JP2011102244A - 毛髪処理剤 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】アルカリ剤を含有する第1剤と、酸化剤を含有する第2剤とかなる毛髪処理剤であって、(A)カチオン化ヒアルロン酸(好ましくは重量平均分子量10万〜30万のカチオン化ヒアルロン酸)、並びに(B)炭化水素類及び/又はロウ類(好ましくは室温で固形の炭化水素類及び/又はロウ類)、所望により更に(C)両性高分子化合物(好ましくはジメチルジアリルアンモニウムを構成単位として含む両性高分子化合物)を含有することを特徴とする毛髪処理剤とする。
【効果】施術後の毛髪のごわつき感を抑制し、毛先が硬い仕上がり感となることを抑制してまとまり性に優れる。加えて、毛髪脱色剤として用いると毛髪の脱色性に優れ、また、酸化染毛剤として用いると毛髪の染色性に優れる。
【選択図】なし

Description

本発明は、毛髪処理剤に関する。詳しくは、毛髪脱色剤や酸化染毛剤などとして用いる毛髪処理剤に関する。
一般に、毛髪脱色剤は脱色効果が優れていることから、アルカリ剤を含有する第1剤と、酸化剤を含有する第2剤とを使用時に混合する二剤式の毛髪脱色剤が主流となっている。また、染毛剤は効果が持続的であることから、アルカリ剤と酸化染料を含有する第1剤と、酸化剤を含有する第2剤とを使用時に混合する二剤式の酸化染毛剤が主流となっている。
二剤式の毛髪脱色剤は、使用時にアルカリ剤と過酸化水素とが作用して酸素を発生させ、これにより毛髪中のメラニン色素を分解して毛髪を脱色する。また、二剤式の酸化染毛剤は、発生した酸素が毛髪中のメラニン色素を酸化分解すると共に、酸化染料を毛髪内で酸化重合することにより毛髪を染色する。
また、第1剤中のアルカリ剤は、過酸化水素との作用の他、毛髪表面のキューティクルを膨潤させ、染料を毛髪内部に浸透させて染毛効果を向上させるといった効果も有している。
しかし、毛髪表面のケラチン蛋白は、過酸化水素によりシスチン結合がシステイン酸に酸化されたり、また、アルカリ剤によって分解され易いことから、毛髪が損傷し枝毛や断毛等が生じるといった問題を有している。
このような問題を解決するために、カチオン化ヒアルロン酸を用いた毛髪改質剤をヘアカラーの前処理液として用いることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、このようなカチオン化ヒアルロン酸を、酸化剤を含有する毛髪処理剤に配合すると、毛髪の保湿効果を確保しつつ毛髪の毛束感の発生を防止できることが報告されている(例えば、特許文献2〜3を参照)。
カチオン化ヒアルロン酸は毛髪改質効果に優れるものの、酸化剤を含有した毛髪処理剤にカチオン化ヒアルロン酸を配合すると、施述後の毛髪はごわつき易く、毛髪の毛先が硬い仕上がり感となりまとまり性に劣るという問題がある。
国際公開第08/133267号パンフレット(段落〔0215〕) 特開2008−266253号公報 特開2008−266239号公報(段落〔0070〕)
そこで、本発明者らが鋭意検討した結果、酸化剤を含有する毛髪処理剤において、カチオン化ヒアルロン酸を炭化水素類及び/又はロウ類とを併用して用いると、施術後の毛髪のごわつき感を抑制し、毛先が硬い仕上がり感となることを抑制してまとまり性に優れるうえ、毛髪の脱色性並びに染色性が向上することを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、
〔1〕アルカリ剤を含有する第1剤と、酸化剤を含有する第2剤とかなる毛髪処理剤であって、(A)カチオン化ヒアルロン酸、並びに(B)炭化水素類及び/又はロウ類を含有することを特徴とする毛髪処理剤、
〔2〕前記(A)成分が、一般式(1):
Figure 2011102244
Figure 2011102244
で表される繰り返しユニットを有するカチオン化ヒアルロン酸であることを特徴とする前記〔1〕に記載の毛髪処理剤、
〔3〕前記(A)成分の分子量が、重量平均分子量で10万〜300万であることを特徴とする前記〔1〕又は〔2〕に記載の毛髪処理剤、
〔4〕前記(B)成分が、室温で固形の炭化水素類及び/又はロウ類であることを特徴とする前記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の毛髪処理剤、
〔5〕更に、(C)両性高分子化合物を含有することを特徴とする前記〔1〕〜〔4〕の何れかに記載の毛髪処理剤、並びに
〔6〕前記(C)成分が、ジメチルジアリルアンモニウムを構成単位として含む両性高分子化合物であることを特徴とする前記〔5〕に記載の毛髪処理剤
に関する。
本発明の毛髪処理剤は、施術後の毛髪のごわつき感を抑制し、毛先が硬い仕上がり感となることを抑制してまとまり性に優れるという効果を奏する。加えて、本発明の毛髪処理剤を毛髪脱色剤として用いると毛髪の脱色性に優れ、また、酸化染毛剤として用いると毛髪の染色性に優れるという効果を奏する。
