JP2011104020A - ワークステーション装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】天板下方の空間にワゴン等を収容する場合においても、ワゴン等がパネル体に取付けた天板の支持ブラケットに衝突するのを防止しうるようにし、支持ブラケットまたはワゴン等を損傷または破損させることなく、ワゴン等を円滑に出入れできるようにする。
【解決手段】ワークステーション装置1において、パネル体2の対向面2aに前後方向の係止溝6を設け、この係止溝6を用いて支持ブラケット3をパネル体2に取付ける。支持ブラケット3の前方位置に案内部材18を配設する。この案内部材18は、その前端から後方に、漸次、パネル体2の対向面2aが離間する傾斜面19aを備える。この傾斜面19aにおけるパネル体2の対向面2aからの最大離間寸法Aを、支持ブラケット3におけるパネル体3への取付部がパネル体2の対向面2aから左右方向の内方に向けて突出する寸法B以上(B≦A)の大きさとする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、例えばオフィス等の執務空間にて使用される間仕切装置に、天板を支持させることにより、作業空間を形成するようにしたワークステーション装置に関する。
従来のワークステーション装置においては、床面上に、左右に離間して配設したローパーティションなどの間仕切用パネル(以下、パネル体という)の各対向面間に天板を架設し支持することによって、机、作業台または棚板等の作業空間が提供されるように形成したものが周知となっている。
このような従来のワークステーション装置における天板の支持構造は、パネル体の左右端部に、上下方向に向かって複数の係止孔を連設するとともに、これら係止孔に、支持ブラケットの後端部に設けた係止爪を係止させて、天板の左右の下面を支持ブラケットにより支持しうるような構成を有する(特許文献1,2参照)。
しかし、特許文献1,2に記載の天板の支持構造では、天板とパネル体とを簡易的な取付操作によって確実に支持させることができる反面、支持ブラケットの取付位置が、パネル体の端部に連設した係止孔の穿設位置に限られてしまうため、天板の取付位置における自由度が低くなる。
また従来、天板を支持ブラケットによって支持する場合に、パネル体の前面に左右方向を向く係止溝を設けるとともに、この係止溝に、支持ブラケットを係止し固定することにより、天板の左右の下面を、支持ブラケットによって支持するようにした構造を有するものが周知である。(特許文献3参照)。
特許文献3に記載の天板の支持構造では、パネル体に対する支持ブラケットの取付位置を左右に変更することができるため、天板の取付位置を左右に自由に変更することができるという効果を奏する。
また、オフィスの作業空間では、書類などを格納したワゴンを、ワークステーション装置に併設して使用する場合があるが、ワゴンの併設によって作業空間が狭くなるため、ワークステーションにおける天板の下方空間を、ワゴンの設置場所に利用することが多い。
しかし、前記した特許文献1〜3に記載のものでは、天板の下方空間にワゴンを収容する場合に、ワゴンがパネル体に取付けた天板の支持ブラケットに衝突することがあり、ワゴンを円滑に出し入れできないばかりでなく、支持ブラケットまたはワゴンのいずれかを損傷または破損させるというという問題があった。
特開2003−275047号公報 特開平10−077707号公報 特開2007−130099号公報
本発明は、前記の現状に鑑み、天板下方の空間にワゴン等を収容する場合においても、ワゴン等がパネル体に取付けた天板の支持ブラケットに衝突するのを防止しうるようにし、支持ブラケットまたはワゴン等を損傷または破損させることなく、ワゴン等を円滑に出し入れすることができるようにしたワークステーション装置を提供することを目的とする。
上記課題は、「特許請求の範囲」の欄における各請求項に記載するように、次のような構成からなる発明によって解決される。
