JP2011100940A - 発光素子駆動回路システム及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光素子駆動回路システム及びその発光素子駆動回路システムを備える電子機器において、より好適に発光素子をグラデーション点灯させることである。
【解決手段】発光素子8を駆動する発光素子駆動回路システム10であって、発光素子を予め設定される駆動電流値で駆動する電流回路部と、駆動電流値を、第1の電流値から第1の電流値と異なる第2の電流値へ予め設定される遷移期間で変化させ、第2の電流値から第1の電流値とも第2の電流値とも異なる第3の電流値へ予め設定される遷移期間で変化させるように設定する電流値設定部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光素子駆動回路システム及び電子機器において、特に、発光素子の輝度等を段階的に変化させる発光素子駆動回路システム及びその発光素子駆動回路システムを備える電子機器に関する。
近年、携帯電話等の種々の電子機器に発光素子駆動回路システムが搭載されている。携帯電話等の発光素子を発光(点灯)させることで、液晶画面等に文字・模様等を表示しているが、発光素子の輝度等を段階的に変化させる、換言すれば発光素子をグラデーションさせながら点灯させることがある。
本発明に関連する技術として、例えば、特許文献1には、電池によってLEDを駆動するLED駆動回路であって、LEDのアノード側またはカソード側に挿入され、LEDを流れる電流が所定の目標値となるように制御する定電流回路と、LEDのカソード側かつ定電流回路の下流に接続される抵抗とを有する構成が開示されている。そして、LEDの順方向電圧降下と、所定の目標値となる場合における定電流回路の駆動電圧と、所定の目標値となる場合における抵抗の両端の電圧との和を所定電圧とした場合、所定電圧の値を含む範囲で電圧が残容量に応じて変動する電池と、電池とLEDとの間に接続され、内部に有するスイッチがオンとなった場合、電池電圧を所定電圧以上の大きさに昇圧して出力し、当該スイッチがオフの場合、当該電池電圧をそのまま出力する昇圧回路を備える構成が開示されている。さらに、定電流回路に接続され、電池電圧と所定電圧との大小関係を検知して、電池電圧が所定電圧よりも小さくなった場合のみ、昇圧回路のスイッチをオンにする制御回路を備える構成が開示されている。
特開2005−11895号公報
ところで、図7に示される発光素子駆動回路システムの中には、発光素子をグラデーションさせながら点灯させるために流す発光素子駆動電流(グラデーション電流回路90の出力においては、グラデーション電流と呼ぶ)の値を変化させるものがある。例えば、図7に示されるように、基準電流回路20により出力される基準電流(Iref)をグラデーション電流回路90において演算し、LEDドライバー回路60で増幅されて、図8に示されるような発光素子駆動電流が流される。
具体的には、グラデーション電流回路90において、Igra(グラデーション電流回路90の出力電流)=Agra×Iref×m/n[Agra:任意の定数、n:予め定められた自然数、m:0,1,2・・・n(遷移期間Tをn分割)]の演算式により演算を行った後、LEDドライバー回路60において、ILED=ALED×Igra[ALED:任意の定数]の演算式により増幅する。これにより、時間a1から予め定められた遷移期間Tが加算された時間a2の間で電流値0から電流値ILED1に直線的に変化させ、時間a2から時間a3までは電流値ILED1を保持させる。そして、時間a3からa4の間で電流値ILED1から電流値0に直線的に変化するように出力される。同様の手順で時間a4から時間a7においても図8に示される電流特性の発光素子駆動電流を出力している。
上記発光素子駆動回路システムによって発光素子8が駆動される場合に、図8に示される時間a1から時間a2の間、時間a3から時間a4の間、時間a4から時間a5の間、時間a6から時間a7の間は傾きを有して直線的に変化しているため、発光素子8はグラデーションしながら点灯する、いわゆるグラデーション点灯する。しかし、図7に示される発光素子駆動回路システムでは、駆動電流値が電流値0から電流値ILED1(あるいは電流値ILED2)に変化させたとき、または、電流値ILED1(あるいは電流値ILED2)から電流値0に変化させるときにしか、発光素子8をグラデーション点灯することできない。したがって、電流値0とは異なる第1の電流値から、電流値0とも第1の電流値とも異なる第2の電流値へと変化させたときに発光素子8をグラデーション点灯させることができず、グラデーション点灯状態が制限される場合がある。