本発明の毛髪処理剤は、アルカリ剤を含有する第1剤と、酸化剤を含有する第2剤とかなる毛髪処理剤であって、必須成分として、(A)カチオン化ヒアルロン酸、並びに(B)炭化水素類及び/又はロウ類を含有する。
(A)成分のカチオン化ヒアルロン酸とは、下記一般式(3)で表されるとおり、D−グルクロン酸とN−アセチル−D−グルコサミンとの繰り返し単位を有するヒアルロン酸の水酸基又はカルボキシル基をカチオン化剤でカチオン化したヒアルロン酸である。
Figure 2011102244
カチオン化するヒアルロン酸の起源は特に限定されず、例えば、鶏の鶏冠などの生体組織からの抽出物、ストレプトコッカス ピオゲネス(Streptococcus pyogenes)などの微生物による培養物などが挙げられる。
ヒアルロン酸の分子量は特に限定されず、分子量10万〜300万程度のものであっても良いし、加水分解した1000〜10万未満程度の低分子のヒアルロン酸であってもよく、分子量1000程度未満のヒアルロン酸オリゴであっても良い。なかでも、施術後の毛髪のごわつき感を抑制する観点から、カチオン化後のヒアルロン酸の分子量が、10万〜300万程度のものが好ましく、分子量50万〜150万程度のものがより好ましい。尚、本発明における平均分子量とは、重量平均分子量を示す。
ヒアルロン酸をカチオン化するカチオン化剤は、汎用されるカチオン化剤でよく、例えば、グリシジルトリメチルアンモニウムハライド、グリシジルトリエチルアンモニウムハライド、グリシジルトリプロピルアンモニウムハライドなどのグリシジルトリアルキルアンモニウムハライドが挙げられる。また、そのハライドのハロゲン原子としては、Cl、Br、Iなどが挙げられる。なかでも、反応性が良好なことから、グリシジルトリメチルアンモニウムクロリドが好ましく用いられる。尚、グリシジルトリアルキルアンモニウムハライドは、市販品を用いることができる。例えば、商品名「SY−GTA80」(阪本薬品工業社製)などが挙げられる。
カチオン化は、次式(4)の繰り返し単位を有するヒアルロン酸と、
Figure 2011102244
次式(5)で表される前記カチオン化剤とを、
Figure 2011102244
通常、水、メタノール、エタノール、又は水とメタノール或いはエタノールの混合液などの溶液中、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリの存在下で、室温〜還流温度にて、0.5〜3日程度反応させることにより、ヒアルロン酸の水酸基又はカルボキシル基がカチオン化された、次式(6)の繰り返し単位を有するカチオン化ヒアルロン酸を得ることができる。
Figure 2011102244
Figure 2011102244
前記式(6)中、ヒアルロン酸のカルボキシル基をカチオン化する場合は、前記式(4)のヒアルロン酸1単位(便宜上、1モルと換算する。)に対し、カチオン化剤を1〜5モルとを反応温度40〜60℃程度の温度で0.5〜3時間程度反応させるのが好ましい。また、ヒアルロン酸の水酸基をカチオン化する場合は、ヒアルロン酸1単位に対し、カチオン化剤を1〜8モルとを反応温度10〜30℃程度の温度で1〜3日程度反応させるのが好ましい。
ヒアルロン酸のカチオン化は、必ずしも、式(4)で表されるヒアルロン酸の1単位あたりに全ての水酸基又はカルボキシル基に導入される必要はなく、水酸基に導入する場合は、通常、1単位あたりに0.1〜2分子程度導入されていれば良い。尚、カチオン基が水酸基に導入されたカチオン化ヒアルロン酸の場合、そのカルボキシル基は、毛髪処理剤中でアルカリ塩となっていても良い。
また、ヒアルロン酸のカルボキシル基にカチオン基を導入する場合は、通常、1単位あたりに0.1〜0.5分子程度導入されていれば良い。尚、カチオン化の導入割合(カチオン化率)は、反応前のヒアルロン酸の窒素含有率と、カチオン化後の窒素含有率から求めることができる。
これらカチオン化ヒアルロン酸のうち、毛髪への染色性をより良好にする観点から、式(6)中、Rにカチオン性基が導入されたカチオン化ヒアルロン酸を用いるのが好ましい。
尚、上記したカチオン化ヒアルロン酸は、市販品をそのまま用いることができる。例えば、商品名「HA−QUAT」(エンゲルハード社製)、商品名「ヒアロベール」(キユーピー社製)などが挙げられる。
カチオン化ヒアルロン酸の含有量は、本発明の効果を発揮すれば特に限定されないが、毛髪の脱色・染色性を向上させる観点から、毛髪処理剤中、0.005質量%以上が好ましく、0.025質量%以上がより好ましい。また、ごわつき感を抑制する観点から、0.5質量%以下が好ましく、0.25質量%以下がより好ましい。これらのことから、毛髪処理剤中のカチオン化ヒアルロン酸の含有量は、0.005〜0.5質量%とすることが好ましく、より好ましくは0.025〜0.25質量%とするとよい。