(1) 床面上に、左右に離間して平行に立設されたパネル体の各対向面に支持ブラケットを取付け、この左右の支持ブラケットを介して、両パネル体間に天板を架設してなるワークステーション装置において、パネル体の対向面に前後方向の係止溝を設け、この係止溝を用いて支持ブラケットをパネル体に取付けるとともに、この支持ブラケットの前方位置に案内部材を配設し、この案内部材を、その前端から後方に向うにしたがって、漸次、前記パネル体の対向面から離間する傾斜面または弧状面を備えるものとし、この傾斜面または弧状面におけるパネル体の対向面からの最大離間寸法を、前記支持ブラケットにおけるパネル体への取付部がパネル体の対向面から左右方向の内方に向けて突出する寸法以上の大きさとする。
(2) 上記(1)項において、パネル体の係合溝内に配設したねじ座に、支持ブラケットの内面から左右方向の外方に向けて、支持ブラケットに設けた挿通孔を挿通させた取付ねじを螺合することによって、前記係止溝の開口縁部に設けられた上下方向の内向き突縁を、ねじ座と支持ブラケットにより挟持することにより、パネル体の対向面に支持ブラケットを取付けるとともに、案内部材の傾斜面または弧状面におけるパネル体の対向面からの最大離間寸法を、支持ブラケットにおけるパネル体への取付部がパネル体の対向面から左右方向の内方に向けて突出する寸法と、前記取付ねじの頭部が支持ブラケットの内面から左右方向の内方に向けて突出する寸法との和以上の大きさとする。
(3) 上記(1)項または(2)項において、案内部材を、支持ブラケットの前端に取付ける。
(4) 上記(1)項または(2)項において、案内部材を、支持ブラケットの前方に離間してパネル体の係止溝に取付ける。
(5) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、案内部材を、平面視ほぼ楔状または左右方向の内向きの外輪部が緩やかなほぼ弧状をなす形状のものとする。
本発明によると、次のような効果を奏することができる。
(1) 請求項1記載の発明によると、ワークステーションにおける天板の下方空間に、ワゴンを収容する場合に、ワゴンが、案内部材の傾斜面または弧状面によって、パネル体に取付けた天板の支持ブラケットから離間する方向に案内され、支持ブラケットとの衝突を回避することができるため、ワークステーションにおける天板の下方空間にワゴンを円滑に出し入れすることができるとともに、支持ブラケットまたはワゴンのいずれかを損傷または破損させることがない。
(2) 請求項2記載の発明によると、案内部材の傾斜面または弧状面におけるパネル体の対向面からの最大離間寸法を、支持ブラケットにおけるパネル体への取付部がパネル体の対向面から左右方向の内方に向けて突出する寸法と、取付ねじの頭部が支持ブラケットの内面から左右方向の内方に向けて突出する寸法との和以上の大きさとしてあるため、ワークステーションにおける天板の下方空間にワゴンを出入れする場合に、ワゴンが取付ねじの頭部に衝突することがなく、ワゴンを円滑に出し入れすることができる。
(3) 請求項3記載の発明によると、案内部材を、支持ブラケットの前端に取付けてあるため、案内部材を取付けるための加工をパネル体の対向面に新たに施す必要がなく、加工工数を削減することができる。
(4) 請求項4記載の発明によると、案内部材を、支持ブラケットの前方に離間してパネル体の係止溝に取付けてあるため、前記(3)項と同様な効果を得ることができる。
(5) 請求項5記載の発明によると、案内部材を、平面視ほぼ楔状または左右方向の内向きの外輪部が緩やかなほぼ弧状をなす形状のものとしてあるため、ワークステーションにおける天板の下方空間にワゴンを出入れする場合に、ワゴンを円滑に案内することができる。
発明の具体的な内容は、次の通りである。
