示す通り、表示端末6は、ハンバーガー等の商品を載せるトレイに搭載されており、このトレイにおいて商品を載せる面に、表示部65の表示画面が見えるように取り付けられている。
表示部65は、店舗サーバ3から画像データを受信する以前は、何も表示していない初期画面(図示せず)であり、店舗サーバ3から画像データが送信されると、図4に示すような画像を表示する。
この場合、表示部65には、端末識別バーコード651と、本部ポータルWEBサイトサーバ2の本部サイトURL情報を含む2次元コード(以下、サイトコードという)652と、キャンペーン文字列653とが表示されている。
ここでは、サイトコードとして、例えばQRコード(登録商標)を用いることができる例について以下説明する。
また、端末種別Sの表示端末6は、例えば、図5に示すような表示部65を備える。図5は、端末種別Sの表示端末6の外観の一例を示す概観図である。
図5に示す通り、表示部65の表示画面は、図4に示した表示画面に比べて小さく、表示画面の半分にサイトコード652を、もう半分にキャンペーン文字列653と端末識別バーコード651を表示する。なお、このように、表示部65の画面が小さい場合、端末識別バーコード651は、トレイに直接印刷され、あるいはトレイに貼り付けられたシールに印刷されているものであってもよい。
また、表示部65の画面に表示しきれない文字等が、トレイに直接印刷されている構成等であってもよい。
次に、図6を参照して、店舗サーバ3の構成について詳細に説明する。図6は、店舗サーバ3の構成の一例を示すブロック図である。
図6に示す通り、店舗サーバ3は、通信部31と、制御部32と、計時部33と、コード作成部34と、画像データ作成部35と、記憶部36とを含む。
通信部31は、ネットワークNW1を介して本部サーバ1と通信するとともに、会計・注文用POSターミナル4と通信し、かつ、無線中継機5を介して店舗サーバ3と通信する。この通信部31は、例えば、会計・注文用POSターミナル4から、互いに関連付けられた端末ID、時間情報および商品情報を受信する。
制御部32は、会計・注文用POSターミナル4から互いに関連付けられた端末ID、時間情報および商品情報を受信して、これらの情報に基づき、後述する処理に従って、画像データを作成し、端末IDに対応する表示端末6に送信する。また、制御部32は、計時部33によって得られる時間情報に応じて画像データ作成部35によって生成された画像データを、受信した端末IDに対応する表示端末6に送信する。
計時部33は、日付および時間を計時して、時間情報を出力する。
コード作成部34は、予め決められた時間に到達したことが制御部32によって判断された場合、あるいは、会計・注文用POSターミナル4から互いに関連付けられた端末ID、時間情報および商品情報を受信した場合、記憶部36を参照して、本部サイトURLとパラメータ(例えば、時間情報や商品情報に対応する情報)を含むサイトコード652を生成し、画像データ作成部35に出力する。また、コード作成部34は、記憶部36を参照して、端末識別バーコード651を生成し、画像データ生成部35に出力する。
画像データ作成部35は、コード作成部34から入力されたサイトコード652を表わす画像データを作成する。また、画像データ作成部35は、記憶部36を参照して、販促メッセージ情報366や通常メッセージ情報367に含まれるメッセージ等を表わす画像データを作成するとともに、端末識別バーコード651を表わす画像データを作成する。
記憶部36は、キャンペーン情報テーブル361と、端末IDテーブル362と、店舗コード363と、本部サイトURL364と、アクティブ表示端末テーブル365と、販促メッセージ情報366と、通常メッセージ情報367とを記憶する。
キャンペーン情報テーブル361は、図7に示す通り、各キャンペーンを表わすキャンペーンコードに、各キャンペーンに応じた情報(キャンペーン開始条件、キャンペーン終了条件、キャンペーン文字列、キャンペーン対象商品コード等)を対応付けたテーブルである。
各キャンペーンには、複数のキャンペーンのうち個々を識別するためのキャンペーンコードが予め割り当てられており、例えば、来店客にクーポン券を配信するキャンペーン1にはキャンペーンコード0001が、特定の商品をオーダーした来店客にクーポン券を配信するキャンペーン2にはキャンペーンコード0002が割り当てられている。
例えば、キャンペーン情報テーブル361は、図7(a)に示すように、キャンペーンコード0001と、キャンペーン開始条件として2009年10月1日15時と、キャンペーン終了条件として2009年10月3日17時と、キャンペーン文字列“今ならお得なクーポンGET!すぐにQRコードを読んでアクセスして下さい。”とを、それぞれ対応付けるテーブルを含む。
また、このキャンペーン情報テーブル361は、図7(b)に示すように、キャンペーンコード0002と、キャンペーン開始条件と、キャンペーン終了条件と、キャンペーン文字列に加えて、キャンペーン対象商品コード1111、1112とを、それぞれ対応付けるテーブルを含む。
ここで、図7(a)(b)に示すように、キャンペーン情報テーブル361はそれぞれ個別のテーブルであってもよく、1つのテーブルで構成されるものであってもよい。
なお、このキャンペーン情報テーブル361は、図8に示す通り、本部サーバ1から店舗サーバ3に送信される情報である。
具体的に説明すると、この本部サーバ1は、キャンペーン情報テーブルを記憶しており、例えば、予め決められた時刻で定期的に情報を各店舗サーバ3に送信するものであってもよく、本部サーバ1の操作部を介して管理者によりキャンペーン情報テーブル361に含まれる情報の送信が操作された際に、各店舗サーバ3に送信するものであってもよい。
この店舗サーバ3は、本部サーバ1からキャンペーン情報テーブルを受信すると、記憶部36のキャンペーン情報テーブル361に記憶させる。
端末IDテーブル362は、図9に示す通り、端末IDに端末種別を対応付けたテーブルを含む。
この端末IDテーブル362は、例えば、図10に示すような方法を利用して作成される。図10は、端末IDテーブル362を作成する方法の一例を説明するための概略図である。
図10(a)に示す通り、会計・注文用POSターミナル4の読取部42によって、表示端末6であるトレイの表示部65に表示されている端末識別バーコード651から端末IDが読み取られる。
例えば、読取部42は、表示端末601に表示されている端末識別バーコード651から端末ID1を読み取る。そして、この端末ID1が、通信部44によって店舗サーバ3に送信される。店舗サーバ3は、会計・注文用POSターミナル4から受信した端末ID1を端末IDテーブル362に書込むとともに、例えば操作部41を介して入力される端末種別Sをこの端末ID1に対応付けて端末IDテーブル362に書き込む。
同様にして、表示端末602に表示されている端末識別バーコード651から端末ID102が読み取られると、会計・注文用POSターミナル4から店舗サーバ3に端末ID102が送信され、店舗サーバ3は、端末IDテーブル362に、端末ID102と端末種別Lとをそれぞれ対応付けて記憶させる。
このようにして、図9に示すような端末IDテーブル362が作成される。
また、端末IDテーブル362は、図10(b)に示すように、店舗サーバ3に端末識別バーコード651から情報を読み取る読取部が備えられている場合、店舗サーバ3の読取部が端末IDを読み取り、操作部を介して入力される端末IDと対応付けて端末IDテーブル362を作成する構成であってもよい。
店舗コード363は、複数の店舗のうち個々を識別するための情報である。例えば、店舗サーバ301は、A店舗に設置されており、店舗コード3001が予め割り当てられている。また、店舗サーバ302、303は、それぞれ、B店舗、C店舗に設置されており、店舗コード3002、3003が予め割り当てられている。
本部サイトURL364は、携帯端末8がアクセスする本部ポータルWEBサイトサーバ2のネットワークNW2上におけるアドレスを表わす本部サイトURLを含む。
