JP2011103178A - 非水系二次電池及び電池モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】リチウムイオン二次電池のような非水系二次電池において、充放電時の副反応によるセル内部の局所的な電位分布を解消し、容量劣化や正極材料劣化,金属リチウム析出などがない電池及び電池モジュールを提供する。
【解決手段】正極と負極と電解液とを含み正極または負極から電解液中へイオンを放出する、あるいは吸蔵する反応を繰り返して充放電する非水系二次電池において、二次電池内部の電解液中に、充放電に使われるイオンと同種イオンを溶出するイオン供給源と、負極の表面の一部に接しているメッシュ電極と、イオン供給源とメッシュ電極を接続してメッシュ電極側を+極性として配置されるダイオードを設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、非水系二次電池に係り、特に、ポータブル機器,電気自動車,電力貯蔵等に用いるに好適な、高エネルギー密度リチウムイオン二次電池及びその電池モジュールに関する。
炭素材料を負極活物質として用いるリチウムイオン二次電池においては、電池を製造した後の初回充電時の負極充電反応に伴う副反応により、負極表面に皮膜ができることが知られている。
この皮膜は、比較的高温環境下での保存時や、充放電サイクルに伴う負極表面副反応の進行に伴い成長することが知られている。この副反応は、負極内のリチウムイオン脱離を伴うため、正極や負極の電位が高電位側にシフトすることによる容量劣化や、負極表面皮膜の膜厚増加に伴う抵抗上昇などの電池特性の劣化を発生させてしまうことが課題となっている。
この課題を解決する従来技術として、例えば、炭素負極にリチウムを取り付けることが特許文献1に開示されている。特許文献1に開示されている技術は、炭素負極に取り付けたリチウムが自己溶解し、イオンを炭素負極へ放出するため副反応によって負極内部から脱離したイオンが補われるものである。これにより負極を低電位側に戻して容量劣化を抑制することが可能である。
また、特許文献2には、リチウムを電池内部の第3電極として配置し、セル表面に第3電極が接続された電極端子を配置して、負極からのリチウムイオン脱離量を第3電極と負極電極の電位差から判断して、消費されたリチウムイオンを供給することが記載されている。これによって、負極を低電位側に戻して容量劣化を抑制することが可能である。
さらに、特許文献3には、第3電極と正極の間に電位測定手段が設けられ、電位差が所定以上の場合に、自動的に消費されたリチウムイオンを供給することが記載されている。
特開平5−234622号公報 特開平8−190934号公報 特開2007−305475号公報
しかしながら、従来技術のようなリチウムイオン供給の取り組みは、負極表面の副反応発生状況及び各電極の高電位側へのシフトが、セル内部で均一であることを前提としている。
この負極表面の副反応は、温度上昇や充放電サイクル数の増加及び大電流の充放電により加速進行することが知られている。これらの要因が複数重なりあう状況として、大型のリチウムイオン電池セルを大電流で何度も充放電する場合が挙げられる。
リチウムイオン電池を大電流で充放電を繰り返した場合、電池の内部抵抗を起因とするジュール発熱によりセルが発熱する。発生した熱はセル外周部から空気中に放熱されるが、セル中心部と外周部とには熱抵抗が存在することから、特にセルが大型になった場合、セル中心部はセル外周部より高温になる。加えて、リチウムイオン二次電池では一般に温度上昇により内部抵抗が低下するため、セル中心部はセル外周部より電流が集中することになる。
このように、セル中心部はセル外周部と比較して高温かつ大電流であると思われるため、セル中心部の負極表面の副反応はセル外周部より加速進行していることが類推できる。
このようなセル内の局所的な電位分布は、セル外部から観測される正極と負極との間の電圧からは一切検出不可能であり、リチウムを第3電極とした場合の電圧検出でも不可能である。
本発明の目的は、このような問題や課題を解決するものである。
すなわち、本発明の目的は、リチウムイオン二次電池のような非水系二次電池において、充放電時の副反応によるセル内部の局所的な電位分布を解消し、容量劣化を抑制することができる非水系二次電池及び電池モジュールを提供することにある。