本発明における第1実施形態のワークステーション装置を示し、左右のパネル体間に架設される天板の支持状態を下方から見上げた状態の示す斜視図である。(実施例1) 支持ブラケットによるパネル体と天板及び案内部材の組付状態を示す分解斜視図である。 図1におけるIII−III線の要部拡大横断平面図である。 図1におけるIV−IV線の要部拡大縦断面図である。 図1の円V部分における案内部材の組付状態を拡大して示す要部横断平面図である。 本発明における第2実施形態の案内部材を用いた要部拡大横断平面図である。(実施例2) 同じく、支持ブラケットによるパネル体と天板及び案内部材の組付状態を示す分解斜視図である。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明における第1実施形態のワークステーション装置を示し、左右のパネル体間に架設される天板の支持状態を下方から見上げた状態の示す斜視図、図2は、支持ブラケットによるパネル体と天板及び案内材の組付状態を示す分解斜視図、図3は、図1におけるIII−III線の要部拡大横断平面図、図4は、図1の円IV部分における案内部材の組付状態を拡大して示す要部横断平面図、図5は、図1におけるV−V線の要部拡大縦断面図である。
図1に示すように、本発明のワークステーション装置1は、床面上に、左右に離間して平行に立設されたパネル体、例えばオフィス等の執務空間にて使用される間仕切装置を構成する間仕切パネル2,2の各対向面2aに、前後方向に延びる支持ブラケット3をそれぞれ取付けるとともに、この左右の支持ブラケット3,3を介して、前記間仕切パネル2,2間に天板4を架設してなる構成を有する。
なお、ワークステーション装置1における左右の間仕切パネル2,2間の後面には、幕板1Aが設けられている。
間仕切パネル2の上端には、図2および図3に示すように、前後方向に沿って支持レール5が取付けられている。
この支持レール5は、左右方向の両側面に1対の係止溝6,6が前後方向に沿って設けられている。
係止溝6は、他方の間仕切パネル2の対向面2aに向けて開口し、その開口縁部6aに、上下方向に対向する内向き突縁7,7を形成することにより、蟻溝状、すなわち奥部が幅広な溝状の形態を有する。
この係止溝6内には、前記支持ブラケット3を間仕切パネル2の対向面2aに締結状態で固定するためのねじ座8が配設されている。
ねじ座8は、図2に示すように、垂直の基片8aと、この基片8aの上部両側より後部上方に延出する1対の側片8b,8bとより形成されているとともに、前記基片8aには、ねじ孔9が設けられている。
すなわち、ねじ座8は、その両側片8b,8bが係合溝6の上部対向突起7の背面に当接状態で嵌入されることにより、係合溝6内に前後方向に摺動自在に配設されるようになっている。
支持ブラケット3は、図4に示すように、前記天板4における左右方向の下端面4aが載置状態で支持される支持面板10と、この支持面板10の内側面に溶接等により固着される補強面板11とより構成されている。
前記支持面板10は、左右方向に所定の幅をもって前後方向に延びる水平な内向き支持片10aと、この内向き支持片10aの左右方向の外側端縁からL字状に下方に向けて延びる垂直な立上片10bと、この立上片10bの下端縁部に左右方向の外方に向けて突出させた正面視断面コ字状の外向き取付片10cとより形成されている。
支持面板10における外向き取付片10cの外側面には、左右方向の内方に向けて凹設した凹陥面部12と、左右方向の外方に向けて突設した切起片13とが前後方向に複数配設されているとともに、前記凹陥面部12には、挿通孔14が設けられている。
この挿通孔14は、前記間仕切パネル2の係合溝9に、ねじ座8を介して、支持ブラケット3を組付ける際に、前記ねじ座8の基片8aに設けたねじ孔9に整合しうるようになっている。
前記補強面板11は、支持面板10の立上片10bと外向き取付片10cとの間における内側面の上下に跨って固着されるとともに、前記支持面板10に組付けた際に、外向き取付片10cの凹陥面部12に設けた挿通孔14と整合する位置には、通孔15が設けられている。
