JP2011103798A - 止め具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 一端部がフック部材33に引っ掛けられた弾性引掛け部材37の他端部を、一端部と枢支軸35とを結ぶ線分Xを乗り越えさせて、操作レバー36の遊端側を第2部材若しくは支持ブラケット34に接当させることにより、フック部材33を弾性引掛け部材37で弾性的に引っ張るようにした止め具であって、支持ブラケット34は互いに対応する取付孔39を有する一対の起立片40を備え、操作レバー36は、一対の起立片40間に嵌合されかつ二叉状になっていて互いの離間幅が弾性変形により縮小可能とされた一対の嵌合片46を有し、一対の嵌合片46の外面に、対応する起立片40の取付孔39に挿入される前記枢支軸35が一体に突設されている。
【選択図】図1
Description
本発明は上記問題点に鑑み、部品点数を少なくすると共に操作レバーを支持ブラケットに容易に組み付けることができるようにしたものである。
支持ブラケットは互いに対応する取付孔を有する一対の起立片を備え、操作レバーは、一対の起立片間に嵌合されかつ二叉状になっていて互いの離間幅が弾性変形により縮小可能とされた一対の嵌合片を有し、一対の嵌合片の外面に、対応する起立片の取付孔に挿入される前記枢支軸が一体に突設されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、ロータリ耕耘機の後部カバーの下端側に設けられた切欠き部を閉鎖カバーで着脱自在に塞ぐために使用される止め具であって、
前記第1板材が後部カバーとされ、前記第2板材が閉鎖カバーとされている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、枢支軸を取付孔に挿入するときに案内する傾斜面が枢支軸の軸端に軸心に対して傾斜して設けられ、枢支軸の外周面は、弾性引掛け部材の引っ張り力を受ける側の面が軸方向長さの最も短い面から周方向にずれた位置に設定されている点にある。
図6において、1はトラクタの後部に三点リンク機構を介して昇降自在に装着されるロータリ耕耘機(作業機)である。
このロータリ耕耘機1は、中央のギヤケースから左右にサポートアーム2を突設し、一方のサポートアーム2の左右方向外端側に伝動ケース3の上部を固定すると共に、他方のサポートアーム2の左右方向外端側にサイドフレームの上部を固定して門型に主構成された機枠4を有する。
また、機枠4の左右各サポートアーム2にはロワーリンク取付支持ブラケット7が固定され、このロワーリンク取付支持ブラケット7の前端側に連結ピンを介してロワーリンクの後端側が連結される。
なお、トラクタのPTO軸からPIC軸11を介してギヤケースに入力された動力は、ギヤケース内の動力伝達機構、サポートアーム2内の伝動軸、伝動ケース3内の動力伝達機構を経て爪軸8に伝達されて該爪軸8が、例えば、矢示A方向に回転駆動されるように構成されている。
この耕耘カバー12は、ロータリ耕耘部10の上方側を覆う主カバー13と、ロータリ耕耘部10の後方側を覆う後部カバー14と、ロータリ耕耘部10の上部の左右両側を覆う前後一対の側部カバー15F,15Rとを備えている。
後部カバー14は、その上端側が主カバー13の後端側に支軸16を介して左右方向の軸心廻りに回動自在に支持されている。
後部カバー14は、ロータリ耕耘部10の後方を覆う主要部14aと、後部カバー14の下端側に位置していて圃場に接地して該圃場を整地する整地部14bとを有する。
左右各閉鎖カバー19の下端部の背面側には、パイプ材等からなる差込み部材20が左右方向に設けられ、この差込み部材20の左右方向内方側は、小径に形成されて差込み部20aとされていると共に閉鎖カバー19から左右方向内方に突出している。
図1、図2、図4において、後部カバー(第1板材)14と閉鎖カバー(第2板材)19との間に切欠き部18を閉鎖カバー19で着脱自在に塞ぐために後部カバー14と閉鎖カバー19とを連結する止め具31が設けられている。
フック部材33は金属板等により構成され、リベットやボルトナット等の固定具により後部カバー14に固着されている。支持ブラケット34は金属板等でコの字状に形成され、互いに対応する取付孔39を有する一対の起立片40を備え、閉鎖カバー19の凸状部30に溶接やボルトナット等の固定具により固定されている。