本発明は、正極と負極と電解液とを含み、正極または負極から電解液中へイオンを放出する、あるいは、吸蔵する反応を繰り返して充放電する非水系二次電池に関するものであり、この二次電池内部の電解液中に充放電に使われるイオンと同種のイオンを溶出するイオン供給源と、負極の表面の一部にまたは正極の表面の一部に接しているメッシュ電極と、イオン供給源とメッシュ電極を接続してメッシュ電極側を+極性として配置されるダイオードを設けたことを特徴としている。
また、ダイオードの代わりに抵抗素子を用いてもよい。つまり、イオン供給源とメッシュ電極とを抵抗素子で接続してもよい。
さらに、負極とイオン供給源とメッシュ電極とを接続し、負極をゲート端子に接続したトランジスタを用いてもよい。
ここで、正極は、リチウムを含む酸化物を正極活物質とし、集電体である正極箔の両面に塗布されたものである。負極は、炭素系材料を負極活物質とし、集電体である負極箔の両面に塗布されたものである。電解液は、リチウムを含む塩を溶解させた有機電解液である。イオン供給源は、リチウムを含む材料であり、メッシュ電極は、正極若しくは負極の活物質表面と接していることが望ましい。
更に、詳細にいえば、正極材料としては、LixCoO2,LixNiO2,LixMn24,LixFeO2(但し、xは0から1の範囲)などが、負極活物質としては、黒鉛層間距離が0.344nm以下である黒鉛,コークス等の炭素系材料が、充放電の可逆性に優れていて望ましい。
電解液としては、エチレンカーボネートに、ジメトキシエタン,ジエチルカーボネート,ジメチルカーボネート,メチルエチルカーボネート,γ−ブチロラクトン,プロピオン酸メチル,プロピオン酸エチルのうち少なくとも1種類を加えた混合溶媒と、LiClO4,LiPF6,LiBF4,LiCF3SO3などのリチウムを含む塩のうち少なくとも1種類の電解質とを用い、リチウム濃度が、0.5から2.0mol/lの範囲とすることが望ましい。
また、正極と負極との間に電解液を保持するシート状のセパレータを配置し、正極とセパレータと負極とセパレータとを交互に重ね合わせて円筒形に捲回して電極群を構成し、電極群を円筒状の金属缶に挿入する電池セルでは、メッシュ電極とイオン供給源とは、電極群の中心軸付近に配置されていることが望ましい。
これらの二次電池を複数個用いて、組電池を形成し、組電池の正極及び負極を直列、もしくは、直並列に接続して電池モジュールとしてもよい。
本発明により、容量劣化が抑制できる非水系二次電池及び電池モジュールを提供でき、長寿命でより安全性の高まる非水系二次電池及び電池モジュールを提供することができる。
実施例1におけるリチウムイオン二次電池セルの概略図。 実施例1におけるリチウムイオン二次電池セルの断面図。 実施例1におけるリチウムイオン二次電池セルの機能図。 実施例2におけるリチウムイオン二次電池セルの概略図。 実施例2におけるリチウムイオン二次電池セルの断面図。 実施例2におけるリチウムイオン二次電池セルの機能図。 実施例3におけるリチウムイオン二次電池セルの概略図。 実施例3におけるリチウムイオン二次電池セルの断面図。 実施例3におけるリチウムイオン二次電池セルの機能図。 実施例4におけるリチウムイオン二次電池セルの概略図。 実施例4におけるリチウムイオン二次電池セルの断面図。 実施例5におけるリチウムイオン二次電池セルの機能図。 実施例6におけるリチウムイオン二次電池セルの機能図。 実施例7におけるリチウムイオン二次電池セルの機能図。 リチウムイオン二次電池セルの初期充放電状態を示す図。 リチウムイオン二次電池セルの試験後の外周部の充放電状態を示す図。 リチウムイオン二次電池セルの分解後、部分電極調査位置を示す図。 リチウムイオン二次電池セルの中心部電極の充放電特性を示す図。 リチウムイオン二次電池セルの中間部電極の充放電特性を示す図。 リチウムイオン二次電池セルの外周部電極の充放電特性を示す図。 実施例8におけるリチウムイオン二次電池モジュールの概略図。
本発明を実施するための最良の形態を以下に説明する。
図1に、本実施例におけるリチウムイオン二次電池セルの概略図を、図2に、図1のA−A′の断面図を、また、図3に、本実施例におけるリチウムイオン二次電池セル機能を表わす図を示す。