補強面板11の下端縁11aは、前記支持面板10における外向き取付片10cの下面に向けて屈曲させてある。
これにより、支持面板10と補強面板11とを組付ける際に、支持面板10の下部を、補強面板11の下端縁11aをもって仮保持可能になっている。
支持面板10における内向き支持片10aの上面には、前後方向に長孔状の通孔16が設けられており、この通孔16には、前記天板4の載置状態において、天板4の下端面4aに埋設したねじ座17のねじ孔17aが整合しうるようになっている。
なお、図5に示すように、支持面板10の外向き取付片10cにおける上下幅寸法T1は、間仕切パネル2に設けた係合溝6の開口縁部6aにおける上下両突縁7,7間の間隔T2より大きくなっているとともに、外向き取付片10cの外側面に突設した切起片13は、前記上下両突縁7,7間に嵌入可能な上下幅寸法にしてある。
図3に示すように、支持ブラケット3の前方位置には、支持ブラケット3と接続しうるように案内部材18が配設されている。
この案内部材18は、図4に示すように、左右方向の内側に面する内側面が、前端から後方に向うにしたがって、漸次、前記間仕切パネル2の対向面2aから離間するように傾斜面19aに形成された、平面視ほぼ楔状の案内基部19と、この案内基部19の後端から後方に向けて突出させた嵌入部20とにより形成されている。
この嵌入部20は、支持面板10の下端部に形成した外向き取付片10cのコ字状空間に前方から嵌入されるようになっている。
案内基部19の外側面19bには、支持ブラケット3における支持面板10の下端部を前方に延出した前向き取付片10dが嵌合される嵌合溝21と、この嵌合溝21に設けたねじ穴22と、前記嵌合溝21に嵌合される前向き取付片10dの前端が係止される係止爪23とを有する。
嵌合溝21に設けたねじ穴22は、前向き取付片10dに設けた通孔24と整合しうるようになっている。
前記嵌入部20の外側面20aには、逆止爪状の係止突起25が突設されている。
この係止突起25は、支持面板10の前向き取付片10dに設けた係止孔26に係合しうるようになっている。
案内部材18における案内基部19の傾斜面19aは、間仕切パネル2の対向面2aからの最大離間寸法Aを、支持ブラケット3における間仕切パネル2への取付部が、間仕切パネル2の対向面2aから左右方向の内方に向けて突出されて、支持ブラケット3の内面3aに至る寸法B以上の大きさ(B≦A)としてある。
この場合、支持ブラケット3の内面3aが間仕切パネル2の対向面2aから突出する寸法Bは、支持面板10における立上片10bの外側面から外方に突出する外向き取付片10cの左右方向の幅と補強面板11の左右方向の幅(厚さ)の和に応じた寸法となる。
次に、本発明に係るワークステーション装置1の組立て手順を説明する。
間仕切パネル2,2間に天板4を架設するには、間仕切パネル2の対向面2aに支持ブラケット3が、それぞれ組付けられる。
この支持ブラケット3の間仕切パネル2の対向面2aへの組付けは、まず、支持ブラケット3における支持面板10の下端部を前方に延出した前向き取付片10dに、案内部材18を取付ける。
この案内部材18の取付けは、支持ブラケット3における支持面板10の前向き取付片10dに、案内基部19の嵌合溝21を嵌合させて、後方に向けて押込むようにしながら、嵌入部20を支持面板10の外向き取付片10cのコ字状空間に向けて嵌入させ、この嵌入部20の係止突起25を、前向き取付片10dに設けた係止孔26に係合させるとともに、案内基部19の係止爪23に、前記前向き取付片10dの前端が係止されるように組付けた後、取付ねじ27を、前向き取付片10dに設けた通孔24を通して、案内基部19の嵌合溝21に設けたねじ穴22に螺合させることにより、支持ブラケット3に案内部材18を取付ける。