アクティブ表示端末テーブル365は、店内において客に利用されている表示端末6を表わす情報であって、図11に示す通り、会計・注文用POSターミナル4により端末識別バーコード651が読み取られた表示端末6の端末IDと、商品情報に含まれる商品コードを示す注文内容とをそれぞれ対応付けるテーブルである。このアクティブ表示端末テーブル365は、会計・注文用POSターミナル4から送信された端末IDのみを記憶する構成であってもよく、店内で利用されている表示端末6の端末IDを全て記憶した上で会計・注文用POSターミナル4から送信された端末IDに対して送信フラグを付与して、送信されていないIDと区別する構成であってもよい。
販促メッセージ情報366は、図12(a)に示す通り、商品コードと、時間情報と、販促メッセージとが、それぞれ対応付けられているテーブルである。
通常メッセージ情報367は、図12(b)に示す通り、通常メッセージを含む。
次に、図13を参照して、本部サーバ1の構成について詳細に説明する。図13は、本部サーバ1の構成の一例を示すブロック図である。
図13に示す通り、本部サーバ1は、通信部11と、制御部12と、操作部13と、表示部14と、計時部15と、記憶部16とを含む。
通信部11は、ネットワークNW1を介して各店舗サーバ3と通信するとともに、インターネット等を介して本部ポータルWEBサイトサーバ2と通信可能に接続されている。
制御部12は、記憶部16に記憶されている情報を店舗サーバ3に送信する操作情報を操作部13から得ると、この操作情報に基づき、記憶部16から指定された情報を読み出し、通信部11を介して店舗サーバ3に送信する。
操作部13は、例えばキーボードやマウス等であって、ユーザからの操作入力を受け付け操作入力に応じた操作情報を出力する。
表示部14は、例えば液晶表示装置等であって、操作部13による操作状態や記憶部16に記憶されている情報等を表示する。
計時部15は、日付および時間を計時して、時間情報を出力する。
記憶部16は、キャンペーン対象店舗テーブル161と、キャンペーン情報テーブル162と、マーケティング情報テーブル163と、ユーザ登録情報テーブル164とを記憶する。
キャンペーン対象店舗テーブル161は、図14に示す通り、キャンペーンコードに、キャンペーンの対象となる店舗を表わす店舗コード(図には、キャンペーン対象店舗コードと示す)を対応付けるテーブルである。例えば、店舗コード3001、3003の店舗A、Cにおいて実施されるキャンペーンとして、キャンペーンコード0001で示されるキャンペーン1が予め決められており、キャンペーンコード0001には、対象となる店舗コード3001、3003が対応付けられている。
また、キャンペーン2を表わすキャンペーンコード0002は、対象となる店舗Bを表わす店舗コード3002と対応付けられている。
キャンペーン情報テーブル162は、図15に示す通り、各キャンペーンを表わすキャンペーンコードに、各キャンペーンに応じた情報(キャンペーン開始条件、キャンペーン終了条件、キャンペーン文字列、キャンペーン対象商品コード、キャンペーン対象者、アンケート実施結果等)を対応付けたテーブルである。
マーケティング情報テーブル163は、図16に示す通り、各客に関する情報を含むテーブルであって、各客がオーダーした商品に関する情報や、この客に配信した情報、この配信した情報に対して客が応えた情報等を含む。
具体的に言うと、このマーケティング情報テーブル163は、キャンペーンコードと、店舗コードと、客が商品をオーダーした注文時間と、この客がオーダーした商品を表わす注文内容とが、それぞれ対応付けられているテーブルである。
また、後述するユーザ登録が事前になされている場合、ユーザ登録情報164には、個人特定情報に対応付けられた個人に関する情報(例えば、年齢、性別等)が含まれている。この場合、マーケティング情報テーブル163は、キャンペーンコード、店舗コード、注文時間および注文内容に、個人特定情報を対応付けて記憶する。
なお、本部サーバ1から携帯端末8に対してクーポン券やお勧め商品等を配信する際に、商品等に関するアンケートを実施することが予め決められているキャンペーン3では、客の携帯端末8が、表示端末6に表示されるサイトコード652から本部サイトURLを読み取り、本部サイトURLにアクセスする。本部ポータルWEBサイトサーバ2が、ネットワークNW2を介して携帯端末8にアンケート(例えば、アンケートP、アンケートQ)に関する情報を送信する。ここで、ユーザがアンケートに答えると、このアンケート結果(例えば、アンケートP結果、アンケートQ結果)が本部ポータルWEBサイトサーバ2を介して本部サーバ1に送信される。この場合、マーケティング情報テーブル163は、キャンペーンコード、店舗コード、注文時間および注文内容に、アンケート結果(アンケートP結果、アンケートQ結果等)を対応付けて記憶する。
ユーザ登録情報テーブル164は、図17に示す通り、複数のユーザ(後述するユーザ登録が事前になされているユーザ)のうち個々を識別するための個人特定情報に、ユーザの性別、年齢、メールアドレス、携帯端末8の個体識別番号を対応付けるテーブルである。例えば、個人特定情報5963には、性別が女性、年齢が20代(20−29歳)、メールアドレスhanako@abc.ne.jp、携帯端末8の個体識別番号ABCが対応付けられており、個人特定情報5964には、性別が男性、年齢が30代(30−39歳)、メールアドレスtaro@abc.ne.jp、携帯端末8の個体識別番号DEFが対応付けられている。
次に、図18〜19を用いて、本部サーバ1の処理フローについて説明する。
図18は、本部サーバ1のキャンペーン情報を配信する際の処理フローの一例について説明するためのフローチャートである。
図18に示す通り、例えば、操作部13を介してキャンペーン情報の作成が指示されると、制御部12は、新規なキャンペーンコード(例えば、0001)を割り当て、記憶部16のキャンペーン情報162に記憶させる(ステップST11)。次いで、操作部13を介して、キャンペーン開始条件(例えば、2009年10月1日15時)が入力され(ステップST12)、キャンペーン終了条件(例えば、2009年10月3日17時)が入力される(ステップST13)。そして、キャンペーン文字列(例えば、“今ならお得なクーポンGET!すぐにQRコードを読んでアクセスして下さい。”)が入力されると(ステップST14)、制御部12は、キャンペーンコードに、キャンペーン開始条件、キャンペーン終了条件、キャンペーン文字列を対応付けて、キャンペーン情報テーブル162に記憶させる。
これにより、図7(a)に示すようなキャンペーン情報テーブル162が作成される。
次いで、操作部13を介して、キャンペーンの対象店舗が指定されると、制御部12は、キャンペーンコードと、指定された対象店舗を表わす店舗コードを対応付けて図14に示すようなキャンペーン対象店舗テーブル161を作成する(ステップST15)。
そして、制御部12は、例えば、操作部13からキャンペーン情報テーブル162を店舗サーバ3に送信することを表わす操作情報が入力されると、キャンペーン対象店舗テーブル161とキャンペーン情報テーブル162を店舗サーバ3に送信する(ステップST16)。
図19は、サイトコード652から読み取られるURLに携帯端末8からアクセスした際の本部サーバ1の処理フローの一例について説明するためのフローチャートである。
図19に示す通り、携帯端末8がサイトコード652の表わすURLにアクセスすると、本部ポータルWEBサイトサーバ2を介してこのURLと携帯端末8の個体識別番号とが本部サーバ1に送信される。この本部サーバ1の制御部12は、サイトコード652が表わすURLに含まれるパラメータを抽出する(ステップST21)。つまり、制御部12は、サイトコード652が表わすURLから、例えば、時間情報、店舗コード、キャンペーンコード、商品コードを抽出する。
そして、本部サーバ1の制御部12は、記憶部16のユーザ登録情報テーブル164を参照して、携帯端末8の個体識別番号に基づき、ユーザ認証を行う(ステップST22)。例えば、制御部12が、ユーザ登録情報テーブル164から携帯端末8の個体識別番号を検索し、検索によって携帯端末8の個体識別番号が得られた場合、ユーザ登録がなされているユーザからのアクセスであることを判断し、当該ユーザを認証する(ステップST23−YES)。
一方、ユーザ登録情報テーブル164から携帯端末8の個体識別番号が検索によって得られない場合(ステップST23−NO)、予めユーザ登録されていない携帯端末8からのアクセスであると認識する。ここで、制御部12は、例えば、会員登録を促す画像データを生成し、携帯端末8に送信してもよい。