図1および図2に示すように、電池缶100の内部に電極群101が挿入されている。電極群101は、正極200と負極300、及びセパレータ350を正極と負極の間に交互に重ねて円筒形に捲回したものである。
そして、セル外周部から最も遠い位置であり、セルが発熱した際に、最も温度が高くなる位置である中心部付近の負極300の表面上にメッシュ電極400を配置し、そのメッシュ電極400とイオン供給源401とを、メッシュ電極400を+極性側として、ダイオード402で接続している。
イオン供給源401は、おなじくセル外周部から最も遠い位置であり、セルが発熱した際に最も温度が高くなる位置であろうと思われる電極群の中心軸にある隙間に挿入されている。
これらのほかに電池缶100には電解液360が注入され、正極蓋102とガスケット103とで封止されている。
本実施例では電池の正極活物質としてLiCoO2、導電剤としてアセチレンブラックを7wt%、結着剤としてポリフッ化ビニリデン(PVDF)を5wt%添加して、これにN−メチル−2−ピロリドンを加え混合して正極合剤のスラリーを調製した。
この正極合剤スラリーを厚み25μmのアルミニウム箔である正極箔201(図3参照)の両面に塗布乾燥後、プレス,裁断することで、正極箔201の両面に正極材202(図3参照)を結着させ、正極200とした。
同様に負極活物質としては難黒鉛化炭素を使用し、結着剤としてPVDFを8wt%添加して、これにN−メチル−2−ピロリドンを加え混合して負極合剤のスラリーを調製した。
この負極合剤スラリーを厚み10μmの銅箔である負極箔301(図3参照)の両面に塗布し、プレス,裁断することで、負極箔301の両面に負極材302(図3参照)を結着させ、負極300とした。
イオン供給源401には、金属リチウムを用いている。
そして、この金属リチウムに対して、本実施例における負極材料は、通常使用範囲において、充電時には約0.1V,放電時には約1.2Vまで電位変化する。
図3に示すように、負極表面の副反応によるリチウムイオン脱離により中心部の負極が高電位化した場合にのみ、ダイオード402を通して電流が流れるようにするため、ダイオード402は電圧の閾値として+1.2V以上の電位差があった場合のみ電流が通過する特性をもつものを使用している。
また、中心部の負極が高電位化したことを検出するために、メッシュ電極400は負極材302の中心部付近の表面にのみ張り付けてあり、リチウムイオンが通過できるように穴が開いた銅箔を使用している。
本実施例ではダイオード402の閾値は1.2Vとしてあるが、電池セルの使用目的によっては狭い充放電範囲しか使用せず、負極材302の電位変化が小さいと見込める場合は、例えば0.6V程度の閾値が小さいダイオードを使用してもよい。また、メッシュ電極材料においても銅箔以外の金属箔を使用してもよい。
ここで、実際に、電池セルを大電流で充放電した場合の結果を、図15〜図20を用いて説明する。
実験に用いた電池セルは、直径40mm,長さ108mm,電気容量5.5Ahである。
このセルに電流90Aで充放電時間90秒の充放電を3000回繰り返した後、セルを分解し、図17で示すようなセルの中心部,中間部,外周部の正極電極及び負極電極を切り出して、部分的電極の充放電特性を調査した。
図18に中心部電極の充放電特性、図19に中間部電極の充放電特性、図20に外周部電極の充放電特性を示す。横軸が充放電容量、縦軸が電圧もしくは電位である。図中、白抜き丸(○)で示した曲線が正極と負極との間の電圧、白抜き三角(△)が参照極として挿入したリチウムに対する正極の電位、白抜きの四角(□)が同じくリチウムに対する負極の電位を示している。
塗りつぶし菱形(◆)は正極の部分電極とリチウムだけで充放電測定した場合の特性、塗りつぶし四角(■)は負極の部分電極とリチウムだけで充放電測定した場合の特性である。
これらの図によると、セルの中心部の電極はセルの外周部の電極より、充放電容量が小さく、また正極,負極とも高電位になっている。これはセルの中心部が高温かつ電流集中したために、負極表面の副反応が加速された結果と考えられる。