間仕切パネル2の対向面2aに設けた係合溝6内にねじ座8を配設した後、支持ブラケット3の外向き取付片10cの外側面に突設した切起片13を、係合溝6の開口縁部6aに係合させることにより、間仕切パネル2の対向面2aに支持ブラケット3を仮保持させる。
次いで、支持ブラケット3を、支持面板10における外向き取付片10cに設けた挿通孔14と、係合溝6内に配設されたねじ座8のねじ孔9とが整合しうるように、ねじ座8と共に前後方向に摺動調整することにより、間仕切パネル2の対向面2aに位置決めする。
この位置決め後、取付ねじ28を、その頭部28aが補強面板11の通孔15を貫通しうるように挿通して、外向き取付片10cの挿通孔14を通して、ねじ座8のねじ孔9に向けて挿入し、ねじ座8のねじ孔9に螺合させる。
これにより、係合溝6の上部の内向き突縁7を、支持ブラケット3における外向き取付片10cの外側面とねじ座8の両側片8b,8bとより挟持しうるようにして、間仕切パネル2の対向面2aに支持ブラケット3を取付ける。
次いで、支持ブラケット3が組付けられた間仕切パネル2を、床面上に、左右に離間して平行に立設するとともに、左右の支持ブラケット3,3間における支持面板10の内向き支持片10a上に天板4の下端面4aを載置し、かつ天板4の下端面4aに埋設したねじ座17のねじ孔17aと内向き支持片10aに設けた長孔状の通孔16とを整合させた後、取付ねじ29を、内向き支持片10aの下方から通孔16を通して前記ねじ孔17aに向けて螺合させることにより、左右の間仕切パネル2,2間に、支持ブラケット3を介して、天板4を架設するようになっている。
上記の構成によれば、図3に示すように、ワークステーション装置1における天板4の下方空間に、ワゴンWを収容する場合に、ワゴンWが、案内部材18の傾斜面19aによって、間仕切パネル2に取付けた天板4の支持ブラケット3から離間する方向に案内され、支持ブラケット3との衝突を回避することができる。
そのため、ワゴンWを出入れする場合に、ワークステーション装置1における天板4の下方空間に、ワゴンWを円滑に出し入れすることができるとともに、支持ブラケット3またはワゴンWのいずれかを損傷または破損させることがない。
図6は、本発明における第2実施形態の案内部材を用いた要部拡大横断平面図、図7は、同じく、支持ブラケットによるパネル体と天板及び案内部材の組付状態を示す分解斜視図である。
なお、図示の実施形態においては、前記第1実施形態と構成が重複する部分は同一符号を用い、その詳細な説明は省略する。
本実施形態では、前記第1実施形態で説明したように、支持ブラケット3の内面3aに取付けられる案内部材18の形状および取付構造に相違点がある。
図6および図7に示すように、本実施形態の案内部材30は、支持ブラケット3の前方に離間して、間仕切パネル2の係止溝6に、複数のねじ座8をもって取付けられている。
案内部材30は、案内基部31と、この案内基部31の外側端縁から下方に段付き状態で延出させた取付部32とより形成されている。
案内基部31は、平面視において、左右方向における内向きの外輪部31aが緩やかなほぼ弧状をなすように、その前端から後方に向うにしたがって、漸次、間仕切パネル2の対向面2aから離間する弧状面33を備える。
取付部32には、間仕切パネル2の係止溝6に配設された複数のねじ座8のねじ孔9に整合しうるように対応する複数の通孔34が設けられている。
すなわち、取付ねじ35を、各通孔34を通して、ねじ座8のねじ孔9に向けて挿入し、ねじ座8のねじ孔9に螺合させることにより、間仕切パネル2の係止溝6に案内部材30が取付けられるようになっている。
なお、本実施形態では、間仕切パネル2の対向面2aに支持ブラケット3を取付ける場合、取付ねじ28は、前記第1実施形態のように、補強面板11に設けた通孔15を貫通させずに挿通させて、支持ブラケット3の内面3aから左右方向の外方に向けて、支持面板10における外向き取付片10cの凹陥部12に設けた挿通孔14を通して、係合溝6内に配設されたねじ座8のねじ孔9に螺合しうるようになっている。