本発明の目的は、より好適に発光素子をグラデーション点灯させることを可能とする発光素子駆動回路システム及びその発光素子駆動回路システムを備えた電子機器を提供することである。
本発明に係る発光素子駆動回路システムは、発光素子を駆動する発光素子駆動回路システムであって、発光素子を予め設定される駆動電流値で駆動する電流回路部と、駆動電流値を、第1の電流値から第1の電流値と異なる第2の電流値へ予め設定される遷移期間で変化させ、第2の電流値から第1の電流値とも第2の電流値とも異なる第3の電流値へ予め設定される遷移期間で変化させるように設定する電流値設定部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器は、上記の発光素子駆動回路システムを備えることを特徴とする。
上記構成の発光素子駆動回路システム及び電子機器により、第1の電流値から第1の電流値と異なる第2の電流値へ予め設定される遷移期間で変化させ、第2の電流値から第1の電流値とも第2の電流値とも異なる第3の電流値へ予め設定される遷移期間で変化させる駆動電流値で発光素子を駆動することができる。これにより、発光素子の駆動電流値を任意の電流値から異なる任意の電流値に変化させたときにも、発光素子をグラデーション点灯させることができる。
本発明に係る実施の形態において、発光素子駆動回路システムを示す図である。 (a)本発明に係る実施の形態において、任意電流回路によって出力される第1の基準電流(Ireg1)の特性を示す図である。(b)本発明に係る実施の形態において、任意電流回路によって出力される第2の基準電流(Ireg2)の特性を示す図である。 (a)本発明に係る実施の形態において、LEDドライバー回路が出力する発光素子駆動電流(ILED)の特性を示す図である。(b)本発明に係る実施の形態において、グラデーション電流回路が出力する第1のグラデーション電流(Igra1)の特性を示す図である。(c)本発明に係る実施の形態において、任意電流回路によって出力される第2の基準電流(Ireg2)の特性を示す図である。(d)本発明に係る実施の形態において電流を直線的に変化させる様子を示す図である。(e)本発明に係る実施の形態において電流を曲線的に変化させる様子を示す図である。 本発明に係る実施の形態の変形例において、発光素子駆動回路システムを示す図である。 (a)本発明に係る実施の形態の変形例において、任意電流回路によって出力される第1の基準電流(Ireg1)の特性を示す図である。(b)本発明に係る実施の形態の変形例において、任意電流回路によって出力される第2の基準電流(Ireg2)の特性を示す図である。 (a)本発明に係る実施の形態の変形例において、LEDドライバー回路が出力する発光素子駆動電流(ILED)の特性を示す図である。(b)本発明に係る実施の形態の変形例において、グラデーション電流回路が出力する第1のグラデーション電流(Igra1)の特性を示す図である。(c)本発明に係る実施の形態の変形例において、グラデーション電流回路が出力する第2のグラデーション電流(Igra2)の特性を示す図である。 従来技術において、発光素子駆動回路システムを示す図である。 従来技術において、発光素子駆動電流(ILED)の特性を示す図である。
以下に、本発明に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。また、以下では、携帯電話の液晶画面のバックライトとして機能する発光素子が複数個設けられている場合には、各発光素子(LED)ごとに異なる色を用いるものとしてもよいが、人間の視覚が緑色LED(G−LED)の輝度に対して鈍いことを考慮して、同色のLEDを用いてもよい。例えば、緑色LEDの数を2とし、他の色のLEDの数をそれぞれ1つずつ備えるものとしてもよい。もちろん、緑色LED以外の色のLEDの数を増やすものとしてもよく、また、増やす数を任意に設定してもよい。このように、携帯電話の液晶画面のバックライトとして機能する複数のLEDを1つの制御に対して並列接続するようにしてもよい。また、上記の発光素子の種類、色、色数、個数等は適宜変更することができる。また、以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。そして、本文中の説明においては、必要に応じそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