セルの外周部やセルの中心部の初期状態の充放電状態を図15に示す。これに対して、高温かつ電流集中により負極表面の副反応が加速され、負極内部からリチウムイオンが脱離することにより、セルの中心部の負極電位は高電位側にシフトする。ここで、充放電時に外部から規定される電圧は、正極と負極の電位差であるため、負極が高電位である場合、正極も高電位側にシフトする。その結果、中心部電極では図16のような充放電状態になっていると考えることができる。
このようなセルの中心部の電極の高電位化、特に正極の高電位化は、正極活物質であるLiCoO2などの結晶崩壊や酸素脱離等の劣化原因となるため望ましくない。また、同一電極箔上ある電極材料の片側が高電位であるということは、逆側は補償のために低電位になる必要がある。実際に、図20に示してある外周部負極の部分電極電位は、非常に低い電位を示しており、充電時には負極表面に金属リチウムが析出する可能性がある。
本実施例の電池セルにおいては、直径40mm、軸方向長さは108mmであったが、電気容量は約5.0Ahであった。上述の実験と同様の実験とするために、電気容量に対する電流の比率をあわせて、このセルに電流82Aで充放電時間90秒の充放電を3000回繰り返した後に、セルを分解した。セルの中心部と外周部の負極電極を切り出して、中心部と外周部の負極電極の電位差を測定したところ、セルの中心部と外周部の電位差は、図18と図20が示す負極放電時の電位差0.5Vより小さく、約0.2Vであり、セル内部の局所的な電位差を低減することができた。
以上により、本実施例では、充放電時の発熱によるセル内温度分布を原因とするセル内部の局所的な電位分布を解消することができた。これにより容量劣化や正極材料劣化,金属リチウム析出などがない電池を提供できる。
すなわち、リチウムイオン二次電池のような非水系二次電池において、充放電時の副反応によるセル内部の局所的な電位分布を解消し、容量劣化や正極材料劣化,金属リチウム析出などがない電池及び電池モジュールを提供することができる。
本実施例は、以下の点を除けば、実施例1と同様である。
図4に本実施例におけるリチウムイオン二次電池セルの概略図を、図5に図4のB−B′の断面図を、また図6に本実施例におけるリチウムイオン二次電池セル機能を表わす図を示す。
本実施例においては、セルの外周部から最も遠い位置であり、セルが発熱した際に、最も温度が高くなる位置である中心部付近の負極300の表面上にメッシュ電極400が配置されている点では実施例1と同じであるが、そのメッシュ電極400とイオン供給源401、及び負極300がトランジスタ403で接続されている。
ここで、メッシュ電極400はトランジスタ403のゲート端子に接続されていることが特徴である。またトランジスタ403は負極300のうち負極箔301に接続されている。
このような構成とすることで、メッシュ電極400が検出するセルの中心部付近の負極材302の電位が、セル全体の負極材302の平均電位である負極箔301より高くなった場合のみ、イオン供給源401と負極箔301の間に電流が流れ、イオン供給源401から近い負極材302から優先的にイオンが供給されることになる。
本実施例においてもイオン供給源401はリチウムを用いており、セルの外周部から最も遠い位置であり、セルが発熱した際に最も温度が高くなる位置であろうと思われる電極群の中心軸にある隙間に挿入されているため、最も高電位化の変化が発生しやすい部位を選択的に低電位化させることができる。
本実施例の電池セルにおいても、実施例1と同じように、直径40mm、軸方向長さは108mmであったが、電気容量は約5.0Ahであった。このセルに電流82Aで充放電時間90秒の充放電を3000回繰り返した後に、セルを分解し、セルの中心部と外周部の負極電極を切り出して、中心部と外周部の負極電極の電位差を測定したところ、セルの中心部と外周部の電位差は、実施例1と同じく約0.2Vであり、セル内部の局所的な電位差を低減することができた。
以上により、本実施例では、充放電時の発熱によるセル内温度分布を原因とするセル内部の局所的な電位分布を解消することができた。これにより容量劣化や正極材料劣化,金属リチウム析出などがない電池を提供できる。
本実施例は、以下の点を除けば、実施例1と同様である。
図7に本実施例におけるリチウムイオン二次電池セルの概略図を、図8に図7のC−C′の断面図を、また図9に本実施例におけるリチウムイオン二次電池セル機能を表わす図を示す。
