JP2011107568A - 装置本体と可動自在に連結される可動部を備えた装置 - Google Patents

装置本体と可動自在に連結される可動部を備えた装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 装置の自立使用に備えて、装置と共に三脚のような備品を持ち歩かずにすむ装置を提供する。
【解決手段】 装置本体と、前記装置本体と可動自在に連結され、一側面が載置されることで前記装置本体を宙に支持する可動部とを備えて、装置を構成した。
【選択図】 図4

Description

本発明は、装置本体と可動自在に連結される可動部を備えた装置に関する。
一般的にカメラは、特許文献1の背景技術に開示されているように、自己撮影などの場合、三脚によって一定の高さ位置に保持された状態で用いられる。
特開2009−139606号公報
しかしながら、上記従来のカメラのような装置は、自立使用に備えて装置と共に三脚のような備品を持ち歩かねばならず、不便で煩わしかった。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、
装置本体と、
装置本体と可動自在に連結され、一側面が載置されることで装置本体を宙に支持する可動部と
を備えて、装置を構成した。
本発明によれば、装置の自立使用に備えて装置と共に備品を持ち歩く煩わしさから解放される。
(a)は、本発明の一実施の形態によるデジタルカメラの可動液晶モニタが収納された状態の背面斜視図、(b)は、可動液晶モニタと脚部とで支持されたデジタルカメラの背面斜視図である。 (a)は、図1(b)に示すデジタルカメラの正面斜視図、(b)は、図1(b)に示すデジタルカメラの可動液晶モニタが反転した状態のデジタルカメラの背面斜視図である。 本発明の一実施の形態によるデジタルカメラに備えられたCPUによる制御処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態によるデジタルカメラを可動液晶モニタだけで支持した状態の正面斜視図である。 本発明の一実施の形態によるデジタルカメラの変形例を示す背面斜視図である。
本発明による装置をデジタルカメラに適用した場合における、本発明を実施するための一形態について説明する。
図1および図2は、この一実施の形態によるデジタルカメラ1の背面および正面の外観を示す斜視図である。
デジタルカメラ1は、装置本体を構成するカメラ本体1aの正面中央部に、被写体からの光を撮像素子に導く光学レンズユニット2が、他の光学レンズユニットと交換可能に設けられている。撮像素子は、CCD(Charge Coupled Devices)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等からなり、撮像部を構成する。光学レンズユニット2の右側には、撮影時に撮影者によって握られるグリップ部3が設けられている。このグリップ部3の上面には、レリーズボタン4が設けられている。レリーズボタン4は、半押しされるとオートフォーカス(AF)機能を作動させ、全押しされると予め設定されたシャッター速度でシャッターを開かせ、被写体像を撮像素子に所定時間露光させて被写体像の撮像を行わせる。
また、カメラ本体1aの背面の中央上方には、撮影する被写体が視認される光学ファインダ5が設けられている。この光学ファインダ5の下方には、撮影に関する種々の情報や撮影画像などが表示される可動液晶モニタ6が設けられている。可動部を構成する可動液晶モニタ6は、カメラ本体1aの背面の下辺に設けられたヒンジ機構7によりカメラ本体1aに可動自在に連結され、また、ヒンジ機構7と可動液晶モニタ6との間に設けられた回動機構8により、一側面と他側面との間で反転自在に構成されている。可動液晶モニタ6は、他側面にTFT(Thin Film Transistor)液晶などからなる表示面6aを備えている。図1(a)では、可動液晶モニタ6は表示面6aを外部に露出させた状態でカメラ本体1aに収納されている。また、可動液晶モニタ6の裏側の一側面には脚部9が設けられている。この脚部9は、図1(b)に示すように、一端が可動液晶モニタ6の背面に回動自在に連結されている。可動液晶モニタ6がヒンジ機構7を中心に回動させられて、可動液晶モニタ6の背面から脚部9が取り出されて可動液晶モニタ6と所定角度を成すことにより、脚部9は可動液晶モニタ6と共にカメラ本体1aを支える。この際、可動液晶モニタ6の表示面6aは、図2(a)に示すようにデジタルカメラ1の正面方向に向けられる。また、回動機構8により可動液晶モニタ6を図2(b)に示すように反転させ、脚部9を正面、可動液晶モニタ6の表示面6aをカメラ本体1aの背面に向けて、カメラ本体1aを支持させることもできる。