次いで、制御部12は、ステップST21において抽出された情報の中に、キャンペーンコードがあるか否かを判断し(ステップST25)、キャンペーンコードが検出された場合、サイトコード652が表わすURLから抽出された情報(例えば、時間情報、店舗コード、商品コード等)がキャンペーン条件に合致するか否かを判断する(ステップST26)。
例えば、制御部12は、キャンペーン対象店舗テーブル161およびキャンペーン情報テーブル162を参照して、ステップST25において検出されたキャンペーンコードに対応付けられているキャンペーン期間(キャンペーン開始条件からキャンペーン終了条件までの期間)や、キャンペーン対象商品コード、またはキャンペーン対象店舗コードに、ステップST21において抽出された情報(例えば、時間情報、店舗コード、商品コード)が合致するか否かを判断する。
そして、合致する場合(ステップST26−YES)、制御部12は、クーポンを表わす画像データを記憶部16から読み出し、携帯端末8に送信する(ステップST27)。
ここで、制御部12は、キャンペーン情報テーブル361を参照して、キャンペーンコードに基づき、アンケートを実施するキャンペーンであることが予め決められているか否かを判断する(ステップST28)。アンケートを実施することが予め決められている場合(ステップST28−YES)、制御部12は、アンケートとその結果を入力するための画面データを記憶部16から読み出し、携帯端末8に送信する。そして、携帯端末8から送信されたアンケート結果を本部サーバ1が受信し、記憶部16に記憶させる(ステップST29)。
次いで、制御部12は、ステップST21においてサイトコード652が表わすURLから抽出された情報(例えば、時間情報、店舗コード、キャンペーンコード、商品コード)と、ユーザ登録情報テーブル164においてメールアドレスと対応付けられている個人特定情報と、ステップST27において送信したクーポンの種類と、ステップST29において得られたアンケート結果とを、それぞれ対応付けて、マーケティング情報テーブル163に記憶させる(ステップST30)。
次に、図20を用いて、ユーザが携帯端末8から本部サイトURLにアクセスして、ユーザ登録を行う場合のプロモーション配信システムのシーケンスについて説明する。図20は、ユーザが携帯端末8から本部サイトURLにアクセスして、ユーザ登録を行う場合のプロモーション配信システムのシーケンスの一例を示すフローチャートである。
図20に示す通り、ユーザが携帯端末8から本部サイトURLにアクセスすると、本部ポータルWEBサイトサーバ2からユーザ登録用のウェブ画面(例えば、ユーザ登録に必要な性別、年齢、メールアドレス、携帯端末8の個体識別番号等の項目を入力して送信するための画面)を受信し、これらユーザ登録用のウェブ画面に入力された情報(性別、年齢、メールアドレス、携帯端末8の個体識別番号)を本部サーバ1に送信する。
これにより、本部サーバ1は、受信した情報(性別、年齢、メールアドレス、携帯端末8の個体識別番号)に対して個人特定情報を割り当て、この個人特定情報に受信した情報を対応付けて記憶部16のユーザ登録情報テーブル164に記憶させる。
ここで、例えば、キャンペーン情報テーブル162に記憶されているキャンペーンのうち、ユーザ登録情報テーブル164に登録(記憶)されているユーザに対して配信情報(例えば、キャンペーン文字列)をユーザの携帯端末8に送信するキャンペーン3がある場合、本部サーバ1の制御部16は、計時部15から出力される時間情報に基づき、キャンペーン情報テーブル162に含まれるキャンペーン2のキャンペーン開始条件2009年9月1日15時に到達したか否かを判断する。
ここで、キャンペーン開示条件に到達したことが判断された場合、制御部12は、キャンペーン情報テーブル162においてキャンペーン3のキャンペーンコード0003と対応付けられているキャンペーン文字列を読み出し、キャンペーンコード0003と対応付けられているキャンペーン対象者20代女性に含まれるユーザの携帯端末8に配信情報を送信する。
なお、制御部12は、ユーザ登録情報テーブル164を参照して、キャンペーン対象者20代女性に該当するユーザを検索し、検索によって得た個人特定情報5963と対応付けられているメールアドレスhanako@abc.ne.jpに対して、キャンペーン文字列を送信することができる。
また、制御部12は、記憶部16に記憶されているキャンペーン情報テーブル162を通信部11から、ネットワークNW1を介して店舗サーバ3に送信する。
そして、店舗サーバ3は、本部サーバ1からキャンペーン情報テーブル162を受信すると、このキャンペーン情報テーブル162を記憶部36のキャンペーン情報テーブル361として記憶する。
ここで、事前に携帯端末8に送信されたメールマガジン等を閲覧したユーザが、このメールマガジンに掲載されているキャンペーンが実施されている店舗に来店し、キャンペーンの対象商品をオーダーして、従業員がこのオーダーを受け付ける。
そして、この従業員は、会計・注文用POSターミナル4の読取部42を介して、表示端末6が搭載されたトレイの表示部65に表示されている端末識別バーコード651を読み取り、操作部41を介してオーダーされた商品を表わす商品情報が読み取られる。また、このときの現在の日時を表わす時間情報が計時部43によって計時され得られる。これにより、会計・注文用POSターミナル4は、読取部42から読み取られた端末IDに、商品情報と時間情報を対応付けて店舗サーバ3に送信する。
この店舗サーバ3は、キャンペーン情報テーブル361を参照して、受信した時間情報に基づき、実施可能なキャンペーンがあるか否かを検出する。なお、詳細については後述する。
店舗サーバ3は、実施可能なキャンペーンがあることを検出した場合、このキャンペーンに応じたサイトコード652を生成し、このサイトコード652を含む画像データを作成して、表示端末6であるトレイに送信する。
そして、表示端末6は、受信した画像データに基づく画像を表示部65に表示させる。これにより、例えば、図4、5に示したような画像が表示端末6であるトレイの表示部65に表示される。
ここで、ハンバーガーをオーダーしたユーザのトレイには、キャンペーンを告知するキャンペーン文字列が表示されるとともに、サイトコード652が表示される。このユーザがこのサイトコード652を携帯端末8で読み取り、サイトコード652に含まれる本部サイトURLにアクセスすると、本部サーバ1は、図19を用いて説明したようなユーザ認証と、キャンペーンの実施可否を判断する処理を行う。
そして、クーポン券が携帯端末8に送信されると、マーケティング情報テーブル163に当該携帯端末8に関する情報が記憶される。
[第1の画像データ配信方法]
次に図21、22を参照して、店舗サーバ3による第1の画像データ配信方法の例を説明する。
図21は、店舗サーバ3が表示端末6に対して、時刻に応じて異なる画像データを送信する方法の一例を説明するための参考図である。
図21に示す通り、ある一日のうち、キャンペーン開始条件が11:00、キャンペーン終了条件が14:00であるキャンペーンが実施される場合、このキャンペーン開始条件とキャンペーン終了条件で決まる期間(以下、キャンペーン期間という)には、キャンペーンに応じた情報を含む画像データを送信し、キャンペーン期間以外の期間には、通常の画像データを送信する。
ここで、店舗サーバ3は、時刻の分が00となる時刻において、画像データを表示端末6に送信することが予め決められており、例えば、10:00では、キャンペーン期間外であるため、通常の画像データを表示端末6に送信する。この通常の画像データに含まれるサイトコード652には、本部サイトURL、時間情報、および店舗コードが含まれている。しかし、キャンペーンコードは含まれていない。また、この通常の画像データには、例えば、通常メッセージ「このサイトにアクセスして下さい」が含まれている。
一方、11:00、12:00、13:00では、キャンペーン期間内であるため、キャンペーンに対応する画像データを送信する。このキャンペーンに対応する画像データに含まれるサイトコード652には、キャンペーンコード、本部サイトURL、時間情報、および店舗コードが含まれている。また、このキャンペーンに対応する画像データには、例えば、キャンペーンメッセージ「キャンペーン中」が含まれている。