本実施例においては、セル外周部から最も遠い位置であり、セルが発熱した際に、最も温度が高くなる位置である中心部付近の負極300の表面上にメッシュ電極400が配置されている点では実施例1と同じであるが、そのメッシュ電極400とイオン供給源401が抵抗404で接続されている。
このような構成とすることで、メッシュ電極400が検出するセルの中心部付近の負極材302の電位が、イオン供給源401より大きくなるに従って、イオン供給源401とメッシュ電極400の間により大きい電流が流れ、イオン供給源401から近い負極材302から優先的にイオンが供給されることになる。
本実施例においてもイオン供給源401はリチウムを用いており、セル外周部から最も遠い位置であり、セルが発熱した際に最も温度が高くなる位置であろうと思われる電極群の中心軸にある隙間に挿入されているため、最も高電位化の変化が発生しやすい部位を選択的に低電位化させることができる。
本実施例の電池セルにおいても、実施例1と同じように、直径40mm、軸方向長さは108mmであったが、電気容量は約5.0Ahであった。このセルに電流82Aで充放電時間90秒の充放電を3000回繰り返した後に、セルを分解し、セルの中心部と外周部の負極電極を切り出して、中心部と外周部の負極電極の電位差を測定したところ、セル中心部と外周部の電位差は、約0.3Vであり、セル内部の局所的な電位差を低減することができた。
以上により、本実施例では、充放電時の発熱によるセル内温度分布を原因とするセル内部の局所的な電位分布を解消することができた。これにより容量劣化や正極材料劣化,金属リチウム析出などがない電池を提供できる。
本実施例は、以下の点を除けば、実施例2と同様である。
図10に本実施例におけるリチウムイオン二次電池セルの概略図を、図11に図10のD−D′の断面図を示す。
本実施例においては、電池缶100の外形は円筒形ではなく、角型となっている。正極,負極の電極材料などは実施例1及び2と同じであり、正極200,負極300,セパレータ350を重ね巻するときに、円筒状ではなく反物状に巻いて、直方体型の電池缶100に挿入している。
このような場合においても、外周部から最も遠い位置であり、セルが発熱した際に、最も温度が高くなる位置と思われる中心部付近の負極300の表面上にメッシュ電極400が配置されている。また、イオン供給源401も同様な位置に配置されている。なお、メッシュ電極400とイオン供給源401、及び負極300がトランジスタ403で接続されている点は実施例2と同じである。
このような構成とすることで、メッシュ電極400が検出するセル中心部付近の負極材302の電位が、セル全体の負極材302の平均電位である負極箔301より高くなった場合のみ、イオン供給源401と負極箔301の間に電流が流れ、イオン供給源401から近い負極材302から優先的にイオンが供給されることになる。
本実施例においてもイオン供給源401はリチウムを用いており、セル外周部から最も遠い位置であり、セルが発熱した際に最も温度が高くなる位置であろうと思われる電極群の中心軸にある隙間に挿入されているため、最も高電位化の変化が発生しやすい部位を選択的に低電位化させることができる。
本実施例の電池セルは図11の断面図の短辺24mm,長辺70mmで、図10の高さ方向長さは100mmであり、電気容量は約5.0Ahであった。このセルに電流82Aで充放電時間90秒の充放電を3000回繰り返した後に、セルを分解し、セルの中心部と外周部の負極電極を切り出して、中心部と外周部の負極電極の電位差を測定したところ、セル中心部と外周部の電位差は、実施例より小さく約0.1Vであり、セル内部の局所的な電位差を低減することができた。
以上により、本実施例では、充放電時の発熱によるセル内温度分布を原因とするセル内部の局所的な電位分布を解消することができた。これにより容量劣化や正極材料劣化,金属リチウム析出などがない電池を提供できる。
本実施例は、以下の点を除けば、実施例1と同様である。
図12に本実施例におけるリチウムイオン二次電池セルの機能を表わす図を示す。
本実施例においては、セル外周部から最も遠い位置でありセルが発熱した際に最も温度が高くなる位置である中心部付近の正極200の表面上にメッシュ電極400が配置されている点が特徴である。
メッシュ電極400とリチウムイオン供給源401は、実施例1と同じく、メッシュ電極400側がダイオード402の+極性側に接続されているように、ダイオード402で接続されている。