可動液晶モニタ6の脚部9が設けられた背面には、図示しない脚部開閉センサが設けられている。この脚部開閉センサは、脚部9の使用を検出する脚部使用検出手段を構成しており、脚部9が可動液晶モニタ6の背面から取り出されて開かれたこと、および、脚部9が可動液晶モニタ6の背面に収納されたことを検出する。脚部開閉センサによって検出された信号は、デジタルカメラ1の制御を行うCPU(Central Processing Unit)に出力され、脚部9の開閉状態がCPUに検出される。
CPUは、デジタルカメラ1の重心位置を算出する重心位置算出手段を構成している。CPUは、脚部開閉センサによって脚部9の使用を検出すると、カメラ本体1aに装着されているレンズユニット2の種類を検出し、検出したレンズ情報、例えば、レンズユニットの長さや重量などに基づいてカメラ本体1aの重心位置を算出する。そして、CPUは、算出したカメラ本体1aの重心位置で、可動液晶モニタ6と脚部9とによりカメラ本体1aが支えられず、カメラ本体1aが倒れるおそれがある場合、その旨を可動液晶モニタ6に表示する。CPUおよび可動液晶モニタ6は、カメラ本体1aを重心位置算出手段で算出された重心位置で支持するとカメラ本体1aが倒れる場合に、警告を報知する警告報知手段を構成している。また、CPUは、脚部開閉センサによって脚部9の使用を検出すると、カメラ本体1aまたはレンズユニット2に設けられている手振れ防止機構を制御するデジタルカメラ1の撮影モードを、撮影時に撮影者がデジタルカメラ1を手持ちすることで生じる振れを補正する手振れモードから、三脚使用時に生じる振れを補正する三脚使用モードに切り換える。CPUは、脚部使用検出手段によって脚部9の使用が検出されると、脚部9の使用に適した撮像条件に切り換える撮像条件切換手段を構成している。
次に、図3に示すフローチャートを参照して、カメラ本体1aに備えられたCPUによる制御処理について説明する。
CPUは、S1において、電源スイッチが操作されてデジタルカメラ1の電源がONにされたか否かを、判定する。電源スイッチが操作されていなくてデジタルカメラ1の電源がOFFの状態で、S1の判定結果が“No”であった場合、CPUは、待機状態となる。一方、電源スイッチが操作されてデジタルカメラ1の電源がONになり、S1の判定結果が“Yes”になると、CPUは、S2において、可動液晶モニタ6がカメラ本体1aの背面から取り出されて開かれたか否かを、判定する。可動液晶モニタ6が開かれておらず、S2の判定結果が“No”であった場合、CPUは、S10において、レリーズ動作を待機する。一方、可動液晶モニタ6が開かれて、S2の判定結果が“Yes”であった場合、CPUは、S3において、脚部9が可動液晶モニタ6の背面から取り出されたか否かを、判定する。脚部9が取り出されておらず、S3の判定結果が“No”であった場合、CPUは、S10において、レリーズ動作を待機する。
また、脚部9が取り出されて、S3の判定結果が“Yes”であった場合、CPUは、S4において、カメラ本体1aに装着されているレンズユニット2の長さや重量などのレンズ情報を取得してカメラ本体1aの重心位置を算出し、算出した重心位置で可動液晶モニタ6と脚部9とがカメラ本体1aを支持できるか否かを、判定する。算出した重心位置で可動液晶モニタ6と脚部9とによりカメラ本体1aを支持することが困難であり、S4の判定が“No”であった場合、CPUは、S5において、可動液晶モニタ6に、現在カメラ本体1aに装着されているレンズユニット2では可動液晶モニタ6と脚部9とでカメラ本体1aを支えられない旨の警告表示を表示させる。その後、CPUは、S6において、カメラ本体1aに装着されているレンズユニット2が交換されたか否かを、判定する。レンズユニット2が交換されて、S6の判定結果が“Yes”であった場合、CPUは、処理をS2に戻す。一方、レンズユニット2が交換されず、S6の判定結果が“No”であった場合、CPUは、S10において、レリーズ動作を待機する。