その後、14:00となった場合、キャンペーン期間外であるため、店舗サーバ3は、10:00の際に送信した画像データと同じ画像データを表示端末6に送信する。
図22は、店舗サーバ3による第1の画像データ配信方法の例を説明するためのフローチャートである。
図22に示す通り、店舗サーバ3の制御部32は、計時部33によって計時される時間情報(例えば、2009.10.1/10:00)を読み出し(ステップST41)、この時間情報に基づき、予め決められた時間(例えば、分が00となる時刻)に到達したか否かを判断する(ステップST42)。時間情報が示す時刻の分が00である場合(例えば10:00)、制御部32は、記憶部36からキャンペーン情報テーブル361を読み出し(ステップST43)、時間情報がキャンペーン期間に含まれるか否かを判断する(ステップST44)。
この時間情報がキャンペーン期間に含まれている場合(ステップST44−YES)、制御部32は、キャンペーン情報テーブル361を参照して、キャンペーン期間を表わすキャンペーン開始条件およびキャンペーン終了条件に対応付けられているキャンペーンコードを読み出し、コード作成部34に出力する。
また、制御部32は、店舗コード363から店舗コードを、本部サイトURL364から本部サイトURLを読み出し、この店舗コードと本部サイトURLをコード作成部34に出力するとともに、キャンペーン期間に含まれていると判断された時間情報をコード作成部34に出力する(ステップST45)。
このコード作成部34は、入力されたキャンペーンコード、店舗コード、本部サイトURL、および時間情報に基づき、これらの情報を含むサイトコード652を作成するとともに(ステップST46)、キャンペーン情報テーブル361を参照して、当該キャンペーンコードに対応するキャンペーン文字列を読み出す(ステップST47)。
ここで、制御部32は、アクティブ表示端末テーブル365に含まれる端末IDを1つ読み出し、この端末IDに対して、画像データが作成されたことを表わす画像作成フラグを付与する。
そして、画像データ作成部35は、このサイトコード652およびキャンペーン文字列を含む画像データを、全ての端末種別(S,M,L)に応じた画像サイズで、それぞれ作成する(ステップST48)。
そして、制御部32は、画像データを作成した表示端末6の数を表わすiに対して0を与えてi=0とし(ステップST49)、このiが、アクティブ表示端末テーブル365に含まれる端末IDの個数を表わすkに到達したか否かを判断する(ステップST50)。ここで、i<kであれば(ステップST50−NO)、制御部32は、アクティブ表示端末テーブル365から読み出した端末IDの表示端末6に基づき、端末IDテーブル362を参照して、この端末IDに対応付けられている端末種別を得る。次いで、制御部32は、ステップST48において作成された画像データのうち、端末IDテーブル362において当該端末IDに対応付けられている端末種別と同一の端末種別に応じた画像サイズで作成された画像データを、端末IDに対応する表示端末6に送信し(ステップST51)、iに1を加算して(ステップST52)、ステップST50に戻る。
なお、制御部32は、画像サイズが小さくキャンペーン文字列が入らない場合、画像データ作成部35が少ないキャンペーン文字列に基づき画像データを作成することができるように、ステップST47において、キャンペーン情報テーブル361から、端末種別に応じた複数のキャンペーン文字列を読み出しておく。そして、画像データ作成部35が、ステップST48においた画像データをそれぞれ作成する際に、作成する画像データのサイズに応じたキャンペーン文字列を用いるようにしてもよい。
そして、制御部32は、画像データを作成した表示端末6の数を表わすiが、アクティブ表示端末テーブル365に含まれる端末IDの個数を表わすkに到達したか否かを判断する。i<kであれば、制御部32は、アクティブ表示端末テーブル365から読み出した端末IDの表示端末6に対して作成した画像データを送信して、iに1を加算し、i=kであれば、処理を終了する。
一方、ステップST44において、時間情報がキャンペーン期間に含まれていない場合(ステップST44−NO)、制御部32は、店舗コード363から店舗コードを、本部サイトURL364から本部サイトURLをそれぞれ読み出し、この店舗コードと本部サイトURLをコード作成部34に出力するとともに、キャンペーン期間に含まれていると判断された時間情報をコード作成部34に出力する(ステップST53)。
このコード作成部34は、入力された店舗コード、本部サイトURL、および時間情報に基づき、これらの情報を含むサイトコード652を作成するとともに(ステップST54)、通常メッセージ情報367を参照して、通常メッセージを読み出す(ステップST55)。
ここで、制御部32は、アクティブ表示端末テーブル365に含まれる端末IDを1つ読み出し、この端末IDに対して、画像データが作成されたことを表わす画像作成フラグを付与する。
そして、画像データ作成部35は、このサイトコード652および通常メッセージを含む画像データを、全ての端末種別(S,M,L)に応じた画像サイズで、それぞれ作成する(ステップST56)。そして、ステップST49に移行する。
そして、制御部32は、アクティブ表示端末テーブル365から読み出した端末IDの表示端末6に対して、作成した画像データを送信し、i=kとなるまで処理を続ける。
[第2の画像データ配信方法]
次に図23〜25を参照して、店舗サーバ3による第2の画像データ配信方法の例を説明する。
図23は、会計・注文用POSターミナル4によって得られたオーダー内容に応じた画像データを店舗サーバ3が作成し、表示端末6に対して送信する方法の一例を説明するための参考図である。
図23に示す通り、客が商品をオーダーすると、従業員は会計・注文用POSターミナル4の読取部42を操作して、表示端末6であるトレイの端末識別バーコード651から端末IDを読み取るとともに、例えば商品表に印刷された複数の商品バーコードのうちオーダーされた商品を表わす商品バーコードから商品コードを読み取る。また、計時部43は、この時の時刻を表わす時間情報を計時する。
そして、会計・注文用POSターミナル4は、通信部44を介して、この端末ID、商品コードおよび時間情報を店舗サーバ3に送信する。店舗サーバ3は、端末ID、商品コードおよび時間情報を受信すると、受信した端末IDに商品コードを対応付けて、記憶部36のアクティブ表示端末テーブル365に記憶させるとともに、会計・注文用POSターミナル4から受信した情報に応じた画像データを作成し、表示端末6に送信する。
この店舗サーバ3は、例えば会計・注文用POSターミナル4から受信した情報に含まれる時間情報に基づき、キャンペーン情報テーブル361を参照して、オーダーされた時間がキャンペーン期間内であるか否かを判断する。
そして、店舗サーバ3は、オーダーされた時間がキャンペーン期間内であると判断した場合、本部サイトURL、時間情報、キャンペーンコード、店舗コードおよび商品コードを含むサイトコード652を作成して、表示端末6に送信する。
一方、オーダーされた時間がキャンペーン期間外であると判断した場合、店舗サーバ3は、本部サイトURL、時間情報、店舗コードおよび商品コードを含むサイトコード652を作成して、表示端末6に送信する。つまり、サイトコード652には、キャンペーンコードが含まれていない。
そして、客が退店した場合、例えば、会計・注文用POSターミナル4の読取部42によって、この客が利用した表示端末6から端末識別バーコード651が読み取られて、この端末識別バーコード651に含まれる端末IDが店舗サーバ3に送信される。あるいは、店舗サーバ3の読取部によって、退店した客が利用した表示端末6から端末識別バーコード651が読み取られる。
次いで、店舗サーバ3の制御部32は、記憶部36のアクティブ表示端末テーブル365から、当該端末IDとこの端末IDに関連付けられている商品コードとを消去する。
これにより、アクティブ表示端末テーブル365には、商品をオーダーした客が利用しているトレイに取り付けられた表示端末6を表わす情報が記憶されるようになる。