本実施例ではイオン供給源401として正極材料と同じLiCoO2を用いている。このイオン供給源401に対して、本実施例における正極材料は通常使用範囲において、充電時には約1.2V、放電時には約0Vまで電位変化する。
負極表面の副反応によるリチウムイオン脱離により中心部負極が高電位化し、それに伴い中心部正極も高電位化した場合にのみ、ダイオード402を通して電流が流れるようにするため、ダイオード402は電圧の閾値として+1.2V以上の電位差があった場合のみ電流が通過する特性をもつものを使用している。
また、中心部の正極が高電位化したことを検出するために、メッシュ電極400は正極材202の中心部付近の表面にのみ張り付けてあり、リチウムイオンが通過できるように穴が開いたアルミ箔を使用している。
ここで、本実施例ではダイオード402の閾値は1.2Vとしてあるが、電池セルの使用目的によっては狭い充放電範囲しか使用せず、正極材202の電位変化が小さいと見込める場合は、例えば0.6V程度の閾値が小さいダイオードを使用してもよい。また、メッシュ電極材料においてもアルミ箔以外の金属箔を使用してもよい。
本実施例の電池セルにおいては、直径40mm、軸方向長さは108mmであったが、電気容量は約5.0Ahであった。上述の実験と同様の実験とするために、電気容量に対する電流の比率をあわせて、このセルに電流82Aで充放電時間90秒の充放電を3000回繰り返した後に、セルを分解した。セルの中心部と外周部の負極電極を切り出して、中心部と外周部の負極電極の電位差を測定したところ、セル中心部と外周部の電位差は、図18と図20が示す負極放電時の電位差0.5Vより小さく、約0.2Vであり、セル内部の局所的な電位差を低減することができた。
以上により、本実施例では、充放電時の発熱によるセル内温度分布を原因とするセル内部の局所的な電位分布を解消することができた。これにより容量劣化や正極材料劣化,金属リチウム析出などがない電池を提供できる。
本実施例は、以下の点を除けば、実施例5と同様である。
図13に本実施例におけるリチウムイオン二次電池セルの機能を表わす図を示す。
本実施例においては、セル外周部から最も遠い位置であり、セルが発熱した際に、最も温度が高くなる位置である中心部付近の正極200の表面上にメッシュ電極400が配置されている点では実施例5と同じであるが、そのメッシュ電極400とイオン供給源401、及び正極200がトランジスタ403で接続されている。ここで、メッシュ電極400はトランジスタ403のゲート端子に接続されていることが特徴である。またトランジスタ403は正極200のうち正極箔201に接続されている。
このような構成とすることで、メッシュ電極400が検出するセル中心部付近の正極材202の電位が、セル全体の正極材202の平均電位である正極箔201より高くなった場合のみ、イオン供給源401と正極箔201の間に電流が流れ、イオン供給源401から近い正極材202から優先的にイオンが供給されることになる。
本実施例においてもイオン供給源401は正極材料と同じLiCoO2を用いており、セル外周部から最も遠い位置であり、セルが発熱した際に最も温度が高くなる位置であろうと思われる電極群の中心軸にある隙間に挿入されているため、最も高電位化の変化が発生しやすい部位を選択的に低電位化させることができる。
本実施例の電池セルにおいても、実施例5と同じように、直径40mm、軸方向長さは108mmであったが、電気容量は約5.0Ahであった。このセルに電流82Aで充放電時間90秒の充放電を3000回繰り返した後に、セルを分解し、セルの中心部と外周部の負極電極を切り出して、中心部と外周部の負極電極の電位差を測定したところ、セル中心部と外周部の電位差は、実施例5と同じく約0.2Vであり、セル内部の局所的な電位差を低減することができた。
以上により、本実施例では、充放電時の発熱によるセル内温度分布を原因とするセル内部の局所的な電位分布を解消することができた。これにより容量劣化や正極材料劣化,金属リチウム析出などがない電池を提供できる。
本実施例は、以下の点を除けば、実施例5と同様である。
図14に本実施例におけるリチウムイオン二次電池セルの機能を表わす図を示す。