(B)成分の炭化水素類およびロウ類は、本発明の効果を発揮すれば特に限定されないが、炭化水素類としては、例えば、流動パラフィン、流動イソパラフィン、スクワラン、オゾケライト、セレシン、ワセリン、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレン末などが挙げられる。ロウ類としては、例えば、カルナバロウ、キャンデリラロウ、ホホバ油、ミツロウ、ラノリン、セラックなどが挙げられる。なかでも、毛髪の脱色・染色性を向上させる観点から、オゾケライト、セレシン、ワセリン、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレン末などの室温で固形の炭化水素類を用いるのが好ましい。また、ロウ類は、カルナバロウ、キャンデリラロウ、ミツロウ、ラノリン、セラックなどの室温で固形のロウ類を用いるのが好ましい。尚、本発明における「室温」とは、1〜30℃の雰囲気下の温度範囲を言う。
(B)成分の炭化水素類又はロウ類は、1種を単独で用いても良いし、2種以上を適宜混合して用いても良い。(B)成分の炭化水素類及び/又はロウ類の含有量は、本発明の効果を発揮すれば特に限定されず、毛髪への滞留性の観点から、毛髪処理剤中、0.25質量%以上が好ましく、0.5質量%以上がより好ましい。また、毛髪上での延展性の観点から、5質量%以下が好ましく、2.5質量%以下がより好ましい。これらのことから、毛髪処理剤中の炭化水素類及び/又はロウ類の含有量は、0.25〜5質量%とすることが好ましく、より好ましくは0.5〜2.5質量%とするとよい。
また、本発明の毛髪処理剤には、前記(A)成分が毛髪に過剰に吸着するのを防止する観点から、(C)両性高分子化合物を含有することができる。アルカリ剤や酸化剤などで損傷した毛髪はマイナスに帯電することから、プラス電荷を有する(A)成分は毛髪に吸着し易くなる。しかし、(A)成分が過剰に毛髪に吸着すると、施述後の指通り性が悪くなるが、両性高分子を併用することで、使用感を良好にすることができる。
用い得る両性高分子化合物は、本発明の効果を発揮すれば特に限定されないが、例えば、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル酸共重合体、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド・アクリル酸共重合体、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル酸メチル・アクリル酸共重合体、N−メタクリロイルエチルN,N−ジメチルアンモニウムα−N−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸ブチル共重合体、アクリル酸・アクリル酸メチル・塩化メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウム共重合体、アクリル酸ヒドロキシプロピル・メタクリル酸ブチルアミノエチル・アクリル酸オクチルアミド共重合体などを例示することができる。なかでも、染毛後の髪のまとまり性を向上させる観点から、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル酸共重合体、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド・アクリル酸共重合体、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル酸メチル・アクリル酸共重合体などのジメチルジアリルアンモニウムを構成単位として含む両性高分子化合物を用いるのが好ましい。尚、これら両性高分子化合物は、1種を単独で使用しても良いし、2種以上を適宜組合わせて用いても良い。
尚、上記した両性高分子化合物は、市販品をそのまま用いることができる。例えば、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル酸共重合体としては、商品名「マーコート280,295」(カルゴン社製)などを、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド・アクリル酸共重合体としては、商品名「マーコートプラス3330,3331」(カルゴン社製)などを、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル酸メチル・アクリル酸共重合体としては、商品名「マーコートプラス2001」(カルゴン社製)などを例示することができる。
両性高分子化合物の含有量は、本発明の効果を発揮すれば特に限定されないが、脱色・染色性を向上させ、施述後の使用感を良好にする観点から、毛髪処理剤中、0.05質量%以上が好ましく、0.25質量%以上がより好ましい。また、製剤の安定性の観点から、2.5質量%以下が好ましく、1.5質量%以下がより好ましい。これらのことから、第1剤又は第2剤中の両性ポリマーの含有量は、0.05〜2.5質量%とすることが好ましく、より好ましくは0.25〜1.5質量%とするとよい。
尚、前記(A)成分及び(B)成分、(C)成分を用いる場合は(C)成分も、それぞれ独立して第1剤又は第2剤に含有させても良いし、第1剤及び第2剤の双方に含有させても良い。