なお、このように、会計・注文用POSターミナル4によって得られたオーダー内容に応じた画像データを店舗サーバ3が作成する場合、キャンペーン期間に応じたサイトコード652を作成するとともに、キャンペーン期間に応じたメッセージを含む画像データを作成する構成であってもよい。
図24を参照して具体的に説明すると、図23に示して説明した通り、店舗サーバ3が、例えば会計・注文用POSターミナル4から受信した情報に含まれる時間情報に基づき、キャンペーン情報テーブル361を参照して、オーダーされた時間がキャンペーン期間内であるか否かを判断する。
そして、オーダーされた時間がキャンペーン期間内であると判断された場合、店舗サーバ3は、本部サイトURL、時間情報、キャンペーンコード、店舗コードおよび商品コードを含むサイトコード652を作成するとともに、販促メッセージ情報366を参照してキャンペーンコードに応じた販促メッセージを得て、サイトコード652と販促メッセージを表わす画像データを表示端末6に送信する。
一方、オーダーされた時間がキャンペーン期間外であると判断された場合、店舗サーバ3は、本部サイトURL、時間情報、店舗コードおよび商品コードを含むサイトコード652を作成するととともに、通常メッセージ情報367を参照して通常メッセージを得て、サイトコード652と通常メッセージを表わす画像データを表示端末6に送信する。
図25は、店舗サーバ3による第2の画像データ配信方法の一例を説明するためのフローチャートである。なお、この図25に示すフローチャートでは、図24を用いて説明した画像データ配信方法について説明するが、図23を用いて説明した画像データ配信方法について、販促メッセージや通常メッセージに関する部分を除いて同様であるため、詳細な説明は省略する。
図25に示す通り、客が商品をオーダーすると、従業員は会計・注文用POSターミナル4の読取部42を操作して、表示端末6であるトレイの端末識別バーコード651と商品表に印刷されたオーダーされた商品を表わす商品バーコードから端末IDと商品コードとをそれぞれ読み取る。通信部44は、この端末IDおよび商品コードを店舗サーバ3に送信する。店舗サーバ3は、端末IDおよび商品コードを受信すると(ステップST61−YES)、受信した端末IDに商品コードを対応付けて、記憶部36のアクティブ表示端末テーブル365に記憶させる(ステップST62)。
制御部32は、販促メッセージ情報366を参照して、受信した商品コードに対応付けられている販促メッセージを読み出す(ステップST63)。
そして、制御部32は、会計・注文用POSターミナル4から端末IDと商品コードを受信した時間を表わす時間情報であって、計時部33によって計時される時間情報を計時部33から読み出す(ステップST64)。次いで、制御部32は、記憶部36からキャンペーン情報テーブル361を読み出し、時間情報がキャンペーン期間に含まれるか否かを判断する(ステップST65)。
この時間情報がキャンペーン期間に含まれている場合(ステップST65−YES)、制御部32は、キャンペーン情報テーブル361を参照して、このキャンペーン期間を表わす情報(キャンペーン開始条件とキャンペーン終了条件)に対応付けられているキャンペーンコードを読み出し、コード作成部34に出力する。
また、制御部32は、店舗コード363から店舗コードを、本部サイトURL364から本部サイトURLをそれぞれ読み出し、この店舗コードと本部サイトURLをコード作成部34に出力するとともに、キャンペーン期間に含まれていると判断された時間情報をコード作成部34に出力する(ステップST66)。
さらに、制御部32は、ステップST61において受信した商品コードをコード作成部34に出力する(ステップST67)。
このコード作成部34は、入力されたキャンペーンコード、店舗コード、本部サイトURL、時間情報、および商品コードに基づき、これらの情報を含むサイトコード652を作成するとともに(ステップST68)、キャンペーン情報テーブル361を参照して、当該キャンペーンコードに対応するキャンペーン文字列を読み出す(ステップST69)。
次いで、制御部32は、端末IDテーブル362を参照して、端末IDに対応付けられている端末種別を得る。
そして、画像データ作成部35は、ステップST63で読み出した販促メッセージと、ステップST68で生成されたサイトコード652と、ステップST69で読み出したキャンペーン文字列と、を含む画像データを、得られた端末種別に応じた画像サイズで作成する(ステップST70)。
次いで、制御部32は、この画像データを、端末IDで表わされる表示端末6に送信する(ステップST75)。
一方、時間情報がキャンペーン期間に含まれていない場合(ステップST65−NO)、制御部32は、店舗コード363から店舗コードを、本部サイトURL364から本部サイトURLをそれぞれ読み出し、この店舗コードと本部サイトURLをコード作成部34に出力するとともに、キャンペーン期間に含まれていると判断された時間情報をコード作成部34に出力する(ステップST71)。
さらに、制御部32は、ステップST61において受信した商品コードをコード作成部34に出力する(ステップST72)。
このコード作成部34は、入力された店舗コード、本部サイトURL、時間情報、および商品コードに基づき、これらの情報を含むサイトコード652を作成する(ステップST73)。
次いで、制御部32は、端末IDテーブル362を参照して、端末IDに対応付けられている端末種別を画像データ作成部35に出力する。
そして、画像データ作成部35は、ステップST63で読み出した通常メッセージと、ステップST73で生成されたサイトコード652を含む画像データを、得られた端末種別に応じた画像サイズで作成する(ステップST74)。
そして、制御部32は、この画像データを、端末IDで表わされる表示端末6に送信する(ステップST75)。
次に、図26を参照して、店舗サーバ3による第2の画像データ配信方法において用いられた表示端末6が、返却された際の処理について説明する。
図26は、退店した客によって表示端末6が取り付けられているトレイが返却された際に行われる処理の一例を説明するためのフローチャートである。
図26に示す通り、商品をオーダーした客が退店した場合、例えば、会計・注文用POSターミナル4の読取部42によって、この客が利用していたトレイであって、既に返却されているトレイ(表示端末6)から端末識別バーコード651が読み取られて、この端末識別バーコード651に含まれる端末IDが店舗サーバ3に送信される。
そして、店舗サーバ3の制御部32は、未使用であることを表わす初期表示の画像データ(例えば、何も表示されていない画像データ)を作成して(ステップST81)、端末識別バーコード651から読み取られた端末IDに従って、返却されているトレイである表示端末6に、初期表示の画像データを送信する(ステップST82)。
次いで、制御部32は、記憶部36のアクティブ表示端末テーブル365から、当該端末IDとこの端末IDに関連付けられている商品コードとを消去する(ステップST83)。
これにより、トレイに取り付けられている表示端末6には、初期表示の画像データに基づく画像が表示され、新たな客に対して、このトレイを再度利用することができる。
また、アクティブ表示端末テーブル365には、商品をオーダーした客が利用しているトレイに取り付けられた表示端末6を表わす情報のみが記憶されるため、このアクティブ表示端末テーブル365を参照することにより、現在店内にいる客数や、この客がオーダーした商品等を把握することができる。
次に、図27を参照して、店舗サーバ3による第2の画像データ配信方法の他の例を説明する。図27は、店舗サーバ3による第2の画像データ配信方法の他の例を説明するためのフローチャートである。なお、図25に示すフローチャートと同様の処理については、同一のステップ番号を付して詳細な説明を省略する。
図27に示す通り、店舗サーバ3の制御部32は、計時部33によって計時された時間情報を読み出し(ステップST91)、この時間情報に基づき、予め決められた時間(例えば、分が00となる時刻)に到達したか否かを判断する(ステップST92)。時間情報が示す時刻の分が00である場合(例えば10:00)、制御部32は、記憶部36からキャンペーン情報テーブル361を読み出し(ステップST93)、時間情報がキャンペーン期間に含まれるか否かを判断する。