また、算出された重心位置で可動液晶モニタ6と脚部9とによりカメラ本体1aを支持することが可能で、S4の判定結果が“Yes”であった場合、CPUは、S7において、デジタルカメラ1の撮影モードを手振れモードから三脚使用モードに変更する。続いて、CPUは、S8において、可動液晶モニタ6の表示面6aがデジタルカメラ1の前方に向けられているか否かを、判定する。可動液晶モニタ6の表示面6aがデジタルカメラ1の前方に向けられていて、S8の判定が“Yes”であった場合、CPUは、S9において、設定されているレリーズモードをセルフタイマーモードに変更し、S10において、レリーズ動作を待機する。一方、可動液晶モニタ6の表示面6aがデジタルカメラ1の前方に向けられておらず、S8の判定が“No”であった場合、CPUは、S9の処理を行わずに、S10のレリーズ動作を待機する処理に移行する。S10では、撮影者のレリーズ動作に応じてCPUによって撮影処理が行われる。
次に、CPUは、S11において、電源スイッチが操作されてデジタルカメラ1の電源がOFFにされたか否かを、判定する。電源スイッチがONの状態で、S11の判定結果が“No”であった場合、CPUは、S2の処理に戻る。一方、電源スイッチがOFFで、S11の判定結果が“Yes”であった場合、CPUは、所定の終了処理をして、各回路への電源供給を停止する。
このような本実施形態のデジタルカメラ1によれば、カメラ本体1aは、図1(b)等に示すように、可動液晶モニタ6と、可動液晶モニタ6と所定角度を成す脚部9とによって支えられる。このため、カメラ本体1aは、所定角度を成す可動液晶モニタ6と脚部9とによって安定して支持されると共に、可動液晶モニタ6と脚部9とが成す角度を調節することで、カメラ本体1aの支持高さを調節することができる。
また、本実施形態のデジタルカメラ1によれば、重心位置算出手段で算出された重心位置でカメラ本体1aを支持すると、カメラ本体1aが倒れると図3,S4において判定された場合に、S5において、警告報知手段によってその旨の警告が可動液晶モニタ6に表示され、使用者に報知される。このため、デジタルカメラ1の使用者は、可動液晶モニタ6を用いてカメラ本体1aが支持できないことを予め知ることができ、カメラ本体1aが倒れて、デジタルカメラ1が破損したり、デジタルカメラ1の周囲の物に悪影響を与えたりするのを防止することができる。
また、本実施形態では、装置がデジタルカメラ1で、被写体像を撮像する撮像部が備えられているため、可動液晶モニタ6と脚部9とによってデジタルカメラ1を支持した状態で撮影が行える。従って、デジタルカメラ1と共に三脚を持ち歩くことなく、自己撮影などが行えるようになる。
また、本実施形態のデジタルカメラ1によれば、図3,S3において、脚部使用検出手段によって脚部9の使用が検出されると、S7において、撮像条件切換手段によって、撮像条件が脚部9の使用に適した撮影条件、すなわち、手振れ防止機構の制御が三脚使用モードに切り換えられる。このため、撮影条件を手動で切り換える手間を省くことができると共に、撮影の失敗を防ぐことができる。
また、本実施形態のデジタルカメラ1によれば、可動液晶モニタ6が一側面と他側面との間で反転自在に構成されているため、可動液晶モニタ6の他側面側に備えられている可動液晶モニタ6の表示面6aを、被写体側や被写体側と反対側に向けることができる。このため、可動液晶モニタ6の表示面6aを被写体側に向けた状態でカメラ本体1aを可動液晶モニタ6によって支持することにより、可動液晶モニタ6の表示面6aを見ながら自己撮影を行うことができ、また、可動液晶モニタ6の表示面6aを被写体側と反対側に向けた状態でカメラ本体1aを可動液晶モニタ6によって支持することにより、可動液晶モニタ6の表示面6aを見ながら他人等の撮影を行うことができる。
また、上記実施形態の説明では、カメラ本体1aを可動液晶モニタ6と脚部9とで支持する態様について説明したが、図4に示すような態様でカメラ本体1aを支持してもよい。図4は、可動液晶モニタ6のみでカメラ本体1aを支持させた際のデジタルカメラ1の正面斜視図である。なお、同図において図1と同一の部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
この態様では、カメラ本体1aと可動自在に連結された可動液晶モニタ6の表示面6aが設けられていない一側面が机上に載置されることで、カメラ本体1aが宙に支持される。このため、可動液晶モニタ6によってカメラ本体1aを支持した状態で撮影が行え、カメラ本体1aは、三脚などの備品を用いなくても自立させることができ、デジタルカメラ1の使用者は、従来のように、デジタルカメラ1の自立使用に備えてデジタルカメラ1と共に備品を持ち歩く煩わしさから解放される。
なお、図4に示した上記態様でカメラ本体1aを支持する場合には、可動液晶モニタ6は、脚部9を備えない構成であってもよい。脚部9を備えないこの構成では、デジタルカメラ1を構成する部品点数を削減することができるため、デジタルカメラ1の製造コストの低減が図れる。