第1剤中のアルカリ剤は、通常、毛髪処理剤に用いられるものであれば特に限定されない。例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、イソプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノールなどの有機アミン;炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸アンモニウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素アンモニウム、アンモニアなどの無機アルカリを例示することができる。
第1剤中のアルカリ剤の含有量は、本発明の効果を発揮すれば特に限定されないが、毛髪の脱色・染色性の観点から1質量%以上が好ましく、3質量%以上がより好ましい。また、頭皮への刺激性の観点から、15質量%以下が好ましく、12質量%以下がより好ましい。これらのことから、第1剤中のアルカリ剤の含有量は、好ましくは1〜15質量%であり、より好ましくは3〜12質量%である。
本発明の毛髪処理剤は、毛髪脱色剤として用いる場合は、上記アルカリ剤が第1剤に含有されて構成されるが、酸化染毛剤として用いる場合は、更に酸化染料が含有される。尚、本発明における酸化染料とは、自身の酸化重合により発色する染料前駆体、および染料前駆体との反応により種々の色相とするカップラーの双方を意味する。
本発明に用いることのできる酸化染料前駆体としては、例えば、フェニレンジアミン類、アミノフェノール類、ジアミノピリジン類、及びそれらの塩酸塩、硫酸塩等の塩類等が挙げられる。具体的には、p−フェニレンジアミン、トルエン−2,5−ジアミン、トルエン−3,4−ジアミン、2,5−ジアミノアニソール、N−フェニル−p−フェニレンジアミン、N−メチル−p−フェニレンジアミン、N,N−ジメチル−p−フェニレンジアミン、6−メトキシ−3−メチル−p−フェニレンジアミン、N,N−ジエチル−2−メチル−p−フェニレンジアミン、N−エチル−N−(ヒドロキシエチル)−p−フェニレンジアミン、N−(2−ヒドロキシプロピル)−p−フェニレンジアミン、2−クロル−6−メチル−p−フェニレンジアミン、2−クロロ−p−フェニレンジアミン、N,N−ビス−(2−ヒドロキシエチル)−p−フェニレンジアミン、2,6−ジクロル−p−フェニレンジアミン、2−クロル−6−ブロム−p−フェニレンジアミン等のフェニレンジアミン類;パラアミノフェノール、オルトアミノフェノール、パラメチルアミノフェノール、2,4−ジアミノフェノール、5−アミノサリチル酸、2−メチル−4−アミノフェノール、3−メチル−4−アミノフェノール、2,6−ジメチル−4−アミノフェノール、3,5−ジメチル−4−アミノフェノール、2,3−ジメチル−4−アミノフェノール、2,5−ジメチル−4−アミノフェノール、2−クロロ−4−アミノフェノール、3−クロロ−4−アミノフェノール等のアミノフェノール類;2,5−ジアミノピリジン等のジアミノピリジン類等及びそれらの塩類等を例示することができる。
カップラーとしては、例えば、レゾルシン、m−アミノフェノール、m−フェニレンジアミン、2,4−ジアミノフェノキシエタノール、5−アミノ−o−クレゾール、2−メチル−5−ヒドロキシエチルアミノフェノール、2,6−ジアミノピリジン、カテコール、ピロガロール、没食子酸、タンニン酸等及びそれらの塩類等を例示することができる。
第1剤中の酸化染料の含有量は、本発明の効果を発揮すれば特に限定されないが、毛髪への染色性の観点から0.1質量%以上が好ましく、1質量%以上がより好ましい。また、頭皮への刺激性の観点から、10質量%以下が好ましく、5質量%以下がより好ましい。これらのことから、第1剤中の酸化染料の含有量は、好ましくは0.1〜10質量%であり、より好ましくは1〜5質量%である。
尚、本発明にかかる第1剤に酸化染料を含有する場合、その製剤保存中での酸化を防止する観点から、酸化防止剤を含有させることができる。酸化防止剤としては、アスコルビン酸ナトリウム、アスコルビン酸カリウム、アスコルビン酸カルシウム、アスコルビン酸アンモニウム、エリソルビン酸、エリソルビン酸ナトリウム、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム、クエン酸アスコルビル、酢酸アスコルビル、酒石酸アスコルビル、パルミチン酸アスコルビル、ステアリン酸アスコルビル、アスコルビルグルコシド等のアスコルビン酸やアスコルビン酸誘導体の他、亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、ピロ亜硫酸水素塩等を挙げることができる。
第2剤中の酸化剤は、酸化作用を発揮すれば特に限定されない。例えば、過酸化水素、過酸化尿素、臭素酸アルカリ金属等が挙げられる。これらのうち、過酸化水素を用いるのが好ましく、通常、過酸化水素水として用いられる。