この時間情報がキャンペーン期間に含まれている場合、制御部32は、キャンペーン情報テーブル361を参照して、キャンペーン期間を表わすキャンペーン開始条件およびキャンペーン終了条件に対応付けられているキャンペーンコードを読み出し、コード作成部34に出力する。
そして、制御部32は、画像データを作成した表示端末6の数を表わすiに対して0を与えてi=0とする(ステップST94)。
また、制御部32は、アクティブ表示端末テーブル365に含まれる端末IDがあるか否かを判断する(ステップST95)。
制御部32は、アクティブ表示端末テーブル365に端末IDが含まれている場合、このアクティブ表示端末テーブル365から端末IDを1つ読み出し(ステップST96)、この端末IDに対して、画像データが作成されたことを表わす画像作成フラグを付与する。
また、制御部32は、アクティブ表示端末テーブル365を参照して、ステップST95において読み出された端末IDに対応付けられている商品コードがあるか否かを判断する。そして、端末IDに対応付けられている商品コードがあった場合、この商品コードに基づき、販促メッセージ情報366を参照して、この商品コードおよびステップST91において得られた時間情報に対応付けられている販促メッセージを検索する。
この商品コードおよび時間情報に対応付けられている販促メッセージが検索によって得られた場合、制御部32は、この販促メッセージを販促メッセージ情報366から読み出す(ステップST97)。
そして、ステップST93において、時間情報がキャンペーン期間に含まれていると判断されている場合(ステップST98−YES)、制御部32は、図25に示したステップST66〜70、75に示した処理を行う。そして、アクティブ表示端末テーブル365において、画像データを作成した表示端末6の数を表わすi(初期状態においてはi=0)が、アクティブ表示端末テーブル365に含まれる端末IDの個数を表わすkに到達したか否かを判断する。
ここで、i<kであれば、制御部32は、アクティブ表示端末テーブル365から読み出した端末IDの表示端末6に対して、作成した画像データを送信し、iに1を加算して(ステップST99)、ステップST95に戻る。
一方、ステップST98において、時間情報がキャンペーン期間に含まれていないと判断されている場合、図25に示したステップST71〜75に示した処理を行い、ステップ99に移行する。
上述の通り、オーダーされた商品やその個数が操作部41を介して会計・注文用POSターミナル4に入力される際に、表示端末6に表示されている端末識別バーコード651から端末IDが読取部42によって読み取られ、このオーダーされた商品を表わす商品コードや時間情報、端末IDが店舗サーバ3に送信される。この店舗サーバ3は、会計・注文用POSターミナル4から受信した情報に基づき、商品コード、時間情報、店舗コード、キャンペーンコード等を含むサイトコード652を作成して、このサイトコード652を含む画像データを、端末IDで表わされる表示端末6に送信する。
そして、この表示端末6は、商品をオーダーした客が利用しているトレイに取り付けられた表示端末6の表示部65に、時間情報、店舗コード、商品コード、およびキャンペーンコードのうち少なくとも1つを含むサイトコード652や、キャンペーン文字列等のキャンペーンに関する情報を表示する。
これにより、例えば、商品をオーダーした客に対して配信したい情報を、商品をオーダーして飲食している客に対して送信することができるため、限られた客に対してのみ、客のオーダーした商品や、来店した時間あるいは場所等に応じた情報を配信することができる。このように、店舗に来店した客に限って特定の情報を配信することによって、プロモーションの効果を向上させることができる。
また、このトレイを利用している客は、自身の携帯端末8の機能を利用して、表示部65に表示されているサイトコード652を読み取り、本部ポータルWEBサイトサーバ2の本部サイトURLを介して提供されているキャンペーン情報やクーポン券を得ることができる。
これにより、表示部65に表示されている情報を見た客のうち、その情報に興味や関心を抱いた客のみが、本部サイトURLを介して提供される情報を得ることができる。よって、多量の情報が多くの客に配信される場合に比べて、配信情報に対して関心の高い客に対してのみ、この関心の高い客に応じた情報を送信することができる。
一方、従来からチラシ等の印刷媒体に本部サイトURLを含む二次元コードが印刷され、ユーザが携帯端末で二次元コードを読み取ることにより、このユーザにキャンペーン情報やクーポン券を提供するプロモーションが実施されている。
本実施形態に係るプロモーション配信システムによると、場所や時間、オーダーされた商品や客に応じた情報を含む二次元コードを表示端末6に表示させることができる。よって、来店した客に応じて、それぞれ異なるサイトに誘導することができ、プロモーションの効果をさらに向上させることができる。
さらに、本部サーバ1は、予めユーザ登録をしているユーザに関する情報をユーザ登録情報テーブル164に記憶しておき、このユーザ登録情報テーブル164を参照して、本部ポータルWEBサイトサーバ2を介して携帯端末8から受信するサイトコード652に含まれる情報に基づき、ユーザ登録されているユーザからのアクセスか否かを判断することができる。
これにより、ユーザ登録されているユーザに対してのみ、よりお得な情報や、限定のクーポン券等を送信することができ、プロモーションの効果を高めることができる。
また、店舗サーバ3は、会計・注文用POSターミナル4から商品コード(つまり、商品がオーダーされたことを表わす情報)を受信した時刻を計時部33によって計時された時間情報、あるいは、会計・注文用POSターミナル4の計時部43によって計時された時間情報に基づき、商品がオーダーされた時間がキャンペーン期間に含まれているか否かを判断する。
これにより、キャンペーン期間に含まれている場合にのみ、このキャンペーンに応じた情報を表示端末6に送信することができる。よって、客が来店した時間や店舗に応じた情報や、客がオーダーした商品に応じて異なるキャンペーンが実施されている場合、このキャンペーンに応じた情報を表示端末6に送信することができる。
さらに、店舗サーバ3は、客がオーダーした商品を表わす商品コードを会計・注文用POSターミナル4から受信すると、この商品コード、この商品がオーダーされた時間を表わす時間情報(例えば、商品コードが会計・注文用POSターミナル4によって読み取られた時間を表わし計時部43によって計時された時間情報、あるいは、店舗サーバ3が商品コードを受信した時間を表わし計時部33によって計時された時間情報)、および、この商品がオーダーされた場所を表わす場所情報(例えば、店舗コード)のうち、少なくとも1つを含むサイトコード652を作成することができる。
これにより、携帯端末8によってサイトコード652から読み取られた情報には、商品コード、時間情報、および場所情報のうち、少なくとも1つが含まれている。よって、携帯端末8がこのサイトコード652が表わすURLにアクセスすることによって、本部サーバ1に、商品コード、時間情報、および場所情報のうち、少なくとも1つが送信され、この商品コード、時間情報、および場所情報の応じた配信情報を、携帯端末8に送信することができる。
また、この店舗サーバ3は、商品がオーダーされたタイミングや、予め決められた時間に到達したタイミングで、このタイミング時を表わす時間情報を含むサイトコード652を作成して表示端末6に送信する。
これにより、サイトコード652は、ある限られた時間のみしか、表示端末6に表示されない。よって、この限られた時間に表示されたサイトコード652が携帯端末8によって読み取れ、アクセスされることによって、携帯端末8がサイトコード652を読み取った時間を認識することができる。
さらに、店内においてゆっくりとサイトコード652に含まれるURLにアクセスする時間がない場合、ある限られた時間にしか表示されないサイトコード652を携帯端末8に読み取っておくことで、その後にアクセスする時間がいつであっても、店舗に来店した時間帯を特定することができる。