また、上記実施形態では、図3,S7において、脚部9の使用が検出されると、振れ補正モードの撮影条件を切り換える構成について説明したが、本発明はこれに限られることはなく、他の撮影条件を切り換える構成にしてもよい。例えば、レリーズボタン4が押下操作されてから1秒後にレリーズが切られるように、レリーズモードをリレーモードに切り換えるようにしてもよい。リレーモードでは、予めミラーをアップさせ、ミラーアップの衝撃が無くなってからシャッターが切られるので、ミラーアップの衝撃により生じる振れの影響を受けずに撮影ができる。また、予め設定されているシーンモードを風景や夜景などのシーンに切り換えたり、夜景や周囲が薄暗いことが検出された際にはスローシンクロ撮影を行う設定に切り換えたりする構成にしてもよい。
また、上記実施形態では、算出したカメラ本体1aの重心位置で、可動液晶モニタ6と脚部9とによりカメラ本体1aが支えられない場合、その旨を可動液晶モニタ6に表示する構成としたが、本発明はこれに限られることはない。例えば、可動液晶モニタ6と脚部9とによりカメラ本体1aが支えられない場合、その旨をブザーなどの音によって警告を報知する構成にしてもよい。この構成においても、上記実施形態と同様の作用・効果が奏される。
また、上記実施形態において、脚部9が取り出されて、図3,S3の判定結果が“Yes”であった場合、可動液晶モニタ6と脚部9とによりカメラ本体1aを支持するカメラスタンドとしての機能が損なわれる動作を禁止する処理を加える構成にしてもよい。この構成によれば、例えば、レンズの重心が変わるズーム動作や、カメラ本体1aに内蔵されているフラッシュ装置の自動ポップアップ動作などの、カメラ本体1aの重心位置を変える動作が禁止され、可動液晶モニタ6と脚部9とによるカメラスタンドとしての機能が担保される。
また、上記実施形態では、図1(b)に示したように、脚部9を可動液晶モニタ6の一側面に回動自在に設けた構成について説明したが、本発明はこれに限られることはない。例えば、脚部9を可動液晶モニタ6の一側面ではなく、ヒンジ機構7のヒンジ軸に回動自在に設けて構成してもよい。この構成においても、上記実施形態と同様の作用・効果が奏される。
また、上記実施形態において、図5に示すように、可動液晶モニタ6が左右の端部に伸縮自在な足6b,6cを備え、脚部9が伸縮自在な伸縮部9a,9bを備える構成にしてもよい。図5は、この構成を示したデジタルカメラ1の脚部9および可動液晶モニタ6から伸縮部9a,9bおよび足6b,6cを伸長させた際の背面斜視図である。なお、同図において図1(b)と同一の部分には同一の符号を付してその説明は省略する。この構成によれば、可動液晶モニタ6に備えられた足6b,6cおよび脚部9に備えられた伸縮部9a,9bの伸縮量を調節することにより、カメラ本体1aの支持高さをより広い範囲で調節することができる。また、足6b,6cおよび伸縮部9a,9bの伸縮量を異ならせることで、カメラ本体1aを所望の角度に傾けて支持することができる。
また、図5に示した上記の変形例では、可動液晶モニタ6および脚部9から足6b,6cおよび伸縮部9a,9bを伸長させた場合について説明したが、例えば、回動機構8を伸縮自在な機構にし、回動機構8の伸縮量を調節することにより、カメラ本体1aの支持高さを調節するようにしてもよい。この構成においても、上記変形例と同様の作用・効果が奏される。
また、上記実施形態および各変形例におけるデジタルカメラ1に、投影光を投じる投影部を備える構成としてもよい。この構成によれば、デジタルカメラ1に投影光を投じる投影部が備えられるため、可動液晶モニタ6を用いてカメラ本体1aを支持した状態で投影が行える。従って、投影部を用いた投影に際して、使用者がデジタルカメラ1を支える手間を省くことができると共に、投影光が振れることのない好適な投影を行うことができる。
また、上記実施形態および各変形例では、ヒンジ機構7をカメラ本体1aの背面の下辺に固定して設けた場合について説明したが、本発明はこれに限られることはない。例えば、ヒンジ機構7をカメラ本体1aの底面に沿ってカメラ前方にスライド可能に構成すると共に、スライドさせたヒンジ機構7を任意の位置で保持させる構成にしてもよい。この構成によれば、カメラ本体1aに装着されたレンズユニット2の長さや重さに応じてデジタルカメラ1の重心位置が変化しても、デジタルカメラ1の重量配分を考慮しながらヒンジ機構7をスライドさせることにより、カメラ本体1aを可動液晶モニタ6と脚部9とで支持することができる。