第2剤中の酸化剤の含有量は、本発明の効果を発揮すれば特に限定されないが、毛髪の脱色性の観点から、0.01質量%以上が好ましく、0.1質量%以上がより好ましい。また、皮膚刺激や毛髪の損傷を防止する観点から、12質量%以下が好ましく、6質量%以下がより好ましい。これらのことから、第2剤中の酸化剤の含有量は、0.01〜12質量%とすることが好ましく、より好ましくは0.1〜6質量%とするとよい。
尚、本発明の第2剤には、酸化剤の安定剤を含有させることができる。例えば、フェナセチン、ヒドロキシエタンジホスホン酸等を例示することができる。
また、本発明に係る第1剤及び/又は第2剤には、本発明の目的の効果を損なわない範囲であれば、上記した成分のほか、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール;ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール等の高級アルコール;ラウリン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸;ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸イソステアリル、ステアリン酸ステアリル等のエステル;アボガド油、オリーブ油、サフラワー油、硬化油等の動植物油;ポリエチレングリコール、グリセリン、ポリグリセリン、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、1,2−オクタンジオール等の多価アルコール;ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、及びこれらのアルキレンオキシド付加物、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンラノリン等のノニオン性界面活性剤;高級脂肪酸石鹸、アルキル硫酸エステル塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルエーテルリン酸エステル、アルキルエーテルカルボン酸塩、アシルメチルタウリン塩、アルキルスルホコハク酸及びその塩等のアニオン性界面活性剤;アルキルグリシン塩、カルボキシメチルグリシン塩、N−アシルアミノエチル−N−2−ヒドロキシエチルグリシン塩等のグリシン型両性界面活性剤、アルキルアミノプロピオン酸塩、アルキルイミノジプロピオン酸塩等のアミノプロピオン酸型両性界面活性剤、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン等のアミノ酢酸ベタイン型両性界面活性剤、アルキルヒドロキシスルホベタイン等のスルホベタイン型両性界面活性剤等の両性界面活性剤;塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウムなどのアルキルアミン塩;ミリスチン酸ジメチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノプロピルアミドなどの脂肪酸アミドアミン等のカチオン性界面活性剤;増粘剤、抗炎症剤、紫外線吸収剤、着色剤、香料、水等を目的に応じて適宜含有させることができる。
尚、本発明の毛髪処理剤に係る第1剤及び第2剤の剤型としては、液状、ジェル状、クリーム状等の種々の剤型で用いることができ、使用時に第1剤と第2剤を混合して毛髪を施術する。使用時の第1剤と第2剤の混合は、通常、質量比で1:2〜2:1程度で混合すれば良い。
以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定されるものではない。尚、含有量は特記しない限り、質量%である。また、「POE」は、ポリオキシエチレンの略であり、括弧内の数字は付加モル数を表す。
(試料の調製)
表1〜2に示す組成に従い、毛髪脱色剤の各第1剤を定法により調製した。また、表3〜4に示す組成に従い、酸化染毛剤の各第1剤を定法により調製した。各毛髪処理剤は、第1剤20gに対し、下記の第2剤20gとを混合して各実施例および比較例の試験試料を調製した。各試験試料を、下記評価試験に供した。尚、カチオン化ヒアルロン酸は、塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒアルロン酸〔商品名「ヒアロベール」(キユーピー社製)〕を用いた。
(酸化染毛剤第2剤)
過酸化水素水(35%) 16.7
ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.1
精製水 残 部
合 計 100.0
Figure 2011102244
Figure 2011102244
Figure 2011102244
Figure 2011102244
(試験例1:脱色性の評価)
実施例1〜6及び比較例1〜6
重さ2g、長さ10cmの黒色人毛毛束に、「試料の調製」で調製した各試験試料(薬剤)4gを均一に塗布した後、30℃の雰囲気下で30分間放置した。その後、シャンプーを用いて薬剤を水洗後、ドライヤーを用いて毛束を乾燥して、各実施例及び各比較例の試験毛束を得た。