図1は、発光素子駆動回路システム10を示す図である。図2(a)は、任意電流回路30によって出力される第1の基準電流(Ireg1)の特性を示す図である。図2(b)は、任意電流回路30によって出力される第2の基準電流(Ireg2)の特性を示す図である。図3(a)は、LEDドライバー回路60が出力する発光素子駆動電流(ILED)の特性を示す図である。図3(b)は、グラデーション電流回路40が出力する第1のグラデーション電流(Igra1)の特性を示す図である。図3(c)は、任意電流回路30によって出力される第2の基準電流(Ireg2)の特性を示す図である。図3(d)は、電流を直線的に変化させる様子を示す図である。図3(e)は、電流を曲線的に変化させる様子を示す図である。
発光素子駆動回路システム10は、基準電流回路20と、任意電流回路30と、グラデーション電流回路40と、LEDドライバー回路60とを含んで構成される。発光素子駆動回路システム10は、発光素子8をグラデーション点灯させる機能を有する。なお、以下では、発光素子駆動回路システム10は、携帯電話に搭載され、携帯電話のLEDイルミネーションとして機能する発光素子8を駆動するものとして説明する。
基準電流回路20は、予め定めた基準電流値(Iref)の電流を流す定電流源である。基準電流回路20の出力は、任意電流回路30に入力される。
任意電流回路30は、各時間に応じて異なる電流値へと変化させて出力する機能を有する。具体的には、基準電流回路20から出力される電流に基づいて、図2に示される第1の基準電流(Ireg1)と第2の基準電流(Ireg2)を出力する。ここで、任意電流回路30において、第1の基準電流(Ireg1)と第2の基準電流(Ireg2)は、それぞれIreg1=Areg1×Iref[Areg1:任意の定数]、Ireg2=Areg2×Iref[Areg2:任意の定数]の演算式で演算して求められる。
第1の基準電流(Ireg1)は、時間t1で電流値0(第1の電流値)から第2の電流値(Igra11)となり、時間t1から時間t2まで第2の電流値(Igra11)を保持する。続いて、時間t2で第2の電流値(Igra11)から電流値0へと変化し、時間t2から時間t3の間は、電流値0を保持する。そして、時間t3で電流値0から第4の電流値(Igra12−Igra11)に変化して、時間t3から時間t4の間は第4の電流値(Igra12−Igra11)を保持する。次に、時間t4で第4の電流値(Igra12−Igra11)から電流値0へと変化し、時間t4から時間t5の間は、電流値0を保持する。それから、時間t5で電流値0から第5の電流値(Igra12−Igra13)へと変化し、時間t5から時間t6の間は第5の電流値(Igra12−Igra13)を保持し、時間t6で第5の電流値(Igra12−Igra13)から電流値0へと変化する。
第2の基準電流(Ireg2)は、時間t1から時間t2までの間は電流値0(第1の電流値)を保持し、時間t2において電流値0から第2の電流値(Igra11)へと変化する。続いて、時間t2から時間t4の間は、第2の電流値(Igra11)を保持し、時間t4において第2の電流値(Igra11)から第3の電流値(Igra12)へと変化する。そして、時間t4から時間t5の間は、第3の電流値(Igra12)を保持し、時間t5で第3の電流値(Igra12)から第6の電流値(Igra13)へと変化し、時間t5から時間t6の間は、第6の電流値(Igra13)を保持する。
グラデーション電流回路40は、第1の基準電流(Ireg1)に基づいて、第1のグラデーション電流(Igra1)を演算して出力する機能を有する。グラデーション電流回路40は、第1のグラデーション電流(Igra1)を直線的に変化させる遷移期間(時間t1から時間t2、時間t3から時間t4、時間t5から時間t6、いずれも遷移期間T)において、Igra1=Agra1×Iref×m/n[Agra1:任意の定数、n:予め定められた自然数、m:0,1,2・・・n(遷移期間Tをn分割)]によって演算を行い、図3(b)に示されるような第1のグラデーション電流(Igra1)を出力する。ここで、電流を直線的に変化させるという記載の「直線的に」について図3(d)を用いて詳細に説明する。ここで直線的とは実際には、多階調の階段状制御が進歩したものである。図3(d)では分かりやすくするため8階調としているが、図3(d)における各階段の頂点を線で結ぶと直線的となっており、これはつまり階調が極限まで多くなれば直線的になるということを意味している。なお、本実施形態においては電流を直線的に変化させるものとして説明するが、直線的に限定されず、例えば曲線的に変化させてもよい。ここで、曲線的の意味について図3(e)を用いて説明すると図3(e)に示されるような階段形状で電流を変化させて各階段の頂点を線で結ぶと曲線的となっており、これはつまり階調が極限まで多くなれば曲線的になるということを意味している。なお、人間の視覚で感じる輝度を直線的に変化させるために、使用するLEDの特性によっては曲線的に電流を変化させることが望ましい場合もある。また、図3(e)は曲線的に電流を変化させる場合の実施例のひとつにすぎず、使用するLEDの特性によって好適な曲線は様々であり、曲線の種類を限定するものではない。