本実施例においては、セル外周部から最も遠い位置であり、セルが発熱した際に、最も温度が高くなる位置である中心部付近の正極200の表面上にメッシュ電極400が配置されている点では実施例5と同じであるが、そのメッシュ電極400とイオン供給源401が抵抗404で接続されている。
このような構成とすることで、メッシュ電極400が検出するセル中心部付近の正極材202の電位が、イオン供給源401より大きくなるに従って、イオン供給源401とメッシュ電極400の間により大きい電流が流れ、イオン供給源401から近い正極材202から優先的にイオンが供給されることになる。
本実施例においてもイオン供給源401は正極材料と同じLiCoO2を用いており、セル外周部から最も遠い位置であり、セルが発熱した際に最も温度が高くなる位置であろうと思われる電極群の中心軸にある隙間に挿入されているため、最も高電位化の変化が発生しやすい部位を選択的に低電位化させることができる。
本実施例の電池セルにおいても、実施例5と同じように、直径40mm、軸方向長さは108mmであったが、電気容量は約5.0Ahであった。このセルに電流82Aで充放電時間90秒の充放電を3000回繰り返した後に、セルを分解し、セルの中心部と外周部の負極電極を切り出して、中心部と外周部の負極電極の電位差を測定したところ、セル中心部と外周部の電位差は、約0.3Vであり、セル内部の局所的な電位差を低減することができた。
以上により、本実施例では、充放電時の発熱によるセル内温度分布を原因とするセル内部の局所的な電位分布を解消することができた。これにより容量劣化や正極材料劣化,金属リチウム析出などがない電池を提供できる。
図21に本実施例におけるリチウムイオン二次電池モジュールを表わす図を示す。
本実施例は、実施例1のリチウムイオン二次電池セルを6つ直列に接続し、セルコントローラ104で各電池セルの状態検知し、充放電制御する電池モジュール500である。なお、各電池缶100は自然空冷により冷却される。
本実施例においては、実施例1のリチウムイオン二次電池セルを使用しているため、充放電時の発熱によるセル内温度分布を原因とするセル内部の局所的な電位分布を解消することができるため、容量劣化や正極材料劣化,金属リチウム析出などをなくすことが可能であり、長寿命で安全性の高い二次電池モジュールを提供できる。
本発明の高エネルギー密度リチウムイオン二次電池は、ポータブル機器,電気自動車,電力貯蔵等に利用可能である。
100 電池缶
101 電極群
102 正極蓋
103 ガスケット
104 セルコントローラ
200 正極
201 正極箔
202 正極材
300 負極
301 負極箔
302 負極材
350 セパレータ
360 電解液
400 メッシュ電極
401 イオン供給源
402 ダイオード
403 トランジスタ
404 抵抗
500 電池モジュール

Claims (12)

  1. 正極と負極と電解液とを含み、前記正極または前記負極から前記電解液中へイオンを放出する、あるいは、吸蔵する反応を繰り返して充放電する非水系二次電池において、
    前記電解液中に前記イオンと同種のイオンを溶出するイオン供給源と、前記負極の表面の一部に接しているメッシュ電極とを有し、
    前記イオン供給源と前記メッシュ電極とを接続し、前記メッシュ電極を+極性として配置されるダイオードを設けたことを特徴とする非水系二次電池。
  2. 正極と負極と電解液とを含み、前記正極または前記負極から前記電解液中へイオンを放出する、あるいは、吸蔵する反応を繰り返して充放電する非水系二次電池において、
    前記電解液中に前記イオンと同種のイオンを溶出するイオン供給源と、前記正極の表面の一部に接しているメッシュ電極とを有し、
    前記イオン供給源と前記メッシュ電極とを接続し、前記メッシュ電極を+極性として配置されるダイオードを設けたことを特徴とする非水系二次電池。
  3. 正極と負極と電解液とを含み、前記正極または前記負極から前記電解液中へイオンを放出する、あるいは、吸蔵する反応を繰り返して充放電する非水系二次電池において、
    前記電解液中に前記イオンと同種のイオンを溶出するイオン供給源と、前記負極の表面の一部に接しているメッシュ電極とを有し、
    前記イオン供給源と前記メッシュ電極とを抵抗素子で接続していることを特徴とする非水系二次電池。