標準品1
標準品1の第1剤20gと、前記第2剤20gとを混合して試験試料(薬剤)を得た。得られた薬剤4gを、重さ2g、長さ10cmの黒色人毛毛束に均一に塗布した後、30℃の雰囲気下で30分間放置した。その後、シャンプーを用いて薬剤を水洗後、ドライヤーを用いて毛束を乾燥して、標準品1の試験毛束を得た。
得られた各試験毛束を分光測色計(ミノルタ社製、CM−3610d型)を用いてL*a*b*表色系の明度L*値を測定し、脱色性を各評価基準に従い評価した。結果を表5に示す。尚、L*値は、値が高いほど脱色性が高いことを示す。
<脱色性の評価基準>
○:標準品1の試験毛束とのL*値の差が+0.5以上である。
△:標準品1の試験毛束とのL*値の差が−0.5以上+0.5未満である。
×:標準品1の試験毛束とのL*値の差が−0.5未満である。
(試験例2:染色性の評価)
実施例7〜12及び比較例7〜12
重さ2g、長さ10cmの白色人毛毛束に、「試料の調製」で調製した各試験試料(薬剤)4gを均一に塗布した後、30℃の雰囲気下で30分間放置した。その後、シャンプーを用いて薬剤を水洗後、ドライヤーを用いて毛束を乾燥して、各実施例及び各比較例の試験毛束を得た。
標準品2
標準品2の第1剤20gと、前記第2剤20gとを混合して試験試料(薬剤)を得た。得られた薬剤4gを、重さ2g、長さ10cmの黒色人毛毛束に均一に塗布した後、30℃の雰囲気下で30分間放置した。その後、シャンプーを用いて薬剤を水洗後、ドライヤーを用いて毛束を乾燥して、標準品2の試験毛束を得た。
得られた各試験毛束を分光測色計(ミノルタ社製、CM−3610d型)を用いてL*a*b*表色系の色差△E*abを測定し、染色性を各評価基準に従い評価した。結果を表6に示す。尚、△E*abは、値が高いほど染色性が高いことを示す。
<染色性の評価基準>
○:標準品2の試験毛束との△E*abの差が+0.5以上である。
△:標準品2の試験毛束との△E*abの差が−0.5以上+0.5未満である。
×:標準品2の試験毛束との△E*abの差が−0.5未満である。
(試験例3:ごわつき感の評価)
試験例1及び2の各実施例及び各比較例の試験毛束を、専門パネラー20名により施術後のごわつき感について、下記基準に基づき評価した。結果を表5〜8に記す。
<ごわつき感の評価基準>
○;20名中15名以上が、ごわつき感が無いと回答。
△;20名中8〜14名が、ごわつき感が無いと回答。
×;20名中7名以下が、ごわつき感が無いと回答。
(試験例4:仕上がり感及びまとまり感の評価)
試験例1及び2の各実施例及び各比較例の試験毛束を、専門パネラー20名により施術後の毛先の硬い仕上がり感の無さ、及び毛髪のまとまり感について、下記基準に基づき評価した。結果を表5〜8に記す。
<仕上がり感の評価基準>
○;20名中15名以上が、毛先に硬い仕上がり感が無いと回答。
△;20名中8〜14名が、毛先に硬い仕上がり感が無いと回答。
×;20名中7名以下が、毛先に硬い仕上がり感が無いと回答。
<まとまり感の評価基準>
○;20名中15名以上が、毛髪が広がらずまとまり感があると回答。
△;20名中8〜14名が、毛髪が広がらずまとまり感があると回答。
×;20名中7名以下が、毛髪が広がらずまとまり感があると回答。
Figure 2011102244
Figure 2011102244
Figure 2011102244
Figure 2011102244
表5〜6の結果から、本発明の毛髪処理剤を毛髪脱色剤として用いると、各比較例の結果と比し、脱色性に優れ、しかも施術後の毛髪のごわつき感を抑制し、毛先が硬い仕上がり感となることを抑制してまとまり性に優れることが分かる。
また、表7〜8の結果から、本発明の毛髪処理剤を酸化染毛剤として用いると、染毛性に優れ、しかも施術後の毛髪のごわつき感を抑制し、毛先が硬い仕上がり感となることを抑制してまとまり性に優れることが分かる。
以下に、本発明の毛髪処理剤の処方例を示す。尚、配合量は質量%である。
(処方例1:毛髪脱色剤)
<第1剤>
ポリオキシエチレン(20)ステアリルエーテル 2.0
ポリオキシエチレン(40)セチルエーテル 2.0
ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油 0.5
28%塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 5.0
マイクロクリスタリンワックス 2.0
ステアリルアルコール 7.0
オクタン酸セチル 1.0
カチオン化ヒアルロン酸 0.1
塩化ジメチルジアリルアンモニウム
・アクリル酸共重合体液 1.0
メチルポリシロキサン 1.0
28%アンモニア水 6.0
モノエタノールアミン 3.0
炭酸水素アンモニウム 1.0
エデト酸二ナトリウム 0.2
ホホバ油 0.1
水溶性コラーゲン 0.1
精製水 残 部
合 計 100.0
<第2剤>
35%過酸化水素水 16.5
ポリオキシエチレン(40)セチルエーテル 0.5
セタノール 1.0