よって、特定の時間に来店した客にのみ、特別なクーポンやプレゼントを贈呈する場合、その時間帯に来店したことを証明する証拠として用いることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られず、例えば、次に示すような構成であってもよい。
[第2の実施形態]
図28は、表示端末6の他の構成例を示すブロック図である。
図28に示す通り、表示端末6は、制御部61、記憶部62、無線通信部63、操作部64、表示部65、電源部66、バーコード作成部67に加えて、通信圏内検出部68と、電源制御部69と、警告音発生部70とをさらに備える。なお、図2を用いて説明した構成と同様の機能を有する構成部については、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
通信圏内検出部68は、無線中継機5から送信される電波を送受信できる通信範囲に表示端末6があるか否かを判断し、表示端末6が通信範囲内にある場合、当該表示端末6が通信圏内であることを検出する。一方、表示端末6が通信範囲外にある場合、当該表示端末6が通信圏外であることを表わす通信圏外信号を警告音発生部70に出力し、さらに制御部61が、表示部65に表示されている情報を消去することを表わす制御信号を出力する。
具体的に説明すると、店舗サーバ3は、例えば計時部33によって計時された時刻情報が予め決められた時刻に到達した場合、無線通信部63から通信範囲内にある表示端末6に対して電波を発信する。ここで、表示端末6が、電源部66からの電力が少なくとも無線通信部63に供給されており、かつ、通信範囲内にある場合、店舗サーバ3から発信された電波を無線通信部63が受信して、通信圏内検出部68に出力する。
通信圏内検出部68は、店舗サーバ3から発信される電波を受信したことを、一定時間以上検出しない場合、表示端末6が通信範囲外にあると判断し、この表示端末6が通信圏外であることを表わす通信圏外信号を制御部61に出力する。
電源制御部69は、表示端末6が取り付けられているトレイが収容されるトレイ収容部に収容されているか否を判断し、トレイがトレイ収容部に収容されている場合、電源部66から提供される電力を無線通信部63に対してのみ供給し、無線通信部63以外の構成に供給される電力を遮断し、トレイがトレイ収容部から取り出された場合、電源部66から供給される電力を、表示端末6の全ての構成部に対して供給する。
例えば、トレイ収容部には、トレイを取り出す取出口と、トレイをトレイ収容部に戻す回収口があり、このトレイ収容部の取出口には、取出口を通過したことを表わす取出信号を送信する取出通信部が、トレイ収容部の回収口には、回収口を通過したことを表わす回収信号を送信する回収通信部が、それぞれ取り付けられている。
トレイに取り付けられている表示端末6の無線通信部63は、この取出口を通過すると、取出通信部と通信を行い、取出信号を受信する。一方、この回収口を通過すると、表示端末6の無線通信部63は、回収通信部と通信を行い、回収信号を受信する。
電源制御部69は、無線通信部62を介して取出信号を受信すると、トレイがトレイ収容部から取り出されたことを検出し、電源部66から供給される電力を表示端末6の全ての構成部に供給する。
一方、電源制御部69は、無線通信部62を介して回収信号を受信すると、トレイ収容部にトレイが収容されたことを検出し、無線通信部63以外の構成に電源部66から供給される電力を遮断する。
警告音発生部70は、通信圏内検出68によって、表示端末6が通信範囲外にあることが検出され、通信圏外信号を受信すると、警告音を発生させる。
次に、図29を参照して、本実施形態に係るプロモーション配信システムの処理シーケンスの一例について説明する。
図29は、本実施形態に係るプロモーション配信システムの処理シーケンスの一例を示す図である。
図29に示す通り、従業員は、客から商品のオーダーを受け付ける際、トレイをトレイ収容部から取り出す。これにより、トレイに取り付けられた表示端末6が、トレイ収容部の取出口を通過し、無線通信部63を介して受信した取出信号が電源制御部69に出力される。
電源制御部69は、取出信号が入力されると、トレイがトレイ収容部から取り出されたことを検出し、電源部66から供給される電力を表示端末6の全ての構成部に供給する。
ここで、客からオーダーを受け付ける従業員が、会計・注文用POSターミナル4の読取部42を操作して、例えば商品表に印刷された複数の商品バーコードのうちオーダーされた商品を表わす商品バーコードから商品コードを読み取る。
そして、会計・注文用POSターミナル4は、通信部44を介して、この商品コードを店舗サーバ3に送信する。
また、表示端末6は、電源制御部69によって電源部66からの電力が全ての構成部に供給された場合(あるいは、無線通信部63が取出信号を受信した場合)、記憶部62に記憶されている端末IDを、無線中継機5を介して店舗サーバ3に送信する。
店舗サーバ3は、端末IDおよび商品コードを受信すると、この商品コードに応じた画像データを作成し、表示端末6に送信する。例えば、店舗サーバ3は、オーダーされた商品を確認することができるように商品コードが示す商品を表示する画像データを作成し、表示端末6に送信する。
また、店舗サーバ3は、受信した端末IDに商品コードを対応付けて、記憶部36のアクティブ表示端末テーブル365に記憶させる。
そして、従業員は、この表示端末6が取り付けられているトレイに商品を載せて、トレイごと商品を客に渡す。
このトレイは、客が退店すると、トレイ収容部に回収口を通過して戻される。このトレイに取り付けられた表示端末6が、トレイ収容部の回収口を通過すると、無線通信部63を介して受信した回収信号が制御部61と電源制御部69に出力される。
この回収信号が入力されると、制御部61は、表示部65に対して画面に表示されている情報を消去することを表わす制御信号を出力するとともに、記憶部62に記憶されている端末IDを読み出し、無線中継機5を介して店舗サーバ3に送信する。
これにより、表示部65は、画面に表示されている情報を消去する。
また、この店舗サーバ3は、受信した端末IDがアクティブ表示端末テーブル365に記憶されているか否かを判断し、受信した端末IDと同じ端末IDがアクティブ表示端末テーブル365に記憶されている場合、この端末IDをアクティブ表示端末テーブル365から消去する。
一方、電源制御部69は、回収信号が入力されると、トレイがトレイ収容部に戻されたことを検出し、電源部66から無線通信部63以外に供給される電力を遮断する。
この構成により、従業員は、トレイ収容部からトレイを取り出すだけで、トレイに取り付けられた表示端末6の全ての構成部に対して電力が供給されるとともに、当該表示端末6の端末IDが店舗サーバ3に送信される。また、トレイがトレイ収容部に戻されることにより、表示端末6の無線通信部63以外の構成部に供給される電力が遮断されるとともに、アクティブ表示端末テーブル365から端末IDが消去され、さらに、表示部65に表示されている情報が消去される。
これにより、表示端末6は、トレイ収容部に収容されている間に消費される電源部66の電力を抑えられ、電源部66の全体の消費電力が抑えられるため、表示端末6の電力を有効に活用することができる。
また、客によって利用されている表示端末6の端末IDをアクティブ表示端末テーブル365から削除する際、従業員がトレイから端末識別バーコード651を読み出す必要がないため、従業員の作業を軽減することができる。
さらに、アクティブ表示端末テーブル365によって、店内において客に現在利用されている状態の表示端末6を容易に管理することができる。
また、トレイが収容部に収容されることで、表示部65に表示されているサイトコード等が消去することができる。
なお、表示端末6の全ての構成部に対して電力が供給されることで、バーコード作成部67が、記憶部62に記憶されている端末IDを読み出し、この端末IDを表わす端末識別バーコード651を含む画像データを表示部65に表示させる構成であってもよい。
この場合、客からオーダーを受け付ける従業員は、会計・注文用POSターミナル4の読取部42を操作して、表示部65に表示されている端末識別バーコード651から端末IDを読み取る。
次に、図30を参照して、表示端末6による警告音発生方法について説明する。