第1のグラデーション電流(Igra1)は、時間t1から時間t2の間の遷移期間Tにおいて、電流値0(第1の電流値)から第2の電流値(Igra11)へと直線的に変化し、時間t2で第2の電流値(Igra11)から電流値0へと変化する。続いて、時間t2から時間t3の間は、電流値0を保持する。そして、時間t3から時間t4の間の遷移期間Tで電流値0から第4の電流値(Igra12−Igra11)へと直線的に変化し、時間t4で第4の電流値(Igra12−Igra11)から電流値0へと変化し、時間t4から時間t5の間は、電流値0を保持する。そして、時間t5で電流値0から第5の電流値(Igra12−Igra13)へと変化し、時間t5から時間t6の遷移期間Tで第5の電流値(Igra12−Igra13)から電流値0へと直線的に変化する。
加算回路50は、各時間における第1のグラデーション電流(Igra1)の電流値と、それぞれ対応する各時間における第2の基準電流(Ireg2)とを逐次加算してグラデーション電流(Igra)を出力する機能を有する。具体的には、図3(b)に示される第1のグラデーション電流(Igra1)と図3(c)に示される第2の基準電流(Ireg2)を加算することにより、グラデーション駆動電流(Igra)を求めて、LEDドライバー回路60に対して出力する。ここで、グラデーション電流回路40は、第1のグラデーション電流(換言すれば、第1の逐次的電流設定データ)を出力する第1演算回路と呼び、任意電流回路30は、第2の基準電流(換言すれば、第2の逐次的電流設定データ)を出力する第2演算回路と呼ぶ。また、グラデーション電流回路40と任意電流回路30と加算回路50とをあわせて電流値設定部と呼ぶ。
LEDドライバー回路60は、グラデーション電流(Igra)に基づいて、発光素子8を駆動する発光素子駆動電流(ILED)(図3(a))を算出する電流回路部である。具体的には、LEDドライバー回路60において、ILED=ALED×Igra[ALED:任意の定数]の演算式に基づいて発光素子駆動電流(ILED)を求めて、図3(a)に示される駆動電流値で発光素子8を駆動する機能を有する。
続いて、上記構成の発光素子駆動回路システム10の動作について、図1〜図3を参照して説明する。発光素子駆動回路システム10において、基準電流回路20からは一定の基準電流値(Iref)が出力され、任意電流回路30において、第1の基準電流(Ireg1)と第2の基準電流(Ireg2)が出力される。そして、グラデーション電流回路40において、第1の基準電流(Ireg1)に基づいて第1のグラデーション電流(Igra1)が出力される。続いて、加算回路50において、各時間における第1のグラデーション電流(Igra1)(図3(b))の電流値と、それぞれ対応する各時間における第2の基準電流(Ireg2)(図3(c))の電流値とを逐次加算して、グラデーション電(Igra)が出力される。さらに、グラデーション電流(Igra)がLEDドライバー回路60によって増幅され、発光素子駆動電流(ILED)(図3(a))へ変化されて、図3(a)に示される発光素子駆動電流(ILED)の電流値で発光素子8が点灯される。ここで、図3(a)に示される発光素子駆動電流(ILED)は、時間t1から時間t2の間で電流値0から電流値ILED1(電流値0でない)へと直線的に変化した後に、時間t2から時間t3の間は電流値ILED1(電流値0でない)を保持し、時間t3から時間t4の間で電流値ILED1(電流値0でない)から電流値ILED2(電流値0でない)へと直線的に変化している。このように、発光素子駆動回路システム10によれば、任意の電流値から異なる任意の電流値へと直線的に変化させることができるため、その電流値の変化を利用して発光素子8をグラデーション点灯させることができる。したがって、より好適に発光素子をグラデーション点灯させることができる。