ジプロピレングリコール 1.0
ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.3
精製水 残 部
合 計 100.0
(処方例2:毛髪脱色剤)
<第1剤>
リン酸ジセチル 0.8
ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸 1.6
ポリオキシエチレン(40)セチルエーテル 2.0
流動パラフィン 3.0
マイクロクリスタリンワックス 1.0
セタノール 5.0
セトステアリルアルコール 1.6
濃グリセリン 2.0
カチオン化ヒアルロン酸 0.1
塩化ジメチルジアリルアンモニウム
・アクリル酸共重合体液 1.0
メチルフェニルポリシロキサン 1.0
28%アンモニア水 8.0
炭酸水素アンモニウム 4.0
エデト酸二ナトリウム 0.2
カンゾウ抽出末 0.05
L-アルギニン 0.1
精製水 残 部
合 計 100.0
<第2剤>
35%過酸化水素水 16.5
ポリオキシエチレン(20)セチルエーテル 0.05
無水エタノール 0.5
プロピレングリコール 3.0
ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.05
フェノキシエタノール 0.05
ジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウム 0.2
精製水 残 部
合 計 100.0
<第3剤>
過硫酸カリウム 25.0
過硫酸アンモニウム 30.0
無水メタケイ酸ナトリウム 20.0
炭酸マグネシウム 10.0
塩化ナトリウム 10.0
ケイ酸ナトリウム 4.0
無水ケイ酸 0.95
酸化クロム 0.05
合 計 100.0
(処方例3:酸化染毛剤)
<第1剤>
ポリオキシエチレン(20)ステアリルエーテル 2.0
ポリオキシエチレン(40)セチルエーテル 2.0
28%塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 5.0
ミツロウ 2.0
ステアリルアルコール 7.0
オクタン酸セチル 1.0
カチオン化ヒアルロン酸 0.1
塩化ジメチルジアリルアンモニウム
・アクリル酸共重合体液 1.0
塩化ジメチルジアリルアンモニウム
・アクリルアミド共重合体液 2.0
アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン
・ジメチルシロキサン共重合体 1.0
28%アンモニア水 6.0
モノエタノールアミン 3.0
炭酸水素アンモニウム 1.0
パラフェニレンジアミン 0.4
レゾルシン 0.35
塩酸2,4−ジアミノフェノキシエタノール 0.03
メタアミノフェノール 0.05
無水亜硫酸ナトリウム 0.5
L−アスコルビン酸ナトリウム 0.5
エデト酸二ナトリウム 0.2
ツバキ油 0.1
水溶性コラーゲン 0.1
加水分解シルク 0.1
精製水 残 部
合 計 100.0
<第2剤>
35%過酸化水素水 16.5
ポリオキシエチレン(40)セチルエーテル 0.5
セタノール 1.0
ジプロピレングリコール 1.0
ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.3
精製水 残 部
合 計 100.0
(処方例4:酸化染毛剤)
<第1剤>
ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油 3.0
ポリオキシエチレン(20)セチルエーテル 2.0
30%塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 3.0
マイクロクリスタリンワックス 1.0
セチルアルコール 3.0
オレイルアルコール 2.0
カチオン化ヒアルロン酸 1.0
エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピル
トリエチルアンモニウム 1.0
ポリオキシエチレン(50)
・メチルポリシロキサン共重合体 1.0
28%アンモニア水 6.0
モノエタノールアミン 3.0
炭酸水素アンモニウム 1.0
パラフェニレンジアミン 0.5
パラアミノフェノール 0.5
レゾルシン 0.35
5−アミノオルトクレゾール 0.2
メタアミノフェノール 0.1
無水亜硫酸ナトリウム 0.5
L−アスコルビン酸ナトリウム 0.5
エデト酸二ナトリウム 0.2
ビワ葉エキス 0.1
L-グルタミン酸 0.1
水溶性コラーゲン 0.1
精製水 残 部
合 計 100.0
<第2剤>
35%過酸化水素水 16.5
塩化ジメチルジアリルアンモニウム
・アクリル酸共重合体液 1.0
ラウリル硫酸ナトリウム 0.2
ポリオキシエチレン(20)セチルエーテル 2.0
セタノール 6.0
ジプロピレングリコール 1.0
ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.05
フェノキシエタノール 0.05
ジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウム 0.2
リン酸 0.05
精製水 残 部
合 計 100.0
(処方例5:酸化染毛剤)
<第1剤>
ポリオキシエチレン(20)ステアリルエーテル 2.0
ポリオキシエチレン(40)セチルエーテル 2.0
28%塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 5.0
流動パラフィン 2.0
マイクロクリスタリンワックス 1.0
ステアリルアルコール 7.0
パルミチン酸イソプロピル 1.0
塩化ジメチルジアリルアンモニウム
・アクリル酸共重合体液 1.0
塩化ジメチルジアリルアンモニウム
・アクリルアミド共重合体液 2.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 1.0
28%アンモニア水 6.0
モノエタノールアミン 3.0
炭酸水素アンモニウム 1.0
パラフェニレンジアミン 0.4
パラアミノフェノール 0.2
レゾルシン 0.35
5−アミノオルトクレゾール 0.3
メタアミノフェノール 0.2
無水亜硫酸ナトリウム 0.5
L−アスコルビン酸ナトリウム 0.5
エデト酸二ナトリウム 0.2
アルモンド油 0.1
加水分解コラーゲン 0.1
パールカルクエキス 0.1
精製水 残 部
合 計 100.0
<第2剤>
35%過酸化水素水 16.5
カチオン化ヒアルロン酸 0.1
ポリオキシエチレン(40)セチルエーテル 0.5
セタノール 1.0
ジプロピレングリコール 1.0
ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.3
精製水 残 部
合 計 100.0
(処方例6:酸化染毛剤)
<第1剤>
ポリオキシエチレン(20)ステアリルエーテル 2.0
ポリオキシエチレン(40)セチルエーテル 2.0
28%塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 5.0
ワセリン 2.0
ステアリルアルコール 7.0
パルミチン酸セチル 1.0
塩化ジメチルジアリルアンモニウム
・アクリル酸共重合体液 1.0
塩化ジメチルジアリルアンモニウム
・アクリルアミド共重合体液 2.0
高重合メチルポリシロキサン 1.0
28%アンモニア水 6.0
モノエタノールアミン 3.0
炭酸水素アンモニウム 1.0
パラフェニレンジアミン 0.3
パラアミノフェノール 0.5
レゾルシン 0.1
5−アミノオルトクレゾール 0.3
メタアミノフェノール 0.05
無水亜硫酸ナトリウム 0.5
L−アスコルビン酸ナトリウム 0.5
エデト酸二ナトリウム 0.2
スクワラン 0.1
精製水 残 部
合 計 100.0
<第2剤>
35%過酸化水素水 16.5
ラウリル硫酸ナトリウム 0.2
ポリオキシエチレン(20)セチルエーテル 2.0
セタノール 6.0
ジプロピレングリコール 1.0
ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.05
フェノキシエタノール 0.05
ジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウム 0.2
リン酸 0.05
精製水 残 部
合 計 100.0
<第3剤>
カチオン化ヒアルロン酸 0.5
水溶性コラーゲン 0.5
ヒドロキシエチルセルロース 0.1
1,3−ブチレングリコール 10.0
無水エタノール 10.0
精製水 残 部
合 計 100.0

Claims (6)

  1. アルカリ剤を含有する第1剤と、酸化剤を含有する第2剤とかなる毛髪処理剤であって、(A)カチオン化ヒアルロン酸、並びに(B)炭化水素類及び/又はロウ類を含有することを特徴とする毛髪処理剤。
  2. 前記(A)成分が、一般式(1):
    Figure 2011102244
    Figure 2011102244
    で表される繰り返しユニットを有するカチオン化ヒアルロン酸であることを特徴とする請求項1に記載の毛髪処理剤。
  3. 前記(A)成分の分子量が、重量平均分子量で10万〜300万であることを特徴とする請求項1又は2に記載の毛髪処理剤。
  4. 前記(B)成分が、室温で固形の炭化水素類及び/又はロウ類であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の毛髪処理剤。
  5. 更に、(C)両性高分子化合物を含有することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の毛髪処理剤。
  6. 前記(C)成分が、ジメチルジアリルアンモニウムを構成単位として含む両性高分子化合物であることを特徴とする請求項5に記載の毛髪処理剤。
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