また、上記実施形態および各変形例では、ヒンジ機構7をカメラ本体1aの背面の下辺に設けた場合について説明したが、本発明はこれに限られることはない。例えば、ヒンジ機構7をカメラ本体1aの背面の左辺または右辺に設けて構成してもよい。この構成によれば、カメラ本体1aを可動液晶モニタ6によって縦向きに支持することが可能となり、デジタルカメラ1の縦位置撮影時にカメラ本体1aを自立させることができる。
また、上記実施形態および各変形例では、交換可能なレンズユニット2を備えたデジタルカメラ1について説明したが、本発明はこれに限られることはない。例えば、可動液晶表示部を備え、カメラ本体と光学レンズユニットとが一体に形成されたレンズ一体型カメラや、可動液晶表示部を備えたカメラ付き携帯電話などに本発明を適用することができる。なお、レンズ繰り出し型のカメラに適用した場合、可動液晶表示部と脚部とによりカメラ本体を支持するカメラスタンドとしての機能が損なわれないように、脚部の使用が検出された場合、レンズの重心を変えるレンズ繰り出し動作を禁止するように構成してもよい。これら機器に本発明を適用した場合においても、上記実施形態および各変形例と同様の作用・効果が奏される。
また、上記実施形態では、本発明による装置をデジタルカメラ1に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限られることはない。カメラ以外の装置、例えばフォトフレームのような、装置本体と可動自在に連結された可動部とを備えて構成される装置に本発明を適用してもよい。このような装置に本発明を適用しても、上記実施形態と同様な作用・効果が奏される。
1…デジタルカメラ
1a…カメラ本体
2…レンズユニット
6…可動液晶モニタ
6a…表示面
6b,6c…足
7…ヒンジ機構
8…回動機構
9…脚部
9a,9b…伸縮部

Claims (8)

  1. 装置本体と、
    前記装置本体と可動自在に連結され、一側面が載置されることで前記装置本体を宙に支持する可動部と
    を備えて構成される装置。
  2. 請求項1に記載の装置において、
    前記可動部と所定角度を成して前記可動部と共に前記装置本体を支える脚部を備えることを特徴とする装置。
  3. 請求項2に記載の装置において、
    前記可動部は伸縮自在な足を備え、
    前記脚部は伸縮自在であることを特徴とする装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の装置において、
    装置の重心位置を算出する重心位置算出手段と、
    前記装置本体を前記重心位置算出手段で算出された重心位置で支持すると前記装置本体が倒れる場合に警告を報知する警告報知手段と
    を備えることを特徴とする装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の装置において、
    被写体像を撮像する撮像部を備えることを特徴とする装置。
  6. 請求項2または請求項3に記載の装置において、
    被写体像を撮像する撮像部と、
    前記脚部の使用を検出する脚部使用検出手段と、
    前記脚部使用検出手段によって前記脚部の使用が検出されると前記脚部の使用に適した撮像条件に切り換える撮像条件切換手段と
    を備えることを特徴とする装置。
  7. 請求項5または請求項6に記載の装置において、
    前記可動部は、前記一側面と他側面との間で反転自在に構成され、前記他側面側に情報を表示する表示面を備えることを特徴とする装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の装置において、
    投影光を投じる投影部を備えることを特徴とする装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013168768A (ja) * 2012-02-15 2013-08-29 Casio Comput Co Ltd 撮像装置
JP2018007051A (ja) * 2016-07-04 2018-01-11 オリンパス株式会社 撮影機器、移動撮影装置、撮影用移動体及び移動体用撮影制御装置
JP2018056636A (ja) * 2016-09-26 2018-04-05 キヤノン株式会社 撮像装置及びその制御方法、並びにプログラム

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