次に、発光素子駆動回路システム10の変形例である発光素子駆動回路システム11について説明する。発光素子駆動回路システム11と発光素子駆動回路システム10との相違は、任意電流回路30およびグラデーション電流回路40のLEDドライバー回路60の出力特性と、グラデーション電流回路80をさらに有する点であり、その点を中心に説明する。
図4は、発光素子駆動回路システム11を示す図である。図5(a)は、任意電流回路30によって出力される第1の基準電流(Ireg1)の特性を示す図である。図5(b)は、任意電流回路30によって出力される第2の基準電流(Ireg2)の特性を示す図である。図6(a)は、LEDドライバー回路60が出力する発光素子駆動電流(ILED)の特性を示す図である。図6(b)は、グラデーション電流回路40が出力する第1のグラデーション電流(Igra1)の特性を示す図である。図6(c)は、グラデーション電流回路80が出力する第2のグラデーション電流(Igra2)の特性を示す図である。
任意電流回路30は、基準電流回路20から出力される基準電流(Iref)に基づいて、図5に示される第1の基準電流(Ireg1)と第2の基準電流(Ireg2)を出力する。第1の基準電流(Ireg1)は、時間t1で電流値0(第1の電流値)から第2の電流値(Igra11)となり、時間t1から時間t3まで第2の電流値(Igra11)を保持する。続いて、時間t3で第2の電流値(Igra11)から電流値0へと変化し、時間t3から時間t5の間は、電流値0を保持する。そして、時間t5で電流値0から第6の電流値(Igra13)に変化して、時間t5から時間t6の間は第6の電流値(Igra13)を保持する。
第2の基準電流(Ireg2)は、時間t1から時間t3までの間は電流値0(第1の電流値)を保持し、時間t3において電流値0から第3の電流値(Igra12)へと変化する。続いて、時間t3から時間t5の間は、第3の電流値(Igra12)を保持し、時間t5において第3の電流値(Igra12)から電流値0へと変化する。そして、時間t5から時間t6の間は、電流値0を保持する。
グラデーション電流回路40は、第1の基準電流(Ireg1)に基づいて、Igra1=Agra1×Iref×m/n[Agra1:任意の定数、n:予め定められた自然数、m:0,1,2・・・n(遷移期間Tをn分割)]によって演算を行い、図6(b)に示されるような第1のグラデーション電流(Igra1)を出力する。第1のグラデーション電流(Igra1)は、時間t1から時間t2の間の遷移期間Tにおいて、電流値0(第1の電流値)から第2の電流値(Igra11)へと直線的に変化し、時間t2から時間t3の間は、第2の電流値(Igra11)を保持する。そして、時間t3から時間t4の間の遷移期間Tで第2の電流値(Igra11)から電流値0へと直線的に変化し、時間t4から時間t5の間は、電流値0を保持する。そして、時間t5から時間t6の遷移期間Tで電流値0から第6の電流値(Igra13)0へと直線的に変化する。
グラデーション電流回路80は、第2の基準電流(Ireg2)に基づいて、Igra2=Agra2×Iref×m/n[Agra2:任意の定数、n:予め定められた自然数、m:0,1,2・・・n(遷移期間Tをn分割)]によって演算を行い、図6(c)に示されるような第2のグラデーション電流(Igra2)を出力する。第2のグラデーション電流(Igra2)は、時間t1から時間t3の間は、電流値0(第1の電流値)を保持し、時間t3から時間t4の間の遷移期間Tにおいて、電流値0から第3の電流値(Igra12)へと直線的に変化し、時間t4から時間t5の間は、第3の電流値(Igra12)を保持する。そして、時間t5から時間t6の間の遷移期間Tで第3の電流値(Igra12)から電流値0へと直線的に変化する。
LEDドライバー回路60は、第1のグラデーション電流(Igra1)と第2のグラデーション電流(Igra2)とが加算回路50によって加算されて出力されたグラデーション電流(Igra)に基づいて、ILED=ALED×Igra[ALED:任意の定数]の演算式によって発光素子8を駆動する発光素子駆動電流(ILED)(図6(a))を算出する電流回路部である。ここで、グラデーション電流回路40は、第1のグラデーション電流(換言すれば、第1の逐次的電流設定データ)を出力する第1演算回路と呼び、グラデーション電流回路80は、第2のグラデーション電流(換言すれば、第2の逐次的電流設定データ)を出力する第2演算回路と呼ぶ。また、グラデーション電流回路40とグラデーション電流回路80と任意電流回路30と加算回路50とをあわせて電流値設定部と呼ぶ。