図30に示す通り、通信圏内検出部68によって、表示端末6が通信範囲内にあるか否かが判断され(ステップST101)、表示端末6が通信範囲外にあることが判断された場合(ステップST101−YES)、通信圏内検出部68は、この表示端末6が通信圏外であることを表わす通信圏外信号を警告音発生部70に出力する。
この警告音発生部70は、通信圏内検出68から通信圏外信号が入力されると、警告音を発生させる(ステップST102)。そして、制御部61は、この通信圏外信号に基づき、表示部65に対して、画面に表示されている情報を消去することを表わす制御信号を出力し、表示部65が、画面に表示されている情報を消去する(ステップST103)。
そして、例えば操作部64を介して、警告音を解除することを表わす操作情報が入力されると、警告音発生部70は、警告音を停止させることができる。
また、電源制御部69は、通信圏内検出部68から通信圏外信号が出力されると、電源66から無線通信部63以外の構成部に供給される電力を遮断するものであってもよい。
この構成により、表示端末6は、通信範囲外に持ち出された場合、表示端末6から警告音を発生させることができるため、店内以外で利用されることを防止することができる。
また、通信範囲外に持ち出された場合、表示部65に表示されている画像を消去するため、例えばサイトコード652が表示されている状態で、店外に持ち出されたとしても、サイトコード652が消えてしまう。よって、圏外である店外において、サイトコード652が利用されることを防止することができる。
次に、31、32を利用して、本実施形態に係るプロモーション配信システムの処理シーケンスの一例について説明する。
図31は、本実施形態に係るプロモーション配信システムの処理シーケンスの他の例を示す図である。
図31に示す通り、例えばオーダー商品とともにトレイを渡されて、飲食スペースで飲食している客が、表示端末6の操作部64を操作して、従業員を呼び出すために、従業員を呼び出すことを表わす操作入力を行う。この操作部64は、この操作入力を表わす操作情報を出力し、無線通信部63が、無線中継機5を介してこの操作情報を店舗サーバ3に送信する。
この店舗サーバ3は、この操作情報を受信すると、会計・注文用POSターミナル4にこの操作情報を送信する。
会計・注文用POSターミナル4は、この操作情報を表わす画像を自身の表示部(図示せず)に表示させ、あるいは自身の通知部(図示せず)を介して通知する。
この会計・注文用POSターミナル4の表示部に表示される情報、あるいは通知部から通知される情報を受け取った従業員は、トレイの操作部64を操作して、従業員の呼び出しをした客の元に赴くことができる。
図32に示す通り、表示端末6の制御部61は、操作部64が操作されて、操作部64から操作情報が出力されたか否かを判断する(ステップST111)。そして、表示端末6は、操作部64が操作された場合、記憶部62に記憶されている端末IDを読み出し、操作情報に端末IDを関連付けて、店舗サーバ3に送信する。
店舗サーバ3は、操作情報に端末IDが関連付けられた情報を受信すると、この端末IDが表わす表示端末6が従業員を呼び出していること表わす画像データを作成し、会計・注文用POSターミナル4に出力する。
これにより、表示端末6の操作部64を介して入力される操作情報を店舗サーバ3に送信するとともに、会計・注文用POSターミナル4を介して従業員に通知することができる。よって、例えば客が追加オーダーをするために従業員を呼び出したい場合等において、客がわざわざ従業員を探しに行かなくても、従業員を呼び出すことができる。
1 本部サーバ
2 本部ポータルWEBサイトサーバ
3 店舗サーバ
4 会計・注文用POSターミナル
5 無線中継機
6 表示端末
8 携帯端末
11 通信部
12 制御部
13 操作部
14 表示部
15 計時部
16 記憶部
31 通信部
32 制御部
33 計時部
34 コード作成部
35 画像データ作成部
36 記憶部
61 制御部
62 記憶部
63 無線通信部
64 操作部
65 表示部
66 電源部
67 バーコード作成部


Claims (8)

  1. サーバ装置から送信される情報を受信する端末装置において、
    前記端末装置は、物を載せるためのトレイに取り付けられており、
    商品が注文された時刻、場所および当該商品のうち少なくとも1つを表わすオーダー情報に基づき前記サーバ装置によって生成される画像情報を前記サーバ装置から受信する通信部と、
    前記トレイにおいて物を載せる面に設けられている表示画面に前記画像情報に基づく画像を表示させる表示部とを備えることを特徴とする端末装置。
  2. 前記画像情報は、前記オーダー情報に応じて予め決められているキャンペーン、前記商品が注文された時刻、場所および当該商品のうち少なくとも1つが含まれていることを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記画像情報は、
    ネットワーク上のアドレスを特定するコードを表わす画像情報を含み、当該コードには、前記商品が注文された時刻、場所および当該商品のうち少なくとも1つが含まれていることを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  4. 前記コードは、
    前記オーダー情報に応じて予め決められているキャンペーン、前記商品が注文された時刻、場所および当該商品のうち少なくとも1つが含まれていることを特徴とする請求項3に記載の端末装置。
  5. 前記サーバ装置と通信できる通信範囲に当該端末装置があるか否かを判断する通信圏内検出部をさらに備え、
    前記通信圏内検出部によって当該端末装置が通信範囲外にあると判断された場合、前記表示部に表示されている情報を消去することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の端末装置。
  6. 前記通信圏内検出部によって当該端末装置が通信範囲外にあると判断された場合、警告音を発生させる警告音発生部をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の端末装置。
  7. 前記端末装置が取り付けられているトレイが収容されるトレイ収容部に設けられた通信部から前記通信部が受信する情報に基づき、前記トレイ収容部に当該トレイが収容されたことを検出した場合、前記表示部に表示されている情報を消去させるとともに、当該表示端末を識別するための識別子を通信部から前記サーバ装置に送信させ、
    前記通信部によって受信される情報に基づき、前記トレイ収容部から当該トレイが取り出されたことを検出した場合、当該表示端末を識別するための識別子を通信部から前記サーバ装置に送信させる制御部をさらに備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の端末装置。
  8. サーバ装置と通信する複数の端末装置とを含むプロモーション配信システムにおいて、
    前記サーバ装置は、
    前記複数の端末装置のうち個々の端末装置を識別する端末識別情報を読み取るとともに、前記読み取られた端末識別情報を含み、商品が注文された時刻、場所および当該商品のうち少なくとも1つを表わす情報を含むオーダー情報を送信する会計処理装置から、前記オーダー情報を受信する第1の通信部と、
    前記オーダー情報に基づき、前記商品が注文された時刻、場所および当該商品のうち少なくとも1つを含むとともに、前記ネットワーク上のアドレスを含むコードを生成するコード作成部と、
    前記コード作成部によって生成された前記コードを表わす画像情報を作成する画像作成部と、
    前記画像情報を前記端末識別情報が表わす前記端末装置に送信する第2の通信部と、を含み、
    前記端末装置は、物を載せるためのトレイに取り付けられており、
    前記画像情報を前記サーバ装置から受信する第3の通信部と、
    前記トレイにおいて物を載せる面に見えるようにして設けられている表示画面に前記画像情報に基づく画像を表示させる表示部とを備えることを特徴とするプロモーション配信システム。
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