また、上記実施の形態では、弾性引掛け部材37の他端部を、一端部と枢支軸35とを結ぶ線分Xを乗り越えさせて、操作レバー36の遊端側を第2板材19に接当させることにより、第2板材19を第1板材14に圧接すべくフック部材33を弾性引掛け部材37で弾性的に引っ張るようにしているが、これに代え、支持ブラケット34の取付部を閉鎖カバー(第2板材)19側に延長し、操作レバー36の遊端側を支持ブラケット34に接当させることにより、第2板材19を第1板材14に圧接すべくフック部材33を弾性引掛け部材37で弾性的に引っ張るようにしてもよい。
14 後部カバー
18 切欠き部
19 閉鎖カバー
34 支持ブラケット
33 フック部材
35 枢支軸
36 操作レバー
37 弾性引掛け部材
39 取付孔
40 起立片
45 嵌合片
47 傾斜面
Claims (3)
- 第1板材(14)にフック部材(33)が設けられ、前記第1板材(14)に連結される第2板材(19)に支持ブラケット(34)が設けられ、この支持ブラケット(34)に操作レバー(36)が枢支軸(35)廻りに回動自在に枢支され、一端部がフック部材(33)に引っ掛け可能な弾性引掛け部材(37)の他端部が操作レバー(36)の枢支軸(35)とは離間した位置に掛合保持され、操作レバー(36)を枢支軸(35)廻りに回動操作して一端部がフック部材(33)に引っ掛けられた弾性引掛け部材(37)の他端部を、一端部と枢支軸(35)とを結ぶ線分(X)を乗り越えさせて、操作レバー(36)の遊端側を第2板材(19)若しくは支持ブラケット(34)に接当させることにより、第2板材(19)を第1板材(14)に圧接すべくフック部材(33)を弾性引掛け部材(37)で弾性的に引っ張るようにした止め具であって、
支持ブラケット(34)は互いに対応する取付孔(39)を有する一対の起立片(40)を備え、操作レバー(36)は、一対の起立片(40)間に嵌合されかつ二叉状になっていて互いの離間幅が弾性変形により縮小可能とされた一対の嵌合片(46)を有し、一対の嵌合片(46)の外面に、対応する起立片(40)の取付孔(39)に挿入される前記枢支軸(35)が一体に突設されていることを特徴とする止め具。 - ロータリ耕耘機(1)の後部カバー(14)の下端側に設けられた切欠き部(18)を閉鎖カバー(19)で着脱自在に塞ぐために使用される止め具であって、
前記第1板材(14)が後部カバーとされ、前記第2板材(19)が閉鎖カバーとされていることを特徴とする請求項1に記載の止め具。 - 枢支軸(35)を取付孔(39)に挿入するときに案内する傾斜面(47)が枢支軸(35)の軸端に軸心に対して傾斜して設けられ、枢支軸(35)の外周面は、弾性引掛け部材(37)の引っ張り力を受ける側の面が軸方向長さの最も短い面から周方向にずれた位置に設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の止め具。
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Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5725435U (ja) * | 1980-07-21 | 1982-02-09 | ||
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JPH04222502A (ja) * | 1990-12-21 | 1992-08-12 | Kubota Corp | 均平カバーの弾下装置 |
JPH11146857A (ja) * | 1997-11-18 | 1999-06-02 | Hiroto Okuma | 漂白剤含有繊維モップ及びモップ用繊維編・織体 |
JP2001252438A (ja) * | 2000-03-13 | 2001-09-18 | Mashiro:Kk | パチンコ機の球抜き装置 |
JP2003535667A (ja) * | 2000-06-23 | 2003-12-02 | ビック ヴァイオレックス ソシエテ アノニム | 可動髭剃りヘッドを備えたかみそり |
-
2009
- 2009-11-16 JP JP2009260948A patent/JP5463123B2/ja active Active
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JP5463123B2 (ja) | 2014-04-09 |
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