上記発光素子駆動回路システム11によれば、LEDドライバー回路60から出力された発光素子駆動電流(ILED)は、図6(a)に示されるように、時間t1から時間t2の間で電流値0から電流値ILED1(電流値0でない)へと直線的に変化した後に、時間t2から時間t3の間は電流値ILED1(電流値0でない)を保持し、時間t3から時間t4の間で電流値ILED1(電流値0でない)から電流値ILED2(電流値0でない)へと直線的に変化している。このように、発光素子駆動回路システム11によれば、任意の電流値から異なる任意の電流値へと直線的に変化させることができるため、その電流値の変化を利用して発光素子8をグラデーション点灯させることができる。したがって、より好適に発光素子をグラデーション点灯させることができる。なお、上記実施例はLEDイルミネーションに適用する場合で説明したが、当然ながら液晶画面のLEDバックライト等に適用することも可能である。
8 発光素子、10,11 発光素子駆動回路システム、20 基準電流回路、30 任意電流回路、40,80,90 グラデーション電流回路、50 加算回路、60 LEDドライバー回路。

Claims (5)

  1. 発光素子を駆動する発光素子駆動回路システムであって、
    発光素子を予め設定される駆動電流値で駆動する電流回路部と、
    駆動電流値を、
    第1の電流値から第1の電流値と異なる第2の電流値へ予め設定される遷移期間で変化させ、第2の電流値から第1の電流値とも第2の電流値とも異なる第3の電流値へ予め設定される遷移期間で変化させるように設定する電流値設定部と、
    を備えることを特徴とする発光素子駆動回路システム。
  2. 請求項1に記載の発光素子駆動回路システムにおいて、
    電流値設定部は、
    駆動電流値を、
    第1の時間から予め設定される遷移期間で第1の電流値から第2の電流値へ変化させ、
    第1の時間に予め設定される遷移期間が加算された第2の時間から、第3の時間までの間は、第2の電流値を保持させ、
    第3の時間から予め設定される遷移期間で第2の電流値から第3の電流値へ変化させるように設定することを特徴とする発光素子駆動回路システム。
  3. 請求項2に記載の発光素子駆動回路システムにおいて、
    電流値設定部は、
    第1の時間から第2の時間の間で第1の電流値から第2の電流値へ変化させて、第2の時間で第2の電流値から第1の電流値に変化させ、
    第2の時間から第3の時間の間は第1の電流値を保持し、
    第3の時間から第4の時間の間で第1の電流値から第1の電流値とも第2の電流値とも第3の電流値とも異なる第4の電流値へ変化させて、第4の時間で第4の電流値から第1の電流値に変化させる第1の逐次的電流設定データを出力する第1演算回路と、
    第1の時間から第2の時間の間で第1の電流値を保持させ、
    第2の時間で第1の電流値から第2の電流値に変化させ、
    第2の時間から第4の時間まで第2の電流値を保持させて、第4の時間で第2の電流値から第3の電流値に変化させる第2の逐次的電流設定データを出力する第2演算回路と、
    各時間における第1の逐次的電流設定データと、それぞれ対応する各時間における第2の逐次的電流設定データとを逐次加算する加算回路と、
    を含むことを特徴とする発光素子駆動回路システム。
  4. 請求項2に記載の発光素子駆動回路システムにおいて、
    電流値設定部は、
    第1の時間から第2の時間の間で第1の電流値から第2の電流値へ変化させ、
    第2の時間から第3の時間の間で第2の電流値を保持し、
    第3の時間から第4の時間の間で第2の電流値から第1の電流値へ変化させる第1の逐次的電流設定データを出力する第1演算回路と、
    第1の時間から第3の時間の間で第1の電流値を保持させ、
    第3の時間から第4の時間の間で第1の電流値から第3の電流値へ変化させる第2の逐次的電流設定データを出力する第2演算回路と、
    各時間における第1の逐次的電流設定データと、それぞれ対応する各時間における第2の逐次的電流設定データとを逐次加算する加算回路と、
    を含むことを特徴とする発光素子駆動回路システム。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1に記載の発光素子駆動回路システムを備えることを特徴とする電子機器。
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