  4. 正極と負極と電解液とを含み、前記正極または前記負極から前記電解液中へイオンを放出する、あるいは、吸蔵する反応を繰り返して充放電する非水系二次電池において、
    前記電解液中に前記イオンと同種のイオンを溶出するイオン供給源と、前記正極の表面の一部に接しているメッシュ電極とを有し、
    前記イオン供給源と前記メッシュ電極とを抵抗素子で接続していることを特徴とする非水系二次電池。
  5. 正極と負極と電解液とを含み、前記正極または前記負極から前記電解液中へイオンを放出する、あるいは、吸蔵する反応を繰り返して充放電する非水系二次電池において、
    前記電解液中に前記イオンと同種のイオンを溶出するイオン供給源と、前記負極の表面の一部に接しているメッシュ電極とを有し、
    前記負極と前記イオン供給源と前記メッシュ電極とを接続し、前記負極をゲート端子として配置されるトランジスタを設けたことを特徴とする非水系二次電池。
  6. 正極と負極と電解液とを含み、前記正極または前記負極から前記電解液中へイオンを放出する、あるいは、吸蔵する反応を繰り返して充放電する非水系二次電池において、
    前記電解液中に前記イオンと同種のイオンを溶出するイオン供給源と、前記正極の表面の一部に接しているメッシュ電極とを有し、
    前記正極と前記イオン供給源と前記メッシュ電極とを接続し、前記正極をゲート端子として配置されるトランジスタを設けたことを特徴とする非水系二次電池。
  7. 請求項1ないし6において、
    前記正極は、リチウムを含む酸化物を正極活物質とし、集電体である正極箔の両面に塗布されたものであり、
    前記負極は、炭素系材料を負極活物質とし、集電体である負極箔の両面に塗布されたものであり、
    前記電解液は、リチウムを含む塩を溶解させた有機電解液であり、
    前記イオン供給源は、リチウムを含む材料であり、
    前記メッシュ電極は、正極の活物質表面、若しくは、負極の活物質表面と接していることを特徴とする非水系二次電池。
  8. 請求項1ないし7において、
    前記正極と前記負極との間に前記電解液を保持するシート状のセパレータを配置し、
    前記正極と前記セパレータと前記負極と前記セパレータとを交互に重ね合わせて円筒形に捲回して電極群を構成し、
    前記電極群は、円筒状の金属缶に挿入してあり、
    前記メッシュ電極と前記イオン供給源とは、前記電極群の中心軸付近に配置されていることを特徴とする非水系二次電池。
  9. 請求項1ないし7において、
    前記正極と前記負極との間に前記電解液を保持するシート状のセパレータを配置し、
    前記正極と前記セパレータと前記負極と前記セパレータとを交互に重ね合わせて反物形状に捲回して電極群を構成し、
    前記電極群は、直方体形状の金属缶に挿入してあり、
    前記メッシュ電極と前記イオン供給源とは、前記電極群の中心付近に配置されていることを特徴とする非水系二次電池。
  10. 請求項1ないし7において、
    前記正極と前記負極との間に前記電解液を保持するシート状のセパレータを配置し、
    前記正極と前記セパレータと前記負極と前記セパレータとを交互に重ね合わせて円筒形に捲回して電極群を構成し、
    前記電極群は、円筒状の金属缶に挿入してあり、
    前記メッシュ電極と前記イオン供給源とは、前記円筒状の金属缶の外周部から最も遠い位置に配置されていることを特徴とする非水系二次電池。
  11. 請求項1ないし7において、
    前記正極と前記負極との間に前記電解液を保持するシート状のセパレータを配置し、
    前記正極と前記セパレータと前記負極と前記セパレータとを交互に重ね合わせて電極群を構成し、
    前記電極群は、直方体形状の金属缶に挿入してあり、
    前記メッシュ電極と前記イオン供給源とは、前記直方体形状の金属缶の外周部から最も遠い位置に配置されていることを特徴とする非水系二次電池。
  12. 請求項1ないし11において、
    非水系二次電池を複数個用いて、組電池を形成し、
    前記組電池の正極及び負極を直列、もしくは、直並列に接続したことを特徴とする電池モジュール。
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