そのため、取付ねじ28の頭部28aは、補強面板11の通孔15に係止し、支持ブラケット3の内面3aに露出させてある。
したがって、本実施形態では、案内部材30の弧状面33における間仕切パネル2の対向面2aからの最大離間寸法Aを、前記した支持ブラケット3における間仕切パネル2への取付部が、間仕切パネル2の対向面2aから左右方向の内方に向けて突出する寸法Bと、取付ねじ28の頭部28aが支持ブラケット3の内面3aから左右方向の内方に向けて突出する寸法B1との和以上([B+B1]≦A)の大きさとしてある。
上記の構成によれば、図6に示すように、ワークステーション装置1における天板4の下方空間に、ワゴンWを収容する場合に、ワゴンWが、案内部材30の弧状面33によって、間仕切パネル2に取付けた天板4の支持ブラケット3から離間する方向に案内され、支持ブラケット3との衝突を回避することができる。
1 ワークステーション装置
1A 幕板
2 間仕切パネル(パネル体)
2a 対向面
3 支持ブラケット
3a 内面
4 天板
4a 下端面
5 支持レール
6 係止溝
6a 開口縁部
7 内向き突縁
8 ねじ座
8a 基片
8b 側片
9 ねじ孔
10 支持面板
10a 内向き支持片
10b 立上片
10c 外向き取付片
10d 前向き取付片
11 補強面板
12 凹陥面部
13 切起片
14 挿通孔
15 通孔
16 通孔
17 ねじ座
17a ねじ孔
18 案内部材
19 案内基部
19a 傾斜面(内側面)
19b 外側面
20 嵌入部
20a 外側面
21 嵌合溝
22 ねじ穴
23 係止爪
24 通孔
25 係止突起
26 係止孔
27 取付ねじ
28 取付ねじ
29 取付ねじ
30 案内部材
31 案内基部
31a 外輪部
32 取付部
33 弧状面
34 通孔
35 取付ねじ
W ワゴン

Claims (5)

  1. 床面上に、左右に離間して平行に立設されたパネル体の各対向面に支持ブラケットを取付け、この左右の支持ブラケットを介して、両パネル体間に天板を架設してなるワークステーション装置において、
    パネル体の対向面に前後方向の係止溝を設け、この係止溝を用いて支持ブラケットをパネル体に取付けるとともに、この支持ブラケットの前方位置に案内部材を配設し、この案内部材を、その前端から後方に向うにしたがって、漸次、前記パネル体の対向面から離間する傾斜面または弧状面を備えるものとし、この傾斜面または弧状面におけるパネル体の対向面からの最大離間寸法を、前記支持ブラケットにおけるパネル体への取付部がパネル体の対向面から左右方向の内方に向けて突出する寸法以上の大きさとしたことを特徴とするワークステーション装置。
  2. パネル体の係合溝内に配設したねじ座に、支持ブラケットの内面から左右方向の外方に向けて、支持ブラケットに設けた挿通孔を挿通させた取付ねじを螺合することによって、前記係止溝の開口縁部に設けられた上下方向の内向き突縁を、ねじ座と支持ブラケットにより挟持することにより、パネル体の対向面に支持ブラケットを取付けるとともに、案内部材の傾斜面または弧状面におけるパネル体の対向面からの最大離間寸法を、支持ブラケットにおけるパネル体への取付部がパネル体の対向面から左右方向の内方に向けて突出する寸法と、前記取付ねじの頭部が支持ブラケットの内面から左右方向の内方に向けて突出する寸法との和以上の大きさとした請求項1記載のワークステーション装置。
  3. 案内部材を、支持ブラケットの前端に取付けた請求項1または2記載のワークステーション装置。
  4. 案内部材を、支持ブラケットの前方に離間してパネル体の係止溝に取付けた請求項1または2記載のワークステーション装置。
  5. 案内部材を、平面視ほぼ楔状または左右方向の内向きの外輪部が緩やかなほぼ弧状をなす形状のものとした請求項1〜4のいずれかに記載のワークステーション装置。
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